JPH11206896A - 着装帯付顔面マスク及びその製造方法 - Google Patents

着装帯付顔面マスク及びその製造方法

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JPH11206896A
JPH11206896A JP10000821A JP82198A JPH11206896A JP H11206896 A JPH11206896 A JP H11206896A JP 10000821 A JP10000821 A JP 10000821A JP 82198 A JP82198 A JP 82198A JP H11206896 A JPH11206896 A JP H11206896A
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wearing
mask
band
staple
mounting
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JP10000821A
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Isao Kuniya
勲 國谷
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着装帯の所望の取付強度を確保しつつ着装帯
の長さを容易かつ確実に調節できる着装帯付顔面マスク
を提供する。 【解決手段】 顔面マスク10は、マスク本体12の両
側端の取付縁部18にそれぞれ取付けられた2本の耳掛
け式着装帯14を備える。各着装帯14はその長さ方向
両端14aの近傍で、取付縁部18の上下2箇所に固定
される一対の固着ステープル20により、取付縁部18
に固定的に取付けられるとともに、両固着ステープル2
0に対し着装帯14の長さ方向内側で、下方の固着ステ
ープル20に近接して取付縁部18に固定される挟着ス
テープル22により、取付縁部18に摺動可能に取付け
られる。マスク着用中に各着装帯14は、各取付縁部1
8の上方取付箇所では固着ステープル20によって、同
下方取付箇所では挟着ステープル22によって、それぞ
れ略180°折り返された状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク本体を顔面
に着装するための着装帯を備えた顔面マスクに関する。
さらに本発明は、そのような着装帯付顔面マスクの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】防塵や抗菌のための呼吸気濾過作用を有
する鼻口マスク等、顔面の所要部位を被覆する小型軽量
の顔面マスクにおいて、マスク本体を顔面に着装するた
めの着装帯を備えたものが知られている。着装帯は一般
に、顔面マスクの携帯性や廃棄性を損なわないように可
撓性又は弾性を有した平形や丸形の紐材からなり、使用
者の両耳に掛ける耳掛け式のものと、使用者の頭を取り
巻く首掛け式のものとが、マスクの使用分野における種
々の規定や使用者の動向に対応して、適宜構成の下に採
用されている。
【0003】例えば、工業用防塵マスクの分野において
は、不織布等の濾過材をカップ状に立体成形してなるマ
スク本体を備えた軽量かつ簡便な防塵マスクが、近年広
く使用されている。この種の防塵マスクでは、所望の防
塵性能を維持するために、着装帯が耳掛け式であるか首
掛け式であるかに関わらず、着装帯自体及びマスク本体
への着装帯の取付箇所の双方が10N(1.02kg)以
上の引張強さ(すなわち取付強度)を有することが、国
家検定規格で定められている。
【0004】また、工業用防塵マスクにおいては、使用
者の顔面にマスク本体を可及的に密着させるために、ゴ
ム紐等の弾性伸縮可能な紐材からなる着装帯が好適に採
用されている。しかし、使用者の頭部寸法によっては、
マスク着用時に着装帯の弾性締着力が過少で密着性が低
下したり、過大な弾性締着力により耳や頭部に痛みを感
じたりすることがある。したがって、着装帯の長さを使
用者の頭部寸法に合わせて自在に調節できることが望ま
れている。なお、工業用防塵マスクに限らず、医療用マ
スクや一般用風邪予防マスクにおいても、顔面密着性を
向上させるためにこうした長さ調節可能な着装帯を備え
ることが要求されている。
【0005】特開平7−185027号公報は、着装帯
の長さを調節可能な医療用又は工業用の顔面マスクを開
示する。この顔面マスクでは、立体成形されたマスク本
