JPH11225321A - 限定受信方式の送信装置ならびに受信装置 - Google Patents

限定受信方式の送信装置ならびに受信装置

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JPH11225321A
JPH11225321A JP10022915A JP2291598A JPH11225321A JP H11225321 A JPH11225321 A JP H11225321A JP 10022915 A JP10022915 A JP 10022915A JP 2291598 A JP2291598 A JP 2291598A JP H11225321 A JPH11225321 A JP H11225321A
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JP10022915A
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Tsutomu Noda
勉 野田
Toru Yamada
徹 山田
Toshiyuki Tanaka
俊之 田中
Hiroyuki Mizukami
博之 水上
Masami Nishida
正巳 西田
Masahito Hayashi
雅人 林
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式
送信装置ならびに受信装置を提供することにある。 【解決手段】トランスポートストリーム形式のデジタル
データの一部のデータとそのデータを暗号化する鍵デー
タとを演算するコンテンツスクランブル手段と、鍵デー
タを暗号化する鍵情報スクランブル手段を設け、コンテ
ンツスクランブル手段と鍵情報スクランブル手段の出力
データを64値などの多値QAM変調で伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
の受信者を特定して受信許可する限定受信方式に関わ
り,特にCATV(Cable Television)伝送路などを使用した
デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式の送信装
置ならびに受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブルテレビと呼ばれるCATV伝
送路を使用したテレビジョン放送における限定受信方式
については、コロナ社より発行された(社)電子機械工
業会ケーブルテレビ技術委員会編「ケーブルテレビ技術
入門」に記述されている。その記述によれば、1WAYアド
レッサブルシステムと呼ばれる方式が記述されている。
この方式は、受信側ホームターミナル内のデスクランブ
ル機能を送信側からのFSK(Frequency Shift Keying)変
調の下り回線で制御している。そのスクランブルシステ
ムの詳細な記述はないが、以下の経緯で方法が進歩しな
がら変わっていっている。まず、簡単な限定受信方式と
して、映像信号を伝送しているチャンネル以外の帯域で
FSK変調などで伝送される下り回線の制御情報によってC
ATV受信機の選局を制限する俗称チャンネルスキップ方
式があった。そのチャンネルスキップ方式は、受信者が
契約していないチャンネルを受信できないように、CATV
受信機が下り回線の制御情報に応じて受信可能なチャン
ネルを飛ばすものであり、CATVチャンネル対応テレビ受
像機が一般ユーザーへ販売されるようになって、チャン
ネルを飛ばすことができなくなり、限定受信の機能がな
くなった。他の限定受信方式として、同期圧縮のスクラ
ンブル方式がある。この方式では、NTSC(National Tele
vision System Committee)映像の水平同期信号の期間を
レベルを少なくして送信することで、CATVチャンネル対
応テレビ受像機でも再生できなくなり、CATV受信機で
は、下り回線の制御情報に応じて受信者が契約している
チャンネルを受信する場合にレベルが圧縮されて少なく
された水平同期信号の期間を伸長して正規のレベルまで
戻すことで再生できる。この同期圧縮のスクランブル方
式がNTSC映像を伝送するアナログテレビジョン放送の限
定受信方式として一般的であるが、デジタル有線テレビ
ジョン放送の限定受信方式については記述されていな
い。
【0003】また、最近のデジタル伝送技術などの発展
に伴い、アナログ信号であるNTSC映像の伝送チャンネル
1チャンネルで複数のデジタル化された映像が伝送され
ようとしている。このケーブルテレビのデジタル伝送に
ついては、1995年9月21日に発表されたテレビジョン学
会技術報告(vol.19,No.42)19頁から24頁の「電気通信技
術審議会暫定方式デジタル有線テレビジョン放送伝送実
験」に示されている。この報告によれば、エムペグ2 (M
PEG2:Moving Picture Experts Group phase 2)と呼ば
れるデジタル画像圧縮技術によって圧縮された画像など
のデジタルデータが多重されたトランスポートストリー
ムと呼ばれる形式のデータ列とされ、リードソロモン誤
り訂正などの信号処理をされ、64QAM(Quadrature Ampli
tude Modulation:64値直交振幅変調)と呼ばれるデジタ
ル変調技術によって変調されてCATV伝送路で伝送され
る。この報告でも、限定受信方式については記述されて
いない。
【0004】一方、多チャンネルのデジタル化された映
像を配信する方式としてデジタル衛星テレビジョン放送
があり、その放送については、日経エレクトロニクス19
96年9月2日号149頁の論文「70近くの多チャンネルを実
現する日本初のデジタル衛星放送」に記載されているよ
うに、デジタル画像圧縮技術とデジタル伝送技術の組み
合わせによって実現している。この論文によれば、日本
独自のスクランブルシステムとICカード(半導体メモリ
内蔵カード)によるスクランブル解除によって、受信者
を特定して受信許可する限定受信方式を実現している。
このように、衛星テレビジョン放送は、衛星を介した放
送のため各家庭から送信側に情報を送る上り回線は、IC
カードや電話回線用いたシステムとなっている。この論
文では、スクランブルシステムとICカードによるスクラ
ンブル解除の限定受信方式をデジタル有線テレビジョン
放送など他の伝送方式に適応するための記述が無い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、CATV
伝送路を使用したデジタル有線テレビジョン放送の限定
受信方式が無く、従来のアナログ受信機のようにチャネ
ルスキップ方式では、デジタル有線テレビジョン放送対
応テレビ受像機が一般ユーザーへ販売されるようになる
と限定受信の機能が無くなる。また、デジタル有線テレ
ビジョン放送では、伝送する信号がNTSC映像でなく水平
同期信号が無いため、同期圧縮のスクランブル方式が採
用できない。それらの状況から、同一形式のトランスポ
ートストリームを伝送するデジタル衛星テレビジョン放
送の限定受信方式を採用することが考えられるが、有線
テレビジョン放送に適応するための工夫など具体的な方
法については述べられていない。
【0006】本発明の目的は、圧縮された画像などのデ
ジタルデータをトランスポートストリームと呼ばれる形
式で伝送するデジタル有線テレビジョン放送の限定受信
方式の送信装置ならびに受信装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、デジタルデータの一部のデータをスク
ランブルするために第1の鍵データを用いてスクランブ
ル演算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1
の鍵データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2
の鍵データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手
