JPH11212404A - 画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法

Info

Publication number
JPH11212404A
JPH11212404A JP10012839A JP1283998A JPH11212404A JP H11212404 A JPH11212404 A JP H11212404A JP 10012839 A JP10012839 A JP 10012839A JP 1283998 A JP1283998 A JP 1283998A JP H11212404 A JPH11212404 A JP H11212404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
type information
input
image forming
sheet type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10012839A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Ishizuka
浩康 石塚
Hitoshi Kazono
仁 加園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP10012839A priority Critical patent/JPH11212404A/ja
Publication of JPH11212404A publication Critical patent/JPH11212404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】給紙トレーに収容されたシートに確実に対応し
た種類情報を設定する。 【解決手段】給紙トレーをキャビネットから引き出す
と、給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
情報を使用者がシート種類入力ユニット60〜63に入
力することが可能となる。そして、給紙トレーがキャビ
ネットに装着されると、トレーセットスイッチ64〜6
7からセット信号Ssが出力され、シート種類入力ユニ
ット60〜63からシート種類情報に係る種類信号Sk
が出力される。種類信号Skに基づいて、シートの搬送
および画像形成のための各種の回路50〜55が制御さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタなどの画像形成装置に係り、さらに詳し
くは給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
情報(以下、種類情報ともいう)を画像形成装置におい
て設定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置により画像を形成する対象
となるシートには、白色上質紙、再生紙、カラー紙、O
HPシート、片面コピー済みのシートなど、様々なもの
がある。それぞれの種類のシートに適した画像形成やシ
ートの搬送を行うには、あらかじめ画像形成装置の制御
部に、これらのシートに関する種類情報を供給しておく
のが望ましい。
【0003】このため、特開平7−125851号公報
に開示の技術では、給紙トレーに収容された紙の種類情
報を入力するボタンを設けた画像形成装置を提案してい
る。この装置では、複数の給紙トレーが設けられてお
り、各給紙トレーの正面、または給紙トレーが装着され
る外装体の正面に、入力ボタンが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
装置の正面に入力ボタンを設けた装置においては、入力
ボタンが何らかの衝撃により押されて、予期しないとき
に、種類情報が更新されるおそれがある。これにより、
例えば、シートの搬送制御、トナーの転写制御、定着制
御などが変更され、ジャムや画像の欠陥が誘発される場
合もありうる。
【0005】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
のであり、給紙トレーに収容されたシートに確実に対応
したシート種類情報が設定される画像形成装置、および
そのためのシート種類情報設定方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像形成装置は、シートを収容し、所
定位置に配置される給紙トレーと、上記所定位置にある
上記給紙トレーからシートを搬送する搬送手段と、上記
搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する画像
形成手段と、上記給紙トレーが上記所定位置から外れて
いるときに、上記給紙トレーに収容されたシートに関す
るシート種類情報を使用者が入力することが可能な入力
手段と、上記入力手段に入力されたシート種類情報を記
憶可能であると共に、上記シート種類情報に基づいて、
上記搬送手段および上記画像形成手段の少なくともいず
れかを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、給紙トレーが所定位置
から外れているときに、シート種類情報を使用者が入力
手段に入力することが可能である。給紙トレーが所定位
置から外れている場合には、画像形成装置で画像がシー
トに形成されることはなく、所定位置にある場合には、
シート種類情報を入力手段に入力することはできない。
従って、予期しないときに、シート種類情報が更新され
るのが防止され、給紙トレーに収容されたシートに確実
に対応したシート種類情報が供給でき、ジャムや画像の
欠陥が誘発されるのを防止できる。
【0008】また、本発明に係る画像形成装置は、シー
トを収容し、所定位置に配置される給紙トレーと、上記
所定位置にある上記給紙トレーからシートを搬送する搬
送手段と、上記搬送手段により搬送されるシートに画像
を形成する画像形成手段と、上記給紙トレーに収容され
たシートに関するシート種類情報を使用者が入力するこ
とが可能な入力手段と、上記入力手段に入力されたシー
ト種類情報を記憶可能であると共に、上記シート種類情
報に基づいて、上記搬送手段および上記画像形成手段の
少なくともいずれかを制御する制御手段とを備え、上記
制御手段に記憶された上記シート種類情報は、上記給紙
トレーが上記所定位置から外されて再度上記所定位置に
戻されたときに、上記入力手段に入力されたシート種類
情報に従って更新されるようにしたことを特徴とするも
のでもよい。
【0009】上記構成によれば、使用者は、給紙トレー
を所定位置から外したときに、内部のシートの種類を確
認することができ、その後、再度所定位置に戻されたと
きに、シート種類情報が更新される。従って、予期しな
いときに、シート種類情報が更新されるのが防止され、
給紙トレーに収容されたシートに確実に対応したシート
種類情報が供給でき、ジャムや画像の欠陥が誘発される
のを防止できる。
【0010】本発明に係る画像形成装置のシート種類情
報設定方法は、シートを収容し、所定位置に配置される
給紙トレーと、上記所定位置にある上記給紙トレーから
シートを搬送する搬送手段と、上記搬送手段により搬送
されるシートに画像を形成する画像形成手段と、上記給
紙トレーに収容されたシートに関するシート種類情報を
使用者が入力することが可能な入力手段と、上記入力手
段に入力されたシート種類情報を記憶可能であると共
に、上記シート種類情報に基づいて、上記搬送手段およ
び上記画像形成手段の少なくともいずれかを制御する制
御手段とを備える画像形成装置に上記シート種類情報を
設定する方法であって、上記給紙トレーが上記所定位置
から外れているときに、上記入力手段に上記シート種類
情報を入力可能とし、上記給紙トレーが上記所定位置に
戻されたときに、上記入力手段に入力された上記シート
種類情報を上記制御手段で更新することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る画像形成装置のシート
種類情報設定方法は、シートを収容し、所定位置に配置
される給紙トレーと、上記所定位置にある上記給紙トレ
ーからシートを搬送する搬送手段と、上記搬送手段によ
り搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、
上記給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
情報を使用者が入力することが可能な入力手段と、上記
入力手段に入力されたシート種類情報を記憶可能である
と共に、上記シート種類情報に基づいて、上記搬送手段
および上記画像形成手段の少なくともいずれかを制御す
