JPH11213157A - カメラ搭載移動体 - Google Patents

カメラ搭載移動体

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JPH11213157A
JPH11213157A JP10016566A JP1656698A JPH11213157A JP H11213157 A JPH11213157 A JP H11213157A JP 10016566 A JP10016566 A JP 10016566A JP 1656698 A JP1656698 A JP 1656698A JP H11213157 A JPH11213157 A JP H11213157A
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JP
Japan
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moving
unit
time
imaging
camera
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Withdrawn
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JP10016566A
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English (en)
Inventor
Nobukazu Kawagoe
宣和 川越
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラを搭載した移動体において、環境に対
して静止した物体のみならず動物体が存在する環境を撮
像して画像処理する場合には、移動体を停止させるなど
の必要があった。 【解決手段】 単軸ロボット2を移動部3上に設けて、
CCDカメラ1を移動部3の移動に応じて移動部3上で
移動させ、CCDカメラ1の環境に対する位置を固定さ
せる。環境に対して静止しているCCDカメラ1の画像
を用いて動物体の抽出を行ない、動物体の抽出結果と、
他の時刻におけるCCDカメラの画像を用いて環境中の
特徴点と移動体との位置関係を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカメラを搭載した
移動体に関し、特に自律移動ロボットなどのカメラを搭
載した移動体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自律移動ロボットは、ロボット
を移動させる移動部と、ロボットの視覚機能の役割を果
たすカメラを搭載しているのが通常である。このカメラ
で撮像した画像を処理する技術として次のものが知られ
ている。
【0003】(1) 動物体を抽出する方法として、環
境に対して静止したカメラで撮像した動画像のフレーム
間の時間差分を用いる方法が知られている。これは静止
物体は時間的に変化しないためフレーム間の時間差分を
とると輝度がゼロになるが、動物体の周辺では時間差分
がゼロにならないことを利用して動物体領域を抽出する
ものである。ただし、カメラが環境に対して静止してい
ることが条件となる。
【0004】また、(2)環境の特徴点と移動体との位
置関係を得る手法として、オプティカルフローと移動体
の移動情報とから環境の特徴点の位置を演算する手法や
移動立体視がある。オプティカルフローとは、対象画像
中の局部的な動きをいう。オプティカルフローの代表的
な抽出法としては画像間の特徴の対応を調べる特徴照合
法や時空間における明度の勾配から移動量を求める勾配
法が知られている。特徴照合法は、時間tの画像f
(x,y,t)から特徴を求め、もう1つの画像f
(x,y,t+Δt)から対応する部分を求める。対応
をとるためには、特徴を含む近傍領域の画像の相関を用
いたり、特徴の方向、コントラストなどの属性の類似性
を用いたりする。この方法は、重要な部分の動きを得る
ことができるという長所がある。特に動画像の圧縮の標
準であるMPEGのブロックマッチングとして知られて
いる。
【0005】移動立体視は、A点とB点を経由して移動
する移動体上のカメラでA点で撮影した画像とB点で撮
影した画像との間で特徴点の対応づけを行なうことによ
り、特徴点の位置を三角測量を用いて演算する手法であ
る。ただし特徴点が静止していなければ正しい値は求め
られない。
【0006】また、(3)並進運動する観測系からの障
害物検出をComplex Logarithmic Mapping (CLM)と
いう極座標変換を用いて行なう試みが南カリフォルニア
大学でされている(文献:オプトロニクス社「先端画像
テクノロジー」p.66〜67)。
【0007】さらに、(4)カメラの手振れ防止技術が
8ミリビデオカメラなどで実用化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動体
にカメラを固定して搭載したのでは、カメラは移動体と
ともに移動するのでカメラを環境に対して静止した状態
に保つことはできず、移動体を停止させるしか方法はな
かった。したがって上述の(1)移動体抽出方法を用い
るには、移動体を停止させることが必要であった。
【0009】また、上述の(2)環境の特徴点と移動体
との位置関係を得る手法のうちオプティカルフローを用
