JPH11217029A - 電子式レバー機構 - Google Patents

電子式レバー機構

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Publication number
JPH11217029A
JPH11217029A JP10299906A JP29990698A JPH11217029A JP H11217029 A JPH11217029 A JP H11217029A JP 10299906 A JP10299906 A JP 10299906A JP 29990698 A JP29990698 A JP 29990698A JP H11217029 A JPH11217029 A JP H11217029A
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JP
Japan
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lever
coil
piston
accelerator
electronic
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Pending
Application number
JP10299906A
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English (en)
Inventor
Masato Uneme
正人 采女
Masaya Goto
雅哉 後藤
Yasuhiko Kunida
靖彦 国田
Akito Sugiura
明人 杉浦
Norimitsu Amano
礼光 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K26/00Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles
    • B60K26/02Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品数が少なくて組み付けが容易であるとと
もに装着に必要な空間が小さくてすみ、かつ耐久性に優
れているため、乗物のアクセル装置やブレーキ装置に好
適な電子式レバー機構の提供。 【解決手段】 アクセルレバーと床との間に介装され、
ハウジング2、レバーの変位に連動してハウジング2に
対し相対変位するように配されたピストン3と、交流の
電流が供給されている一次コイル42およびその内側に
巻設した二次コイル43を有する検出機構4を備える。
検出機構4はピストン3の変位により一次コイル42と
二次コイル43との磁束の結合率が増減し、二次コイル
43に起電力が生じる。この起電力を検出してアクセル
レバーの変位量、すなわちアクセルペダルの踏込み量が
検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの乗
物を加速、減速させるためのアクセル装置またはブレー
キ装置などの用途に好適な電子式レバー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転席に設けたアクセルレバー
とエンジン(内燃機関またはモーター)に付設され出力
を増減させるアクセル装置とは、リンク機構またはケー
ブルを用いた機械式アクセルレバー機構により連結され
ている。この機械式アクセルレバー機構は、随所にリタ
ーンスプリングや摩擦部材が組み込まれており、アクセ
ルペダルの踏込み量に応じた踏み力(反力)やアクセル
レバーの復帰力をアクセルレバーに付与している。ま
た、自動車など乗物のブレーキ装置も上記機械式アクセ
ルレバー機構と同様の構成を有している。
【0003】アクセルレバーに付設した検出手段(セン
サ)によりアクセルペダルの踏込み量を電気信号に変換
する電子式レバー機構を備えており、この電子式レバー
機構の出力をエンジン制御用コンピュータに入力して、
アクセル機構(エンジン)を制御する電子式アクセル装
置が提案されている。この電子式レバー機構は、アクセ
ルペダルの踏込み量を検出するための摺動接点を有する
センサ、踏み力をアクセルレバーに付与するための摩擦
ケーブル、および復帰力をアクセルレバーに付与するた
めの復帰機構で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子式または機
械式のアクセルレバー機構またはこれに類似した機構を
有するブレーキレバー機構は、構造が複雑であるため部
品数が増加して自動車への組み付けに手間がかかるとと
もに装着に必要な空間が大きくなる欠点がある。また、
従来の電子式レバー機構は、センサの接点に磨耗が生じ
耐久性が十分ではない等の問題があった。この発明の目
的は、部品数が少なくて組み付けが容易であるとともに
装着に必要な空間が小さくてすみ、かつ耐久性に優れて
