JPH1120587A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH1120587A
JPH1120587A JP9182762A JP18276297A JPH1120587A JP H1120587 A JPH1120587 A JP H1120587A JP 9182762 A JP9182762 A JP 9182762A JP 18276297 A JP18276297 A JP 18276297A JP H1120587 A JPH1120587 A JP H1120587A
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JP
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folded
airbag
inflator
roll
pair
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JP9182762A
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Inventor
Mitsuhiko Kawaguchi
光彦 川口
Junshi Maeda
純志 前田
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/237Inflatable members characterised by the way they are folded

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグを、その膨張展開の動作過程の全
般に渡って、その中心から放射線方向、及び前方向へ、
全体が3次元的により平均して膨張するよう動作させ
る。 【解決手段】 平面状に広げたエアバッグ46の両端か
ら折り返して細長状の折り畳み体を形成し、その長手方
向両端からインフレータ38のガス噴出口40と反対側
にそれぞれ先端側を巻き込むように折り返して一対のロ
ール状の折り畳み体74、76を形成し、一対のロール
状の折り畳み体74、76の間に間隔を開け、これを先
に膨張する先行膨張先折り部78として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折り畳まれたエ
アバッグ内に、インフレータからガスを吹き込んで膨張
展開させるようにしたエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両では、その室内のステアリン
グホイール等の車体固定部分に、車両に大きな加速度が
加わったとき膨張展開するエアバッグ装置が装着されて
用いられる傾向にある。
【0003】上述のように用いられるエアバッグ装置に
は、図19〜図21に例示するように構成されたものが
ある。このエアバッグ装置本体10は、支持板としての
リテーナ12の中央にガス発生器であるインフレータ1
4を配置し、このインフレータ14のガス噴射口16を
包み込むようにエアバッグ18を配置し、これらをモジ
ュールカバー20で覆うようにされている。このように
配置されるエアバッグ18は、インフレータ14部分と
モジュールカバー20との間の狭い空間内に配置するた
め、小さく折り畳まれて格納されている。
【0004】従来、このエアバッグ18の折り畳み方式
として、いわゆるロール巻きと呼ばれる折り畳み方があ
る。このロール巻きの巻き方は、展開平面円形状のエア
バッグ18を、まず、その直径方向両端からそれぞれロ
ール状に巻回して細長状(矩形状)となるように縦折り
して折り畳む。
【0005】次に、この略矩形状に折り畳まれたもの
を、その両端から、インフレータ14を入れる開口18
Aを設けた側面へ向けてロール状に巻回し、一対の後折
り部分としてのロール部22を作る。
【0006】次に、これら一対のロール部22を、開口
18Aの近くまで巻回した状態で、これら各ロール部2
2を開口18Aがない側面へ向け、これらロール部22
の巻回方向と逆方向へ折り返して、図19に示す如きロ
ール巻きの折り畳みを完成する。このロール巻きでは、
後折り部分としての一対のロール部22が接するように
隣接して配置され、この一対のロール部22と、インフ
レータ14部分との間に、この一対のロール部22より
先に折り畳まれたエアバッグ18の一部である先折り部
24が位置されている。
【0007】この図19に示すようにエアバッグ18を
ロール巻き状態で格納したエアバッグ装置では、図示し
ない加速度センサが車両に所定値以上の大きな加速度が
働いたことを検出したときに、インフレータ14を作動
させガスを発生させる。このインフレータ14で発生し
たガスは、ガス噴射口16から出て先折り部24部分を
押し膨らませる。すると、図20に示すように、膨らん
だ先折り部24に押されて、一対のロール部22がモジ
ュールカバー20を溝状の破断部26に沿って破断し、
外部へ押し出される。さらに、インフレータ14のガス
噴射口16から継続して噴射されるガスによって、先折