いる場合には、環境画像中に静止物体のみが存在する場
合は有効であるが、環境画像中に静止物体と動物体の2
つがある場合には、オプティカルフローのセグメンテー
ション(分割)が必要となる。フローのセグメンテーシ
ョンには、シーンが複数の平面で近似されるという仮定
を用いることが多い。動物体が画面上で大きな部分を占
めていなければ、すべてが静止しているとみなしてカメ
ラとの相対運動と3次元構造を求め、その運動からフロ
ーを予測し、予測と異なるフローをもつ領域を動物体の
領域として抽出する。このフローのセグメンテーション
は、計算負荷が大きくなる欠点がある。また、移動立体
視を用いる場合には、環境の特徴点が静止していなけれ
ば正しい値が求められないといった欠点がある。したが
って環境画像中から静止物体を予め抽出する必要があっ
た。
【0010】また上述の(3)並進運動する観測系から
の障害物を検出する方法は、画像をCLM画像へ変換す
る際に極座標変換と対数変換処理が必要なので、演算負
荷が大きいとの欠点がある。
【0011】さらに、上述の(4)カメラの手振れ防止
技術は、カメラの姿勢変化を補正するものであり、カメ
ラの位置変化を補正しない。
【0012】これらから移動体に搭載したカメラが移動
体とともに移動する場合には、カメラを環境に対して静
止した位置に維持することができないので、環境画像中
の物体が静止物体なのか動物体なのか判断できないか、
判断できたとしても計算負荷が大きくなる。たとえば、
移動体が移動中にカメラで得られる動画像は、画像全体
が動いており、実際には静止している壁やドアなどと動
いている人物などとの識別が困難となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決すべくなされたものであり、移動中においても異なる
時刻に撮像部を環境に対して同じ位置および方向に置く
カメラ搭載移動体を提供することである。
【0014】この発明の他の目的は、移動中においても
移動体の移動制御とは独立して撮像部を環境に対して同
じ位置および方向に置くように制御するカメラ搭載移動
体を提供することである。
【0015】この発明のさらに他の目的は、異なる時刻
に撮像部を環境に対して同じ位置および方向に置き、別
の異なる時刻に撮像部を環境に対して異なる位置に置く
カメラ搭載移動体を提供することである。
【0016】この発明のさらに他の目的は、移動中に撮
像した環境画像内に静止物体だけでなく動物体が存在す
る場合でも、動物体の抽出が容易にできるとともに、移
動体と環境内の特徴点との位置関係を正確に求めるカメ
ラ搭載移動体を提供することである。
【0017】この発明のさらに他の目的は、カメラ搭載
移動体が移動する間継続して、または断続的に移動体と
環境内の特徴点との位置関係を正確かつ容易に求めるカ
メラ搭載移動体を提供することである。
【0018】この発明のさらに他の目的は、移動中にお
ける撮像画像の品質を向上させるカメラ搭載移動体を提
供することである。
【0019】この発明のある局面に従うと、移動部と、
移動部に取付けられた撮像部移動手段と、撮像部移動手
段に保持された撮像部と、移動部が移動する速度を検知
する検知手段と、検知手段の出力に応じて撮像部の環境
に対する位置および方向が第1の時刻と第2の時刻とで
同じになるように撮像部移動手段を制御する制御手段と
を備える。
【0020】この発明に従うと、移動中においても異な
る時刻に撮像部を環境に対して同じ位置および方向に置
くカメラ搭載移動体を提供することができる。
【0021】この発明の他の局面に従うと、移動部と、
移動部に取付けられた撮像部移動手段と、撮像部移動手
段に保持された撮像部と、撮像部の移動速度を検知する
検知手段と、検知手段の出力に応じて撮像部の環境に対
する位置および方向が第1の時刻と第2の時刻とで同じ
になるように撮像部移動手段を制御する制御手段とを備
える。
【0022】この発明に従うと、カメラ搭載移動体の移
動制御とは独立して撮像部を環境に対して同じ位置およ
び方向に置くように制御するカメラ搭載移動体を提供す
ることができる。
【0023】さらに好ましくは、カメラ搭載移動体の制
御手段は、第1の時刻と第2の時刻とで撮像部を環境に
対して同じ位置および方向に置くために、撮像部移動手
段を制御する第1の制御と、第1の時刻と第3の時刻と
で撮像部を環境に対して異なる位置に置くために、撮像
部移動手段を制御する第2の制御を行なう。
【0024】この発明に従うと、第1の制御で異なる時
刻に撮像部を環境に対して同じ位置および方向に置き、
第2の制御で異なる時刻に撮像部を環境に対して異なる
位置に置くカメラ搭載移動体を提供することができる。
【0025】さらに好ましくはカメラ搭載移動体はさら
に、撮像部で撮像された画像を処理する画像処理部を有
し、画像処理部は、第1の制御で得られた画像を用いて
環境内に動物体を抽出する第1の画像処理を行ない、第
1の画像処理の結果と第2の制御で得られた画像を用い
て移動体と環境内の特徴点との位置関係を求める第2の
画像処理を行なう。
【0026】この発明に従うと、カメラ搭載移動体の移
動中に撮像した環境画像内に、静止物体だけでなく動物
体が存在する場合でも、動物体の抽出が容易になるとと
もに、移動体と環境内の特徴点との位置関係を正確に求
めるカメラ搭載移動体を提供することができる。
【0027】さらに好ましくは、カメラ搭載移動体の制
御手段は、第1の制御と第2の制御を連続して繰返して