いるため、乗物のアクセル装置やブレーキ装置に好適な
電子式レバー機構の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、レバー、該
レバーの復帰手段、および前記レバーの変位量を検出し
て電気信号を出力するセンサーを備えた電子式レバー機
構であって、前記センサーは、前記レバーに連動する磁
性体と、該磁性体の外周に該磁性体の変位方向と同一方
向の軸を有して配された第1コイルおよび第2コイル
と、該第1コイルまたは第2コイルへの通電手段および
起電力検出手段とからなることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、センサーは、磁
性体で形成したピストンと、該ピストンおよび前記第1
コイルおよび第2コイルを内包するハウジングとを有し
ており、前記第2コイルの外側に配された前記第1コイ
ルに交流電流を供給して内部に磁場を生じさせ、前記ピ
ストンの変位にともなう前記第2コイルに生じる起電力
の変化により前記レバーの変位量を検出することを特徴
とする。
【0007】
【発明の作用・効果】この発明では、センサーの構造が
簡単、堅牢かつ小型に形成でき、レバーと固定部材との
間の装着性、組み付け性に優れる。また、センサーに摺
動接点がないため、磨耗がなく耐久性に優れる。この結
果、乗物のアクセル装置やブレーキ装置に採用した場合
には、アクセルレバーまたはブレーキレバーと運転席の
前方の床との間に装着できる。
【0008】請求項2に記載の構成では、乗物のアクセ
ル機構やブレーキ機構に採用した場合には、アクセルレ
バーまたはブレーキレバーと運転席の前方の床との間に
そのまま自動車に装着できる。請求項3または4の構成
では、小型な構成でレバーの操作力を調整できる。請求
項6〜8の構成では、2つの検出機構からの出力を比較
することで、トラブルの発生を未然に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示す如く、自動車の
車室の運転席の床Fの前方は傾斜してエンジン室との隔
壁Wに連なっており、この発明の電子式アクセルレバー
機構10が装着されている。エンジンEには、運転条件
に応じて燃料および空気の供給量を調節するアクセル機
構Aが付設されている。なお電気自動車の場合には、ア
クセル機構Aはモーターに供給される電力を制御する。
【0010】Cはエンジン制御用コンピュータであり、
アクセルレバー機構10の出力(アクセルペダル13の
踏込み量またはアクセルレバー1の回転角度)の他に、
加速度センサ、車速センサ、吸気温度センサの出力、空
調装置のオン・オフ信号などを入力して、アクセル機構
A(エンジンE)を制御する電子式アクセル装置を構成
している。
【0011】アクセルレバー機構10は、図2に示す如
く、床Fに下端がピン11を介して回動可能に取り付け
られたアクセルレバー1と、該アクセルレバー1の上端
にピン12により回動可能に連結されたアクセルペダル
13とを備える。アクセルレバー1には、アクセルペダ
ル13を図示右回転方向に付勢するバネ14と、アクセ
ルペダル13の図示右回転域を制限するストッパー15
とが設けられている。1Sは、床Fに設けられたアクセ
ルレバー1のストッパーである。
【0012】なお、アクセルレバー1とアクセルペダル
13は一体成形されていてもよい。また、アクセルレバ
ー1は上端が隔壁Wに回動自在に取付けられていてもよ
く、この場合はアクセルレバー1の下端にアクセルペダ
ル13が設けられる。さらに、下端が床Fに回動可能に
取付けられたアクセルペダル13の上部と、上部が回動
可能に支持されたアクセルレバー1の下端とが係合する
構成であってもよい。
【0013】アクセルレバー1の上部と隔壁Wとの間に
は、アクセルペダル13の踏込み量を電気的に検出する
ためのセンサー20が取り付けられている。センサー2
0は、シリンダー状(円筒状)のハウジング2と該ハウ
ジング2に差し込まれたピストン3とを備える。この実
施例では、シリンダー状のハウジング2は強磁性体であ
る鉄製丸筒で形成され、ピン16(図1参照)によりハ
ウジング2の一端が隔壁Wに回動可能に連結されてい
る。なお、ハウジング2は必ずしも強磁性体製である必
要はないが、磁路の形成のためには磁性体製であること
が望ましい。
【0014】ピストン3は強磁性体である鉄製丸棒で形
成されており、ピストン3の他端に設けた連結部31が
アクセルレバー1の上部にピン17により回動可能に連
結されている。これによりピストン3は、アクセルレバ
ー1の回動と連動して軸方向に変位(スライド)する。
なお、ピストン3の端部を隔壁Wに回動可能に連結し、
ハウジング2の端部をアクセルレバー1に回動可能に連
結してもよい。
【0015】センサー20は、図4に示す如く、円筒状
のハウジング2内に、アクセルペダル13の踏込み量を
電気信号に変換して検出する検出機構4と、ピストン3
の移動(スライド)に対し適当な摺動抵抗を付与するた
