JPH11225628A - 魚釣用ラインガイド - Google Patents

魚釣用ラインガイド

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JPH11225628A
JPH11225628A JP5275398A JP5275398A JPH11225628A JP H11225628 A JPH11225628 A JP H11225628A JP 5275398 A JP5275398 A JP 5275398A JP 5275398 A JP5275398 A JP 5275398A JP H11225628 A JPH11225628 A JP H11225628A
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JP
Japan
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ring
guide
frame
guide ring
holding hole
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JP5275398A
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English (en)
Inventor
Riyuuichi Oomura
▲りゅう▼一 大村
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレームのリング保持孔にガイドリングを圧入
状に保持したラインガイドにおいては、リング保持孔に
設けた微小な仮止め突起でガイドリングを仮止めするこ
とでリングの寸法誤差を吸収し、最終的にフレームとリ
ングとを接着固定している。この突起の前後幅はできる
だけ小さくしたいし、逆に接着面積は大きくしたい。 【解決手段】フレーム23の材料には従来より薄い板厚
のものを使用し、リング保持孔35の内周縁33aには
仮止め突起37を設け、リング保持部27は内周縁33
a寄り部分を残して筒形に絞り加工し、この筒形をした
部分とガイドリング25とを接着材39で固定した。従
って、板厚が薄くなった分、突起37の前後幅が小さく
なり、リング保持部27を筒形に絞ることでガイドリン
グ25との接着面積が増大すると共に強度の低下が防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竿体やリール等に
装着される魚釣用ラインガイドに係る。詳しくは、フレ
ームのリング保持孔に硬質なガイドリングを内嵌めして
成るラインガイドであって、リング保持孔の内周縁には
微小な仮止め突起が形成され、2以上の仮止め突起の先
端で、又はリング保持孔の内周縁と仮止め突起の先端と
でガイドリングを仮保持し、その状態からガイドリング
をフレームに接着固定して成る魚釣用ラインガイドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】釣竿や一部のリール等には、ライン(釣
糸)の走行を案内するためのラインガイドが取り付けら
れる。今日のラインガイドの多くは、円環形をしたガイ
ドリングをフレームのリング保持孔に内嵌めして接着す
ることで構成され、通常、ガイドリングは摩耗や蓄熱と
の関係からセラミック等の硬質な材料によって形成さ
れ、フレームは金属板により形成される。
【0003】ところで、セラミック等から成るガイドリ
ングには、製造上どうしても少なからぬ寸法誤差ができ
てしまうので、製造したガイドリングの全てをそのまま
フレームのリング保持孔に圧入して保持させることは実
際には不可能である。このため、サイズが当該フレーム
に合わないという理由だけで使用不能になるガイドリン
グが多発して歩留まりが悪化するという問題があった。
【0004】そこで、本件発明者らは、先に、リング保
持孔の内周縁に仮止め用の微小な突起を周方向へ幾つか
形成しておいて、ガイドリングの圧入によってフレーム
を変形させることでガイドリングの寸法誤差を吸収でき
るようにしたラインガイドを開発した(実公昭58−3
477号公報)。
【0005】図5から図7は上記公報に記載されたライ
ンガイドを示すものである。図中、1はガイドリングを
