JPH11207208A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

Info

Publication number
JPH11207208A
JPH11207208A JP1168898A JP1168898A JPH11207208A JP H11207208 A JPH11207208 A JP H11207208A JP 1168898 A JP1168898 A JP 1168898A JP 1168898 A JP1168898 A JP 1168898A JP H11207208 A JPH11207208 A JP H11207208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust collecting
voltage electrode
lower frame
power supply
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1168898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3688878B2 (ja
Inventor
Shinichiro Katsumura
眞一郎 勝村
Norio Maki
教雄 眞木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Midori Anzen Co Ltd
Original Assignee
Midori Anzen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Midori Anzen Co Ltd filed Critical Midori Anzen Co Ltd
Priority to JP01168898A priority Critical patent/JP3688878B2/ja
Priority to TW087118826A priority patent/TW442334B/zh
Priority to CN98122533A priority patent/CN1217953A/zh
Priority to KR1019980049951A priority patent/KR100281769B1/ko
Publication of JPH11207208A publication Critical patent/JPH11207208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3688878B2 publication Critical patent/JP3688878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不快音であるパチパチ音を防止すると共に高
い集塵効率を保持することのできる給電・支持構造を有
する空気清浄装置を提供する。 【解決手段】 一対の連結部材とこの連結部材間に一定
の間隔で設けられている電極板を一体的に成形すること
により集塵部高圧電極を作製し、連結部材の全長にわた
って設けられている給電部材を介してロアーフレーム2
9に固定されるので、正確な位置決めができる。このた
め、集塵部高圧電極はアース電位であるロアーフレーム
29とは直接に接しないので、電圧降下を防止すること
ができる。断面形状がハット形状である連結部材に、断
面コ字状の給電部材を取り付けて、三面接触で給電を行
なうので、給電効率が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気清浄装置に係
り、さらに詳しくは、集塵部高圧電極への給電および支
持構造に特徴を有する空気清浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、家屋内や車両内の空気を常に清浄
化された状態に維持したいという要望に対処した空気清
浄装置が広く使用されている。この空気清浄器は産業用
の大型装置から家庭用の小型の装置まで種々のタイプが
あり、空気清浄装置単独で用いられたり、エアコンの内
部に装着されたりしている。
【0003】このような空気清浄装置では、気流中の微
粒子に対してコロナ放電等により電荷を与え、この荷電
粒子が電界中を通過する間に静電力により荷電粒子を捕
集して除去するものであり、いわゆる静電集塵装置と言
えるものである。
【0004】このような静電集塵装置では、微粒子に電
荷を与える荷電部と、この荷電部により荷電された微粒
子を捕集する集塵部を有している。この集塵部を構成し
ている荷電部の対向電極、集塵部低圧電極、集塵部高圧
電極には、アルミニウムやステンレス等の金属板が用い
られるのが一般的である。
【0005】しかし、このような金属板を用いた場合に
あっては、ほこり等の微粒子により金属板である各電極
との間にスパークが生じてパチパチと言う不快音を発す
ると共に故障の原因となるという問題がある。また、製
作の面においても、金属板と絶縁部を交互に積層する必
要があるので、製作工数がかかるという問題がある。
【0006】このため、出願人は、先の出願(特開平6
−296898号公報参照)において、集塵部高圧電極
を半絶縁性樹脂により所定間隔を有するラダー構造に一
体的に形成すると共に、この集塵部高圧電極をフレーム
へ固定する位置と同一位置を給電位置とすることを提案
