JPH11209764A - 低質燃料の燃焼・ガス化炉 - Google Patents

低質燃料の燃焼・ガス化炉

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JPH11209764A
JPH11209764A JP1090598A JP1090598A JPH11209764A JP H11209764 A JPH11209764 A JP H11209764A JP 1090598 A JP1090598 A JP 1090598A JP 1090598 A JP1090598 A JP 1090598A JP H11209764 A JPH11209764 A JP H11209764A
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JP
Japan
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ash
furnace
fuel
gas
reaction
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Application number
JP1090598A
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English (en)
Inventor
Keiji Makino
啓二 牧野
Kunio Yoshikawa
邦夫 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
Original Assignee
IHI Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
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Publication date
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小型の炉で、灰分及びカーボンを含む
低質燃料を完全に反応させることができ、かつガスに同
伴される灰分や未燃カーボンを大幅に低減できる低質燃
料の燃焼・ガス化炉を提供する。 【解決手段】 燃料1を燃焼又はガス化する反応炉10
と、反応炉の下方に連結され発生した溶融灰3と反応ガ
ス4を重力分離する分離室20とを備える。反応炉は、
その頂部に設けられ燃料を酸化剤2で酸化する燃焼器1
2と、燃焼器の下方に設けられたガス反応空間14と、
ガス反応空間の下方に設けられたセラミック充填層16
とを備える。これにより、セラミック充填層のセラミッ
クボール16aの表面に溶融灰3を付着させて滴下し、
かつ反応ガス4と溶融灰3を接触反応させてフライアッ
シュ及び未燃カーボン6を溶融灰3で捕獲し、溶融灰中
でゆっくりと反応させて未燃分を低減する。カーボン等
の反応時間が長くとれることから、反応性の劣る低質燃
料についても適用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、灰分及びカーボン
を含む低質燃料を燃焼又はガス化する燃焼・ガス化炉に
関する。
【0002】
【従来の技術】石炭等の灰分を含む燃料をガス化するガ
ス化炉には、固定床炉、流動層炉、噴流床炉、溶融床炉
等があり、噴流床炉としては図3に模式的に示す構成の
炉(例えばテキサコ炉)が知られている。この炉はダウ
ンフロー形の1段1室のガス化炉であり、炉頂部から燃
料と酸化剤が供給され、断熱構造の炉頂部で燃料の一部
が燃焼して高温(約1400℃)を発生し、残りの燃料
をガス化する。更に燃料中の灰分は、溶融してガス化ガ
ス(粗ガス)と共にガス化炉底部から排出され、水冷室
で凝固してスラグとして排出される。
【0003】同様に、RDF等の低質固形燃料を燃焼さ
せる焼却炉や、燃焼熱により高温空気を発生させる燃焼
炉では、炉内で燃料を完全燃焼させ、その熱で余剰空気
を加熱する。ここでRDFとは、Refuse Derived Fuel
(ゴミ原料燃料)の意味であり、可燃ゴミを破砕,選
別,成形,乾燥することにより得られるペレット状の高
カロリー固形燃料である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の燃焼炉
やガス化炉(以下、燃焼・ガス化炉という)では、反応
時間が非常に短いため、投入できる燃料は、揮発成分が
多くカーボンの少ない燃料、例えば、重質油、石炭粉と
水の混合燃料(CWM:Coal Water Mixture 等)に限ら
れていた。すなわち、揮発成分は反応速度が高く短時間
に反応が完結するが、カーボンは反応に時間がかかるた
め、カーボンの多い燃料(例えば、反応性の劣るゴミ固
形燃料:RDF)を完全に反応させるには、炉を大型化
して反応時間を長くとる必要があった。
【0005】更に、従来の燃焼・ガス化炉では、燃料中
の灰分の一部は溶融灰(溶融スラグ)としてガス化炉底
