JPH1122529A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH1122529A
JPH1122529A JP9177976A JP17797697A JPH1122529A JP H1122529 A JPH1122529 A JP H1122529A JP 9177976 A JP9177976 A JP 9177976A JP 17797697 A JP17797697 A JP 17797697A JP H1122529 A JPH1122529 A JP H1122529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障時には光や音による警告手段での警報を
用いてエンジン出力を制限する機会を無用に増やさず、
かつ前記警告手段の故障時にもドライバーへの故障警報
を行う。 【解決手段】 エンジン制御に関係する部品または部位
に故障が生じたかどうかを診断手段52が診断し、この
診断結果より故障時に光または音によりドライバーに警
告する手段段51を作動手段53が作動させる。この作
動手段53または警告手段51に故障が生じたかどうか
を診断手段54が診断し、この診断結果より作動手段ま
たは警告手段の故障時でかつ前記エンジン制御に関係す
る部品または部位の故障時にエンジン出力制限手段55
がエンジン出力を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジンの制御装
置、特に故障時の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】通常運転時にエンジン制御に関わる部品
や部位に故障が生じた場合、フェールセーフ機能を作動
させるようにしたものが提案されている(特開平6−1
08906号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常運転時
にエンジン制御に関わる部品や部位に故障が生じた場合
にこの故障をドライバーに知らせるため警告灯を点灯す
ることが考えられる。この場合に、故障は警告灯や警告
灯の点灯回路(あるいは点滅回路)にも生じるので、こ
れらの故障により警告灯が点灯しない状態に陥ると、エ
ンジン制御に関わる部品や部位に故障があってもドライ
バーに警報することができない。
【0004】一方、エンジン制御に関わる部品や部位に
故障が生じた場合にエンジン出力を制限(所定回転数以
上でフュエルカットする等)し、この出力制限に伴うエ
ンジン挙動の変化によりドライバーに故障を知らせるこ
とも考えられる。しかしながら、エンジン制御に関わる
部品や部位の故障といっても様々なものがあり、そのう
ちの軽度の故障時やエンジンの基本機能に直接影響しな
い部位の故障時にも出力制限するのでは、不自由な運転
を余儀なくされる機会が多くなる。
【0005】たとえば、アクセルペダルの踏み込み量と
は独立に、電動モータを用いてスロットル弁開度を制御
するものがあり、このものにおいてアクセルペダルの踏
み込み量を検出するセンサを2つ設けている場合に、そ
のうちの1つが故障(軽度の故障)したからといって、
当面(つまり他の1つが故障するまで)は、通常時と同
じ運転が可能である。したがって、アクセルペダルセン
サの1つが故障した段階で出力制限したのでは、無用に
出力制限することになる。
【0006】また、診断機能やフェールセーフ機能(エ
ンジンの基本機能に直接影響しない部位)に故障が生じ
たからといって、診断の対象に故障が生じていない間
は、通常時と同じ運転が可能であるので、診断対象の故
障の前に診断機能やフェールセーフ機能に故障が生じた
とき出力制限したのでも無用な出力制限を行うことにな
る。
【0007】そこで本発明は、エンジン制御に関わる部
品や部位の故障時に光や音による警告手段によりドライ
バーに対して警報しエンジン出力は制限しないようにす
るとともに、前記警告手段の診断機能を追加し、エンジ
ン制御に関わる部品や部位の故障時でかつ前記警告手段
も故障している場合にエンジン出力を制限することによ
り、故障時にエンジン出力を制限する機会を無用に増や
さないようにするとともに、前記警告手段の故障時にも
ドライバーへの故障警報を行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図7に示
すように、光または音によりドライバーに警告する手段
51と、エンジン制御に関係する部品または部位に故障
が生じたかどうかを診断する手段52と、この診断結果