る制御手段とを備える画像形成装置に上記シート種類情
報を設定する方法であって、上記給紙トレーが上記所定
位置から外されて再度上記所定位置に戻されたときに、
上記入力手段に入力されたシート種類情報に従って上記
制御手段に記憶された上記シート種類情報を更新するこ
とを特徴とするものでもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 1.第1実施形態 1−1.装置の内部構造 図1は、本発明に係る画像形成装置である複写機の内部
構造を示す。この画像形成装置は、電子写真方式により
画像をシートに形成する。符号10は感光体ドラムを示
す。感光体ドラム10の周囲には、帯電コロトロン1
1、潜像書込用の露光装置(ROS:raster output sc
anner)12、現像装置13、転写ロール(転写器)1
4、クリーナ15および除電ロール16が配置されてい
る。
【0013】感光体ドラム10は、図中の矢印で示す方
向に回転させられ、まず、帯電コロトロン11がその表
面を帯電し、露光装置12が表面にレーザ光を照射し
て、画像形成装置に付属した図示しない読取装置の読取
画像に対応する潜像を形成する。その後、現像装置13
が感光体ドラム10上の潜像にトナーを付着させて顕像
を形成し、転写ロール14が感光体ドラム10上のトナ
ーを吸引する。転写ロール14と感光体ドラム10との
間のニップには、シートが通過させられ、その通過の間
にシートにはトナー像が静電的に吸着される。シートに
吸着せずに感光体ドラム10上に残存したトナーはクリ
ーナ15により、感光体ドラム10から除去される。そ
の後、除電ロール16により感光体ドラム10の表面
は、次の画像形成のために除電される。
【0014】シートSは、複数の給紙トレー20〜23
にあらかじめ収容されており、このうちのいずれかから
搬送されて、上記のトナー像の転写を受ける。各給紙ト
レー20〜23には、種類またはサイズの異なるシート
Sが収容される。これらの給紙トレー20〜23は、画
像形成装置のキャビネット17に、紙面の手前側に向け
て引き出し可能に装着されている。
【0015】キャビネット17には、複数個のフィーダ
ユニット24が固定されており、給紙トレー20〜23
をキャビネット17に装着すると、給紙トレー20〜2
3はそれぞれいずれかのフィーダユニット24の下に配
置される。フィーダユニット24は、対応する給紙トレ
ー20〜23の内部に配置されたシートSのうち最も上
にあるものを1枚だけ引き出して、二点鎖線で示す搬送
経路25に送る。
【0016】このようにして送り出されたシートSは、
回転するテークアウエイロール26により搬送経路25
を通過させられ、その後、回転するプリレジストレーシ
ョンロール27およびレジストレーションロール28に
よって感光体ドラム10と転写ロール14との間のニッ
プに送り込まれる。プリレジストレーションロール27
とレジストレーションロール28の間には、シートSの
先端を停止させ、シートSのスキューを矯正するレジス
トレーションゲート29が設けられている。
【0017】レジストレーションゲート29は矢印で示
すように揺動可能であって、その先端が搬送経路25に
侵入したときに、プリレジストレーションロール27に
よって搬送されているシートSの先端部を停止させる。
そして、シートSの種類に応じた所定の時間の経過後、
レジストレーションゲート29が搬送経路25から退避
すると同時に、レジストレーションゲート29はシート
Sを搬送するために回転を開始する。シートSの先端が
停止している間に、シートSのスキューが矯正され、適
切な姿勢でシートSは上記ニップを通過させられ、トナ
ーの転写を受ける。
【0018】トナーが転写されたシートSは、加熱定着
器30に搬送される。加熱定着器30はヒータを内蔵し
た回転可能な加熱ロール31と、これに平行に配置され
て圧接させられた加圧ロール32とを備え、加圧ロール
32は加熱ロール31に従動回転する。ロール31,3
2の間のニップをシートSは通過させられ、この通過の
間にシートS上のトナーは熱と圧力を受けて定着する。
その後、シートSは回転する排出ロール34により、キ
ャビネット17の外部に排出され、キャビネット17に
装着された排出トレー35がこれを受け止める。
【0019】1−2.装置の制御系統 さて、シートSの種類に応じて、それぞれの種類のシー
トに適した画像形成やシートの搬送を行うには、あらか
じめ画像形成装置の制御部に、これらのシートの種類情
報を供給しておくのが望ましい。そこで、この実施形態
に係る画像形成装置では、各給紙トレー20〜23に収
容されたシートSの種類を使用者が設定できるようにな
っている。図2は、この画像形成装置の制御系統の構成
を示す。同図において、符号40はCPU(中央処理装
置)を示す。CPU40は、ROM(リードオンリーメ
モリ)41に記憶されたプログラムに従って、ROM4
1に記憶された種々のテーブルなどを参照し、RAM
(ランダムアクセスメモリ)42をワーキングエリアと
して使用しながら、画像形成装置の各種の構成要素の動
作を制御する。
【0020】符号43はUI(ユーザインターフェー
ス)を示す。使用者は、UI43を介して、画像形成動
作の開始を指令でき、かつシートSを供給すべき給紙ト
レー20〜23の選択、拡大縮小倍率の設定、濃度の設
定などが可能である。UI43で画像形成動作の開始が
指令されると、開始信号がUI43からバス59を介し
てCPU40に供給され、これを受けてCPU40はU
I43からの選択信号または設定信号を読み取って、こ
れらに基づいた動作を実行する。
【0021】また、符号50は上記のレジストレーショ
ンロール28の動作を制御するレジストレーションロー
ル制御回路、51はプリレジストレーションロール27
の動作を制御するプリレジストレーションロール制御回
路、52はレジストレーションゲート29の動作を制御
するレジストレーションゲート制御回路をそれぞれ示
す。これらの制御回路50〜52を制御することによ
り、シートSの剛性(シートSが普通紙かOHPシート
か、シートSの厚さはどの程度かによって定まる)およ
びサイズに応じて、適切なタイミングでロール27,2
8およびゲート29を駆動し、ジャムを防止しながら、
シートSの速度のばらつきを防止することが可能であ
る。
【0022】符号53は転写ロール14に印加される電
圧を制御する転写器制御回路を示す。転写器制御回路5
3が印加電圧を制御することにより、シートSの種類お
よびサイズに応じた適切な強度の電界が転写ロール14
から発生し、感光体ドラム10からシートSへのトナー
像の静電吸着が行われる。
【0023】符号54は加熱定着器30の加熱ロール3
1に内蔵されたヒータの温度分布を単位時間おきに制御
する定着ヒータ制御回路を示す。また、55は加熱定着
器30のロール31,32の間のニップ幅(シートSの
搬送方向に沿ったニップの長さ)を制御する定着器ニッ
プ制御回路を示す。加熱定着器30の加圧ロール32は
柔軟な素材からなり、その軸は移動可能に支持されてい
る。そして、定着器ニップ制御回路55が加圧ロール3
2の軸を移動させて、ロール31,32の軸間距離を調
節することにより、ニップ幅が制御される。定着ヒータ
制御回路54が単位時間おきにヒータの温度分布を制御
し、定着器ニップ制御回路55がニップ幅を調節するこ
とにより、シートSの種類およびサイズに応じて、トナ
ーの適切な定着が行われる。
【0024】さて、この制御系統には、それぞれ給紙ト
レー20〜23に対応した4つのシート種類入力ユニッ
ト60〜63が設けられている。使用者はこれらのシー
ト種類入力ユニット60〜63に、対応する給紙トレー
20〜23に収容されたシートSの種類情報を入力す
る。また、シート種類入力ユニット60〜63に対応し
て、4つのトレーセットスイッチ64〜67が設けられ
ており、各給紙トレー20〜23をキャビネット17の
所定位置に装着すると、対応するトレーセットスイッチ
64〜67がセット信号Ssを生成する。セット信号Ss
は対応するシート種類入力ユニット60〜63に供給さ
れ、これを受けたシート種類入力ユニット60〜63
は、使用者が入力した種類情報に対応した種類信号Sk
をバス59に出力する。
【0025】また、各給紙トレー20〜23に対応し
て、サイズ入力ユニット70〜73が設けられている。
使用者は、サイズ入力ユニット70〜73に、対応する
トレー20〜23に収容されているシートSのサイズを
入力する。サイズ入力ユニット70〜73も、各給紙ト
レー20〜23をキャビネット17の所定位置に装着し
た時に、対応するトレーセットスイッチ64〜67のセ
ット信号Ssを受けて、上記のサイズを表すサイズ信号
Sdをバス59に出力する。
【0026】CPU40はバス59を介して供給された