した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
に示されているように、前述のような集塵部高圧電極2
01をフレーム203に固定する際に、アース電位であ
るフレーム203が直接集塵部高圧電極201に接触す
ると、図16に示されているような等価回路と同じ状態
となる。すなわち、集塵部高圧電極201において電圧
降下が発生し、集塵効率が低下するという問題がある。
【0008】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、不快音であるパチパ
チ音を防止すると共に高い集塵効率を保持することので
きる給電・支持構造を有する空気清浄装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の空気清浄装置は、荷電部放
電電極により空気中の微粒子に電荷を与え、集塵部高圧
電極および集塵部低圧電極により発生せられた電界を通
過させることにより電気的吸引力で前記微粒子を捕集す
る空気清浄装置であって、前記集塵部高圧電極を樹脂に
よる一体成形で一対の連結部材間に一定の間隔で電極板
を設けると共に、この連結部材の全長にわたって給電部
材を設け、この給電部材を介して給電すると共にロアー
フレームに支持されること、を特徴とするものである。
【0010】従って、一対の連結部材とこの連結部材間
に一定の間隔で設けられている電極板を一体的に成形す
ることにより集塵部高圧電極を作製し、連結部材の全長
にわたって設けられている給電部材を介してロアーフレ
ームに固定される。このため、集塵部高圧電極はアース
電位であるロアーフレームとは直接に接しない。
【0011】請求項2による発明の空気清浄装置は、請
求項1記載の空気清浄装置において、前記連結部材の断
面がハット形状であると共に、前記給電部材が前記連結
部材に三面で接触する断面コ字状部材であること、を特
徴とするものである。
【0012】従って、断面形状がハット形状である連結
部材に、断面コ字状の給電部材を取り付けて、三面接触
で給電を行なう。
【0013】請求項3による発明の空気清浄装置は、請
求項1、2記載の空気清浄装置において、前記集塵部高
圧電極のロアーフレームに対するX軸方向位置決めが、
前記給電部材を介して行なわれること、を特徴とするも
のである。
【0014】従って、集塵部高圧電極のロアーフレーム
に対するX軸方向位置決めは、給電部材の所定位置に集
塵部高圧電極を取り付けると共に、この給電部材をロア
ーフレームの所定位置に位置決めすることにより行なわ
れる。
【0015】請求項4による発明の空気清浄装置は、請
求項1〜3記載の空気清浄装置において、前記集塵部高
圧電極のロアーフレームに対するY軸、Z軸方向位置決
めが、ロアーフレームに一体的に設けられている係止爪
部により行なわれること、を特徴とするものである。
【0016】従って、集塵部高圧電極は、ロアーフレー
ムに一体的に設けられている係止爪部により、Y軸方向
およびZ軸方向の所定位置に位置決めされる。
【0017】請求項5による発明の空気清浄装置は、請
求項1記載の空気清浄装置において、前記集塵部低圧電
極のロアーフレームに対するX軸、Y軸、Z軸方向位置
決めが、ロアーフレームに一体的に設けられている係止
爪部により行なわれること、を特徴とするものである。
【0018】従って、集塵部低圧電極のロアーフレーム
に対するX軸、Y軸、Z軸方向位置決めは、ロアーフレ
ームに一体的に設けられている係止爪部により行なわれ
る。
【0019】請求項6による発明の空気清浄装置は、請
求項1〜5記載の空気清浄装置において、前記集塵部高
圧電極の隣り合う電極板の中心位置に前記集塵部低圧電
極の接地側電極板を位置させるべく、前記集塵部高圧電
極および集塵部低圧電極が各々別個にロアーフレームに
対してX軸方向に位置決めされていること、を特徴とす
るものである。
【0020】従って、集塵部低圧電極の接地側電極板
が、集塵部高圧電極の電極板間の中心位置に位置するよ
うに集塵部高圧電極および集塵部低圧電極のX軸方向位
置決めが行なわれる。
【0021】請求項7による発明の空気清浄装置は、請
求項4記載の空気清浄装置において、前記集塵部高圧電
極の脱落を防止すべくロアーフレームに設けられている
係止爪の外側位置に対応するアッパーフレーム内側に、
前記係止爪押さえ用のリブが設けられていること、を特
徴とするものである。
【0022】従って、集塵部高圧電極をロアーフレーム
に固定している係止爪が外側に開くのをアッパーフレー
ムの内側に設けられているリブが防止して、集塵部高圧
電極が脱落するのを防止する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1(A),(B)には、この発明に係る
空気清浄装置1が示されている。この空気清浄装置1
は、単独で用いられたり、あるいはエアコンの内部等に
装着されて空気を清浄するものである。
【0025】この空気清浄装置1は、例えばケースに取
り付けたりあるいはエアコン等に取付けるためのメイン
フレーム3を有している。このメインフレーム3では、
例えば図1(A)中左端部をケース等にはめ込むと共
に、右端部に設けられているブラケット5、7をボルト
止めするようになっている。
【0026】図2(A),(B)を参照するに、前記メ
インフレーム3は矩形枠状を呈しており、中央に設けら
れている仕切り9により左右に同じ形状の空間11を有
