JPH11227023A - 複合樹脂シートの製造装置および製造方法 - Google Patents

複合樹脂シートの製造装置および製造方法

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JPH11227023A
JPH11227023A JP10036114A JP3611498A JPH11227023A JP H11227023 A JPH11227023 A JP H11227023A JP 10036114 A JP10036114 A JP 10036114A JP 3611498 A JP3611498 A JP 3611498A JP H11227023 A JPH11227023 A JP H11227023A
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composite resin
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composite
sheet
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JP10036114A
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Michisuke Edamatsu
通介 枝松
Yasuo Hiromoto
泰夫 広本
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性樹脂の同時押出し成形により、意匠
性、遮光性もしくは視界制御性が付与された複合樹脂シ
ートを製造する装置及び方法を提供する。 【解決手段】 一端に複合樹脂流形成部(22)及び他
端に複合樹脂流出口(23)を有し、複合樹脂流形成部
(22)から複合樹脂流出口(23)に向けて複合樹脂
流の厚みが徐々に増加するような複合樹脂流路(21)
を備えた押出成形装置を用い、樹脂条B用樹脂および樹
脂層A用樹脂をそれぞれの流路から複合流形成部(2
2)に流入させ、複合樹脂流出口(23)から溶融状態
のシート状物として流出させ、このシート状物を少なく
とも1対の成形ロール間に挟み込み、シート状物の面と
成形ロール間に溶融樹脂の溜まりを形成しつつ押出板に
成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の樹脂層
の内部に樹脂条が筋状に埋設されてなる複合樹脂シート
の製造装置及び製造方法に関する。この製造装置及び方
法によれば、特に、樹脂条が着色された、主として美観
を重視する意匠性シート、一定方向の光を遮断し又は視
界を制御する遮光シートや視界制御シートの製造が可能
である。
【0002】
【従来の技術】透明な熱可塑性樹脂と不透明な熱可塑性
樹脂とを同時押出しして透明部分と不透明部分とを交互
に多数積層した遮光板やライトコントロールフィルムが
知られている(特開昭58−22135号公報、特開昭
61−125846号公報)。また、視界制御シート等
の製造方法として透明樹脂フィルムと光遮断性フィルム
とを、例えば熱融着ラミネート、ドライラミネート等に
よって交互に積層し、これを所定の厚みにスライスする
方法などが提案されている(特開昭51−75456号
公報)。
【0003】また、熱可塑性樹脂を押出成形法によりシ
ート化する技術として、溶融状態の熱可塑性樹脂を成形
ダイの出口から押し出した後、シートの表面状態と厚み
を均一にするためにシートの一方の面と成形ロールの間
に溶融樹脂の溜まり(以下、適宜「バンク」と記す)を
形成する技術が知られている。この成形法では、成形ロ
ール部のバンク内で、シートの厚み方向Yと長さ方向Z
で表される断面において溶融樹脂が循環反転する流れが
生じたり、またシートの幅方向Xへの二次的流れが発生
したりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、透明部分と
不透明部分とを交互に多数積層した遮光板等をこのよう
な押出成形法によって製造する場合は、Y方向の端部に
は前述のバンク内の反転流や、バンクの二次的流れの影
響を受けるので、口金部で形成された透明樹脂と不透明
樹脂の積層構造が変形する点が問題である。
【0005】一方、成形ロールを用いてバンクを形成さ
せることなく製造したシートは、シート厚が不均一で、