段と、上記コンテンツスクランブル手段の出力データス
トリームと上記第1の鍵データ暗号化手段の出力データ
を時分割多重する多重化手段と、上記多重化手段の出力
を64値などの多値QAMなどのデジタル変調する変調手段
と、を備えた送信側手段と、上記第2の鍵データを記憶
できる情報記憶手段と、周波数多重されて伝送された64
値などの多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復
調手段と、上記復調手段の出力である時分割多重された
データからコンテンツスクランブルされたデータと暗号
化された第1の鍵データの情報を分離する時分割多重分
離手段と、上記時分割多重分離手段で得られた暗号化さ
れた第1の鍵データの情報を上記情報記憶手段に記憶さ
れている第2の鍵データによって第1の鍵データを復号す
る第1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復号手
段で得られた第1の鍵データによって上記時分割多重分
離手段で得られたコンテンツスクランブルされたデータ
からデジタルデータを得るデスクランブル手段と、を備
えた受信手段を設ける。
【0008】鍵データなどを時分割多重して64値などの
多値QAMなどのデジタル被変調波でケーブルテレビの伝
送路を介して受信手段に送り、受信手段では情報記憶手
段や時分割多重分離手段によって得られた鍵データなど
からコンテンツスクランブルを解除して送信された映像
音声データなどの番組情報を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
ケーブルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその
受信装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、100は送信側暗号化変調装置、200は送信側映像信号
源装置、300は送信側鍵等管理装置、400はCATV伝送路、
500は受信側端末装置、600は映像音声表示器、700は郵
送などの配送手段、101は暗号化装置、102は時分割多重
回路、103は64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)
変調回路、104は信号合成回路、111は映像音声多重化及
びコンテンツスクランブル回路、112は第1の鍵暗号化回
路、113は第2の鍵暗号化回路、151は映像音声データ、1
52は第1の鍵データ、153は第2の鍵データ、154は第3の
鍵データ、155は暗号化された第1の鍵情報、156は暗号
化された第2の鍵情報、157はスクランブル映像音声デー
タ、158はスクランブル映像音声鍵情報多重データ、159
は64QAMデジタル被変調波信号、501は周波数多重信号分
離回路、502は制御用マイコン、503は64QAM復調回路、5
04は誤り訂正回路、505は鍵情報分離回路、506は第2の
鍵復号回路、507は第1の鍵復号回路、508はコンテンツ
デスクランブル回路、509はMPEG多重分離回路、510はMP
EGビデオデコーダ、511はNTSC(National Television Sy
stem Committee)ビデオエンコーダ、512はオーディオデ
コーダ、513は情報記憶媒体、551は制御信号、552は64Q
AM被変調波信号、553は64QAM復調デジタルデータ、555
は誤り訂正後デジタルデータ、556は第1の鍵情報、557
は第2の鍵情報、558は第3の鍵データ、559は第2の鍵デ
ータ、560は第1の鍵データ、561はデスクランブルデジ
タルデータ、562は圧縮映像データ、564は映像データ、
563は圧縮オーディオデータ、565はNTSCビデオ信号、56
6はアナログオーディオ信号である。
【0010】本発明の実施形態については,デジタルデ
ータ列としてMPEG2トランスポートストリーム(MPEG-TS)
を用いて説明する。
【0011】限定受信方式を有したケーブルテレビの送
信装置は、送信側暗号化変調装置100、送信側映像信号
源装置200および送信側鍵等管理装置300で構成され、送
信側映像信号源装置200からの複数の映像や音声のデー
タを含んだ映像音声データ151はMPEG2トランスポートス
トリーム形式あるいはトランスポートストリームに変換
可能な形式のデジタルデータであり、暗号化装置101の
映像音声多重化及びコンテンツスクランブル回路111に
入力されて、送信側鍵等管理装置300からの第1の鍵デー
タ152でトランスポートストリーム形式のデジタルデー
タの一部のデータとそのデータを暗号化したスクランブ
ル映像音声データ157とされ、時分割多重回路102に加え
られる。映像音声データ151を暗号化してスクランブル
映像音声データ157にした第1の鍵データ152は、第1の鍵
暗号化回路112で送信側鍵等管理装置300からの第2の鍵
データ153で暗号化されて、暗号化された第1の鍵情報15
5となる。さらに第1の鍵データ152を暗号化した第2の鍵
データ153は、第2の鍵暗号化回路113で送信側鍵等管理
装置300からの第3の鍵データ154で暗号化されて、暗号
化された第2の鍵情報156となる。時分割多重回路102で
は、これらの暗号化された第1の鍵情報155、暗号化され
た第2の鍵情報156およびスクランブル映像音声データ1
57をトランスポートストリーム形式のデジタルデータと
して時分割多重して、スクランブル映像音声鍵情報多重
データ158で64QAM変調回路103に加えられる。64QAM変調
回路103ではスクランブル映像音声鍵情報多重データ158
に誤り訂正用符号を付加、インターリーブ処理、エネル
ギー拡散処理などを行ない、64QAMデジタル被変調波信
号159に変換されて、信号合成回路104を経由して他の64
QAMデジタル被変調波信号やアナログ被変調波信号など
と周波数多重されてCATV伝送路400に出力される。第3の
鍵データ154は、半導体メモリ内蔵カード等の情報記憶
媒体513などによって郵送などの配送手段700を経由して
限定受信方式を有したケーブルテレビの受信装置に配ら
れる。
【0012】一方、限定受信方式を有したケーブルテレ
ビの受信装置は、受信側端末装置500で構成される。受
信側端末装置500では、周波数多重されて伝送された64Q
AMデジタル被変調波信号をCATV伝送路400から受け、周
波数多重信号分離回路501で制御用マイコン502からの制
御信号551に応じて選局された64QAM被変調波信号552は6
4QAM復調回路503に入力される。64QAM復調回路503で64Q
AM被変調波信号552は64QAM復調デジタルデータ553に復
調され、誤り訂正回路504により伝送路で生じたデータ
の誤りを訂正され、誤り訂正後デジタルデータ555とし
てコンテンツデスクランブル回路508や鍵情報分離回路5
05に入力される。誤り訂正回路504では、インターリー
ブ処理やエネルギー拡散処理されたデータの復号も行な
う。鍵情報分離回路505では、第1の鍵データ556および
第2の鍵情報557が得られる。第2の鍵復号回路506では、
郵送などの配送手段700を経由して入手した半導体メモ
リ内蔵カード等の情報記憶媒体513からの第3の鍵データ
558のよって第2の鍵情報557の暗号を復号して第2の鍵デ
ータ559が得られ、第1の鍵復号回路507によってその得
られた第2の鍵データ559で第1の鍵情報556の暗号を復号
して第1の鍵データ560が得られる。コンテンツデスクラ
ンブル回路508では、その得られた第1の鍵データ560で
暗号化されている誤り訂正後デジタルデータ555を復号
して、MPEG2トランスポートストリーム形式のデスクラ
ンブルデジタルデータ561に戻され、MPEG多重分離回路5
09で圧縮映像データ562と圧縮オーディオデータ563に分
離されてMPEGビデオデコーダ510とオーディオデコーダ5
12に入力される。圧縮映像データ562はMPEGビデオデコ
ーダ510によって映像データ564に変換され、NTSCビデオ
エンコーダ511によってNTSCビデオ信号565に変換され