している。また、右側端部(図2(A)中右側端部)には
電力供給装置13を有している。前記仕切り9には後述
する集塵部低圧電極15に接する接地電極接点17を有
しており、リード線19を介してアースに接地されてい
る。また、図2(A)中右側端部には後述する集塵部高圧
電極21と接する集塵部接点23と、後述する荷電部放
電電極25と接する荷電部接点27を有している。
【0027】上記構成により、電力供給装置13から荷
電部接点27を介して電力を供給された荷電部放電電極
25によるコロナ放電により空気中の微粒子を正に荷電
し、集塵部低圧電極15と集塵部高圧電極21の間に発
生されている電界中に導かれた前記正に荷電された微粒
子を、アース電位の集塵部低圧電極15により捕集する
ものである。
【0028】図3を参照するに、前記メインフレーム3
の上(図1(B)中左側)には、最も下側(図1(B)中
最も右側)にロアーフレーム29が設けられており、こ
のロアーフレーム29に下側から順に、一対の集塵部高
圧電極21、集塵部低圧電極15、ミドルフレーム3
1、荷電部放電電極25、およびアッパーフレーム33
が設けられている。
【0029】ロアーフレーム29は矩形枠状を呈してお
り、中央に設けられて前記メインフレーム3の仕切り9
に対応する中央部材35により左右に分割されている。
従って、中央部材35の左右両側に設けられている空間
37も前記メインフレーム3の空間11と対応するよう
になっており、前記左右の空間37の前後および左右に
は、各々後述する集塵部高圧電極21を固定するための
係止爪部39F、39Bおよび集塵部低圧電極15を固
定するための係止爪部39L、39Rが一対づつ設けら
れている。
【0030】また、ロアーフレーム29の中央部下側
(図2(A)中下側)に取っ手41を有しており、メイン
フレーム3への取付けや取り外しを容易に行なうことが
できるようになっている。
【0031】図4(A)(B)を参照して、集塵部高圧
電極21について説明する。この集塵部高圧電極21
は、左右方向へ延伸する連結部材43を前後に有し、こ
の前後の連結部材43の間に一定の間隔を保持して設け
られている多数の電極板21Pを有していて、これらは
半絶縁性樹脂により一体成形により作製されている。こ
のため、容易且つ高精度で電極板21Pの間隔を確保す
ることができる。なお、前記連結部材43は、図4
(B)に示されているように上下両側につば45を突出
させたハット型の断面形状を呈しており、所定の間隔で
係止突起47が設けられている。
【0032】図5を併せて参照するに、左右の集塵部高
圧電極21の連結部材43には断面コ字状をした給電部
材49が全長にわたって取り付けられており、左右の集
塵部高圧電極21が一体的に連結されている。この給電
部材49は、メインフレーム3に設けられている集塵部
接点23から給電されている。
【0033】図6(A)〜(D)を参照して、給電部材
49の断面形状について説明する。この給電部材49は
連結部材43を介して集塵部高圧電極21に均一な電位
を与えるためのものであり、その形状として、図6
(A)〜(D)に示されるようなものが考えられる。
【0034】すなわち、図6(A)には一面接触の場合
が示されており、給電部材51の断面形状は一枚の平板
である。この場合、単なる平面形状であるため給電部材
51が連結部材43から離れる方向(図6中左方向)へ撓
み易く、撓むことにより非接触部分が生じて接触確率が
低下するため均一な電位を与えることができなくなると
いう欠点がある。
【0035】図6(B)には二面接触の場合が示されて
おり、給電部材53の断面はアングル形状である。この
場合、前述の図6(A)の場合よりは変形しにくいもの
の、製品精度のばらつきにより給電部材53が連結部材
43から離れる方向へずれることにより非接触部分が生
じて接触確率が低下するため均一な電位を与えることが
できなくなるという欠点がある。
【0036】図6(C)には二面接触の場合が示されて
おり、給電部材55の断面は二枚の平板状であって連結
部材43の上下面において接触する。この場合、給電部
材55が連結部材43から離れる方向へ多少ずれても二
面接触は保持されるものの、製品精度が悪く、組み付け
にくいという欠点がある。
【0037】図6(D)には三面接触の場合が示されて
おり、給電部材49の断面はコ字状である。この場合に
は、連結部材43の前面および上下面に接触しているた
め、給電部材49が連結部材43から離れる方向へずれ
ても二面接触は保持され給電効率の低下は少ない。ま
た、コ字状であるため製品精度が良く、強度的に優れて
組み付けも容易になる。このため、給電部材49の断面
形状をコ字状とすることにする。
【0038】なお、給電部材49をコ字状とすることに
より給電部材49と後述する集塵部低圧電極15が近づ
いてスパークするおそれがあるが、前述したように集塵
部高圧電極21の連結部材43をハット型にすることで
スパークを防止している(図4参照)。すなわち、ハッ
ト型のつば45の部分がない場合には6.5KVでスパ
ークしたものが、つば45を付けてハット型にすること
によりスパーク電圧が7.7KVまで上昇する実験結果
を得た。
【0039】これにより、給電部材49と集塵部低圧電
極15の間隔を広げることなくスパークを防止すること
ができるので、不快なパチパチ音を防止すると共に、集
塵部低圧電極15の集塵面積を広くとりながらも空気清