種類信号Skとサイズ信号Sdを、対応する給紙トレー2
0〜23に割り当てて、RAM42に転送する。RAM
42では、所定のアドレスに、各トレーと種類信号Sk
およびサイズ信号Sdとが対応づけられて記憶されるよ
うになっており、上記の転送がされると、その内容が更
新される。すなわち、どのトレーにどの種類のどのサイ
ズのシートSが収容されているか、RAM42を参照す
ることにより把握できるようになっている。このように
して、シートSに関する種類情報が設定される。
【0027】その後、UI43から画像形成の開始信号
が供給されると、CPU40は、UI43で設定された
トレー選択信号を参照し、そのトレーに対応したシート
Sの種類とサイズに応じた制御テーブルをROM41か
ら選択して読み取り、RAM42の所定のアドレスに記
憶する。ROM41には、シートSの種類とサイズに応
じて、多数の制御テーブルがあらかじめ記憶されてい
る。ROM41から読み取った一つの制御テーブルに基
づいて、CPU40は、上記の制御回路50〜55を制
御する各種の制御信号をバス59に供給し、制御回路5
0〜55は、制御信号に基づいて対応する制御対象を制
御する。このようにして、画像形成の動作の制御が行わ
れる。
【0028】また、全ての給紙トレー20〜23を所定
位置に装着した状態で、画像形成装置のメイン電源をオ
ンにした直後にも、全てのトレーセットスイッチ64〜
67からセット信号Ssが出力され、これに応じてシー
ト種類入力ユニット60〜63から種類信号Skが出力
されると共に、サイズ入力ユニット70〜73からサイ
ズ信号Sdが出力される。そして、上記と同様に、CP
U40はバス59を介して供給された種類信号Skとサ
イズ信号Sdを、対応する給紙トレー20〜23に割り
当てて、RAM42に転送する。
【0029】1−3.シートの種類の入力および供給の
詳細 次に、上記のシート種類入力ユニット60〜63および
トレーセットスイッチ64〜67の詳細について説明す
る。図3および図4はこの実施形態に係る画像形成装置
の下部の外観を示し、図3は全ての給紙トレー20〜2
3をキャビネット17に装着した状態、図4は上方の二
つの給紙トレー20,21をキャビネット17から取り
外した状態を示す。これらの図に示すように、キャビネ
ット17の下部には、正面側に向けて開口した空洞部8
0が設けられており、この空洞部80に4段にほぼ矩形
の箱状の給紙トレー20〜23が挿入されるようになっ
ている。
【0030】キャビネット17の空洞部80の内部にお
いて、手前側の両端には、ガイドフレーム81,82が
立設されている。各ガイドフレーム81,82には、給
紙トレー20〜23のサイドレール83(図5参照)を
ガイドする溝84が形成されている。これらの溝84に
ガイドされて、給紙トレー20〜23はほぼ水平に引き
出される。また、キャビネット17の奥には、サイドレ
ール83の後端部を支持する複数のリアフレーム85が
設けられている。
【0031】図5および図6に示すように、各給紙トレ
ー20〜23は、正面基準壁90と、これに平行な後面
壁91と、これらに対して鉛直な側面基準壁92および
側面壁93と、底壁94を有する。側面基準壁92およ
び側面壁93には、それぞれ上記のサイドレール83が
形成されている。また、正面基準壁90には、これと一
体に正面カバー90aが形成されており、図3および図
4に示すように、正面カバー90aの正面側の面には、
取っ手95が形成されている。使用者は取っ手95を保
持して、給紙トレー20〜23を引き出す。
【0032】図5および図6に示すように、各給紙トレ
ー20〜23においては、上記の壁90〜94に区画さ
れて、積み重なった状態でシートSが収容される矩形の
空間96が設けられている。また、底壁94には、壁9
0,91に平行なサイドガイド97と、壁92,93に
平行なリアガイド98が立設されている。サイドガイド
97は、壁90,91に対する平行状態を維持したま
ま、摺動可能にされており、リアガイド98も、壁9
2,93に対する平行状態を維持したまま、摺動可能に
されている。これにより、実際にシートSが収容される
空間は拡大および縮小可能である。キャビネット17の
空洞部80に装着された状態で、各給紙トレー20〜2
3からは、上述したフィーダユニット24によりシート
Sが一枚ずつ送出される。
【0033】さて、図3および図4に示すように、右側
のガイドフレーム81の正面には、4つのシート種類入
力ユニット60〜63の操作部60a〜63aが設けら
れている。各操作部60a〜63aは、それぞれ給紙ト
レー20〜23の正面基準壁90の背後に設けられてお
り、給紙トレー20〜23をキャビネット17に装着す
ると隠蔽される。換言すれば、使用者は、給紙トレー2
0〜23をキャビネット17から引き出さなければ、対
応するシート種類入力ユニット60〜63を操作できな
いようになっている。
【0034】シート種類入力ユニット60〜63の操作
部60a〜63aの具体例を図7〜図10に示す。図7
に示す例では、各操作部60a〜63aは、複数の押し
ボタン100を備える。各押しボタン100は、押し込
まれた時にオンになる。押しボタン100の個数をnと
すると、オン/オフ状態の組み合わせにより、最大で2
n通りの種類情報を表現することができる。例えば、1
番上の押しボタン100でOHPシートか普通紙かの区
別、2番目の押しボタン100で上質紙か再生紙かの区
別、3番目の押しボタン100で白色紙かカラー紙かの
区別、4番目の押しボタン100で厚いか薄いかの区
別、5番目の押しボタン100で片面コピー済みか否か
の区別というように多彩な種類情報を入力することが可
能である。
【0035】あるいは、各操作部60a〜63aにおい
て、一つの押しボタン100を押し込んでオンにする
と、他の押しボタン100が戻ってオフとなるようにし
てもよい。この場合には、押しボタン100の個数をn
とすると、n通りの種類情報を表現できる。また、この
場合には、例えば、1番上の押しボタン100を押すと
OHPシート、2番目の押しボタン100を押すと、薄
くてコピー済みでない白色上質紙、3番目の押しボタン
100を押すと、厚くてコピー済みでない白色上質紙、
4番目の押しボタン100を押すと、薄くて片面コピー
済みの白色上質紙などのように、各押しボタン100に
詳細な種類情報を割り当てておくのが好ましい。
【0036】図8に示す別の例の操作部60a〜63a
は、上下に移動可能であって、図示の目盛101aの位
置に保持可能なスライド摘み101を備え、スライド摘
み101の保持位置により、対応する給紙トレー20〜
23の内部のシートSの種類を表現することができる。
この場合には、保持位置の数をnとすると、n通りの種
類情報を表現できる。各保持位置には、詳細な種類情報
を割り当てておくのが好ましい。
【0037】図9(A)に示す別の例の操作部60a〜
63aは、軸102aを中心に揺動可能な揺動スイッチ
102を備える。揺動スイッチ102は仮想線で示すよ
うに一端102bが回路103から離れた位置にある時
にオフであり、実線で示すように一端102bが押し込
まれると、その裏側面が回路103に接触してオンとな
る。そして、他端102cが押し込まれると、一端10
2bが回路103から離れてオフになる。このオン/オ
フにより、シートSの種類を表現できる。つまり、一つ
の揺動スイッチ102では、2通りのシートSの種類を
表現できる。また、各操作部60a〜63aに複数の揺
動スイッチ102を設けてもよい。揺動スイッチ102
の個数をnとすると、オン/オフ状態の組み合わせによ
り、最大で2n通りの種類情報を表現することができ
る。
【0038】図9(B)に示す別の例の操作部60a〜
63aは、図9(A)の揺動スイッチ102の変形であ
る。この揺動スイッチ102は、図示のように、どの部
分も回路103に接触しない位置で停止可能である。す
なわち、一端102bが回路103に接触した状態、他
端102cが回路103に接触した状態、どの部分も回
路103に接触しない状態の3通りの位置で、揺動スイ
ッチ102は停止させられる。従って、この例の揺動ス
イッチ102では、一つで3通りのシートSの種類を表
現できる。各操作部60a〜63aに複数の揺動スイッ
チ102を設けた場合には、揺動スイッチ102の個数
をnとすると、オン/オフ状態の組み合わせにより、最
大で3n通りの種類情報を表現することができる。
【0039】図10に示すさらに別の例の操作部60a
〜63aは、回転可能な円形のダイヤルスイッチ104
を備える。使用時には、ダイヤルスイッチ104の外側
縁部に刻まれた目盛104aのいずれかを基準板105
の目盛105aに合致させる。ダイヤルスイッチ104
の停止位置(停止角度)により、対応する給紙トレー2
0〜23の内部のシートSの種類を表現することができ