る。圧縮オーディオデータ563はオーディオデコーダ512
によってアナログオーディオ信号566に変換される。NTS
Cビデオ信号565とアナログオーディオ信号566は映像音
声表示器600に入力されて、映像音声表示器600で表示さ
れた映像と音声などの情報を視聴者に提供できる。
【0013】以上のように、本実施形態では、視聴者が
契約したチャンネルを見るような場合には、第1の鍵デ
ータ560が得られるのでコンテンツスクランブルを施し
た誤り訂正後デジタルデータ555を復号して、MPEG2トラ
ンスポートストリーム形式のデスクランブルデジタルデ
ータ561に戻すことができて、表示された映像と音声な
どの情報を得ることができる。契約していない視聴者や
契約していないチャンネルを見るような場合には、第1
の鍵データ560が得られないのでコンテンツスクランブ
ルを施した誤り訂正後デジタルデータ555を復号でき
ず、情報を得ることができない。すなわち、デジタル有
線テレビジョン放送の限定受信方式を実現できる。
【0014】なお、本実施形態では、第1の鍵データか
ら第3の鍵データと3種類の鍵データを用いたが、鍵の数
には関係無くデジタル有線テレビジョン放送の限定受信
方式を実現できる。一般的には、その鍵の数を増やすほ
ど盗聴できにくいと言われている。
【0015】また、鍵データあるいは鍵データに付随し
たデータとして、あるビット長の事業者コード番号が考
えられるが、あるビット長の事業者コード番号などの情
報データを時分割多重回路102から多重で伝送しておい
て、鍵情報分離回路505やMPEG多重分離回路509で時分割
多重分離されたあるビット長の事業者コード番号などの
情報データと情報記憶媒体513に記憶されているあるビ
ット長の事業者コード番号などの情報データとの一致を
確認した後に始めて鍵データ復号やデスクランブル手段
などの処理をすることでさらに盗聴を防止できる。
【0016】図2は本発明の一実施形態の説明のためのM
PEG2トランスポートストリーム形式の信号構成を示す概
念図である。図2において、2001はパケットヘッダ、200
2はMPEG映像データや音声データ、2003は誤り訂正符号
を示す。受信側端末装置500のMPEG2トランスポートスト
リーム形式に戻されたデスクランブルデジタルデータ56
1のデータの構成は、4バイトのパケットヘッダ2001と18
4バイトのMPEG映像データやMPEG音声データのパケット2
002で構成される188バイトのMPEG2トランスポートスト
リーム形式のデータに16バイトのリードソロモン(204,1
88)と呼ばれる誤り訂正符号2003が付加されたものであ
る。
【0017】図3は本発明の一実施形態の説明のためのM
PEG2トランスポートストリーム形式のパケットヘッダの
信号構成を示す概念図である。図3において、3001は同
期バイト、3002はトランスポートエラーインジケータ、
3003はペイロードユニット開始インジケータ、3004はト
ランスポート優先度、3005はパケット識別子、3006はト
ランスポートスクランブル制御、3007はアダプテーショ
ンフィールド制御、3008は連続性指標を示す。図3は図2
に示す4バイトのパケットヘッダ2001の詳細を示すもの
で、MPEG映像データやMPEG音声データのパケット2002の
情報(映像パケットか音声パケットか付加データか等)
を示すパケット識別子3005やこのMPEG映像データパケッ
トに対するスクランブルの有無を示すトランスポートス
クランブル制御3006などが付加されたものである。
【0018】図4は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図4において、401は
MPEG-TS時分割多重回路、402はコンテンツスクランブル
回路、403はMPEG-TS多重分離回路、451、452は映像音声
データ、453はMPEG-TS多重化データであり、その他図1
と同一符号のものは同一機能を示す。
【0019】図4では、図1で示した送信側暗号化変調装
置100の映像音声多重化及びコンテンツスクランブル回
路111と時分割多重回路102をMPEG-TS時分割多重回路401
とコンテンツスクランブル回路402で、鍵情報分離回路5
05とMPEG多重分離回路509をMPEG-TS多重分離回路403で
構成したものである。
【0020】送信側映像信号源装置200などからの映像
音声データ451と映像音声データ452で示すように複数の
映像信号や音声信号のデータおよび暗号化された第1の
鍵情報155と暗号化された第2の鍵情報156がMPEG-TS時
分割多重回路401に加えられて時分割多重されてMPEG-TS
多重化データ453にされる。その後に、コンテンツスク
ランブル回路402によって送信側鍵等管理装置300からの
第1の鍵データ152でトランスポートストリーム形式のデ
ジタルデータの一部のデータとそのデータを暗号化した
スクランブル映像音声鍵情報多重データ158として64QAM
変調回路103に供給している。受信側端末装置500におい
て、MPEG-TS多重分離回路403で得られた第1の鍵データ5
56および第2の鍵情報557を第2の鍵復号回路506と第1の
鍵復号回路507に加えて第1の鍵データ560を得てコンテ
ンツデスクランブル回路508で視聴するコンテンツのス
クランブルを解いてMPEG2トランスポートストリーム形
式のデスクランブルデジタルデータ561とする。MPEG-TS
多重分離回路403でそのデータから圧縮映像データ562と
圧縮オーディオデータ563を分離する。
【0021】なお、このようにコンテンツデスクランブ
ル回路508の出力信号から第1の鍵データ556および第2の
鍵情報557を得られるのは、図2および図3に示すよう
に、MPEG2トランスポートストリームはMPEG映像データ
やMPEG音声データのパケット2002に対してパケットヘッ
ダ2001が付属伝送されて、MPEG映像データやMPEG音声デ
ータのパケット2002にスクランブルし鍵情報のデータに
はスクランブルしないで伝送することができ、それらの
情報をトランスポートスクランブル制御3006などによっ
て伝送できるMPEG2トランスポートストリームの構造を
利用しているためである。
【0022】本実施形態では、デジタル有線テレビジョ
ン放送の限定受信方式を実現できることに加えて、MPEG
-TS多重分離回路403で図1の鍵情報分離回路505とMPEG多
重分離回路509とを共通に使用できる利点もある。
【0023】また、鍵データあるいは鍵データに付随し
たデータとして、あるビット長の事業者コード番号が考
えられるが、あるビット長の事業者コード番号などの情
報データをMPEG-TS時分割多重回路401から多重で伝送し
ておいて、 MPEG-TS多重分離回路403で時分割多重分離
されたあるビット長の事業者コード番号などの情報デー
タと情報記憶媒体513に記憶されているあるビット長の
事業者コード番号などの情報データとの一致を確認した
後に始めて鍵データ復号やデスクランブル手段などの処
理をすることでさらに盗聴を防止できる。
【0024】図5は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図5において、521は
時分割多重回路、522は鍵情報分離回路、523は情報記憶
媒体、571はスクランブル映像音声鍵情報多重データ、5
72は第3の鍵データ情報、573は第3の鍵データであり、
その他図1と同一符号のものは同一機能を示す。
【0025】ケーブルテレビの送信側暗号化変調装置10
0の時分割多重回路521では、暗号化された第1の鍵情報1
55、暗号化された第2の鍵情報156、スクランブル映像
音声データ157および第3の鍵データ154をトランスポー
トストリーム形式のデジタルデータとして時分割多重し
て、スクランブル映像音声鍵情報多重データ571で64QAM
変調回路103に加えられる。
【0026】一方、ケーブルテレビの受信側端末装置50
0では、鍵情報分離回路522では、第1の鍵データ556、第
