JPH1122644A - エアポンプ用吸気口の構造 - Google Patents

エアポンプ用吸気口の構造

Info

Publication number
JPH1122644A
JPH1122644A JP17708297A JP17708297A JPH1122644A JP H1122644 A JPH1122644 A JP H1122644A JP 17708297 A JP17708297 A JP 17708297A JP 17708297 A JP17708297 A JP 17708297A JP H1122644 A JPH1122644 A JP H1122644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
passage
suction
check valve
intake port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17708297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2948176B2 (ja
Inventor
Naoharu Kamikura
尚治 上倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UEKURA KK
Original Assignee
UEKURA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UEKURA KK filed Critical UEKURA KK
Priority to JP17708297A priority Critical patent/JP2948176B2/ja
Publication of JPH1122644A publication Critical patent/JPH1122644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2948176B2 publication Critical patent/JP2948176B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入空気量に応じた流通面積の通路を自動的
に構成可能とし、モーターなどに対する過負荷を防止す
るとともに吸い込み音の低減を図る。 【解決手段】 吸入空気がエアクリーナ20のフィルタ
ー42を通過してポンプ本体に吸引されるエアポンプ用
吸気口の構造であって、前記エアクリーナ20に向かっ
て流れる吸入空気の吸入口に対し、吸入空気量に応じた
開度を保持するように開閉動作する逆止弁50が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば浄化槽に対
して空気を供給するためのエアポンプ用吸気口の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアポンプ用吸気口の構造は、空
気(大気)がエアクリーナを通過してポンプ本体に吸引
されるようになっている。なおポンプ本体から吐出され
る空気は、ポンプ本体の吐出口に設けられた逆止弁を通
って浄化槽などに供給されることとなる。したがって空
気の供給中にポンプ本体の駆動が停止したとしても、す
でに供給された空気の逆流は前記逆止弁によって阻止さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような吸
気口の構造において、前記エアクリーナに向けて吸入さ
れる空気の量に対して吸入口の面積が小さすぎるとポン
プ本体の駆動源であるモーターに過大な負荷がかかり、
逆に吸入空気の量に対して吸入口の面積が大きすぎると
空気の吸い込み音が発生する。したがって吸入空気量の
変化に応じて吸入口の面積(孔径など)を調整する必要
があった。
【0004】請求項1記載の発明の目的は、吸入空気量
に応じた流通面積の通路を自動的に構成可能とし、モー
ターなどに対する過負荷を防止するとともに吸い込み音
の低減を図ることである。
【0005】請求項2記載の発明の目的は、供給された
空気の逆流を防止する逆止弁とエアクリーナとを一体構
造としてエアポンプ用吸気口のコンパクト化を図ること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
吸入空気がエアクリーナのフィルターを通過してポンプ
本体に吸引されるエアポンプ用吸気口の構造であって、
前記エアクリーナに向かって流れる吸入空気の吸入口に
対し、吸入空気量に応じた開度を保持するように開閉動
作する逆止弁が設けられている。
【0007】このように前記吸入口の逆止弁が吸入空気
量に応じた開度となるように開閉することから、結果的
には吸入空気量に応じた面積の通路が自動的に構成され
ることとなる。これによって前記吸入口の孔径などを人
為的に調整することなく、モーターなどに対する過負荷
及び吸い込み音の発生が防止される。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のエ
アポンプ用吸気口の構造であって、逆止弁を備えた吸入
口とエアクリーナとが一体構造となっている。この結
果、エアポンプ用吸気口の構造をコンパクトに仕上げる
ことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はエアポンプ用吸気口の構造を表した外観図
である。この図面で示すように、ベッド10の上にはロ
ータリーブロワータイプのポンプ本体12が配置されて
いる。このポンプ本体12はモーターなど(図示外)の
駆動によって回転駆動されるようになっており、これに
よって空気(大気)がエアクリーナ20及び連結パイプ
16を経てポンプ本体12に吸引されることとなる。な
おポンプ本体12の吐出口14から吐出された空気は浄
化槽などに供給される。
【0010】図2は吸気口の内部構造を表した断面図で
ある。この図面から明らかなように前記エアクリーナ2
0の外殻はハウジング22とカバー38とによって構成
されており、その内部はハウジング22と一体の中間壁
24によって上下二つのチャンバーに区画されている。
そしてこの中間壁24には、上下のチャンバーを連通さ
せた複数個の透孔26が形成されている。
【0011】下部のチャンバー内には、前記中間壁24
の中心部からハウジング22の周壁まで連続した通路2
8が形成されている。つまりこの通路28と下部のチャ
ンバーとは互いに独立した空間となっている。この通路
28は、上部のチャンバー側から中間壁24の中心部に
一端(下端)が結合された管30の内部と連通してい
る。なおこの管30の他端(上端)は閉塞されている。
しかも通路28はハウジング22の周壁側において外部
に開口しており、ここに前記連結パイプ16が接続され
る。
【0012】さて上部のチャンバー内は、さらに隔壁板
34によってハウジング22側の空間とカバー38の側
の空間とに分離されている。これらの両空間は、隔壁板
34の外周よりの箇所に形成された複数個の透孔36に
よって相互に連通している。また前記管30にはカバー
38の側の空間内において複数個の透孔32が形成され
ている。なおカバー38は、その外側から前記管30の
上端部にねじ込まれたロックボルト40により、ハウジ
ング22に対して取り外し可能に固定されている。
【0013】前記カバー38の側の空間内には、管30
と隔壁板34の各透孔36との間においてフィルター4
2が設けられている。したがって下側のチャンバーから
中間壁24の各透孔26を通って上側のチャンバーに入
った空気は隔壁板34の透孔36からカバー38の側の
空間に流入し、フィルター42を通過して管30の透孔
32から前記通路28に導かれることとなる。
【0014】一方、下側のチャンバーはその開放下面が
蓋板44で閉塞された構成になっており、この蓋板44
には下側のチャンバー内と外部とを連通させる複数個の
吸入口46が形成されている。この蓋板44はその外側
から前記通路28の壁部28aにねじ込まれたロックボ
ルト48によってハウジング22に取り付けられてい
る。
【0015】そして蓋板44の内側面と通路28の壁部
28aとの間には、円板状に形成された逆止弁50の中
心部分が挟み付けられて固定されている。この逆止弁5
0はウレタンゴムなどの弾性体で形成されており、その
自由状態においては前記の各吸入口46を蓋板44の内
側から閉ざしている。したがって逆止弁50は、ハウジ
ング22の外部から各吸入口46を通って内部に向かう
吸入空気の流れは許容し、逆の流れは阻止するように機
能する。
【0016】このように構成されたエアポンプ用吸気口
においては、前記ポンプ本体12の駆動により、空気が
前記の各吸入口46から逆止弁50を図2の仮想線で示
すように押し開いてハウジング22の内部に吸入され
る。この吸入空気は、すでに説明したようにエアクリー
ナ20のフィルター42を通過して濾過された後に通路
28を通ってポンプ本体12に吸引される。
【0017】前記逆止弁50は各吸入口46からの吸入
空気の量に応じて開閉するため、その結果として吸入空
気量に応じた面積の吸気通路が自動的に構成される。し
たがって吸入空気量に対して通路の面積が小さすぎる場
合にポンプ本体12の駆動源であるモーターに過大な負
荷がかかるといった現象、逆に吸入空気量に対して通路
の面積が大きすぎる場合に発生する空気の吸い込み音と
いった現象がともに解消される。
【0018】また前記逆止弁50は、その自重によって
各吸入口46を閉ざす姿勢(上下向きの姿勢)に設定さ
れているので、簡単な構造であってもポンプ本体12が
停止した場合には各吸入口46が確実に閉ざされ、すで
に供給された空気の逆流が阻止される。しかもこの逆止
弁50と前記エアクリーナ20とが一体構造となってい
ることから、エアポンプ用吸気口の構造がコンパクトに
なり、コストの低減も可能となる。なお前記フィルター
42の清掃は、前記ロックボルト40を弛めてカバー3
8をハウジング22から取り外すことによって簡単に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアポンプ用吸気口の構造を表した外観図。
【図2】吸気口の内部構造を表した断面図。
【符号の説明】
12 ポンプ本体 20 エアクリーナ 42 フィルター 46 吸入口 50 逆止弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入空気がエアクリーナのフィルターを
    通過してポンプ本体に吸引されるエアポンプ用吸気口の
    構造であって、前記エアクリーナに向かって流れる吸入
    空気の吸入口に対し、吸入空気量に応じた開度を保持す
    るように開閉動作する逆止弁が設けられていることを特
    徴とするエアポンプ用吸気口の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエアポンプ用吸気口の構
    造であって、逆止弁を備えた吸入口とエアクリーナとが
    一体構造となっていることを特徴とするエアポンプ用吸
    気口の構造。
JP17708297A 1997-07-02 1997-07-02 エアポンプ用吸気口の構造 Expired - Lifetime JP2948176B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17708297A JP2948176B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 エアポンプ用吸気口の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17708297A JP2948176B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 エアポンプ用吸気口の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1122644A true JPH1122644A (ja) 1999-01-26
JP2948176B2 JP2948176B2 (ja) 1999-09-13

