JPH11205714A - ディジタルビデオ画像のアスペクトフォーマットの自動検出方法及び装置 - Google Patents

ディジタルビデオ画像のアスペクトフォーマットの自動検出方法及び装置

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JPH11205714A
JPH11205714A JP10301068A JP30106898A JPH11205714A JP H11205714 A JPH11205714 A JP H11205714A JP 10301068 A JP10301068 A JP 10301068A JP 30106898 A JP30106898 A JP 30106898A JP H11205714 A JPH11205714 A JP H11205714A
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はビデオ画像のフォーマットの自動検
出方法及び装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明によれば、実現可能なアスペクト
フォーマット毎に上部領域及び/又は下部領域が定義さ
れ、その領域内でブラックバーの有無が解析され、実現
可能なアスペクトフォーマット毎に中央領域が定義さ
れ、その領域内でアクティブ画像領域の有無が解析さ
れ、画像の暗い領域とアクティブ画像領域との間で水平
境界線の有無が解析され、上記解析結果に応じて、画像
アスペクトフォーマットが選択される。本発明の方法
は、16:9の受像管をもつTV受像機のズーム動作の
制御、及び、ビデオ録画装置の録画機能の制御に利用さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ画像のアス
ペクトフォーマットを自動的に検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送局から送信されるTV(テレ
ビジョン)画像はアクティブ画像用の種々のフォーマッ
ト(4:3,14:9,16:9,2:1,...,サ
ブタイトルの有無の別)を有する。これらのアスペクト
フォーマットが4:3ビデオフォーマットで伝送される
とき、アスペクトフォーマット(4:3,14:9,1
6:9,2:1,...,サブタイトルの有無の別)を
もつ画像はブラックバー(黒い色の帯)と共に4:3の
TV画面に表示される。16:9形のTV、即ち、1
6:9形の受像管を備えたTVの非常に重要な機能は、
画面を埋め尽くし、ブラックバーを除去若しくは縮小す
るため、受信画像をズームする可能性である。
【0003】PAL+方式TV標準の場合、ビデオ信号
に埋め込まれたワイド画面通知情報が与えられる。他の
殆どのTV標準の場合、ワイド画面通知は行われない。
したがって、殆どのTVにおいて、ズーム機能はユーザ
が手動で行うが、ユーザは、TVに最良のズーム動作を
自動的に行わせるため画面の実際のアクティブ部分を検
出し得る自動若しくは半自動レターボックス検出処理に
関心がある。この機能は、サブタイトルの放送を、画面
の上部だけをズームする可能性と関連付けるだけで済む
点が有利である。
【0004】欧州特許出願EP−A−0 716 54
2号明細書によって提案されている高精細アスペクト比
自動弁別装置の場合、水平走査期間毎の平均輝度を検出
し、その平均輝度を画像の定義領域の平均輝度中間値と
比較することにより、レターボックス画像の上端及び下
端を検出する。画像のフォーマットアスペクト比は上端
及び下端検出ステップの結果に依存して選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のアル
ゴリズムは非常に簡単ではあるが、画像の中間に一部の
光る部分が含まれる暗いシーン(例えば、トンネルのシ
ーン)の場合に間違った選択動作が行われる問題点があ
る。また、定義された上方領域、下方領域及び中央領域
に対する平均値を使用することは、サブタイトルの存在
を隠蔽する場合がある。
【0006】本発明の目的は、受信ビデオ信号の実際の
アクティブビデオフォーマットの自動検出用のロバスト
性のあるアルゴリズムを提供することである。このアル
ゴリズムは、アスペクトフォーマットに応じたズーム動
作が行えるように、受信ビデオ信号中に存在するアスペ
クトフォーマットを示す情報を与える必要がある。本発
明によれば、上記目的は請求項1に記載された手段を用
いて達成される。
【0007】
【課題を解決するための手段】原則として、本発明の方
法は、ブラックバー解析ステップと、センター解析ステ
ップと、水平変化解析ステップと、フォーマット選択ス
テップの4ステップを含む。このアルゴリズムは、アス
ペクトフォーマット選択に関する新たな決定を行う際に
非常に堅固な安全性が得られ、期待されないフォーマッ