めの摺動抵抗手段5と、ピストン3またはアクセルレバ
ー1の復帰機構6とを組み込んで構成されている。
【0016】検出機構4は、ハウジング2内の一端側
(図示左側)に同軸的に収容されているボビン41に巻
設した一次コイル42および該一次コイルの内側に巻設
した二次コイル43を備える。一次コイル42には交流
の電流が供給されており、ボビン41の内側はピストン
3が軸方向に出入りする円筒空間44となっており、ア
クセルペダル13の踏込み量に応じて、ピストン3の先
端部3Bが円筒空間44へ差し込まれる。二次コイル4
3の出力端子45は、エンジン制御用コンピュータCに
接続されている。
【0017】検出機構4は、つぎのように作動する。ピ
ストン3が強磁性体であるため、ピストン3の変位によ
り円筒空間44は一次コイル42と二次コイル43との
磁束の結合率が増減する。この結果、図2に示す如く、
アクセルペダル13が踏み込まれると、アクセルレバー
1の回動に連動してピストン3が円筒空間44に侵入す
る。これにより、一次コイル42への通電により円筒空
間44に生じる磁界の強度が、ピストン3の侵入量に応
じて増大し、二次コイル43に起電力が生じる。この起
電力を検出してアクセルレバー1の変位量、すなわちア
クセルペダル13の踏込み量が検出される。
【0018】この構成を有するセンサー20は、電気接
点が存在しないため接点の磨耗による寿命の問題が生じ
ない。また、出力がアクセルペダル13の踏込み量(ア
クセルレバー1の回転角度)に対して優れた直線性を保
持して比例するため、高度なエンジン制御が可能にな
る。さらに、シリンダー・ピストンの組付体30を床F
(または隔壁W)とアクセルレバー1との間に回動可能
に装着することでアクセルレバー機構10の自動車への
組み付けができる。このため、自動車への組み付け作業
が容易であるとともに、装着スペースも小さくできる。
【0019】この実施例では、ハウジング2の中間に隔
壁21が設けてあり、該隔壁21には、モールド樹脂5
1からなるピストン3の摺動抵抗手段5が固定されてい
る。モールド樹脂51は、ピストン3の外周にモールド
成形された摺動筒部52と、隔壁21に締結具53で締
結されるとともに、ボビン41の端面と隔壁21との間
に挟持された鍔部54とからなり、ピストン3の移動に
所定の摺動抵抗を付与している。このように、モールド
樹脂51でピストン3に摺動抵抗を付与する構成では、
摺動抵抗手段5をコンパクトに形成できるとともに、部
品数の低減が可能となる。
【0020】ハウジング2の他端側には、ピストン3を
アクセルレバー1の方向に付勢する復帰機構6としての
コイルスプリング61が収容されている。コイルスプリ
ング61は、一端が隔壁21にワッシャー62を介して
当接し、他端がピストン3の他端部に設けられた径大部
32に係止されたゴム蓋63にワッシャー64を介して
当接している。
【0021】コイルスプリング61は、ピストン3のリ
ターンスプリングとなっていると同時にアクセルレバー
1を復帰させる付勢手段となっている。このように、ハ
ウジング2内にコイルスプリング61を組み込んで復帰
機構6を構成することにより、アクセルレバー機構10
の部品数および組付工数の低減と、装着空間のコンパク
ト化とが同時に達成できる。
【0022】上記実施例では、復帰機構6として、ハウ
ジング2内に内装したコイルスプリング61を使用した
が、ピストン3の摺動抵抗手段5による抵抗が大きくコ
イルスプリング61のみでは復帰力が不足する場合に
は、図1に示す如く、別途に床Fとアクセルレバー1と
の間にスプリング65を設けてもよい。これにより片側
のスプリングが破損した場合でも機能を失うことがなく
信頼性が向上する。また、復帰機構として、リキッドス
プリングなど圧縮性流体を封入した伸縮機構を採用して
もよい。
【0023】図5〜図9は、この発明の第2実施例を示
す。この実施例では、アクセルレバー1はピン11に回
動自在に取り付けられており、ピン11は車室の床Fお
よび隔壁Wに締結して固定されるレバーブラケット7に
支持されている。レバーブラケット7は、床Fおよび隔
壁Wの形状に応じて板金を成形した略逆L形の平面形状
を呈しており(図7参照)、両端部71、72において
図示しない締結具により床Fおよび隔壁Wに締結されて
いる。
【0024】レバーブラケット7の中間部73は、上方
に膨出するとともに、該中間部73からの左右への延長
部分を略直角に上方に折り曲げて形成した左右のピン支
壁74、75が設けられている。ピン11は、両端が左
右のピン支壁74、75に支持されるとともに、右端を
右支壁75から右方向に突出したレバー連結部76が設
けられている。
【0025】アクセルレバー1は、中間部が略45度だ
け2回曲げられた略鍵棒状を呈し、上部1A、該上部1
Aと平行した下部1B、および上部1A、下部1Bに対
して傾斜した中間部1Cからなる。下部1Bの先端(下
端)にはアクセルペダル13が取り付けられ、上部1A