表面に筋、凹凸、うねり、小皺等が発生するので、視界
制御シートや遮光性シートに適したものとは言えない。
本発明はかかる状況に鑑みされたものであり、その目的
は熱可塑性樹脂の同時押出し成形により、基体樹脂シー
ト中に所望の形状、サイズの樹脂条が埋設された、表面
が平滑で、高級な意匠性や、遮光性、視界制御性等が付
与された複合樹脂シートを極めて簡便に製造することの
できる装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、X方向に所定の幅、Y方向に所定の厚み及
びZ方向に所定の長さを有し、Z方向の一端に配置され
た複合樹脂流形成部(22)において、樹脂条B用の樹
脂bをZ方向に向かって流出させるための、所定間隔を
もって配置された複数の流路(31)及びXZ平面の両
側からYZ平面に対して所定の角度α(零を含む)をも
って、複合流形成部(22)に樹脂層A用の樹脂aを流
入させるための2列の流路(41、42)を含み、流路
(41、42)はXZ断面においてZ方向の高さが大き
い部分Rn及びLnとZ方向の高さが小さい部分(零を
含む)Rm及びLmとが交互に配置された形状を有して
おり、複数の流路(31)のそれぞれが部分Rm及びL
mと対向する位置に配置されており、Z方向の他端には
Y方向に所定の厚みを有する複合樹脂流出口(23)が
設けられ、かつ、複合樹脂流形成部(22)から複合樹
脂流出口(23)に至る複合樹脂流路(21)における
Y方向の厚みが複合樹脂流形成部(22)から複合樹口
(23)に向かって増加しており、複合樹脂流路(2
1)の複合樹脂流形成部(22)と複合樹脂流出口(2
3)との中間部に、複合樹脂流路(21)の両側または
片側から複合樹脂流路(21)に向けて第3の樹脂cを
吐出させるための、X方向に延在する吐出口(51)が
具備された複合樹脂シートの製造装置を提供する。
【0007】本発明は、また、上記の装置を用い、樹脂
条B用の樹脂bを複数の流路(31)から複合樹脂流形
成部(22)に流入させるとともに、樹脂層A用の樹脂
aを2列の流路(41、42)から複合樹脂流形成部
(22)に流入させて複合樹脂流を形成し、さらに樹脂
cを吐出口(51)から複合樹脂流路(21)に流入さ
せて、これらの樹脂を合流させ、次いで複合樹脂流出口
(23)から溶融状態のシート状物として流出させ、こ
のシート状物を少なくとも1対の成形ロール間に挟み込
み、シート状物の面と成形ロール間に溶融樹脂の溜まり
を形成しつつ押出板に成形することを含む複合樹脂シー
トの製造方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
を説明する。図1〜図4は本発明の押出成形装置の一態
様を示す図であって、図1及び図2はそれぞれ装置全体
の模式平面図及び側面図であり、図3は同装置の内部構
造例を示す平面断面図であり、図4は図3におけるI−
I線の矢視断面図である。図5は、図4のII−II線方向
からの斜視図である。図6は、本発明の代表的な実施例
に係る製造装置における樹脂流路を示す図であり、図4
におけるIII −III 線の矢視断面図である。
【0009】本発明の装置において、X方向は得られる
複合樹脂シートの幅方向に、Y方向はその厚み方向に、
またZ方向はその進行方向(長さ方向)に一致する。従
って、Z方向は図4においては鉛直方向に、また図2に
おいては水平方向に取ることができる。シート状の樹脂
層Aを形成するための樹脂aは第1押出機(1)により
賦形ヘッド(5)内に溶融押出しされ、第1流路(1
1)を通って第1定量ポンプ(3)に至り、また樹脂条
Bを形成するための樹脂bは第2押出機(2)により賦
形ヘッド(5)内に溶融押出しされ、第2流路(12)
を通って第2定量ポンプ(4)に至る(図3)。樹脂a
はダイパック(6)内に設けられた分配ノズルによって
2つの流路(13)、(16)に分配され、また、樹脂
bはダイパック(6)内に設けられた分配ノズルによっ
て複数の流路(31)に分配される(図3)。樹脂bは
同一水平面内に形成された複数の流路(31)から複合
樹脂流形成部(22)内に吐出され、所定の形状、寸
法、配列などを有する複数の樹脂条Bの流れを形成す
る。一方、樹脂aは複合樹脂流形成部(22)に複数の
流路(31)から吐出された樹脂bの複数の樹脂条Bを
両側から挟み込むようにして扁平状に変形し、樹脂条B
をその内部に埋設しながら複合樹脂流を形成して複合樹
