JPH11205342A - 無線基地局選択方法 - Google Patents

無線基地局選択方法

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JPH11205342A
JPH11205342A JP10008485A JP848598A JPH11205342A JP H11205342 A JPH11205342 A JP H11205342A JP 10008485 A JP10008485 A JP 10008485A JP 848598 A JP848598 A JP 848598A JP H11205342 A JPH11205342 A JP H11205342A
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武男 市川
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斉 高梨
Masataka Iizuka
正孝 飯塚
Masahiro Morikura
正博 守倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線LANにおける無線基地局の選択方法に
関し、無線端末がホームネットワークとリモートネット
ワークとにまたがって移動したときでも通信の継続が可
能で、オーバヘッドによる通信効率の低下を生ずること
のない無線基地局選択方法の実現を目的とする。 【構成】 サブネットワークを、移動する無線端末が最
も頻繁に接続するホームネットワークと、無線端末が移
動先で接続するリモートネットワークに分類し、無線端
末はホームネットワークのドメインIDをあらかじめ記
憶し、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の
中にホームネットワークと同じドメインIDを持つ無線
基地局が存在する場合は、ホームネットワークと同じド
メインIDを持ちかつ品質が最も優れる無線基地局を選
択し、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の
中にホームネットワークと同じドメインIDを持つ無線
基地局が存在せず、かつホームネットワークと異なるド
メインIDを持つ無線基地局が存在する場合は、ホーム
ネットワークと異なるドメインIDを持ちかつ品質の最
も優れる無線基地局を選択するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LANにおけ
る無線基地局選択方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術1として既存無線LANのロー
ミング方法について以下に説明する。2.4GHz帯無
線LAN製品のWaveLANでは、ローミング方法を
サポートしている。この方法では、無線基地局は基地局
を識別するための基地局IDと自局が所属するサブネッ
トワークを識別するためのドメインIDを持つ。無線L
AN端末は自局が通常接続するサブネットワークのドメ
インIDをあらかじめ記憶する。
【0003】無線LAN端末は電源投入したとき、また
は通信中に受信電界強度が閾値以下に劣化したとき、記
憶したドメインIDと一致し、かつ受信電界強度の最も
大きい基地局を選択して接続する。記憶したドメインI
Dと一致しない基地局は選択しない。 (文献:「日本NCR,“WaveLANシステム W
aveLAN/PCMCIAカードインストレーション
及び操作”」参照)
【0004】次に従来技術2として自動車・携帯電話シ
ステムのハンドオフ方法について以下に説明する。自動
車・携帯電話システムでは、ハンドオフ方法をサポート
している。この方法では、無線基地局は、基地局を識別
するための基地局IDと、自局が所属する一斉呼び出し
エリアを識別するための一斉呼び出しエリア番号を持
つ。端末は、自局が通常接続する一斉呼び出しエリア番
号をあらかじめ記憶しない。
【0005】端末は、電源投入したとき、または通信中
に受信電界強度が閾値以下で、かつ受信信号の誤り率が
閾値を越えたとき、一斉呼び出しエリアに関係なく受信
電界強度の最も大きい基地局を選択して接続する。 (文献:「電波システム開発センタ、“デジタル方式自
動車電話システムシステム標準規格 RCRSTD−2
7”」参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】無線LAN端末は、そ
の移動性からホームネットワークからリモートネットワ
ークへ等、サブネットワーク間をまたいで移動する利用
形態が考えられる。このとき、リモートネットワークと
ホームネットワーク間のパケット転送を行い、リモート
ネットワークに接続中もホームネットワーク接続時と同
様な通信を可能とするパケット転送プロトコル(例えば
Mobile IP)が提案されている。本プロトコル
は、リモートネットワークとホームネットワーク間を、
パケットをカプセリングして転送するため、オーバヘッ
ドにより通信効率が低下するという課題があった。
【0007】また、前述した従来技術1のローミング方
法では、無線LAN端末が、ドメインIDの異なるサブ
ネットワークに移動したとき、無線基地局に接続できな
いため、ネットワーク側で前記パケット転送プロトコル
を実装しても通信できないという問題が生じる。
【0008】前述の従来技術2のハンドオフ方法を、無
線LANの基地局選択方法に適用した場合、ホームネッ
トワークの基地局とリモートネットワークの基地局エリ
アがオーバラップしている位置に無線LAN端末が移動