る。この場合には、停止位置(目盛104a)の数をn
とすると、n通りの種類情報を表現できる。各停止位置
には、詳細な種類情報を割り当てておくのが好ましい。
以上のように、図7〜図10に示すいずれの操作部60
a〜63aによっても、対応する給紙トレー20〜23
の内部のシートSの種類を表現することができる。
【0040】次に、シート種類入力ユニット60〜63
の操作部60a〜63aにおける設定を有効化するトレ
ーセットスイッチ64〜67を説明する。図5および図
6に示すように、各給紙トレー20〜23の後面壁91
の背面には、スイッチアクチュエータ110が突設され
ている。スイッチアクチュエータ110は、薄い凸板ま
たは小さい突起である。一方、キャビネット17の内部
に設けられたリアフレーム85には、それぞれトレーセ
ットスイッチ64〜67が設けられている。図5に示す
ように、各給紙トレー20〜23がキャビネット17内
部の所定位置に装着されると、対応するトレーセットス
イッチ64〜67がスイッチアクチュエータ110に作
動されてオンになり、トレーセットスイッチ64〜67
からセット信号Ssが出力される(図2参照)。そし
て、図6に示すように、各給紙トレー20〜23が所定
位置から引き出されると、スイッチアクチュエータ11
0がトレーセットスイッチ64〜67から離れて、トレ
ーセットスイッチ64〜67はオフになり、セット信号
Ssの出力は停止する。
【0041】トレーセットスイッチ64〜67とスイッ
チアクチュエータ110の具体例を図11〜図13に示
す。図11に示す例では、各トレーセットスイッチ64
〜67は、フォトインタラプタ111を備える。フォト
インタラプタ111は、リアフレーム85から突設され
た二枚の水平な支持壁112,113にそれぞれ設けら
れた発光部114と受光部115を有する。給紙トレー
20〜23の後面壁91に設けられた凸板状のスイッチ
アクチュエータ110は、このフォトインタラプタ11
1の被検出体であり、給紙トレー20〜23を所定位置
に装着すると、スイッチアクチュエータ110は発光部
114と受光部115との間に侵入して、両者間を遮光
する。この時、フォトインタラプタ111はオンとな
り、セット信号Ssを出力する。
【0042】図12に示す別の例では、トレーセットス
イッチ64〜67は、押しボタン116を備える。給紙
トレー20〜23を所定位置に装着すると、その後面壁
91に設けられた突起状のスイッチアクチュエータ11
0により、押しボタン116は押し込まれる。この時、
トレーセットスイッチ64〜67はオンとなり、セット
信号Ssを出力する。給紙トレー20〜23を引き出せ
ば、図示しないバネの力により、押しボタン116は戻
り、トレーセットスイッチ64〜67はオフとなる。
【0043】図13に示す別の例では、トレーセットス
イッチ64〜67は、摺動可能なピンまたは板状のスラ
イダ117を備える。給紙トレー20〜23を所定位置
に装着すると、その後面壁91に設けられた突起状のス
イッチアクチュエータ110により、スライダ117は
押し込まれる。この時、トレーセットスイッチ64〜6
7はオンとなり、セット信号Ssを出力する。給紙トレ
ー20〜23を引き出せば、図示しないバネの力によ
り、スライダ117は戻り、トレーセットスイッチ64
〜67はオフとなる。
【0044】以上のトレーセットスイッチ64〜67
は、図14〜図16に示す措置を施すことにより、上述
したサイズ入力ユニット70〜73と兼用することもで
きる。図14に示す例では、スイッチアクチュエータ1
10は、給紙トレー20〜23の後面壁91に設けられ
ているのではなく、リアガイド98に一体化されてい
る。より正確には、リアガイド98には、これと一体の
リアガイドバー98aが設けられており、リアガイドバ
ー98aは底壁94の下方に延在している。スイッチア
クチュエータ110は、このリアガイドバー98aの後
端にある。そして、シートSのサイズに合わせるため
に、リアガイド98を横方向に摺動させると、スイッチ
アクチュエータ110も横方向に移動する。各トレーセ
ットスイッチ64〜67には、上記のフォトインタラプ
タ111、押しボタン116またはスライダ117が複
数設けられている(図ではこれらを代表して押しボタン
116を複数示す。図15および図16も同様であ
る)。
【0045】そして、各給紙トレー20〜23をキャビ
ネット17内の所定位置に装着したときに、対応するト
レーセットスイッチ64〜67のいずれかの押しボタン
116がスイッチアクチュエータ110により作動され
てオンになり、セット信号Ssが出力される。また、ス
イッチアクチュエータ110がどの押しボタン116を
作動させてオンにするかによって、給紙トレー20〜2
3内のシートSのサイズに対応したサイズ信号Sdがト
レーセットスイッチ64〜67から出力される。つま
り、図14の例では、トレーセットスイッチ64〜67
は、セット信号Ssとともにサイズ信号Sdを出力する。
【0046】図15は、図14の例の変形であり、スイ
ッチアクチュエータ110は、給紙トレー20〜23の
後面壁91に取り付けられた中心軸120aを中心にし
て回動可能なレバー120の一端に設けられている。レ
バー120の他端は、リアガイド98に一体のリアガイ
ドバー98aに係合させられており、リアガイド98を
横方向に摺動すると、レバー120が回動させられて、
スイッチアクチュエータ110も横方向に移動する。た
だし、リアガイド98の移動の向きと、スイッチアクチ
ュエータ110の移動の向きは逆である。
【0047】レバー120のスイッチアクチュエータ1
10側の腕は、リアガイド98側の腕よりも短くされて
おり、これにより、スイッチアクチュエータ110のス
トロークもリアガイド98のストロークよりも短くなっ
ている。従って、図15の例は、トレーセットスイッチ
64〜67を設けることができるスペースが小さい場合
に有利である。
【0048】図16に示す例では、スイッチアクチュエ
ータ110は、リアガイド98ではなく、サイドガイド
97に連動させられるようになっている。サイドガイド
97には、これと一体のサイドガイドバー97aが設け
られており、サイドガイドバー97aは底壁94の下方
に延在している。スイッチアクチュエータ110は、給
紙トレー20〜23の底壁94の下方に配置されたカム
板121の後端に突設されている。このカム板121は
左右方向に摺動可能とされていると共に、図示しないバ
ネにより常時、左方向に付勢されている。
【0049】カム板121の側面121aはカム面とな
っており、ここには、サイドガイドバー97aの端部が
接触する。側面121aには、使用される可能性のある
シートSのサイズに対応して、段差が設けられている。
すなわち、サイドガイドバー97aの端部が、カム板1
21の側面121aのいずれかの段部に接触するため、
シートSのサイズに応じてサイドガイド97を前後方向
に摺動させると、カム板121が左右に摺動し、スイッ
チアクチュエータ110も左右に移動する。なお、カム
板121に代えて、レバーなどからなるリンクを用いて
もよい。
【0050】以上のように、図14〜図16に示す例で
は、各給紙トレー20〜23をキャビネット17内の所
定位置に装着したときに、対応するトレーセットスイッ
チ64〜67からセット信号Ssが出力されると同時
に、給紙トレー20〜23内のシートSのサイズに対応
したサイズ信号Sdが出力される。従って、トレーセッ
トスイッチ64〜67がサイズ入力ユニット70〜73
の機能も持つことになり、図2に示すサイズ入力ユニッ
ト70〜73をトレーセットスイッチ64〜67と別個
に設けなくてもよい。
【0051】1−4.第1実施形態による効果 上記の実施形態によれば、給紙トレー20〜23がキャ
ビネット17の所定位置から外れているときに、シート
Sの種類情報を使用者がシート種類入力ユニット60〜
63に入力することが可能である。給紙トレー20〜2
3が所定位置から外れている場合には、画像形成装置で
画像がシートSに形成されることはなく、所定位置にあ
る場合には、種類情報をシート種類入力ユニット60〜
63に入力することはできない。従って、予期しないと
きに、種類情報が更新されるのが防止され、給紙トレー
20〜23に収容されたシートSに確実に対応した種類
信号SkがCPU40に供給されるので、ジャムや画像
の欠陥が誘発されるのを防止できる。
【0052】また、上記の実施形態では、給紙トレー2
0〜23が所定位置に戻されると、種類信号SkがCP
U40に供給されて、種類信号Skの更新が行われ、シ
ート種類入力ユニット60〜63に入力された種類情報
が有効になる。従って、シートSを別種のものに交換し
たときには、使用者が新たに種類情報をシート種類入力
ユニット60〜63に入力し忘れない限り、最新の種類
