JPH11227814A - ディスペンサーヘッドの製造法 - Google Patents

ディスペンサーヘッドの製造法

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JPH11227814A
JPH11227814A JP10323518A JP32351898A JPH11227814A JP H11227814 A JPH11227814 A JP H11227814A JP 10323518 A JP10323518 A JP 10323518A JP 32351898 A JP32351898 A JP 32351898A JP H11227814 A JPH11227814 A JP H11227814A
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0046Details relating to the filling pattern or flow paths or flow characteristics of moulding material in the mould cavity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性と使用の容易性が高く、低コストで製
造できる減流部材を具備する化粧品等の流体の計量分配
用ディスペンサーヘッドを提供する。 【解決手段】 スロット(25)の一方もしくは両方の
側面上に位置する射出点(I)から材料を射出成形して
減流部材を製造する工程を含むディスペンサーヘッドの
製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は流体、例えば、化
粧品または食料品の計量分配用ディスペンサーヘッドの
製造法に関する。この発明は特に、硬質もしくは半硬質
プラスチック材料製の端部材を有するディスペンサーヘ
ッド、および該端部材に固定された弾性変形可能なプラ
スチック材料製減流部材に関する。
【0002】
【従来の技術】英国特許GB−1 046 518号お
よび独国実用新案DE29508151号各明細書には
可撓性壁部を有する容器用ディスペンサーヘッドであっ
て、切断によって形成されて不使用時には相互に接触す
るエッジを備えたスロット有するゴム製もしくはエラス
トマー製閉鎖膜によって包囲された硬質端部材を具有す
るディスペンサーヘッドが開示されている。ユーザーが
容器の壁部に圧力を加えると、スロットのエッジは流体
のスラストによって離反する。この種のディスペンサー
ヘッドを用いることによっては流体を容易に計量するこ
とはできない。流体を取り出すためには、ユーザーは容
器の壁部を強く押さなければならないため、スロットが
開くと流体は急に分配される。このためユーザーは驚い
て容器の押圧操作の停止をすばやくおこなうことができ
ず、結果的に必要以上の流体が分配されることになる。
【0003】仏国特許出願FR−A−2 745 55
2号明細書には、非接触性エッジを有するスロットを備
えた弾性変形可能なプラスチック材料製流動レデューサ
ーを具備するディスペンサーヘッドが記載されている。
該スロットは完全に閉鎖しないので流体の計量分配は容
易であるが、不使用時に容器からの流体の漏出を防止す
ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のタイ
プの減流部材を高い信頼性と低コストで製造することを
可能にするためになされたものである。また、この発明
はこの種の減流部材の信頼性を改良して使用の容易性を
高めると共に、消費者にとってより魅力的な減流部材を
具備した流体の収納分配用器具を提供するためになされ
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、硬質も
しくは半硬質プラスチック材料製のディスペンサー端部
材および該ディスペンサー端部材に固定された弾性変形
可能な減流部材を具備し、該減流部材が分配中の流体の
スラスト効果によって離反するのに適合したエッジを有
する少なくとも1つのスロットを具有する流体の計量分
配用ディスペンサーヘッドの製造法であって、スロット
の一方もしくは両方の側面上に位置する1もしくは複数