したとき、ホームネットワークの基地局からの受信電界
強度が所要品質を満たしている場合でも、リモートネッ
トワークの基地局を選択して接続するケースが生じる。
【0009】無線LAN端末がリモートネットワークに
接続した場合は、ホームネットワークとリモートネット
ワーク間のパケット転送プロトコルが行われるため、オ
ーバヘッドが大となり、通信効率が低下するという問題
が生じる。
【0010】本発明は、第1に、無線端末がリモートネ
ットワークに移動したとき、リモートネットワーク基地
局に接続できないという課題を解決し、ホームネットワ
ークとリモートネットワーク間のパケット転送プロトコ
ルを利用して通信の継続が可能な無線基地局選択方法を
提供することを目的とする。
【0011】第2に、ホームネットワークの基地局とリ
モートネットワークの基地局エリアがオーバラップして
いる位置に無線端末が移動したとき、ホームネットワー
クの基地局からの受信電界強度が所要品質を満たしてい
る場合でも、リモートネットワークの基地局を選択して
接続するという課題を解決し、パケット転送プロトコル
のオーバヘッドによる通信効率の低下を抑制可能な無線
基地局選択方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。
【0013】すなわち、請求項1に記載の発明は、ドメ
インIDにより識別される複数のサブネットワーク間を
接続して1つのネットワークを構成し、前記サブネット
ワークは複数の無線基地局を持ち、前記無線基地局は自
己の接続する前記サブネットワークの前記ドメインID
を持ち、前記無線基地局を介して前記ネットワークと通
信を行う無線端末は、通信を行う際に、無線通信の所要
品質を満たす位置にある複数の前記無線基地局の中から
1つを選択する無線基地局選択方法において、
【0014】サブネットワークを、移動する前記無線端
末が最も頻繁に接続するホームネットワークと、前記無
線端末が移動先で接続するリモートネットワークとに分
類し、前記無線端末はホームネットワークのドメインI
Dをあらかじめ記憶し、無線通信の所要品質を満たす複
数の無線基地局の中にホームネットワークと同じドメイ
ンIDを持つ無線基地局が存在する場合は、ホームネッ
トワークと同じドメインIDを持ちかつ品質が最も優れ
る無線基地局を選択し、
【0015】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
つ無線基地局が存在せず、かつホームネットワークと異
なるドメインIDを持つ無線基地局が存在する場合は、
ホームネットワークと異なるドメインIDを持ちかつ品
質の最も優れる無線基地局を選択することを特徴とす
る。
【0016】従来技術とは、無線通信の所要品質を満た
す複数の無線基地局の中にホームネットワークと同じド
メインIDを持つ基地局が存在する場合は、ホームネッ
トワークと同じドメインIDを持ちかつ品質が最も優れ
る無線基地局を選択し、
【0017】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
つ基地局が存在せず、かつホームネットワークと異なる
ドメインIDを持つ無線基地局が存在する場合は、ホー
ムネットワークと異なるドメインIDを持ちかつ品質の
最も優れる無線基地局を選択する点が異なる。
【0018】本発明は、所要品質を満たすホームネット
ワーク基地局が存在しないとき、所要品質を満たすリモ
ートネットワーク基地局を選択することが可能であり、
無線端末がリモートネットワークに移動した場合も、パ
ケット転送プロトコルにより通信を継続可能な効果を得
られる。
【0019】また、無線端末がホームネットワーク基地
局とリモートネットワーク基地局のエリアのオーバラッ
プした位置に移動したとき、ホームネットワーク基地局
を優先して選択することが可能であり、リモートネット
ワークとホームネットワーク間のパケット転送プロトコ
ルのオーバヘッドによる通信効率の低下を防止する効果
が得られる。
【0020】請求項2に記載の発明は、ドメインIDに
より識別される複数のサブネットワーク間を接続して1
つのネットワークを構成し、前記サブネットワークは複
数の無線基地局を持ち、前記無線基地局は自己の接続す
る前記サブネットワークのドメインIDと各無線基地局
を識別する基地局IDと、該無線基地局を介して前記ネ
ットワークと通信を行う無線端末を認証する機能を持
ち、前記無線端末は通信を行う際に、無線通信の所要品
質を満たす位置にある複数の前記無線基地局の中から1
つを選択する無線基地局選択方法において、
【0021】サブネットワークを、移動する前記無線端
末が最も頻繁に接続するホームネットワークと、前記無
線端末が移動先で接続するリモートネットワークとに分
類し、前記無線端末はホームネットワークのドメインI
Dをあらかじめ記憶し、また認証拒否された無線基地局
のドメインIDを認証拒否ドメインリストに記憶する機
能を持ち、
【0022】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
つ無線基地局が存在する場合は、ホームネットワークと
同じドメインIDを持ちかつ品質が最も優れる無線基地
局を選択して接続し、無線通信の所要品質を満たす複数
の無線基地局の中にホームネットワークと同じドメイン
IDを持つ基地局が存在せず、かつホームネットワーク
と異なるドメインIDを持ちかつ接続拒否ドメインリス
トに未登録な基地局が存在する場合は、ホームネットワ
ークと異なるドメインIDを持ち、かつ接続拒否ドメイ
ンリストに未登録で、かつ品質が最も優れる無線基地局
に認証を要求し、
【0023】認証の結果接続を拒否された場合は、該無