脂流出口(23)から押し出される。この複合樹脂流
は、成形ロール群(10)により引き取られてシート状
に賦形され、次いでシート切断機(15)により所定の
長さに切断される。
【0010】この装置は、複合樹脂流形成部(22)に
おける基体樹脂シート(樹脂層A)用の樹脂aを流入さ
せるための2列の流路(41、42)の形状と配置、及
び所定のY方向の厚み(複合樹脂シートの厚みに対応す
る)を有する複合樹脂流出口(23)に対して、複合樹
脂流形成部(22)のY方向の厚みを小さくすることに
よって複合樹脂流形成部において複数の流路(31)の
それぞれの間に樹脂aが流入しやすくした構造としたこ
とに大きな特徴を有する。
【0011】図6及び図7において、流路(41)の部
分Ln、Lm及び流路(42)の部分Rn、RmのX方
向における相対的な位置は、傾斜角αに対応する分だけ
ずれている。X方向における部分LnとRnの幅は等し
く、また部分LmとRmの幅も等しい。Z方向における
部分LnとRnの高さΔLnとΔRnは等しく、また部
分LmとRmの高さΔLmとΔRmも等しい。
【0012】図8には、図6に対して複合樹脂流路の下
流位置における樹脂条Bの断面形状を示している。流路
(31)から円形状で吐出された樹脂bが図6において
矢印で示される樹脂aの流動作用によって扁平状に変形
されるのである。なお、図8には、樹脂条Bの位置関係
を理解しやすくするために、この位置より上流にある流
路(41、42)の位置が便宜的に書き込まれた合成図
が示されている。
【0013】また、図4に示す如く、複合樹脂流出口
(23)のY方向の厚みに対して、複合樹脂流形成部
(22)のY方向の厚みは小さくなっており、流路(4
1、42)の出口は流路(31)に近くなっている。こ
れにより、複数の流路(31)の間隔が小さい場合にお
いても複数の流路(31)の間に樹脂aを流入させるこ
とが可能となり、精度良く賦形を行うことができる。
【0014】さらに、複数の流路(31)の間隔が狭い
場合、特に間隔が1mmより小さい場合には、部分R
n、LnのX方向の幅を複数の流路(31)の間隔の1
/2以下にすることにより、樹脂aを効率よく流入させ
ることが可能となる。また、部分Lnの高さΔLn、部
分Rnの高さΔRn、樹脂の粘度、各樹脂の流速等を変
えることにより樹脂aを効率よく流入させるための相乗
効果を得ることが可能である。
【0015】また、樹脂層Aの厚み方向に対する樹脂条
Bの傾斜角度は、角度を適宜変更して自由に設定するこ
とができる。また、図11に示すように、複合樹脂流形
成部(22)から複合樹脂流出口(23)までの複合樹
脂流路(21)の幅(X方向の距離)を同じにし、複合
樹脂流出口(23)の先端に流路縮小用口金(32)を
装着して、この口金(32)の出口(33)から流出さ
せると、複合シートの幅、厚みまたは幅と厚みを狭める
こともできる。幅のみを縮小すると樹脂条Bのピッチを
小さくすることができ、幅と厚みを縮小すると複合シー
トの厚みと樹脂条Bのピッチを小さくすることができ
る。
【0016】複数の流路(31)の断面形状は、製作の
容易さの点から円形等の単純な形状をとることが望まし
いが、必要に応じて長円形、矩形、その他の異形な断面
形状とすることもできる。さらには、各種の断面形状の
ものを組み合わせて配列することもできる。図12は、
成形ロール群(10)のYZ断面の部分拡大図である。
ダイパック(6)の出口(23)から押し出された溶融
状態のシート状物(37)は、少なくとも1対の成形ロ
ール(10)の間に挟まれながらバンク(38)を形成
し、シートの表面状態及びシート厚等が均一に成形され
る。
【0017】成形ロールによる賦形時には、バンク内の
YZ断面において反転うず流が発生し、これが樹脂条B
を変形させたり、乱れさせたりする。また、シートの幅
方向(X方向)への二次的な流れが発生し、樹脂条Bの
Y方向に対する角度を幅方向(X方向)にわたって均一
に保持することを困難にする。このような流れによる変
形や乱れを抑制するために、本発明では、複合樹脂流形
成部(22)と複合樹脂流出口(23)の途中の複合樹
脂流路(21)内に第3の樹脂c用の吐出口(51)を
設け、複合樹脂流形成部で形成された複合樹脂流の厚み
方向(Y方向)の少なくとも一方の側に樹脂層をさらに
1層積層可能な構造とする。すなわち、このようにして
積層された樹脂cの層の部分がバンク側にくるようにす
