JPH11203793A - 光ディスクの記録/再生方法、光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクの記録/再生方法、光ディスク及び光ディスク装置

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JPH11203793A
JPH11203793A JP701598A JP701598A JPH11203793A JP H11203793 A JPH11203793 A JP H11203793A JP 701598 A JP701598 A JP 701598A JP 701598 A JP701598 A JP 701598A JP H11203793 A JPH11203793 A JP H11203793A
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JP
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data
frame
sector
area
synchronization pattern
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JP701598A
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Susumu Chiaki
進 千秋
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録可能なディスクと再生専用のディスクに
共通な効率の良いデータ・フォーマットで安定した同期
が得られるようにした光ディスクの記録/再生方法、光
ディスク及び光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号記
録領域APC、クロック抽出用の信号記録領域VFO、
セクタ同期パターン領域SS、複数のフレーム群のデー
タ記録領域とポストアンブル領域POからなるデータ構
成とし、フレーム内のデータの一部にアドレス情報AD
を入れ、アドレス情報ADの入ったフレーム同期パター
ンFS1と、それ以外のフレームのフレーム同期パター
ンFS0を異なるパターンとしたディスクフォーマット
でデータの記録/再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの記録
/再生方法、光ディスク及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学的あるいは磁気光学的な
信号記録/再生方法を利用したディスク状光記録媒体や
カード状光記録媒体などの光記録媒体が開発され、市場
に供給されつつある。これらの光記録媒体には、所謂コ
ンパクト・ディスク(CD: compactdisc) 等のようなリー
ド・オンリ・メモリ(ROM: read only memory) タイプの
記録媒体や、ユーザ側で1回のデータ書き込みが可能な
所謂ライト・ワンス・タイプ(追記型)のものや、光磁
気(MO)ディスク等のようにデータの書換え(所謂オーバ
ーライト)が可能なものなどが知られている。
【0003】ディスク状光記録媒体に対してデータの書
き込み/読み出しを行う光ディスク装置は、情報の記録
/再生用の光ビームを出射するレーザダイオードや光デ
ィスクに照射した光ビームの反射光を検出するフォトデ
ィテクタ等を内蔵し、上記フォトディテクタによる検出
出力に基づいてフォーカスサーボやトラッキングサーボ
がかけられる光学ヘッドを用いて、スピンドルモータに
速度サーボをかけて角速度一定あるいは線速度一定の状
態で光ディスクを回転させながら、上記光ディスクの記
録トラックを光ビームで走査することにより、データの
記録/再生を行うようになっている。
【0004】任意の場所にデータの記録可能なディスク
には、データの記録/再生を行うデータ領域と、位置を
示すアドレス領域が存在する。
【0005】一般的にアドレス領域は、プリフォーマッ
トされている。また、データの記録/再生を行うデータ
領域は、例えば、APC+VFO+SS+複数のフレー
ム群+POとなっている。APCは、記録時に記録レー
ザパワーの制御を行うための発光パターン領域である。
VFOは、再生クロックを得るためにPLLをかけるた
めの信号記録領域である。SSは、セクタの先頭を示す
セクタ同期パターンである。POはセクタの最後に設け
られるポストアンブルである。各フレームは、フレーム
の先頭を示すフレーム同期パターンFSと変調されたデ
ータ列からなる。フレーム同期パターンFS及びセクタ
同期パターンSSには、チャンネル同期をかけるための
変調則に出て来ないユニークパターンが用いられる。
【0006】このようなフォーマットのディスクに対し
てデータの記録/再生を行うには、アドレス領域が再生
され、セクタ同期がかかる必要がある。再生時には、セ
クタ同期がかかっていれば、セクタ内のデータ領域のお
およそのタイミング(ref timing)も得られる。PLL
をかけ、FSを検出して同期をかけるが、そのFSがど
のフレームに相当するかはタイミング(ref timing)か
ら得られるので、再生タイミング(フレーム同期やフレ
ーム内の同期)は正確に得られる。セクタ同期パターン
SSは同期の信頼性を上げるために、セクタの先頭から
確実に再生できるように入れられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、光記
録媒体によるROM(Read Only Memory)ディスクやR
AM(Random Access Memory)ディスク等の高容量化は
目覚ましいものがあり、光ディスク記録/再生装置の光
学ヘッドに用いられる半導体レーザの短波長化ととも
に、光ディスクの情報記録面に光ビームを集光する対物
レンズの高開口数(NA:Numerical Aperture)化が図ら
れている。
【0008】DVD−RAMを超える大容量の高密度相
変化型光ディスクを実現するための手法として、スポッ
トサイズを小さくする方法が知られている。記録媒体上
でのスポットサイズは、概ねλ/NAで与えられ、Ga
NやZnSeといった短波長半導体レーザ光源を用いる
手法や、ソリッド・イマージョン・レンズ(SIL:Solid
Immersion Lens)に代表される2群レンズ等によって対
物レンズのNAを大きくする手法によって、小さくする
ことができる。
【0009】例えば、λ=640nm、NA=0.85
とすると、スポットの直径は、媒体上で約0.75μm
となり、例えば、RLL(1,7)変調を用いて信号を
記録再生すると、0.21μm/bit程度の記録線密
度を達成できる。
【0010】なお、高密度記録・再生を行う適したチャ
ンネルの検出窓の広い変調方式の代表的な変調符号とし
ては、RLL(1,7)符号やRLL(2,7)符号な
どが知られている。
【0011】RLL(1,7)変調とは、ピット情報
(シンボル)0の最小ラン(run )が1、最大ランが7
であり、波形列の最大反転間隔が有限なランレングスリ
ミテッド(RLL:run length limited)符号による変調で
ある。
【0012】ここで、RLL(1,7)変調では、基本
データ長がmビットであるデータを可変長符号(d,
k;,m,n;r)に変換するに当たり、例えば、基本
データ長mが2ビットであるデータを、RLL(1,
7)符号のチャンネルビット列の0の最小ランdが所定
回数続くのを制限するコードを含む変換テーブルで、0
の最小ランdを1ビット、0の最大ランkを7ビット、
基本データ長mを2ビット、基本符号長nを3ビット、
最大拘束長rを2とした可変長符号号(1,7;2,
3;2)に変換する。このRLL(1,7)変調には、
例えば、次のような変換テーブルが用いられる。
【0013】 このRLL(1,7)変調では、記録波形列のビット間
隔をTとすると、最小反転間隔Tmin は2Tとなる。ま
た、データ列のビット間隔をTdataとすると、この最小