の射出点からの射出成形によって減流部材を製造する工
程を含むことを特徴とするディスペンサーヘッドの製造
法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の特定の態様においては、
減流部材は端部材上へ重なり成形(overmold)すること
ができる。即ち、減流部材を端部材の成形に用いた装置
と異なる装置を用いて成形する。
【0007】本発明の変形態様においては、減流部材
は、モールド内で種々の流路系を供給する複数のノズル
を具有する同一の装置内での二軸射出成形によって同時
に製造される。
【0008】本発明の好ましい態様においては、材料ビ
ードと隣接する1つのスロットのみが存在し、弾性変形
可能な熱可塑性材料は該スロットの長手方向に垂直な中
央面に隣接するかまたは該中央面内に位置する軸を有す
るオリフィスを通して射出される。あるいはこの変形態
様においては、スロットの反対側に位置する該中央面に
隣接するかまたは該中央面内に位置する軸を有する2つ
のオリフィスを通して該熱可塑性材料は射出される。該
オリフィスの軸は減流部材の周縁部内へ向いているのが
好ましい。
【0009】特に限定的ではないが、本発明は接触しな
いエッジを有するスロットを形成する成形操作にも適用
できる。驚くべきことには、このような方法を利用する
ことにより、顕著な成形欠陥およぴ減流部材の操作に有
害な脆弱域を有さない減流部材を得ることができ、スロ
ットも小さな幅にもかかわらず特に一定のものが形成さ
れる。
【0010】スリットは成形中に得られるので、前記の
DE−A−29508151号明細書の開示内容とは異
なり、スロットを形成するために減流部材を構成する材
料を切断する別々の操作は不要である。
【0011】本発明はまた次のディスペンサーヘッドを
提供する:ディスペンサー端部材および該ディスペンサ
ー端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具備
し、該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によって
離反するのに適合したエッジを有する少なくとも1つの
スロットを具有する流体の計量分配用ディスペンサーヘ
ッドであって、該減流部材が射出成形によって製造さ
れ、該スロットの一方もしくは両方の側面上に1または
複数の射出点のトレースを有することを特徴とするディ
スペンサーヘッド。好ましい態様においては、スロット
は材料のビードによって縁取りされる。
【0012】本発明は次のディスペンサー端部材用減流
部材を提供する:縁部に薄い領域を有する弾性変形可能
な可撓性膜を具備し、該膜がスロットを有し、該膜の外
側表面が好ましくは不使用時はへこんでおり、該膜の内
側表面が所望によりスロットの周辺とその隣接域に材料
のビードを有することを特徴とする減流部材。好ましい
態様においては、スロットは不使用時は開放される。
【0013】本発明はさらに、容器および上記のディス
ペンサーヘッドを具備する流体の収納分配用器具を提供
する。
【0014】本発明の他の特徴および利点を以下の本発
明の非限定的な実施態様と添付図についての説明によっ
て明らかにする。図1はキャップが開放状態にあるディ
スペンサーヘッドの上面図である。図2は図1のII−
II線に沿った模式的断面図である。図3は図1のII
I−III線に沿った模式的断面図である。図4は図3
の部分的拡大図である。図5は成形中の材料の流動方向
を示す模式図である。図6は流体分配中の減流部材の模
式的断面図である。
【0015】図1〜図3に示すディスペンサーヘッド
(1)は容器に固定されるように設計されている。好ま
しくは、容器は可撓性壁部を有し、流体、例えば、シャ
ンプーまたは起泡性シャワーゲルを収納する。流体の粘
度は、例えば、0.6〜10Pa.sであってもよい。ディ
スペンサーヘッド(1)は本体(2)とキャップ(8)
を有しており、該キャップは開放状態と閉鎖状態の間に
おいて該本体(2)に対して旋回可能である。
【0016】本体(2)はその上部にディスペンサー端
部材(6)を有し、該端部材(6)は外部スカート
(4)によって包囲された取付スカート(5)によって
支持される。該外部スカート(4)は、ディスペンサー
ヘッド(1)が固定されたときに容器の壁部と嵌合する