Family

ID=16024820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17708297A Expired - Lifetime JP2948176B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 エアポンプ用吸気口の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2948176B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105698420A (zh) * 2014-11-28 2016-06-22 青岛海尔空调器有限总公司 一种压缩机及空调***
WO2018143234A1 (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 アネスト岩田株式会社 フィルタ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105698420A (zh) * 2014-11-28 2016-06-22 青岛海尔空调器有限总公司 一种压缩机及空调***
WO2018143234A1 (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 アネスト岩田株式会社 フィルタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2948176B2 (ja) 1999-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8257456B2 (en) Vacuum system using a filter cartridge
CA2492733A1 (en) Blower with double inlet wheel
CA2398258A1 (en) Filter assembly for a vacuum cleaner
CN113188220A (zh) 一种新风***和空调
JP2948176B2 (ja) エアポンプ用吸気口の構造
JP2005002941A (ja) インテークマニホールド
JP2001152982A (ja) エンジンのエアプレクリーナー
JPH01176792U (ja)
JPS62191658A (ja) 燃料供給装置
JP4342741B2 (ja) インタンク式燃料ポンプ装置
US20210259492A1 (en) Cleaner
JPH10184475A (ja) エンジンのエアクリーナ装置
JP3655174B2 (ja) 集塵機用除塵装置
CA2247721A1 (en) Improved hover vacuum cleaner
JP4635408B2 (ja) 吸入フィルタ
KR100390605B1 (ko) 업라이트형 진공 청소기의 배기구조
RU2006115989A (ru) Мощный многофункциональный противоточный всасывающий вентилятор
JPH0442557Y2 (ja)
KR940018057A (ko) 스틱형 진공 청소기
JP2787202B2 (ja) エアー吐出装置
JPH11280666A (ja) 燃料ポンプ
CN211159326U (zh) 一种集成式隔膜泵
CN215336866U (zh) 一种新风***和空调
JPS631025Y2 (ja)
JPH0255880A (ja) 圧縮機の消音装置