反転間隔Tmin は1.33(=(m/n)×Tmin =
(2/3)×2)Tdataとなる。また、最大反転間隔T
max は8(=7+1)T(=(m/n)×Tmax )Tda
ta=(2/3)×8Tdata=5.33Tdata)となる。
さらに、検出窓Tw は、0.67(=2/3)Tdataと
なる。
【0014】また、RLL(2,7)変調では、基本デ
ータ長がmビットであるデータを可変長符号(d,
k;,m,n;r)に変換するに当たり、例えば、基本
データ長mが2ビットであるデータを、RLL(2−
7)符号のチャンネルビット列の0の最小ランdが所定
回数続くのを制限するコードを含む変換テーブルで、0
の最小ランdを2ビット、0の最大ランkを7ビット、
基本データ長mを1ビット、基本符号長nを3ビット、
最大拘束長rを2とした可変長符号号(1,7;2,
3;3)に変換する。このRLL(2,7)変調には、
例えば、次のような変換テーブルが用いられる。
【0015】 このRLL(2,7)変調では、記録波形列のビット間
隔をTとすると、最小反転間隔Tmin (=(d+1)
T)は3Tとなる。また、データ列のビット間隔をTda
taとすると、この最小反転間隔Tmin は1.5(=(m
/n)×Tmin =(1/2)×3)Tdataとなる。 ま
た、最大反転間隔Tmax (=(k+1)T)は8(=7
+1)T(=(m/n)×Tmax )Tdata=(1/2)
×8Tdata=4.0Tdata)となる。さらに、検出窓T
w (=(m/n)×T)は、0.5(=1/2)Tdata
となる。
【0016】また、光ディスクシステムにおける記録再
生信号の直流(DC)成分は抑制するのが望ましく、特
に高密度記録/再生を目指してPR抜取りを行うに当た
ってはできる限り抑制する必要がある。
【0017】さらに、高NAの対物レンズを備える光学
ヘッドを用いた光ディスクシステムでは、光ディスク表
面に付着した塵埃や傷による光ビームへの影響による誤
りに対処するために、誤り訂正能力を高める必要があ
る。誤り訂正能力を高めるには、符号を大きくしたり、
ECCブロックの大きくする。さらに、ECCブロック
をディスクの内周の1トラック相当まで広げるように、
誤り訂正符号にインターリーブを施して束ねてブロック
化する方法もある。
【0018】このような場合にも、アクセス性は必要と
されるので、プリアドレスなどはある程度以上必要とな
る。
【0019】本件出願人は、このような要求を満たしな
がら、冗長度の低いすなわち効率の良いディスクフォー
マットでデータの記録/再生を行う光ディスクの記録/
再生方法、光ディスク及び光ディスク装置を特願平9−
285899号において提案している。この特願平9−
285899号に係る光ディスク装置では、変調方式に
可変長コードを用い、変調の開始と終わりをフレーム単
位とし、フレーム内のデータ数をDnFRM 、上記変調方
式における直流制御(DCC)コードを付加する単位で
あるDCCセル内のデータ数をDnDCC 、フレーム内の
DCCセルの数をCnFRM 、セクタ内のデータ数をDn
SCT 、セクタ内のフレームの数をFnSC T 、エラー訂正
の単位であるECCブロック内のデータ数をDnECC
ECCブロック内のセクタ数をSnECC として、 DnFRM /DnDCC =CnFRM DnSCT /DnFRM =FnSCT DnECC /DnSCT =SnECC で示されるディスクフォーマットでデータの記録/再生
を行う。
【0020】このディスクフォーマットでは、例えば、
図10に示すように、1フレーム単位のチャンネル列の
先頭にフレーム同期パターンFSが付加され、所定数の
チャンネルからなるDCCセル毎及びチャンネルとフレ
ーム同期パターンFSとの境目に2チャンネルのDCC
コード(dccc)が付加され、1フレーム(frame(w/r))
が構成される。このとき、最小反転間隔Tmin や最大反
転間隔Tmax などの(1,7)変調の制限は崩れないよ
うにDCCコード(dccc)が挿入される。さらに、98
フレーム(frame(w/r))の先頭にセクタ同期パターンS
Sが付加され、その前部にAPC,VFOを付加し、最
後にポストアンブルPOが付加され、チャンネルとポス
トアンブルPOとの境目にも2チャンネルのDCCコー
ド(dccc)が付加されて、1セクタを構成する。ここ
で、APCは、記録時に記録レーザパワーの制御を行う
ための発光パターン領域である。また、VFOは、再生
時にクロック抽出のためにPLLをかけるためのパター
ン領域である。さらに、フレーム同期パターンFS及び
セクタ同期パターンSSには、チャンネル同期をかける
ための変調則にでてこないユニークパターンが用いられ
る。なお、図10において、網掛け部分はパリティワー
ド相当部分である。
【0021】ここで、一般に、記録可能ディスクは記録
/再生を行うデータ領域と位置を示すアドレス領域から
なるが、再生専用ディスクでもデータ領域とアドレス領
域からなる構成とすることができる。
【0022】しかし、フレーム内のデータの一部にアド
レス情報を入れておくことにより、アドレス領域を必要
とせず、データ領域を連続的に構成することができる。
なお、記録可能ディスクでも、フレーム内のデータの一
部にアドレス情報を入れておけば、再生時に所望のデー
タが再生できたか否かを確認することができる。
【0023】さらに、再生専用ディスクでは、再生装置
の再生レーザパワーは常に制御しておけば良いので、再
生レーザパワーの制御のために特に領域を必要とせず、
APC領域は無くてもよい。また、再生データは連続的
に存在するので、再生装置のPLLを常にかけておけば
再生クロックを得ることができ、VFO領域も不要であ
る。
【0024】従って、再生専用ディスクでは、APC,
VFO,POを除いて、図11に示すように、SS+フ
レーム群を連続的に構成したフォーマットとすることが
できる。図11において、斜線を施した[AD]はアドレ
ス情報である。
【0025】このフォーマットのディスクからデータを
再生するためには、セクタ同期パターンSSを用いてセ
クタ同期をとればよい。セクタ同期が得られれば、セク
タ内のフレーム同期、フレーム内の同期は得られたこと
になり、その後は保護動作となる。しかし、セクタ同期
パターンSSは、セクタに1回程度であるため、安定に
同期がかかる得られるまでに時間がかかる。
【0026】先にフレーム同期パターンFSによるフレ
ーム同期をかけるようにすれば、セクタ同期パターンS
S用に検出窓信号を用いることができ、セクタ同期パタ
ーンSS検出の信頼性が上がり、引き込みも速くなる
が、フレーム同期パターンFSの出現周期がセクタ同期
パターンSSのところだけ異なるので、フレーム同期パ
ターンFSによるフレーム同期を先に確実にかけるのは
困難である。
【0027】また、再生専用ディスクのフォーマットと
して、フレーム同期パターンFSを工夫することによ
り、APC,VFO,POを除いて、フレーム群のみを
連続的に構成したフォーマットとすることも可能であ
る。例えば、複数種類のフレーム同期パターンFSを用
いたり、あるいは図12に示すように、フレーム同期パ
ターンFSとして同期パターンとフレーム番号の組み合
わせを用いればよい。なお、図12において、FSに続
くno.[n]はフレーム番号を示す。
【0028】これらの場合、各フレーム同期パターンF
Sは各フレームに対応しているのでフレーム同期とフレ
ーム内同期を得ることができる。或いは、最低限、アド
レス情報の入ったフレームのFSと、それ以外のフレー
ムのFSの2種類を用意しておけばフレーム同期とフレ
ーム内同期は得られる。
【0029】フレーム同期とフレーム内同期が得られれ
ば、所定のフレーム内のデータに収められているID情
報が得られるのでセクタ同期まで得られる。
【0030】しかし、複数種類のフレーム同期FSを用
いるのでは、フレーム同期をとるのにFSに多くの種類
を必要とし、冗長度が大きくなる。また、同期パターン
とフレーム番号の組み合わせを用いるのも、当然ながら
冗長度が大きくなる。
【0031】記録可能なディスクとの共通なフォーマッ