部から排出されるが、残りの灰分や未燃カーボンはガス
に同伴されるため、下流側に脱塵設備(例えば、セラミ
ックフィルタや水洗設備)が必要となる問題点があっ
た。また、従来の燃焼・ガス化炉は、熱容量が小さいた
めに、炉の緊急停止時に炉の温度が低下し、灰の抜き出
しが難しくなる問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、比較
的小型の炉で、灰分及びカーボンを含む低質燃料を効率
的に反応させることができ、かつガスに同伴される灰分
や未燃カーボンを大幅に低減でき、更に炉の緊急停止時
に灰の抜き出しが容易にできる、低質燃料の燃焼・ガス
化炉を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、燃料を
燃焼又はガス化する反応炉と、該反応炉の下方に連結さ
れ発生した溶融灰と反応ガスを重力分離する分離室と、
を備え、前記反応炉は、頂部に設けられ燃料を酸化剤で
酸化する燃焼器と、該燃焼器の下方に設けられたガス反
応空間と、該ガス反応空間の下方に設けられ溶融灰を付
着させて滴下しかつ反応ガスと溶融灰を接触反応させる
セラミック充填層と、を備えることを特徴とする低質燃
料の燃焼・ガス化炉が提供される。
【0008】上記本発明の構成によれば、酸化剤ととも
に反応炉の燃焼器に供給された燃料は、ガス反応空間に
おいて燃焼又は部分燃焼し、揮発成分の全量とカーボン
の一部を燃焼させて高温の溶融灰,未燃カーボン,フラ
イアッシュと反応ガスを発生させる。次いで、発生した
溶融灰及び反応ガスは、未燃カーボン,フライアッシュ
と共にセラミック充填層を通過し、ここで、溶融灰はセ
ラミック充填層を構成する充填物の表面に付着して捕獲
され、同時に反応ガス中のフライアッシュや未燃カーボ
ンは、充填物表面の溶融灰と接触して捕獲され除去され
る。
【0009】更に、セラミック充填層で捕獲された溶融
灰は、充填物の表面を流れる高温のガス流で保温されな
がら重力により徐々に下方に移動し、下端で分離室内に
滴下する。この溶融灰の滞留時間は、ガス反応空間にお
けるガス流の通過時間に比べて十分に長いので、溶融灰
に取り込まれたカーボンの反応が更に進み未燃カーボン
を低減することができる。
【0010】従って、フライアッシュ及び未燃カーボン
を溶融灰で捕獲し、溶融灰中でゆっくりと反応させて未
燃分を低減することができる。また、比較的小型の炉
で、カーボン等の反応時間が長くとれることから、反応
性の劣る低質燃料についても適用が可能となる。また、
セラミック充填物の充填により炉の熱容量が増加し、緊
急停止をしても炉の温度が下がり難く、灰の排出が容易
となる。
【0011】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
セラミック充填層は、耐熱性の高いセラミック充填物か
らなる。セラミック充填物としては、例えば、直径20
mm〜50mm程度のアルミナボールがよい。この構成
により、ガス流の通過抵抗を低く抑え、同時に溶融灰を
表面に付着させながら、溶融灰の下方への滴下を確実に
行うことができる。
【0012】また、前記反応炉の下端開口は、セラミッ
ク充填物が抜け落ちない細長い矩形に形成され、かつ上
方が徐々に拡がった漏斗形状に形成されている。この構
成により、充填物の下方への落下を防止しながら、十分
な面積のガス流路を確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明による燃焼
・ガス化炉の全体構成図である。この図に示すようう
に、本発明の燃焼・ガス化炉は、燃料1を燃焼又はガス
化する反応炉10と、反応炉10の下方に連結され発生
した溶融灰3と反応ガス4を重力分離する分離室20
と、を備えている。
【0014】反応炉10は、その頂部に設けられ燃料1
を酸化剤2で酸化する燃焼器12と、燃焼器12の下方
に設けられたガス反応空間14と、ガス反応空間14の
下方に設けられ溶融灰3を付着させて滴下しかつ反応ガ
ス4と溶融灰3を接触反応させるセラミック充填層16
とを備えている。
【0015】反応炉10は、全体が1段1室構造であ
り、ガス反応空間14とセラミック充填層16を囲む耐
熱層10aと、そのまわりを囲む断熱層10bと、更に
全体を囲む反応容器10cとを備えている。耐熱層10
aは内部の反応温度(例えば1500℃以上)に耐える
耐火材、例えば耐火煉瓦、キャスタブル等で構成され
る。断熱層10bは、熱伝導率の低い断熱材で構成され
る。反応容器10cは、常圧用でもよいが、好ましくは
燃焼・ガス化反応を加圧下で行う圧力容器である。
【0016】燃焼器12は、反応容器10cの頂部に下
向きに取り付けられている。この燃焼器12は、燃料1
をガス反応空間14に下向きに供給する燃料供給ノズル
12aと、その回りに酸化剤2を供給する酸化剤供給管
12bとからなる。燃料供給ノズル12aと酸化剤供給
管12bは、それぞれ耐火材で内張りされている。
【0017】燃料1には、重質油、石炭粉と水の混合燃
料(CWM)等の揮発成分が多くカーボンの少ない燃料