ることにより、バンクの影響が防止できる。樹脂cの層
の厚みは、樹脂条Bがバンクの影響を防止できる程度に
調整される。
【0018】本発明に用いる樹脂aとしては、例えば、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート
等のアクリル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、フ
ッ素樹脂、ジエン樹脂、これらの共重合体、あるいはブ
レンド樹脂等が用いられる。遮光シートや視界制御シー
トのような透明性、耐候性が要求されるものではアクリ
ル樹脂が特に好ましい材料といえる。
【0019】樹脂bとしては、上記に例示した樹脂と同
様の樹脂を用いることができる。特に視界制御性を付与
するためには、樹脂bにカーボンブラックや酸化チタ
ン、その他の有機、無機の染料や顔料を添加して用いる
ことができる。樹脂cとしては、樹脂aと同様の樹脂を
使用することができる。樹脂cは、樹脂aと同一の樹脂
であってもよく、あるいは異なる樹脂であってもよい。
【0020】また、導光板や光拡散板等には樹脂a、樹
脂bの屈折率が異なる樹脂を用いることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。 実施例1 樹脂aとしてポリメチルメタクリレート(三菱レイヨン
製、アクリペット)を用意し、樹脂bとしてポリメチル
メタクリレート(同上)にカーボンブラックを混練した
ものを用意した。また、樹脂cとして樹脂aと同じ樹脂
を用いた。
【0022】図1〜図7に示す構造を有する押出成形装
置を用いた。複数の流路(31)は吐出口の内径が0.
2mmで、吐出口中心相互の間隔は1mmであった。部
分RmとLmの高さΔRmとΔLmを、それぞれ、0.
1mm、部分RnとLnの高さΔRnとΔLnを1.5
mmとし、部分RmとLmの幅を0.5mm、部分Rn
とLnの幅を0.5mmとした。また、複合樹脂流形成
部(22)のY方向の厚みを1mm、複合樹脂流出口
(23)のY方向の厚みを3mmとした。また、樹脂c
用の吐出口(51)の間隔は1mmで、スリット状とし
た。さらに、流路(41)及び流路(42)のYZ平面
に対する傾斜角αをそれぞれ0度とした。
【0023】樹脂aを第1押出機(1)中で溶融して基
体樹脂ノズル(9)に供給し、一方樹脂bを第2押出機
(2)中で溶融混練し、分配ノズル(7)、樹脂条賦形
ノズル(8)を通過させて複数の流路(31)より吐出
した。さらに、樹脂aの流路から分配された樹脂cを吐
出口(51)から吐出させた。賦形温度を250℃とし
て樹脂aと樹脂bを同時押出しして、3mm厚×50c
m幅の複合樹脂シートを連続的に製造した。
【0024】得られたシートは、図9に示すように、透
明な基体樹脂シート(樹脂層A)中に鮮明なブラックス
トライプ模様を有する複合シートであり、樹脂条Bの厚
みkは0.1〜0.15mm、幅hは1.5mmであ
り、複合シート面に対する角度は90°であった。ま
た、各樹脂条の中心間の間隔は1mmであった。サンシ
ャインウェザーメーターによる83℃雨降りの条件で5
00時間暴露する耐候性試験を実施したところ、樹脂a
の層は無色透明のままであった。
【0025】実施例2 実施例1の操作を繰り返した。ただし、本例では、複数
の流路(31)は吐出口の内径は0.2mmで、吐出口
中心相互の間隔は0.5mmであった。また、部分Rm
とLmの高さΔRmとΔLmを、それぞれ、0mm、部
分RnとLnの高さΔRnとΔLnを1.5mmとし、
部分RmとLmの幅を0.35mm、部分RnとLnの
幅を0.15mmとした。さらに、複合樹脂流形成部
(22)のY方向の厚みを1mm、複合樹脂流出口(2
3)のY方向の厚みを3mmとし、流路(41)及び
(42)のYZ平面に対する傾斜角αをそれぞれ45度
とした。
【0026】得られたシートは、図10に示すように、
透明な基体樹脂シート(樹脂層A)中に鮮明なブラック
ストライプ模様を有する複合シートであり、樹脂条Bの
厚みkは0.1〜0.15mm、幅hは1.5mmであ
り、複合シート面に対する角度は60°であった。ま
た、各樹脂条の中心間の間隔は0.5mmであった。サ
ンシャインウェザーメーターによる83℃雨降りの条件
で500時間暴露する耐候性試験を実施したところ、樹
脂aの層は無色透明のままであった。
【0027】
【発明の効果】本発明の装置及び方法によれば、基体樹