ような形態を有する。外部スカート(4)は軸(X)に
対して垂直な平坦壁部(3)を介して取付スカート
(5)に接続される。外部スカート(4)は平面図にお
いてはキャップ(8)のピボット軸方向へ細長く延びた
楕円形態を示す。
【0017】図示する態様においては、容器は外部にね
じ山を備えた頸部を有し、また、取付スカート(5)は
該ねじ山にねじ込むための内部ねじ山を有する。キャッ
プ(8)は本体(2)と一体的に成形され、フィルムヒ
ンジ(9)を介して該本体に連結される。フィルムヒン
ジ(9)は戻しばねブレード(10)のいずれかの側部
に形成され、該ブレードの側部(11)はキャップ
(8)と本体(2)に対して自由な状態にあり、また、
該ブレードの端部はフィルムヒンジ(12)および(1
3)を介してそれぞれキャップ(8)および本体(2)
に丁番式で取付けられる。
【0018】ブレード(10)の一般的な形態は、常套
の場合のようにキャップの開放を推進するヘアピンベン
ド形態である。キャップ(8)はその内部表面上に環状
シールリップ(14)を有しており、該シールリップは
端部材(6)の半径方向の外部表面を十分な摩擦力で押
圧してキャップを閉鎖位置に保持する。端部材(6)の
半径方向の外部表面は幾分円錐状になっているので、キ
ャップが本体(2)上で押下げられたときにシールリッ
プ(14)のセンタリング(centering)が促進される。
【0019】本体(2)の外部スカート(4)の内側に
おいてフィルムヒンジ(9)を有する側部と反対側の側
部上にセットバック(16)が形成されるので、ユーザ
ーはキャップの下方から指を押し上げてキャップを持ち
上げることができる。本体(2)とキャップ(8)はい
ずれかの硬質もしくは半硬質の熱可塑性材料、例えば、
ポリエチレンまたはポリプロピレンの射出成形によって
製造することができる。
【0020】図示する態様においては、ディスペンサー
ヘッドは容器の頸部にねじ込むように設計されている。
しかしながら、図示していない変形態様においては、デ
ィスペンサーヘッドはスナップ止めによって固定されて
いてもよい。容器、ディスペンサーヘッドの本体(2)
およびキャップ(8)はブローインジェクション法また
はインフレート法によって単一部材として製造してもよ
い。
【0021】端部材(6)の上部端には弾性熱可塑性材
料、例えば、ポリプロピレンとスチレン−エチレン−ブ
チレン−スチレンブロックコポリマーとの混合物から製
造される減流部材(20)が配設される。減流部材(2
0)は形状記憶を有する可撓性膜(21)を備えてお
り、該膜は不使用時には外側に対してへこむ。該膜(2
1)の縁部は薄い環状域(22)を介して環(35)に
連結されており、該環はその半径方向の外部表面を介し
て端部材(6)の半径方向の内部表面(24)に固定さ
れている(図4参照)。
【0022】減流部材(20)は成形時に形成されるス
ロット(25)を有しており、流体の計量分配は該スロ
ットを通しておこなわれる。スロット(25)は2つの
直線状エッジ(26)(該エッジは図示する例では接触
しない)によって横方向に制限される。該エッジは図2
の断面に垂直な面(P)に対して平行に延び、図2の断
面と一致する。スロット(25)は膜(21)の内部面
において材料のビード(27)によって縁取りされる。
該ビードの厚みは膜(25)の平均の厚みの実質上2倍
である。膜(21)の薄い領域(22)においては、膜
(21)の厚みは平均厚みの約半分になっているので、
流体のスラスト効果による外側への変形はより容易にな
る。
【0023】図1から明らかなように、ビード(27)
は2つの平行部分(28)を含んでおり、該平行部分は
スロット(25)のエッジに沿って延び、実質上半円形
の2つの末端部分(29)によって連結される。このよ
うな形態に起因して、これらの末端部分(29)はスロ
ット(25)と直線を成す引裂線の発生を防止する。平
行部分(28)の向置面(30)は面(P)に対して傾
斜し、相互にスロット(25)に向かって収束する。図
示する態様においては、向置面(30)は平坦であっ
て、相互に45度の角度で傾斜する。
【0024】不使用時のスロット(25)の幅は0.0
5〜1mm、好ましくは0.05〜0.25mmである。好
ましい態様においては、スロット(25)の幅は約0.