の他に、灰分やカーボンの多い燃料(例えば、ゴミ原料
燃料:RDF)であってもよい。また、酸化剤2として
は、酸素ガス又は空気であるのがよい。特に、1000
℃以上に予熱された高温空気を用いることにより、使用
燃料、例えば石炭の自己着火温度を遙かに越えているの
で、燃料と接触すると同時に燃焼を開始させることがで
きる。
【0018】ガス反応空間14は、燃焼器12とセラミ
ック充填層16の間に位置する中空の空間であり、この
内部で燃焼が進行して高温ガスを発生させるようになっ
ている。このガス反応空間14は、燃料1に含まれる揮
発分の燃焼には十分であるが、カーボンは完全燃焼でき
ない程度の、比較的小さい容積に設定されている。この
ガス反応空間14において、化学量論比以下の酸素で燃
料を部分燃焼させることにより、灰の溶融点以上の温度
で一部の燃料を安定燃焼させながら、それによって生ず
る高温によって残りの燃料をガス化することができる。
同様に、十分な酸素或いは空気で燃料を完全燃焼させる
ことにより、低質燃料を焼却し、或いは高温空気を発生
させることができる。このガス反応空間14で、燃料の
一部分が燃焼又はガス化され、反応により発生した溶融
灰3と未燃カーボン6が、発生した高温のガス流4に随
伴して下方のセラミック充填層16に流入するようにな
っている。
【0019】セラミック充填層16は、耐熱性の高いセ
ラミック充填物16aからなる。このセラミック充填物
16aとしては、例えば、直径20mm〜50mm程度
の球形のアルミナボールがよく、更に好ましくは、50
mm程度の大径のアルミナボールで下層を形成し、その
上部に20mm程度の小径のアルミナボールを積層した
2重構造にするのがよい。この構成により小径の上層に
より効率的に灰分や未燃成分を表面に形成した溶融灰3
に捕獲することができ、同時に大径の下層で全体の圧力
損失を低く抑え、スラグの滴下を容易にできる。
【0020】なお、セラミック充填物は、1500℃以
上の高温に耐える耐熱材であれば、アルミナに限定され
ず、その他のセラミック材であってもよい。また、その
形状も、溶融灰3の流れと高温ガス4の流れを形成でき
る限りで、球形に限定されず、例えば、円筒形、或いは
破砕したままのランダムな多面体であってもよい。
【0021】図2は、図1のA部斜視図である。この図
に示すように、耐熱層10aの底部、すなわち、反応炉
10の下端開口は、セラミック充填物16aが抜け落ち
ない細長い矩形に形成され、かつ上方が徐々に拡がった
漏斗形状に形成されている。この構成により、充填物の
下方への落下を防止しながら、十分な面積のガス流路を
確保することができる。
【0022】図1において、分離室20は、反応炉10
と同様の、全体が1段1室構造であり、側面にガス排出
管22が取り付けられ、下端に灰分の抜き出し管24が
取り付けられている。更に、分離室20の内部には中空
の分離空間20aが形成され、その底部には冷却水7が
一定のレベルに保持されている。この構成により、分離
室20の分離空間20aにおいて滴下した溶融灰3と高
温ガス4とを重力分離し、高温ガス4はガス排出管22
を介して図示しない下流設備(例えば、ガスタービン、
高温空気燃焼設備)に供給し、溶融灰3は冷却水7で冷
却凝固させて抜き出し管24から排出することができ
る。
【0023】上述した本発明の構成によれば、酸化剤2
と共に反応炉10の燃焼器12に供給された燃料1は、
ガス反応空間14において燃焼又は部分燃焼し、揮発成
分の全量とカーボンの一部を燃焼させて高温の溶融灰3
と高温の反応ガス4ならびに未燃カーボン6,フライア
ッシュ8を発生させる。次いで、発生した溶融灰3及び
反応ガス4は、未燃カーボン6,フライアッシュ8と共
にセラミック充填層16を通過し、ここで、溶融灰3は
セラミック充填層を構成する充填物16aの表面に付着
して捕獲され、同時に反応ガス中のフライアッシュ8や
未燃カーボン6は、充填物表面の溶融灰と接触して捕獲
され除去される。
【0024】更にセラミック充填層16で捕獲された溶
融灰3は、充填物16aの表面を流れる高温のガス流5
で保温されながら重力により徐々に下方に移動し、下端
で分離室内に滴下する。この溶融灰の滞留時間は、ガス
反応空間におけるガス流の通過時間に比べて十分に長い
ので、溶融灰に取り込まれたカーボンの反応が更に進み
未燃カーボンを低減することができる。
【0025】従って、フライアッシュ及び未燃カーボン
を溶融灰3で捕獲し、溶融灰中でゆっくりと反応させて
未燃分を低減することができる。また、比較的小型の炉
で、カーボン等の反応時間が長くとれることから、反応
性の劣る低質燃料についても適用が可能となる。また、
セラミック充填物の充填により炉の熱容量が増加し、緊
急停止をしても炉の温度が下がり難く、灰の排出が容易
となる。
【0026】
【実施例】上述した構成の反応炉10を用いた試験結果
を以下に説明する。この試験に用いた反応炉は、内寸法
が直径200mm、高さ800mmであり、その下端部
300mmが図2に示した漏斗形状に形成され、この部