体の両側端の取付縁部の各々における互いに離隔した2
箇所に、弾性着装帯がその両端で縫付け等により固定的
に取付けられ、一対の耳掛け式着装帯が形成されてい
る。各着装帯には、両端でマスク本体に固定されてなる
着装帯の輪を束ねるように、熱収縮性樹脂からなる管状
ストッパが摺動可能に取着される。このストッパを所望
位置に移動することにより、使用者の頭部寸法に合わせ
て各着装帯の輪の大きさが調節される。
【0006】実開平2−10864号公報は、前述した
国家検定規格に対応可能な着装帯取付部材を備えた簡易
防塵マスクを開示する。この防塵マスクでは、立体成形
されたマスク本体の両側端の取付縁部に、着装帯がその
両端で取付部材により固定的に取付けられ、頭部を取り
巻く首掛け式着装帯が形成されている。取付部材は、マ
スク本体の取付縁部に埋没して熱溶着される基部と、基
部から突出した係止部とを一体に備えた樹脂成形品であ
る。着装帯は、取付部材の係止部に設けた2つのスリッ
トに蛇行して通され、着装帯とスリット周縁部との相互
摩擦により所望の引張強さ(すなわち取付強度)を発揮
するようになっている。このような構成によれば、スリ
ットに通す着装帯の位置をずらすことにより、着装帯の
長さを調節することもできる。なお、着装帯とスリット
周縁部との相互摩擦により取付強度を確保するこの種の
着装帯取付部材は、例えば実開昭57−126258号
公報にも開示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した熱収縮性樹脂
からなる管状ストッパを備えた従来の顔面マスクでは、
ストッパの収縮量が不足した場合には着装帯の輪を所望
の大きさに保持することが困難となり、マスク着用中に
ストッパがずれて顔面密着性が低下したり、ストッパの
脱落や紛失といった不都合を生じたりする課題がある。
また、管状ストッパを着装帯とは別工程で製作して着装
帯に取着した後、熱収縮させなければならないので、マ
スクの製造工程が煩雑になるとともに、部品点数の増加
と相乗して、歩留りの低下やマスク製造コストの上昇が
問題となる。さらに、管状ストッパが使用者の耳周辺の
皮膚に触れるので、マスク着用中に違和感や不快感を使
用者に与える。
【0008】また、前述した着装帯取付部材を備えた従
来の顔面マスクでは、所望の摩擦を発揮し得る形状及び
配置を有するスリットを備えた取付部材を、マスク本体
とは別工程で製作した後、マスク本体に溶着等により固
定しなければならないので、やはりマスクの製造工程が
煩雑になるとともに、部品点数の増加と相乗して、歩留
りの低下やマスク製造コストの上昇が問題となる。ま
た、着装帯とスリット周縁部との相互摩擦により取付強
度を確保する構成であるから、着装帯の長さ調節をスリ
ットに対して行うことは容易ではない。
【0009】本発明の目的は、使用者の頭部寸法に合わ
せて着装帯の長さを調節できる顔面マスクにおいて、マ
スク本体への着装帯の所望の取付強度を確保しつつ、着
装帯の長さを容易かつ確実に調節でき、しかもマスク着
用中に使用者に違和感や不快感を与えることのない着装
帯付顔面マスクを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、上記したような着装
帯付顔面マスクの製造方法を提供することにある。
【0011】本発明では、使用者の頭部寸法に合わせて
着装帯の長さを調節できる顔面マスクにおいて、単純構
造の着装帯取付手段を備え、製造工程を簡略化できると
ともに、部品点数の増加による製造コストの上昇を抑制
できる着装帯付顔面マスクを提供すること、調節した着
装帯の長さが着用中に変動することを効果的に防止でき
る着装帯付顔面マスクを提供すること、並びに耳掛け式
及び首掛け式の両態様で選択的に使用できる着装帯付顔
面マスクを提供することも考慮される。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、マスク本体と、マスク
本体の周辺領域に取付けられる着装帯とを具備した着装
帯付顔面マスクにおいて、マスク本体の周辺領域に固定
され、着装帯をその長さ方向2箇所で周辺領域に固定的
に取付ける固着手段と、マスク本体の周辺領域に固定さ
れ、固着手段に対し着装帯の長さ方向内側で、着装帯を
周辺領域に摺動可能に取付ける挟着手段と、を具備した
ことを特徴とする着装帯付顔面マスクを提供する。
【0013】請求項2に記載の本発明は、マスク本体
と、マスク本体の周辺領域に取付けられる着装帯とを具