線基地局のドメインIDを接続拒否ドメインリストに追
加した後、再び、無線通信の所要品質を満たす複数の無
線基地局の中にホームネットワークと異なるドメインI
Dを持ち、かつ接続拒否ドメインリストに未登録な基地
局が存在する場合は、ホームネットワークと異なるドメ
インIDを持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録で、
かつ品質が最も優れる無線基地局に認証を要求する動作
を繰り返し、認証の結果接続を許可された場合は該無線
基地局を選択して接続することを特徴とする。
【0024】従来技術とは、前記無線端末は認証拒否さ
れた基地局のドメインIDを認証拒否ドメインリストに
記憶する機能を持ち、無線通信の所要品質を満たす複数
の無線基地局の中にホームネットワークと同じドメイン
IDを持つ基地局が存在する場合は、ホームネットワー
クと同じドメインIDを持ちかつ品質が最も優れる無線
基地局を選択して接続し、
【0025】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
つ基地局が存在せず、かつホームネットワークと異なる
ドメインIDを持ちかつ接続拒否ドメインリストに未登
録な基地局が存在する場合は、ホームネットワークと異
なるドメインIDを持ち、かつ接続拒否ドメインリスト
に未登録でかつ品質が最も優れる無線基地局に認証を要
求し、
【0026】認証の結果接続を拒否された場合は、該無
線基地局のドメインIDを接続拒否ドメインリストに追
加した後、再び、無線通信の所要品質を満たす複数の無
線基地局の中にホームネットワークと異なるドメインI
Dを持ち、かつ接続拒否ドメインリストに未登録な基地
局が存在する場合は、ホームネットワークと異なるドメ
インIDを持ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録
で、かつ品質が最も優れる無線基地局に認証を要求する
動作を繰り返し、認証の結果、接続を許可された場合
は、該無線基地局を選択して接続する構成を有する点に
おいて異なる。
【0027】本発明は、請求項1に記載の発明の効果に
加えリモートネットワーク側で移動してきた無線端末の
認証が可能であり、不特定の無線端末がネットワークに
アクセスするのを防止する効果が得られる。また、無線
端末は、認証拒否された基地局のドメインIDを記憶し
て、基地局選択から除外することが可能であり、基地局
の再選択時に認証拒否された基地局、及び同じリモート
ネットワークに接続する他の基地局を再び選択して認証
要求、認証拒否を繰り返すことを防止し、基地局選択時
間を短縮する効果が得られる。
【0028】請求項3に記載の発明は、ドメインIDに
より識別される複数のサブネットワーク間を接続して1
つのネットワークを構成し、 前記サブネットワーク
は、複数の無線基地局を持ち、前記無線基地局は自己の
所属する前記サブネットワークのドメインIDと各無線
基地局を識別する基地局IDと、該無線基地局を介して
前記ネットワークと通信を行う無線端末を認証する機能
を持ち、
【0029】無線端末は通信を行う際に、無線通信の所
要品質を満たす位置にある複数の無線基地局の中から1
つを選択する無線基地局選択方法において、サブネット
ワークを、移動する前記無線端末が最も頻繁に接続する
ホームネットワークと、前記無線端末が移動先で接続す
るリモートネットワークとに分類し、前記無線端末はホ
ームネットワークのドメインIDをあらかじめ記憶し、
また認証拒否された基地局IDを認証拒否基地局リスト
に記憶する機能を持ち、
【0030】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在
する場合は、ホームネットワークと同じドメインIDを
持ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品質
が最も優れる無線基地局に認証を要求し、
【0031】認証の結果接続を拒否された場合は、該無
線基地局の基地局IDを接続拒否基地局リストに追加し
た後、再び、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在
する場合は、ホームネットワークと同じドメインIDを
持ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品質
が最も優れる無線基地局に認証を要求する動作を繰り返
し、
【0032】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在
せず、かつホームネットワークと異なるドメインIDを
持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在
する場合は、ホームネットワークと異なるドメインID
を持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録でかつ品質が
最も優れる無線基地局を選択して認証を要求し、
【0033】認証の結果接続を拒否された場合は該無線
基地局の基地局IDを接続拒否基地局リストに追加した
後、再び、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地
局の中にホームネットワークと異なるドメインIDを持
ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在
する場合は、ホームネットワークと異なるドメインID
を持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品質