ト変更が回避される。このアルゴリズムは非常に簡単で
あり、非常に低コストでチップに集積化され得る。この
アルゴリズムは、非常にノイズの多い画像(最大21d
BのSN比)に対しても非常に好ましい挙動をとる。ま
た、本アルゴリズムは非常に高速に反応し得る。難しい
画像(暗い画像若しくは20dB以下の非常にノイズの
多い画像)の場合、本アルゴリズムは新しい決定は行わ
ず、正しい選択を行うための好機を待機する。従来の殆
どのアルゴリズムの挙動に悪影響を与える典型的なシー
ン、例えば、トンネルのシーンのような光る中央部を含
む暗いシーンは、水平変化の認識の条件を満たさないの
で、本アルゴリズムの挙動を妨害しない。
【0008】請求項1に記載された方法に関する有利な
発展及び改良は、従属した請求項に明らかにされた手法
を用いて実現可能である。請求項2に記載された手法の
場合、消費者の煩雑さを防止するためビデオ画像中のサ
ブタイトルの存在を非常に高速(1秒未満)に検出する
ことが可能である。請求項3による前処理ステップはレ
ターボックス検出用の重要な情報を妨害することなくビ
デオ画像中のノイズの影響を低減する。請求項4乃至7
には、簡単に実現されるブラックバー解析ステップと、
センター解析ステップと、サブタイトル解析ステップ
と、水平変化解析ステップとに関する有利な具体的な実
施例が記載されている。請求項8によれば、水平変化ス
テップ内の二値化ステップは、異なる輝度レベルが水平
変化解析ステップに与える影響を回避する利点がある。
【0009】請求項8による勾配計算ステップは、画素
が正しい水平境界線上にあるか、境界線上にはないか、
或いは、誤った水平境界線上にあるかを分類できる利点
がある。特に、勾配計算ステップの詳細は請求項9乃至
16に記載されている。水平変化を検出するため勾配計
算ステップの結果を評価する簡単な方法は請求項17に
記載されている。水平変化が検出されたときにアスペク
トフォーマットが選択され、ブラックバー及び中央のア
クティブ画像部分の存在は水平変化の間にカウントされ
るアクティブビデオラインの数に依存して検出される。
具体的なフォーマット選択は請求項18に記載されてい
る。請求項18によれば、実現可能な各アスペクトフォ
ーマット毎にカウンタを設けることによって、ある種の
シーンがあたかも新しいアスペクトフォーマットである
かのように見えるときに、新しいアスペクトフォーマッ
トへの誤った切換動作が回避される利点が得られる。新
しいアスペクトフォーマットが選択されたとき、簡単化
されたアルゴリズムが実行される。前進するブラックバ
ーの存在が選択されたフォーマットに対し検査される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を詳細に説明する。典型的なレターボックスフ
ォーマットは、画像の下部と上部にブラックバーを有
し、上記ブラックバーと残りの画像との間に強い水平変
化を有する。また、サブタイトルを備えたレターボック
ス画像は、下部のブラックバーに極めて高輝度レベルで
表される。
【0011】図1には、4:3フォーマットのビデオ画
像に対し実現可能な4種類のビデオフォーマットが示さ
れている。ビデオフォーマットは、アクティブビデオ画
像のアスペクト比に対応して、それぞれ、(a)4:3
フォーマット、(b)14:9フォーマット、(c)1
6:9フォーマット及び(d)2:1フォーマットと呼
ぶ。全ての実現可能なビデオフォーマットをこれら4種
類の基本フォーマットに分類することが有用である。こ
れにより、アルゴリズムが簡単化され、アルゴリズムの
ロバスト性が高まる。周知のPALシステムの場合、以
下の定義がなされている。
【0012】アクティブラインの本数が576から52
7の範囲にあるとき、画像は4:3フォーマットであ
る。アクティブラインの本数が526から463の範囲
にあるとき、画像は14:9フォーマットである。アク
ティブラインの本数が462から405の範囲にあると
き、画像は16:9フォーマットである。
【0013】アクティブラインの本数が405未満であ
るとき、画像は2:1フォーマットである。また、フォ
ーマット14:9、16:9及び2:1は何れも下部ブ
ラックバーにサブタイトルを設けてもよく、その場合、
16:9の受像管を具備したTV受像機の自動ズーム動
作は、上部ブラックバーだけがカットオフされるような
形で行われるべきである。
【0014】図2に示されたレターボックスビデオ画像
において、水平変化部10は画像の部分だけに存在する
水平変化を表す。画像の中央には、アクティブ画像部1
1が存在する。水平変化部12は画像の全幅での水平変
化を表す。また、同図には上部ブラックバー13及び下
部ブラックバー14が示されている。図3は、種々のフ
ォーマットに対するズーム動作を説明する図である。同
図の(a)には、4:3フォーマットを有する画像が示
されている。この場合、画像の著しい歪みを防止するた