より故障時に前記警告手段51を作動させる手段53
と、この作動手段53または前記警告手段51に故障が
生じたかどうかを診断する手段54と、この診断結果よ
り作動手段または警告手段の故障時でかつ前記エンジン
制御に関係する部品または部位の故障時にエンジン出力
を制限する手段55とを設けた。
【0009】第2の発明では、第1の発明において前記
エンジン制御に関係する部品または部位の故障が軽度の
故障である。
【0010】第3の発明では、第1の発明において前記
エンジン制御に関係する部位の故障がエンジンの基本性
能に直接影響しない部位である。
【0011】第4の発明では、第3の発明において前記
エンジンの基本性能に直接影響しない部位が診断機能で
ある。
【0012】第5の発明では、第4の発明において前記
診断機能がCPUを対象とする監視ICの診断機能であ
る。
【0013】第6の発明では、第3の発明において前記
エンジンの基本性能に直接影響しない部位がフェールセ
ーフ機能である。
【0014】第7の発明では、第1から第6までのいず
れか一つの発明において燃料カットにより前記エンジン
出力の制限を行う。
【0015】第8の発明では、第1から第7までのいず
れか一つの発明において図8に示すように、電動モータ
61により駆動されるスロットル弁62と、スロットル
弁62の開度を検出する手段63と、アクセルペダル6
6の踏み込み量を電気信号に変換する手段64と、前記
検出されたスロットル弁開度がこのアクセルペダル踏み
込み量に応じたスロットル弁開度目標値と一致するよう
に前記電動モータ61を制御する手段65と備える。
【0016】第9の発明では、第8の発明において前記
エンジン出力の制限が前記スロットル弁開度目標値を制
限することである。
【0017】第10の発明では、第9の発明において前
記スロットル弁開度目標値の制限が、前記アクセルペダ
ル踏み込み量が所定値以上で上限値に制限することであ
る。
【0018】第11の発明では、第9の発明において前
記スロットル弁開度目標値の制限が、前記アクセルペダ
ル踏み込み量に対するスロットル弁開度目標値の特性
を、エンジン出力を制限しない場合より緩やかにするこ
とである。
【0019】
【発明の効果】第1の発明では、故障診断手段により、
エンジン制御に関係する部品または部位に故障があると
診断されたとき、光または音による警告手段を作動させ
ることによってドライバーに対し警報が与えられる。
【0020】ここでの故障が特に軽度であるものやエン
ジンの基本機能に直接影響しない部位にあるときには、
光や音による警報だけで十分であり、エンジン出力を制
限することがないので、エンジン出力を制限する機会を
無用に増やすことがない。
【0021】一方、故障診断手段による故障診断時に光
や音による警告手段を作動させるだけの構成だと、この
警告手段に故障が生じたときは、ドライバーへの警告手
段を失う。
【0022】これに対して第1の発明では、この場合
(つまり警告手段を作動させたいのに警告手段が作動し
ない場合)が警告手段診断手段により故障として診断さ
れ、このときは、出力制限に伴うエンジン挙動の変化に
よりドライバーに故障があることが伝えられる。
【0023】このようにして第1の発明では、軽度の故
障やエンジンの基本機能に直接影響しない部位の故障時
には光や音による警報が与えられるだけなので、エンジ
ン出力を無用に制限する機会を増やすことにならず、か
つ光や音による警告手段が故障して警報できない場合に
も他の方法で確実に警報を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1において、1はエンジン制御
用のECM(エレクトロニックコントロールモジュー
ル)で、主にCPU2、メモリ3、入出力装置4からな
り、このうちCPU2では、各種センサ11からの信号
に基づき、たとえば吸入空気量、エンジン回転数、冷却
水温に応じた燃料噴射パルス幅を演算し、この燃料噴射
パルス幅に対応する燃料が各気筒に設けたインジェクタ
12から所定のタイミングで供給されるように燃料制御
を行うとともに、アイドル時以外で主にエンジンの回転
数と負荷に基づいて、またアイドル時にはエンジン回転
数に応じて最適な点火時期を演算し、この時期に点火コ
イル13の一次電流が遮断されるようにREF信号(圧
縮上死点前の所定クランク角で立ち上がる)を用いて点
火時期制御を行う。CPU2ではまた、通常運転時にエ
ンジン制御に関わる部品(たとえばクランク角センサ、
エアフローメータやその各信号系統)や部位に故障が生