示し、3は金属製のフレームを示す。このフレーム3
は、円環形をしたリング保持部5と、竿体への取付足7
と、これらを互いに連結した支脚9とから成り、比較的
厚い金属板をプレス加工することで上記各部が一体に形
成される。リング保持部5の孔であるリング保持孔11
の内周縁11aには周方向へ等間隔で配列された微小な
6つの仮止め突起13が形成されている(図面ではこの
突起13を誇張して示してある)。そして、ガイドリン
グ1を製造する際、その外径寸法の公差は、6つの突起
13の先端に内接する内接円の直径よりプラス公差に設
定する。
【0006】従って、このガイドリング1をリング保持
孔11に圧入すると、突起13がガイドリング1によっ
て押圧されることで、リング保持部5が変形し(突起1
1が互いに外側へ変位する替わりに、隣接する突起13
の間の部分はリング保持孔11の中心側へ寄る)、それ
により、ガイドリング1がリング保持孔11に圧入状に
内嵌めされる。この後、ガイドリング1の外周面とリン
グ保持孔11の内周縁11aとの間に接着剤を供給して
ガイドリング1をフレーム3に接着固定する。このよう
にして、ガイドリング1のフレーム3に対する相対的な
寸法誤差はリング保持部5が変形することで吸収され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この突起1
3、特に、ガイドリング1と接触する面はできるだけ小
さい方が望ましい。即ち、突起13はガイドリング1の
装着に伴って潰れたり削除される方が前記寸法誤差を吸
収し易くてガイドリングの歩留まりが向上するし、突起
13が小さい方がフレーム3の変形量も少なくて済み、
しかも、フレーム3に加えられた衝撃がガイドリング1
に局部的に伝わるのを防止でき或いはその衝撃を小さく
できるからである。
【0008】この場合、突起13が潰れ易く且つガイド
リング1との接触面積が小さくなるようにするには、突
起13の前後幅を小さくすることが最良である。しかし
ながら、リング保持孔11の内周縁11aの幅方向にお
ける一部だけに突起13を設けることは加工上かなり困
難であり、仮に可能だとしても製造コストが高くついた
りして現実的で無い。
【0009】そこで、フレーム3の板厚そのものを薄く
して突起13の前後幅を小さくすることが考えられる。
この方法であれば通常のプレス加工によって突起13を
形成できるので、製造が面倒になるといった問題は生じ
ないし、ラインガイドにとって望ましい軽量化にも寄与
する。ところが、フレーム3の板厚を薄くすると、リン
グ保持孔11の内周縁11aの幅も小さくなるので、ガ
イドリング1とフレーム3との対向面積が減少し、この
ことは、当然、これらガイドリング1とフレーム3との
接着面積の減少を招いて、フレーム3によるガイドリン
グ1の保持力が低下するという問題が生じる。この種の
構造のラインガイドにおけるガイドリング1の保持力
は、大部分、フレーム3との接着力で稼いでいるので、
接着面積の減少は直ちに保持力の低下につながり、むし
ろ、上記接着面は大きくすることが望ましい。
【0010】また、従来のこの種のラインガイドにあっ
ては、突起13の高さ分フレーム3の外径が大きくなっ
て、重量が増す上にラインが絡み易いという問題もあっ
た。
【0011】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、フレームの強度を低下させること無
しにリング保持孔に設ける突起を小さくできて、ガイド
リングの寸法誤差を許容できる範囲を拡げることができ
ると共に、フレームによるガイドリングの保持力を大幅
に高めることができ、しかも、フレームのリング保持部
の前後方向から見た外形を小さくできて糸絡みが生じ難
く、且つ、フレームの重量を軽減することができる魚釣
用ラインガイドを提供することを目的とする。また、本
発明は、上記の事項に加え、フレームに最も撓み難い方
向から加えられた衝撃が突起を介してそのままガイドリ
ングに及ぶのを確実に防止できる魚釣用ラインガイドを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明魚釣用ラインガイドは、硬質な材料から成る
ガイドリングと、このガイドリングが内嵌状に保持され
たリング保持孔を有するフレームとを備え、リング保持
孔の内周縁には微小な仮止め突起が形成され、2以上の
