JPH11226456A - 2液衝突混合スプレーガン - Google Patents

2液衝突混合スプレーガン

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JPH11226456A
JPH11226456A JP3720698A JP3720698A JPH11226456A JP H11226456 A JPH11226456 A JP H11226456A JP 3720698 A JP3720698 A JP 3720698A JP 3720698 A JP3720698 A JP 3720698A JP H11226456 A JPH11226456 A JP H11226456A
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JP
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injection port
reaction
opening
mixing
liquid
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JP3720698A
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Hiroshi Iizuka
宏 飯塚
Seiji Matsuura
清二 松浦
Kakutaro Ganai
覚太郎 賀内
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SAN TECHNO CHEMICAL KK
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SAN TECHNO CHEMICAL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】硬化物が付着して噴射口が閉塞されず、未混合
の反応液(A)または(B)のみが噴霧されることな
く、成形体または構造体の製造に好適な2液衝突混合ス
プレーガン、ならびにその成形体および構造体の提供。 【解決手段】混合室と、反応液(A)と反応液(B)の
噴射口と、該噴射口を開閉する開閉ロッドとを有し、前
記噴射口(a)および(b)の開口径が、噴射口内に配
設された噴射ノズルNA およびNB の開口径よりも大で
あり、噴射口(a)および(b)は、その中心軸方向へ
の投影開口面PA およびPB の少なくとも一部が重複す
る位置にある2液衝突混合スプレーガン、ならびにその
スプレーガンを用いて得られる成形体および構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2液衝突混合スプ
レーガンに関し、特に、相互の反応速度が速い2種の反
応液を高速で混合して噴霧することができる2液衝突混
合スプレーガン、ならびにそのスプレーガンを用いて形
成される成形体および構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】相互の反応速度が極めて速い2種類の反
応液(A)と反応液(B)とを、混合しながら反応させ
て、反応生成物からなる成形体、または反応生成物から
なる皮膜を構造体の表面に形成するための装置として、
2液衝突混合スプレーガンが知られている。例えば、発
泡ウレタン、ウレタンエラストマー等の高速硬化性樹脂
からなる成形品、またはその高速硬化性樹脂からなる皮
膜を有する被覆構造体の製造に際して、2液衝突混合ス
プレーガンが用いられている。
【0003】この2液衝突混合スプレーガンとして、円
筒状の混合室内に該混合室の内径と近似の外径を有する
開閉ロッドを往復自在に嵌装し、該開閉ロッドの後退時
に、混合室の内壁に穿設された各反応液の噴射口を開口
して反応液を噴射せしめて2液を衝突混合させ、得られ
る2液混合物を混合室の一端に設けた出口から噴射さ
せ、また、混合反応を停止させるときには、開閉ロッド
を前進させて各反応液の噴射口を閉塞して反応液の混合
室への供給を停止するとともに、混合室内の残液が開閉
ロッドの移動によって排出されるようにしたものが知ら
れている。