じたかどうかを診断するほか、監視IC5によるCPU
の診断機能に故障が生じているかどうかをも診断する。
なお、監視IC5はCPU2からの一定パルスの周期を
監視しており、このパルスよりCPU2に故障が生じた
ことを診断すると、CPU2に対してリセット信号を出
す。監視IC5はいわゆるウォッチドッグタイマの機能
を有するもので、リセット信号を受けたとき、CPU2
では点火時期、燃料噴射パルス幅を一定値に固定するこ
とで、CPU2の故障時にも最低限の走行だけはできる
ようにしている。
【0025】さて、上記エンジン制御に関わる部品や部
位に故障が生じた場合にこの故障をドライバーに知らせ
るため警告灯を点灯(あるいは点滅)することが考えら
れる。この場合に、故障は警告灯や警告灯の点灯回路に
も生じるので、故障により警告灯が点灯しない状態に陥
ると、エンジン制御に関わる部品や部位に故障が生じて
もドライバーに警報することができない。
【0026】一方、エンジン制御に関わる部品や部位に
故障が生じた場合にエンジン出力を制限し、この出力制
限に伴うエンジン挙動の変化によりドライバーに故障を
知らせることも考えられるが、たとえばCPUを対象と
する監視IC5の診断機能に故障が生じたからといっ
て、CPU2に故障が生じてなければ通常時と同じ運転
が可能であり、監視IC5の診断機能に故障が生じただ
けの段階で出力制限したのでは、無用な出力制限を行う
ことなる。
【0027】これに対処するため本発明の第1実施形態
では、エンジン制御に関わる部品や部位の故障時に警告
灯によりドライバーに警報するだけでエンジン出力を制
限しないようにするとともに、警告灯および警告灯点灯
回路の診断機能を追加し、エンジン制御に関わる部品や
部位の故障時でかつ警告灯や警告灯点灯回路も故障して
いる場合にだけエンジン出力を制限する。
【0028】このため、図2に示したように、警告灯2
1を運転室内に設けるとともに、故障診断部23からの
信号を受ける警告灯点灯部22、警告灯診断部24、A
ND回路25、エンジン出力制限部26をECM1内に
新たに設けている。
【0029】まず、警告灯点灯部22は、図3に示した
ようにパワトランジスタ31からなり、CPU2からの
信号がローレベル(消灯要求がある)のとき警告灯21
が消えたままであるのに対して、CPU2からの信号が
ハイレベル(点灯要求がある)になるとパワトランジス
タ31が導通しバッテリ32からの電流が警告灯21に
流れて点灯する。
【0030】また、図3において、パワトランジスタ3
1のコレクタが大きな抵抗34を介して接地され、コレ
クタの電位が入力IC33を介してCPU2に入力され
ている。これら入力IC33と抵抗34は警告灯診断部
の一部を構成するもので、入力ICを介して入力する電
圧信号から警告灯診断部24が警告灯21やパワトラン
ジスタ31を主とする点灯回路に断線やショートなどの
故障が生じたかどうかを診断する。たとえば、CPU2
より点灯要求があるのに消灯状態となる故障(バッテリ
32のショート、パワトランジスタ31の常時OFF故
障、断線、玉切れ)と、CPU2より消灯要求があるの
に点灯状態となる故障(たとえばグランドショート、パ
ワトランジスタ31の常時ON故障)とがあり、これら
の場合に警告灯21やパワトランジスタを主とする点灯
回路に故障が生じたと判定するのである。
【0031】図2に戻り、故障診断部23では、従来と
同じに、運転時にエンジン制御に関わる部品(たとえば
クランク角センサ、エアフローメータやその各信号系
統)や部位に故障が生じたかどうかを診断するほか、C
PU2を対象とする監視IC5の診断機能に故障が生じ
ているかどうかも診断する。
【0032】故障診断部23からの信号と警告灯診断部
24からの信号が入力されるAND回路25では、故障
診断部23により故障があると判定されたときかつ警告
灯診断部24によっても故障があると判定されたときだ
けハイレベルの信号を出力し、それ以外ではローレベル
の信号を出力する。
【0033】エンジン出力制限部26では、AND回路
25からの信号がローレベルのとき出力制限を行わない
が、AND回路25からの信号がハイレベルのとき燃料
カットを行う。たとえば、回転数が所定値1を越えてい
る場合に燃料カットを行い、その後に回転低下して所定
値2以下となったら燃料カットよりリカバーさせる。こ
こで、所定値1には何とか走行が可能である回転数を選
択する。
【0034】なお、図2には、故障診断部23、警告灯
診断部24、エンジン出力制御部26をブロックで示し