浄装置1の全体サイズをコンパクト化することができ
る。
【0040】再び図5(A)、(B)を参照するに、給
電部材49は左右一対の集塵部高圧電極21を連結する
ものであるため長手方向(図5(A),(B)中左右方
向)に対称となっている。図5(C)を併せて参照する
に、左半分または右半分に各々左右の集塵部高圧電極2
1の前記係止突起47を係止するための係止穴57がプ
レス抜きにより設けられている。これにより、集塵部高
圧電極21と給電部材49との位置関係は、容易に高精
度で位置決めすることができる。
【0041】図7には集塵部低圧電極15が示されてい
る。この集塵部低圧電極15は、集塵部接地電極59と
荷電部対向電極61を樹脂により背中合わせで一体的に
成形し、表面にめっき処理を施して導電体としている。
この導電体の代りに導電性樹脂(吸湿性のある導電性樹
脂を含む)や導体すなわち金属性の電極を用いてもよ
い。これにより、集塵部接地電極59の電極板59Pお
よび荷電部対向電極61の電極板61Pの間隔を、容易
且つ高精度で所定間隔に保持ことができる。
【0042】また、左右両端部には、この集塵部低圧電
極15をロアーフレーム29に固定するための爪嵌合部
材63が設けられている。この集塵部低圧電極15は、
メインフレーム3の接地電極接点17を介してアースさ
れている。
【0043】次に、前記集塵部高圧電極21をロアーフ
レーム29に取り付ける構造について説明する。ここ
で、図8(A)を参照するに、ロアーフレーム29はア
ース電位であるため、集塵部高圧電極21が直接ロアー
フレーム29に接触すると図8(A)の等価回路の状態と
なり、電圧が降下して集塵効率が低下してしまう。この
ため、図8(B)に示されているように、必ず前述した
断面コ字状の給電部材49を介して集塵部高圧電極21
をロアーフレーム29に装着するようにする。
【0044】これにより図8(B)の等価回路の状態と
なり、集塵部高圧電極21は給電部材49により左右方
向の全長にわたって均一に給電されることになる。従っ
て、以上の考えに基づいて前記係止爪部39F、39B
の構造を以下のようにする。
【0045】図9(A)〜(E)を参照するに、集塵部
高圧電極21を装着するロアーフレーム29の空間37
の前後(図9(A)中上下)両側には、各々一対の係止爪
部39F、39Bが設けられている。図10を併せて参
照するに、この係止爪部39F、39Bには、空間37
の内側へ突出した突出部65を有し、この突出部65の
中央には左右のスリット67により前後方向へ多少揺動
可能に設けられている係止爪69と、突出部65の内側
に一対の支持台71を有している。
【0046】前記突出部65は、給電部材49の側面を
介して集塵部高圧電極21の連結部材43の側面を押圧
し、集塵部高圧電極21が前後方向(Y軸方向)に移動
するのを防止している。これにより、集塵部高圧電極2
1はロアーフレーム29の空間37において、Y軸方向
で所定の位置に位置決めされる。
【0047】前記係止爪69は、給電部材49の上面を
介して連結部材43の上面を押圧し、集塵部高圧電極2
1がロアーフレーム29から外れるのを防止している。
この係止爪69は、図8(B)に示されているように、
直接集塵部高圧電極21に接触しないようになってい
る。これにより、集塵部高圧電極21はロアーフレーム
29に確実に装着される。
【0048】前記支持台71は、ロアーフレーム29の
底面73から一段高くなっているおり、前記給電部材4
9を介して集塵部高圧電極21の連結部材43を支持す
る。従って、給電部材49および連結部材43はロアー
フレーム29から浮いた状態となっている。これによ
り、集塵部75を洗浄した際の水きりをよくすることが
できる。
【0049】一方、集塵部高圧電極21の左右方向の位
置決めは、給電部材49により行なわれる。すなわち、
集塵部高圧電極21の係止突起47を給電部材49の係
止穴57に挿入して集塵部高圧電極21と給電部材49
の位置決めを行ない、この給電部材49の右端面をロア
ーフレーム29の右側端部の上下位置に設けられている
位置決め突起77(図9(A)および図11参照)に当接さ
せることにより集塵部高圧電極21の位置決めを行な
う。
【0050】また、前記各給電部材49の左端部はバネ
79により前記位置決め突起77の方向へ常時付勢され
ており、各給電部材49の右端面を前記位置決め突起7
7に当接せしめている。同時に、前後の給電部材49間
を電気的に接続するジャンパー線の機能も果たしており
(図9(E)参照)、集塵部高圧電極21の連結部材43
の全てを覆うように給電部材49が接しているから均一
に給電できるようになっている。なお、各給電部材49
は、ロアーフレーム29の内側の長さよりも若干短くな
っており、給電部材49の組み込みが容易になるように
している。
【0051】図9(A)中左半分には以上のようにして集
塵部高圧電極21のみをロアーフレーム29に組み込ん
だ状態が示されている。また、図9(C)には係止爪部
39F、39Bにより給電部材49を介して集塵部高圧
電極21の連結部材43を支持する状態が示されてい
る。
【0052】このように係止爪部39F、39Bを構成
するので、集塵部高圧電極21はアース電位であるロア
ーフレーム29に直接接触することなく所定位置に支持
されることになる。このため、集塵部高圧電極21の全
面にわたって均一に給電することができるので、均一な
電界を生じて集塵効率を向上させることができる。な