が最も優れる無線基地局に認証を要求する動作を繰り返
し、認証の結果、接続を許可された場合は該無線基地局
を選択することを特徴とする。
【0034】従来技術とは、前記無線端末は認証拒否さ
れた基地局IDを認証拒否基地局リストに記憶する機能
を持ち、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局
の中にホームネットワークと同じドメインIDを持ち、
かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在する
場合は、ホームネットワークと同じドメインIDを持ち
かつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品質が最も
優れる無線基地局に認証を要求し、
【0035】認証の結果接続を拒否された場合は該無線
基地局の基地局IDを接続拒否基地局リストに追加した
後、再び、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地
局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在
する場合は、ホームネットワークと同じドメインIDを
持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品質が
最も優れる無線基地局に認証を要求する動作を繰り返
し、
【0036】無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと同じドメインIDを持
ちかつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在せ
ず、かつホームネットワークと異なるドメインIDを持
ちかつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存在す
る場合は、ホームネットワークと異なるドメインIDを
持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録でかつ品質が最
も優れる無線基地局に認証を要求し、
【0037】認証の結果接続を拒否された場合は、該無
線基地局の基地局IDを接続拒否基地局リストに追加し
た後、再び、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基
地局の中にホームネットワークと異なるドメインIDを
持ち、かつ接続拒否基地局リストに未登録な基地局が存
在する場合は、ホームネットワークと異なるドメインI
Dを持ちかつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品
質が最も優れる無線基地局に認証を要求する動作を繰り
返し、認証の結果接続を許可された場合は該無線基地局
を選択する構成を有する点において異なる。
【0038】本発明は、請求項1に記載の発明の効果に
加え、リモートネットワーク側で移動してきた無線端末
の認証が可能であり、不特定の無線端末がネットワーク
にアクセスするのを防止する効果が得られる。また、基
地局毎に無線LAN端末の認証許可または拒否を設定可
能であり、リモートネットワーク側で移動してきた無線
端末を収容する基地局を限定可能な効果が得られる。
【0039】また、無線端末は認証拒否された基地局I
Dを記憶して、基地局選択から除外することが可能であ
り、基地局の再選択時に認証拒否された基地局を再び選
択して認証要求、認証拒否を繰り返すことを防止し、基
地局選択時間を短縮する効果が得られる。
【0040】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3に記載の発明の持つ特徴に加えて、無線LAN端
末にスイッチを設け、無線LAN端末は電源投入時また
は無線通信の品質劣化を検出したときまたは前記スイッ
チをユーザがONしたときまたは周期的に無線基地局の
選択動作を起動することを特徴とする。
【0041】本発明は、請求項1から請求項3に記載の
発明が有する効果に加え、無線端末が電源投入したとき
自動的に基地局を選択することが可能であり、ユーザが
電源投入の度にスイッチにより基地局選択方法を起動す
る手間を防止する効果が得られる。
【0042】また、品質劣化時に自動的に基地局を選択
することが可能であり、端末移動時に、より品質のよい
基地局に接続を切り替え、品質劣化による通信効率の低
下を防止する効果が得られる。
【0043】また、無線端末が一旦リモートネットワー
ク基地局を選択して通信開始後、ホームネットワークに
移動したにもかかわらず、無線通信の品質が所要品質以
上で基地局選択方法が自動的に起動しないとき、ユーザ
がスイッチにより起動することが可能であり、リモート
ネットワークとホームネットワーク間のパケット転送プ
ロトコルのオーバヘッドによる通信効率の低下を防止す
る効果が得られる。
【0044】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4に記載の発明の持つ特徴に加えて、無線通信の品質
として、無線基地局からの受信電解強度を用いることを
特徴とする。本発明は、請求項1〜4に記載の発明が有
する効果に加え、無線基地局からの受信電解強度が閾値
以下のとき自動的に基地局選択方法を起動して受信電解
強度の大きい基地局にハンドオフ可能であり、無線通信
の品質劣化による通信効率の低下を防止する効果が得ら
れる。
【0045】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項4に記載の発明の持つ特徴に加えて、無線通信の品質