備した着装帯付顔面マスクの製造方法であって、着装帯
を少なくともその長さ方向2箇所で、マスク本体の周辺
領域に固定的に取付ける固着ステップと、周辺領域に固
定的に取付けた箇所に対し着装帯の長さ方向内側で、着
装帯を周辺領域に摺動可能に取付ける挟着ステップと、
を具備したことを特徴とする着装帯付顔面マスクの製造
方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその好適な実施の形態に基づき詳細に説明する。各
図において、同一又は類似の構成要素には同一の参照符
号を付す。図1は、本発明の第1実施形態による着装帯
付顔面マスク10を示す。顔面マスク10は、カップ状
のマスク本体12と、マスク本体12の両側端にそれぞ
れ取付けられる2本の着装帯14とを備える。マスク本
体12は、使用者の鼻口を余裕を持って被覆するに十分
な大きさに膨出したカップ形状を有し、好ましくはその
外周に沿って、使用者の顔面に密着可能な輪郭を有した
所定幅の縁領域12aが形成される。なお、マスク本体
12は、必ずしもこのような縁領域12aを備えなくて
もよい。
【0015】マスク本体12は、不織布等の濾過材を立
体的かつ一体的に成形したものであり、防塵や抗菌のた
めの呼吸気濾過機能を有する。このような顔面マスク1
0は、軽量かつ簡便な工業用防塵マスクや医療用マスク
として、特に好適に使用される。しかし一般の風邪防止
用のマスクとして使用することもできる。なお、マスク
本体12の外面には、マスク着用時に使用者の鼻を覆う
部位に、アルミニウム等からなる可撓性フレーム片16
が添着される。使用者は、マスク着用時にフレーム片1
6を鼻の形状に合わせて変形させることにより、鼻周辺
におけるマスク本体12の密着性をさらに向上させるこ
とができる。
【0016】マスク本体12の縁領域12aには、マス
ク着用時に使用者の両耳に近接する互いに離隔された両
側端部位に、着装帯14を取付けるための取付縁部18
がそれぞれ形成される。そして2本の着装帯14の各々
が、その長さ方向両端14aの近傍で、各取付縁部18
における互いに離隔した上下2箇所に取付けられる。そ
れにより各着装帯14は、耳掛け式の着装帯として構成
される。各着装帯14は、使用者の顔面にマスク本体1
2の縁領域12aを可及的に密着させるために、ゴム紐
等の弾性的に伸縮可能な紐材から形成されることが好ま
しい。なお、マスク本体12が縁領域12aを備えない
場合、着装帯14をカップ状のマスク本体12の周辺近
傍の所望領域(すなわち周辺領域)に取付けることがで
きる。
【0017】各着装帯14はその長さ方向両端14aの
近傍で、マスク本体12の取付縁部18の上下2箇所に
固定される一対の固着ステープル20により、取付縁部
18に固定的に取付けられる。したがって各固着ステー
プル20は本発明の固着手段を構成する。さらに各着装
帯14は、両固着ステープル20に対し着装帯14の長
さ方向内側で、マスク本体12の取付縁部18に固定さ
れる挟着ステープル22により、取付縁部18に摺動可
能に取付けられる。したがって挟着ステープル22は本
発明の挟着手段を構成する。
【0018】固着ステープル20及び挟着ステープル2
2は、いずれも鉄やアルミニウム等の金属材料からなる
U字形の釘であり、図2(a)、(b)に示すように、
両脚部20a、22aをマスク本体12の取付縁部18
に打ち込んで折曲することにより、取付縁部18に固定
される。この状態で、固着ステープル20及び挟着ステ
ープル22の頭部20b、22bと取付縁部18との間
に着装帯14を圧力下で挟持することにより、着装帯1
4が取付縁部18に取付けられる。
【0019】各取付縁部18における両固着ステープル
20及び挟着ステープル22は、マスク着用時に使用者
の両耳に最も近接する取付縁部18の外縁18aに対し
略平行に配置される。また挟着ステープル22は、各取
付縁部18における下方取付箇所に設置された固着ステ
ープル20に並列に近接して、固着ステープル20より
も取付縁部18の外縁18aから遠い位置、つまりカッ
プ状に膨出するマスク本体12の中心側に偏った位置に
設置される。
【0020】このようなステープル配置の下で、各着装
帯14は、その長さ方向両端14aが各取付縁部18に
おける両固着ステープル20から取付縁部18の外縁1
8a側に延び、かつ両固着ステープル20に関して着装
帯14の長さ方向内側部分が各固着ステープル20から
マスク本体12の中心側に延びるようにして、各取付縁
部18に取付けられる。また、各取付縁部18の下方取