行なう。
【0028】この発明に従うと、カメラ搭載移動体が移
動する間継続的に移動体と環境内の特徴点との位置関係
を正確かつ容易に求めるカメラ搭載移動体を提供するこ
とができる。
【0029】この発明の他の局面に従うと、カメラ搭載
移動体は、少なくとも2つの撮像部と、撮像部をそれぞ
れ保持し、移動させることができる撮像部移動手段と、
撮像部移動手段が取付けられた移動部と、移動部が移動
する速度を検知する検知手段と、検知手段の出力に応じ
て、少なくとも1つの撮像部の環境に対する位置および
方向が第1の時刻と第2の時刻とで同じになるように撮
像部移動手段を制御する制御手段とを備える。
【0030】この発明に従うと、移動中においても異な
る時刻に、少なくとも1つの撮像部を環境に対して同じ
位置および方向に置くカメラ搭載移動体を提供すること
ができる。
【0031】この発明の他の局面に従うと、カメラ搭載
移動体は、少なくとも2つの撮像部と、撮像部をそれぞ
れ保持し、移動させることができる撮像部移動手段と、
撮像部移動手段が取付けられた移動部と、撮像部の移動
を検知する検知手段と、検知手段の出力に応じて、少な
くとも1つの撮像部の環境に対する位置および方向が第
1の時刻と第2の時刻とで同じになるように撮像部移動
手段を制御する制御手段とを備える。
【0032】この発明に従うと、移動中においても、移
動体の移動とは独立して、異なる時刻に、少なくとも1
つの撮像部を環境に対して同じ位置および方向に置くカ
メラ搭載移動体を提供することができる。
【0033】さらに好ましくは、カメラ搭載移動体の制
御手段は、少なくとも1つの撮像部の環境に対する位置
および方向が、第1の時刻と第2の時刻の間で常に同じ
になるように、撮像部移動手段を制御することを特徴と
する。
【0034】この発明に従うと、移動中においても異な
る時刻に、少なくとも1つの撮像部を環境に対して常に
同じ位置および方向に置くことができ、画像の流れによ
る画像品質の低下を防止するカメラ搭載移動体を提供す
ることができる。
【0035】さらに好ましくは、少なくとも2つの撮像
部は第1の撮像部と第2の撮像部を含み、カメラ搭載移
動体はさらに、少なくとも2つの撮像部で撮像された画
像を処理する画像処理部を有し、画像処理部は、第1の
撮像部で撮像された画像を用いて環境内の動物体を抽出
する第1の画像処理を行ない、第1の画像処理の結果と
第2の撮像部で撮像された画像を用いて移動体と環境内
の特徴点との位置関係を求める第2の画像処理を行な
い、第1の撮像部は第1の時刻と第2の時刻とで環境に
対する位置および方向が同じであり、第2の撮像部は第
1の撮像部とは異なることを特徴とする。
【0036】この発明に従うと、移動体が移動する間継
続して移動体と環境内の特徴点との位置関係を正確かつ
容易に求めるカメラ搭載移動体を提供することができ
る。
【0037】さらに好ましくは、カメラ搭載移動体の撮
像部移動手段は、撮像部の視野の光軸と移動部との間の
距離を独立して変化させることができることを特徴とす
る。
【0038】この発明に従うと、カメラ視野に環境画像
のみを取込むカメラ搭載移動体を提供することができ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の好ましい実施の形態について説明する。なお、図面に
おいて同一符号は同一または相当する部分を示す。
【0040】図1は本発明の第1の実施の形態における
床面移動車(移動体の一種)の外観を示す斜視図で、図
2はその機能ブロック図である。図を参照して床面移動
車は、CCDカメラ1と、単軸ロボット2と、移動部3
と、制御部6と、駆動モータ7と、車輪8と、エンコー
ダ9と、画像処理部10とから構成される。
【0041】移動部3は、制御部6の指示により駆動モ
ータ7を駆動させて車輪8を回転させることにより矢印
方向に前進または後退が可能である。単軸ロボット2
は、その軸が移動部3の進行方向に平行になるように移
動部3に取付けられている。CCDカメラ1は、その視
野の光軸が移動部3の進行方向と平行になるように単軸
ロボット2の可動台に支持されている。したがってCC
Dカメラ1は移動部3の進行方向に平行に移動すること
ができる。
【0042】制御部6は、移動指示を駆動モータ7に送
り、車輪8を回転させる。これにより移動部3は前進ま
たは後退する。車輪にはエンコーダ9が接続されている
ため、車輪の回転方向および回転数を得ることができ
る。これによりエンコーダ9の出力から移動部3の移動
方向と移動距離を得ることができる。
【0043】なお、エンコーダを用いずに制御部6の駆
動モータ7への移動指示から移動部3の移動方向と移動
距離を得るようにしてもよい。
【0044】制御部6は、このようにして得られた移動
部3の移動方向および移動距離から、CCDカメラ1が
第1の時刻と第2の時刻とで環境に対して同じ位置とな
るように単軸ロボット2を制御する。ここで、CCDカ
メラ1が単軸ロボットの最も前方に位置し、移動部3が
毎秒V[m]の速度(前方方向を正とする)で定速度運
動をしている場合の単軸ロボット2の制御について説明
する。CCDカメラ1が時刻t0 (第1の時刻)で、単
軸ロボットの最も前方に位置する場合に、時刻(t0
T)(第2の時刻)では、CCDカメラ1が単軸ロボッ
ト2の最も前方からVT[m]後方に位置するように単
軸ロボット2を制御することで、CCDカメラ1の環境
