JPH11217046A - 発光式ドアウインドパネル構造 - Google Patents

発光式ドアウインドパネル構造

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JPH11217046A
JPH11217046A JP10022333A JP2233398A JPH11217046A JP H11217046 A JPH11217046 A JP H11217046A JP 10022333 A JP10022333 A JP 10022333A JP 2233398 A JP2233398 A JP 2233398A JP H11217046 A JPH11217046 A JP H11217046A
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JP
Japan
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window panel
door window
lamp
light
upper edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP10022333A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Murahashi
克広 村橋
Masaya Ookawato
昌也 大河戸
Takayuki Sano
隆行 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Ichikoh Industries Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアウインドパネルの上辺端部全体を均一に
発光させることができる発光式ドアウインドパネル構造
を提供する。 【解決手段】 灯具6から発せられる光線Lの中心軸S
がドアウインドパネル1の上辺端部4の中心点Pに合致
するため、中心軸Sをはさんだ両側の上辺端部4の長さ
が等しくなり、上辺端部4全体を均一に発光させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光式ドアウイン
ドパネル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアウインドパネルには、下辺
端部に灯具を取付けた構造のものがある。すなわち、こ
の灯具から扇形に発される光線をドアウインドパネルの
板厚面内へ入射させ、その光線をドアウインドパネルの
上辺端部から出射させることにより、該上辺端部を発光
させるものがある(類似技術として、特開平6−122
343号公報参照)。
【0003】一般にドアウインドパネルの下辺端部は水
平状態であるため、その下辺端部に取付けられる灯具は
上向き垂直状態で取付けられる。従って、この灯具から
ドアウインドパネルの板厚面内に扇形に発せられる光線
の中心軸も垂直状態となり、この中心軸を対称軸とした
両側範囲の上辺端部が発光する。
【0004】このようにして、ドアウインドパネルの上
辺端部を発光させることにより、乗員に上辺端部の存在
を知らしめ、特に周辺光量の不足する夜間等において、
サッシュレスドアにおけるドアウインドパネルの上辺端
部と乗員の体の一部が当たるのを防止することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、灯具から真上に延びる中心
軸を対称軸とした両側範囲の上辺端部が発光するため、
ドアウインドパネルの形状が中心軸をはさんで対称な形
状であれば、上辺端部を均一に発光させることができる
ものの、例えば、中心軸をはさんだ両側の上辺端部のう
ち、一方の上辺端部が長い場合は、その長い方の上辺端
部における中心軸から遠い部分が暗くなり、均一な発光
状態を得ることができない。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、ドアウインドパネルの上辺端
部全体、特に上辺端部の中心点の周囲を均一に発光させ
ることができる発光式ドアウインドパネル構造を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ドアウインドパネルの下辺端部に取付けた灯具によ
り、ドアウインドパネルの板厚面内に扇形の光線を発
し、該ドアウインドパネルの上辺端部を発光させ得る発
光式ドアウインドパネル構造において、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に対する前記灯具の取付角度を、該
灯具から発せられる光線の中心軸が、前記ドアウインド
パネルの上辺端部の中心点に合致するように設定したこ
とを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、前記灯具
から発せられる光線の中心軸が、前記ドアウインドパネ
ルの上辺端部の中心点に合致するため、該中心軸をはさ
んだ両側の上辺端部の発光される長さが等しくなり、上
辺端部全体を均一に発光させることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発光式ドアウインドパネル構造であって、前記灯具の
取付位置は、前記灯具から前記ドアウインドパネルの上
辺端部に至る距離が略等しくなる位置に設定したことを
特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、灯具から
ドアウインドパネルの上辺端部に至る距離が略等しいた
め、上辺端部全体で輝度のムラが生せず、上辺端部全体
をより均一に発光させることができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発光式ドアウインドパネル構造であっ
て、前記ドアウインドパネルの上辺端部の形状を、前記
灯具から前記ドアウインドパネルの上辺端部に至る距離
が略等しくなるように形成したことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、灯具から
ドアウインドパネルの上辺端部に至る距離が略等しいた
め、上辺端部全体で輝度のムラが生せず、上辺端部全体
をより均一に発光させることができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3何れかに記載の発光式ドアウインドパネル構造で
あって、前記ドアウインドパネルの下辺端部における灯
具の取付面が、光線の中心軸と直交する角度で形成され
ていることを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、下辺端部
における灯具の取付面が、光線の中心軸と直交する角度
で形成されているため、取付面で光線の屈折が少なく、
光線を広い角度の扇形でドアウインドパネル内に入射さ
せることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0016】図1及び図2は、この発明の第1実施形態
を示す図である。符号1は、自動車のリヤ側のドアウイ
ンドパネルで、図示せぬサッシュレスドアに昇降自在に
取付けられている。このドアウインドパネル1には、前
後に角部2、3があり、この角部2、3の間には上辺端
部4が形成されている。前記角部3はウエストラインと
ほぼ等しい位置にある。この上辺端部4には中心点Pが
あり、この中心点Pをはさんだ前後(図1の中心点Pの
左側が自動車の前側、右側が自動車の後ろ側)両側の上
辺端部4の長さが等しくなっている。
