JPH11215220A

JPH11215220A - 通信端末装置

Info

Publication number: JPH11215220A
Application number: JP2381598A
Authority: JP
Inventors: Keiichi Ito; 恵一伊藤
Original assignee: Hitachi Telecom Technologies Ltd
Current assignee: Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority date: 1998-01-21
Filing date: 1998-01-21
Publication date: 1999-08-06

Abstract

(57)【要約】【課題】通信端末装置の表示装置に表示するキーの表
示位置を簡易に変更することができる通信端末装置を提
供することを目的とする。【解決手段】本体１Ａの左右に設置された２つの送受
話器２１，２２と、本体の正面に設置された表示装置１
２と、表示装置に関連して本体の正面に設置された入力
装置１５とを備え、表示装置は画面上にダイヤル入力の
ためのテンキー３Ａと各種機能を実現するための機能キ
ー３Ｂとを左右隣接して表示し、機能キーのひとつであ
るモード切換キー３Ｂａの押下によってテンキーと機能
キーとの表示位置を左右切り換えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、特定または不特定
多数の相手と通話を行うための通信端末装置に関し、と
くに表示装置の画面に表示するキーの表示位置を容易に
変更することができる通信端末装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、通信端末装置における「リダイ
ヤル」や「不在」などを表す機能キーは、その実装位置
または表示位置が予め固定されていたり、使用者の好み
に応じて変えられるようになっている。配置が変えられ
る場合は、データ管理端末によってデータを変更してか
らダウンロードするものや、端末側で独自に変更できる
ものがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、機能キーの実
装位置や表示位置が固定されている場合は、使用者の利
き手が右利きか左利きかに拘らず、あるいは使用者の好
みに拘らず、機能キーの配置変更が行えないという不都
合があった。

【０００４】また、機能キーの配置を変更できる場合で
も、実際に配置を変更する際には、一般に右利き用のキ
ー配列と左利き用のキー配列とは左右対称であるため変
更量が多く、データ管理端末での変更操作に時間がかか
ったり、端末側で変更する場合はその操作が煩雑であっ
たりするなどの不都合があった。

【０００５】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、機能キーを自由に配置できる
ようにし、とくに右利きモードと左利きモードとの切り
替えを容易にして使用者の操作性を向上させることを目
的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
通信端末装置は、本体の左右に設置された２つの送受話
器と、本体の正面に設置された表示装置と、表示装置に
関連して本体の正面に設置された入力装置とを備え、表
示装置は画面上にダイヤル入力のためのテンキーと各種
機能を実現するための機能キーとを左右隣接して表示
し、機能キーのひとつであるモード切換キーの押下によ
ってテンキーと機能キーとの表示位置を左右切り換える
ものである。

【０００７】本発明の請求項２記載の通信端末装置は、
請求項１記載の発明において、表示装置はモード切換キ
ーの押下によって機能キーの表示位置を左右切り換える
際に使用頻度の高いキーは画面中央側に表示するもので
ある。

【０００８】本発明によれば、表示装置の画面上に表示
するテンキーの表示位置と機能キーの表示位置とをモー
ド切換キーの押下によって左右切り換えて表示すること
ができる。従って、使用者が右利きの場合はダイヤル入
力のために使用頻度が高いテンキーを右側に配置し、使
用者が左利きの場合は使用頻度が高いテンキーを左側に
配置して使用者の操作性を向上させることができる。

【０００９】この場合に、機能キーは使用者が右利きの
場合は画面の左側に表示され、使用者が左利きの場合は
画面の右側に表示されるので、機能キーの中で使用頻度
の高いキーを画面中央側に表示することで、すなわち使
用者の利き手に近い位置に表示することで、使用者の操
作性を向上させることができる。

【００１０】

【発明の実施の形態】図１は、本発明が適用される通信
端末装置１の一実施の形態を示すブロック図である。こ
の通信端末装置１は、装置全体を制御する主制御装置１
０、プログラムやデータを保持する記憶装置１１、各種
データや機能キーを含む各種キーを表示する表示装置１
２、主制御装置１０に接続され表示装置１２を制御する
表示制御装置１３、通信の終了や呼の転送・保留などの
固定機能を使用するためのキー群である固定キーパネル
１４、表示装置１２と組み合わされてデータやダイヤル
などの入力を行う入力装置１５、主制御装置１０に接続
され固定キーパネル１４や入力装置１５を制御する入力
制御装置１６を備える。

