JPH11227545A - 自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造 - Google Patents

自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造

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JPH11227545A
JPH11227545A JP10031495A JP3149598A JPH11227545A JP H11227545 A JPH11227545 A JP H11227545A JP 10031495 A JP10031495 A JP 10031495A JP 3149598 A JP3149598 A JP 3149598A JP H11227545 A JPH11227545 A JP H11227545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性の向上と部品点数の削減を成し得ると
ともに止水性を格段に向上させることのできる自動車ド
ア用回路体取り付け部の止水構造を提供する。 【解決手段】 自動車ドア用回路体取り付け部の止水構
造は、ドア用回路体23をグロメット27に装着し、ド
アフレーム21の側板部25に形成したグロメット固定
溝26にグロメット27を取り付け、側板部25上に配
設したウェザストリップ28をグロメット27に密着さ
せるとともに、グロメット27のウェザストリップ28
に対する密着面27a(図2参照)に、ウェザストリッ
プ28の基面28a(図3参照)に押圧されて弾性変形
する止水手段としての止水リブ29、30、31を設け
る構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ドア用回路
体取り付け部の止水構造に関し、特に、自動車のドアフ
レームの側板部におけるドア用回路体に対する回路体取
り付け部としてのグロメットとウェザストリップとの止
水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、実開平6−18097号公報に
記載された自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造を
示すものである。同図中において、自動車ドアのドアフ
レーム1の側板部2には凹溝3が形成されており、その
凹溝3には合成樹脂製の取り付け具4が複数のねじ5に
よって締め付け固定されている。
【0003】取り付け具4には回路体6が装着されてお
り、その回路体6は図示しない車体側に導出されるよう
になっている。また、取り付け具4には表部防水シート
7及び側部防水シート8、8が設けられ、表部防水シー
ト7上には側板部2上に配設されるウェザストリップ9
が密着するようになっている。
【0004】このように取り付け具4には、表部防水シ
ート7を設けてウェザストリップ9とのシール性を確保
する構造が施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、取り付け具4とウェザストリップ9とのシール性を
確保するため、側板部2に凹溝3を成形して取り付け具
4と側板部2とを略面一にするとともに表部防水シート
7を設けている。
【0006】しかしながら、上記止水構造では十分に止
水が成されるとは限らず、環境的要因や僅かな配設ズレ
から表部防水シート7とウェザストリップ9との間に間
隙が生じる場合があり、その間隙から水等が浸入するこ
とによって不具合を生じてしまうといった問題点があ
る。
【0007】また、表部防水シート7を設けることによ
り、部品点数が増加するとともに作業工数も増大すると
いう問題点もある。
【0008】本発明は、上述した問題点を解消するた
め、作業性の向上と部品点数の削減を成し得るとともに
止水性を格段に向上させることのできる自動車ドア用回
路体取り付け部の止水構造を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の自動車ドア用回路体取
り付け部の止水構造は、ドア用回路体をグロメットに装
着し、ドアフレームの側板部に形成した固定部に前記グ
ロメットを取り付け、前記側板部上に配設したウェザス
トリップを前記グロメットに密着させる自動車ドア用回
路体取り付け部の止水構造において、前記グロメットの
前記ウェザストリップに対する密着面には、前記ウェザ
ストリップの基面に押圧されて弾性変形する止水手段を
設けることを特徴としている。
【0010】上記構成において、自動車ドア用回路体取
り付け部の止水構造は、ドア用回路体をグロメットに装
着し、ドアフレームの側板部に形成した固定部にグロメ
ットを取り付け、側板部上に配設したウェザストリップ
をグロメットに密着させるとともに、グロメットのウェ
ザストリップに対する密着面に、ウェザストリップの基
面に押圧されて弾性変形する止水手段を設ける構造にな
っている。このような止水構造を採用することにより、
グロメットを側板部の固定部に取り付けた後にウェザス
トリップを側板部に配設すると、ウェザストリップの基
面が止水手段を押圧してその止水手段を弾性変形させ
る。そして、弾性変形した止水手段はその復元力によっ
て反発し、ウェザストリップの基面を押し返すことにな
る。従って、グロメットに止水手段を設けてウェザスト
リップにより押圧させると、止水手段とウェザストリッ
プとの間に間隙を生じることがなく、また、浸入してく
る水等に対し止水手段が堰きの役割も果して確実に止水
するので、従来からの止水構造に比べて止水性を格段に
向上させることができる。