に対する位置は時刻t0 と(t0 +T)とで同じにな
る。また、時間Tの間CCDカメラ1を−V[m]の速
度で移動するように単軸ロボット2を制御すれば、CC
Dカメラ1の環境に対する位置が時間Tの間継続して同
じとなる。これにより、画像の流れによる画像品質の低
下を防止することができ、移動中においても品質の良い
画像を得ることができる。
【0045】そして、時刻(t0 +T)の後、CCDカ
メラ1を単軸ロボット2の最も前方に移動させる。この
ときの時刻をt1 (第3の時刻)とする。その後の時刻
(t 1 +T)にCCDカメラ1が単軸ロボット2の最も
前方からVT[m]後方に位置するように単軸ロボット
2を制御すれば、CCDカメラ1の環境に対する位置は
時刻t1 と時刻(t1 +T)とで同じになる。このよう
に時刻t0 から時刻t 1 までの一連の動作を繰返すこと
で、移動部3が定速度で移動する場合でも、異なる時刻
でCCDカメラ1を環境に対して同じ位置に置いて撮像
した画像を断続して得ることができる。画像処理部10
は、撮像部1で撮像された画像を処理する。その処理と
しては、第1の時刻と第2の時刻でそれぞれ得られた画
像を用いて動物体の抽出を行なう処理がある。上述のご
とく第1の時刻と第2の時刻とでCCDカメラ1の環境
に対する位置は同じなので、動物体の抽出処理を容易に
行なうことができる。
【0046】そして、第1の時刻または第2の時刻で得
られた画像と、第3の時刻で得られた画像とを用いてオ
プティカルフロー演算を行ない、その結果と移動部3の
移動方向および移動距離とから画像内の特徴点と移動体
との位置関係を演算する処理(3次元位置演算)を行な
う。移動体と特徴点との位置関係とは、移動体と特徴点
との間の距離や移動体から特徴点の方向などをいう。こ
のときオプティカルフロー演算に用いる特徴点を、先に
抽出した動物体中の特徴点と静止物体中の特徴点とに分
割してオプティカルフロー演算を行なえば、オプティカ
ルフロー演算の速度が速くなると同時に、特徴点位置を
正確に求めることができる。
【0047】図3は本発明の第2の実施の形態における
床面移動車の外観を示す斜視図であり、図4はその機能
ブロック図である。この実施の形態では、CCDカメラ
1をその視野の光軸が水平回転できるように旋回機構1
1を付加している。その他の部分は第1の実施の形態と
同じであるため、ここでの説明は繰返さない。CCDカ
メラ1の視野の光軸が移動部3の進行方向と垂直になる
ように旋回機構11を制御する場合について説明する。
【0048】この場合にも移動部3が移動中に単軸ロボ
ット2を第1の実施の形態と同様に制御することによ
り、異なる時刻に環境に対して同じ位置および方向にC
CDカメラ1を置くことができるので、動物体の抽出処
理を容易に行なうことができる。また、移動部3の移動
経路上の異なる2つの視点からCCDカメラ1の視野の
光軸を移動経路に垂直にして撮像できるので、それらの
画像の特徴点の対応を求めることにより、三角測距で特
徴点までの距離を計算する移動立体視を行なうことがで
きる。この場合、先の動物体の抽出処理により動物体を
抽出しているので、動物体と静止物体とを分割して移動
立体視を行なえば、正確な距離を計算することができ
る。
【0049】本実施の形態では、撮像部移動手段に単軸
ロボットと旋回機構とを用いたが、単軸ロボットに代え
て回転運動を行なうロボットを用いてもよい。これによ
っても第1の時刻と第2の時刻とでCCDカメラを環境
に対して同じ位置に置くことができる。
【0050】図5はCCDカメラを2台用いた本発明の
第3の実施の形態における床面移動車の外観を示す斜視
図で、図6はその機能ブロック図である。CCDカメラ
1,4は、視野の光軸が移動部3の進行方向と平行にな
るように単軸ロボット2,5の可動台にそれぞれ支持さ
れている。単軸ロボット2,5は、軸が移動部3の進行
方向に平行になるように移動部3に取付けられている。
制御部6は、駆動モータ7の移動指示を行なうととも
に、車輪の回転数と回転方向をエンコーダ9から取得す
る。これにより制御部6は移動部3の移動方向と移動距
離とを計算する。また、制御部6は単軸ロボット2,5
を独立して制御する。次に単軸ロボット2,5の制御に
ついて説明する。
【0051】図7は本実施の形態における床面移動車の
平面図である。今、移動部3が速度V0(図面右方向を
正)で、運動をしている場合について説明する。ここ
で、X1を単軸ロボット2の可動範囲の左端からCCD
カメラ1までの距離、X2を単軸ロボット5の可動範囲
の左端からCCDカメラ4までの距離、単軸ロボットの
可動範囲の距離をDとする。V1,V2をそれぞれCC
Dカメラ1、CCDカメラ4の移動部3に対する相対速
度(図面右方向を正)とする。したがって、V0+V1
はCCDカメラ1の環境に対する速度を、V0+V2は
CCDカメラ4の環境に対する速度を表わす。
【0052】図8は、横軸を時間軸にとったときの移動
部3の速度V0と、CCDカメラ1,4の速度V1,V
2および位置X1,X2の関係を表わした図である。時
刻t=0で、CCDカメラ1は、X1=0の位置に、C
CDカメラ4はX2=Dの位置にある。また、移動部3
が加減速中は、CCDカメラをX1=0、X2=Dの位
置に置くように制御される。
【0053】t=0からt=t1の間では、移動部3が
停止状態から加速を行ない、t=t1で目標の速度に達
する。このときV1=V2=0である。
【0054】t=t1からt=t2の間では、V1=V