分に直径50mmと20mmのアルミナボールをそれぞ
れ3層に充填した。また、燃料としては、平均粒径約4
0μmのスカイライン炭を用い、予熱に都市ガスを用い
た。なお、この試験では、分離室20を用いずにこの部
分にスラグ受け皿を配置して、溶融灰の滴下を目視で観
察できるようにした。
【0027】試験において、都市ガスを用いて内部を予
熱後、燃料を石炭に徐々に切り換え、石炭を約3時間自
燃させ、最後に都市ガスに切り換えて約5時間の「溶融
灰の洗い出し燃焼」を行った後、炉を停止した。
【0028】この結果、スラグ排出口の目視観察によ
り、溶融灰の滴下が確認された。この溶融灰は、かなり
粘度が低く、スラグ受け皿に溜まった溶融灰は水を注い
だようにきれいに受け皿底部に広がっていた。このこと
から、高温ガス4によるセラミック充填層16の加熱が
効果的に行われていることがわかる。また、スラグ排出
口からの微粒子の飛散はほとんど観測されなかった。更
に、炉の下流に設けたバグフィルターにも捕獲された飛
灰はほとんどなかった。このことから、セラミック充填
層16及びその表面に捕獲された溶融灰により灰分や未
燃カーボンが効果的に捕獲されていることがわかる。
【0029】更に、溶融灰中にも未燃カーボンがほとん
どなく、比較的小型の炉で揮発成分を短時間で反応さ
せ、チャー(未燃カーボン)はセラミック充填層に捕獲
された溶融灰中でゆっくり反応させる本発明の基本概念
を確認することができた。
【0030】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。例えば、本発明を低質燃料以外の燃
焼・ガス化炉にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】上述したように、本発明の低質燃料の燃
焼・ガス化炉は、比較的小型の炉で、灰分及びカーボン
を含む低質燃料を効率的に反応させることができ、かつ
ガスに同伴される灰分や未燃カーボンを大幅に低減でき
る、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低質燃料の燃焼・ガス化炉の全体構成
図である。
【図2】図1のA部斜視図である。
【図3】噴流床炉の模式的構成図である。
【符号の説明】
1 燃料 2 酸化剤 3 溶融灰 4 反応ガス 6 未燃カーボン 7 冷却水 10 反応炉 10a 耐熱層 10b 断熱層 10c 反応容器 12 燃焼器 12a 燃料供給ノズル 12b 酸化剤供給管 14 ガス反応空間 16 セラミック充填層 16a セラミック充填物 20 分離室 20a 分離空間 22 ガス排出管 24 灰分抜き出し管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10J 3/72 C10J 3/72 G J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼又はガス化する反応炉と、該
    反応炉の下方に連結され発生した溶融灰と反応ガスを重
    力分離する分離室と、を備え、 前記反応炉は、頂部に設けられ燃料を酸化剤で酸化する
    燃焼器と、該燃焼器の下方に設けられたガス反応空間
    と、該ガス反応空間の下方に設けられ溶融灰を付着させ
    て滴下しかつ反応ガスと溶融灰を接触反応させるセラミ
    ック充填層と、を備えることを特徴とする低質燃料の燃
    焼・ガス化炉
  2. 【請求項2】 前記セラミック充填層は、耐熱性の高い
    セラミック充填物からなる、ことを特徴とする請求項1
    に記載の低質燃料の燃焼・ガス化炉。
  3. 【請求項3】 前記反応炉の下端開口は、セラミック充
    填物が抜け落ちない1つ又は複数の細長い矩形に形成さ
    れ、かつ上方が徐々に拡がった漏斗形状に形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項2に記載の低質燃料の燃焼
    ・ガス化炉。
  4. 【請求項4】 前記反応炉のセラミック充填層の上部充
    填物が小径で、下部充填物が大径であることを特徴とす
    る請求項2に記載の低質燃料の燃焼・ガス化炉
JP1090598A 1998-01-23 1998-01-23 低質燃料の燃焼・ガス化炉 Pending JPH11209764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002057395A1 (fr) * 2001-01-18 2002-07-25 Japan Science And Technology Corporation Appareil de gazeification d'un combustible solide

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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