め、ズーム動作は行われない。同図の(b)には、1
6:9フォーマットを有する画像が示されている。この
場合、表示された画像に歪みを生ずることなくズーム動
作が行われる。この場合、16:9タイプのディスプレ
イに表示されたビデオ画像にブラックバーが現れない。
同図の(c)には、下部ブラックバーにアクティブサブ
タイトルが設けられた16:9フォーマットを有する画
像が示されている。この場合、ズーム動作は、サブタイ
トルを抑制しないように画像の上部に制限される。強力
なズーム動作のための解決法は、既に存在し当業者に公
知であるので、ズーム動作自体は本発明を構成しないこ
とに注意する必要がある。
【0015】第一に、本発明によるアルゴリズムは、新
しいビデオシーケンスが開始されるとき、或いは、TV
受像機が新しいチャンネルに切り換えられるとき等に、
新しい特殊フォーマットを検出しなければならない。こ
の情報はズーム機能を実行するディジタルビデオ処理状
態に供給される。このような状況では、不測のフォーマ
ット変更を回避するため、非常に強い決定が必要とされ
る。第二に、このアルゴリズムは、新たに選択されたフ
ォーマットが安定であるか否かを簡単な方法で解析でき
なければならない。また、画像中のサブタイトルの存否
の解析が必要である。この検出は全時間に亘ってアクテ
ィブであり、かつ、サブタイトルが検出されると直ちに
アルゴリズムをサブタイトルフォーマットに進めること
ができる。サブタイトルがそれ以上検出されない場合で
も、サブタイトルフォーマットに留まることが有用であ
る。
【0016】図4には、本発明によるアルゴリズムの機
能のブロック図が示されている。最初に前処理ブロック
15が設けられている。また、同図には、ブラックバー
解析ブロック16、センター解析ブロック17、サブタ
イトル解析ブロック18、及び、水平変化解析ブロック
19が示されている。決定ブロック20は、先行の背全
ての解析ブロック16〜19の結果が与えられる。決定
ブロック20は、出力ラインFTを介して検出されたフ
ォーマットタイプを送出する。また、決定ブロック20
は、アクティブビデオ部の開始ライン及び終了ラインに
関する情報を、夫々のラインSL及びELを介して送出
する。フォーマットタイプ14:9サブタイトル、1
6:9サブタイトル及び2:1サブタイトルは、アクテ
ィブサブタイトルを含むフォーマットに対応する。
【0017】以下、上記ブロックの機能を説明する。本
アルゴリズムは入力として画像の輝度情報が与えられ
る。 前処理ブロック:このブロックでは、レターボックス検
出のため重要な情報を妨害することなくノイズの影響を
著しく減少させる。このため、(ブラックバーと残りの
画像との間にある変化を減少させない)強い水平ローパ
スフィルタが使用される。このローパスフィルタのマス
クは、以下のマスクでもよい。
【0018】
【外5】
【0019】このフィルタマスクは、現在の画素の右側
2個の隣接画素及び左側2個の隣接画素の値と、現在の
画素の値とが加算され、加算結果が5で除算されること
を意味する。結果として得られた値は現在の画素の新し
い値である。 ブラックバー解析ブロック;ブラックバーを有する実現
可能なフォーマット(14:9、16:9及び2:1)
毎に二つの領域が定義され、領域内の各画素値は黒レベ
ル基準値と比較され、輝度値が黒レベル基準値に満たな
いとき、黒レベルカウンタは各領域及び各フォーマット
毎に増加される。これらの領域は、図5において斜線で
示された領域B1i 及び領域B2i として表されてい
る。添え字“i”は、3種類の実現可能なフォーマット
である14:9(1)、16:9(2)及び2:1
(3)の括弧内の数字に対応し、ブラックバー解析ブロ
ックは各フォーマット毎に2個の値B1Counti
びB2Counti を出力する。終了ラインB1END
i 及び開始ラインB2STAi は、強いブラックバー解
析ステップのため、各フォーマットの最大の実現可能な
アクティブ領域に対応した値に初期化される。次に、新
しいフォーマットが検出されたとき、上記値は、決定ブ
ロック20によって逆向きラインを経由して与えられた
アクティブ画像部の開始ライン及び終了ラインの情報を
用いて訂正される。ブラックバー解析ステップの水平方
向の開始及び終了のための画素位置PelSTA及びP
elENDは、プログラムプロバイダのロゴによる妨害
を避けるため使用される。
【0020】センター解析ブロック:実現可能なフォー
マット毎に、図6に示された画像の中央に存在する領域
iが定義され、領域Li 内の各画素の値は明度レベル
基準値と比較され、画素値が明度レベル基準値を上回る
とき、対応した明度レベルカウンタが増加される。明度
レベルカウンタは実現可能なフォーマット毎に設けられ
る。センター解析ブロックの出力は、各フォーマット毎
に明度レベル基準値よりも大きい値を有する画素の量を