【0004】また、混合室を該混合室内に嵌装した開閉
ロッドに対して移動して、混合室内への2液および高圧
空気の噴射口の開閉を行なう構造を有し、高圧空気の噴
射口を遮断すると同時に2液を混合室内に導いて混合し
て、得られる2液混合物をスプレイし、また中止すると
きは2液の噴射口を遮断すると同時に高圧空気を混合室
に導入して、混合室内の残液を押し出す方式の2液衝突
混合スプレーガンも知られている。
【0005】これらの2液衝突混合スプレーガンは、混
合室における反応液(A)の噴射口と、反応液(B)の
噴射口とが、順次開放および順次遮断される形式(以
下、「逐次開放遮断タイプ」という)、混合室における
反応液(A)の噴射口と反応液(B)の噴射口が、同時
開放および同時遮断される形式(以下、「同時開放遮断
タイプ」という)、およびこれらの中間の形式(以下、
「中間タイプ」という)の3つに大別される。
【0006】前記前者の2液衝突混合スプレーガンは、
反応液(A)の噴射口と、反応液(B)の噴射口との相
対的な設置位置によって、前記の順次開放遮断タイプ、
同時開放遮断タイプおよび中間タイプのいずれかに分け
られる。例えば、反応液(A)の噴射口と、反応液
(B)の噴射口とが、開閉ロッドが往復動する混合室の
中心軸方向に沿って完全に距離をおいて前後に独立して
配置されているものは、開閉ロッドの往復動に応じて各
噴射口が順次開放または遮断されるものであり、前記の
順次開放遮断タイプに属するものである。また、反応液
(A)の噴射口と、反応液(B)の噴射口とが、混合室
の中心軸方向に沿ってほぼ重なり合う位置に独立して配
置されているものは、開閉ロッドの往復動に応じて各噴
射口が同時に開放または遮断されるものであり、前記の
同時開放遮断タイプに属するものである。また、反応液
(A)の噴射口と、反応液(B)の噴射口とが、混合室
の中心軸方向に沿って、一部重なる位置に独立して配置
されているものは、開閉ロッドの往復動に応じて各噴射
口の開放または遮断が重なる中間タイプ、例えば、混合
室の中心軸方向に沿って、混合室の前端から反応液
(A)の噴射口、次に、反応液(B)の噴射口が反応液
(A)の噴射口と一部重なって配置されている場合に
は、開閉ロッドが後退するに際して、まず、反応液
(A)の噴射口が開放されるとともに、反応液(B)の
噴射口が一部開放され、さらに、反応液(B)の噴射口
が開放され、開閉ロッドの前進に際しては、この逆の順
次で各噴射口が遮断されるものであり、前記の中間タイ
プに属するものである。
【0007】また、前記後者の2液衝突混合スプレーガ
ンは、混合室に連通する反応液(A)の噴射口と反応液
(B)の噴射口とを、各噴射口を別個に有するブロック
の移動によって、各噴射口が同時開放または同時遮断さ
れるタイプ(以下、「ブロック移動タイプ」と言う)で
あり、前記の同時開放遮断タイプに分類される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
2液衝突混合スプレーガンは、反応速度が速い反応液を
用いる場合、例えば、ゲル化時間が15秒未満の超高速
硬化性のポリウレアウレタンやポリウレアの製造に用い
る場合には、各種の不具合がある。すなわち、これら従
来の2液衝突混合スプレーガンにおける反応液の噴射口
は、超高速反応性の硬化樹脂が該噴射孔に付着して混合
不良をおこし、得られる皮膜に欠陥を生じたり、該噴射
孔が閉塞され、スプレー自体が不可能になる場合があ
る。また、さらに、順次開放遮断タイプや中間タイプの
スプレーガンでは、開閉ロッドの後退または前進に際し
て、一方の噴射口のみが開口する時期があり、開閉ロッ
ドへの硬化樹脂の付着によって移動が緩慢になり、1種
の反応液のみが、他の反応液と混合されずに噴霧され皮
膜の欠陥が発生し易い。
【0009】また、前記のブロック移動タイプのスプレ
ーガンでは、2種の反応液の混合物の硬化速度が速い
と、圧縮空気による混合室内および噴射ノズル内の残液
の排出が困難となり、連続してスプレーすることは不可
能であった。特に、反応液としてポリイソシアネートと
ポリアミンをそれぞれ成分として含む2種の反応液を用
いて生成されるポリウレアは、ゲル化時間が8秒未満、
一般的には1〜3秒の超高速硬化性であるため、従来の