2の鍵情報557および第3の鍵データ情報572が得られ、第
3の鍵データ情報572は半導体メモリ等の情報記憶媒体52
3に記憶される。視聴者が番組を見ようとする場合に、
情報記憶媒体523に記憶されたそのままあるいは演算さ
れた後に得られて出力される第3の鍵データ573が第2の
鍵復号回路506に加えられ、第2の鍵復号回路506、第1の
鍵復号回路507によって第1の鍵データ560が得られ、コ
ンテンツデスクランブル回路508によってMPEG2トランス
ポートストリーム形式のデスクランブルデジタルデータ
561に戻される。
【0027】なお、第3の鍵データ情報572と第3の鍵デ
ータ573の間に、第3の鍵データ情報572が入力すると第3
の鍵データ573が出力するように第3の鍵データ生成の演
算処理が約束されている場合は、ケーブルテレビの送信
側暗号化変調装置100の時分割多重回路521ではその第3
の鍵データ154からスクランブル映像音声鍵情報多重デ
ータ751として出力されるまでに第3の鍵データ情報572
と同一の情報になるように同様な約束された演算処理が
なされている。
【0028】本実施形態では、デジタル有線テレビジョ
ン放送の限定受信方式を実現できることに加えて、情報
記憶媒体523がケーブルテレビの受信側端末装置500に内
蔵されているので、図1で示した半導体メモリ内蔵カー
ド等の情報記憶媒体513に比べて取り外しが不可能で、
その内部情報を解析することが困難であるため、図1よ
りさらに暗号を解読できにくい利点もある。
【0029】図6は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図6において、601は
MPEG-TS時分割多重回路、651はMPEG-TS多重化データで
あり、その他図1あるいは図4あるいは図5と同一符号の
ものは同一機能を示す。
【0030】ケーブルテレビの送信側暗号化変調装置10
0では、送信側映像信号源装置200などからの映像音声デ
ータ451と映像音声データ452で示すように複数の映像信
号や音声信号のデータおよび暗号化された第1の鍵情報1
55と暗号化された第2の鍵情報156および第3の鍵データ
154がMPEG-TS時分割多重回路601に加えられて時分割多
重されてMPEG-TS多重化データ651にされ、コンテンツス
クランブル回路402に加えられる。
【0031】一方、ケーブルテレビの受信側端末装置50
0では、MPEG-TS多重分離回路403で得られた第1の鍵デー
タ556、第2の鍵情報557および第3の鍵データ情報572が
得られ、第3の鍵データ情報572はICメモリ等の情報記憶
媒体523に記憶される。視聴者が番組を見ようとする場
合に、情報記憶媒体523に記憶されそのままあるいは演
算された後に得られて出力される第3の鍵データ573が第
2の鍵復号回路506に加えられ、第2の鍵復号回路506、第
1の鍵復号回路507によって第1の鍵データ560が得られ、
コンテンツデスクランブル回路508によってMPEG2トラン
スポートストリーム形式のデスクランブルデジタルデー
タ561に戻される。
【0032】なお、第3の鍵データ情報572と第3の鍵デ
ータ573の間に、第3の鍵データ情報572が入力すると第3
の鍵データ573が出力するように第3の鍵データ生成の演
算処理が約束されている場合は、ケーブルテレビの送信
側暗号化変調装置100の時分割多重回路521ではその第3
の鍵データ154からスクランブル映像音声鍵情報多重デ
ータ751として出力されるまでに第3の鍵データ154から
第3の鍵データ情報572生成の演算処理(第3の鍵データ
情報572と第3の鍵データ573の間の処理と同様な処理)
がなされていることで実現できる。
【0033】本実施形態では、デジタル有線テレビジョ
ン放送の限定受信方式を実現できることに加えて、情報
記憶媒体523がケーブルテレビの受信側端末装置500に内
蔵されているので、図4で示した半導体メモリ内蔵カー
ド等の情報記憶媒体513に比べて取り外しが不可能で、
その内部情報を解析することが困難であるため、図4よ
りさらに暗号を解読できにくい利点もある。
【0034】図7は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図7において、701は
時分割多重回路、702は64QAM変調回路、711は周波数多
重信号分離回路、712は制御用マイコン、751はスクラン
ブル映像音声鍵情報多重データ、752は64QAMデジタル被
変調波信号、761はマイコン制御信号、762は情報記憶媒
体制御信号であり、その他図1あるいは図5と同一符号の
ものは同一機能を示す。
【0035】図5と異なる点は、暗号化された第1の鍵情
報155、暗号化された第2の鍵情報156、スクランブル映
像音声データ157と第3の鍵データ154を別の時分割多重
回路と64QAM変調回路を介して別の64QAMデジタル被変調
波信号として信号合成回路104を経由してCATV伝送路400
に出力されるものである。
【0036】ケーブルテレビの送信側暗号化変調装置10
0の時分割多重回路701では、第3の鍵データ154をトラン
スポートストリーム形式のデジタルデータとして他の情
報と時分割多重してスクランブル映像音声鍵情報多重デ
ータ751とし、そのデータを64QAM変調回路702に加えら
て64QAMデジタル被変調波信号752として信号合成回路10
4に加えられる。
【0037】一方、ケーブルテレビの受信側端末装置50
0では、視聴者が番組を見るための選択操作に先立っ
て、制御用マイコン712からのマイコン制御信号761と情
報記憶媒体制御信号762によって周波数多重信号分離回
路711と半導体メモリ等の情報記憶媒体523を制御して、
64QAMデジタル被変調波信号752を受信して鍵情報分離回
路522で得られた第3の鍵データ情報572を情報記憶媒体5
23に記憶される。視聴者が番組を見ようとする場合に、
情報記憶媒体523に記憶されたそのままあるいは演算さ
れた後に得られて出力される第3の鍵データ573が第2の
鍵復号回路506に加えられ、第2の鍵復号回路506、第1の
鍵復号回路507によって第1の鍵データ560が得られ、コ
ンテンツデスクランブル回路508によってMPEG2トランス
ポートストリーム形式のデスクランブルデジタルデータ
561に戻される。
【0038】本実施形態では、デジタル有線テレビジョ
ン放送の限定受信方式を実現できることに加えて、情報
記憶媒体523に記憶するが第3の鍵データ573がデスクラ
ンブルする64QAMデジタル被変調波信号に含まれて伝送
されていないため、図5で示した例よりも伝送信号の解
析が困難であるため、図5よりさらに暗号を解読できに
くい利点もある。
【0039】図8は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図8において、801は
MPEG-TS時分割多重回路、851はMPEG-TS多重化データで
あり、その他図1あるいは図4あるいは図6あるいは図7と
同一符号のものは同一機能を示す。
【0040】図6と異なる点は、暗号化された第1の鍵情
報155、暗号化された第2の鍵情報156、スクランブル映
像音声データ157と第3の鍵データ154を別の時分割多重
回路と64QAM変調回路を介して別の64QAMデジタル被変調
波信号として信号合成回路104を経由してCATV伝送路400
に出力されるものである。
【0041】ケーブルテレビの送信側暗号化変調装置10
0のMPEG-TS時分割多重回路801では、第3の鍵データ154
をトランスポートストリーム形式のデジタルデータとし
て他の情報と時分割多重してMPEG-TS多重化データ851と
し、そのデータを64QAM変調回路702に加えらて64QAMデ
ジタル被変調波信号752として信号合成回路104に加えら
れる。
【0042】一方、ケーブルテレビの受信側端末装置50
0では、視聴者が番組を見るための選択操作に先立っ
て、制御用マイコン712からのマイコン制御信号761と情
報記憶媒体制御信号762によって周波数多重信号分離回