情報がCPU40に供給される。
【0053】また、全ての給紙トレー20〜23が装着
状態にあるときに画像形成装置のメイン電源をオンにし
た直後にも、種類信号SkがCPU40に供給されるの
で、例えば、メイン電源のオフ時にシートSの交換がさ
れても、使用者が新たに種類情報をシート種類入力ユニ
ット60〜63に入力し忘れない限り、最新の種類情報
がCPU40に供給される。
【0054】さらに、キャビネット17の空洞部80に
給紙トレー20〜23が引き出し可能に装着されている
と共に、この空洞部80の内部にシート種類入力ユニッ
ト60〜63の操作部60a〜63aを設けたので、給
紙トレー20〜23を引き出してシートSを別種のもの
に交換したときには、新たに種類情報をシート種類入力
ユニット60〜63に入力するのを使用者が忘れにく
い。この効果は、空洞部80の手前側にあるガイドフレ
ーム81の正面に操作部60a〜63aを設けたことに
より、さらに高められている。
【0055】2.第2実施形態 2−1.第2実施形態の構成 次に、本発明の第2実施形態を説明する。図17は、第
2実施形態に係る画像形成装置の制御系統の構成を示
す。この実施形態では、第1実施形態のシート種類入力
ユニット60〜63ではなく、UI43を用いて、シー
トSの種類情報に関する種類信号SkをCPU40に供
給する。また、給紙トレー20〜23がキャビネット1
7の内部の所定位置に装着されると、トレーセットスイ
ッチ64〜67からはセット信号Ssがバス59を介し
てCPU40に供給される。給紙トレー20〜23が全
てキャビネット17の内部の所定位置に装着されて、全
てのトレーセットスイッチ64〜67からのセット信号
SsがCPU40に供給されると、RAM42に各トレ
ーと種類信号Skおよびサイズ信号Sdとが対応づけられ
て記憶更新される。このようにして、UI43から供給
された種類信号Skは有効になり、画像形成時には、種
類信号Skとサイズ信号Sdに基づいて、第1実施形態と
同様に制御テーブルが読み出される。他の構成は、第1
実施形態と同様でよい。
【0056】UI43は、図18に示すように、GUI
(グラフィックユーザインターフェース)130、ニュ
ーメリックキー区域131、クリアキー132、スター
トキー133、ストップキー134およびオールクリア
キー135を有する。GUI130はタッチ操作ができ
る矩形の液晶ディスプレイパネルであり、使用者は、こ
れに触れて各種の機能設定を入力することができる。こ
の入力に係る設定信号は、バス59を介して、CPU4
0に供給される。また、GUI130には、バス59を
介してCPU40から表示制御信号が供給され、これに
基づいて、GUI130は画像形成装置の動作状態を表
示する。例えば、図18に示すように、「コピーできま
す。セット1」のようにである。
【0057】ニューメリックキー区域131に設けられ
ている数字キーやアスタリスク(*)キー、シャープ
(#)キーは、コピー部数の設定や特殊な設定に用いら
れる。スタートキー114は、画像形成動作の開始を利
用者が指示するためにある。
【0058】図18は、GUI130の基本画面を示し
ており、利用者はこの基本画面でトレーの選択、拡大/
縮小倍率の指定、濃度の指定を行える。この基本画面の
右下隅には、コピー機能一覧のタッチキー領域136が
あり、ここに使用者が触れると図19に示すコピー機能
一覧画面にGUI130が切り替わる。このコピー機能
一覧画面には、トレー選択入力画面の選択のためのタッ
チキー領域137およびシート種類入力画面の選択のた
めのタッチキー領域138などの各種のタッチキー領域
がある。また、この画面の左下隅には、基本コピーのタ
ッチキー領域139があり、ここに使用者が触れるとG
UI130は図18に示す基本画面に戻る。
【0059】さて、給紙トレー20〜23のいずれもが
引き出されていない状態で、図19に示すコピー機能一
覧画面のタッチキー領域138を使用者が触れると、G
UI130は図20に示す報知画面に切り替わる。この
報知画面の下段には、「トレーを引き出して内部のシー
トを確認した後、設定して下さい。設定終了後、トレー
を再度セットして下さい。」という表示がされる。ま
た、この報知画面の中段の左には、GUI130への入
力動作がシート種類の設定動作中であることを意味する
「シート種類」という表示がされ、その隣には、取り消
しのタッチキー領域140がある。取り消しのタッチキ
ー領域140に使用者が触れると、GUI130は図1
9に示すコピー機能一覧画面に戻る。
【0060】図20に示す報知画面が表示されている状
態で、使用者がいずれかの給紙トレー20〜23をキャ
ビネット17から引き出すと、GUI130は図21に
示すシート種類入力画面に切り替わる。また、いずれか
の給紙トレー20〜23が引き出された状態で、図19
に示すコピー機能一覧画面のタッチキー領域138を使
用者が触れた後にも、GUI130はこのシート種類入
力画面に切り替わる。
【0061】このシート種類入力画面の下段には、3つ
のタッチキー領域群141,142,143がある。第
1のタッチキー領域群141には、OHPシート、白色
上質紙、再生紙およびカラー紙の4つのタッチキー領域
があり、各タッチキー領域に使用者が触れることによ
り、それぞれに対応したシートの質を選択できる。第2
のタッチキー領域群142には、シートの厚さを選択す
る3つのタッチキー領域がある。第3のタッチキー領域
群143には、シートSが片面コピー済みか否かを選択
する2つのタッチキー領域がある。各タッチキー領域群
141,142,143からタッチキー領域を一つずつ
使用者は選択が可能である。このようにして、引き出さ
れた給紙トレー20〜23のいずれかの内部のシートS
に対応した種類情報をタッチキー領域群141,14
2,143に入力することが可能である。
【0062】また、このシート種類入力画面の中段の左
には、入力動作がシート種類の選択モードであることを
意味する「シート種類」という表示がされ、その隣には
取り消しのタッチキー領域144がある。取り消しのタ
ッチキー領域144に使用者が触れると、それまでにタ
ッチキー領域群141,142,143に入力した内容
は無効となり、GUI130は図19に示すコピー機能
一覧画面に戻る。また、シート種類入力画面の中段の右
には、設定終了のタッチキー領域145がある。設定終
了のタッチキー領域145に使用者が触れると、このシ
ート種類入力画面の表示は終了し、GUI130は図1
9に示すコピー機能一覧画面に切り替わるとともに、そ
れまでにタッチキー領域群141,142,143に入
力した内容に応じた種類信号Skが有効になる。
【0063】また、設定終了のタッチキー領域145に
使用者が触れなくても、引き出されていたトレーをキャ
ビネット17に再度装着すると、このシート種類入力画
面の表示は終了し、GUI130は図19に示すコピー
機能一覧画面に切り替わるとともに、それまでにタッチ
キー領域群141,142,143に入力した内容に応
じた種類信号Skが有効になる。
【0064】2−2.第2実施形態の動作 図22は、この実施形態に係る画像形成装置のシートの
種類の設定動作を示す。まず、図19に示すGUI13
0のコピー機能一覧画面において、シート種類入力画面
の選択のためのタッチキー領域138に使用者が触れる
と(ステップSa1)、処理はステップSa2に進み、
ここで上記のトレーセットスイッチ64〜67のセット
信号Ssの有無によりいずれかの給紙トレー20〜23
が所定位置から引き出されているか否か判断する。ステ
ップSa2の判断結果が「NO」であれば、処理はステ
ップSa3に進み、GUI130は図20に示す報知画
面に切り替わり、この後、処理はステップSa2に戻
る。
【0065】ステップSa2の判断結果が「YES」の
場合、処理はステップSa4に進み、GUI130は図
21に示すシート種類入力画面に切り替わる。この状態
で、使用者はタッチキー領域群141,142,143
のタッチキーを操作して、希望するシート情報を入力で
きる。次に、ステップSa5において、給紙トレー20
〜23に対応するトレーセットスイッチ64〜67のセ
ット信号Ssの有無により、給紙トレー20〜23が引
き出されているか否か判断する。ステップSa5の判断
結果が「YES」の場合、処理はステップSa6に進
み、ここでシート種類入力画面における設定終了のタッ
チキー領域145により設定終了の指示がされたか否か
判断する。ステップSa6の判断結果が「NO」の場
合、処理はステップSa4に戻り、シート種類入力画面
の表示を続行する。
【0066】なお、もしステップSa4からステップS
a6に至るまでの過程において、給紙トレーが戻されて
別の給紙トレーが引き出された場合には、どの給紙トレ