り部24が続けて膨張する動作によって、この先折り部
24の膨張方向Aの前方に位置する一対のロール部22
は、この先折り部24に押し出されるようにして、図2
1に示す如くエアバッグ装置本体10の矢印Aで示す前
方へ向けて急速に移動し、展開する。この動作に続い
て、インフレータ14のガスがエアバッグ18内に充満
すると、エアバッグは、矢印B方向へ膨張展開し、球を
若干偏平に潰した形状の最終膨張展開状態まで脹らみ、
その後はエアバッグ18の通気孔からガスが抜けて除々
に萎むことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなエアバッ
グ18のロール巻きによる折り畳み方式では、このエア
バッグ18の膨張展開動作時に、後折り部であるロール
部22が、先折り部24より先に矢印Aで示す前方へ移
動してエアバッグ装置の前方へ展開し、その後、エアバ
ッグ18の先折り部24からロール部22へ向けてガス
が充填されるに従って各ロール部22が矢印Aと逆方向
(エアバッグ装置本体10の後方)へ引き戻されると同
時に矢印B方向(エアバッグ装置本体10の上下、左右
の横方向)へ膨張、展開し、偏平球状の最終膨張展開形
状に膨らむという膨張展開過程を経ることになる。この
ため、膨張展開過程を通じて、エアバッグ18の全体が
その中心部から同芯円の輪が広がる如くに平均して膨張
動作させることができない。
【0009】本発明は、上記事実を考慮し、エアバッグ
の膨張展開過程の全般に渡りエアバッグが、その中心に
対し、その放射線方向、及び前方向へ向けて3次元的
に、エアバッグの全体がより平均して膨張動作するよう
にしたエアバッグ装置を新たに提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
は、折り畳んで格納したエアバッグを、インフレータか
らの噴出ガスによって膨張展開させるようにしたエアバ
ッグ装置において、エアバッグを平面状に広げ、これを
折り返して細長状の折り畳み体を形成し、細長状の折り
畳み体の長手方向両端からそれぞれ先端側を巻き込むよ
うに折り返して一対のロール状の折り畳み体を形成し、
先に折り畳んだ細長状の折り畳み体の中央部を、インフ
レータのガス噴射口に近接して配置し、一対のロール状
の折り畳み体をそれぞれ先に折り畳んだ細長状の折り畳
み体におけるインフレータのガス噴出口と反対側の部位
に配置し、一対のロール状の折り畳み体の間に間隔を開
けることにより、先に折り畳んだ細長状の折り畳み体の
中央部位にインフレータからガスが噴出した際、先に膨
張を開始する先行膨張先折り部を設定して構成したこと
を特徴とする。
【0011】上述のように構成することにより、エアバ
ッグを膨張展開するために、インフレータがガスを噴射
開始した際に、先行膨張先折り部が先に膨張を開始し、
まず一対のロール状の折り畳み体の間の空間内に膨出
し、これに引き続いて先行膨張先折り部が膨張展開する
動作によって、これら一対のロール状の折り畳み体をそ
れぞれ先に折り畳んだ細長状の折り畳み体の長手方向両
端方向へ向けて膨張展開させるので、このエアバッグの
膨張展開の動作過程の全般に渡り、このエアバッグをそ
の中心から放射線方向、及び前方向へ全体を3次元的に
より平均して膨張させ得る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態に係るエ
アバッグ装置が図1〜図17に示されている。図1に断
面で示すように、このエアバッグ装置本体30は、その
リテーナ32が、ステアリングホイール等に対応した所
定形状の板材の外周部分を直角に折曲して周側面34を
形成し、その中央部に円形の開口36を設けた形状に形
成されている。
【0013】このリテーナ32には、その開口36部分
を塞ぐように、インフレータ38(ガス発生式、ガスボ
ンベ式等の各種のインフレータで構成される。)を一体
に固着して取り付ける。また、リテーナ32には、イン
フレータ38のガス噴出口40がある平面側を、エアバ
ッグ格納スペースを開けて覆うように、モジュールカバ
ー42が取り付けられている。このモジュールカバー4
2は、合成樹脂製で、その一部が図1に示す如く略断面
U字状に形成され、その自由端辺内側面部を周側面34
の外周面に当接させた状態で、取り付けられている。さ
らにモジュールカバー42のリテーナ32側に向いた内
側面部には、その内部に格納したエアバッグ46を、こ
のモジュールカバー42を破断開放して、迅速かつ良好
に外部へ膨張展開させ得るように所定の線パターンに沿
って断面V字溝を穿設した破断用部44が配設されてい
る。
【0014】このリテーナ32、及びインフレータ38
と、モジュールカバー42とで囲まれた空間内に格納さ
れているエアバッグ46は、その中央部の開口48内に
インフレータ38のガス噴出口40を設けた部分を入れ
た状態で、この開口48の全周縁部をリテーナ32の開
口36の全周部に渡って固着するとともに、所定の折り
畳み方で折り畳んだ状態で格納されている。
【0015】エアバッグ46は、図17に示すように、
前面を構成する布(フロントシート)46Aと後面を構