路711とICメモリ等の情報記憶媒体523を制御して、64QA
Mデジタル被変調波信号752を受信してMPEG-TS多重分離
回路403で得られた第3の鍵データ情報572を情報記憶媒
体523に記憶される。視聴者が番組を見ようとする場合
に、情報記憶媒体523に記憶されたそのままあるいは演
算された後に得られて出力される第3の鍵データ573が第
2の鍵復号回路506に加えられ、第2の鍵復号回路506、第
1の鍵復号回路507によって第1の鍵データ560が得られ、
コンテンツデスクランブル回路508によってMPEG2トラン
スポートストリーム形式のデスクランブルデジタルデー
タ561に戻される。
【0043】本実施形態では、デジタル有線テレビジョ
ン放送の限定受信方式を実現できることに加えて、情報
記憶媒体523に記憶するが第3の鍵データ573がデスクラ
ンブルする64QAMデジタル被変調波信号に含まれて伝送
されていないため、図6で示した例よりも伝送信号の解
析が困難であるため、図6よりさらに暗号を解読できに
くい利点もある。
【0044】図9は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図9において、901は
時分割多重回路、951はスクランブル映像音声鍵情報多
重データ、952は第3の鍵データであり、その他図1ある
いは図5と同一符号のものは同一機能を示す。
【0045】図5と異なる点は、第3の鍵データ154をそ
のまま時分割多重回路901によってスクランブル映像音
声鍵情報多重データ951とされて送られ、受信側では鍵
情報分離回路522で得られた第3の鍵データ952が直接第2
の鍵復号回路506に加えられるものである。
【0046】本実施形態では、図5よりも構成が容易
で、デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式を果
たすことができる。
【0047】図10は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の構成を示すブロック図である。図10において、1001
はMPEG-TS時分割多重回路、1051はMPEG-TS多重化デー
タ、1052は第3の鍵データであり、その他図1あるいは図
4るいは図6と同一符号のものは同一機能を示す。
【0048】図6と異なる点は、第3の鍵データ154をそ
のままMPEG-TS時分割多重回路1001によってMPEG-TS多重
化データ1051とされて送られ、受信側ではMPEG-TS多重
分離回路403で得られた第3の鍵データ1052が直接第2の
鍵復号回路506に加えられるものである。
【0049】本実施形態では、図6よりも構成が容易
で、デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式を実
現できる。
【0050】なお、本発明の実施形態の図1、図4、図
5、図6、図7、図8、図9および図10で示したケーブルテ
レビの送信側暗号化変調装置100とケーブルテレビの受
信側端末装置500の暗号化アルゴリズムについては、対
となる各暗号化回路である映像音声多重化及びコンテン
ツスクランブル回路111とコンテンツデスクランブル回
路508、コンテンツスクランブル回路402とコンテンツデ
スクランブル回路508、第1の鍵暗号化回路112と第1の鍵
復号回路507および第2の鍵暗号化回路113と第2の鍵復
号回路506は、お互いの同一のアルゴリズムも用いる必
要があるが、コンテンツスクランブル、第1の鍵暗号お
よび第2の鍵暗号の暗号化アルゴリズムについては、同
一であっても異なっていても同様の効果が得られる。
【0051】また、本発明の実施形態では、鍵データ
を、第1から第3の鍵データまで、3種類を用いたが、鍵
データの種類や数を限定するものではない。
【0052】暗号化アルゴリズムについては、現在実施
されているデジタル衛星テレビジョン放送では、コンテ
ンツスクランブルとしてはISO9979/0009で登録されてい
る公開暗号であるブロック暗号方式が採用されており、
鍵に関連する鍵暗号化方式は公開されていない。
【0053】本発明の実施形態は、特に暗号化アルゴリ
ズムについて特定するものではないが、コンテンツスク
ランブルとしてはISO9979/0009で登録されている公開暗
号であるブロック暗号方式を考えており、鍵暗号化方式
は同様に非公開とすることが望ましいが、公開するとす
れば以下のような方式が考えられるので、図を用いて説
明する。
【0054】図11は本発明の一実施形態であるケーブル
テレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置
の鍵暗号化回路の構成ブロック図である。図11におい
て、1100は暗号化回路、1101は暗号化回路入力、1102は
暗号化回路出力、1103は暗号化回路の鍵入力、1104は演
算回路である。
【0055】本実施形態では、第1の鍵暗号化回路112あ
るいは第2の鍵暗号化回路113を暗号化回路1100で実現
するもので、暗号化回路の鍵入力1103からのデータに暗
号化符号発生回路1104からの符号を演算回路1105で演算
して暗号化回路出力1102に暗号化されたデータを出力す
る。演算回路1105は排他的論理和が最も簡単で一般的な
ものである。暗号化回路の鍵入力1103としては、ある符
号であればよいが、Nビット長の事業者コード番号の後
にMビット長の事業者によって規定された任意番号とを
連続させた符号を用いる。
【0056】本実施形態によれば、第1の鍵暗号化回路1
12あるいは第2の鍵暗号化回路113を容易に実現できる
ので、デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式を
容易に実現できる。
【0057】図12は本発明の他の実施形態であるケーブ
ルテレビの限定受信方式の送信装置ならびにその受信装
置の鍵暗号化回路の構成ブロック図である。1201は暗号
化符号発生回路であり、その他図11と同一符号のものは
同一機能を示す。
【0058】暗号化符号発生回路1201としては、Nビッ
ト長の事業者コード番号およびあるいはMビット長の事
業者によって規定された任意番号などの暗号化回路の鍵
入力1103受けて、その番号列を開始番号とするM系列のP
N符号の符号系列のデータを発生する。
【0059】本実施形態によれば、第1の鍵暗号化回路1
12あるいは第2の鍵暗号化回路113を容易に実現できる
ので、デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式を
容易に実現できる。
【0060】なお、図11および図12では、第1の鍵暗号
化回路112あるいは第2の鍵暗号化回路113について実施
形態を説明したが、第1の鍵復号回路507および第2の鍵
復号回路506は同様な処理を行うので説明は省く。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、暗号化された映像音声
データが64QAMデジタル被変調波信号で伝送され、第1、
第2、第3の3種類の鍵データが64QAMデジタル被変調波信
号により伝送されあるいは予め半導体メモリ内蔵カード
や受信装置内蔵の半導体メモリなどの情報記憶媒体に記
憶され、それらを用いて暗号を復号することによって、
デジタル有線テレビジョン放送の限定受信方式の限定受
信方式の送信装置ならびに受信装置を提供することが可
能である。
【0062】以上のように本発明は、デジタル有線テレ
ビジョン放送の限定受信方式の送信装置ならびに受信装
置を提供可能とする極めて有効な技術である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるケーブルテレビの限
定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の説明のためのMPEG2
トランスポートストリーム形式の信号構成を示す概念図
である。
【図3】本発明の一実施形態の説明のためのMPEG2
トランスポートストリーム形式のパケットヘッダの信号