トを考えた場合、記録可能ディスクにとって不要な冗長
性を持たせるのは好ましくない。
【0032】また、再生専用ディスクを再生する場合、
所望のセクタより前から同期がかかっていれば、そのま
ま所望のセクタが再生可能であるが、記録可能なディス
クを再生する場合で先頭のフレーム同期パターンFSが
検出できない場合は、セクタ同期パターンSSがないと
そのフレームが再生できない。
【0033】そこで、本発明の目的は、記録可能なディ
スクと再生専用のディスクに共通な効率の良いデータ・
フォーマットで安定した同期が得られるようにした光デ
ィスクの記録/再生方法、光ディスク及び光ディスク装
置を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
の記録/再生方法は、セクタ内をレーザパワー制御用の
信号記録領域、クロック抽出用の信号記録領域、セクタ
同期パターン領域、複数のフレーム群のデータ記録領域
とポストアンブル領域からなるデータ構成とし、フレー
ム内のデータの一部にアドレス情報を入れ、アドレス情
報の入ったフレーム同期パターンと、それ以外のフレー
ムのフレーム同期パターンを異なるパターンとしたディ
スクフォーマットでデータの記録/再生を行うことを特
徴とする。
【0035】また、本発明に係る光ディスクの記録/再
生方法は、記録可能ディスクのデータ領域のセクタ内を
セクタ内をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロッ
ク抽出用の信号記録領域、複数のフレーム群のデータ記
録領域とポストアンブル領域からなるデータ構成とし、
再生専用ディスクのデータ領域のセクタ内を複数のフレ
ーム群のデータ記録領域のみからなるデータ構成とし、
複数のフレーム群からなるデータ・フォーマットを記録
可能ディスクと再生専用ディスクで共通のものとし、フ
レーム内のデータの一部にアドレス情報を入れ、アドレ
ス情報の入ったフレーム同期パターンと、それ以外のフ
レームのフレーム同期パターンを異なるパターンとした
ディスクフォーマットでデータの記録/再生を行うこと
を特徴とする。
【0036】また、本発明にかかる光ディスクの記録/
再生方法は、セクタ内をレーザパワー制御用の信号記録
領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフレーム
群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなるデー
タ構成とし、フレーム内のデータの一部にアドレス情報
を入れ、フレーム内のデータの一部にセクタ同期パター
ンを入れたディスクフォーマットとし、フレーム内の一
部をダミーデータとし、記録時にダミーデータをセクタ
同期パターンに置き換えて記録し、再生時にセクタ同期
パターンをダミーデータに戻して再生を行うことを特徴
とする。
【0037】さらに、本発明に係る光ディスクの記録/
再生方法は、記録可能ディスクのデータ領域のセクタ内
をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロック抽出用
の信号記録領域、複数のフレーム群のデータ記録領域と
ポストアンブル領域からなるデータ構成とし、再生専用
ディスクのデータ領域のセクタ内を複数のフレーム群の
データ記録のみからなるデータ構成とし、複数のフレー
ム群からなるデータ・フォーマットを記録可能ディスク
と再生専用ディスクで共通のものとし、フレーム内の一
部をダミーデータとし、記録時にダミーデータをセクタ
同期パターンに置き換えて記録し、再生時にセクタ同期
パターンをダミーデータに戻して再生を行うことを特徴
とする。
【0038】本発明に係る光ディスクは、記録可能な光
ディスクであって、セクタ内をレーザパワー制御用の信
号記録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフ
レーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からな
るデータ構成とし、フレーム内のデータの一部にアドレ
ス情報を入れ、アドレス情報の入ったフレーム同期パタ
ーンと、それ以外のフレームのフレーム同期パターンを
異なるパターンとしたディスクフォーマットを有するこ
とを特徴とする。
【0039】また、本発明に係る光ディスクは、再生専
用の光ディスクであって、セクタ内を複数のフレーム群
のデータ記録領域のみからなるデータ構成とし、フレー
ム内のデータの一部にアドレス情報を入れ、アドレス情
報の入ったフレーム同期パターンと、それ以外のフレー
ムのフレーム同期パターンを異なるパターンとしたディ
スクフォーマットを有することを特徴とする。
【0040】また、本発明に係る光ディスクは、記録可
能な光ディスクであって、セクタ内をレーザパワー制御
用の信号記録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複
数のフレーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域
からなるデータ構成とし、フレーム内のデータの一部に
アドレス情報を入れるとともに、フレーム内のデータの
一部にセクタ同期パターンを入れたディスクフォーマッ
トを有することを特徴とする。
【0041】また、本発明に係る光ディスクは、記録可
能な光ディスクであって、上記アドレス情報及びセクタ
同期パターンを1フレーム中に複数組入れ、各セクタ同
期パターンを異なるパターンとしたディスクフォーマッ
トを有することを特徴とする。
【0042】また、本発明に係る光ディスクは、記録可
能な光ディスクであって、上記アドレス情報及びセクタ
同期パターンを入れるフレームを1セクタに複数フレー
ム入れ、各フレームのセクタ同期パターンを異なるパタ
ーンとしたディスクフォーマットを有することを特徴と
する。
【0043】また、本発明に係る光ディスクは、再生専
用の光ディスクであって、セクタ内を複数のフレーム群
のデータ記録領域のみからなるデータ構成とし、フレー
ム内のデータの一部にアドレス情報を入れるとともに、
フレーム内のデータの一部にセクタ同期パターンを入れ
たディスクフォーマットを有することを特徴とする。
【0044】また、本発明に係る光ディスクは、再生専
用の光ディスクであって、上記アドレス情報及びセクタ
同期パターンを1フレーム中に複数組入れ、各セクタ同
期パターンを異なるパターンとしたディスクフォーマッ
トを有することを特徴とする。
【0045】さらに、本発明に係る光ディスクは、再生
専用の光ディスクであって、上記アドレス情報及びセク
タ同期パターンを入れるフレームを1セクタに複数フレ
ーム入れ、各フレームのセクタ同期パターンを異なるパ
ターンとしたディスクフォーマットを有することを特徴
とする。
【0046】本発明に係る光ディスク装置は、セクタ内
をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロック抽出用
の信号記録領域、セクタ同期パターン領域、複数のフレ
ーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなる
データ構成としたディスクフォーマットでデータの記録
/再生を行う記録/再生手段を備えることを特徴とす
る。
【0047】また、本発明に係る光ディスク装置は、記
録可能ディスクのデータ領域のセクタ内をレーザパワー
制御用の信号記録領域、クロック抽出用の信号記録領
域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポストアンブ
ル領域からなるデータ構成とし、再生専用ディスクのデ
ータ領域のセクタ内を複数のフレーム群のデータ記録領
域のみからなるデータ構成とし、複数のフレーム群のデ
ータ記録領域のデータ・フォーマットを記録可能ディス
クと再生専用ディスクで共通のものとし、フレーム内の
データの一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入