成する布(リヤシート)46Bとを重ね合わせ、これら
の周縁部をミシンで縫製してバッグ状としたものであ
る。
【0016】このエアバッグ46は、中にガスが吹き込
まれていない状態にあっては、図4に示す如く、平たい
円形状のものであり、後面(リヤシート46B)の中央
には、インフレータ38のガス噴出口40を設けた部分
を受け入れるための開口48が設けられている。また、
このエアバッグ46には、エアバッグ46に荷重が加わ
ったときに、エアバッグ46内のガスを逃がしてエネル
ギー吸収を図るためのベントホール50が設けられてい
る。
【0017】次に、図4〜図16を参照しながらエアバ
ッグ46の折り畳み方について説明する。なお、図5の
矢印Eは第1の方向、図11の矢印Fは第2の方向を示
している。
【0018】まず、図4の平面上に展開した状態から図
5に示す如く、中心線xと平行な折り返し線52に沿っ
てエアバッグ46の下半分をフロント側に折り返し、次
いで図6の如く、この折り返した側の先端を中心線xと
平行な折り返し線54に沿って折り返す。次いで、図
7、8に示す如く、エアバッグ46の下半分を中心線x
と平行な折り返し線56、58に沿って、かつ、折り返
し線56、58よりも先端側を巻き込むように折り返
す。これにより、下半分側の折り畳み体60が形成され
る。
【0019】次に、図9に示す如く、エアバッグ46の
上半分を上記と同様に折り畳み、上半分側の折り畳み体
62を形成する。
【0020】このように、エアバッグ46を矢印Eで示
す第1の方向に折り畳んで細長い矩形状(細長状)の折
り畳み体64とする。この後、図11に示す如く、後折
り部を構成するため、この細長い折り畳み体64の図に
向って右半分を中心線yと平行な折り返し線66に沿っ
てフロント側に折り返す。
【0021】次に、図12の通り、この折り返した長手
方向の先端側を折り返し線68に沿ってフロント側に折
り返し、さらに、図13、14のように、この折り返し
た先端側を巻き込むように折り返し線70、72に沿っ
て折り返す。これにより、ロール状の右半分側の折り畳
み体74が形成される。
【0022】この後、図15、及び図16に示す如く、
後折り部を構成するためエアバッグ46の長手方向左半
分を図11〜15と同様に折り返し、ロール状の左半分
側の折り畳み体76を形成する。
【0023】このエアバッグ46は、図15、及び図1
6に示す折り畳み完成状態で、右半分の折り畳み体74
と、左半分側の折り畳み体76との間に幅L1の間隔を
設定する。すなわち、このエアバッグ46の折り畳み完
成状態において、2個の右、及び左半分側の折り畳み体
74、76との間に、幅L1の先行膨張先折り部78を
設定する。なお、この先行膨張先折り部78は、各図に
一本の線として図示してあるが、実際には、エアバッグ
のシートが数段に折り重なった状態にある。
【0024】この先行膨張先折り部78は、後述するよ
うに、インフレータ38でガス発生時に、エアバッグ装
置本体30に対して前方向(矢印E方向)へ先行して膨
張し、モジュールカバー42の破断開放動作に続いて、
先行膨張先折り部78の両横にある右、及び左半分側の
折り畳み体74、76をエアバッグ装置本体30に対し
て前方と直交する放射線方向(矢印Fで示す上下左右の
横方向)へ押し出す作用を奏するようその幅L1等を設
定して構成されている。また、本第1実施の形態では、
この幅L1を50ミリメートルとし、右半分側の折り畳
み体74の幅L2と、左半分側の折り畳み体76の幅L
2(50ミリメートル)と同等である1対1対1の比率
に構成されている。
【0025】このエアバッグ46は、図1に示す如く、
上述の折り畳み構成を維持したまま、リテーナ32と一
体のインフレータ38と、モジュールカバー42との間
の空間内に格納され、膨張展開時まで待機する。
【0026】また、このエアバッグ装置本体30に装着
されているインフレータ38は、その内部に図示しない
ガス発生剤が充填されるとともに、着火装置が装着され
ている。そして同じく図示しない加速度センサが車両に
所定値以上の大きな加速度を感知して発生した信号によ
り、この着火装置によりガス発生剤に着火されて、急速
にガスを発生するよう構成されている。
【0027】次に、上述のように構成した、本第1実施
の形態に係るエアバッグ装置の作用、及び動作について
説明する。
【0028】このエアバッグ装置は、図1に示す状態で
車両のステアリング等の固定部に装着され待機してい
る。そして、車両に所定の設定値以上の大きな加速度が
加わった場合、これを検知した加速度センサの信号でイ
ンフレータ38は、その着火装置によりガス発生剤に着
火されて、ガスを発生し、ガス噴射口から急速にガスを
噴射する。
【0029】このように噴射されたガスは、折り畳まれ
たエアバッグ46における、ガス噴出口40に隣接した
先行膨張先折り部78を膨らませる。これは、図1に示
す如く先行膨張先折り部78が2個の右、及び左半分側
の折り畳み体74、76の間にできる空間に面している
ため、エアバッグ46のリテーナ32、及びインフレー
タ38と、モジュールカバー42とに挟持された状態の