仮止め突起の先端で又はリング保持孔の内周縁と仮止め
突起の先端とでガイドリングを保持した状態でガイドリ
ングとフレームとを接着固定して成る魚釣用ラインガイ
ドであって、フレームのうち少なくともリング保持孔の
周囲をこの孔の内周縁寄り部分を残して筒形に絞り加工
し、この筒形をした部分とガイドリングとを接着固定し
たものである。
【0013】この発明によれば、リング保持部を筒形に
絞ることで強度を稼ぐことができるので、フレームの板
厚を従来使用していた金属板より大幅に薄くすることが
できる。それにより、突起の前後幅が必然的に小さくな
って、リング保持孔へのガイドリングの圧入が容易にな
るので、ガイドリングの寸法誤差を許容できる範囲を拡
げることができる。しかも、リング保持部の形状が前後
方向にある程度の距離を持った筒形になるので、使用す
る材料の板厚分の距離しか無かった従来のリング保持部
と比較してガイドリングの外周面と対向する面積が増
え、従って、ガイドリングとフレームとの接着面積を大
幅に拡大することができて、フレームによるガイドリン
グの保持力が飛躍的に高められる。
【0014】その上、フレームのリング保持部はリング
保持孔の内周縁寄りの部分を残して筒形に絞り加工され
るので、リング保持部の外径、即ち、前後方向から見た
寸法が小さくなり、それにより糸絡みが起こり難くな
り、またフレームの板厚が薄くなった分、ラインガイド
の重量を軽減することができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載した魚
釣用ラインガイドにおいて、フレームには竿体取付部が
設けられ、ガイドリングが仮止め突起又はリング保持孔
の内周縁に接する部位は竿体取付部と反対側の頂部以外
の位置にしたものである。通常、釣竿に装着された状態
のラインガイドにおいて、フレームが最も撓み難い方向
は竿体側への方向であって、この方向への衝撃がガイド
リングにそのまま伝わるとガイドリングが割れる虞があ
るが、この請求項の発明によれば、ガイドリングは竿体
取付部と反対側の頂部においては突起やリング保持孔の
内周縁とは接しないので、上記方向からの衝撃がそのま
まガイドリングに加えられるのを確実に防止することが
できて、ガイドリングの割れに対する信頼性を高めるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る魚釣用ライ
ンガイドの詳細を図面に示した各実施の形態に従って説
明する。図面に示した各実施の形態は、本発明を、竿体
に外付けされるタイプのラインガイドに適用したもので
ある。図1から図3は、第一の実施の形態に係るライン
ガイド21を示す。このラインガイド21は、金属製の
フレーム23と、ラインを通すためのガイドリング25
とから成る。
【0017】フレームは23は、ガイドリング25を保
持するリング保持部27と、竿体(ブランク)に取り付
けられる略舌片形をした前後(図1における右上方へ向
かう方向が前側、即ち、竿先側である。)2つの取付足
29、29´と、この取付足29、29´と上記リング
保持部27とを連結した前後の支脚31、31´とから
構成されており、これらの各部はステンレスやアルミニ
ューム、チタン等、軽量で耐錆性の良い金属板をプレス
加工することにより一体に形成されている。
【0018】この金属板には、同サイズのガイドリング
を用いた従来のラインガイドのフレームに使用していた
金属板の板厚に比較して、略80%程度の板厚のものを
使用する。例えば、ガイドリング25の外径が12ミリ
メートルのものである場合、従来は厚さが略1.0ミリ
メートルのステンレス板を使用していたのに対し、この
実施の形態に示すラインガイド21においては厚さ0.
8ミリメートルのステンレス板を使用した。
【0019】リング保持部27は、直径の大きさの割に
軸方向における長さが著しく短い略円筒形をしており、
その軸方向は略前後方向に沿って延び、その前端部は内
側へ向けて屈曲した細幅な円帯状のフランジ部33にな
っている。このフランジ部33の内周縁33aで画され
る孔がリング保持孔35である。このフランジ部33の
内周縁33aには、周方向へ等間隔で配列された3つの
仮止め突起37が形成されている。これら仮止め突起3
7は横長な略台形をしており、その台形の高さは略0.