ーが引き出されたか把握しておき、その給紙トレーに種
類信号Skとサイズ信号Sdを対応づけるようにするとよ
い。また、複数のトレーが引き出された場合のために、
どのトレーについて種類情報の入力を行っているのか使
用者に報知するようにシート種類入力画面で表示を行う
と好ましい。
【0067】ステップSa6の判断結果が「YES」の
場合、処理はステップSa7に進む。また、ステップS
a5の判断結果が「NO」の場合にも、処理はステップ
Sa7に進む。ステップSa7では、シート種類入力画
面の表示がGUI130において終了し、図19に示す
コピー機能一覧画面が表示される。次に、ステップSa
8で、入力された種類信号Skとサイズ信号Sdをトレー
に対応づけて、RAM42で記憶更新する。このように
して、引き出された給紙トレー20〜23に係る種類情
報が更新される。
【0068】なお、以上の設定動作の間に、図20およ
び図21に示す取り消しのタッチキー領域140,14
4に使用者が触れたときには、それまでに入力されたシ
ート種類情報は無効にされる。
【0069】また、この実施形態でも、全ての給紙トレ
ー20〜23を所定位置に装着した状態で、画像形成装
置のメイン電源をオンにした直後にも、全てのトレーセ
ットスイッチ64〜67からセット信号Ssが出力さ
れ、これに応じて種類信号Skとサイズ信号SdがRAM
42で更新される。
【0070】2−3.第2実施形態による効果 上記の実施形態においては、給紙トレー20〜23が全
て所定位置にあるときには、GUI130はシート種類
入力画面に切り替わらないので、使用者はシート種類情
報を入力することができない。これに対して、給紙トレ
ー20〜23のいずれかがキャビネット17の所定位置
から外れているときに、GUI130はシート種類入力
画面に切り替わり、シートSの種類情報を使用者がタッ
チキー領域群141,142,143に入力することが
可能である。給紙トレー20〜23が所定位置から外れ
ている場合には、画像形成装置で画像がシートSに形成
されることはないので、予期しないときに、種類情報が
更新されるのが防止され、給紙トレー20〜23に収容
されたシートSに確実に対応した種類信号Skが有効に
なるので、ジャムや画像の欠陥が誘発されるのを防止で
きる。なお、すでに普及しているGUI130を用いて
入力操作が行われるので、この操作が簡便になる。
【0071】また、上記の実施形態では、給紙トレー2
0〜23が所定位置に戻されると、RAM42での種類
信号Skの更新が行われ、シート種類入力ユニット60
〜63に入力された種類情報が有効になる。給紙トレー
20〜23を所定位置に戻すときには、使用者がシート
Sの種類を確認するのが促され、上記の効果が高められ
る。
【0072】さらに、給紙トレー20〜23がキャビネ
ット17に装着されているときに、GUI130のシー
ト種類情報入力画面への切り換えが指示されると、給紙
トレーをキャビネット17から引き出すべく、GUI1
30が報知するようにしたので、入力操作を使用者に容
易に案内することが可能である。
【0073】3.第3実施形態 3−1.第3実施形態の構成および動作 次に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態
の構成は第2実施形態と同様でよいが、その設定動作が
異なる。この実施形態では、給紙トレー20〜23をキ
ャビネット17から引き出した状態だけでなく、給紙ト
レー20〜23をキャビネット17から引き出さずに所
定位置のままにしておいても、GUI130のシート種
類入力画面で種類情報を入力可能である。そして、給紙
トレー20〜23をキャビネット17から引き出さず
に、GUI130のシート種類入力画面で種類情報を使
用者が入力したときには、GUI130は図23に示す
報知画面に切り替わる。この報知画面の下段には、「ト
レーを引き出して内部のシートを確認して下さい。」と
いう表示がされる。この表示の指示に従って、使用者が
給紙トレー20〜23を引き出して再度キャビネット1
7に装着すると、RAM42において、記憶されている
種類信号Skの更新が行われる。
【0074】また、この報知画面の中段の左には、入力
動作がシート種類の選択モードであることを意味する
「シート種類」という表示がされ、その隣には、取り消
しのタッチキー領域146がある。取り消しのタッチキ
ー領域146に使用者が触れると、GUI130は図1
9に示すコピー機能一覧画面に戻る。
【0075】図24を参照して、具体的な設定動作を説
明する。まず、図19に示すGUI130のコピー機能
一覧画面において、シート種類入力画面の選択のための
タッチキー領域138に使用者が触れると(ステップS
b1)、処理はステップSb2に進み、ここでGUI1
30は図21に示すシート種類入力画面に切り替わる。
この状態で、使用者はタッチキー領域群141,14
2,143のタッチキーを操作して、希望するシート情
報を入力できる。
【0076】次に、処理はステップSb3に進み、ここ
でシート種類入力画面における設定終了のタッチキー領
域145により設定終了の指示がされたか否か判断す
る。ステップSb3の判断結果が「NO」でれば、処理
はステップSb3を繰り返す。一方、ステップSb3の
判断結果が「YES」であれば、シート種類入力画面の
表示がGUI130において終了する(ステップSb
4)。
【0077】次に、ステップSb5において、上記のト
レーセットスイッチ64〜67のセット信号Ssの有無
によりいずれかの給紙トレー20〜23が所定位置から
引き出されているか否か判断する。ステップSb5の判
断結果が「NO」であれば、GUI130は図23に示
す報知画面に切り替わり、いずれかの給紙トレー20〜
23が所定位置から引き出されるまで、報知画面の表示
が継続する(ステップSb6,Sb7)。
【0078】そして、いずれかの給紙トレー20〜23
が引き出されると、処理はステップSb8に進み、GU
I130は図21に示すシート種類入力画面に切り替わ
る。この状態で、再度、使用者はタッチキー領域群14
1,142,143のタッチキーを操作して、希望する
シート情報を入力できる。
【0079】次に、処理はステップSb9に進み、ここ
でシート種類入力画面における設定終了のタッチキー領
域145により設定終了の指示がされたか否か判断す
る。ステップSb9の判断結果が「NO」でれば、処理
はステップSb8に戻る。一方、ステップSb9の判断
結果が「YES」であれば、処理はステップSb10に
進む。また、上記のステップSb5の判断結果が「YE
S」のときも、処理はステップSb10に進む。
【0080】ステップSb10においては、上記のトレ
ーセットスイッチ64〜67のセット信号Ssの有無に
よりいずれかの給紙トレー20〜23が所定位置から引
き出されているか否か判断する。ステップSb10の判
断結果が「YES」の場合、処理はステップSb10を
繰り返す。一方、この判断結果が「NO」であれば、処
理は、ステップSb10に進む。ステップSb10で
は、シート種類入力画面の表示がGUI130において
終了し、図19に示すコピー機能一覧画面が表示され
る。次に、ステップSb12で、入力された種類信号S
kとサイズ信号Sdをトレーに対応づけて、RAM42で
記憶更新する。このようにして、引き出された給紙トレ
ー20〜23に係る種類情報が更新される。
【0081】なお、以上の設定動作の間に、図21およ
び図23に示す取り消しのタッチキー領域140,14
6に使用者が触れたときには、それまでに入力されたシ
ート種類情報は無効にされる。
【0082】また、この実施形態でも、全ての給紙トレ
ー20〜23を所定位置に装着した状態で、画像形成装
置のメイン電源をオンにした直後にも、全てのトレーセ
ットスイッチ64〜67からセット信号Ssが出力さ
れ、これに応じて種類信号Skとサイズ信号SdがRAM
42で更新される。
【0083】3−2.第3実施形態の効果 上記の実施形態においては、いずれかの給紙トレー20
〜23をキャビネット17から引き出した状態だけでな
く、全ての給紙トレー20〜23をキャビネット17か
ら引き出さずに所定位置のままにしておいても、GUI
130のシート種類入力画面で種類情報を入力可能であ
る。しかし、給紙トレー20〜23をキャビネット17
から引き出さずに、GUI130のシート種類入力画面
で種類情報を使用者が入力したときには、使用者が給紙
トレー20〜23を引き出して再度キャビネット17に
装着しなければ、RAM42において、記憶されている
種類信号Skの更新が行われない。使用者は、給紙トレ
ー20〜23を所定位置から外したときに、内部のシー
トの種類を確認することができる。従って、予期しない
ときに、種類情報が更新されるのが防止され、給紙トレ