お、前記ロアーフレーム29に設けられている係止爪6
9の外側位置に対応する前記アッパーフレーム33の内
側位置には、この係止爪69を内側へ押さえるリブ81
が設けられている(図14(A)参照)。これにより係
止爪69が広がって、係止している集塵部高圧電極21
から脱落するのを防止している。
【0053】次に、前記集塵部低圧電極15をロアーフ
レーム29に取り付ける構造について説明する。図3に
示されているように、この集塵部低圧電極15は、集塵
部接地電極59の電極板59Pを集塵部高圧電極21の
電極板21P同志間の中央に位置するように挿入して組
み合わされて集塵部75を形成している。
【0054】なお、集塵部低圧電極15はアース電位で
あるので、直接ロアーフレーム29に固定することがで
きる。従って、集塵部低圧電極15のロアーフレーム2
9への取付部は以下のような構造とすることができる。
【0055】図9を参照するに、ロアーフレーム29の
各空間37における左右両端面には前述したように係止
爪部39L、39Rが設けられている。図12を併せて
参照するに、この係止爪部39L、39Rでは、集塵部
低圧電極15をX軸方向に位置決めするためのX突起8
3、Y軸方向に位置決めするための切欠き側面85、Z
軸方向上向きに脱落するのを防止する係止爪87、下側
から支持する切欠き上面89を有している。
【0056】図7を併せて参照するに、集塵部低圧電極
15の両端面に設けられている爪嵌合部材63は、前記
係止爪87を上向きに貫通させる貫通穴91、前記切欠
き側面85に当接してY軸方向の位置決めを行なうY面
93、前記切欠き上面89に当接してZ軸方向の位置決
めを行なう底面95、前記X突起83に当接してX軸方
向の位置決めを行なうX面97を有している。
【0057】また、図12に示されているように、前記
切欠き上面89の中央部に上方へ突出する突起99が設
けられており、この突起99は前記爪嵌合部材63の中
央に設けられている貫通穴101(図7)に嵌合して、
ロアーフレーム29全体がZ軸方向に反った場合に集塵
部低圧電極15が脱落するのを防止するものである。
【0058】図9(A)右半分には以上のようにして集
塵部高圧電極21および集塵部低圧電極15をロアーフ
レーム29に組み込んだ状態が示されている。また、図
9(D)にはアーススプリング103によりメインフレ
ーム3に設けられている接地電極接点17に接続されて
アース電位となっている状態を示している。
【0059】このように係止爪部39L、39Rを構成
するので、集塵部低圧電極15はロアーフレーム29の
所定位置に確実に支持されることになる。
【0060】図13を参照するに、集塵部高圧電極21
と集塵部低圧電極15との取り合いにおけるピッチのず
れが集塵効率に及ぼす影響を示している。ここでは、集
塵部高圧電極21の電極板21Pと集塵部接地電極59
の電極板59Pとの間隔を1.8mmに設定した場合に
ついて示している。これより、ピッチずれが約0.4m
mを超えると集塵効率が80%を下回ることがわかる。
【0061】従って、集塵部接地電極59の電極板59
Pと集塵部高圧電極21の電極板21Pの組立時におけ
るX軸方向のズレを約0.4mm以下にすることが望ま
しい。
【0062】また、集塵部高圧電極21と集塵部低圧電
極15は異電位であり、一方を基準として他方を位置決
めすることができないため、本発明では集塵部高圧電極
21と集塵部低圧電極15を各々別個にロアーフレーム
29を基準にして位置決めを行なっている。このこと
は、仲介する部品の数が少ない(0または1個)ことと
あいまって、X軸方向のズレを最小に抑えることを可能
にしている。
【0063】再び図3を参照するに、前述のようにして
ロアーフレーム29に集塵部高圧電極21および集塵部
低圧電極15を取り付けた後、ミドルフレーム31を取
り付け、さらに荷電部放電電極25を装着したアッパー
フレーム33が取り付けられる。
【0064】図14(A)を参照するに、ワイヤーガー
ドであるアッパーフレーム33に沿って荷電部放電電極
25が設けられており、荷電部対向電極61の電極板6
1Pの間に張設されている(図14(B)参照)。ま
た、荷電部放電電極25の図14(A)中右端部は、図
14(C)に示されているように、前記メインフレーム
3に設けられている荷電部接点27に接触するスプリン
グフック105が設けられている。また、荷電部放電電
極25の両端部にスプリング107により一定の張力が
付勢されている。
【0065】以上の結果から、集塵部高圧電極21の全
長にわたって給電部材49を設け、この給電部材49を
介してアース電位であるロアーフレーム29の係止爪部
39F、39Bにより支持するので、集塵部高圧電極2
1における電圧降下を防止して、均一な電界を発生させ
ることができる。これにより、集塵効率を向上させるこ
とができる。
【0066】また、給電部材49の断面をコ字状とする
ことにより給電部材49自身の剛性を増すと共に、集塵
部高圧電極21を取り付ける係止穴57をプレス抜きに
より設けるため、給電部材49と集塵部高圧電極21と
の位置関係を正確に設定することができる。さらに、断
面をコ字状とすることにより集塵部高圧電極21の連結
部材43と三面で接触することとなるので、給電確率が
向上し、集塵効率を改善することができる。
【0067】また、給電部材49を取り付ける連結部材
43の断面をハット形状とすることにより、高圧である
給電部材49とアース電位である集塵部低圧電極15と