スプレー作業には順次開放遮断タイプか中間タイプのス
プレーガンだけが使える状況であった。そのため、前記
のとおり、硬化樹脂が噴射孔に付着もしくは噴射孔を閉
塞して欠陥を有する皮膜を生じたり、硬化樹脂が開閉ロ
ッドに付着してその移動を緩慢にし、欠陥を生じる等の
問題が顕著となった。さらに、噴霧パターン調整部材を
固定する押え部材は、従来、噴霧パターン調整部材の噴
霧孔よりも前に突き出ていたり、その面が前に出ている
ため、スプレーミストが付着して噴霧孔前面を遮り、連
続してスプレーすることができない問題の原因となって
いた。
【0010】そこで、本発明の目的は、2種の反応液の
混合によって生成する硬化物が付着して噴射口が閉塞さ
れず、未混合の反応液(A)または(B)のみが噴霧さ
れる問題を解消することができ、超高速硬化性の硬化性
樹脂からなる成形体および構造体の連続した製造に好適
な2液衝突混合スプレーガン、ならびにその2液衝突混
合スプレーガンを用いて形成される成形体および構造体
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、2種類の反応液(A)および(B)を衝
突混合させる混合室と、該混合室内面に反応液(A)の
噴射口(a)と反応液(B)の噴射口(b)とが、それ
ぞれ少なくとも1つ穿設され、前記混合室内に嵌装さ
れ、混合室内を往復動して、反応液(A)の噴射口
(a)および反応液(B)の噴射口(b)を開閉する開
閉ロッドを有し、開閉ロッドが後退したときに噴射口
(a)と噴射口(b)とを開口して、それぞれ反応液
(A)および(B)を混合室内に噴射して衝突混合さ
せ、得られた混合物が混合室の開口端外縁に配設された
押さえ部材によって装着された噴霧パターン調整部材を
介して所定の噴霧パターンで噴霧され、開閉ロッドが前
進したときに噴射口(a)と噴射口(b)とを閉塞して
反応液(A)および(B)の衝突混合が停止されるよう
にしてなる2液衝突混合スプレーガンであって、前記噴
射口(a)内には、反応液(A)の供給路と連通する反
応液(A)噴射ノズルNA が配設され、前記噴射口
(b)内には、反応液(B)の供給路と連通する反応液
(B)噴射ノズルNB が配設され、前記噴射口(a)の
開口径が、反応液(A)噴射ノズルNA の開口径よりも
大であり、噴射口(b)の開口径が反応液(B)噴射ノ
ズルNB の開口径よりも大であり、噴射口(a)と噴射
口(b)とは、該噴射口(a)および噴射口(b)の混
合室の中心軸方向への投影開口面PA およびPB の少な
くとも一部が重複する位置にある2液衝突混合スプレー
ガンを提供するものである。
【0012】また、本発明は、前記押さえ部材が、噴霧
パターンの開口角度の1.5倍以上の開口角度を有する
形状を有し、その前面が混合室の中心軸方向に沿って噴
霧孔と同位置または噴霧孔よりも混合室側になるように
装着される2液衝突混合スプレーガンを提供するもので
ある。
【0013】また、本発明は、前記噴射口(a)の開口
面積、および噴射口(b)の開口面積が、反応液(A)
噴射ノズルNA および反応液(B)噴射ノズルNB の開
口面積の1.2〜36倍であり、噴射口(a)と噴射口
(b)とが、該噴射口(a)および噴射口(b)の混合
室の中心軸方向への投影開口面が10〜100%重なる
位置にある2液衝突混合スプレーガンを提供するもので
ある。
【0014】また、本発明は、前記反応液(A)噴射ノ
ズルNA が、噴射口(a)に嵌挿され、前記反応液
(B)噴射ノズルNB が、噴射口(b)に嵌挿されてい
る2液衝突混合スプレーガンを提供するものである。
【0015】また、本発明は、反応液(A)と反応液
(B)の混合物のゲル化時間が15秒未満である混合物
の噴霧に供される2液衝突混合スプレーガンを提供する
ものである。
【0016】さらに、本発明は、前記のいずれかの2液
衝突混合スプレーガンを用いて形成される成形体を提供
するものである。
【0017】さらにまた、本発明は、前記のいずれかの
2液衝突混合スプレーガンを用いて、コンクリート、金
属材、木材、合成樹脂、塗膜、発泡樹脂、繊維、織布、
不織布、紙、またはアスファルトに被膜または皮膜を形
成してなる構造体をも提供するものである。
【0018】以下、本発明の2液衝突混合スプレーガン