【0011】請求項2記載の本発明の自動車ドア用回路
体取り付け部の止水構造は、請求項1に記載の自動車ド
ア用回路体取り付け部の止水構造において、前記止水手
段は、車室上方から下方に向けて次第に前記車室外に近
づくよう傾斜していることを特徴としている。
【0012】上記構成において、止水手段は、車室上方
から下方に向けて次第に車室外に近づくよう傾斜してグ
ロメットに設けられている。このように止水手段を傾斜
させて設けることにより、仮に水等がグロメットの密着
面とウェザストリップとの密着部分から浸入したとして
も、止水手段により堰き止められるとともに止水手段を
つたって車室外へ水切りされてしまう。従って、止水性
を向上させることができる。
【0013】請求項3記載の本発明の自動車ドア用回路
体取り付け部の止水構造は、請求項1又は請求項2に記
載の自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造におい
て、前記止水手段の前記ウェザストリップ側端部は、前
記密着面に対して前記車室外側に倒れ込んでいることを
特徴としている。
【0014】上記構成において、止水手段のウェザスト
リップ側端部は、グロメットの密着面に対して車室外側
に倒れ込んで設けられている。このように止水手段の端
部を倒れ込ませて設けることにより、ウェザストリップ
を押圧して密着させる際に、確実に止水手段を車室外側
に弾性変形させることができるので、止水手段が車室外
側に倒れた堰き状体になり、仮に水等がグロメットの密
着面とウェザストリップとの密着部分から浸入したとし
ても、止水手段を越えて車室内側に浸入することはな
い。従って、止水性を向上させることができる。
【0015】請求項4記載の本発明の自動車ドア用回路
体取り付け部の止水構造は、請求項1ないし請求項3い
ずれか記載の自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造
において、前記止水手段は、少なくとも2つ以上設けら
れ、かつ、最も前記車室内側の前記止水手段が前記ウェ
ザストリップの前記車室内外側となる両側部側から露出
しないことを特徴としている。
【0016】上記構成において、止水手段は、少なくと
も2つ以上設けられ、かつ、最も車室内側の止水手段が
ウェザストリップの車室内外側となる両側部側から露出
しないようになっている。このように止水手段を構成す
ると、水分が止水手段をつたって上昇するような場合、
即ち水蒸気のような場合でも車室内側への浸入はなくな
る。従って、止水性を向上させることができる。
【0017】請求項5記載の本発明の自動車ドア用回路
体取り付け部の止水構造は、請求項1ないし請求項4い
ずれか記載の自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造
において、前記止水手段は、前記密着面から***して次
第に先細りするリブ状に形成されることを特徴としてい
る。
【0018】上記構成において、止水手段は、グロメッ
トの密着面から***して次第に先細りするリブ状に形成
されている。このように止水手段を密着面から***させ
て形成することにより、止水手段が弾性変形しやすくな
ることは勿論のこと、従来のような防水シートに対する
煩雑な作業がなくなり、部品点数も削減される。従っ
て、止水性及び作業性の向上と部品点数の削減を成し得
ることができる。
【0019】請求項6記載の本発明の自動車ドア用回路
体取り付け部の止水構造は、請求項1ないし請求項5い
ずれか記載の自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造
において、前記止水手段と前記ウェザストリップとの密
着位置は、前記側板部の前記ウェザストリップ配設面位
置に略一致していることを特徴としている。
【0020】上記構成において、止水手段とウェザスト
リップとの密着位置は、側板部のウェザストリップ配設
面位置に略一致するようになっている。このようにウェ
ザストリップ配設面位置に止水手段とウェザストリップ
との密着位置を略一致させることにより、ウェザストリ
ップとの間に間隙が生じるような、よけいな屈曲部分が
排除される。従って、止水性を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の自動車ドア用回
路体取り付け部の止水構造の一実施の形態を示す自動車
ドアの斜視図(円内は要部拡大斜視図)である。また、
図2は図1のグロメット取り付け部の正面図、図3は図
1のA−A線断面図、図4は図1の止水リブの拡大断面
図、図5は図2のB−B線断面図を示している。
【0022】図1において、21は自動車ドアのドアフ
レームを示している。ドアフレーム21には内板部22
にドア用回路体23のフラットハーネス部24が表面実
装されている。また、ドアフレーム21の側板部25か
らその側板部25に直交する内板部22にかけてL字状
に窪んだグロメット固定溝26(特許請求の範囲に記載
した固定部に相当)が形成されている。グロメット固定
溝26にはドア用回路体23を装着したゴム製のグロメ
ット27が既知の固定手段(例えば突起と孔の嵌合や貼
り付け等)により固定されている。そして、ゴム製のウ
ェザストリップ28が側板部25とグロメット27とに
密着するように配設されている。
【0023】グロメット27はドアフレーム21の側板
部25における取り付け部として設けられており、図2
に示される如く、ウェザストリップ28の基面28a
(図3参照)に対する密着面27aには、複数(本形態
においては3条設けられているが、この数に限定される
ものではなく、1条だけ設けることも可能である)の止
水リブ29、30、31(特許請求の範囲に記載した止