構成を示す概念図である。
【図4】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図9】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビ
の限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施形態であるケーブルテレビの
限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の鍵暗号
化回路の構成ブロック図である。
【図12】本発明の他の実施形態であるケーブルテレビ
の限定受信方式の送信装置ならびにその受信装置の鍵暗
号化回路の構成ブロック図である。
【符号の説明】
100…送信側暗号化変調装置 200…送信側映像信号源装置 300…送信側鍵等管理装置 400…CATV伝送路 500…受信側端末装置 600…映像音声表示器 101…暗号化装置 102、521、701、901…時分割多重回路 111…映像音声多重化及びコンテンツスクランブル回路 112…第1の鍵暗号化回路 113…第2の鍵暗号化回路 401…MPEG-TS時分割多重回路 402…コンテンツスクランブル回路 403、601、801、1001…MPEG-TS多重分離回路 503…64QAM復調回路 505、522…鍵情報分離回路 506…第2の鍵復号回路 507…第1の鍵復号回路 508…コンテンツデスクランブル回路 509…MPEG多重分離回路 513、523…情報記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 俊之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所宇宙技術開発推進本部内 (72)発明者 水上 博之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 西田 正巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 林 雅人 東京都品川区南大井6丁目26番2号株式会 社日立製作所CATVシステム推進本部内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータの一部のデータをスクラン
    ブルするために第1の鍵データを用いてスクランブル演
    算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1の鍵
    データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2の鍵
    データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手段
    と、上記コンテンツスクランブル手段の出力データスト
    リームと上記第1の鍵データ暗号化手段の出力データを
    時分割多重する多重化手段と、上記多重化手段の出力を
    64値などの多値QAMなどのデジタル変調する変調手段
    と、上記第2の鍵データを記憶できる情報記憶手段と、
    上記変調手段の出力を含む複数の被変調波を周波数多重
    して伝送路に送出する信号合成手段とを備えた限定受信
    方式の送信装置。
  2. 【請求項2】デジタルデータの一部のデータをスクラン
    ブルするために第1の鍵データを用いてスクランブル演
    算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1の鍵
    データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2の鍵
    データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手段
    と、上記コンテンツスクランブル手段の出力データスト
    リームと上記第1の鍵データ暗号化手段の出力データと
    上記第2の鍵データ暗号化手段の出力データを時分割多
    重する多重化手段と、上記多重化手段の出力を64値など
    の多値QAMなどのデジタル変調する変調手段と、上記変
    調手段の出力を含む複数の被変調波を周波数多重して伝
    送路に送出する信号合成手段とを備えた限定受信方式の
    送信装置。
  3. 【請求項3】デジタルデータの一部のデータをスクラン
    ブルするために第1の鍵データを用いてスクランブル演
    算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1の鍵
    データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2の鍵
    データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手段
    と、上記コンテンツスクランブル手段の出力データスト
    リームと上記第1の鍵データ暗号化手段の出力データと
    を時分割多重する第1の多重化手段と、上記第1の多重化
    手段の出力を64値などの多値QAMなどのデジタル変調す
    る第1の変調手段と、上記第2の鍵データ暗号化手段の出
    力データを含む複数のストリーム形式で時分割多重する
    第2の多重化手段と、上記第2の多重化手段の出力を64値
    などの多値QAMなどのデジタル変調する第2の変調手段
    と、上記第1の変調手段の出力と上記第2の変調手段の出
    力を含む複数の被変調波を周波数多重して伝送路に送出
    する信号合成手段とを備えた限定受信方式の送信装置。
  4. 【請求項4】デジタルデータの一部のデータをスクラン
    ブルするために第1の鍵データを用いてスクランブル演
    算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1の鍵
    データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2の鍵
    データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手段
    と、上記第2の鍵データを暗号化するために上記第2の鍵
    データと第3の鍵データとが演算処理される第2の鍵デー
    タ暗号化手段と、上記コンテンツスクランブル手段の出
    力データストリームと上記第1の鍵データ暗号化手段の
    出力データと上記第2の鍵データ暗号化手段の出力デー
    タを時分割多重する多重化手段と、上記多重化手段の出
    力を64値などの多値QAMなどのデジタル変調する変調手
    段と、上記第3の鍵データを記憶できる情報記憶手段
    と、上記変調手段の出力を含む複数の被変調波を周波数
    多重して伝送路に送出する信号合成手段とを備えた限定
    受信方式の送信装置。
  5. 【請求項5】デジタルデータの一部のデータをスクラン
    ブルするために第1の鍵データを用いてスクランブル演
    算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1の鍵
    データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2の鍵
    データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手段
    と、上記第2の鍵データを暗号化するために上記第2の鍵
    データと第3の鍵データとが演算処理される第2の鍵デー
    タ暗号化手段と、上記コンテンツスクランブル手段の出
    力データストリームと上記第1の鍵データ暗号化手段の
    出力データと上記第2の鍵データ暗号化手段の出力デー
    タと上記第3の鍵データ暗号化手段の出力データを時分