(以下、「本発明のスプレーガン」という)、およびそ
のスプレーガンを用いて形成される成形体および構造体
について詳細に説明する。
【0019】本発明のスプレーガンは、2種類の反応液
(A)および(B)を衝突混合させる混合室と、該混合
室内面にそれぞれ少なくとも1つ穿設された反応液
(A)の噴射口(a)と反応液(B)の噴射口(b)
と、混合室内に嵌装された開閉ロッドとを有するもので
ある。
【0020】本発明のスプレーガンにおいて、混合室を
構成する基体部分は、混合室の内面が、内部に嵌装され
る開閉ロッドの往復動によって該開閉ロッドの外周面と
摺接し、また、加圧された反応液(A)および(B)が
混合、充填される場所であるため、ポリアセタール樹
脂、ナイロン、超高分子量ポリエチレン、シリコン樹脂
等の耐摩耗性樹脂からなるものであると、好ましい。
【0021】開閉ロッドは、混合室内を前進および後退
し、開閉ロッドが後退したときに噴射口(a)と噴射口
(b)とが開口して、それぞれ反応液(A)および
(B)が混合室内に噴射されて衝突混合し、得られた混
合物が混合室の開口端外縁に配設された噴霧パターン調
整部材の噴霧孔から所定の噴霧パターンで噴霧される。
また、開閉ロッドが前進したときに該開閉ロッドの外周
面によって噴射口(a)および(b)が閉塞され、反応
液(A)と反応液(B)の噴射が遮断され、衝突混合が
停止される。
【0022】この開閉ロッドは、混合室内を前進および
後退するように往復駆動する駆動機構、例えば、エアピ
ストンに連結されている。この開閉ロッドは、精密に加
工された金属製の部材であり、必要に応じてクロムメッ
キ等の表面処理が施されている。また、その形状は、特
に制限されないが、一般的には円柱状の部材である。
【0023】本発明のスプレーガンにおいて、反応液
(A)の噴射口(a)および反応液(B)の噴射口
(b)は、混合室の内面に、それぞれ少なくとも1つ穿
設され、1つのみでも、複数穿設されていてもよい。ま
た、各噴射口の穿設個所は、特に限定されないが、最良
の混合状態を形成するために、例えば、噴射口(a)と
噴射口(b)は、反応液(A)と反応液(B)の2液が
相対して噴射されて衝突混合するように、対向する位置
に設置される。混合室の中心軸方向に沿って、噴射口
(a)と噴射口(b)の穿設位置から噴霧孔までの距離
は、混合室内における反応液(A)と(B)の最良の混
合状態を形成するために重要であり、例えば、5〜30
mm、好ましくは10〜20mmに設定される。
【0024】また、噴射口(a)と噴射口(b)とは、
該噴射口(a)および噴射口(b)の混合室の中心軸方
向への投影開口面PA およびPB の少なくとも一部が重
複、好ましくは完全に重複する相対的位置に配設され
る。このような位置に配設することにより、開閉ロッド
の移動が緩慢になった場合でも、1種の反応液のみが、
他の反応液と混合されずに噴霧されて生じる皮膜の欠陥
を防止することができるため、有利である。さらに、噴
射口(a)と噴射口(b)とは、該噴射口(a)および
噴射口(b)の混合室の中心軸方向への投影開口面が1
0〜100%、特に好ましくは50〜100%重なる位
置にある。
【0025】本発明のスプレーガンにおいて、噴射口
(a)内には、反応液(A)の供給路と連通する反応液
(A)噴射ノズルNA が配設され、前記噴射口(b)内
には、反応液(B)の供給路と連通する反応液(B)噴
射ノズルNB が配設されている。本発明において、この
噴射ノズルNA が、噴射口(a)に嵌挿され、噴射ノズ
ルNB は、噴射口(b)に嵌挿されているものは、噴射
ノズルの掃除および交換が容易で作業能率が高く、用い
られる材料や噴霧量に応じて容易に交換できるため、有
利である。この噴射ノズルNA およびNB は、混合室を
構成する基体部分と同種の樹脂、セラミック、金属から
選ばれる1種を加工して得るものである。
【0026】また、本発明のスプレーガンにおいて、噴
射口(a)の開口径aは、反応液(A)噴射ノズルNA
の開口径よりも大であり、噴射口(b)の開口径bは、
反応液(B)噴射ノズルNB の開口径よりも大である。
この噴射口(a)の開口面積、および噴射口(b)の開
口面積は、反応液(A)噴射ノズルNA および反応液
(B)噴射ノズルNB の開口面積の1.2〜36倍であ