ったフレーム同期パターンと、それ以外のフレームのフ
レーム同期パターンを異なるパターンとしたディスクフ
ォーマットでデータの記録/再生を行う記録/再生手段
を備えることを特徴とする。
【0048】本発明に係る光ディスク装置は、セクタ内
をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロック抽出用
の信号記録領域、複数のフレーム群のデータ記録領域と
ポストアンブル領域からなるデータ構成とし、フレーム
内のデータの一部にアドレス情報を入れ、フレーム内の
データの一部にセクタ同期パターンを入れたディスクフ
ォーマットとし、フレーム内の一部をダミーデータと
し、記録時にダミーデータをセクタ同期パターンに置き
換えて記録し、再生時にセクタ同期パターンをダミーデ
ータに戻して再生を行う記録/再生を行う記録/再生手
段を備えることを特徴とする。
【0049】さらに、本発明に係る光ディスク装置は、
記録可能ディスクのデータ領域のセクタ内をレーザパワ
ー制御用の信号記録領域、クロック抽出用の信号記録領
域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポストアンブ
ル領域からなるデータ構成とし、再生専用ディスクのデ
ータ領域のセクタ内を複数のフレーム群のデータ記録領
域のみからなるデータ構成とし、複数のフレーム群のデ
ータ記録領域のデータ・フォーマットを記録可能ディス
クと再生専用ディスクで共通のものとし、フレーム内の
一部をダミーデータとし、記録時にダミーデータをセク
タ同期パターンに置き換えて記録し、再生時にセクタ同
期パターンをダミーデータに戻して再生を行う記録/再
生手段を備えることを特徴とする。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ディスクの
記録/再生方法、光ディスク及び光ディスク装置の実施
の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0051】本発明を適用した光ディスクシステムで
は、例えばセクタ内のデータ構成を図1に示すように、
記録可能なディスクのデータ領域のフォーマットをレー
ザパワーの制御領域であるAPC領域、クロック抽出用
の信号記録領域であるVFO領域、セクタ同期パターン
SSの記録領域、複数のフレーム群のデータ記録領域及
びポストアンブルPOの記録領域で構成し、再生専用デ
ィスクのデータ領域のフォーマットを複数のフレーム群
のデータ記録領域のみからなる構成とし、フレーム群か
らなるデータ・フォーマットを再生専用ディスクと記録
可能ディスクとで共通のものとし、フレーム内のデータ
の一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入ったフ
レームのフレーム同期パターンFS1と、それ以外のフ
レームのフレーム同期パターンFS0を異なったパター
ンとする。
【0052】なお、この図1に示したセクタ内のデータ
構成では、1フレーム単位のチャンネル列の先頭にフレ
ーム同期パターンFSが付加され、所定数のチャンネル
からなるDCCセル毎及びチャンネルとフレーム同期パ
ターンFSとの境目に2チャンネルのDCCコード(dc
cc)が付加され、1フレーム(frame(w/r))が構成され
る。このとき、最小反転間隔Tmin や最大反転間隔Tma
x などの(1,7)変調の制限は崩れないようにDCC
コード(dccc)が挿入される。さらに、98フレーム
(frame(w/r))の先頭にセクタ同期パターンSSが付加
され、その前部にAPC,VFOを付加し、最後にポス
トアンブルPOが付加され、チャンネルとポストアンブ
ルPOとの境目にも2チャンネルのDCCコード(dcc
c)が付加されて、1セクタを構成する。ここで、AP
Cは、記録時に記録レーザパワーの制御を行うための発
光パターン領域である。また、VFOは、再生時にクロ
ック抽出のためにPLLをかけるためのパターン領域で
ある。さらに、フレーム同期パターンFS及びセクタ同
期パターンSSには、チャンネル同期をかけるための変
調則にでてこないユニークパターンが用いられる。な
お、図1において、網掛け部分はパリティワード相当部
分であり、また、斜線を施した[AD]はアドレス情報で
ある。一般に、アドレス情報には、誤り検出情報が付加
されている。
【0053】このフォーマットを採用した光ディスクシ
ステムでは、先ずフレーム同期パターンFSによりフレ
ーム内の同期をとる。そして、検出されたフレーム同期
パターンFSがアドレス情報の入ったフレームのもので
あり、所望のタイミングで誤り検出の結果誤りがなかっ
たら、このフレームはアドレス情報が入ったフレームで
あると判断され、セクタ内のフレーム同期がかけられ、
アドレス情報を得るとともにセクタ同期もかけられる。
同期には連続性を見る等の保護をかけることもできる。
【0054】このフォーマットの記録可能ディスクで
は、再生する場合に、セクタ内のデータ領域を示すタイ
ミング(ref timing)よりフレーム同期パターンFSの
位置がわかるので、同期をかけることができる。また、
セクタ同期パターンSSを用いることができるので、安
定した同期をかけやすい。
【0055】また、このフォーマットの再生専用ディス
クでは、再生する場合に、外部からのタイミングがない
ために、再生したいブロックより前から同期をかけてお
く必要がある。また、データ再生クロックを引き込んで
おく必要もあるため、再生動作を所望のブロックよりも
前から行うようにする。したがって、ディスク上のデー
タとしては必要とされるブロックよりも1ブロック以上
前からカッティングしておく。
【0056】また、本発明を適用した光ディスクシステ
ムでは、例えばセクタ内のデータ構成を図2に示すよう
に、記録可能なディスクのデータ領域のフォーマットを
APC領域、VFO領域、複数のフレーム群及びPO領
域で構成し、再生専用ディスクのデータ領域のフォーマ
ットを複数のフレーム群のみからなる構成とし、フレー
ム群からなるデータ・フォーマットを再生専用ディスク
と記録可能ディスクとで共通のものとし、フレーム内の
データの一部にアドレス情報を入れ、フレーム内のデー
タの一部をダミーデータとして、記録時にセクタ同期パ
ターンSSに置き換えて記録する。
【0057】なお、この図2に示したセクタ内のデータ
構成においても、1フレーム単位のチャンネル列の先頭
にフレーム同期パターンFSが付加され、所定数のチャ
ンネルからなるDCCセル毎及びチャンネルとフレーム
同期パターンFSとの境目に2チャンネルのDCCコー
ド(dccc)が付加され、1フレーム(frame(w/r))が構
成される。このとき、最小反転間隔Tmin や最大反転間
隔Tmax などの(1,7)変調の制限は崩れないように
DCCコード(dccc)が挿入される。さらに、98フレ
ーム(frame(w/r))の先頭にAPC,VFOを付加し、
最後にポストアンブルPOが付加され、チャンネルとポ
ストアンブルPOとの境目にも2チャンネルのDCCコ
ード(dccc)が付加されて、1セクタを構成する。ここ
で、APCは、記録時に記録レーザパワーの制御を行う
ための発光パターン領域である。また、VFOは、再生
時にクロック抽出のためにPLLをかけるためのパター
ン領域である。さらに、フレーム同期パターンFSに
は、チャンネル同期をかけるための変調則にでてこない
ユニークパターンが用いられる。なお、図2において、
網掛け部分はパリティワード相当部分であり、また、斜
線を施した[AD]はアドレス情報であり、斜線を施した
[SS]はダミーデータを置き換えたセクタ同期パターン
SSである。
【0058】このフォーマットを採用した光ディスクシ
ステムでは、記録可能ディスクを再生する場合、セクタ
同期パターンSSを用いて同期をかける。その後セクタ
同期パターンSSをダミーデータに戻し、訂正などのデ
ータ処理を行う。
【0059】また、再生専用ディスクを再生する場合に
は、先ずフレーム同期パターンFSを用いてフレーム内
の同期をとり、セクタ同期パターンSS用の検出窓信号