付箇所の固着ステープル20と挟着ステープル22との
間に、着装帯14の所望の調節長さ部分14bをループ
状に弛ませて配置することが可能となる(図1及び図3
参照)。
【0021】このように顔面マスク10では、着装帯1
4を固着ステープル20と取付縁部18との間に圧力下
で挟持することにより、着装帯14がマスク本体12に
固定的に取付けられている。それにより得られる固定的
な取付強度は、通常のマスク着用時に着装帯14に長さ
方向へ加わる引張荷重に対し、取付状態を安定的に維持
できるだけの強度であることはもちろん、着装帯14に
意図的又は不用意に過大な引張荷重が加わったときに
も、マスク本体12や着装帯14自体を破損しない程度
に取付状態を維持できるものであることが望ましい。つ
まり、本実施形態における「取付強度」という用語は、
マスク本体12への固着ステープル20又は狭着ステー
プル22の固定作用の強さ、マスク本体12と各ステー
プル20、22との間での摩擦力による着装帯保持作用
の強さ、及び着装帯14自体の引張強さを含むものとし
て理解すべきである。
【0022】例えば、顔面マスク10を工業用防塵マス
クとして使用する場合は、国家検定規格で定められた1
0N(1.02kg)以上の引張強さに相当する取付強度
を、固着ステープル20が発揮できる必要がある。しか
し、固着ステープル20による固定的取付作用は、縫付
けや溶着に匹敵する強固な機械的固定である必要はな
く、所定量を超える過大な引張荷重に対しては着装帯1
4の摺動を許容するものであってもよい。それにより、
着装帯14に過大な引張荷重が加わったときの取付縁部
18や着装帯14自体の破損を防止することができる。
また、着装帯14のループ状の調節長さ部分14b(図
3)が過剰となったときに、一端14aを過大な引張力
により意図的に引っ張って固着ステープル20から取付
縁部18の外方へ引出し、引出された過剰な長さ部分を
切除することもできる。しかしながら本発明では、縫付
けや溶着等、固定的取付作用を有する他の固着手段を、
固着ステープル20の代わりに採用してもよい。
【0023】これに対し挟着ステープル22は、後述す
るような着装帯14の長さ調節を可能にするための部材
であり、したがって使用者が着装帯14を長さ方向へ意
図的に引っ張ることにより、着装帯14が挟着ステープ
ル22と取付縁部18との間で比較的容易に摺動できる
程度の取付強度を発揮できればよい。しかしながら、通
常のマスク着用時に着装帯14に長さ方向へ加わる引張
荷重に対しては、取付状態を安定的に維持できるだけの
強度を発揮できることが、長さ調節後の着装帯のマスク
着用中の長さ変動を防止する点で肝要である。
【0024】固着ステープル20と挟着ステープル22
との着装帯取付強度の差別化は、例えば、ステープル打
込時の打込荷重や打込加速度、ステープル材の太さ等を
適宜調整して、各ステープル20、22と取付縁部18
と着装帯14との間に生じる摩擦力を差別化することに
より達成できる。例えば図示実施形態では、固着ステー
プル20は挟着ステープル22よりも、特に幅方向で太
い材料からなり、かつ固着ステープル20を挟着ステー
プル22よりも大きな力で打ち込むことにより、取付強
度を差別化している(図2(a)、(b)参照)。
【0025】さらに図示実施形態では、前述した各ステ
ープル20、22の特徴的配置を採用したことにより、
マスク着用中に各着装帯14は、各取付縁部18の上方
取付箇所では固着ステープル20によって、同下方取付
箇所では挟着ステープル22によって、それぞれ略18
0°折り返された状態になる。したがって実際のマスク
着用中には、着装帯14に加わる引張荷重の一部がそれ
を折り返す各ステープル20、22によって受け止めら
れるので、着装帯14を折り返さずに長さ方向へ引っ張
ったときに測定される取付強度よりも大きな取付強度
を、各ステープル20、22が発揮できることになる。
このような折り返しによる取付強度増大効果を一層高め
るために、図示実施形態では特に、平形のゴム紐からな
る着装帯14を使用している。
【0026】顔面マスク10における着装帯14の長さ
調節は、取付縁部18と挟着ステープル22との間で着
装帯14を適宜摺動させて、下方取付箇所の固着ステー
プル20と挟着ステープル22との間に位置する着装帯
14のループ状の調節長さ部分14b(図1及び図3)
の長さを増減することにより行われる。この長さ調節作
業は、通常はマスク非着用時に行われるが、各着装帯1