り、好ましくは2〜25倍である。本発明のスプレーガ
ンにおいて、噴射口(a)および(b)の開口径が、そ
れぞれ噴射ノズルNA およびNB の開口径よりも大であ
ることにより、噴射ノズルNA およびNB から噴射され
る反応液(a)および(b)は、混合室近傍の噴射口
(a)および(b)において、拡大した形態であるた
め、反応液(A)と(B)の混合硬化物の付着による噴
射流の乱れや噴射口の閉塞による混合不良によって生ず
る皮膜欠陥や連続したスプレー作業の阻害要因を除くこ
とができる。さらにまた、噴射ノズルNA およびNB
開口径は、目標噴霧速度によって選択されるが、通常、
0.4〜1.5mmであり、6〜8リットル/分の噴霧
速度の場合は、0.6〜1.2mm程度であるのが好ま
しい。
【0027】また、噴霧パターン調整部材をスプレーガ
ン本体に装着するための押さえ部材は、図3に示すとお
り、噴霧パターン調整部材の噴霧孔から噴霧される混合
物のスプレーパターンの開口角度αの1.5倍以上の開
口角度βを有する形状であるものが、スプレーダストの
付着による噴霧パターン調整部材、押さえ部材における
硬化物の詰まりを予防でき、連続スプレー性の向上を図
ることができる点で、好ましい。さらに、噴霧パターン
調整部材および押さえ部材に、フッ素樹脂ライニングを
施すと、さらに有効である。また、この押さえ部材は、
その前面が混合室の中心軸方向に沿って噴霧孔と同位置
または噴霧孔よりも混合室側になるように装着される
と、好ましい。
【0028】本発明のスプレーガンは、2種の反応液を
混合して反応させると同時に、得られる反応混合物を噴
霧して、各種の成形体を製造または成形体の表面に皮膜
を形成して構造体を製造する工程に適用することができ
る。特に、反応液(A)と反応液(B)とを混合して調
製される、そのゲル化時間が15秒未満である超高速硬
化型の反応性液体を噴霧して、成形体または構造体の製
造に好適に適用することができる。
【0029】用いられる反応液(A)と反応液(B)の
組合せとしては、例えば、ポリイソシアネートとポリオ
ール、ポリイソシアネートとポリアミン含有ポリオー
ル、またはポリイソシアネートとポリアミンを、それぞ
れ成分とするポリウレタン、ポリウレタンウレア、また
はポリウレア等が挙げられる。特に、ポリイソシアネー
トとポリアミンをそれぞれ成分とする2種の反応液を用
いて、ポリウレア硬化物を形成する場合は、ゲル化時間
が8秒未満、一般的には1〜3秒未満であるため、本発
明のスプレーガンが有効である。また、用いられる反応
液は、無機質フィラー、着色剤、カップリング剤、改質
剤、紫外線吸収剤、可塑剤等を含有していてもよい。
【0030】本発明のスプレーガンは、遊離のフィルム
や皮膜または成形体の製造、あるいはコンクリート、金
属材、木材、合成樹脂、塗膜、発泡樹脂、繊維、織布、
不織布、紙、アスファルト等の被着体の表面に、防食、
防水、結束、化粧塗り等の目的で被膜、皮膜を形成して
構造体を製造するために、好適に使用することができ
る。本発明において、被膜とは、被着体の表面を被覆す
る、比較的薄い膜を言い、また、皮膜とは、塗膜等の、
被着体の表面を覆う、比較的厚い膜を言う。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の2液衝突混合スプ
レーガン(以下、「本発明のスプレーガン」という)に
ついて、図1〜3に示す実施例に基づいて詳細に説明す
るとともに、本発明のスプレーガンを用いて形成される
成形体および構造体について詳細に説明する。図1は、
本発明のスプレーガンの一実施例を示す斜視図であり、
図2および3は、図1に示すスプレーガンの動作を説明
する模式断面図である。
【0032】図1に示すスプレーガン1は、2種の反応
液を衝突混合させて、得られる反応混合物を噴霧するガ
ンブロック2と、ガンブロック2における反応液の衝突
混合を制御するために開閉ロッドの往復動を行う駆動機
構3、該駆動機構3の作動、停止をさせるためのトリガ
ー4、作業用グリップ5、およびガンブロック2に装着
された反応液(A)供給ホース6aおよび反応液(B)
供給ホース6bを有するものである。
【0033】図2は、スプレーガンによる噴霧を停止し