を生成し、セクタ同期パターンSSを検出し、セクタ内
のフレーム同期を得る。例えばECCブロック内のセク
タの数だけセクタ同期パターンSSのパターンを用意し
ておくことによりセクタ同期をかけることができる。な
お、ECCブロック内の先頭のセクタ同期パターンSS
を他のセクタ同期パターンSSのパターンと変えておく
だけでもセクタ同期を得ることができる。また、セクタ
同期パターンSSのパターンを複数種類用意しておかな
くても、例えばセクタ同期パターンSSに対応するアド
レス情報を再生することによりセクタ同期を得ることが
できる。
【0060】再生されたアドレス情報が正しいものかど
うかを判断するために一般的にはアドレス情報に誤り検
出情報を付加しておく。さらに、欠陥等により再生でき
ないアドレス情報が出てくることも考えられるので、ア
ドレスの連続性を見るなどの保護をかけてセクタ同期を
かける。
【0061】ここで、上記セクタ同期パターンSSとア
ドレス情報は、例えば図3に示すようにフレーム内に複
数個として多重書きしてもよい。また、図4に示すよう
にセクタの内の複数フレームに上記セクタ同期パターン
SSとアドレス情報を入れてもよい。この図4に示すフ
ォーマットでは、セクタ(ユーザデータ8KB相当)を
2つ(各々ユーザデータ4KB相当)に分け、その各々
の先頭フレームにセクタ同期パターンSSとアドレス情
報を入れている。
【0062】なお、図3や図4に示したセクタ構成にお
いても、上述の図1に示したフォーマットと同様に、フ
レーム同期パターンFSをアドレス情報の入ったフレー
ムとそれ以外のフレームとで異なったパターンとしても
よい。また、セクタ内に複数のセクタ同期パターンSS
がある場合は、各セクタ同期パターンSSを異なったパ
ターンとしてもよい。
【0063】図4に示したセクタ構成に対応したECC
ブロック内でのフレーム構成を図5に示す。ダミーデー
タDDはある定まった固定データとしてエンコード/デ
コードされ、記録時にはダミーデータDDからセクタ同
期パターンSSに置き換えられ、再生時にはセクタ同期
パターンSSからダミーデータDDに戻される。データ
ユニットの方向をフレーム(ディスクのデータ方向)と
同じにすれば、アドレス情報はデータユニットIDとし
ても用いることができる。ダミーデータDDはアプリケ
ーション側にとって意味をなさない。
【0064】図4に示したセクタ構成から明らかなよう
に、1セクタをユーザデータ4KB相当として、ECC
ブロックをユーザデータ4KB×16セクタで構成する
こともできる。ECCブロックをユーザデータ4KB×
16セクタで構成する場合のユーザデータは、例えば図
6に示すように、フレーム0〜42でデータユニット0
を構成し、また、フレーム49〜91でデータユニット
1を構成し、以下同様にして、フレーム735〜777
でデータユニット15を構成する。フレーム43〜4
8、フレーム92〜97、・・・フレーム778〜78
3はパリディワード相当なのアプリケーション側では用
いない。また、ダミーデータDDもアプリケーション側
では用いない。
【0065】次に、このようなフォーマットの光ディス
クの記録/再生を行う光ディスク記録/再生装置につい
て説明する。
【0066】この光ディスク記録/再生装置は、図7に
示すような構成のディスクドライブ100を備え、光デ
ィスク101をスピンドルモータ102により例えば角
速度一定で回転駆動しながら、上記光ディスク101の
情報記録面を光学ヘッド110によりレーザ光で走査し
て情報の記録/再生を光学的に行う。
【0067】このディスクドライブ100設けられた光
学ヘッド110は、光ディスク101に照射する記録/
再生用のレーザ光を放射する光源として半導体レーザ
(LD)103を備える。この半導体レーザ103から
の出射光は、コリメータレンズ104で平行光とされ、
サイドスポット生成用の回折格子105を通過した後、
ビームスプリッタ106及び1/4波長板107を介し
て非球面2群対物レンズユニット120に入射され、こ
の非球面2群対物レンズユニット120により光ディス
ク101の情報記録面上に集光される。上記半導体レー
ザ103からの出射光の一部は、ビームスプリッタ10
6によって反射され集光レンズ108を介して発光パワ
ーモニター用ディテクタ109へ導かれ、情報記録面上
でのレーザパワーを制御する自動光量制御(APC:Autom
atic Power Control)に用いられる。光ディスク101
からの反射光(すなわち再生信号)は、ビームスプリッ
タ106で反射されて検出光路へ導かれ、その一部はビ
ームスプリッタ111によって反射され集光レンズ11
2及びシリンドリカルレンズ113を介してサーボ信号
用ディテクタ114に入射されて光電変換され、残りは
レンズ115,116を介してRF信号用ディテクタ1
17に入射されて光電変換される。この光学ヘッド11
0においては、非点収差法を用いてフォーカス誤差信号
を生成し、また、差動プッシュプル法を用いてトラッキ
ング誤差信号を生成している。ここでは、2つの信号検
出ディテクタ114,117によってサーボ誤差信号と
再生RF信号を検出しているが、1つの検出器でまかな
うことも可能である。
【0068】上記非球面2群対物レンズユニット120
は、例えば図8に示すように、第1のレンズ121を駆
動する第1の電磁アクチュエータ122と、第2のレン
ズ123を駆動する第2のアクチュエータ124を備え
る。第2のレンズ123は、光軸方向及びトラック方向
に可動な第2の電磁アクチュエータ124上に搭載さ
れ、その開口数が約0.5となっている。また、第1の
レンズ121は、第2のレンズ123の上方において、
第2の電磁アクチュエータ124とは別の第1の電磁ア
クチュエータ122上に搭載され、光軸上の任意の位置
に制御可能な構成になっている。
【0069】なお、第1のレンズ121は、トラック方
向に関して第2のレンズ123と一体で動き、トラッキ
ングサーボに追従する。そして、半導体レーザ103か
らの光ビームがこれら2つの対物レンズ124,122
を通過することによって光ディスク1の相変化型情報記
録面上に集光される。この際、2群レンズ124,12
2の実効的な対物レンズ開口数は約0.85となる。
【0070】この光ディスク記録/再生装置は、上記光
学ヘッド110により光ディスク101の情報記録面を
走査して記録/再生を行うディスクドライブ100に接
続された図9に示すような構成の記録/再生用処理ブロ
ック200を備える。
【0071】この記録/再生用処理ブロック200は、
アプリケーションI/F回路201を介してアプリケー
ション側とユーザデータと制御データの授受を行うコン
ピュータ(CPU:Central Processing Unit)202及び
アービトレーション処理部203を備える。上記アービ
トレーション処理部203には、バッファメモリ204
とECC処理部205が接続されているとともに、セク
タ内タイミングジェネレータ206及び再生タイミング
ジェネレータ207が接続されている。
【0072】また、この記録/再生用処理ブロック20
0は、記録時に上記アービトレーション処理部203か
ら記録データが供給される変調部208とフレーム同期
パターンFS及びセクタ同期パターンSSを生成するシ
ンク生成部209を備えるとともに、上記セクタ内タイ
ミングジェネレータ206により与えられるタイミング
信号に応じて動作する第1のセレクタ部210、DCC
コード生成部211、FIFO212、パターン発生部
213及び第2のセレクタ部214を備える。
【0073】上記変調部208は、上記アービトレーシ
ョン処理部203から供給される記録データにRLL
(1,7)変調規則にしたがった変調処理を施すもの
で、その変調出力を上記第1のセレクタ部210に供給
するようになっている。また、上記シンク生成部209
を上記第1のセレクタ部210に供給するようになって
いる。そして、上記第1のセレクタ部210は、上記セ
クタ内タイミングジェネレータ206により与えられる
タイミング信号に応じて、上記変調部208により変調
処理された記録データと上記シンク生成部209により