0、V2=−V0となるように単軸ロボット2,5を制
御する。これにより、V1+V0=2V0、V2+V0
=0となり、CCDカメラ1は環境に対して移動部3の
速度の2倍の速度で移動し、CCDカメラ4は環境に対
して静止する。画像処理部10では、CCDカメラ4の
画像をもとにして動物体の抽出処理を行ない、CCDカ
メラ1の画像をもとにしてオプティカルフロー演算を行
ない、演算結果と移動部3の移動方向および移動距離と
から移動体と特徴点との位置関係を求める。
【0055】時刻t=t2では、CCDカメラが可動範
囲の限界に達するので、各CCDカメラの移動方向を変
える。
【0056】t=t2からt=t3の間では、V1=−
V0、V2=V0となるように単軸ロボット2,5を制
御する。これにより、CCDカメラ1は環境に対して静
止し、CCDカメラ4は環境に対して移動部3の速度の
2倍の速度で移動する。画像処理部10では、CCDカ
メラ1の画像をもとにして動物体の抽出処理を行ない、
CCDカメラ4の画像をもとにしてオプティカルフロー
演算を行なう。
【0057】t=t3からt=t4では、t=t1から
t=t3までの間の制御を繰返す。t=t4からt=t
5では、移動部3が減速するので、X1=0、X2=D
となるように単軸ロボット2,5を制御する。
【0058】t=t5からt=t6では、CCDカメラ
は移動部3に対して移動せず、移動部3が減速してt=
t6で速度が0となる。
【0059】t=t6からt=t7の間、移動部3が停
止状態から加速してt=t7の時点で目標速度に到達す
る。この間CCDカメラは移動しない。
【0060】t=t7からt=t8の間、各CCDカメ
ラは往復運動を再開する。V1とV2の変化パターン
は、t=t1からt=t4の期間の変化パターンと同様
であるが、移動部3の移動方向が逆となるので、画像処
理部10が動物体の抽出処理に用いる画像とオプティカ
ルフロー演算に用いる画像とが逆になる。環境に対する
速度が零となるCCDカメラの画像を動物体の抽出処理
に、他のCCDカメラの画像をオプティカルフロー演算
に用いることになる。
【0061】t=t8からt=t9の間、移動部3が減
速するので、X1=0、X2=Dとなるように単軸ロボ
ット2,5を制御する。
【0062】t=t10で移動部3が停止し、制御を終
了する。これにより移動部3の移動中であっても2台の
CCDカメラのうちいずれか1台を環境に対して同じ位
置に置くことができる。
【0063】また、いずれか1台のCCDカメラで撮像
した画像を用いて動物体の抽出を行ない、他のCCDカ
メラで撮像した画像を用いて3次元位置演算を行なうこ
とができるので、CCDカメラを1台用いた第1の実施
の形態に比べて、動物体の抽出のできない期間と3次元
位置演算のできない期間を大幅に減らすことができる。
【0064】図9は、移動部3にCCDカメラと単軸ロ
ボットをそれぞれ2台ずつ搭載し、CCDカメラの光軸
を鉛直方向に移動可能に昇降機構を付加した本発明の第
4の実施の形態における床面移動車の外観を示す斜視図
で、図10はその機能ブロック図である。昇降機構には
電動式ラボラトリージャッキを用いている。
【0065】昇降機構12は、単軸ロボット2の可動台
に取付けられ、他端で旋回機構11を支持している。昇
降機構14も同様に、単軸ロボット5に取付けられ、他
端で旋回機構13を支持している。
【0066】CCDカメラ1とCCDカメラ4の視野の
光軸を移動部3の進行方向と垂直にした場合、撮像する
環境に対して後方となるCCDカメラ(図9においては
CCDカメラ1)は、前方のCCDカメラが画像中に入
るため不都合である。そこで後方のCCDカメラの昇降
機構でCCDカメラの視野の光軸を上昇させることで、
後方のCCDカメラの画像中に前方のCCDカメラが入
らないようにすることができる。図9では、後方となる
CCDカメラ1の昇降機構12を上昇させ、前方となる
CCDカメラ4の昇降機構14を下降させることにな
る。
【0067】このときの単軸ロボット2と単軸ロボット
5の制御は、第3の実施の形態の場合と同様である。
【0068】図11は、CCDカメラ1に加速度センサ
15を、CCDカメラ4に加速度センサ16を搭載した
場合の本発明の第5の実施の形態における床面移動車の
外観を示す斜視図で、図12はその機能ブロック図であ
る。
【0069】加速度センサ15,16は、CCDカメラ
1,4の加速度を検知し、検知した加速度を撮像部移動
制御部17に送出する。送出された加速度は、撮像部移
動制御部17で単軸ロボットの制御に用いられる。
【0070】撮像部移動制御部17は、加速度センサ1
5,16で検知した加速度が零となるように一方の単軸
ロボットを制御する。これにより、一方のCCDカメラ
は、移動部3の走行状態にかかわらず環境に対する位置
が同じとなる。そして、一方のCCDカメラの移動と反
対方向に他方のCCDカメラが移動するように他方の単
軸ロボットを制御する。例えば単軸ロボット2がCCD
カメラ1の加速度を零にするように移動させる場合、動
物体の抽出処理に使用する画像はCCDカメラ1からの
みなので、単軸ロボット5はCCDカメラ4を加速度セ
ンサ15,16の出力と無関係に移動させればよい。そ
して、CCDカメラ1がX1=0、CCDカメラ4がX
2=D(初期位置)に達すれば、次の期間はCCDカメ
ラ4の画像を用いて動物体の抽出処理等を行なう。この