1ミリメートルになっている。そして、3つの仮止め突
起37の一つはリング保持部27の下頂部に位置してお
り、従って、仮止め突起37はリング保持部27の上頂
部、即ち、取付足29、29´と反対側の頂部には設け
られていない。
【0020】前側の支脚31はリング保持部27の後端
縁の下端から前下方へ折り返すように延びて前側の取付
足29に連続し、後側の支脚31´は左右2つあってリ
ング保持部27の後端縁の左右両側部から各別に後ろ下
方へ延びて後側の取付足29´に連続している。
【0021】ガイドリング25は既知の焼結法等によっ
て加工されたセラミック製のもので、円環形に形成さ
れ、その外周面25aの幅方向における中間部は、この
ガイドリング25の中心軸と直交する方向から見て、平
坦に形成されている。
【0022】前記3つの仮止め突起37の先端に内接す
る内接円の直径とガイドリング25の外径との設計上の
寸法関係は、上記内接円の直径が相対的にガイドリング
25の外径より僅かに小さくなる関係の公差に設定され
ており、従って、極端な製造不良を除き、ガイドリング
25の外径は上記内接円の直径より僅かに大きい寸法と
される。
【0023】ガイドリング25の取付は次のように行
う。先ず、ガイドリング25をフレーム23に仮止めす
る。この仮止めは、ガイドリング25をリング保持孔3
5に圧入することにより行う。この場合、圧入を後側か
ら行うと、リング保持部27がガイドリング25をリン
グ保持孔35に導く案内部材として働くので、作業をや
り易い。ガイドリング25をリング保持孔35に圧入す
ると、仮止め突起37がガイドリング25によって押圧
されることで、リング保持部27が変形し(仮止め突起
37が設けられている位置は互いに拡がり、隣接する仮
止め突起37の間の部分はリング保持孔35の中心へ寄
る)、それにより、ガイドリング25がリング保持孔3
5に圧入状に内嵌めされる。この嵌合は、ガイドリング
25の外周面25aの中間部が仮止め突起37に当たる
辺りまで行う。
【0024】この後、ガイドリング25の外周面25a
とリング保持部27の内周面との間に接着剤39を供給
して、これらガイドリング25とリング保持部27とを
接着固定する。この接着には、例えば、エポキシ系の接
着剤を用いる。竿体への取付は、取付足29、29´を
竿体に縛り付けることで行う。
【0025】ラインガイド21は以上のように構成され
ている。従って、フレーム23の材料として使用する金
属板が従来使用していたものに較べて80%程度薄いに
も拘らず、リング保持部27が筒形に絞られることで強
度の低下が防止される。そして、フレーム23の板厚が
薄くなった分ラインガイド21の重量が軽減されて釣竿
の持ち重り感が軽減されると共に、仮止め突起37の前
後幅が小さくなったので、ガイドリング25を装着する
際に、この仮止め突起37が潰れやすく、あるいは削除
され易くなり、それによって、ガイドリング25の許容
できる寸法誤差がかなり拡がる。
【0026】しかも、リング保持部27は前後方向にあ
る程度の距離を持った筒形をしているので、このリング
保持部27がガイドリング25の外周面25aと対向す
る面積が増え、その分、接着剤39によるガイドリング
25とフレーム23との接着面積が大幅に拡大され、フ
レーム23によるガイドリング25の保持力がかなり高
められる。その上、リング保持部27はリング保持孔3
5の内周縁33a寄りの部分を残して筒形に絞り加工さ
れるので、リング保持部27の外径、即ち、前後方向か
ら見た寸法が小さくなり、それにより、糸絡みが起こり
難くなる。
【0027】また、前記したように、仮止め突起37は
リング保持部27の上頂部、即ち、取付足29、29´
と反対側の頂部には設けられていないので、ガイドリン
グ25に強い衝撃が加えられるのを防止できる。即ち、
ラインガイド21が竿体に装着された状態においては、
フレーム23が竿体側へ変位するように撓むことは困難
であるために、この方向から加えられた衝撃をフレーム
23の撓みによって緩衝することはできないが、ガイド
リング25はその上頂部において仮止め突起37と接し
てはいないので、竿体と反対の方向から衝撃を加えられ
ても、その衝撃が方向を変えずにガイドリング25に加
わることは無い。従って、ガイドリング25の割れに対
する信頼性がかなり高いものになる。
【0028】尚、この実施の形態においては、仮止め突
起37を3個設けたが、仮止め突起37の数は、これが
多いほどガイドリング25を装着したときのリング保持
部27の変形が少なくて済む反面、ガイドリング圧入時
の抵抗は大きくなる。従って、この仮止め突起37は、
数が多いほど高さを小さくするのが望ましい。一般的に
は、仮止め突起37の高さは0.3ミリメートル以下に