生成されるフレーム同期パターンFS及びセクタ同期パ
ターンSSを選択して、上記DCCコード生成部211
及びFIFO212に供給するようになっている。
【0074】また、上記パターン生成部213は、AP
C,VFO,POのパターンを生成する。そして、上記
第2のセレクタ部214は、上記セクタ内タイミングジ
ェネレータ206により与えられるタイミング信号に応
じて、DCCコード生成部211、FIFO212及び
パターン発生部213の各出力を選択することにより記
録チャンネル信号を生成してディスクドライブ100に
供給するようになっている。
【0075】ここで、上記セクタ内タイミングジェネレ
ータ206は、上記ディスクドライブ100から供給さ
れる光ディスク21のアドレスエリア(ヘッダエリア)
AR2の再生信号をRLL(2,7)復調することにア
ドレス情報を得て、このアドレス情報をセクタ位置情報
をCPU202に供給する。また、このセクタ内タイミ
ングジェネレータ206は、上記セクタ位置情報に基づ
いてセクタ内の各タイミング信号を生成して、記録時
に、上記第1のセレクタ部210、DCCコード生成部
211、FIFO212、パターン発生部213及び第
2のセレクタ部214の動作制御を行うとともに、再生
時には参照タイミング信号を上記再生タイミングジェネ
レータ207に供給するようになっている。CPU20
2は、アプリケーション側から与えられる制御データと
上記セクタ内タイミングジェネレータ206により与え
られるセクタ位置情報に基づいて、ユーザデータを記録
/再生するアクセス制御を行う。
【0076】さらに、この記録/再生用処理ブロック2
00は、再生時に、上記ディスクドライブ100から再
生チャンネル信号が供給される同期検出部215及び復
調部216を備える。上記同期検出部215は、再生チ
ャンネル信号に含まれる同期信号を検出して上記再生タ
イミングジェネレータ207に供給する。そして、上記
復調部216は、上記再生タイミングジェネレータ20
7により与えられるタイミング信号に基づいて、上記変
調部208におけるRLL(1,7)変調処理に対応す
るRLL(1,7)復調処理を再生チャンネル信号に施
すことにより再生データを生成して、この再生データを
上記アービトレーション処理部203に供給するように
なっている。
【0077】このような構成の記録/再生用処理ブロッ
ク200では、記録可能ディスクの記録時には、ユーザ
データがアプリケーション側からバッファメモリ204
に送られ、CPU202からID情報及びリザーブデー
タが送られて、ECC処理部205によりIDE生成及
びEDC生成が行われ、さらに、ECCエンコードされ
ることによって、上記バッファメモリ204上にECC
ブロック内のデータが用意される。そして、上記バッフ
ァメモリ204上に用意されたECCブロック内のデー
タは、上記セクタ内タイミングジェネレータ206から
のタイミング信号で示される記録されるべきセクタのタ
イミングで上記変調部208によりRLL(1,7)変
調され、上記セレクタ部210を介して、上記シンク生
成部9により生成されたフレーム同期パターンFSが付
加されるとともにダミーデータDDがセクタ同期パター
ンSSに置き換えられ、さらに、上記第2のセレクタ部
214を介して、上記DCCコード生成部209により
生成されるDCCコードが付加され、上記パターン生成
部211により生成されたAPC,VFO,POのパタ
ーンが付加された記録チャンネル信号とされて上記ディ
スクドライブ100に送られて、上記光ディスク101
のユーザエリアに記録される。
【0078】ここで、DCCコードは前後のDCCセル
のチャンネル列から生成されるので、FIFO209を
用いてチャンネル列とDCCコードのタイミング合わせ
が行われている。FIFO209に代えて、シフトレジ
スタなどを用いるようにしても良い。上記アービトレー
ション処理部203では、各ブロックから生成されるバ
ッファメモリ用のアドレス信号をアービトレーションす
ることにより、各データ間の並び替えが行われる。
【0079】また、記録可能ディスクの再生時には、再
生された再生チャンネル信号から同期検出部215にお
いて、フレーム同期パターンFSを検出して再生タイミ
ングジェネレータ207に供給することにより、同期保
護をかけ、フレーム内同期がかけられる。アドレス領域
内でのプリ・アドレスからセクタ同期がかかっていれ
ば、セクタ内のデータ領域のおおよそのタイミング(re
f timing)が上記セクタ内タイミングジェネレータ20
6から得られ、フレーム同期パターンFSの対応するフ
レーム位置が特定でき、再生タイミングジェネレータ2
07により再生タイミング(フレーム同期、フレーム内
の同期)を正確に得ることができる。セクタ同期パター
ンSSは、同期の信頼性を上げるために用いられる。
【0080】そして、上記再生タイミングジェネレータ
207により与えられるタイミングに基づいて復調部2
16によりRLL(1,7)復調を行い、セクタ同期パ
ターンSSをダミーデータDDに置き換えて、バッファ
メモリ204に再生データを送る。そして、ECC処理
部205ではECCデコードが行われ、EDCチェック
が行われ、さらに、IDEチェックが行われる。これに
より、ECC処理済みの再生データがユーザデータとし
てバッファメモリ204に蓄えられる。このとき、CP
U202は必要に応じてID及びリザーブデータを吸い
上げる。
【0081】なお、ECC処理部205の前の復調部2
16において、再生された特定フレームに含まれるアド
レス情報から所望のセクタのデータが再生されたかどう
かの確認が可能であるが、この段階で確認すれば、誤り
訂正処理後及び誤り検出処理後なので確実に確認するこ
とができる。
【0082】そして、バッファメモリ204上のユーザ
データがアプリケーション側に送られる。
【0083】なお、EDC生成及びチェックは、ECC
処理部205ではなくアプリケーションI/F部201
で行っても良い。
【0084】また、再生専用ディスクの再生時には、再
生された再生チャンネル信号から同期検出部215にお
いて、フレーム同期パターンFSを検出して再生タイミ
ングジェネレータ207に供給することにより、同期保
護をかけ、フレーム内同期がかけられる。フレーム内同
期がかけられると、セクタ同期パターンSS用の検出窓
信号を用いてセクタ同期パターンSSを検出して、フレ
ーム同期がかけられ、再生タイミングジェネレータ20
7により再生タイミング(フレーム同期、フレーム内の
同期)が得られる。
【0085】そして、上記再生タイミングジェネレータ
207により与えられるタイミングに基づいて復調部2
16によりRLL(1,7)復調を行い、セクタ同期パ
ターンSSをダミーデータDDに置き換えて、バッファ
メモリ204に再生データを送る。そして、ECC処理
部205ではECCデコードが行われ、EDCチェック
が行われ、さらに、IDEチェックが行われる。これに
より、ECC処理済みの再生データがユーザデータとし
てバッファメモリ204に蓄えられる。このとき、CP
U202は必要に応じてID及びリザーブデータを吸い
上げる。
【0086】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、セクタ内をレーザパワー制御用の信号記録
領域、クロック抽出用の信号記録領域、セクタ同期パタ
ーン領域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポスト
アンブル領域からなるデータ構成とし、フレーム内のデ
ータの一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入っ
たフレーム同期パターンと、それ以外のフレームのフレ
ーム同期パターンを異なるパターンとしたディスクフォ
ーマットでデータの記録/再生を行うことにより、フレ
ーム同期パターンに基づいて安定したフレーム同期を得
て、データの記録/再生を確実に行うことができる。
【0087】また、本発明によれば、記録可能ディスク