表現する値LCOUNTi である。開始ラインLSTA
i 及び終了ラインLENDi は、強いセンター解析ステ
ップのため、各フォーマットの最小の実現可能なアクテ
ィブ領域に対応した値に初期化される。次に、新しいフ
ォーマットが見つけられたとき、上記値は、決定ブロッ
ク20によって逆向きラインを経由して与えられたアク
ティブ画像部の開始ライン及び終了ラインの情報を用い
て訂正される。
【0021】サブタイトル解析ブロック:サブタイトル
解析ステップのため、ブラックバー解析ブロックで定義
された領域B2i 内の各画素値を超明度レベル(非常に
明るいレベル)基準値と比較する別のカウンタが設けら
れる。このような比較が行われる理由は、サブタイトル
がこの方法で検出可能な非常に明るい輝度レベルによっ
て表される場合が多いためである。また、画素値が超明
度レベル基準値を超えるときに増加される超明度レベル
カウンタが設けられる。サブタイトル解析ブロックは、
出力として、各フォーマット毎に結果として得られた値
VLCOUNTi を発生する。
【0022】水平変化解析ブロック:このブロックは、
画面のブラックバーとアクティブ部分との間で純然と水
平方向に境界線の存在を検出する。この境界線を検出
し、異なる輝度レベルの影響を回避するため、解析され
るべき画像の2値化が行われる。2値化は、各画素をブ
ラックバー解析ステップの黒レベル基準値と比較し、画
素値が黒レベル基準値以下のときに数値“0”を割り当
て、画素値が黒レベル基準値を上回るときに数値“1”
を割り当てることにより行われる。
【0023】図7の(a)は2値化ステップの前の画像
を示し、(b)は2値化ステップ後の画像を示す。2値
化ステップ後、数値“0”及び“1”に対応した黒及び
白の画素だけが存在する。続いて、勾配計算ステップが
この2値化された画像に関して実行される。各ラインの
1画素毎に、その画素が正しい水平境界線上にあるか、
水平境界線上に無いか、或いは、正しい水平境界線に対
応しない水平境界線上にあるかを示す値が計算される。
【0024】この計算を行うため、図8に示されるよう
にフォーマット毎に勾配解析の領域が定義される。同図
において、領域21はフォーマット“i”の最大アクテ
ィブ画像領域に対応する。領域22は、フォーマット
“i”の最小アクティブ画像領域に対応する。領域23
及び24は勾配解析領域である。勾配解析領域23及び
24は、このフォーマットに対する最大アクティブ領域
と最小アクティブ領域の差に対応する。
【0025】勾配値の計算の実現可能な一例が図9に示
されている。同図の(a)は図8に示された勾配解析領
域23に対する勾配計算ステップを表す。同図の(b)
は図8の勾配解析領域24に対する勾配計算ステップを
示す。図9のブロック25に示された2行5列のマトリ
クスは、中心画素の左側に2個の隣接画素及び右側に2
個の隣接画素と、それらの画素の上方の5個の画素が対
応した数“1”又は“−1”によって乗算されることを
意味する。上記の全ての乗算演算の結果は総和され、1
/5倍され、図9に示された加算器の+側入力に供給さ
れる結果を生成する。2行5列のマトリクスに対する現
在の画素の位置は、図9に□で示されている。ブロック
26及び27には2行3列のマトリクスが示されてい
る。現在の画素を含む対応した6個の画素は、ブロック
26及び27のマトリクスに示された対応する数値によ
って乗算される。乗算ステップの結果は加算され、この
結果の絶対値がブロック26及び27の下に示された次
の計算ステップ(||)で計算される。次の計算段(M
ax)において、ブロック26及びブロック27からの
両方の絶対値は比較され、最大値が選択される。選択さ
れた方の最大の絶対値は、加算器の−側入力に供給さ
れ、ブロック25の結果の値から減算される。最終結果
(Grad1i 又はGrad2i )は所望の勾配値に対
応する。現在の画素値が完全に正しい水平変化にあると
き、勾配値は“+1”であり、現在の画素値が完全に間
違った水平変化にあるとき、勾配値は“−1”である。
ブロック26及び27によって、ブロック25による計
算しか行われない場合よりも優れた勾配値が得られる。
具体的な画像内容に対するこの勾配計算ステップの例
は、図10及び図11に示されている。図10及び図1
1の画像に関して、勾配計算は図9の(a)に従う方法
に基づいて行われる。
【0026】得られた勾配値は1ライン毎に加算され、
これは、良くない構造(零以下のGrad1i 及びGr
ad2i )の数によって減少された良い勾配(正のGr
ad1i 及びGrad2i )の数をカウントすることに
対応する。最大の正の値は、強い水平変化が有る可能性
の高いライン数を示す。最小値の閾値は、強い水平変化
だけを検出するため適用され得る。図12は、画像の全
フィールドに対するこの計算を示す図である。しかし、
この計算は、図8に示された領域23及び24だけに対