ー20〜23に収容されたシートSに確実に対応した種
類信号Skが有効になるので、ジャムや画像の欠陥が誘
発されるのを防止できる。なお、すでに普及しているG
UI130を用いて入力操作が行われるので、この操作
が簡便になる。
【0084】また、給紙トレー20〜23をキャビネッ
ト17から引き出さずに、GUI130のシート種類入
力画面で種類情報を使用者が入力したときには、図23
に示す報知画面により、トレーを引き出すべく報知され
る。従って、入力操作を使用者に容易に案内することが
可能である。
【0085】4.変更例 上記の第1実施形態では、シート種類入力ユニット60
〜63とは別個にサイズ入力ユニット70〜73が設け
られている。すなわち、シートSの種類情報の概念に
は、シートSのサイズ情報が含められていない。しか
し、シートSの種類情報の概念にサイズ情報や送り方向
(ロングエッジフィードまたはショートエッジフィード
の区別)の情報も含め、シート種類入力ユニット60〜
63でシートSのサイズや送り方向の情報を入力できる
ようにしてもよい。第2実施形態および第3実施形態で
も、同様に、GUI130のシート種類入力画面で、サ
イズ情報や送り方向の情報を入力できるようにしてもよ
い。
【0086】また、本発明は上記のような電子写真方式
の画像形成装置に限定されず、インクジェット方式など
の他の画像形成装置にも適用可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予期しないときに、シート種類情報が更新されるのが防
止され、給紙トレーに収容されたシートに確実に対応し
たシート種類情報が供給でき、ジャムや画像の欠陥が誘
発されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部
構造を示す図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の
制御系統の構成を示すブロック図である。
【図3】 上記画像形成装置の下部の外観を示す正面図
である。
【図4】 図3に示す状態から二つの給紙トレーを取り
出した状態の上記画像形成装置の下部の外観を示す正面
図である。
【図5】 図4のV-V線断面図である。
【図6】 図5に示す状態から給紙トレーを引き出した
状態の図である。
【図7】 上記画像形成装置のシート種類入力ユニット
の操作部の一例を示す正面図である。
【図8】 上記操作部の他の例を示す正面図である。
【図9】 (A)は上記操作部の他の例を示す平面図で
あり、(B)はさらに他の例を示す平面図である。
【図10】 上記操作部のさらに他の例を示す平面図で
ある。
【図11】 上記画像形成装置のトレーセットスイッチ
とスイッチアクチュエータの例を示す側面図である。
【図12】 上記トレーセットスイッチとスイッチアク
チュエータの他の例を示す側面図である。
【図13】 上記トレーセットスイッチとスイッチアク
チュエータのさらに他の例を示す側面図である。
【図14】 上記画像形成装置においてトレーセットス
イッチとサイズ入力ユニットを組み合わせた例を示す、
図5と同様に見た図である。
【図15】 上記トレーセットスイッチとサイズ入力ユ
ニットを組み合わせた例を示す、図5と同様に見た図で
ある。
【図16】 上記トレーセットスイッチとサイズ入力ユ
ニットを組み合わせた例を示す、図5と同様に見た図で
ある。
【図17】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置
の制御系統の構成を示すブロック図である。
【図18】 第2実施形態に係る画像形成装置のユーザ
インターフェースの詳細を示す図である。
【図19】 上記ユーザインターフェースに設けられた
グラフィックユーザインターフェースの一画面を示す図
である。
【図20】 上記グラフィックユーザインターフェース
の他の画面を示す図である。
【図21】 上記グラフィックユーザインターフェース
の他の画面を示す図である。
【図22】 第2実施形態に係る画像形成装置のシート
の種類の設定動作を示すフローチャートである。
【図23】 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置
の設定動作中の上記グラフィックユーザインターフェー
スの一画面を示す図である。
【図24】 第3実施形態に係る画像形成装置のシート
の種類の設定動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…感光体ドラム(画像形成手段)、11…帯電コロ
トロン(画像形成手段)、12…露光装置(画像形成手
段)、13…現像装置(画像形成手段)、14…転写ロ
ール(画像形成手段)、15…クリーナ(画像形成手
段)、16…除電ロール(画像形成手段)、17…キャ
ビネット、20〜23…給紙トレー、24…フィーダユ
ニット(搬送手段)、25…搬送経路(搬送手段)、2
6…テークアウエイロール(搬送手段)、27…プリレ
ジストレーションロール(搬送手段)、28…レジスト
レーションロール(搬送手段)、29…レジストレーシ
ョンゲート(搬送手段)、30…加熱定着器(画像形成
手段、搬送手段)、34…排出ロール(搬送手段)、4
0…CPU(制御手段)、41…ROM(制御手段)、
42…RAM(制御手段)、43…UI(ユーザインタ
ーフェース)、50…レジストレーションロール制御回
路、51…プリレジストレーションロール制御回路、5
2…レジストレーションゲート制御回路、53…転写器
制御回路、54…定着ヒータ制御回路、55…定着器ニ
ップ制御回路、60〜63…シート種類入力ユニット
(入力手段)、60a〜63a…操作部、64〜67…
トレーセットスイッチ、70〜73…サイズ入力ユニッ
ト、80…空洞部、100…押しボタン、101…スラ
イド摘み、102…揺動スイッチ、104…ダイヤルス
イッチ、130…GUI(グラフィックユーザインター
フェース、パネル)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収容し、所定位置に配置される
    給紙トレーと、 上記所定位置にある上記給紙トレーからシートを搬送す
    る搬送手段と、 上記搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する
    画像形成手段と、 上記給紙トレーが上記所定位置から外れているときに、
    上記給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
    情報を使用者が入力することが可能となる入力手段と、 上記入力手段に入力されたシート種類情報を記憶可能で
    あると共に、上記シート種類情報に基づいて、上記搬送
    手段および上記画像形成手段の少なくともいずれかを制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 上記給紙トレーが上記所定位置に戻され
    ると、上記入力手段に入力された上記シート種類情報に
    従って、上記制御手段に記憶された上記シート種類情報
    が更新されることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 上記給紙トレーが引き出し可能に装着さ
    れるキャビネットを備え、 上記入力手段は、上記キャビネットに設けられ、上記給
    紙トレーが引き出されたときに入力可能になるように露
    出するとともに、上記給紙トレーが装着されたときに入
    力不可になるように上記給紙トレーに隠蔽されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記入力手段は、画像形成装置の表に露
    出したユーザインターフェースであって、 このユーザインターフェースでは、上記給紙トレーが上
    記所定位置にあるときには、上記シート種類情報を使用
    者が入力できなくなっていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記ユーザインターフェースは、使用者
    がタッチ操作することが可能なパネルを備え、 上記給紙トレーが上記所定位置にあるときに、上記シー
    ト種類情報を入力する機能を使用者が上記パネルで選択
    すると、上記給紙トレーを所定位置から外すべく、上記
    パネルが報知するようにしたことを特徴とする請求項4
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 シートを収容し、所定位置に配置される
    給紙トレーと、 上記所定位置にある上記給紙トレーからシートを搬送す