    割多重する多重化手段と、上記多重化手段の出力を64値
    などの多値QAMなどのデジタル変調する変調手段と、上
    記変調手段の出力を含む複数の被変調波を周波数多重し
    て伝送路に送出する信号合成手段とを備えた限定受信方
    式の送信装置。
  6. 【請求項6】デジタルデータの一部のデータをスクラン
    ブルするために第1の鍵データを用いてスクランブル演
    算をするコンテンツスクランブル手段と、上記第1の鍵
    データを暗号化するために上記第1の鍵データと第2の鍵
    データとが演算処理される第1の鍵データ暗号化手段
    と、上記第2の鍵データを暗号化するために上記第2の鍵
    データと第3の鍵データとが演算処理される第2の鍵デー
    タ暗号化手段と、上記コンテンツスクランブル手段の出
    力データストリームと上記第1の鍵データ暗号化手段の
    出力データと上記第2の鍵データ暗号化手段の出力デー
    タを時分割多重する第1の多重化手段と、上記第1の多重
    化手段の出力を64値などの多値QAMなどのデジタル変調
    する第1の変調手段と、上記第3の鍵データ暗号化手段の
    出力データを含む複数のストリーム形式で時分割多重す
    る第2の多重化手段と、上記第2の多重化手段の出力を64
    値などの多値QAMなどのデジタル変調する第2の変調手段
    と、上記第1の変調手段の出力と上記第2の変調手段の
    出力を含む複数の被変調波を周波数多重して伝送路に送
    出する信号合成手段とを備えた限定受信方式の送信装
    置。
  7. 【請求項7】請求項第1項あるいは第4項記載の限定受信
    方式の送信装置において、上記多重化手段の出力にはあ
    るビット長の事業者コード番号などの情報データがエム
    ペグトランスポートストリーム形式で時分割多重され、
    上記情報記憶手段には上記情報データが含まれて記憶さ
    れていることを特徴とする限定受信方式の送信装置。
  8. 【請求項8】請求項第3項あるいは第6項記載の限定受
    信方式の送信装置において、上記多重化手段の出力には
    あるビット長の事業者コード番号などの情報データがエ
    ムペグトランスポートストリーム形式で時分割多重さ
    れ、上記第2の多重化手段には上記情報データが含まれ
    て多重伝送されていることを特徴とする限定受信方式の
    送信装置。
  9. 【請求項9】請求項第1項あるいは第2項あるいは第3項
    あるいは第4項あるいは第5項あるいは第6項あるいは第7
    項あるいは第8項記載の限定受信方式の送信装置におい
    て、上記第1の鍵データ暗号化手段あるいは第2の鍵デー
    タ暗号化手段として、排他的論理和などの単純な公開さ
    れた演算で構成されたことを特徴とする限定受信方式の
    送信装置。
  10. 【請求項10】請求項第1項あるいは第2項あるいは第3
    項あるいは第4項あるいは第5項あるいは第6項あるいは
    第7項あるいは第8項あるいは第9項記載の限定受信方式
    の送信装置において、上記第1の鍵データあるいは第2の
    鍵データあるいは第3の鍵データとして、Nビット長の事
    業者コード番号およびあるいはMビット長の事業者によ
    って規定された任意番号とを連続させて系列としたある
    ビット長の番号列を繰り返す符号系列のデータあるいは
    上記あるビット長の番号列を開始番号とするM系列のPN
    符号の符号系列のデータであることを特徴とする限定受
    信方式の送信装置。
  11. 【請求項11】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報を分離する時分割多重分離手段
    と、第2の鍵データが記憶された第1の情報記憶手段と、
    上記時分割多重分離手段で得られた暗号化された第1の
    鍵データの情報を上記第1の情報記憶手段に記憶されて
    いる第2の鍵データによって第1の鍵データを復号する第
    1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復号手段で
    得られた第1の鍵データによって上記時分割多重分離手
    段で得られたコンテンツスクランブルされたデータから
    デジタルデータを得るデスクランブル手段とを備えた限
    定受信方式の受信装置。
  12. 【請求項12】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と第2の鍵データの情報を分離す
    る時分割多重分離手段と、上記時分割多重分離手段で得
    られた第2の鍵データの情報を記憶する第2の情報記憶手
    段と、上記時分割多重分離手段で得られた暗号化された
    第1の鍵データの情報を上記第2の情報記憶手段から得ら
    れた第2の鍵データによって第1の鍵データを復号する第
    1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復号手段で
    得られた第1の鍵データによって上記時分割多重分離手
    段で得られたコンテンツスクランブルされたデータから
    デジタルデータを得るデスクランブル手段とを備えた限
    定受信方式の受信装置。
  13. 【請求項13】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と第2の鍵データの情報を分離す
    る時分割多重分離手段と、上記時分割多重分離手段で得
    られた第2の鍵データの情報を記憶する第2の情報記憶手
    段と、上記時分割多重分離手段で得られた暗号化された
    第1の鍵データの情報を上記第2の情報記憶手段から得ら
    れた第2の鍵データによって第1の鍵データを復号する第
    1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復号手段で
    得られた第1の鍵データによって上記時分割多重分離手
    段で得られたコンテンツスクランブルされたデータから
    デジタルデータを得るデスクランブル手段とを備え、上
    記デスクランブル手段の処理に先立って上記復調手段と
    上記時分割多重分離手段によって上記第2の鍵データの
    情報が多重されている64値などの多値QAMなどのデジタ
    ル被変調波の時分割多重されたデータから第2の鍵デー
    タの情報を分離して上記第2の情報記憶手段に記憶し、
    上記デスクランブル手段の処理において視聴したい映像
    などサービスを受けたいコンテンツが多重されている64
    値などの多値QAMなどのデジタル被変調波の時分割多重
    されたデータからコンテンツスクランブルされたデータ
    と暗号化された第1の鍵データの情報を得て上記第2の情
    報記憶手段から得られた第2の鍵データによって第1の鍵
    データを復号してその第1の鍵データによって上記時分
    割多重分離手段で得られたコンテンツスクランブルされ
    たデータからデジタルデータを得ることを特徴とする限
    定受信方式の受信装置。
  14. 【請求項14】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と第2の鍵データを分離する時分
    割多重分離手段と、上記時分割多重分離手段で得られた
    暗号化された第1の鍵データの情報を上記時分割多重分
    離手段で得られた第2の鍵データによって第1の鍵データ
    を復号する第1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵デー
    タ復号手段で得られた第1の鍵データによって上記時分
    割多重分離手段で得られたコンテンツスクランブルされ
    たデータからデジタルデータを得るデスクランブル手段
    とを備えた限定受信方式の受信装置。