4を使用者の頭部寸法に対し長めに予調整した状態で顔
面マスク10を着装した後、所望の着装帯14のループ
状の調節長さ部分14bを引っ張ってその長さを増やす
だけで、顔面マスク10を着用しながらでも着装帯14
の長さを容易かつ最適に調節することができる。
【0027】これは、挟着ステープル22がこのような
長さ調節方向への引張荷重に対しては、着装帯14の長
さ方向内側部分をマスク中心方向へ折り返さずに引っ張
ったときと同等の取付強度しか発揮しないからである。
他方、固着ステープル20は、このような長さ調節方向
への引張荷重に対して、取付状態を維持できるだけの取
付強度を有するので、長さ調節中に着装帯14の末端1
4aが固着ステープル20から抜け落ちることはない。
さらに、顔面マスク10を着用している間は、挟着ステ
ープル22が着装帯14の長さ方向内側部分を取付縁部
18の外縁18a方向へ折り返して引っ張ったときの増
強された取付強度を発揮するので、最適に調節した着装
帯14の長さが着用中に変動することは確実に防止され
る。
【0028】例として、顔面マスク10を工業用防塵マ
スクに適用したときの着装帯14の好ましい取付強度
を、以下に具体的な数値で示す。なお、以下に示す取付
強度は、引張試験機の下部チャックによりマスク本体1
2を把持し、上部チャックにより、平形のゴム紐からな
る着装帯14の各ステープル20、22による取付位置
から30mmの部位を把持して、200mm/分の速度で引
っ張ったときの破断時の荷重を測定したものである。
【0029】まず、固着ステープル20は、着装帯14
を前述したように取付けた状態で、固着ステープル20
に関し着装帯14の長さ方向内側部分をマスク本体12
の中心方向へ、つまり折り返さずに引っ張ったとき(図
4(a)矢印α)に、0.5kg〜3.5kgの取付強度を
発揮でき、また着装帯14の同内側部分を取付縁部18
の外縁18a方向へ、つまり折り返して引っ張ったとき
(図4(b)矢印β)に、1.1kg〜5.0kgの取付強
度を発揮できることが好ましい。
【0030】他方、挟着ステープル22は、着装帯14
を前述したように取付けた状態で、同様に着装帯14の
長さ方向内側部分をマスク本体12の中心方向へ、つま
り折り返さずに引っ張ったときに、0.05kg〜0.5
kgの取付強度を発揮でき、また着装帯14の同内側部分
を取付縁部18の外縁18a方向へ、つまり折り返して
引っ張ったときに、0.1kg〜1.1kgの取付強度を発
揮できることが好ましい。
【0031】上記した数値範囲から、固着ステープル2
0及び挟着ステープル22の取付強度を適宜選択し組合
せて採用することにより、国家検定規格で定められた着
装帯の取付強度を確保しつつ、着装帯の長さを容易かつ
確実に調節でき、しかも調節した着装帯の長さが着用中
に変動することを効果的に防止できる顔面マスク10が
提供される。さらに顔面マスク10では、着装帯14の
ループ状の調節長さ部分14bが、使用者の顔面に触れ
ない位置に形成されるので、マスク着用中に使用者が違
和感や不快感を覚えない、という利点がある。しかも、
着装帯14の取付手段として簡易かつ安価なステープル
を採用したので、製造コストを低減することができる。
【0032】なお、挟着ステープル22は、図示実施形
態のように各取付縁部18の下方取付箇所の代わりに上
方取付箇所に設置することができ、或いは上方及び下方
の両取付箇所に設置することもできる。また、各ステー
プル20、22の配置は、図示のように取付縁部18の
外縁18aに略平行である代わりに、外縁18aに交差
するように配置することもできる。ただしこの場合、前
述した折り返しによる取付強度増大効果を発揮するため
に、挟着ステープル22が固着ステープル20よりも多
少なりとも外縁18aから遠く、つまりマスク中心側に
偏って配置されることが肝要である。
【0033】顔面マスク10の製造工程では、固着ステ
ープル20を取付縁部18に打ち込んで、着装帯14を
長さ方向両端14a近傍で取付縁部18に固定的に取付
けるステップと、挟着ステープル22を取付縁部18に
打ち込んで、着装帯14を両固着ステープル20に関す
る長さ方向内側で取付縁部18に摺動可能に取付けるス
テップとを、全てのステープル20、22に対して同時
に行うことが、マスク製造工程を簡略化する観点で特に
有効である。そのような同時打込み作業は、複数の打込
ヘッドを備えた周知の打込機(ステープラ)により実施
できる。そのような打込機では、固着ステープル20と
挟着ステープル22とを互いに異なる荷重及び加速度で