の間を電気的に遮断するので、間隔を広げることなく、
スパークの発生を防止することができる。これにより、
不快なパチパチ音の発生を防止すると共に空気清浄装置
1のサイズをコンパクト化することができる。
【0068】また、集塵部高圧電極21および集塵部低
圧電極15が共に樹脂により一体的に成形されているの
で電極板21P、59P、61Pの間隔や、ロアーフレ
ーム29に対する取付位置等を正確に設けることがで
き、集塵部高圧電極21の電極板21Pと集塵部接地電
極59の電極板59Pの間隔を一定に保持することがで
きる。これにより、均一な電界を発生させて、集塵効率
を向上させることができる。
【0069】また、ロアーフレーム29に対する集塵部
75の位置関係をロアーフレーム29を基準として設定
するので、集塵部高圧電極21と係止爪部39F、39
Bとの取り合い、集塵部低圧電極15と係止爪部39
L、39Rとの取り合い等の調整を容易に行なうことが
できる。
【0070】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の説明
において前後、左右,上下等の方向性は説明のために定
めたものであり、使用状態における方向性を示すもので
はない。どのような方向性で使用することも可能であ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる空気清浄装置では、一対の連結部材とこの連結部材
間に一定の間隔で設けられている電極板を一体的に成形
しているので、電極板は正確に一定間隔を保持すること
ができる。また、集塵部高圧電極は、必ず連結部材の全
長にわたって設けられている給電部材を介してロアーフ
レームに固定されており、アース電位であるロアーフレ
ームとは直接に接していないので、均一に給電すること
ができる。これにより、均一な電界を発生して集塵効率
を向上させることができる。
【0072】請求項2の発明による空気清浄装置では、
断面形状がハット形状である連結部材に断面コ字状の給
電部材を取り付けて三面接触で給電を行なうので、給電
効率が改善される。また、ハット形状の連結部材のつば
の部分が給電部材と集塵部低圧電極との間を電気的に遮
断するので、スパークの発生を防止して、不快なパチパ
チ音の発生を防止すると共に、集塵部高圧電極における
電圧降下を防止することができる。
【0073】請求項3の発明による空気清浄装置では、
集塵部高圧電極のロアーフレームに対するX軸方向位置
決めは、プレス抜きにより正確な寸法で製作されている
給電部材の所定位置に集塵部高圧電極を取り付けると共
に、この給電部材をロアーフレームの所定位置に位置決
めすることにより行なわれるので、集塵部高圧電極のX
軸方向位置はロアーフレームを基準として正確な位置に
位置決めすることができる。
【0074】請求項4の発明による空気清浄装置では、
集塵部高圧電極は、ロアーフレームに一体的に設けられ
ている係止爪部によりY軸方向およびZ軸方向の所定位
置に位置決めされるので、正確な位置に確実に固定する
ことができる。
【0075】請求項5の発明による空気清浄装置では、
集塵部低圧電極のロアーフレームに対するX軸、Y軸、
Z軸方向位置決めは、ロアーフレームに一体的に設けら
れている係止爪部により行なわれるので、正確な位置に
固定することができる。
【0076】請求項6の発明による空気清浄装置では、
集塵部低圧電極の接地側電極板が、集塵部高圧電極の電
極板間の中心位置に位置するように集塵部高圧電極およ
び集塵部低圧電極のX軸方向位置決めが行なわれるの
で、均一な電界を発生させることができ、集塵効率を向
上させることができる。
【0077】請求項7の発明による空気清浄装置では、
集塵部高圧電極をロアーフレームに固定している係止爪
が外側に開くのをアッパーフレームの内側に設けられて
いるリブが防止するので、集塵部高圧電極が脱落するの
を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は、この発明に係る空気清浄装
置の全体を示す平面図および側面図である。
【図2】(A)、(B)は、メインフレームを示す平面
図および側面図である。
【図3】メインフレームに組み付けられる各部品の分解
・組み立て図である。
【図4】(A)、(B)は、集塵部高圧電極を示す斜視
図および連結部材と給電部材の取り合いを示す断面図で
ある。
【図5】(A)〜(C)は、一部省略の給電部材の平面
図および正面図と、給電部材と集塵部高圧電極との取り
合い関係を示す斜視図である。
【図6】給電部材の断面決定を示す説明図である。
【図7】集塵部低圧電極を示す斜視図である。
【図8】(A)、(B)は、ロアーフレームの係止爪と
集塵部高圧電極との関係を示す等価回路である。
【図9】(A)〜(E)は、ロアーフレームに集塵部高圧
電極を組み込んだ図および集塵部高圧電極と集塵部低圧
電極を組み込んだ図等である。
【図10】集塵部高圧電極を固定するための係止爪部の
拡大図である。
【図11】ロアーフレームに対する給電部材の位置決め
を示す概略平面図である。
【図12】集塵部低圧電極を固定するための係止爪部の
拡大図である。
【図13】集塵部高圧電極の電極板と、集塵部低圧電極
の接地側電極板とのピッチずれと集塵効率との関係を示
すグラフおよび表である。
【図14】(A)〜(C)は、荷電部放電電極を装着し
たアッパーフレームを示す平面図および断面図等であ
る。