のデータ領域のセクタ内をレーザパワー制御用の信号記
録領域、クロック抽出用の信号記録領域、セクタ同期パ
ターン領域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポス
トアンブル領域からなるデータ構成とし、再生専用ディ
スクのデータ領域のセクタ内を複数のフレーム群のデー
タ記録領域のみからなるデータ構成とし、複数のフレー
ム群のデータ記録領域において冗長度の低いすなわち効
率の良いデータ・フォーマットを記録可能ディスクと再
生専用ディスクで共通のものとし、フレーム内のデータ
の一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入ったフ
レーム同期パターンと、それ以外のフレームのフレーム
同期パターンを異なるパターンとしたディスクフォーマ
ットでデータの記録/再生を行うことにより、記録可能
ディスクと再生専用ディスクで共通のものとして、フレ
ーム同期パターンに基づいて安定したフレーム同期を得
て、データの記録/再生を確実に行うことができる。
【0088】また、本発明によれば、セクタ内をレーザ
パワー制御用の信号記録領域、クロック抽出用の信号記
録領域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポストア
ンブル領域からなるデータ構成とし、フレーム内のデー
タの一部にアドレス情報を入れ、フレーム内のデータの
一部にセクタ同期パターンを入れたディスクフォーマッ
トとし、フレーム内の一部をダミーデータとし、記録時
にダミーデータをセクタ同期パターンに置き換えて記録
し、再生時にセクタ同期パターンをダミーデータに戻し
て再生を行うにより、セクタ同期パターンに基づいて安
定したセクタ同期を得て、データの記録/再生を確実に
行うことができる。
【0089】さらに、本発明によれば、記録可能ディス
クのデータ領域のセクタ内をレーザパワー制御用の信号
記録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフレ
ーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなる
データ構成とし、再生専用ディスクのデータ領域のセク
タ内を複数のフレーム群のデータ記録領域のみからなる
データ構成とし、複数のフレーム群のデータ記録領域に
おいて冗長度の低いすなわち効率の良いデータ・フォー
マットを記録可能ディスクと再生専用ディスクで共通の
ものとし、フレーム内の一部をダミーデータとし、記録
時にダミーデータをセクタ同期パターンに置き換えて記
録し、再生時にセクタ同期パターンをダミーデータに戻
して再生を行うことにより、記録可能ディスクと再生専
用ディスクで共通のものとして、セクタ同期パターンに
基づいて安定したセクタ同期を得て、データの記録/再
生を確実に行うことができる。
【0090】したがって、本発明によれば、冗長度の低
いすなわち効率の良いディスクフォーマットを記録可能
ディスクと再生専用ディスクで共通のものとし、安定し
た同期が得られ、データの記録/再生を確実に行うこと
のできる光ディスクの記録/再生方法、光ディスク及び
光ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスクシステムにおける
セクタ内のデータ構成とECCの関係を模式的に示す図
である。
【図2】本発明を適用した光ディスクシステムにおける
セクタ内のデータ構成とECCの関係を模式的に示す図
である。
【図3】本発明を適用した光ディスクシステムにおける
セクタ内のデータ構成とECCの関係を模式的に示す図
である。
【図4】本発明を適用した光ディスクシステムにおける
セクタ内のデータ構成とECCの関係を模式的に示す図
である。
【図5】図4に示したセクタ内のデータ構成におけるE
CCブロック内でのフレーム構成を模式的に示す図であ
る。
【図6】ECCブロックをユーザデータ4KB×16セ
クタで構成する場合のユーザデータの構成を模式的に示
す図である。
【図7】本発明に係る光ディスクの記録/再生を行う光
ディスク記録/再生装置のディスクドライブの構成を示
すブロック図である。
【図8】上記ディスクドライブの光学ヘッドに備えられ
た非球面2群対物レンズユニットの構造を模式的に示す
要部断面図である。
【図9】上記光ディスク記録/再生装置における記録/
再生用処理ブロックを示すブロック図である。
【図10】本件出願人が先に提案したディスクフォーマ
ットにおけるセクタ内のデータ構成とECCの関係を模
式的に示す図である。
【図11】再生専用ディスクで考えられるディスクフォ
ーマットでのセクタ内のデータ構成とECCの関係を模
式的に示す図である。
【図12】再生専用ディスクで考えられる他のディスク
フォーマットでのセクタ内のデータ構成とECCの関係
を模式的に示す図である。
【符号の説明】
100 ディスクドライブ、101 光ディスク、10
0 ディスクドライブ、110 光学ヘッド、200
記録/再生用処理ブロック、201 アプリケーション
I/F回路、202 CPU、203 アービトレーシ
ョン処理部、204 バッファメモリ、205 ECC
処理部、206 セクタ内タイミングジェネレータ、2
07 再生タイミングジェネレータ、208 変調部、
211パターン発生部、212 セレクタ部、213
同期検出部、214 復調部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号記
    録領域、クロック抽出用の信号記録領域、セクタ同期パ
    ターン領域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポス
    トアンブル領域からなるデータ構成とし、 フレーム内のデータの一部にアドレス情報を入れ、アド
    レス情報の入ったフレーム同期パターンと、それ以外の
    フレームのフレーム同期パターンを異なるパターンとし
    たディスクフォーマットでデータの記録/再生を行うこ
    とを特徴とする光ディスクの記録/再生方法。
  2. 【請求項2】 記録可能ディスクのセクタ内をレーザパ
    ワー制御用の信号記録領域、クロック抽出用の信号記録
    領域、セクタ同期パターン領域、複数のフレーム群のデ
    ータ記録領域とポストアンブル領域からなるデータ構成
    とし、 再生専用ディスクのデータ領域のセクタ内を複数のフレ
    ーム群のみからなるデータ構成とし、 複数のフレーム群からなるデータ・フォーマットを記録
    可能ディスクと再生専用ディスクで共通のものとし、 フレーム内のデータの一部にアドレス情報を入れ、アド
    レス情報の入ったフレーム同期パターンと、それ以外の
    フレームのフレーム同期パターンを異なるパターンとし
    たディスクフォーマットでデータの記録/再生を行うこ
    とを特徴とする光ディスクの記録/再生方法。
  3. 【請求項3】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号記
    録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフレー
    ム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなるデ
    ータ構成とし、 フレーム内のデータの一部にアドレス情報を入れ、フレ
    ーム内のデータの一部にセクタ同期パターンを入れたデ
    ィスクフォーマットとし、 フレーム内の一部をダミーデータとし、記録時にダミー
    データをセクタ同期パターンに置き換えて記録し、 再生時にセクタ同期パターンをダミーデータに戻して再
    生を行うことを特徴とする光ディスクの記録/再生方
    法。
  4. 【請求項4】 記録可能ディスクのデータ領域のセクタ
    内をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロック抽出