として、無線基地局からの受信信号の誤り率を用いるこ
とを特徴とする。本発明は、請求項1または2または3
または4に記載の発明が有する効果に加え、無線基地局
からの受信信号の誤り率が閾値を越えたとき自動的に基
地局選択方法を起動して誤り率の低い基地局にハンドオ
フ可能であり、無線通信の品質劣化による通信効率の低
下を防止する効果が得られる。
【0046】請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求
項4に記載の発明の持つ特徴に加えて、無線通信の品質
として、無線基地局のトラヒック負荷を用いることを特
徴とする。本発明は、請求項1〜請求項4に記載の発明
が有する効果に加え、無線基地局のトラヒック負荷が閾
値を越えたとき自動的に基地局選択方法を起動してトラ
ヒック負荷の小さい基地局へハンドオフ可能であり、ト
ラヒック増加による回線の容量不足に起因する通信効率
の低下を防止する効果が得られる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て、図面を参照して説明する。まず、各実施形態におけ
るネットワーク構成を図1に示す。同図において、数字
符号1〜3は無線基地局、4は無線LAN端末、5はル
ータ、61 〜63 は無線ゾーン、7はホームネットワー
ク、8はリモートネットワークを表している。無線ゾー
ンは単独または、複数でサブネットワークを形成する。
【0048】同図に示すように、複数のサブネットワー
クをルータ5を介して接続してネットワークを構成す
る。サブネットワークは複数の無線基地局を持ち、前記
無線基地局は自己の所属するサブネットワークを表すド
メインIDと基地局IDを持つ。
【0049】サブネットワークは、移動する無線LAN
端末4が通常接続するホームネットワークと、移動先で
接続するリモートネットワークに分類され、ホームネッ
トワークに属する無線基地局をホーム基地局、リモート
ネットワークに属する基地局をリモート基地局と呼ぶ。
図では、数字符号以外にも、ホーム基地局をH、リモー
ト基地局をR、無線LAN端末をSとして表している。
【0050】以下に、本発明の第1の実施の形態とし
て、請求項1に記載の基地局選択方法を適用した場合の
例について説明する。基地局は、周期的に自局の基地局
IDと、ドメインIDを、報知信号により送信する。
【0051】図2に、無線LAN端末の基地局選択動作
手順を流れ図として示す。図中の(S−1)〜(S−
6)の表示はステップを表すものであり、以下の説明中
の表示と対応する。無線LAN端末は、一定期間周辺基
地局の報知信号を受信して、所要品質を満たす基地局の
リスト(基地局リスト)を作成する(S−1)。表1に
基地局リストの例を示す。
【0052】
【表1】
【0053】ここでは、品質の良い順にリスト先頭から
リストアップされているものとする。基地局リスト内に
ホーム基地局が存在する場合(S2−2のY)は、品質
最良のホーム基地局を選択し(S2−3)、ホーム基地
局が存在しない場合(S2−2のN)は、リモート基地
局の中から品質最良のリモート基地局を選択する(S2
−4,S2−5)。所要品質を満たす基地局が存在しな
い場合(S2−4のN)は、サービスエリア圏外と判断
する(S2−6)。
【0054】図3として、無線LAN端末4が、同図
(a)に示すように、ホーム基地局とリモート基地局の
サービスエリアがオーバラップした位置にある場合の、
基地局リストの例を(b)に示す。品質最良の基地局は
リモート基地局であるが、所要品質を満たすホーム基地
局が存在するため、無線LAN端末はホーム基地局#2
を選択して接続する。同図における数字符号は、図1の
場合と同様であるが、この図では、IDを#を付した数
字あるいは英字で示している。これは以降説明する他の
図についても同様である。
【0055】図4として、無線LAN端末4が、同図
(a)に示すように、リモート基地局のサービスエリア
で、かつホーム基地局のサービスエリア圏外の位置にあ
る場合の、基地局リストの例を(b)に示す。所要品質
を満たすホーム基地局が存在しないため、無線LAN端
末はリモート基地局#3を選択して接続する。
【0056】本発明の第2の実施形態として、請求項2
記載の基地局選択方法を適用した場合の例について説明
する。基地局は、周期的に自局の基地局IDと、ドメイ
ンIDを、報知信号により送信する。また、基地局は、
無線LAN端末を認証する機能を持ち、あらかじめ登録
されていない無線LAN端末に対しては認証を拒否し、
通信を許可しない。
【0057】図5に無線LAN端末の基地局選択動作手
順を示す。無線LAN端末4は一定期間周辺基地局の報
知信号を受信して、所要品質を満たす基地局のリスト
(基地局リスト)を作成する(S5−1)。基地局リス
トは表1に等しい。また、認証を拒否した基地局のドメ
インIDを認証拒否ドメインリストに記憶する。表2に
認証拒否ドメインリストの例を示す。
【0058】
【表2】
【0059】なお、例えば、認証拒否ドメインリストの
最大記憶数は、ある位置で互いの無線エリアがオーバラ
ップするドメインの最大数、あるいはそれより十分大き
くとることもできる。仮に記憶するドメインIDの数
が、認証拒否ドメインリストの最大数を越える場合は、
最も古いドメインIDを削除してから、記憶するものと
する。
【0060】基地局リスト内にホーム基地局が存在する
場合(S5−2のY)は、品質最良のホーム基地局を選
択(S5−3)し、ホーム基地局が存在しない場合(S
5−2のN)は、リモート基地局の中から、認証拒否ド