水手段に相当)が等間隔で設けられている。
【0024】尚、密着面27aの面位置は、ウェザスト
リップ28によけいな屈曲部をもたせないように(間隙
が生じるのを防止するため)するために、側板部25の
ウェザストリップ配設面位置に略一致している。
【0025】止水リブ29、30、31は、図2中に示
す車室上方から車室下方に向けて次第に止水リブ29、
30、31の一端部29a、30a、31aが車室外へ
近づくように傾斜しており、最も車室内側に設けられた
止水リブ31の両端部31a、31bをウェザストリッ
プ28の車室内外側となる両側部から露出しないように
設けている。
【0026】即ち、本形態のように止水リブ31の他端
部31bが車室内側に露出していても、一端部31aと
止水リブ30の両端部30a、30b及び止水リブ29
の他端部29bとがウェザストリップ28に密着してい
るため、確実な止水をすることができる。
【0027】尚、止水リブ30のように、少なくとも1
つをウェザストリップ28に完全に密着させることが好
ましく、本形態においては、仮に生じたグロメット27
の密着面27aとウェザストリップ28との間隙から浸
入する水蒸気に対しても確実に対処することができる。
【0028】止水リブ29、30、31は、図3及び図
4に示される如く、グロメット27の密着面27aから
***して次第に先細りするリブ状に形成されており、各
先端部29c、30c、31cは前記ウェザストリップ
28の基面28a押圧された際に、矢線方向(図4参
照、先端部29cのみ図示)に確実に弾性変形するよう
車室外側(図2参照)に倒れ込んでいる。
【0029】上記構成において、グロメット固定溝26
に取り付け固定されたグロメット27にウェザストリッ
プ28をその基面28a側から配設すると、止水リブ2
9、30、31はウェザストリップ28により押圧され
て弾性変形し、図5に示される如く、ウェザストリップ
28がグロメット27の密着面27aに水密に配設され
る。
【0030】尚、止水リブ29、30、31はウェザス
トリップ28に対して十分に小さいため、ウェザストリ
ップ28の基面28a(図3参照)側にめり込むことに
なり、基本的には基面28aと密着面27aとによって
シールが成されている。
【0031】以上のように、グロメット27に止水手段
としての止水リブ29、30、31を設け、その止水リ
ブ29、30、31にウェザストリップ28を押圧させ
るようにした止水構造を有することにより、ウェザスト
リップ28との間に間隙を生じることがない。即ち、弾
性変形した止水リブ29、30、31には、ウェザスト
リップ28に対して反発する復元力がはたらき、常にウ
ェザストリップ28の基面28aを押し返そうとしてい
るからである。
【0032】また、止水リブ29、30、31は、仮に
密着面27aとウェザストリップ28との密着部分から
水等が浸入したとしても、上述のように傾斜及び車室外
側に倒れ込んでいるため、確実に堰き止めて車室外側へ
水切りすることができるようになっている。
【0033】そしてさらに、止水リブ29、30、31
はグロメット27に一体に設けられているので、従来の
ような表部防水シート7(図6参照)に対する煩雑な作
業がなくなり、作業性が向上するとともに部品点数も削
減することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、自動車ドア用回路体取り付け部の
止水構造は、ドア用回路体をグロメットに装着し、ドア
フレームの側板部に形成した固定部にグロメットを取り
付け、側板部上に配設したウェザストリップをグロメッ
トに密着させるとともに、グロメットのウェザストリッ
プに対する密着面に、ウェザストリップの基面に押圧さ
れて弾性変形する止水手段を設ける構造になっている。
このような止水構造を採用することにより、グロメット
を側板部の固定部に取り付けた後にウェザストリップを
側板部に配設すると、ウェザストリップの基面が止水手
段を押圧してその止水手段を弾性変形させる。そして、
弾性変形した止水手段はその復元力によって反発し、ウ
ェザストリップの基面を押し返すことになる。従って、
グロメットに止水手段を設けてウェザストリップにより
押圧させると、止水手段とウェザストリップとの間に間
隙を生じることがなく、また、浸入してくる水等に対し
止水手段が堰きの役割も果して確実に止水するので、従
来からの止水構造に比べて止水性を格段に向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【0035】請求項2に記載された本発明によれば、止
水手段は、車室上方から下方に向けて次第に車室外に近
づくよう傾斜してグロメットに設けられている。このよ
うに止水手段を傾斜させて設けることにより、仮に水等
がグロメットの密着面とウェザストリップとの密着部分
から浸入したとしても、止水手段により堰き止められる
とともに止水手段をつたって車室外へ水切りされてしま
う。従って、止水性を向上させることができるという効
果を奏する。
【0036】請求項3に記載された本発明によれば、止
水手段のウェザストリップ側端部は、グロメットの密着
面に対して車室外側に倒れ込んで設けられている。この
ように止水手段の端部を倒れ込ませて設けることによ
り、ウェザストリップを押圧して密着させる際に、確実
に止水手段を車室外側に弾性変形させることができるの
で、止水手段が車室外側に倒れた堰き状体になり、仮に
水等がグロメットの密着面とウェザストリップとの密着
部分から浸入したとしても、止水手段を越えて車室内側
に浸入することはない。従って、止水性を向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【0037】請求項4に記載された本発明によれば、止