    用の信号記録領域、複数のフレーム群のデータ記録領域
    とポストアンブル領域からなるデータ構成とし、 セクタ内をレーザパワーの制御領域、VFO領域、複数
    のフレーム群とPO領域からなるデータ構成とし、 複数のフレーム群からなるデータ・フォーマットを記録
    可能ディスクと再生専用ディスクで共通のものとし、 フレーム内の一部をダミーデータとし、記録時にダミー
    データをセクタ同期パターンに置き換えて記録し、 再生時にセクタ同期パターンをダミーデータに戻して再
    生を行うことを特徴とする光ディスクの記録/再生方
    法。
  5. 【請求項5】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号記
    録領域、クロック抽出用の信号記録領域、セクタ同期パ
    ターン領域、複数のフレーム群のデータ記録領域とポス
    トアンブル領域からなるデータ構成とし、フレーム内の
    データの一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入
    ったフレーム同期パターンと、それ以外のフレームのフ
    レーム同期パターンを異なるパターンとしたディスクフ
    ォーマットを有することを特徴とする記録可能な光ディ
    スク。
  6. 【請求項6】 セクタ内を複数のフレーム群のデータ記
    録領域のみからなるデータ構成とし、フレーム内のデー
    タの一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入った
    フレーム同期パターンと、それ以外のフレームのフレー
    ム同期パターンを異なるパターンとしたディスクフォー
    マットを有することを特徴とする再生専用の光ディス
    ク。
  7. 【請求項7】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号記
    録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフレー
    ム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなるデ
    ータ構成とし、フレーム内のデータの一部にアドレス情
    報を入れるとともに、フレーム内のデータの一部にセク
    タ同期パターンを入れたディスクフォーマットを有する
    ことを特徴とする記録可能な光ディスク。
  8. 【請求項8】 アドレス情報及びセクタ同期パターンを
    1フレーム中に複数組入れ、各セクタ同期パターンを異
    なるパターンとしたディスクフォーマットを有すること
    を特徴とする請求項7記載の記録可能な光ディスク。
  9. 【請求項9】 アドレス情報及びセクタ同期パターンを
    入れるフレームを1セクタに複数フレーム入れ、各フレ
    ームのセクタ同期パターンを異なるパターンとしたディ
    スクフォーマットを有することを特徴とする請求項7記
    載の記録可能な光ディスク。
  10. 【請求項10】 セクタ内を複数のフレーム群のデー
    タ記録領域のみからなるデータ構成とし、フレーム内の
    データの一部にアドレス情報を入れるとともに、フレー
    ム内のデータの一部にセクタ同期パターンを入れたディ
    スクフォーマットを有することを特徴とする再生専用の
    光ディスク。
  11. 【請求項11】 アドレス情報及びセクタ同期パターン
    を1フレーム中に複数組入れ、各セクタ同期パターンを
    異なるパターンとしたディスクフォーマットを有するこ
    とを特徴とする請求項10記載の再生専用の光ディス
    ク。
  12. 【請求項12】 アドレス情報及びセクタ同期パターン
    を入れるフレームを1セクタに複数フレーム入れ、各フ
    レームのセクタ同期パターンを異なるパターンとしたデ
    ィスクフォーマットを有することを特徴とする請求項1
    0記載の再生専用の光ディスク。
  13. 【請求項13】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号
    記録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフレ
    ーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなる
    データ構成とし、フレーム内のデータの一部にアドレス
    情報を入れ、アドレス情報の入ったフレーム同期パター
    ンと、それ以外のフレームのフレーム同期パターンを異
    なるパターンとしたディスクフォーマットでデータの記
    録/再生を行う記録/再生手段を備えることを特徴とす
    る光ディスク装置。
  14. 【請求項14】 記録可能ディスクのデータ領域のセク
    タ内をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロック抽
    出用の信号記録領域、セクタ同期パターン領域、複数の
    フレーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域から
    なるデータ構成とし、再生専用ディスクののデータ領域
    のセクタ内を複数のフレーム群のデータ記録領域のみか
    らなるデータ構成とし、複数のフレーム群のデータ記録
    領域のデータ・フォーマットを記録可能ディスクと再生
    専用ディスクで共通のものとし、フレーム内のデータの
    一部にアドレス情報を入れ、アドレス情報の入ったフレ
    ーム同期パターンと、それ以外のフレームのフレーム同
    期パターンを異なるパターンとしたディスクフォーマッ
    トでデータの記録/再生を行う記録/再生手段を備える
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  15. 【請求項15】 セクタ内をレーザパワー制御用の信号
    記録領域、クロック抽出用の信号記録領域、複数のフレ
    ーム群のデータ記録領域とポストアンブル領域からなる
    データ構成とし、フレーム内のデータの一部にアドレス
    情報を入れ、フレーム内のデータの一部にセクタ同期パ
    ターンを入れたディスクフォーマットとし、フレーム内
    の一部をダミーデータとし、記録時にダミーデータをセ
    クタ同期パターンに置き換えて記録し、再生時にセクタ
    同期パターンをダミーデータに戻して再生を行う記録/
    再生を行う記録/再生手段を備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  16. 【請求項16】 記録可能ディスクのデータ領域のセク
    タ内をレーザパワー制御用の信号記録領域、クロック抽
    出用の信号記録領域、複数のフレーム群のデータ記録領
    域とポストアンブル領域からなるデータ構成とし、再生
    専用ディスクのデータ領域のセクタ内を複数のフレーム
    群のデータ記録領域のみからなるデータ構成とし、複数
    のフレーム群のデータ記録領域のデータ・フォーマット
    を記録可能ディスクと再生専用ディスクで共通のものと
    し、フレーム内の一部をダミーデータとし、記録時にダ
    ミーデータをセクタ同期パターンに置き換えて記録し、
    再生時にセクタ同期パターンをダミーデータに戻して再
    生を行う記録/再生手段を備えることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
JP701598A 1998-01-16 1998-01-16 光ディスクの記録/再生方法、光ディスク及び光ディスク装置 Withdrawn JPH11203793A (ja)

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