し行えばよい。強い水平変化部は、凡そライン22とラ
イン265で検出される。これらのラインは、アクティ
ブ画像部の開始ラインSLと終了ラインELとに対応す
る。両方のライン番号は、図4の水平変化解析ブロック
19の出力に現れる。
【0027】決定ブロック:決定ブロックは図13に示
されている。このブロックの目的は、先行のブロックか
ら到来する全ての出力を用いて(何れの種類のフォーマ
ットが検出されたかについて)決定を行うことである。
したがって、7通りのテストが行われる。テスト0は画
像に4:3フォーマットが存在するかどうかを検査す
る。このテストは最後に説明する。
【0028】テスト1は、画像にサブタイトルを伴わな
い14:9フォーマットが存在するかどうかのテストに
対応する。サブタイトルテスト1は、画像にアクティブ
サブタイトルを伴う14:9フォーマットが存在するか
どうかのテストに対応する。テスト2は、画像にサブタ
イトルを伴わない16:9フォーマットが存在するかど
うかのテストに対応する。
【0029】サブタイトルテスト2は、画像にアクティ
ブサブタイトルを伴う16:9フォーマットが存在する
かどうかのテストに対応する。テスト3は、画像にサブ
タイトルを伴わない2:1フォーマットが存在するかど
うかのテストに対応する。サブタイトルテスト3は、画
像にアクティブサブタイトルを伴う2:1フォーマット
が存在するかどうかのテストに対応する。
【0030】テスト1、2及び3は、以下の条件が充足
されるとき肯定的である。フォーマットiが事前に分か
っていないとき、 ・B1Counti 及びB2Counti が所定の値を
超える。 ・LCounti が所定の値を超える。 ・VLCounti が所定の閾値よりも小さい状態を保
つ。 ・二つの純然たる水平境界線上に有る画素(GradC
ount1i 及びGradCount2i )が十分であ
る。
【0031】フォーマットiが事前に分かっていると
き、 ・値B1Counti 及びB2Counti は所定の値
よりも大きい状態を保つ。サブタイトルテスト1,サブ
タイトルテスト2及びサブタイトルテスト3は、以下の
条件が充足されるとき肯定的である。
【0032】フォーマット“iサブタイトル”が事前に
分かっていないとき、 ・B1Counti が所定の値を超える。 ・LCounti が所定の値を超える。 ・VLCounti が所定の値を超える。 ・二つの純然たる水平境界線上に有る画素(GradC
ount1i 及びGradCount2i )が十分であ
る。
【0033】フォーマットiが事前に分かっていると
き、 ・値B1Counti は所定の値よりも大きい状態を保
つ。また、アクティブサブタイトルが検出されたとき、
アクティブサブタイトルを同じフォーマットに関するテ
ストは禁止される。テスト1〜3、サブタイトルテスト
1〜3の中に肯定的な結果が無い場合、テスト0が肯定
的な結果を発生する。
【0034】フォーマット選択ブロック:図13に示さ
れた決定ブロックはフォーマット選択ブロック29を含
む。選択を行うため、ブロック29で7個のカウンタが
利用可能である。7個のカウンタは、別個のテスト、す
なわち、テスト0(4:3)、テスト1(14:9)、
サブタイトルテスト1(14:9)、...、テスト3
(2:1)及びサブタイトルテスト3(2:1)に対応
する。各テストは、結果として真又は偽を与える。しか
し、一つの画像に対してこれらのテストから得られる
“真”の結果は一つしかない。この真の結果は、そのテ
ストに関連したカウンタを増加させる。また、各カウン
タの増加は他の全てのカウンタをリセットする。このよ
うにして、新しいフォーマットの選択は、一つのカウン
タが適当な基準値に到達したとき行われる。この基準値
は、種々のフォーマット切換特性(アルゴリズムの高速
性及び感度)に対し定義され得る。
【0035】画像にアクティブサブタイトルが存在する
場合、本アルゴリズムは、画像のアクティブ部の実際の
終了ラインを与えることができるので、ユーザが望みに
応じてズーム動作段がサブタイトルを除くことが可能に
なる点に注意する必要がある。勿論、上記のブロックは
適当なハードウェア回路若しくは対応したコンピュータ
プログラムによって実現され得る。上記実施例につい
て、請求項に記載された範囲内に含まれる多数の変形を
行うことが可能である。例えば、勾配計算ステップに対
し多数の変形が考えられる。隣接画素の数は変更しても
構わない。勾配値の計算用のマトリクスは変形可能であ
る。また、計算能力を低下させるため、選択的な丸め処
理ステップを適用してもよい。
【0036】本アルゴリズムが、良好なフォーマット選
択を行うためには非常に暗い画像に関して動作すると
き、本アルゴリズムは決定を行うためより明るい画像が
現れるのを待つ。画像に多量のノイズが存在する場合、
本アルゴリズムは、21dBのSN比まで良好な挙動を
示す。20dB未満では本アルゴリズムは安全性を選択