たが、これらの各機能およびAND回路25の機能をフ
ローチャートにより容易に表現することができることは
いうまでもない。
【0035】ここで、本実施形態の作用を説明する。
【0036】故障診断部23により、CPU2を対象と
する監視ICの診断機能に故障があると診断されたと
き、警告灯21を点灯することによってドライバーに対
し警報が与えられる。
【0037】ここで、特に監視ICの診断機能は、エン
ジンの基本機能に直接影響しない部位であり、この部位
の故障時には警告灯による警報だけで、エンジン出力を
制限することはないので、エンジン出力を制限する機会
を無用に増やすことがない。一方、故障診断部23によ
る故障診断時に警告灯を点灯するだけの構成だと、警告
灯が点灯しない故障が生じたときは、ドライバーへの光
による警告手段を失う。
【0038】これに対して実施形態では、この場合(つ
まり点灯要求を出しているのに点灯しない場合)が警告
灯診断部24により故障として診断され、このときは、
出力制限に伴うエンジン挙動の変化によりドライバーに
故障があることが伝えられる。つまり、警告灯を点灯し
たいときに点灯しないため警告灯によっては警報できな
い場合にも、この実施形態では他の方法で警報できるわ
けである。
【0039】図4は第2実施形態で、第1実施形態の図
2に対応する。なお、図2と同一部分には同一の符号を
付けている。
【0040】スロットル弁を電動モータで駆動するとと
もに、アクセルペダルの踏み込み量に応じて電動モータ
への駆動量を制御するようにするものでは、実際のスロ
ットル弁開度を検出し、これがアクセルペダルの踏み込
み量に応じたスロットル弁開度目標値と一致するように
制御する必要があることから、スロットルセンサをスロ
ットル弁に設けている。このスロットルセンサ出力は、
図5に示したように、当初はスロットル弁の全閉位置で
電圧Aであったものが、経時劣化により電圧Bに移った
ときには Δ Vの誤差が生じるので、この誤差を学習値
としてバックアップRAMに格納しておき、この場合で
あれば、始動時にスロットルセンサ出力からこの学習値
の分を差し引いた値をスロットルセンサ出力とすること
によって、スロットルセンサに生じる経時劣化に対処し
ている。なお、図5では実際よりもΔ Vを拡大して示
している。また、図5では経時劣化によりスロットルセ
ンサ出力が大きくなる場合で示したが、小さくなること
もあり、この場合も学習値を導入することによってスロ
ットルセンサに生じる経時劣化に対応できることはいう
までもない。
【0041】第2実施形態は、こうした電動式スロット
ル弁制御装置を前提とするもので、図4において、故障
診断部41では、第1実施形態で説明した故障診断に加
えて、上記の学習値に異常があるかどうかを診断する。
この結果、学習値に異常があると診断され、かつ警告灯
診断部24によっても故障があることが診断された場合
にだけAND回路25がハイレベルの信号を出力し、こ
のとき、エンジン出力制限部42では、図6破線に示し
たように、所定のアクセルペダル踏み込み量以上でスロ
ットル弁開度目標値を上限値に制限する。あるいは、図
6一点鎖線のように、エンジン出力を制限しない場合
(実線参照)よりアクセルペダル開度に対するスロット
ル弁開度目標値の傾きを緩やかにする。なお、スロット
ル弁開度目標値を制限するのでなく、第1実施形態と同
様に、燃料カットによりエンジン出力を制限してもかま
わない。
【0042】この第2実施形態でも、学習値の異常を診
断したときには警告灯によりドライバーに警報するだけ
でエンジン出力を制限することはしないので、エンジン
出力を制限する機会を無用に増やすことがなく、かつ故
障により警告灯では警報できない場合にも他の方法で確
実に警報を行うことができる。
【0043】2つの実施形態では、エンジンの基本性能
に直接影響しない部位として、監視ICの診断機能や学
習値を挙げたが、他の診断機能(あるいはフェールセー
フ機能)やその他の軽微な故障でもかまわない。
【0044】実施形態では、警告灯で説明したが、警告
ブザーでもかまわない。
【0045】実施形態では、エンジン制御に関係する部
位の故障がエンジンの基本性能に直接影響しない部位で
ある場合で説明したが、エンジン制御に関係する部品ま
たは部位の故障が軽度の故障である場合にも本発明を適
用することができる。たとえば、アクセルペダルの踏み
込み量とは独立に、電動モータを用いてスロットル弁開
度を制御するものがあり、このものにおいてアクセルペ
ダルの踏み込み量を検出するセンサを2つ設けている場