同時に打込むこともできる。
【0034】前述したように顔面マスク10は、2本の
耳掛け式の着装帯14を備えるが、例えば図5に示すよ
うな係合部材24を使用することにより、首掛け式着装
帯を備えた顔面マスクとして使用することもできる。係
合部材24は、例えばプラスチック板から打ち抜き成形
される略楕円形の小片であり、一方の着装帯14を遊挿
して保持できる貫通穴26と、他方の着装帯14に自在
に掛けることができるフック28とを備える。さらに、
一方の着装帯14を貫通穴26に挿入するためのスリッ
ト30が、貫通穴26に連通して設けられる。
【0035】この場合、使用者は、2本の着装帯14を
後頭部に回して、一方の着装帯14に取付けられた係合
部材24のフック28を他方の着装帯14に掛けること
により、顔面マスク10を首掛け式に着用することがで
きる。この場合、顔面マスク10は耳掛け式と首掛け式
との2通りの使い方が可能となり、使用者が嗜好に応じ
て、或いは頭部や耳部の疲労度に応じて、着装帯14の
使用法を選択することができる。なお、このような係合
部材は、例えば2本の着装帯14のそれぞれに取付けら
れた一対のファスナー部材等、他の様々な形式のものを
採用できる。
【0036】図6は、本発明の第2実施形態による着装
帯付顔面マスク32を示す。顔面マスク32は、カップ
状のマスク本体12と、マスク本体12の両側端に各々
の長さ方向両端近傍が取付けられる2本の着装帯34と
を備える。マスク本体12の構成は、前述した第1実施
形態におけるマスク本体12と本質的に同一であるの
で、説明を省略する。
【0037】2本の着装帯34の各々は、その長さ方向
両端34aの近傍で、マスク本体12の両側端の取付縁
部18に取付けられる。それにより各着装帯34は、首
掛け式の着装帯として構成される。首掛け式の2本の着
装帯34は、各取付縁部18における互いに離隔した上
下2箇所に取付けられる。上方の着装帯34は、その長
さ方向両端34aの近傍で、マスク本体12の両取付縁
部18の上方箇所に固定される一対の固着ステープル2
0により、両取付縁部18に固定的に取付けられる。さ
らに上方の着装帯34は、両固着ステープル20に対し
着装帯34の長さ方向内側で、少なくとも一方の取付縁
部18に固定される挟着ステープル22により、当該取
付縁部18に摺動可能に取付けられる。
【0038】固着ステープル20及び挟着ステープル2
2の構成は、前述した第1実施形態における固着ステー
プル20及び挟着ステープル22と本質的に同一である
ので、説明を省略する。そして前述した特徴的な各ステ
ープル20、22の配置の下で、各着装帯34は、その
長さ方向両端34aが両取付縁部18における固着ステ
ープル20から取付縁部18の外縁18a側に延び、か
つ両固着ステープル20に関して着装帯34の長さ方向
内側部分が両固着ステープル20からマスク本体12の
中心側に延びるようにして、各取付縁部18に取付けら
れる。また、両着装帯34に関し、挟着ステープル22
を設置した取付縁部18における固着ステープル20と
挟着ステープル22との間には、着装帯34の所望の調
節長さ部分34bがループ状に弛ませて配置される。
【0039】上記構成を有する顔面マスク32において
も、固着ステープル20及び挟着ステープル22の取付
強度を前述した数値範囲内で適宜設定することにより、
国家検定規格で定められた着装帯の取付強度を確保しつ
つ、着装帯の長さを容易かつ確実に調節でき、しかも調
節した着装帯の長さが着用中に変動することを効果的に
防止できる。さらに顔面マスク32でも、着装帯34の
ループ状の調節長さ部分34bが、使用者の顔面に触れ
ない位置に形成されるので、マスク着用中に使用者が違
和感や不快感を覚えない、という利点が得られる。ま
た、全てのステープル20、22を同時に打ち込むこと
により、マスク製造工程を簡略化でき、しかも簡易なス
テープルを採用したので、製造コストを低減することが
できる。
【0040】上記した各実施形態における種々の特徴的
構成要件を以下に列記する。 (1)狭着手段はステープルから構成できる。 (2)固着手段はステープルから構成できる。 (3)顔面マスクを顔面に着装したときに、着装帯が狭
着手段によって折り返されるように、着装帯をマスク本
体の周辺領域に取付けることができる。 (4)耳掛け式の2本の着装帯を備え、それら着装帯の
各々がその長さ方向両端近傍で、マスク本体の周辺領域
における互いに離隔した2箇所に、固着手段により固定