【００１１】また、通話を行うための通話回路１７、交
換設備または公衆網１８と接続するラインインターフェ
イス１９、主制御装置１０に接続され通話回路１７とラ
インインターフェイス１９を制御する通話系制御装置２
０を備え、通話回路１７には左送受話器２１および右送
受話器２２、拡声通話を行うマイクロフォン２３および
スピーカ２４が接続されている。

【００１２】図２は、通信端末装置１の外観図で、図１
に示す構成要素と同一部分には同一符号を付して表示し
ている。通信端末装置１の本体１Ａの正面には、表示装
置１２とそれに重ねて実装される入力装置１５とが大き
な面積を占めて実装されている。

【００１３】また、入力装置１５の周辺には固定キーパ
ネル１４、マイクロフォン２３およびスピーカ２４が実
装されている。また、本体１Ａには左送受話器２１およ
び右送受話器２２、左送受話器置台２１Ａおよび右送受
話器置台２２Ａが接続されている。各送受話器置台２１
Ａ，２２Ａにはオンフック／オフフックを検出するため
のフックスイッチ２１Ｂ，２２Ｂが付加されている。

【００１４】入力装置１５は表示装置１２の画面に表示
される内容と連動して動作するタッチパネルまたはキー
パネルである。タッチパネルの場合は画面に表示されて
いるキーの上に触れることでそのキーが押されたことを
主制御装置１０が認識し、キーパネルの場合はキーの表
示に対応したキーを押すことでそのキーが押されたこと
を認識する。また、この図では表示装置１２の画面の左
下側に機能キー表示領域１２Ａが表示されている。

【００１５】図３は、入力装置１５がタッチパネルの場
合の表示装置１２の画面表示例である。図（ａ）は左利
きモードの表示例で、テンキー３Ａを画面の左側に表示
し、機能キー３Ｂを画面の右側に表示している。また、
図（ｂ）は右利きモードの表示例で、テンキー３Ａを画
面の右側に表示し、機能キー３Ｂを画面の左側に表示し
ている。テンキー３Ａは常時表示する方式と、通常は表
示せず必要に応じてポップアップ表示する方式とがあ
る。

【００１６】また、テンキー３Ａおよび機能キー３Ｂの
表示位置の上方の画面には、オートダイヤルキー３Ｃ、
回線キー３Ｄが表示モードに拘らず固定した位置に表示
されており、高機能な電話機としての機能を提供してい
る。また、左利きモードと右利きモードとの切り換えを
行うモード切換キー３Ｂａが機能キー３Ｂの一部として
表示されている。このモード切換キー３Ｂａを押す度に
左利きモードと右利きモードとが切り換えられる。

【００１７】テンキー３Ａは数字「０」〜「９」を表す
数字キーと、「＊」キー、「＃」キーの集合である。ま
た、機能キー３Ｂは通信端末装置１が有する各種機能を
実現するためのキーの集合で、例えば画面の頁めくりを
行う「ＦＷＤ」キーおよび「ＢＡＣＫ」キー、最後に呼
び出した相手を再度呼び出すための「リダイヤル」キ
ー、離席中に着信があった場合に相手に不在メッセージ
を送出したり予め登録されている相手先に転送したりす
る「不在」キー、座席変更の際に使用する「席替」キ
ー、送受話器２１，２２またはスピーカ２４の音量を調
整する「音量」キーなどがある。

【００１８】オートダイヤルキー３Ｃはオートダイヤル
０〜５のキーの集合で、各キーに予め特定相手先のダイ
ヤルが記憶されており、その相手に対してはオートダイ
ヤルキー３Ｃの中の所定のキーを押すだけで発信できる
ようになっている。

【００１９】回線キー３Ｄは回線０〜５のキーの集合
で、局線、専用線、交換設備の内線が収容されており、
発信時には回線キー３Ｄの中の所定のキーを押した後
に、通常はテンキー３Ａからダイヤルを入力するが、オ
ートダイヤルキー３Ｃを押して自動的にダイヤルを入力
することも可能になっている。専用線の場合はホットラ
インのようにダイヤルが不要で、回線キー３Ｄを押すだ
けで相手と通話できるものもある。