時、加速度センサ16が検知した加速度が零になるよう
に、CCDカメラ4の移動を制御し、CCDカメラ1は
加速度センサ15,16の出力と無関係にX1=D(初
期位置)まで移動させる。このようにして、一定期間ご
とに加速度を零にするCCDカメラと初期位置に戻すC
CDカメラを切替えることにより、移動部3が加減速中
であっても画像処理部10で動物体の抽出処理とオプテ
ィカルフロー演算ができることになる。
【0071】また、単軸ロボット2,5の制御は、移動
部3の制御とは独立した制御となるので、移動部3が移
動制御機能や駆動部を持たない場合(他の移動体に牽引
される場合や手押しの場合、また坂を自由落下する場合
や慣性力により移動する場合など)や、駆動部を有して
いても車輪がスリップしたりして移動速度が車輪回転数
と1対1に対応しない場合などでも、CCDカメラ1,
4を環境に対して静止状態に保つことができる。
【0072】なお、本実施の形態では撮像部移動制御部
17の制御を加速度センサ15,16で検知した加速度
が零になるように一方の単軸ロボットを撮像部移動制御
部17で制御したが、撮像部移動制御部17で計時する
時間と加速度センサ15,16の出力をもとにして、C
CDカメラ1,4の移動量を計算し、第1の時刻と第2
の時刻とでCCDカメラ1,4の環境に対する位置が同
じとなるように制御してもよい。
【0073】図13は、速度センサを移動部3に搭載し
た場合の本発明の第6の実施の形態における床面移動車
の機能ブロック図である。単軸ロボット2,5の制御は
第3の実施の形態と同じであるが、移動部3の移動方向
と速度は、移動部3に搭載した速度センサ18で検知す
る。検知した移動方向と速度をもとに撮像部移動制御部
17が、単軸ロボット2,5を制御する点で、本実施の
形態は第3の実施の形態とは異なる。
【0074】CCDカメラに加速度センサを搭載した第
5の実施の形態の場合には、加速度センサの出力が零に
なるように単軸ロボットを制御するので零位法による精
度の良い制御が可能であるが、CCDカメラの重量が大
きくなるのでCCDカメラの移動に必要な駆動力が大き
くなるという短所がある。これに対して移動部3に速度
センサ18を搭載する場合には、カメラの重量を小さく
してカメラの移動のために必要な駆動力を軽減すること
ができるという利点がある。
【0075】図14はCCDカメラを3台用いた本発明
の第7の実施の形態における床面移動車の外観を示す斜
視図である。CCDカメラ1,4,19は、視野の光軸
が移動部3の進行方向と平行になるように単軸ロボット
2,5,20の可動台にそれぞれ支持されている。単軸
ロボット2,5,20は、光軸を移動部3の進行方向に
平行になるように移動部3に取付けられている。
【0076】単軸ロボット2,5,20の制御について
説明する。CCDカメラの速度を、移動部3の移動速度
と反対方向で同じ速さになるように単軸ロボットを制御
すれば、CCDカメラを環境に対して静止した状態に維
持することができる。上述の第3の実施の形態において
2台のCCDカメラを用いたが、CCDカメラが移動方
向を変える時点では、方向切替時の加減速によりCCD
カメラを静止状態に維持することができなかった。そこ
で本実施の形態では3台のCCDカメラを用いて、図1
5に示すように、往復運動するCCDカメラの位相を1
20°ずつずらした制御を行なう。図15では、移動部
3がV0の速度で運動している場合の、CCDカメラ1
の速度をV1、CCDカメラ4の速度をV2、CCDカ
メラ19の速度をV3として表わしている。これにより
3台のCCDカメラのうちいずれか1台は環境に対して
静止状態にあるので常に動物体の抽出処理を行なうこと
ができ、いずれか1台は移動部3と同方向に移動してい
るので常に3次元位置計測のためのオプティカルフロー
演算を行なうことができる。
【0077】なお、オプティカルフロー演算に用いるカ
メラを切換える際には、切換時前後に移動体と同方向に
移動する2つのカメラの画像をそれぞれ用いて、オプテ
ィカルフロー演算を重複して行なうことにより、オプテ
ィカルフロー演算を途切れなく連続して行なうことがで
きる。たとえば図15の時刻t1とt3の間ではCCD
カメラ4とCCDカメラ19がV0の速度で移動してい
る。この間にCCDカメラ4で撮像した画像を用いたオ
プティカルフロー演算とCCDカメラ19で撮像した画
像を用いたオプティカルフロー演算とを並行して行なえ
ば、切替時の動画像の不連続性を解消でき、3次元位置
計測のためのオプティカルフロー演算を途切れなく連続
して行なうことができる。
【0078】図16は、本発明の第8の実施の形態にお
ける床面移動車の外観を示す斜視図であり、第3の実施
の形態に固定型のCCDカメラを付加した実施の形態を
示す。CCDカメラ19は、視野の光軸を移動部3の進
行方向と平行に移動部3に固定されている。単軸ロボッ
ト2,5の制御は、第3の実施の形態の場合と同じであ
る。
【0079】CCDカメラ1およびCCDカメラ4のい
ずれかの画像を用いて動物体の抽出処理を行ない、CC
Dカメラ19の画像を用いて常に3次元位置計測のため
のオプティカルフロー演算を行なう。もちろん動物体抽
出用のCCDカメラは3台用いてもよい。本実施の形態
では常に同じCCDカメラで撮像した画像をオプティカ
ルフロー演算に用いるので、オプティカルフローの計算
を途切れなく行なうことができる。また、先に述べたC
CDカメラ切換時の2台のカメラの画像をそれぞれ用い