的に取付けられるとともに、各着装帯に関して少なくと
も一方の固着手段の近傍に狭着手段が設置される構成と
することができる。 (5)上記(4)において、2本の着装帯の少なくとも
一方に設けられ、着装帯同士を着脱可能に係合させる係
合部材をさらに備えることができる。 (6)首掛け式の少なくとも1本の着装帯を具備し、着
装帯の各々がその長さ方向両端近傍で、マスク本体の周
辺領域に固着手段により固定的に取付けられるととも
に、各着装帯に関して少なくとも一方の固着手段の近傍
に狭着手段が設置される構成とすることができる。 (7)着装帯付顔面マスクの製造方法において、着装帯
を少なくともその長さ方向2箇所で、マスク本体の周辺
領域に固定的に取付ける固着ステップと、周辺領域に固
定的に取付けた箇所に対し着装帯の長さ方向内側で、着
装帯を周辺領域に摺動可能に取付ける狭着ステップとが
いずれも、着装帯をステープルの打込みにより周辺領域
に取付けるステップを有し、それら固着ステップと狭着
ステップとを同時に行うようにすることができる。
【0041】以上、本発明をその好適な実施形態に基づ
き説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えばゴーグル等の、顔面の所要部位を被覆
保護する小型軽量の顔面保護マスクに適用することもで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、使用者の頭部寸法に合わせて着装帯の長さを
調節できる顔面マスクにおいて、マスク本体への着装帯
の所望の取付強度を確保しつつ、着装帯の長さを容易か
つ確実に調節でき、しかもマスク着用中に使用者に違和
感や不快感を与えることのない着装帯付顔面マスクが提
供される。
【0043】なお、実施形態として記載したように、固
着手段と挟着手段とをステープルから構成した場合に
は、製造工程を簡略化できるとともに、部品点数の増加
による製造コストの上昇を抑制できる効果がある。ま
た、顔面マスクを顔面に着装したときに、着装帯が挟着
手段によって折り返されるように、着装帯を取付縁部に
取付ける構成とすれば、調節した着装帯の長さが着用中
に変動することを効果的に防止できる効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による顔面マスクの正面
図である。
【図2】(a)図1の線A−Aに沿った断面図で、固着
ステープルを示す図、及び(b)図1の線B−Bに沿っ
た断面図で、挟着ステープルを示す図、である。
【図3】図1の顔面マスクの主要部の拡大斜視図で、着
装帯のループ状の調節長さ部分を示す。
【図4】図1の顔面マスクの一部分の正面図で、(a)
着装帯を折り返さずに引張荷重を加えた状態、及び
(b)着装帯を折り返して引張荷重を加えた状態の、各
状態を示す。
【図5】図1の顔面マスクに用いられた係合部材を示す
斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態による顔面マスクの正面
図である。
【符号の説明】
12…マスク本体 14、34…着装帯 18…取付縁部 20…固着ステープル 22…挟着ステープル 24…係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク本体と、該マスク本体の周辺領域
    に取付けられる着装帯とを具備した着装帯付顔面マスク
    において、 前記マスク本体の前記周辺領域に固定され、前記着装帯
    をその長さ方向2箇所で該周辺領域に固定的に取付ける
    固着手段と、 前記マスク本体の前記周辺領域に固定され、前記固着手
    段に対し前記着装帯の長さ方向内側で、該着装帯を該周
    辺領域に摺動可能に取付ける挟着手段と、を具備したこ
    とを特徴とする着装帯付顔面マスク。
  2. 【請求項2】 マスク本体と、該マスク本体の周辺領域
    に取付けられる着装帯とを具備した着装帯付顔面マスク
    の製造方法であって、 前記着装帯を少なくともその長さ方向2箇所で、前記マ
    スク本体の前記周辺領域に固定的に取付ける固着ステッ
    プと、 前記周辺領域に固定的に取付けた箇所に対し前記着装帯
    の長さ方向内側で、該着装帯を該周辺領域に摺動可能に
    取付ける挟着ステップと、を具備したことを特徴とする
    着装帯付顔面マスクの製造方法。
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