脂シート中に目的とする形状、サイズの樹脂条が埋設さ
れた、全体が平滑で、高級な意匠性や、遮光性、視界制
御性などの光学的機能が付与された複合シートを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押出成形装置の一態様を示す模式平面
図。
【図2】図3の装置の模式側面図。
【図3】図1の押出成形装置における複合樹脂流の形成
及び押出装置部分の内部構造の一例を示す模式断面図。
【図4】図3におけるI−I線の矢視断面図。
【図5】図4におけるII−II線方向からの斜視図。
【図6】図4におけるIII −III 線の矢視断面図。
【図7】図6におけるIV−IV線の矢視断面図。
【図8】実施例2の操作における樹脂条Bの変形機構を
示す模式説明図。
【図9】実施例1で得られた複合樹脂シートの断面図。
【図10】実施例2で得られた複合樹脂シートの断面
図。
【図11】図3の装置に流路縮小用口金を装着した態様
を示す模式断面図。
【図12】成形ロール部のYZ断面図。
【符号の説明】
5…賦形ヘッド 6…ダイパック 10…成形ロール群 21…複合樹脂流路 22…複合樹脂流形成部 23…複合樹脂流出口 31…樹脂条用樹脂bの流路 37…シート状物 38…溶融樹脂の溜まり(バンク) 41、42…樹脂aの流路 51…樹脂c用の吐出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向に所定の幅、Y方向に所定の厚み
    及びZ方向に所定の長さを有し、Z方向の一端に配置さ
    れた複合樹脂流形成部(22)において、 樹脂条B用の樹脂bをZ方向に向かって流出させるため
    の、所定間隔をもって配置された複数の流路(31)及
    びXZ平面の両側からYZ平面に対して所定の角度α
    (零を含む)をもって、複合流形成部(22)に樹脂層
    A用の樹脂aを流入させるための2列の流路(41、4
    2)を含み、 流路(41、42)はXZ断面においてZ方向の高さが
    大きい部分Rn及びLnとZ方向の高さが小さい部分
    (零を含む)Rm及びLmとが交互に配置された形状を
    有しており、複数の流路(31)のそれぞれが部分Rm
    及びLmと対向する位置に配置されており、 Z方向の他端にはY方向に所定の厚みを有する複合樹脂
    流出口(23)が設けられ、複合樹脂流形成部(22)
    から複合樹脂流出口(23)に至る複合樹脂流路(2
    1)におけるY方向の厚みが複合樹脂流形成部(22)
    から複合樹脂流出口(23)に向かって増加しており、 複合樹脂流路(21)の複合樹脂流形成部(22)と複
    合樹脂流出口(23)との中間部に、複合樹脂流路(2
    1)の両側または片側から複合樹脂流路(21)に向け
    て第3の樹脂cを吐出させるための、X方向に延在する
    吐出口(51)が具備された複合樹脂シートの製造装
    置。
  2. 【請求項2】 部分Rn及びLnのX方向の幅が複数の
    流路(31)の間隔の1/2以下である、請求項1記載
    の複合樹脂シートの製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置を用い、 樹脂条B用の樹脂bを複数の流路(31)から複合樹脂
    流形成部(22)に流入させるとともに、樹脂層A用の
    樹脂aを2列の流路(41、42)から複合樹脂流形成
    部(22)に流入させて複合樹脂流を形成し、さらに樹
    脂cを吐出口(51)から複合樹脂流路(21)に流入
    させて、これらの樹脂を合流させ、次いで複合樹脂流出
    口(23)から溶融状態のシート状物として流出させ、 このシート状物を少なくとも1対の成形ロール間に挟み
    込み、シート状物の面と成形ロール間に溶融樹脂の溜ま
    りを形成しつつ押出板に成形することを含む複合樹脂シ
    ートの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098504A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Excel Tokai Co Ltd 複合樹脂パネル及びその製造方法

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