メインリストに記憶されているドメイン以外の基地局
で、かつ品質最良のリモート基地局に認証を要求する
(S5−4〜S5−7)。
【0061】認証OKの場合(S5−8のY)は、基地
局選択処理を終了する。認証拒否の場合(S5−8の
N)は、該リモート基地局のドメインIDを認証拒否ド
メインリストに記憶(S5−9)した後、次の品質のリ
モート基地局に認証を要求(S5−10)する。認証拒
否ドメインリストに記憶されているドイメン以外でかつ
所要品質を満たす基地局が存在しない場合(S5−1
1)は、サービスエリア圏外と判断する。
【0062】図6として、無線LAN端末4が同図
(a)に示すように、リモート基地局のサービスエリア
がオーバラップした位置にある場合の基地局リストと認
証拒否ドメインリストの例を(b)に示す。無線LAN
端末4は、図5の手順により、リモート基地局#3に認
証を要求する。認証OKの場合はリモート基地局#3に
接続する。
【0063】本発明の第3の実施の形態として、請求項
3記載の基地局選択方法を適用した場合の例について説
明する。基地局は、周期的に自局の基地局IDとドメイ
ンIDを報知信号により送信する。
【0064】図7に無線LAN端末の基地局選択動作手
順を流れ図として示す。無線LAN端末4は、一定期間
周辺基地局の報知信号を受信して、所要品質を満たす基
地局のリスト(基地局リスト)を作成する。基地局リス
トは表1に等しい。また、認証を拒否した基地局のドメ
インIDを認証拒否基地局リストに記憶する。表3に認
証拒否基地局リストを示す。
【0065】
【表3】
【0066】なお、認証拒否基地局リストの最大記憶数
は、ある位置で互いの無線エリアがオーバヘラップする
基地局の最大数より十分大きいものとする。記憶する基
地局IDの数が認証拒否基地局リストの最大数を越える
場合は、最も古い基地局IDを削除してから、記憶する
ものとする(S7−1)。
【0067】基地局リスト内にホーム基地局が存在する
場合(S7−2のY)は、認証拒否基地局リストに記憶
されていない基地局で、かつ品質最良のホーム基地局に
認証を要求する(S7−3〜S7−5)。認証OKの場
合(S7−6のY)は、基地局選択処理を終了する。認
証拒否の場合(S7−6のN)は、該ホーム基地局の基
地局IDを認証拒否基地局リストに記憶(S7−7)し
た後、次の品質のホーム基地局に認証を要求する(S7
−8)。
【0068】所要品質を満たしかつ認証拒否基地局リス
トに記憶されていないホーム基地局が存在しない(S7
−9のY)場合は、リモート基地局の中から、認証拒否
基地局リストに記憶されていない基地局でかつ品質最良
のリモート基地局に認証を要求する(S7−10〜S7
−13)。認証OKの場合(S−14のY)は基地局選
択処理を終了する。
【0069】認証拒否の場合(S7−14のN)は該リ
モート基地局の基地局IDを認証拒否基地局リストに記
憶(S7−15)した後、次の品質のリモート基地局に
認証を要求する(S7−16)。認証拒否基地局リスト
に記憶されていない基地局でかつ、所要品質を満たす基
地局が存在しない場合(S7−17のY)は、サービス
エリア圏外と判断する。
【0070】図8として無線LAN端末4が同図(a)
に示すように、リモート基地局のサービスエリアがオー
バラップした位置にある場合の基地局リストと認証拒否
基地局リストの例を(b)に示す。無線LAN端末4は
図7の手順により、リモート基地局#5に認証を要求す
る。認証OKの場合は、リモート基地局#5に接続す
る。
【0071】本発明の第4の実施形態として、請求項4
記載の基地局選択方法を適用した場合の例について説明
する。基地局は、周期的に自局の基地局IDとドメイン
IDを報知信号により送信する。
【0072】図9に無線LAN端末4の基地局選択動作
手順を流れ図として示す。図中の基地局選択部S9−5
には図2または図5または図7に示した手順が適用され
る。無線LAN端末4は、通信品質を監視する機能と、
ユーザが基地局選択方法を起動するための起動スイッチ
と、周期的に基地局選択方法を起動するための検索タイ
マを持つ。
【0073】無線LAN端末4は、端末電源投入時(S
9−1)、または通信品質が所要品質以下に劣化したと
き(S9−2)、またはユーザが起動スイッチにより基
地局選択方法を起動したとき(S9−3)、または検索
タイマがタイムオーバしたとき(S9−4)、基地局選
択手順を起動する(S9−5)。基地局選択終了時は検
索タイマをリスタートする(S9−7)。
【0074】図10に無線LAN端末がリモート基地局
にB地点で接続した後にA地点まで移動した場合を示
す。ここでは、基地局選択手順として図2に示す手順を
適用しているものとする。A地点ではリモート基地局と
の通信品質が所要品質を満たしているため、品質劣化に
より基地局選択手順は起動されない。ユーザが起動スイ
ッチをONするか、または検索タイマのタイムオーバに
より図2に示す基地局選択手順が起動され、ホーム基地
局に接続を切り替える。
【0075】本発明の第5の実施形態として、請求項5
記載の基地局選択方法を適用した場合の例について説明
する。この例の場合は、図2、または図5、または図7
に示す基地局動作手順内の基地局リスト作成時に、基地
局からの受信信号の受信電解強度を測定して受信電解強
度の大きい基地局を上位に、受信電解強度の小さい基地
局を下位とする。
【0076】本発明の第6の実施形態として、請求項6
記載の基地局選択方法を適用した場合の例について説明
する。この例の場合は、図2、または図5、または図7
に示す基地局動作手順内の基地局リスト作成時に、基地
局からの受信信号の誤り率を測定して誤り率の小さい基