15mmである。スロット(25)の長さは、例えば、
0.2〜2cmである。不使用時のスロット(25)の寸
法は、容器を逆さまにしてディスペンサーヘッドを下向
きにしたときでも重力の作用による流体の流出が実質上
防止されるように選択される。
【0025】減流部材(20)は本体(2)とキャップ
(8)が成形された後、上記の面(P)に垂直な中央面
(M)内に軸を有する射出オリフィスを通して熱可塑性
エラストマー材料をモールド内の端部材(6)上へ射出
することによって成形される。減流部材の製造材料とし
ては端部材(6)の製造材料と物理的および化学的に適
合性のある材料を用いて両部材を強固に結合させる。
【0026】モールド内における成形中の材料の流動方
向を図5に示す。射出点(I)は中央面(M)内の環
(35)に位置する。驚くべきことには、モールドの壁
部によって構成される障害物にもかかわらず、熱可塑性
エラストマー材料は該壁部、特にモールドキャビティを
形成する壁部を集中的に押圧することが観察されたが、
当業者であればこのような製造材料の流動方向を考慮す
るならば射出はスロット(25)と直線を成して位置す
る射出点からおこなうであろう。
【0027】モールド内において射出点(I)と正反対
方向に位置する領域は熱可塑性材料によって充填される
最後の領域であるが、ここにおいては顕著な脆弱域は形
成されない。離型後には、膜(21)と端部材(6)を
連結する環(35)の表面上においては、減流部材上の
射出オリフィスの面(23)がみられる(図4参照)。
【0028】減流部材(20)は以下の様に機能する。
ユーザーが容器壁部を圧迫すると、流体(L)のスラス
ト効果によって膜(21)は外側へ変形し、スロット
(25)が離反する(図6参照)。ユーザーが容器壁部
の圧迫を解放すると、スロット(25)は元の形態に復
帰するが、開口状態を維持するので空気の流入が可能で
ある。
【0029】キャップ(8)の内部には、キャップが本
体(2)の上に位置したときに膜(21)のくぼみ部と
適合する滑らかな膨れ部(40)が配設されるので、キ
ャップ(8)が閉鎖状態になっても膜(21)上には空
気は実質上存在しなくなる。該膜上に空気が存在する
と、膜(21)の表面上に流体が残留する。このような
残留流体は乾燥によって硬化するか、または変質し、そ
の後の減流部材の特有の機能を妨げる。
【0030】図示する態様においては、本体(2)とキ
ャップ(8)は減流部材(20)の製造に用いる材料と
は異なる色で着色した半透明材料で製造される。従っ
て、キャップ(8)を閉めた状態でも減流部材を見るこ
とができるので、アセンブリーの外観は改良される。
【0031】本発明は前述の実施態様に限定されるもの
ではない。特に、減流部材製造用熱可塑性材料は2つの
射出点、例えば、前述の射出点(I)および面(P)に
関して該射出点とは対称の射出点からモールド内へ射出
してもよい。最良の結果は射出点(I)が前述の中央面
(M)内に位置するときに得られるが、射出点をスロッ
トの中央を通る面内において中央面(M)に対して10
度以下、20度以下または30度以下の角度で傾斜させ
て設置することによっても満足な結果が得られる(該角
度が0度のときは、スロットの中央を通る面は中央面
(M)に一致する)。
【0032】
【発明の効果】本発明による減流部材を有するディスペ
ンサーヘッドを具備する流体の収納分配用器具を使用す
ることにより、ユーザーは化粧品や食料品等の流体を容
易かつ正確に計量分配することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キャップが開放状態にあるディスペンサーヘ
ッドの上面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った模式的断面図で
ある。
【図3】 図1のIII−III線に沿った模式的断面
図である。
【図4】 図3の部分的拡大図である。
【図5】 成形中の材料の流動方向を示す模式図てあ
る。
【図6】 流体分配中の減流部材の模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
2 本体 6 端部材 8 キャップ 9 フィルムヒンジ 10 ブレード 20 減流部材 21 可撓性膜 22 薄い領域 23 トレース 25 スロット 27 ビード I 射出点 M 中央面

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質もしくは半硬質プラスチック材料製
    のディスペンサー端部材(6)および該ディスペンサー
    端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具備し、
    該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によって離反
    するのに適合したエッジを有する少なくとも1つのスロ
    ットを具有する流体の計量分配用ディスペンサーヘッド
    の製造法であって、スロット(25)の一方もしくは両
    方の側面上に位置する1もしくは複数の射出点(I)か
    らの射出成形によって減流部材を製造する工程を含むこ
    とを特徴とするディスペンサーヘッドの製造法。
  2. 【請求項2】 減流部材(20)を端部材(6)上へ重
    なり成形させるか、または該端部材との二軸射出成形に
    よって製造する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 スロットが材料のビードによって縁取り