他の部分に比べて抵抗なく膨張できるためである。
【0030】このようにしてエアバッグ46が膨張を開
始し、モジュールカバー42内で満杯状態となると、イ
ンフレータ38で発生したガスの圧力によってモジュー
ルカバー42が、その破断用部44に沿って破断し、図
2に示す如く押し開かれる。
【0031】この図2に示す状態では、エアバッグ46
の先行膨張先折り部78の部分がエアバッグ装置本体3
0の前方向(図の矢印E方向)へ、他の部分より先行し
て山形に膨出しており、この山形膨出部の両脇に右半分
の折り畳み体74と、左半分の折り畳み体76とが位置
する状態となる。
【0032】次に、図2の状態からさらにエアバッグ4
6が膨張すると、先行膨張先折り部78と、右、及び左
半分の折り畳み体74、76とは、矢印E方向へさらに
膨出し、これらがモジュールカバー42の破断開放部か
ら外へ出て、このモジュールカバー42の内側面に圧接
しない解放状態となると、図3に示すように、先行膨張
先折り部78部分が、エアバッグ装置本体30の前面に
おける上下左右の放射線方向(図の矢印F方向である、
矢印Eと直交する横方向)へ向けて膨張し、この膨張動
作によって、右半分の折り畳み体74と、左半分の折り
畳み体76とがそれぞれ矢印F方向に押し放たれて展開
し、この展開したエアバッグ46内にガスが充満し、エ
アバッグの全体が3次元的により平均して膨張動作し
て、球体を前方から(矢印Eと逆方向)押し潰したよう
な偏平球の袋形状に膨らんだ最終膨張展開状態に至る。
【0033】このように、本第1実施の如く折り畳んだ
エアバッグ46は、その膨張展開作動時にインフレータ
38を中心とし、その前方向(矢印E方向)と横方向
(矢印Fで示す上下左右の放射線方向)とに、同時に平
均的に展開し、膨張する動作を行なわせることができ
る。
【0034】次に、本発明のエアバッグ装置の第2実施
の形態について、図18により説明する。本第2実施の
形態は、先行膨張先折り部78の設定幅L1の寸法を変
形したものである。すなわち、この先行膨張先折り部7
8の幅L1をインフレータ38の外径と略同等に設定す
る。これにより、インフレータ38のガス発生作動時
に、インフレータ38の前方平面全体に対応する先行膨
張先折り部78が膨張するので、モジュールカバー42
の破断展開後に、右、及び左半分側の折り畳み体74、
76が膨張した先行膨張先折り部78の真横に位置する
こととなって、より迅速に右、及び左半分側の折り畳み
体74、76を横方向(矢印Fで示す上下左右の放射線
方向)へ向け展開させ、膨張させることができる。
【0035】また、モジュールカバー42を断面矩形枠
状に形成することにより、このモジュールカバー42と
リテーナ32との間に、右、及び左半分側の折り畳み体
74、76をコンパクトに格納でき、これら折り畳み体
74、76の一部がインフレータ38上に掛からないよ
うにできる。
【0036】なお、本第2実施の形態における以上説明
した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の
形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0037】また、本発明のエアバッグ装置では、エア
バッグ46における、先行膨張先折り部78における右
半分側の折り畳み体74と、左半分側の折り畳み体76
との間に設定される幅L1は、インフレータ38がガス
を噴射した際、この先行膨張先折り部78が、まず膨張
し、モジュールカバー42の破断開口後に右、及び左半
分側の折り畳み体74、76を横方向(図中の矢印F方
向であってエアバッグ装置本体30の前面における以
下、左右の放射線方向)へ押し出して展開膨張させ得る
幅であれば、いかなる寸法でも良いことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置によれば、エア
バッグの膨張展開の動作過程の全般に渡り、エアバッグ
を、その中心から放射線方向、及び前方向へ、全体が3
次元的により平均して膨張動作させるようにできるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
のエアバッグ膨張開始前の状態を示す概略断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
のエアバッグが膨張を開始しモジュールカバーを破断し
た状態を示す概略断面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
のエアバッグが膨張し、破断したモジュールカバーから
出て外部に広がる状態を示す概略断面図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
のエアバッグを平面的に展開させた状態を示す正面図で
ある。
【図5】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
におけるエアバッグの折り畳み体の折り方を例示する平
面展開状態での正面図である。