【図15】ロアーフレームと集塵部高圧電極が直接接す
る従来における問題点を示す断面図である。
【図16】図15の状態を示す等価回路である。
【符号の説明】
1 空気清浄装置 15 集塵部低圧電極 21 集塵部高圧電極 21P、59P、61P 電極板 25 荷電部放電電極 29 ロアーフレーム 33 アッパーフレーム 39F、39B、39L、39R 係止爪部 43 連結部材 49 給電部材 59 集塵部接地電極(接地側電極) 69、87 係止爪 81 リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電部放電電極により空気中の微粒子に
    電荷を与え、集塵部高圧電極および集塵部低圧電極によ
    り発生せられた電界を通過させることにより電気的吸引
    力で前記微粒子を捕集する空気清浄装置であって、前記
    集塵部高圧電極を樹脂による一体成形で一対の連結部材
    間に一定の間隔で電極板を設けると共に、この連結部材
    の全長にわたって給電部材を設け、この給電部材を介し
    て給電すると共にロアーフレームに支持されること、を
    特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記連結部材の断面がハット形状である
    と共に、前記給電部材が前記連結部材に三面で接触する
    断面コ字状部材であること、を特徴とする請求項1記載
    の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 前記集塵部高圧電極のロアーフレームに
    対するX軸方向位置決めが、前記給電部材を介して行な
    われること、を特徴とする請求項1、2記載の空気清浄
    装置。
  4. 【請求項4】 前記集塵部高圧電極のロアーフレームに
    対するY軸、Z軸方向位置決めが、ロアーフレームに一
    体的に設けられている係止爪部により行なわれること、
    を特徴とする請求項1〜3記載の空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 前記集塵部低圧電極のロアーフレームに
    対するX軸、Y軸、Z軸方向位置決めが、ロアーフレー
    ムに一体的に設けられている係止爪部により行なわれる
    こと、を特徴とする請求項1記載の空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 前記集塵部高圧電極の隣り合う電極板の
    中心位置に前記集塵部低圧電極の接地側電極板を位置さ
    せるべく、前記集塵部高圧電極および集塵部低圧電極が
    各々別個にロアーフレームに対してX軸方向に位置決め
    されていること、を特徴とする請求項1〜5記載の空気
    清浄装置。
  7. 【請求項7】 前記集塵部高圧電極の脱落を防止すべく
    ロアーフレームに設けられている係止爪の外側位置に対
    応するアッパーフレーム内側に、前記係止爪押さえ用の
    リブが設けられていること、を特徴とする請求項4記載
    の空気清浄装置。
JP01168898A 1997-11-20 1998-01-23 空気清浄装置 Expired - Fee Related JP3688878B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01168898A JP3688878B2 (ja) 1998-01-23 1998-01-23 空気清浄装置
TW087118826A TW442334B (en) 1997-11-20 1998-11-13 Air cleaning device and electrical dust collecting device
CN98122533A CN1217953A (zh) 1997-11-20 1998-11-20 空气清洁装置及电集尘装置
KR1019980049951A KR100281769B1 (ko) 1997-11-20 1998-11-20 전기집진장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01168898A JP3688878B2 (ja) 1998-01-23 1998-01-23 空気清浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11207208A true JPH11207208A (ja) 1999-08-03
JP3688878B2 JP3688878B2 (ja) 2005-08-31

Family

ID=11784977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01168898A Expired - Fee Related JP3688878B2 (ja) 1997-11-20 1998-01-23 空気清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3688878B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062340A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Toshiba Kyaria Kk 空気清浄機