合に、そのうちの1つが故障した場合が軽度の故障時で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ECM1の構成図である。
【図2】第1実施形態のECM1のブロック図である。
【図3】警告灯回路図である。
【図4】第2実施形態のECM1のブロック図である。
【図5】第2実施形態のスロットルセンサ出力の特性図
である。
【図6】第2実施形態のアクセルペダル踏み込み量に対
するスロットル弁開度目標値の特性図である。
【図7】第1の発明のクレーム対応図である。
【図8】第8の発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 ECM 2 CPU 5 監視IC 21 警告灯 22 警告灯点灯部 23 故障検出部 24 警告灯診断部 25 AND回路 26 エンジン出力制限部 41 故障診断部 42 エンジン出力制限部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 45/00 345 F02D 45/00 345Z G01M 15/00 G01M 15/00 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光または音によりドライバーに警告する手
    段と、 エンジン制御に関係する部品または部位に故障が生じた
    かどうかを診断する手段と、 この診断結果より故障時に前記警告手段を作動させる手
    段と、 この作動手段または前記警告手段に故障が生じたかどう
    かを診断する手段と、 この診断結果より作動手段または警告手段の故障時でか
    つ前記エンジン制御に関係する部品または部位の故障時
    にエンジン出力を制限する手段とを設けたことを特徴と
    するエンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】前記エンジン制御に関係する部品または部
    位の故障は軽度の故障であることを特徴とする請求項1
    に記載のエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】前記エンジン制御に関係する部位の故障は
    エンジンの基本性能に直接影響しない部位であることを
    特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  4. 【請求項4】前記エンジンの基本性能に直接影響しない
    部位は診断機能であることを特徴とする請求項3に記載
    のエンジンの制御装置。
  5. 【請求項5】前記診断機能はCPUを対象とする監視I
    Cの診断機能であることを特徴とする請求項4に記載の
    エンジンの制御装置。
  6. 【請求項6】前記エンジンの基本性能に直接影響しない
    部位はフェールセーフ機能であることを特徴とする請求
    項3に記載のエンジンの制御装置。
  7. 【請求項7】燃料カットにより前記エンジン出力の制限
    を行うことを特徴とする請求項1から6までのいずれか
    一つに記載のエンジンの制御装置。
  8. 【請求項8】電動モータにより駆動されるスロットル弁
    と、スロットル弁の開度を検出する手段と、アクセルペ
    ダルの踏み込み量を電気信号に変換する手段と、前記検
    出されたスロットル弁開度がこのアクセルペダル踏み込
    み量に応じたスロットル弁開度目標値と一致するように
    前記電動モータを制御する手段と備えることを特徴とす
    る請求項1から7までのいずれか一つに記載のエンジン
    の制御装置。
  9. 【請求項9】前記エンジン出力の制限は前記スロットル
    弁開度目標値を制限することであることを特徴とする請
    求項8に記載のエンジンの制御装置。
  10. 【請求項10】前記スロットル弁開度目標値の制限は、
    前記アクセルペダル踏み込み量が所定値以上で上限値に
    制限することであることを特徴とする請求項9に記載の
    エンジンの制御装置。
  11. 【請求項11】前記スロットル弁開度目標値の制限は、
    前記アクセルペダル踏み込み量に対するスロットル弁開
    度目標値の特性を、エンジン出力を制限しない場合より
    緩やかにすることであることを特徴とする請求項9に記
    載のエンジンの制御装置。
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