た重複したオプティカルフロー演算の必要がなくなり、
計算負荷を軽減することができる。
【0080】図17は、CCDカメラに加速度センサと
ジャイロセンサを搭載した第9の実施の形態における床
面移動車の機能ブロック図である。CCDカメラ1は加
速度センサ15とジャイロセンサ21を搭載しており、
旋回機構11に支持されている。旋回機構11は単軸ロ
ボット2の可動台に取付けられており、単軸ロボット2
は移動部3に取付けられている。撮像部移動制御部17
は、加速度センサ15の出力とジャイロセンサ21の出
力をもとに、CCDカメラ1の移動量が零になるように
単軸ロボット2と旋回機構11を制御する。画像処理部
10は、CCDカメラ1の画像を処理する。
【0081】そして単軸ロボット2の軸を移動部3がそ
の場回転するときの回転軸と交わるように移動部に設置
し、移動部3が静止しているときのCCDカメラ1の位
置を移動部3がその場回転するときの回転軸上となるよ
うに単軸ロボット2を制御する。移動部3が静止状態か
らその場回転を始めると、ジャイロセンサ21によりC
CDカメラの回転角度が検出される。撮像部移動制御部
17は、ジャイロセンサ21から出力される回転角速度
が零になるように旋回機構11を制御する。これにより
移動部3がその場回転を行なっているときでもカメラを
静止状態にすることができるので、動物体の抽出処理を
行なうことができる。
【0082】図18は、CCDカメラを回転3自由度、
並進3自由度の合計6自由度を有する保持台上に搭載し
た第10の実施の形態における床面移動車の外観を示す
斜視図で、図19はその機能ブロック図である。
【0083】CCDカメラ1には、3軸加速度センサ2
2と3軸ジャイロセンサ23が搭載されている。CCD
カメラ1は、保持台25上に固定されている。保持台2
5は、ボールジョイント26を介して直動アクチュエー
タ27の一端で支持されている。3本の直動アクチュエ
ータ27は、それぞれ他端を単軸ロボット2の可動台に
回転可能に接続されている。3つの単軸ロボット2は、
その軸がそれぞれ直交するように移動部3上に固定され
ている。
【0084】3つの単軸ロボット2と直動アクチュエー
タ27とボールジョイント、および保持台の組合せ(こ
れらを総称して以下「6自由度パラレルメカニズム」と
いう)により回転3自由度、並進3自由度の合計6自由
度の運動が可能となっている。
【0085】撮像部移動制御部17は、3軸加速度セン
サ22および3軸ジャイロセンサ23の出力をもとに、
3方向の加速度と3軸回りの角速度がすべて零になるよ
うに6自由度パラレルメカニズムを制御する制御と、C
CDカメラ1を移動部3に対して初期位置に戻す制御と
を繰返す。ここで移動体に対する初期位置とは、それぞ
れの単軸ロボット2と直動アクチュエータ27とを可動
範囲の中心に位置した場合のCCDカメラ1の位置をい
う。この構成により移動部3が平面上を移動する場合に
限らず、野外の不整地や、水中、空中の3次元移動など
の自由度の大きい運動をする場合でも、CCDカメラを
一定期間環境に対して静止状態に保つことができる。
【0086】なお、本実施の形態では、6自由度を有す
る保持台の駆動機構としてパラレルメカニズムを用いて
いるが、6自由度シリアルメカニズムで構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の機能ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の機能ブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の機能ブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体のカメラの速度と位置を表わす図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態におけるカメラ搭載
移動体の斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の機能ブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の斜視図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の機能ブロック図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の機能ブロック図である。
【図14】本発明の第7の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の斜視図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体のカメラの速度を表わす図である。
【図16】本発明の第8の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の斜視図である。
【図17】本発明の第9の実施の形態におけるカメラ搭
載移動体の機能ブロック図である。
【図18】本発明の第10の実施の形態におけるカメラ
搭載移動体の斜視図である。
【図19】本発明の第10の実施の形態におけるカメラ