地局を上位に、誤り率の大きい基地局を下位とする。
【0077】本発明の第7の実施形態として、請求項7
記載の基地局選択方法を適用した場合の例について説明
する。基地局は、自局のトラヒック負荷を測定し、周期
的に、報知信号により送信する。この例の場合は、図
2、または図5、または図7に示す基地局動作手順内の
基地局リスト作成時に、基地局からの報知信号を受信し
て、トラヒック負荷の小さい基地局を上位に、トラヒッ
ク負荷の大きい基地局を下位とする。
【0078】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、無線端末が、リモートネットワークに移動した
とき、リモートネットワーク基地局に接続できないとい
う従来の課題を解決し、ホームネットワークとリモート
ネットワーク間のパケット転送プロトコルを利用して通
信の継続が可能な無線基地局選択方法を提供することが
できる利点がある。
【0079】また、ホームネットワークの基地局と、リ
モートネットワークの基地局エリアが、オーバラップし
ている位置に無線端末が移動したとき、ホームネットワ
ークの基地局からの受信電解強度が所要品質を満たして
いる場合でも、リモートネットワークの基地局を選択し
て接続するという従来技術の課題を解決し、パケット転
送プロトコルのオーバヘッドによる通信効率の低下を抑
制することが可能な無線基地局選択方法を提供すること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するネットワーク構成を示す図で
ある。
【図2】第1の実施の形態における無線LAN端末の基
地局選択手順を示す流れ図である。
【図3】第1の実施の形態について説明する図(その
1)である。
【図4】第1の実施の形態について説明する図(その
2)である。
【図5】第2の実施の形態における無線LAN端末の基
地局選択手順を示す流れ図である。
【図6】第2の実施の形態について説明する図である。
【図7】第3の実施の形態における無線LAN端末の基
地局選択手順を示す流れ図である。
【図8】第3の実施の形態について説明する図である。
【図9】第4の実施の形態における無線LAN端末の基
地局選択手順を示す流れ図である。
【図10】第4の実施の形態について説明する図であ
る。
【符号の説明】
1〜3 無線基地局 4 無線LAN端末 5 ルータ 61 〜63 無線ゾーン 7 ホームネットワーク 8,81 ,82 リモートネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守倉 正博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドメインIDにより識別される複数のサ
    ブネットワーク間を接続して1つのネットワークを構成
    し、 前記サブネットワークは複数の無線基地局を持ち、該無
    線基地局は自己の接続する前記サブネットワークの前記
    ドメインIDと各無線基地局を識別する基地局IDを持
    ち、 前記無線基地局を介して前記ネットワークと通信を行う
    無線端末は、通信を行う際に、無線通信の所要品質を満
    たす位置にある複数の前記無線基地局の中から1つを選
    択する無線基地局選択方法において、 サブネットワークを、移動する前記無線端末が最も頻繁
    に接続するホームネットワークと、前記無線端末が移動
    先で接続するリモートネットワークとに分類し、 前記無線端末はホームネットワークのドメインIDをあ
    らかじめ記憶し、 無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持つ無線基地局
    が存在する場合は、ホームネットワークと同じドメイン
    IDを持ちかつ品質が最も優れる無線基地局を選択し、 無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持つ無線基地局
    が存在せず、かつホームネットワークと異なるドメイン
    IDを持つ無線基地局が存在する場合は、ホームネット
    ワークと異なるドメインIDを持ちかつ品質の最も優れ
    る無線基地局を選択することを特徴とする無線基地局選
    択方法。
  2. 【請求項2】 ドメインIDにより識別される複数のサ
    ブネットワーク間を接続して1つのネットワークを構成
    し、 前記サブネットワークは複数の無線基地局を持ち、該無
    線基地局は自己の接続する前記サブネットワークのドメ
    インIDと各無線基地局を識別する基地局IDと、該無
    線基地局を介して前記ネットワークと通信を行う無線端
    末を認証する機能を持ち、 前記無線端末は通信を行う際に、無線通信の所要品質を
    満たす位置にある複数の前記無線基地局の中から1つを
    選択する無線基地局選択方法において、 サブネットワークを、移動する前記無線端末が最も頻繁
    に接続するホームネットワークと、前記無線端末が移動
    先で接続するリモートネットワークとに分類し、 前記無線端末はホームネットワークのドメインIDをあ
    らかじめ記憶し、また認証拒否された無線基地局のドメ
    インIDを認証拒否ドメインリストに記憶する機能を持
    ち、 無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持つ無線基地局
    が存在する場合は、ホームネットワークと同じドメイン
    IDを持ちかつ品質が最も優れる無線基地局を選択して