し、更に多くのノイズが加えられた場合、正しいフォー
マットが検出される場合は少なくなる。しかし、本アル
ゴリズムは、間違った決定を行うことが無く、顧客が自
分でズーム動作を採用する可能性を残しておくために
4:3フォーマットを維持する。
【0037】
【実施例】図14の(a)、(b)及び(c)に示され
るように他のアルゴリズムでは問題が生じる典型的な画
像を用いて試験を行った。このような画像の場合、実際
のフォーマットは検出できず、レターボックス検出器は
決定を下すまで待つ必要がある。水平変化解析を用いる
ことにより、本アルゴリズムは間違った決定を下すこと
が無く、正しい決定を行うためにより良好なシーケンス
が現れるまで待機する。
【0038】本アルゴリズムはVCRにも使用すること
ができる。VCRの場合、フィルムは、本アルゴリズム
のフォーマット選択ステップによって、例えば、16:
9フォーマットで記憶される。これは、画質の損失を削
減する。実際上、映画フィルムが4:3フォーマットで
記憶される場合、ユーザはズーム動作を行う必要があ
り、品質の悪さの印象が増大する。しかし、フィルムが
予め映画用フォーマットで記憶されている場合、更にズ
ームを行う必要はなく、品質の印象は改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクティブビデオ部に異なるアスペクトフォー
マットを有する実現可能な4種類のビデオ画像を示す図
である。
【図2】画像の重要な部分を説明するためのレターボッ
クスビデオ画像の説明図である。
【図3】(a)、(b)及び(c)は異なる画像フォー
マットに対するズーム動作の説明図である。
【図4】アルゴリズムの機能を説明するブロック図であ
る。
【図5】ブラックバー解析ステップの説明用のレターボ
ックスビデオ画像の一例を示す図である。
【図6】センター解析ステップの説明用のレターボック
スビデオ画像の一例を示す図である。
【図7】(a)及び(b)は2値化ステップの前後のレ
ターボックスビデオ画像を示す図である。
【図8】勾配計算ステップが実行されるレターボックス
ビデオ画像の領域を示す図である。
【図9】(a)は勾配計算ステップの第1の説明図であ
り、(b)は勾配計算ステップの第2の説明図である。
【図10】(a)及び(b)は勾配計算ステップの第1
の実施例の説明図である。
【図11】(a)及び(b)は勾配計算ステップの第2
の実施例の説明図である。
【図12】フィールドのビデオライン毎に全ての勾配値
を加算した結果を示すグラフである。
【図13】決定ブロックの機能のブロック図である。
【図14】(a)、(b)及び(c)はフォーマット検
出に関して解析することが困難である典型的なビデオ画
像を示す図である。
【符号の説明】
15 前処理ブロック 16 ブラックバー解析ブロック 17 センター解析ブロック 18 サブタイトル解析ブロック 19 水平変化解析ブロック 20 決定ブロック FT 出力ライン SL 開始ライン EL 終了ライン

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルビデオ画像のアスペクトフォ
    ーマットを自動的に検出する方法において、 実現可能なアスペクトフォーマット毎に上部領域及び/
    又は下部領域が定義され、その領域内でブラックバーの
    有無が解析されるブラックバー解析ステップと、 実現可能なアスペクトフォーマット毎に中央領域が定義
    され、その領域内でアクティブ画像領域の有無が解析さ
    れるセンター解析ステップと、 画像の暗い領域と上記アクティブ画像領域との間で水平
    境界線の有無が解析される水平変化解析ステップと、 先行する上記ブラックバー解析ステップ、上記センター
    解析ステップ及び上記水平変化解析ステップの結果に応
    じて、画像アスペクトフォーマットが選択されるフォー
    マット選択ステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 実現可能なアスペクトフォーマット毎に
    下部領域が定義され、その領域で明るい領域の有無が解
    析されるサブタイトル解析ステップを更に有する請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 水平ローパスフィルタリング動作が上記
    ディジタルビデオ画像に対し行われる前処理ステップを
    更に有する請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記ブラックバー解析ステップで定義さ
    れた上部領域及び/又は下部領域において、各画素値は
    黒レベル基準値と比較され、 上記画素値が上記黒レベル基準値に満たないときに黒値
    カウンタが増加され、 上記黒値カウンタが対応した基準値を超えるときにブラ