【図6】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
におけるエアバッグの折り畳み体の折り方を例示する平
面展開状態での正面図である。
【図7】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
におけるエアバッグの折り畳み体の折り方を例示する平
面展開状態での正面図である。
【図8】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
におけるエアバッグの折り畳み体の折り方を例示する平
面展開状態での正面図である。
【図9】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置
におけるエアバッグの折り畳み体の折り方を例示する平
面展開状態での正面図である。
【図10】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み体を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み体に、さらに右、及び
左半分側の折り畳み体を構成する折り方を示す概略斜視
図である。
【図12】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み体に、さらに右、及び
左半分側の折り畳み体を構成する折り方を示す概略斜視
図である。
【図13】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み体に、さらに右、及び
左半分側の折り畳み体を構成する折り方を示す概略斜視
図である。
【図14】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み体に、さらに右、及び
左半分側の折り畳み体を構成する折り方を示す概略斜視
図である。
【図15】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み完成状態を示す概略斜
視図である。
【図16】本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装
置におけるエアバッグの折り畳み完成状態を示す概略側
面図である。
【図17】図4のx軸に沿った断面を示す断面図であ
る。
【図18】本発明の第2実施の形態に係るエアバッグ装
置のエアバッグ膨張開始前の状態を示す概略断面図であ
る。
【図19】従来のエアバッグ装置のエアバッグ装置のエ
アバッグ膨張開始前の状態を示す概略断面図である。
【図20】従来のエアバッグ装置の図2に対応する状態
を示す概略断面図である。
【図21】従来のエアバッグ装置の図3に対応する状態
を示す概略断面図である。
【符号の説明】
30 エアバッグ装置本体 32 リテーナ 38 インフレータ 40 ガス噴出口 42 モジュールカバー 46 エアバッグ 46A フロントシート 46B リヤシート 48 開口 60 下半分側の折り畳み体 62 上半分側の折り畳み体 64 折り畳み体 74 右半分側の折り畳み体 76 左半分側の折り畳み体 78 先行膨張先折り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳んで格納したエアバッグを、イン
    フレータからの噴出ガスによって膨張展開させるように
    したエアバッグ装置において、 前記エアバッグを平面状に広げ、これを折り返して細長
    状の折り畳み体を形成し、 前記細長状の折り畳み体の長手方向両端からそれぞれ先
    端側を巻き込むように折り返して一対のロール状の折り
    畳み体を形成し、 前記先に折り畳んだ細長状の折り畳み体の中央部を、前
    記インフレータのガス噴射口に近接して配置し、前記一
    対のロール状の折り畳み体をそれぞれ前記先に折り畳ん
    だ細長状の折り畳み体における前記インフレータのガス
    噴出口と反対側の部位に配置し、 前記一対のロール状の折り畳み体の間に間隔を開けるこ
    とにより、先に折り畳んだ前記細長状の折り畳み体の中
    央部位に前記インフレータからガスが噴出した際、先に
    膨張を開始する先行膨張先折り部を設定して構成したこ
    とを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記先に折り畳んだ細長状の折り畳み体
    の長さ方向における、前記一対のロール状の折り畳み体
    の各幅寸法と、前記先行膨張先折り部の幅寸法とが同等
    であることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記先行膨張先折り部の幅寸法が、前記
    インフレータの外径と同等であることを特徴とする請求
    項1記載のエアバッグ装置。
JP9182762A 1997-07-08 1997-07-08 エアバッグ装置 Pending JPH1120587A (ja)

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