【0017】前記ドアウインドパネル1の下辺端部5の
一般部は、略水平状に形成されているが、その中央部に
は、水平に対して所定角度θ(20°)だけ傾いた取付
面5aが部分的に形成されている(尚、この取付面5a
は実際は若干湾曲している)。該取付面5aは、下辺端
部5を上側に凹欠させることにより、上辺端部4と灯具
6との間の距離が略等しくなるように形成されている。
そして、この取付面5a部分に灯具6が取付けられてい
る。灯具6は、灯具6からドアウインドパネル1の板厚
面内に入射される扇形の光線Lの中心軸Sが、前記取付
面5aと直交する角度、つまり、垂線に対して20度後
ろ側に傾いた角度で取付けられている。
【0018】前記灯具6は、図2に示すように、透明な
レンズ7と不透明なハウジング8とを組み合わせた中空
構造をしていて、内部に複数のランプ9が設けられてい
る。
【0019】前記レンズ7の側面には、図示せぬ塗装が
施されている。前記ハウジング8には、上方へ延びるフ
ランジ10が形成され、このフランジ10が、ボルト1
1、ナットプレート12、ワッシャ13による締結手段
によりドアウインドパネル1の下端部に取付けられる。
【0020】一方、前記レンズ7には、前記ドアウイン
ドパネル1の下端部との間に隙間を隔てた状態でリブ1
4が形成されていて、このリブ14とドアウインドパネ
ル1との隙間に、シリコン充填剤15を注入している。
該リブ14は、このシリコン充填剤15を注入する場合
のガイドになる。また、シリコン充填剤15が固化した
後は、該シリコン充填剤15を介して、リブ14とフラ
ンジ10との間でドアウインドパネル1の下端部を挟持
し、灯具6のドアウインドパネル1に対する取付強度を
高める。
【0021】前記灯具6のランプ9から発せられた光線
Lは、図2に示すように、レンズ7及びシリコン充填剤
15を透過して、ドアウインドパネル1の板厚面内に、
図1に示すように、扇形状態で入射する。この場合、ド
アウインドパネル1の下辺端部5における取付面5a
が、光線Lの中心軸Sと直交するため、取付面5aで光
線Lの屈折が少なく、光線Lを広い角度αの扇形でドア
ウインドパネル1内に入射させることができる。
【0022】ドアウインドパネル1内に入射した光線L
は、ドアウインドパネル1の内面で臨界角以上の角度で
反射を繰り返しながら、ドアウインドパネル1の上辺端
部4に至る。灯具6から発せられる光線Lの中心軸S
が、ドアウインドパネル1の上辺端部4の中心点Pに合
致しているため、上辺端部4全体を均一に発光させるこ
とができ、上辺端部4における輝度の偏りがない。しか
も、前述のように、扇形の光線Lの角度αが広いため、
上辺端部4の略全体を発光させることができる。
【0023】図3は、この発明の第2実施形態を示す図
である。この第2実施形態では、ドアウインドパネル1
6の上辺端部17の形状を、灯具6を中心とした円弧形
状にしたものである。従って、灯具6からドアウインド
パネル16の上辺端部17に至る距離が略等しくなり、
上辺端部17全体の輝度のムラがなく、より均一に発光
させることができる。第1実施形態に比較し車両後方
(図上右側)に大きい為、中心軸Sがより傾き、下辺端
部18の取付面18aの取付角度θは30°となる。そ
の他の構成及び作用効果は、先の実施形態と同様のた
め、共通部分に同一符号を付し、重複説明を省略する。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、灯具か
ら発せられる光線の中心軸がドアウインドパネルの上辺
端部の中心点に合致するため、中心軸をはさんだ両側の
上辺端部の長さが等しくなり、上辺端部全体を均一に発
光させることができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、灯具から
ドアウインドパネルの上辺端部に至る距離が略等しいた
め、上辺端部全体で輝度のムラが生せず、上辺端部全体
をより均一に発光させることができる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、灯具から
ドアウインドパネルの上辺端部に至る距離が略等しいた
め、上辺端部全体で輝度のムラが生せず、上辺端部全体
をより均一に発光させることができる。
【0027】請求項4に記載の発明によれば、下辺端部
における灯具の取付面が、光線の中心軸と直交する角度
で形成されているため、取付面で光線が屈折せず、光線
を広い角度の扇形でドアウインドパネル内に入射させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すドアウインドパネ
ルの側面図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を示すドアウインドパネ
ルの側面図。
【符号の説明】
1、16 ドアウインドパネル 2、3 角部 4、17 上辺端部 5、18 下辺端部 5a、18a 取付面 6 灯具 L 光線 S 中心軸 P 中心点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 隆行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアウインドパネルの下辺端部に取付け
    た灯具により、ドアウインドパネルの板厚面内に扇形の
    光線を発し、該ドアウインドパネルの上辺端部を発光さ
    せ得る発光式ドアウインドパネル構造において、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に対する前記灯具の
    取付角度を、該灯具から発せられる光線の中心軸が、前
    記ドアウインドパネルの上辺端部の中心点に合致するよ
    うに設定したことを特徴とする発光式ドアウインドパネ
    ル構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記灯具の取付位置は、前記灯具から前記ドアウインド
    パネルの上辺端部に至る距離が略等しくなる位置に設定
    したことを特徴とする発光式ドアウインドパネル構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の発光式ド
    アウインドパネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの上辺端部の形状を、前記灯具
    から前記ドアウインドパネルの上辺端部に至る距離が略
    等しくなるように形成したことを特徴とする発光式ドア
    ウインドパネル構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3何れかに記載の発
    光式ドアウインドパネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部における灯具の取付
    面が、光線の中心軸と直交する角度で形成されているこ
    とを特徴とする発光式ドアウインドパネル構造。
JP10022333A 1998-02-03 1998-02-03 発光式ドアウインドパネル構造 Pending JPH11217046A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2978379A1 (fr) * 2011-07-29 2013-02-01 Saint Gobain Vitrage lumineux de vehicule, fabrication

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