水手段は、少なくとも2つ以上設けられ、かつ、最も車
室内側の止水手段がウェザストリップの車室内外側とな
る両側部側から露出しないようになっている。このよう
に止水手段を構成すると、水分が止水手段をつたって上
昇するような場合、即ち水蒸気のような場合でも車室内
側への浸入はなくなる。従って、止水性を向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【0038】請求項5に記載された本発明によれば、止
水手段は、グロメットの密着面から***して次第に先細
りするリブ状に形成されている。このように止水手段を
密着面から***させて形成することにより、止水手段が
弾性変形しやすくなることは勿論のこと、従来のような
防水シートに対する煩雑な作業がなくなり、部品点数も
削減される。従って、止水性及び作業性の向上と部品点
数の削減を成し得ることができるという効果を奏する。
【0039】請求項6に記載された本発明によれば、止
水手段とウェザストリップとの密着位置は、側板部のウ
ェザストリップ配設面位置に略一致するようになってい
る。このようにウェザストリップ配設面位置に止水手段
とウェザストリップとの密着位置を略一致させることに
より、ウェザストリップとの間に間隙が生じるような、
よけいな屈曲部分が排除される。従って、止水性を向上
させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車ドア用回路体取り付け部の
止水構造の一実施の形態を示す自動車ドアの斜視図(円
内は要部拡大斜視図)である。
【図2】図1のグロメット取り付け部の正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1の止水リブの拡大断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】従来例の自動車ドア用回路体取り付け部の止水
構造を示す自動車ドアの斜視図である。
【符号の説明】
21 ドアフレーム 22 内板部 23 ドア用回路体 24 フラットハーネス部 25 側板部 26 グロメット固定溝(固定部) 27 グロメット 27a 密着面 28 ウェザストリップ 28a 基面 29、30、31 止水リブ(止水手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア用回路体をグロメットに装着し、ド
    アフレームの側板部に形成した固定部に前記グロメット
    を取り付け、前記側板部上に配設したウェザストリップ
    を前記グロメットに密着させる自動車ドア用回路体取り
    付け部の止水構造において、 前記グロメットの前記ウェザストリップに対する密着面
    には、前記ウェザストリップの基面に押圧されて弾性変
    形する止水手段を設けることを特徴とする自動車ドア用
    回路体取り付け部の止水構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車ドア用回路体取
    り付け部の止水構造において、 前記止水手段は、車室上方から下方に向けて次第に前記
    車室外に近づくよう傾斜していることを特徴とする自動
    車ドア用回路体取り付け部の止水構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動車ド
    ア用回路体取り付け部の止水構造において、 前記止水手段の前記ウェザストリップ側端部は、前記密
    着面に対して前記車室外側に倒れ込んでいることを特徴
    とする自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造において、 前記止水手段は、少なくとも2つ以上設けられ、かつ、
    最も前記車室内側の前記止水手段が前記ウェザストリッ
    プの前記車室内外側となる両側部側から露出しないこと
    を特徴とする自動車ドア用回路体取り付け部の止水構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造において、 前記止水手段は、前記密着面から***して次第に先細り
    するリブ状に形成されることを特徴とする自動車ドア用
    回路体取り付け部の止水構造。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5いずれか記載の
    自動車ドア用回路体取り付け部の止水構造において、 前記止水手段と前記ウェザストリップとの密着位置は、
    前記側板部の前記ウェザストリップ配設面位置に略一致
    していることを特徴とする自動車ドア用回路体取り付け
    部の止水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007245846A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Yazaki Corp ドア用ハーネスプロテクタの防水構造
JP2008062898A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Mitsubishi Motors Corp ドア用ウェザーストリップの防水構造
JP2013141363A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Yazaki Corp 車両用ドアの止水構造

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