すると良い。
【0029】図4は本発明の第二の実施の形態に係るラ
インガイド21Aを示すものである。このラインガイド
21Aが前記ラインガイド21と比較して相違する点
は、ガイドリング25の保持に、リング保持孔の内周縁
を一部利用していることだけである。従って、説明はこ
の相違点についてのみ行い、その余の部分については、
図面の各部に前記ラインガイド21における同様の部位
に付した符号と同じ符号を付することによって説明を省
略する。
【0030】このラインガイド21Aにおいては、仮止
め突起37を2個だけ設けてあり、その位置は、リング
保持孔の中心から左斜め上側と同中心から右斜め上側の
位置である。ガイドリング25の保持は、リング保持孔
35の内周縁33aの下頂部である内接点41と2つの
仮止め突起37の先端とで、即ち、3点で行う。
【0031】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、仮止め突起の数が1個のものと3
個のものを示したが、この突起の数は、ガイドリングの
仮止めを突起だけで行おうとする場合は2以上幾つであ
っても良く、この仮止めにリング保持孔の内周縁を利用
する場合は1つでも可能である。
【0032】また、仮止め突起を複数設ける場合、その
間隔は必ずしも等しくする必要は無いが、フレームの変
形が歪にならないようにするためには、この間隔を等し
くした方が良い。そして、本発明は、竿体に装着される
タイプのラインガイドに限らず、リールその他の各種の
魚釣用具に装着されるラインガイドとして広く適用する
ことができ、ガイドリングはフランジ付きのものであっ
ても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明魚釣用ラインガイ
ドにあっては、フレームの強度を低下させること無し
に、リング保持孔に設ける突起を小さくできると共に、
接着によるガイドリングの保持力を大幅に高めることが
でき、しかも、フレームのリング保持部の前後方向から
見た外形を小さくできて糸絡みが生じ難くなり、且つ、
フレームの重量を軽減することができる。
【0034】請求項2の発明によれば、フレームに最も
撓み難い方向から加えられた衝撃が突起を介してそのま
まガイドリングに及ぶのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係るラインガイド
の分解斜視図である。
【図2】図1に示すラインガイドの要部背面図である。
【図3】図2のA−A線に沿って切断した要部拡大断面
図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態に係るラインガイド
の要部背面図である。
【図5】従来のラインガイドのフレームを示す斜視図で
ある。
【図6】図5に示すラインガイドの要部拡大背面図であ
る。
【図7】図6のB−B線に沿って切断した要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
21 ラインガイド 23 フレーム 25 ガイドリング 27 筒形に絞り加工された部分 29、29´ 竿体取付部 33a 内周縁 35 リング保持孔 37 仮止め突起 39 接着 21A ラインガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質な材料から成るガイドリングと、この
    ガイドリングが内嵌状に保持されたリング保持孔を有す
    るフレームとを備え、リング保持孔の内周縁には微小な
    仮止め突起が形成され、2以上の仮止め突起の先端で又
    はリング保持孔の内周縁と仮止め突起の先端とでガイド
    リングを保持した状態でガイドリングとフレームとを接
    着固定して成る魚釣用ラインガイドであって、フレーム
    のうち少なくともリング保持孔の周囲をこの孔の内周縁
    寄り部分を残して筒形に絞り加工し、この筒形をした部
    分とガイドリングとを接着固定したことを特徴とする魚
    釣用ラインガイド。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した魚釣用ラインガイドに
    おいて、フレームには竿体取付部が設けられ、ガイドリ
    ングが仮止め突起又はリング保持孔の内周縁に接する部
    位は竿体取付部と反対側の頂部以外の位置にしたことを
    特徴とする魚釣用ラインガイド。
JP5275398A 1998-02-18 1998-02-18 魚釣用ラインガイド Pending JPH11225628A (ja)

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