の先端(上端)にはアクセルペダルの踏込みの有無を検
出するアクセルスイッチSへの当接部77が設けられて
いる。アクセルレバー1の上部1Aは、中間において前
記レバー連結部76に略T字形に配され溶接などの方法
で固定されている。
【0026】ピン11には、復帰手段6としての内側捩
じりバネ66、逆方向の外側捩じりバネ67および両者
を区隔するための区隔管68が同軸的に遊嵌されてい
る。内側捩じりバネ66は区隔管68に内装されるとと
もに、一端が左ピン支壁74に係合され、他端はレバー
連結部76の上側において上部1Aに引っ掛けられてい
る。外側捩じりバネ67は区隔管68に外装されるとと
もに、一端が左ピン支壁74に係合され、他端はレバー
連結部76の下側において上部1Aに引っ掛けられてい
る。
【0027】右ピン支壁75には板金製で略逆L型構造
を有するセンサーブラケット8が取り付けられている。
センサーブラケット8は、右ピン支壁75に縦に固定さ
れた立上板部81と、立上板部81の上端を右に90度
折り曲げて形成され、アクセルレバー1の上部1Aの上
方に直交的に配された横板部82とからなる。横板部8
2の下面には、図6に示すセンサー20が締結されてい
る。
【0028】センサー20は、長円形の断面を有する筒
状のハウジング2と、下方から該ハウジング2に平行し
て差し込まれた2つのピストン3とを備える。ハウジン
グ2およびピストン3は強磁性体で形成されており、ハ
ウジング2には、アクセルペダル13の踏込み量を電気
信号に変換して検出する検出機構4が設けられている。
ピストン3の先端(図示下端)は、段付きで径大の球面
状頭部3Aとなっており、該頭部3Aとハウジング2の
端面との間にはピストン3を復帰させるためのコイルス
プリング61が外装されている。
【0029】アクセルレバー1の上部1Aの中間部に
は、上面83が円筒面となっている作用板84が横板部
82と平行して溶接されている。これにより、アクセル
レバー1のピン11回りの回動に伴い作用板84の上面
83がピストン3の球面状頭部3Aを上方に押圧し、ピ
ストン3をハウジング2内に押し込む。このピストン3
の変位量に応じて、一次コイル42への通電により円筒
空間44に生じる磁界の強度が、ピストン3の侵入量に
応じて増大し、二次コイル43に起電力が生じる。この
起電力を検出してアクセルレバー1の変位量、すなわち
アクセルペダル13の踏込み量が検出される。
【0030】アクセルレバー1は、支点であるレバー連
結部76に対して、下部側(アクセルペダル13側)が
長く、上部側(作用板84側)が短くなっており、アク
セルレバー1の倍力が大きく設定されている。このた
め、アクセルペダル13の踏込み量に対し、小さいピス
トン3とハウジング2との相対変位(ピストン3のスト
ローク)でアクセルレバー1の回動量を検出できる。こ
の結果、センサー20の小型化が可能になる。
【0031】この実施例では、ハウジング2に2つのピ
ストン3、3が平行して配されており、各ピストン3、
3には、それぞれ一次コイル42および二次コイル43
が外装されている。各ピストン3、3の頭部3A、3A
は、作用板84により同期して変位し、アクセルレバー
1の変位量を検出する電気信号は、2つの二次コイル4
3からそれぞれ独立して出力される。
【0032】この2つの電気信号は、エンジン制御用コ
ンピュータCに入力され、両者が一致しないときは、検
出機構のトラブルと判断されて警報が発せられる。この
構成により、アクセル機構A(エンジンE)を制御する
電子式アクセル装置の安全性と信頼性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクセルレバー機構の一部断面側面図である。
【図2】アクセルレバー機構の側面図である。
【図3】アクセルレバーの一部断面正面図である。
【図4】シリンダー・ピストンの組付体の断面図であ
る。
【図5】第2実施例にかかるアクセルレバー機構の斜視
図である。
【図6】第2実施例にかかるアクセルレバー機構の要部
の斜視図である。
【図7】第2実施例にかかるアクセルレバー機構の平面
図である。
【図8】第2実施例にかかるアクセルレバー機構の側面
図である。
【図9】シリンダー・ピストンの組付体の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アクセルレバー 2 ハウジング 3 ピストン 4 検出機構 5 摺動抵抗手段 6 復帰機構 7 レバーブラケット 8 センサーブラケット 10 アクセルレバー機構 13 アクセルペダル 20 センサー 30 シリンダ・ピストンの組付体 42 一次コイル(第1コイル) 43 二次コイル(第2コイル) 61 コイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 明人 名古屋市緑区鳴海町字上汐田68番地 中央 発條株式会社内 (72)発明者 天野 礼光 名古屋市緑区鳴海町字上汐田68番地 中央 発條株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レバー、該レバーの復帰手段、および前