た状態のガンブロックの主要構成を示す模式断面図であ
る。図2に示すガンブロック2において、基体ブロック
7内に嵌装されたミキシングモジュール8は、中心に円
筒状の混合室9を有し、該混合室9の内部には、前記図
1の駆動機構3に連結された円柱状の開閉ロッド10が
嵌装され、また、混合室の内壁には、反応液(A)の噴
射口11aおよび反応液(B)の噴射口11bが、それ
ぞれ独立して穿設されている。
【0034】また、噴射口11aおよび噴射口11bに
は、それぞれ反応液(A)の噴射ノズル12aおよび反
応液(B)の噴射ノズル12bが、パッキング13aお
よび13bを介して嵌挿されている。この噴射口11a
は、噴射ノズル12aの開口径よりも大であり、噴射口
11bの開口径は、噴射ノズル12bの開口径よりも大
である。
【0035】混合室9の先端(図2中、左側)には、噴
霧パターン調整部材13が装着され、基体ブロック7に
螺嵌された押さえ部材14によって固定されている。噴
霧パターン調整部材13は、開閉ロッド10の半球状の
頭部15に対応して半球状の凹部16を有し、中央に混
合室9から混合物が噴霧される噴霧孔17が穿設されて
いる。
【0036】また、ミキシングモジュール8は、押さえ
部材14によって固定された噴霧パターン調整部材13
と、基体ブロック7に螺嵌されたミキシングモジュール
押さえ部材18とによって、反応液の漏出がないように
液密に固定されている。このとき、ミキシングモジュー
ル8は、噴霧パターン調整部材13と接する部分をフロ
ント部8aとし、中央部8bと、さらに、ミキシングモ
ジュール押さえ部材18と接する部分をリヤ部8cとし
て分割することができる。ミキシングモジュール押さえ
部材18の中心には、混合室9と連通し、開閉ロッド1
0が往復動する連絡孔19が穿設されている。噴霧パタ
ーン調整部材13の押さえ部材14は、その前面が、噴
霧孔17と同じ位置かそれよりも後方になるように、基
体ブロック7に螺嵌されている。
【0037】噴射口11aの開口面積、および噴射口1
1bの開口面積は、噴射ノズル12aよび反応液(B)
噴射ノズル12bの開口面積の1.2〜36倍であり、
好ましくは2〜25倍である。さらに、噴射口11aと
噴射口11bとは、該噴射口11aおよび噴射口11b
の混合室の中心軸方向への投影開口面が10〜100
%、最も好ましくは50〜100%重なる位置にある。
さらにまた、噴射ノズル12aおよび12bの開口径
は、目標噴霧速度によって選択されるが、通常、0.4
〜1.5mmであり、6〜8リットル/分の噴霧速度の
場合は、0.6〜1.2mm程度であるのが好ましい。
【0038】また、噴射ノズル12aおよび12bは、
その先端が開閉ロッドに接触しない構造を備えたスクリ
ーン(図示せず)に直結されていて、ガンブロック2お
よびミキシングモジュール8からの液漏れを防ぐために
パッキング20でシールされていることが好ましい。
【0039】図2は、混合物の噴霧を中断した状態を示
す。この状態は、図1において、作業者がトリガー4を
離した状態で、駆動機構3によって該駆動機構3に連結
された開閉ロッド10が、混合室9内に、その頭部15
が噴霧パターン調整部材13の凹部16に当接されるよ
うに押し込まれている。押し込まれた開閉ロッド10の
外周面によって、反応液(A)の噴射口6aおよび反応
液(B)の噴射口6bが閉塞され、混合室内における反
応液(A)と反応液(B)の衝突混合が停止され、噴霧
パターン調整部材13の噴霧孔17からの混合物の噴霧
が中断されている。
【0040】このとき、反応液(A)は、反応液(A)
供給ホース6aによってガンブロック2に設けられた反
応液(A)導入口(図示せず)から、ガンブロック2内
の導入路に導入される。導入路の途中に設けられたスク
リーンによって異物が濾過された後、反応液(A)は、
噴射ノズル12aから噴射口11a内に充満されてい
る。また、反応液(B)は、反応液(B)供給ホース6
bによってガンブロック2に設けられた反応液(B)導
入口(図示せず)から、ガンブロック2内の導入路に導
入される。導入路の途中に設けられたスクリーンによっ
て異物が濾過された後、反応液(B)は、噴射ノズル1
2bから噴射口11b内に充満されている。
【0041】次に、図3は、混合物の噴霧を行っている