  15. 【請求項15】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と暗号化された第2の鍵データの
    情報を分離する時分割多重分離手段と、第3の鍵データ
    が記憶された第1の情報記憶手段と、上記時分割多重分
    離手段で得られた暗号化された第2の鍵データの情報を
    上記第1の情報記憶手段に記憶されている第3の鍵データ
    によって第2の鍵データを復号する第2の鍵データ復号手
    段と、上記時分割多重分離手段で得られた暗号化された
    第1の鍵データの情報を上記第2の鍵データ復号手段によ
    って得られた第2の鍵データによって第1の鍵データを復
    号する第1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復
    号手段で得られた第1の鍵データによって上記時分割多
    重分離手段で得られたコンテンツスクランブルされたデ
    ータからデジタルデータを得るデスクランブル手段とを
    備えた限定受信方式の受信装置。
  16. 【請求項16】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と暗号化された第2の鍵データの
    情報と第3の鍵データの情報を分離する時分割多重分離
    手段と、上記時分割多重分離手段で得られた第3の鍵デ
    ータの情報を記憶する第2の情報記憶手段と、上記時分
    割多重分離手段で得られた暗号化された第2の鍵データ
    の情報を上記第2の情報記憶手段に記憶されている第3の
    鍵データによって第2の鍵データを復号する第2の鍵デ
    ータ復号手段と、上記時分割多重分離手段で得られた暗
    号化された第1の鍵データの情報を上記第2の鍵データ復
    号手段によって得られた第2の鍵データによって第1の鍵
    データを復号する第1の鍵データ復号手段と、上記第1の
    鍵データ復号手段で得られた第1の鍵データによって上
    記時分割多重分離手段で得られたコンテンツスクランブ
    ルされたデータからデジタルデータを得るデスクランブ
    ル手段とを備えた限定受信方式の受信装置。
  17. 【請求項17】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と第2の鍵データの情報と第3の
    鍵データの情報を分離する時分割多重分離手段と、上記
    時分割多重分離手段で得られた第3の鍵データの情報を
    記憶する第2の情報記憶手段と、上記時分割多重分離手
    段で得られた暗号化された第2の鍵データの情報を上記
    第2の情報記憶手段に記憶されている第3の鍵データによ
    って第2の鍵データを復号する第2の鍵データ復号手段
    と、上記時分割多重分離手段で得られた暗号化された第
    1の鍵データの情報を上記第2の鍵データ復号手段から得
    られた第2の鍵データによって第1の鍵データを復号する
    第1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復号手段
    で得られた第1の鍵データによって上記時分割多重分離
    手段で得られたコンテンツスクランブルされたデータか
    らデジタルデータを得るデスクランブル手段とを備え、
    上記デスクランブル手段の処理に先立って上記復調手段
    と上記時分割多重分離手段によって上記第3の鍵データ
    の情報が多重されている64値などの多値QAMなどのデジ
    タル被変調波の時分割多重されたデータから第3の鍵デ
    ータの情報を分離して上記第2の情報記憶手段に記憶
    し、上記デスクランブル手段の処理において視聴したい
    映像などサービスを受けたいコンテンツが多重されてい
    る64値などの多値QAMなどのデジタル被変調波時分割多
    重されたデータからコンテンツスクランブルされたデー
    タと暗号化された第1の鍵データと暗号化された第2の鍵
    データの情報を得て上記第2の情報記憶手段から得られ
    た第3の鍵データによって第2の鍵データを復号してその
    第2の鍵データによって第1の鍵データを復号してその第
    1の鍵データによって上記時分割多重分離手段で得られ
    たコンテンツスクランブルされたデータからデジタルデ
    ータを得ることを特徴とする限定受信方式の受信装置。
  18. 【請求項18】周波数多重されて伝送された64値などの
    多値QAMなどのデジタル被変調波を復調する復調手段
    と、上記復調手段の出力である時分割多重されたデータ
    からコンテンツスクランブルされたデータと暗号化され
    た第1の鍵データの情報と第2の鍵データの情報と第3の
    鍵データを分離する時分割多重分離手段と、上記時分割
    多重分離手段で得られた暗号化された第2の鍵データの
    情報を上記時分割多重分離手段で得られた第3の鍵デー
    タによって第2の鍵データを復号する第2の鍵データ復号
    手段と、上記時分割多重分離手段で得られた暗号化され
    た第1の鍵データの情報を上記第2の鍵データ復号手段で
    得られた第2の鍵データによって第1の鍵データを復号す
    る第1の鍵データ復号手段と、上記第1の鍵データ復号手
    段で得られた第1の鍵データによって上記時分割多重分
    離手段で得られたコンテンツスクランブルされたデータ
    からデジタルデータを得るデスクランブル手段とを備え
    た限定受信方式の受信装置。
  19. 【請求項19】請求項第11項あるいは第12項あるいは第
    13項あるいは第15項あるいは第16項あるいは第17項記載
    の限定受信方式の受信装置において、上記時分割多重分
    離手段の出力のエペグトランスポートストリーム形式で
    時分割多重されて伝送されたあるビット長の事業者コー
    ド番号などの情報データと上記第1の情報記憶手段ある
    いは上記第2の情報記憶手段に記憶されている上記情報
    データとの一致を確認を確認した後に始めて鍵データ復
    号やデスクランブル手段などの処理をすることを特徴と
    する限定受信方式の受信装置。
  20. 【請求項20】請求項第11項あるいは第12項あるいは第
    13項あるいは第14項あるいは第15項あるいは第16項ある
    いは第17項あるいは第18項あるいは第19項記載の限定受
    信方式の受信装置において、上記第1の鍵データあるい
    は第2の鍵データあるいは第3の鍵データとして、Nビッ
    ト長の事業者コード番号およびあるいはMビット長の事
    業者によって規定された任意番号とを連続させて系列と
    したあるビット長の番号列を繰り返す符号系列のデータ
    あるいは上記あるビット長の番号列を開始番号とするM
    系列のPN符号の符号系列のデータであることを特徴とす
    る限定受信方式の受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180560A (ja) * 2006-03-20 2006-07-06 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> コンテンツ送信方法、受信方法およびコンテンツ送信装置、受信装置ならびにコンテンツ送信プログラム、受信プログラム
JP2008205987A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Hitachi Ltd 限定受信システム
JP2009017323A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Hitachi Ltd 限定受信システム、限定受信システムの送信装置、及び限定受信システムの受信装置。

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