    記レバーの変位量を検出して電気信号を出力するセンサ
    ーを備えた電子式レバー機構であって、 前記センサーは、前記レバーに連動する磁性体と、該磁
    性体の外周に該磁性体の変位方向と同一方向の軸を有し
    て配された第1コイルおよび第2コイルと、該第1コイ
    ルまたは第2コイルへの通電手段および起電力検出手段
    とからなることを特徴とする電子式レバー機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子式レバー機構にお
    いて、前記センサーは、磁性体で形成したピストンと、
    該ピストンおよび前記第1コイルおよび第2コイルを内
    包するハウジングとを有しており、前記第2コイルの外
    側に配された前記第1コイルに交流電流を供給して内部
    に磁場を生じさせ、前記ピストンの変位にともなう前記
    第2コイルに生じる起電力の変化により前記レバーの変
    位量を検出することを特徴とする電子式レバー機構。
  3. 【請求項3】 請求項3に記載の電子式レバー機構にお
    いて、前記レバーは支点回りに回動する回動式レバーで
    あり、前記ハウジングはシリンダー構造を有しており、
    前記ピストンにはコイルスプリングが配設されているこ
    とを特徴とする電子式レバー機構。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子式レバー機構にお
    いて、前記ピストンと前記ハウジングとは、前記ハウジ
    ング内部に固定され前記ピストンにモールド成形された
    樹脂体により相対変位に対する摺動抵抗が付与されてい
    ることを特徴とする電子式レバー機構。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電子式
    レバー機構において、前記レバーは自動車のアクセルレ
    バーであることを特徴とする電子式レバー機構。
  6. 【請求項6】 レバー、該レバーの復帰手段、および前
    記レバーの変位量を検出して電気信号を出力するセンサ
    ーを備えた電子式レバー機構であって、 前記センサーは、前記レバーに同期して連動する複数の
    磁性体と、各磁性体の外周に該磁性体の変位方向と同一
    方向の軸を有して配された第1コイルおよび第2コイル
    と、それぞれの第1コイルまたは第2コイルへの通電手
    段および起電力検出手段とからなることを特徴とする電
    子式レバー機構。
  7. 【請求項7】 アクセルレバー、該アクセルレバーの復
    帰手段、および前記アクセルレバーの変位量を検出して
    電気信号を出力するセンサーを備えた電子式アクセルレ
    バー機構であって、 前記センサーは、前記アクセルレバーに同期して連動す
    ると共に磁性体からなる複数のピストンと、各ピストン
    の外周に同軸的に配された第1コイルおよび第2コイル
    と、それぞれの第1コイルまたは第2コイルへの通電手
    段および起電力検出手段とからなることを特徴とする電
    子式レバー機構。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電子式レバー機構にお
    いて、前記複数のピストンおよび各ピストンの外周に配
    された第1コイルおよび第2コイルは、1つのハウジン
    グに収容されていることを特徴とする電子式レバー機
    構。
JP10299906A 1997-10-22 1998-10-21 電子式レバー機構 Pending JPH11217029A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10299906A JPH11217029A (ja) 1997-10-22 1998-10-21 電子式レバー機構
US09/176,937 US6275024B1 (en) 1997-10-22 1998-10-22 Device for electronically transforming displacement of automobile accelerator lever

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-289675 1997-10-22
JP28967597 1997-10-22
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JP (1) JPH11217029A (ja)

Cited By (3)

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