状態を示す。この状態は、図1において、作業者がトリ
ガー4を握り締めた状態で、駆動機構3によって該駆動
機構3に連結された開閉ロッド10が、噴射口11aお
よび11bの背後まで後退し、噴射口11aおよび11
bが開放されている。開放された噴射口11aおよび1
1bの噴射ノズル12aおよび12bから、混合室9内
に、反応液(A)および(B)が、それぞれ噴射されて
衝突混合し、得られる混合物が噴霧パターン調整部材1
3の噴霧孔17から噴霧されている。
【0042】次いで、トリガー4を離すと、図2に示す
とおり、開閉ロッド10が前進し、噴射口12aおよび
12bが閉塞され、反応液の衝突混合が停止され、混合
物の噴霧が停止される。
【0043】図4は、従来の2液衝突混合スプレーガン
の一例を示す模式断面図である。この図4に示すスプレ
ーガンは、噴射ノズル12aを備える噴射口11a、お
よび噴射ノズル12bを備える噴射口11bを有する点
では、図2および図3に示す本発明の2液衝突混合スプ
レーガンと同様の構造を有するが、噴霧パターン調整部
材13の押さえ部材21の形状が、異なる構造を有する
ものである。この押さえ部材21の前面22は、混合室
の中心軸方向に沿って、噴霧パターン調整部材13の先
端23より前に位置し、ならびにその円錐状の開口角度
が、スプレーパターンの開口角度とほぼ同じとなるよう
に構成されている。
【0044】そのため、この図4に示す押さえ部材21
または類似の形状を有するエアーキャップを装着した2
液衝突混合スプレーガンにおいては、スプレーミストが
押さえ部材21または類似の形状を有するエアーキャッ
プに付着して堆積し、スプレーを阻害することになる。
また、この形状の押さえ部材21または類似の形状を有
するエアーキャップは、一般にフッ素樹脂を被覆して、
付着した硬化樹脂の離型性を高めているが、その効果も
十分に発揮することができない。
【0045】図5に示す2液衝突混合スプレーガンは、
噴霧パターン調整部材13の押さえ部材24が、噴霧パ
ターン調整部材13とほぼ同じ位置にあり、その円錐状
の開口角度もスプレーパターンの開口角度よりも大きい
形状に構成されているが、図2または3における噴射口
11aおよび11bが、噴射ノズル12aおよび12b
をも兼ねた形状をなし、その噴射口の開口径が噴射ノズ
ルの開口径とほぼ同じである点で、図2および図3の本
発明の2液衝突混合スプレーガンと根本的に異なる。 こ
の図5に示すスプレーガンは、従来の2液衝突混合スプ
レーガンに多く見られるタイプで、反応性が遅い2液の
衝突混合スプレーには適するが、ゲル化時間が15秒未
満の超高速硬化性の材料に適用すると、噴射口11aま
たは11bと開閉ロッド10の接触部で噴射口11aま
たは11bに硬化物が付着して良好な混合ができなくな
り、また、直ぐにスプレーできなくなる。
【0046】
【発明の効果】本発明の2液衝突混合スプレーガンは、
2種の反応液の混合によって生成する硬化物が付着して
噴射口が閉塞されず、未混合の反応液(A)または
(B)のみが噴霧される問題を解消することができる。
そのため、本発明のスプレーガンは、2種の反応液を混
合・反応させて得られる超高速硬化性の硬化性樹脂から
なる成形体および構造体の製造に好適である。
【0047】本発明の2液衝突混合スプレーガンは、混
合物のゲル化時間が15秒未満の超高速硬化性反応を示
す2種の反応液を混合すると同時に、得られる混合物を
スプレーして、成形体または構造体の製造に使用して、
未混合の1液のみが噴霧されることなく、膨れ、剥離、
硬化不良のトラブルの無い皮膜等を形成し、またその皮
膜を有する構造体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の2液衝突混合スプレーガンの一具体
例を示す斜視図。
【図2】 図1に示す2液衝突混合スプレーガンにおけ
る噴霧の停止動作を説明する模式断面図。
【図3】 図1に示す2液衝突混合スプレーガンにおけ
る噴霧動作を説明する模式断面図。
【図4】 従来の噴霧パターン調整部材の押さえ部材を
装着した2液衝突混合スプレーガンの動作を説明する模
式断面図である。
【図5】 従来の噴射口を有する2液衝突混合スプレー
ガンの動作を説明する模式断面図である。