【００２０】図４は、入力装置１５がキーパネルの場合
の表示装置１２の画面表示例で、図（ａ）は左利きモー
ドの表示例、図（ｂ）は右利きモードの表示例である。
画面構成およびキーの機能は図３に示す例と同一である
が、各キー表示に対応してパネルキー４が付加されてい
る。

【００２１】次に、実際の操作を図３に示す画面を例に
説明する。まず、最初は右利きモードの画面（図ｂ）が
表示されているものとする。従って、テンキー３Ａが画
面の右側に、機能キー３Ｂが画面の左側に表示されてい
る。

【００２２】また、機能キー３Ｂの中でも、使用頻度が
高い画面頁めくり用の「ＦＷＤ」キーおよび「ＢＡＣ
Ｋ」キーは右側の画面中央側に配置され、使用頻度が低
い「席替」キー、「音量」キーは左側の画面周辺側に配
置される。このように、使用頻度の高いキーほど右手に
近い位置に表示されるようになっている。

【００２３】ここで、使用者が最左端に位置する「モー
ド切換」キー３Ｂａを押すと、画面は図（ａ）に示す左
利きモードに切り替わり、テンキー３Ａが画面の左側
に、機能キー３Ｂが画面の右側に表示される。また、機
能キー３Ｂの中でも、使用頻度が高い「ＦＷＤ」キーお
よび「ＢＡＣＫ」キーが左側の画面中央側に配置され、
使用頻度が低い「席替」キー、「音量」キーは右側の画
面周辺側に配置され、使用頻度の高いキーほど左手に近
い位置に表示されるようになっている。

【００２４】

【発明の効果】本発明によれば、表示装置の画面上に表
示するテンキーの表示位置と機能キーの表示位置とをモ
ード切換キーの押下によって左右切り換えて任意に表示
することができるので、使用者が右利きの場合はダイヤ
ル入力のために使用頻度が高いテンキーを右側に配置
し、使用者が左利きの場合は使用頻度が高いテンキーを
左側に配置して使用者の操作性を向上させることができ
る。

【００２５】また、本発明によれば、テンキーの配置を
使用者の利き手側に配置すると、機能キーは使用者の利
き手と反対側に表示することになるので、機能キーの中
でも使用頻度が高いキーは画面中央側に表示すること
で、使用者の利き手に近い位置に表示し、使用者の操作
性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用される通信端末装置の一例を示す
ブロック図である。

【図２】図１に示す通信端末装置の外観図である。

【図３】入力装置がタッチパネルの場合の画面表示例を
示す図で、（ａ）は左利きモードの表示例、（ｂ）は右
利きモードの表示例である。

【図４】入力装置がキーパネルの場合の画面表示例を示
す図で、（ａ）は左利きモードの表示例、（ｂ）は右利
きモードの表示例である。

【符号の説明】

１通信端末装置１Ａ本体３Ａテンキー３Ｂ機能キー３Ｂａモード切換キー３Ｃオートダイヤルキー３Ｄ回線キー４パネルキー１０主制御装置１１記憶装置１２表示装置１２Ａ機能キー表示領域１３表示制御装置１４固定キーパネル１５入力装置１６入力制御装置１７通話回路１８交換設備または公衆網１９ラインインターフェイス２０通話系制御装置２１左送受話器２２右送受話器２１Ａ左送受話器置台２２Ａ右送受話器置台２１Ｂ，２２Ｂフックスイッチ２３マイクロフォン２４スピーカ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】本体の左右に設置された２つの送受話器
と、前記本体の正面に設置された表示装置と、前記表示装置に関連して前記本体の正面に設置された入
力装置とを備え、前記表示装置は画面上にダイヤル入力のためのテンキー
と各種機能を実現するための機能キーとを左右隣接して
表示し、前記機能キーのひとつであるモード切換キーの
押下によって前記テンキーと前記機能キーとの表示位置
を左右切り換えることを特徴とする通信端末装置。
【請求項２】前記表示装置は前記モード切換キーの押
下によって前記機能キーの表示位置を左右切り換える際
に使用頻度の高いキーは画面中央側に表示することを特
徴とする請求項１記載の通信端末装置。