搭載移動体の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1,4,19 CCDカメラ 2,5,20 単軸ロボット 3 移動部 6 制御部 7 駆動モータ 8 車輪 9 エンコーダ 10 画像処理部 11,13 旋回機構 12,14 昇降機構 15,16 加速度センサ 17 撮像部移動制御部 18 速度センサ 21 ジャイロセンサ 22 3軸加速度センサ 23 3軸ジャイロセンサ 24 6自由度パラレルメカニズム 25 6自由度保持台 26 ボールジョイント 27 直動アクチュエータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動部と、 前記移動部に取付けられた撮像部移動手段と、 前記撮像部移動手段に保持された撮像部と、 前記移動部が移動する速度を検知する検知手段と、 前記検知手段の出力に応じて、前記撮像部の環境に対す
    る位置および方向が第1の時刻と第2の時刻とで同じに
    なるように前記撮像部移動手段を制御する制御手段とを
    備える、カメラ搭載移動体。
  2. 【請求項2】 移動部と、 前記移動部に取付けられた撮像部移動手段と、 前記撮像部移動手段に保持された撮像部と、 前記撮像部の移動速度を検知する検知手段と、 前記検知手段の出力に応じて、前記撮像部の環境に対す
    る位置および方向が第1の時刻と第2の時刻とで同じに
    なるように前記撮像部移動手段を制御する制御手段とを
    備える、カメラ搭載移動体。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1の時刻と前記
    第2の時刻とで前記撮像部を環境に対して同じ位置およ
    び方向に置くために前記撮像部移動手段を制御する第1
    の制御と、 前記第2の時刻と第3の時刻とで前記撮像部を環境に対
    して異なる位置に置くために前記撮像部移動手段を制御
    する第2の制御を行なうことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のカメラ搭載移動体。
  4. 【請求項4】 前記カメラ搭載移動体はさらに前記撮像
    部で撮像された画像を処理する画像処理部を有し、 前記画像処理部は、前記第1の制御で得られた画像を用
    いて環境内の動物体を抽出する第1の画像処理を行な
    い、 前記第1の画像処理の結果と前記第2の制御で得られた
    画像を用いて移動体と環境内の特徴点との位置関係を求
    める第2の画像処理を行なうことを特徴とする請求項3
    に記載のカメラ搭載移動体。
  5. 【請求項5】 前記第1の制御と前記第2の制御を連続
    して繰返し行なうことを特徴とする請求項3または4に
    記載のカメラ搭載移動体。
  6. 【請求項6】 少なくとも2つの撮像部と、 前記撮像部をそれぞれ保持し、移動させることができる
    撮像部移動手段と、 前記撮像部移動手段が取付けられた移動部と、 前記移動部が移動する速度を検知する検知手段と、 前記検知手段の出力に応じて、少なくとも1つの前記撮
    像部の環境に対する位置および方向が第1の時刻と第2
    の時刻とで同じになるように前記撮像部移動手段を制御
    する制御手段とを具備する、カメラ搭載移動体。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの撮像部と、 前記撮像部をそれぞれ保持し、移動させることができる
    撮像部移動手段と、 前記撮像部移動手段が取付けられた移動部と、 前記撮像部の移動速度を検知する検知手段と、 前記検知手段の出力に応じて、少なくとも1つの前記撮
    像部の環境に対する位置および方向が第1の時刻と第2
    の時刻とで同じになるように前記撮像部移動手段を制御
    する制御手段とを具備する、カメラ搭載移動体。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、少なくとも1つの前記
    撮像部の環境に対する位置および方向が前記第1の時刻
    と前記第2の時刻の間で常に同じになるように前記撮像
    部移動手段を制御することを特徴とする請求項6または
    7に記載のカメラ搭載移動体。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも2つの撮像部は第1の撮
    像部と第2の撮像部を含み、 前記カメラ搭載移動体はさらに前記少なくとも2つの撮
    像部で撮像された画像を処理する画像処理部を有し、 前記画像処理部は、前記第1の撮像部で撮像された画像
    を用いて環境内の動物体を抽出する第1の画像処理を行
    ない、前記第1の画像処理の結果と前記第2の撮像部で
    撮像された画像とを用いて前記移動体と環境内の特徴点
    との位置関係を求める第2の画像処理を行ない、 前記第1の撮像部は前記第1の時刻と前記第2の時刻と
    で環境に対する位置および方向が同じであり、前記第2
    の撮像部は前記第1の撮像部とは異なることを特徴とす
    る請求項6から8のいずれかに記載のカメラ搭載移動
    体。
  10. 【請求項10】 前記撮像部移動手段は、前記撮像部の
    視野の光軸と前記移動部との間の距離を独立して変化さ
    せることが可能な請求項6から9のいずれかに記載のカ
    メラ搭載移動体。
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