【符号の説明】
1 スプレーガン 2 ガンブロック 3 駆動機構 4 トリガー 5 作業用グリップ 6a 反応液(A)供給ホース 6b 反応液(B)供給ホース 7 基体ブロック 8 ミキシングモジュール 8a フロント部 8b 中央部 8c リヤ部 9 混合室 10 開閉ロッド 11a 反応液(A)の噴射口 11b 反応液(B)の噴射口 12a 反応液(A)の噴射ノズル 12b 反応液(B)の噴射ノズル 13 噴霧パターン調整部材 14 押さえ部材 15 頭部 16 凹部 17 噴霧孔 18 ミキシングモジュール押さえ部材 19 連絡孔 20 パッキング 21 押さえ部材 22 前面 23 先端 24 押さえ部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の反応液(A)および(B)を衝突
    混合させる混合室と、該混合室内面に反応液(A)の噴
    射口(a)と反応液(B)の噴射口(b)とが、それぞ
    れ少なくとも1つ穿設され、前記混合室内に嵌装され、
    混合室内を往復動して、反応液(A)の噴射口(a)お
    よび反応液(B)の噴射口(b)を開閉する開閉ロッド
    を有し、開閉ロッドが後退したときに噴射口(a)と噴
    射口(b)とを開口して、それぞれ反応液(A)および
    (B)を混合室内に噴射して衝突混合させ、得られた混
    合物が混合室の開口端外縁に配設された押さえ部材によ
    って装着された噴霧パターン調整部材を介して所定の噴
    霧パターンで噴霧され、開閉ロッドが前進したときに噴
    射口(a)と噴射口(b)とを閉塞して反応液(A)お
    よび(B)の衝突混合が停止されるようにしてなる2液
    衝突混合スプレーガンであって、 前記噴射口(a)内には、反応液(A)の供給路と連通
    する反応液(A)噴射ノズルNA が配設され、前記噴射
    口(b)内には、反応液(B)の供給路と連通する反応
    液(B)噴射ノズルNB が配設され、 前記噴射口(a)の開口径が、反応液(A)噴射ノズル
    A の開口径よりも大であり、噴射口(b)の開口径が
    反応液(B)噴射ノズルNB の開口径よりも大であり、 噴射口(a)と噴射口(b)とは、該噴射口(a)およ
    び噴射口(b)の混合室の中心軸方向への投影開口面P
    A およびPB の少なくとも一部が重複する位置にある2
    液衝突混合スプレーガン。
  2. 【請求項2】前記押さえ部材が、噴霧パターンの開口角
    度の1.5倍以上の開口角度を有する形状を有するもの
    である請求項1に記載の2液衝突混合スプレーガン。
  3. 【請求項3】前記噴射口(a)の開口面積および噴射口
    (b)の開口面積が、反応液(A)噴射ノズルNA およ
    び反応液(B)噴射ノズルNB の開口面積の1.2〜3
    6倍であり、噴射口(a)と噴射口(b)とが、該噴射
    口(a)および噴射口(b)の混合室の中心軸方向への
    投影開口面が10〜100%重なる位置にある請求項1
    または2に記載の2液衝突混合スプレーガン。
  4. 【請求項4】前記反応液(A)噴射ノズルNA が、噴射
    口(a)に嵌挿され、前記反応液(B)噴射ノズルNB
    が、噴射口(b)に嵌挿されている請求項1〜3のいず
    れかに記載の2液衝突混合スプレーガン。
  5. 【請求項5】反応液(A)と反応液(B)の混合物のゲ
    ル化時間が15秒未満である混合物の噴霧に供される請
    求項1〜4のいずれかに記載の2液衝突混合スプレーガ
    ン。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載の2液衝突
    混合スプレーガンを用いて形成される成形体。
  7. 【請求項7】請求項1〜4のいずれかに記載の2液衝突
    混合スプレーガンを用いて、コンクリート、金属材、木
    材、合成樹脂、塗膜、発泡樹脂、繊維、織布、不織布、
    紙、またはアスファルトに被膜または皮膜を形成してな
    る構造体。
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