    ックバーの存在が検出される、請求項1乃至3のうちい
    ずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記センター解析ステップで定義された
    上記中央領域において、各画素値は明度レベル基準値と
    比較され、 上記画素値が上記明度レベル基準値を超えるときに明度
    値カウンタが増加され、 上記明度値カウンタが対応した基準値を超えるときにア
    クティブ画像領域の存在が検出される、請求項1乃至4
    のうちいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記ブラックバー解析ステップで定義さ
    れた下部領域において、各画素値は明度レベル基準値と
    比較され、 上記画素値が上記明度レベル基準値を超えるときに明度
    値カウンタが増加され、 上記明度値カウンタが対応した基準値を超えるときにサ
    ブタイトルの存在が検出される、請求項4又は5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 上記水平変化解析ステップにおいて、画
    像中に定義された領域の各画素値が上記黒レベル基準値
    と比較され、上記画素値が上記黒レベル基準値に満たな
    いときに、例えば、“0”及び“1”の2個の数値の中
    の第1の数値が上記画素に割り当てられ、上記画素値が
    上記黒レベルを超えるときに上記2個の数値の中の第2
    の数値が上記画素に割り当てられる2値化ステップが実
    行される、請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 画素が正しい水平境界線上に在るか、水
    平境界線上に無いか、正しい水平境界線に対応しない特
    殊な構造上に在るかを示す数値、例えば、“+1”、
    “0”、“−1”の数値を各画素に割り当てる勾配計算
    ステップが実行される、請求項1乃至7のうちいずれか
    1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記勾配計算ステップ中に、現在の画素
    の右側及び左側にある画素と、現在のビデオラインの上
    記画素の上方にある画素とを含む多数の隣接画素が解析
    される、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記隣接画素は、現在の画素の右側に
    2個及び左側に2個の画素と、現在の画素と、現在のビ
    デオラインの上記画素の上方のビデオラインの5個の画
    素とを含み、 上記勾配計算ステップは、上記隣接画素の画素値を以下
    のマトリクス 【外1】 によって表現される数値と乗算し、得られた全ての値を
    加算する第1の乗算ステップを有する、請求項9記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 上記隣接画素は、現在の画素の右側に
    1個及び左側に1個の画素と、現在の画素と、現在のビ
    デオラインの上記画素の上方のビデオラインの3個の画
    素とを含み、 上記勾配計算ステップは、上記隣接画素の画素値を以下
    の2個のマトリクス 【外2】 によって表現される数値と乗算し、各マトリクス毎に得
    られた全ての値を加算する第2の乗算ステップを有し、 上記加算により得られた各値の絶対値が判定され、 判定された2個の絶対値から第1の最大値が選択され
    る、請求項9又は10記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記第1の乗算ステップで加算された
    値と上記選択された第1の最大値を加算することにより
    上記現在の画素に割り当てられる数値を生成し、上記数
    値は選択的に丸められる請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記勾配計算ステップの間に、現在の
    画素の右側及び左側の画素と、現在のビデオラインの画
    素の下方にある画素とを含む多数の隣接画素が解析され
    る、請求項8記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記隣接画素は、現在の画素の右側に
    2個及び左側に2個の画素と、現在の画素と、現在のビ
    デオラインの上記画素の上方のビデオラインの5個の画
    素とを含み、 上記勾配計算ステップは、上記隣接画素の画素値を以下
    のマトリクス 【外3】 によって表現される数値と乗算し、得られた全ての値を
    加算する第3の乗算ステップを有する、請求項13記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 上記隣接画素は、現在の画素の右側に