    された1つのスロット(25)のみであり、弾性変形可
    能な材料がスロット(25)の長手方向に対して垂直な
    中央面(M)に近接して位置するかもしくは好ましくは
    該中央面内に位置する軸を有する1つのオリフィスまた
    はスロットの反対側の中央面(M)に近接して位置する
    かもしくは好ましくは該中央面内に位置する軸を有する
    2つのオリフィスから射出される請求項1または2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 スロットのエッジが不使用時は接触しな
    い請求項1から3いずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4いずれかに記載の方法に
    よって得られるディスペンサーヘッド。
  6. 【請求項6】 ディスペンサー端部材および該ディスペ
    ンサー端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具
    備し、該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によっ
    て離反するのに適合したエッジを有する少なくとも1つ
    のスロットを具有する流体の計量分配用ディスペンサー
    ヘッドであって、該減流部材(20)が射出成形によっ
    て製造され、該スロット(25)の一方もしくは両方の
    側面上に1または複数の射出点のトレース(23)を有
    することを特徴とするディスペンサーヘッド。
  7. 【請求項7】 減流部材(20)が縁部に薄い領域(2
    2)を有する可撓性膜(21)を具有する請求項6記載
    のディスペンサーヘッド。
  8. 【請求項8】 不使用時の膜(21)が外側へ向かって
    へこんだ形態を有する請求項6記載のディスペンサーヘ
    ッド。
  9. 【請求項9】 薄い領域(22)の厚みが膜(21)の
    平均厚みの実質上半分である請求項7または8記載のデ
    ィスペンサーヘッド。
  10. 【請求項10】 スロット(25)が材料のビード(2
    7)によって縁取られた請求項6から9いずれかに記載
    のディスペンサーヘッド。
  11. 【請求項11】 ビード(27)が減流部材(20)の
    内部面上に形成され、スロット(25)に向かって収束
    する向置面を有するエッジを具有する請求項10記載の
    ディスペンサーヘッド。
  12. 【請求項12】 ビード(27)がスロット(25)の
    各々の軸端に隣接した実質上半円形状の形態を有する請
    求項10または11記載のディスペンサーヘッド。
  13. 【請求項13】 ビード(27)の厚みが膜(21)の
    平均厚みの実質上2倍である請求項7から9および10
    から12のいずれかに記載のディスペンサーヘッド。
  14. 【請求項14】 スロットのエッジが不使用時は接触し
    ない請求項6から13いずれかに記載のディスペンサー
    ヘッド。
  15. 【請求項15】 スロットの不使用時の開口幅が0.0
    5〜1mmである請求項14記載のディスペンサーヘッ
    ド。
  16. 【請求項16】 減流部材が、スロットの中央部を通る
    面内において該スロットの長手方向に垂直な中央面
    (M)に対して30度以下の角度で配設された射出点の
    トレース(23)を有する請求項6から15いずれかに
    記載のディスペンサーヘッド。
  17. 【請求項17】 減流部材が、スロットの中央部を通る
    面内において該スロットの長手方向に垂直な中央面
    (M)に対して30度以下の角度で配設された2つの射
    出点であって、該スロットのいずれかの側面に設置され
    た射出点のトレースを有する請求項6から16いずれか
    に記載のディスペンサーヘッド。
  18. 【請求項18】 閉鎖時に減流部材(20)と接触する
    のに適合したなめらかな膨らみ部を内部面上に有する旋
    回式キャップ(8)を具有する請求項6から17いずれ
    かに記載のディスペンサーヘッド。
  19. 【請求項19】 減流部材(20)とキャップ(8)の
    色が異なり、キャップが半透明なプラスチック材料製で
    あって、キャップを閉鎖したときに減流部材を見ること
    が可能な請求項18記載のディスペンサーヘッド。
  20. 【請求項20】 縁部に薄い領域を有する弾性変形可能
    な可撓性膜を具備し、該膜がスロットを有し、該膜の外
    側表面が好ましくは不使用はへこんでおり、該膜の内側
    表面が所望によりスロットの周辺とその隣接域に材料の
    ビードを有することを特徴とするディスペンサー端部材
    用減流部材。
  21. 【請求項21】 スロットが不使用時に開放状態にある
    請求項20記載の減流部材。
  22. 【請求項22】 容器および請求項6から19いずれか
    に記載のディスペンサーヘッドを具備する流体の収納分
    配用器具。
JP32351898A 1997-11-14 1998-11-13 ディスペンサーヘッドの製造法 Expired - Fee Related JP3571556B2 (ja)

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