    接続し、 無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持つ無線基地局
    が存在せず、かつホームネットワークと異なるドメイン
    IDを持ちかつ接続拒否ドメインリストに未登録な基地
    局が存在する場合は、ホームネットワークと異なるドメ
    インIDを持ちかつ接続拒否ドメインリストに未登録で
    かつ品質が最も優れる無線基地局に認証を要求し、 認証の結果接続を拒否された場合は該無線基地局のドメ
    インIDを接続拒否ドメインリストに追加した後、再
    び、無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中
    にホームネットワークと異なるドメインIDを持ち、か
    つ接続拒否ドメインリストに未登録な基地局が存在する
    場合は、ホームネットワークと異なるドメインIDを持
    ちかつ接続拒否基地局リストに未登録で、かつ品質が最
    も優れる無線基地局に認証を要求する動作を繰り返し、 認証の結果接続を許可された場合は該無線基地局を選択
    して接続することを特徴とする無線基地局選択方法。
  3. 【請求項3】 ドメインIDにより識別される複数のサ
    ブネットワーク間を接続して1つのネットワークを構成
    し、 前記サブネットワークは複数の無線基地局を持ち、該無
    線基地局は自己の所属する前記サブネットワークのドメ
    インIDと各無線基地局を識別する基地局IDと、該無
    線基地局を介して前記ネットワークと通信を行う無線端
    末を認証する機能を持ち、 無線端末は通信を行う際に、無線通信の所要品質を満た
    す複数の無線基地局の中から1つを選択する無線基地局
    選択方法において、 サブネットワークを、移動する前記無線端末が最も頻繁
    に接続するホームネットワークと、前記無線端末が移動
    先で接続するリモートネットワークとに分類し、 前記無線端末はホームネットワークのドメインIDをあ
    らかじめ記憶し、また認証拒否された基地局IDを認証
    拒否基地局リストに記憶する機能を持ち、 無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持ち、かつ接続
    拒否基地局リストに未登録な基地局が存在する場合は、
    ホームネットワークと同じドメインIDを持ちかつ接続
    拒否基地局リストに未登録で、かつ品質が最も優れる無
    線基地局に認証を要求し、 認証の結果接続を拒否された場合は該無線基地局の基地
    局IDを接続拒否基地局リストに追加した後、再び、無
    線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホー
    ムネットワークと同じドメインIDを持ち、かつ接続拒
    否基地局リストに未登録な基地局が存在する場合は、ホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持ちかつ接続拒
    否基地局リストに未登録で、かつ品質が最も優れる無線
    基地局に認証を要求する動作を繰り返し、 無線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホ
    ームネットワークと同じドメインIDを持ちかつ接続拒
    否基地局リストに未登録な基地局が存在せず、かつホー
    ムネットワークと異なるドメインIDを持ちかつ接続拒
    否基地局リストに未登録な基地局が存在する場合は、ホ
    ームネットワークと異なるドメインIDを持ちかつ接続
    拒否基地局リストに未登録でかつ品質が最も優れる無線
    基地局を選択して認証を要求し、 認証の結果接続を拒否された場合は該無線基地局の基地
    局IDを接続拒否基地局リストに追加した後、再び、無
    線通信の所要品質を満たす複数の無線基地局の中にホー
    ムネットワークと異なるドメインIDを持ち、かつ接続
    拒否基地局リストに未登録な基地局が存在する場合は、
    ホームネットークと異なるドメインIDを持ちかつ接続
    拒否基地局リストに未登録で、かつ品質が最も優れる無
    線基地局に認証を要求する動作を繰り返し、 認証の結果接続を許可された場合は該無線基地局を選択
    することを特徴とする無線基地局選択方法。
  4. 【請求項4】 無線端末にスイッチを設け、 前記無線端末は電源投入時、または無線通信の品質劣化
    を検出したとき、または前記スイッチをユーザがONし
    たとき、または周期的に、無線基地局選択動作を起動す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項
    に記載の無線基地局選択方法。
  5. 【請求項5】 無線通信の品質として、無線基地局から
    の受信電界強度を用いることを特徴とする請求項1〜請
    求項4のいずれか1項に記載の無線基地局選択方法。
  6. 【請求項6】 無線通信の品質として、無線基地局から
    の受信信号の誤り率を用いることを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれか1項に記載の無線基地局選択方
    法。
  7. 【請求項7】 無線通信の品質として、無線基地局のト
    ラヒック負荷を用いることを特徴とする請求項1〜請求
    項4のいずれか1項に記載の無線基地局選択方法。
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