    る搬送手段と、 上記搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する
    画像形成手段と、 上記給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
    情報を使用者が入力することが可能な入力手段と、 上記入力手段に入力されたシート種類情報を記憶可能で
    あると共に、上記シート種類情報に基づいて、上記搬送
    手段および上記画像形成手段の少なくともいずれかを制
    御する制御手段とを備え、 上記制御手段に記憶された上記シート種類情報は、上記
    給紙トレーが上記所定位置から外されて再度上記所定位
    置に戻されたときに、上記入力手段に入力されたシート
    種類情報に従って更新されるようにしたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記入力手段は、画像形成装置の表に露
    出したユーザインターフェースであって、 このユーザインターフェースは、使用者がタッチ操作す
    ることが可能なパネルを備え、 上記給紙トレーが上記所定位置にあるときに、上記シー
    ト種類情報を使用者が上記パネルで入力すると、上記給
    紙トレーを所定位置から外すべく、上記パネルが報知す
    るようにしたことを特徴とする請求項6に記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 シートを収容し、所定位置に配置される
    給紙トレーと、 上記所定位置にある上記給紙トレーからシートを搬送す
    る搬送手段と、 上記搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する
    画像形成手段と、 上記給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
    情報を使用者が入力することが可能な入力手段と、 上記入力手段に入力されたシート種類情報を記憶可能で
    あると共に、上記シート種類情報に基づいて、上記搬送
    手段および上記画像形成手段の少なくともいずれかを制
    御する制御手段とを備える画像形成装置に上記シート種
    類情報を設定する方法であって、 上記給紙トレーが上記所定位置から外れているときに、
    上記入力手段に上記シート種類情報を入力可能とし、 上記給紙トレーが上記所定位置に戻されたときに、上記
    入力手段に入力された上記シート種類情報を上記制御手
    段で更新することを特徴とする画像形成装置のシート種
    類情報設定方法。
  9. 【請求項9】 上記入力手段は、使用者がタッチ操作す
    ることが可能なパネルを備え、上記給紙トレーが上記所
    定位置にあるときに、上記シート種類情報を入力する機
    能を使用者が上記パネルで選択すると、上記給紙トレー
    を所定位置から外すべく、上記パネルが報知することを
    特徴とする請求項8に記載の画像形成装置のシート種類
    情報設定方法。
  10. 【請求項10】 シートを収容し、所定位置に配置され
    る給紙トレーと、 上記所定位置にある上記給紙トレーからシートを搬送す
    る搬送手段と、 上記搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する
    画像形成手段と、 上記給紙トレーに収容されたシートに関するシート種類
    情報を使用者が入力することが可能な入力手段と、 上記入力手段に入力されたシート種類情報を記憶可能で
    あると共に、上記シート種類情報に基づいて、上記搬送
    手段および上記画像形成手段の少なくともいずれかを制
    御する制御手段とを備える画像形成装置に上記シート種
    類情報を設定する方法であって、 上記給紙トレーが上記所定位置から外されて再度上記所
    定位置に戻されたときに、上記入力手段に入力されたシ
    ート種類情報に従って上記制御手段に記憶された上記シ
    ート種類情報を更新することを特徴とする画像形成装置
    のシート種類情報設定方法。
  11. 【請求項11】 上記入力手段は、使用者がタッチ操作
    することが可能なパネルを備え、上記給紙トレーが上記
    所定位置にあるときに、上記シート種類情報を使用者が
    上記パネルで入力すると、上記給紙トレーを所定位置か
    ら外すべく、上記パネルが報知することを特徴とする請
    求項10に記載の画像形成装置のシート種類情報設定方
    法。
JP10012839A 1998-01-26 1998-01-26 画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法 Pending JPH11212404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10012839A JPH11212404A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10012839A JPH11212404A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11212404A true JPH11212404A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11816562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10012839A Pending JPH11212404A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11212404A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040881A (ja) * 2000-05-17 2002-02-06 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び記憶媒体
JP2005222031A (ja) * 2004-01-06 2005-08-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2016193548A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040881A (ja) * 2000-05-17 2002-02-06 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び記憶媒体
JP2005222031A (ja) * 2004-01-06 2005-08-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2016193548A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008176187A (ja) 画像形成装置
JP2008176188A (ja) 画像形成装置
JP4939240B2 (ja) 画像形成装置
JP2009157256A (ja) 画像形成装置
JPH11212404A (ja) 画像形成装置および画像形成装置のシート種類情報設定方法
JPH01291261A (ja) 画像形成装置
JP2005234222A (ja) 画像形成装置
JP3647544B2 (ja) 画像形成装置
JP3885442B2 (ja) 画像形成装置
JP2006039469A (ja) 表示装置、画像形成装置
JPH0221582B2 (ja)
JP5870022B2 (ja) 画像形成装置
JPS63182683A (ja) 記録機器の定着装置
JP3260003B2 (ja) 画像形成装置
JP5966074B2 (ja) 画像形成装置
JP2010130117A (ja) 画像形成装置
JP2006027840A (ja) 給紙カセットおよびこれを備えた画像形成装置
JP2719137B2 (ja) 画像処理機能を備えた画像形成装置
JPH01277845A (ja) 画像形成装置
JPH04353871A (ja) 画像形成装置
JP2005031500A (ja) 画像形成装置および画面表示制御プログラム
JP2002296858A (ja) 画像形成装置
JPH01118852A (ja) 画像形成装置
JPH04191248A (ja) 画像形成装置
JPH01254975A (ja) 編集入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050712