    1個及び左側に1個の画素と、現在の画素と、現在のビ
    デオラインの上記画素の上方のビデオラインの3個の画
    素とを含み、 上記勾配計算ステップは、上記隣接画素の画素値を以下
    の2個のマトリクス 【外4】 によって表現される数値と乗算し、各マトリクス毎に得
    られた全ての値を加算する第4の乗算ステップを有し、 上記加算により得られた各値の絶対値が判定され、 判定された2個の絶対値から第2の最大値が選択され
    る、請求項13又は14記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記第3の乗算ステップで加算された
    値と上記選択された第2の最大値を加算することにより
    上記現在の画素に割り当てられる数値を生成し、上記数
    値は選択的に丸められる請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記勾配計算ステップ中に各画素に割
    り当てられた上記数値はビデオライン毎に加算され、 水平変化が最高値を有するビデオラインに割り当てられ
    る、請求項8乃至166のうちいずれか1項記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 アクティブラインの本数が576から
    527のビデオライン数の範囲にあるとき、アスペクト
    フォーマット4:3が選択され、 アクティブラインの本数が526から463のビデオラ
    イン数の範囲にあるとき、アスペクトフォーマット1
    4:9が選択され、 アクティブラインの本数が462から405のビデオラ
    イン数の範囲にあるとき、アスペクトフォーマット1
    6:9が選択され、 アクティブラインの本数が405未満のビデオライン数
    であるとき、アスペクトフォーマット2:1が選択さ
    れ、 ブラックバーの有無及び中央のアクティブ画像領域の有
    無が検出される、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 実現可能なアスペクトフォーマット毎
    にカウンタが設けられ、 上記カウンタは、上記フォーマット選択ステップ中に対
    応したアスペクトフォーマットが選択されたとき増加さ
    れ、対応しないアスペクトフォーマットが選択されたと
    きリセットされ、 新しいアスペクトフォーマットの選択は、上記新しいア
    スペクトフォーマットに対する上記カウンタが所定の基
    準値に達したときに有効であると宣言される、請求項1
    乃至18のうちいずれか1項記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記新しいアスペクトフォーマットの
    選択が安定であるかどうかを検出するため確認ステップ
    が実行され、 上記確認ステップは、特に上記ブラックバー解析ステッ
    プと、先にサブタイトルが検出されていないとき選択的
    に上記サブタイトル解析ステップとを含む、請求項19
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 ディジタルビデオ画像のアスペクトフ
    ォーマットを自動的に検出する請求項1乃至20のうち
    いずれか1項記載の方法を実施する装置において、 実現可能なアスペクトフォーマット毎に上部領域及び/
    又は下部領域が定義され、その領域内でブラックバーの
    有無が解析されるブラックバー解析手段と、 実現可能なアスペクトフォーマット毎に中央領域が定義
    され、その領域内でアクティブ画像領域の有無が解析さ
    れるセンター解析手段と、 画像の暗い領域と上記アクティブ画像領域との間で水平
    境界線の有無が解析される水平変化解析手段と、 上記ブラックバー解析手段、上記センター解析手段及び
    上記水平変化解析手段の結果に応じて、画像アスペクト
    フォーマットが選択されるフォーマット選択手段とを含
    む装置。
  22. 【請求項22】 ビデオ録画装置において録画動作を適
    切に制御するため、録画されたビデオのフォーマットの
    検出に使用されることを特徴とする請求項1乃至20の
    うちいずれか1項記載の方法。
  23. 【請求項23】 テレビジョン受像機において画像をデ
    ィスプレイフォーマットに従って適合させるズーム動作
    を制御するため、受信されたビデオ画像のフォーマット
    の検出に使用されることを特徴とする請求項1乃至20
    のうちいずれか1項記載の方法。
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