JP2001276649A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Midori Anzen Co Ltd 空気清浄装置
JP2010131505A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Midori Anzen Co Ltd 静電式集塵装置
CN104043533A (zh) * 2014-06-20 2014-09-17 苏州贝昂科技有限公司 收集极、净化装置及吊顶净化机
JP2018140363A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵ユニット、および電気集塵ユニットを備えた空気調和機
JP2019171278A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵機の集塵部
JP2019171334A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵機の集塵部

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102583485B1 (ko) * 2016-08-23 2023-09-27 엘지전자 주식회사 전기집진장치
KR102583486B1 (ko) * 2016-08-23 2023-09-27 엘지전자 주식회사 전기집진장치

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062340A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Toshiba Kyaria Kk 空気清浄機
JP2001276649A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Midori Anzen Co Ltd 空気清浄装置
JP2010131505A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Midori Anzen Co Ltd 静電式集塵装置
CN104043533A (zh) * 2014-06-20 2014-09-17 苏州贝昂科技有限公司 收集极、净化装置及吊顶净化机
JP2018140363A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵ユニット、および電気集塵ユニットを備えた空気調和機
JP2019171278A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵機の集塵部
JP2019171334A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵機の集塵部

Also Published As

Publication number Publication date
JP3688878B2 (ja) 2005-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7540903B2 (en) Device for ionizing particles carried in an airflow, for ventilation, heating, and/or air-conditioning system in particular
KR950004657B1 (ko) 전기 집진기
US4602921A (en) Air cleaner
KR940001414B1 (ko) 전기집진기
KR20080098567A (ko) 전기 집진 장치 및 그것을 이용한 송풍 장치
JP2009165957A (ja) 電気集塵機
JPH11207208A (ja) 空気清浄装置
JP3597405B2 (ja) 空気清浄装置
JP4362001B2 (ja) 空気清浄装置
CN107575940B (zh) 静电除尘装置、空气净化设备以及空调器
JP2006068581A (ja) 電気集塵装置およびそれを用いた空気調和装置または空気清浄装置
JP2662769B2 (ja) 空気清浄装置
US7368004B2 (en) Electric dust collector
KR102634227B1 (ko) 대전부 및 이를 포함하는 전기집진장치
WO2001015811A1 (fr) Epurateur d'air
JP3036802B2 (ja) 空気清浄器
JP2752157B2 (ja) 空気清浄器
JP2603849Y2 (ja) 空気清浄装置の集塵装置
JP3499602B2 (ja) 空気清浄装置
JP4835288B2 (ja) 電気集塵装置及び集塵モジュール
JPH10249236A (ja) コロナ放電用電極
JPH0340353Y2 (ja)
JPH0141486Y2 (ja)
WO2008010458A1 (fr) Appareil collecteur de poussière
JPH082424B2 (ja) 電気集塵式空気清浄機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050609

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees