JPH11202796A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents
頭部装着型表示装置Info
- Publication number
- JPH11202796A JPH11202796A JP1497198A JP1497198A JPH11202796A JP H11202796 A JPH11202796 A JP H11202796A JP 1497198 A JP1497198 A JP 1497198A JP 1497198 A JP1497198 A JP 1497198A JP H11202796 A JPH11202796 A JP H11202796A
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- JP
- Japan
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- mounting
- head
- wearer
- display unit
- pad
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 眼球と装着パッドとの距離を常に一定とし
て、重量モーメントを変化させることなく安定した装着
感を得る。 【解決手段】 装着者Ｓは表示装置を装着後に、画像を
観察しながら最適な視軸調節を行う際に、表示部１１を
上方向に調節すべき場合には、調節摘み２０を用いて額
パット１９を上方向に移動することにより、表示部１１
が上方向に移動して、最適位置に精度の高く簡単に視軸
調節を行う。
て、重量モーメントを変化させることなく安定した装着
感を得る。 【解決手段】 装着者Ｓは表示装置を装着後に、画像を
観察しながら最適な視軸調節を行う際に、表示部１１を
上方向に調節すべき場合には、調節摘み２０を用いて額
パット１９を上方向に移動することにより、表示部１１
が上方向に移動して、最適位置に精度の高く簡単に視軸
調節を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示部と眼球
との視軸調節機構を有する頭部装着型表示装置に関する
ものである。
との視軸調節機構を有する頭部装着型表示装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯型の大画面モニタとして頭部
装着型表示装置が商品化されている。図７は頭部装着型
表示装置の側面図を示し、画像表示部１は２個所のヒン
ジ２ａ、２ｂを有する支持部材２により装着部材３に結
合されており、装着部材３には額パッド４が取り付けら
れている。そして、額パッド４はパッド５ａとパッドベ
ース５ｂ及びベース６から構成されている。
装着型表示装置が商品化されている。図７は頭部装着型
表示装置の側面図を示し、画像表示部１は２個所のヒン
ジ２ａ、２ｂを有する支持部材２により装着部材３に結
合されており、装着部材３には額パッド４が取り付けら
れている。そして、額パッド４はパッド５ａとパッドベ
ース５ｂ及びベース６から構成されている。
【０００３】使用時には、装着部材３を観察者Ｓの頭部
に装着し、額パッド４のパッド５ａを額に当接する。こ
のとき、画像表示部１と眼球との視軸調節を２個所のヒ
ンジ２ａ、２ｂにより行う。
に装着し、額パッド４のパッド５ａを額に当接する。こ
のとき、画像表示部１と眼球との視軸調節を２個所のヒ
ンジ２ａ、２ｂにより行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、１個所のヒンジ２ｂを画像表示部１と
眼球との視軸高さ調節用としているが、額パッド４と表
示画像との高さが近付くような位置に視軸が合う観察者
Ｓの場合には、装着部材３側のヒンジ２ａが支持点とな
って移動し、画像表示部１が眼球から離れて２点鎖線位
置１’にきてしまう。これによって、画像表示部１の重
量モーメントが大きくなり観察者Ｓに重量感を与え、長
時間使用した場合に疲労感等を与えることになる。
来例においては、１個所のヒンジ２ｂを画像表示部１と
眼球との視軸高さ調節用としているが、額パッド４と表
示画像との高さが近付くような位置に視軸が合う観察者
Ｓの場合には、装着部材３側のヒンジ２ａが支持点とな
って移動し、画像表示部１が眼球から離れて２点鎖線位
置１’にきてしまう。これによって、画像表示部１の重
量モーメントが大きくなり観察者Ｓに重量感を与え、長
時間使用した場合に疲労感等を与えることになる。
【０００５】また、１個の表示装置を複数の観察者Ｓで
使用する際に、各観察者Ｓに適した視軸高さ調節を行う
ためには、毎回視軸高さを調節しなければならず、直ち
に映像を観察したい場合に不便である。更に、観察者Ｓ
が１人であっても何らかの外力等を加えてしまったとき
などに、簡単に視軸高さ調節がずれてしまうという問題
点もある。
使用する際に、各観察者Ｓに適した視軸高さ調節を行う
ためには、毎回視軸高さを調節しなければならず、直ち
に映像を観察したい場合に不便である。更に、観察者Ｓ
が１人であっても何らかの外力等を加えてしまったとき
などに、簡単に視軸高さ調節がずれてしまうという問題
点もある。
【０００６】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
眼球と額パッドとの距離を常に一定として、重量モーメ
ントを変化させることなく、安定した装着感が得られる
頭部装着型表示装置を提供することにある。
眼球と額パッドとの距離を常に一定として、重量モーメ
ントを変化させることなく、安定した装着感が得られる
頭部装着型表示装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る頭部装着型表示装置は、表示素子及び該
表示素子を拡大表示する光学手段を有する表示部と、該
表示部を装着者の頭部前面に装着する装着手段とを有す
る頭部装着型表示装置において、前記装着手段は少なく
とも装着状態において装着者の額に当接する装着パッド
を有し、該装着パッドは前記表示部に対して高さ方向に
可動とし、前記装着パッドと装着者の額の当接位置を調
節可能としたことを特徴とする。
の本発明に係る頭部装着型表示装置は、表示素子及び該
表示素子を拡大表示する光学手段を有する表示部と、該
表示部を装着者の頭部前面に装着する装着手段とを有す
る頭部装着型表示装置において、前記装着手段は少なく
とも装着状態において装着者の額に当接する装着パッド
を有し、該装着パッドは前記表示部に対して高さ方向に
可動とし、前記装着パッドと装着者の額の当接位置を調
節可能としたことを特徴とする。
【０００８】また、本発明に係る頭部装着型表示装置
は、表示素子及び該表示素子を拡大表示する光学手段を
有する表示部と、該表示部を装着者の頭部前面に装着す
る装着手段とを有する頭部装着型表示装置において、前
記装着手段は前記表示部を支持する装着フレームと、該
装着フレームに支持され少なくとも装着状態において装
着者の額に当接する装着パッドとを有し、該装着パッド
は前記表示部に対して高さ方向に可動とし、前記装着パ
ッドと装着者の額の当接位置を調節可能としたことを特
徴とする。
は、表示素子及び該表示素子を拡大表示する光学手段を
有する表示部と、該表示部を装着者の頭部前面に装着す
る装着手段とを有する頭部装着型表示装置において、前
記装着手段は前記表示部を支持する装着フレームと、該
装着フレームに支持され少なくとも装着状態において装
着者の額に当接する装着パッドとを有し、該装着パッド
は前記表示部に対して高さ方向に可動とし、前記装着パ
ッドと装着者の額の当接位置を調節可能としたことを特
徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明を図１〜図６に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図１〜図５は第１の実施
例を示し、図１は視軸調節前の断面図、図２はその正面
図、図３は視軸調節途中での正面図、図４は視軸調節後
の断面図、図５はその正面図を表している。頭部装着型
表示装置の表示部１１の内部には、全反射ミラーを含む
プリズム１２、画像表示手段１３、照明手段１４、電気
回路基板１５が内蔵されている。電気回路基板１５はワ
イヤハーネス又はフレキシブルケーブル等を介して画像
表示手段１３及び照明手段１４に接続されている。表示
部１１を支持する装着フレーム１６は、弾性力を有する
金属又は合成樹脂等の材料により形成され、金属を使用
した場合には表示部１１の放熱が可能である。表示部１
１はヒンジ部１７に保持されて装着フレーム１６に連結
され、上下方向に回動することができるようになってい
る。
例に基づいて詳細に説明する。図１〜図５は第１の実施
例を示し、図１は視軸調節前の断面図、図２はその正面
図、図３は視軸調節途中での正面図、図４は視軸調節後
の断面図、図５はその正面図を表している。頭部装着型
表示装置の表示部１１の内部には、全反射ミラーを含む
プリズム１２、画像表示手段１３、照明手段１４、電気
回路基板１５が内蔵されている。電気回路基板１５はワ
イヤハーネス又はフレキシブルケーブル等を介して画像
表示手段１３及び照明手段１４に接続されている。表示
部１１を支持する装着フレーム１６は、弾性力を有する
金属又は合成樹脂等の材料により形成され、金属を使用
した場合には表示部１１の放熱が可能である。表示部１
１はヒンジ部１７に保持されて装着フレーム１６に連結
され、上下方向に回動することができるようになってい
る。
【００１０】また、装着フレーム１６にはベース１８が
取り付けられており、ベース１８はビス又は接着又は溶
着等で固定されている。なお、装着フレーム１６が合成
樹脂材料の成形品の場合には、装着フレーム１６とベー
ス１８を一体成形することも可能である。ベース１８は
枠体状で内側には複数の凹凸部が設けられており、更に
ベース１８の凹凸部の近傍には、目印となるマーク、例
えば数字１、２、３、・・・やアルファベットＡ、Ｂ、
Ｃ、・・・等の印刷又は刻印を付けるようにしてもよ
い。
取り付けられており、ベース１８はビス又は接着又は溶
着等で固定されている。なお、装着フレーム１６が合成
樹脂材料の成形品の場合には、装着フレーム１６とベー
ス１８を一体成形することも可能である。ベース１８は
枠体状で内側には複数の凹凸部が設けられており、更に
ベース１８の凹凸部の近傍には、目印となるマーク、例
えば数字１、２、３、・・・やアルファベットＡ、Ｂ、
Ｃ、・・・等の印刷又は刻印を付けるようにしてもよ
い。
【００１１】ベース１８には額パッド１９が固定されて
おり、この額パッド１９は弾性力を有する材料、例えば
ゴムや発泡スポンジ等の材料で形成されたパッド１９ａ
とパッドベース１９ｂから構成されており、パッド１９
ａとパッドベース１９ｂは接着剤又は両面テープ等で貼
り付けられている。パッドベース１９ｂはベース１８の
内側にある凹凸部に合致する２個所の凸部１９ｃを有
し、ベース１８の凹凸部と係合し保持されている。ま
た、ベース１８の凸部近傍には２個の調節摘み２０が設
けられ、額パッド１９を移動する際には調節摘み２０を
互いに接近する方向に外力を加えることにより、図３に
示すようにベース１８の凹凸部からパッドベース１９ｂ
の凸部１９ｃが移動して、図４、図５に示すようにベー
ス１８の任意の凹凸部に係合できるようになっている。
おり、この額パッド１９は弾性力を有する材料、例えば
ゴムや発泡スポンジ等の材料で形成されたパッド１９ａ
とパッドベース１９ｂから構成されており、パッド１９
ａとパッドベース１９ｂは接着剤又は両面テープ等で貼
り付けられている。パッドベース１９ｂはベース１８の
内側にある凹凸部に合致する２個所の凸部１９ｃを有
し、ベース１８の凹凸部と係合し保持されている。ま
た、ベース１８の凸部近傍には２個の調節摘み２０が設
けられ、額パッド１９を移動する際には調節摘み２０を
互いに接近する方向に外力を加えることにより、図３に
示すようにベース１８の凹凸部からパッドベース１９ｂ
の凸部１９ｃが移動して、図４、図５に示すようにベー
ス１８の任意の凹凸部に係合できるようになっている。
【００１２】観察者Ｓは表示装置を装着後に、例えば画
像表示部を上方向視軸に調節する場合には、額パット１
９をベース１８に対して上方向に移動することによって
表示部１１を上方向に移動し調節を行うことができる。
画像表示手段１３に表示された画像は照明手段１４によ
り照明され、この画像は全反射ミラーを含むプリズム１
２に入射し、拡大された虚像が観察者眼Ｅに至り、観察
者Ｓは拡大画像を最適な視軸で視認することができる。
像表示部を上方向視軸に調節する場合には、額パット１
９をベース１８に対して上方向に移動することによって
表示部１１を上方向に移動し調節を行うことができる。
画像表示手段１３に表示された画像は照明手段１４によ
り照明され、この画像は全反射ミラーを含むプリズム１
２に入射し、拡大された虚像が観察者眼Ｅに至り、観察
者Ｓは拡大画像を最適な視軸で視認することができる。
【００１３】図６は第２の実施例の斜視図を示し、第１
の実施例では額パッド１９は表示部１１に対して摺動す
るように構成したが、本実施例では額パッドを２つに分
離して、回動させることによって表示部と額パッドの上
下方向の位置を変化させるようにされている。
の実施例では額パッド１９は表示部１１に対して摺動す
るように構成したが、本実施例では額パッドを２つに分
離して、回動させることによって表示部と額パッドの上
下方向の位置を変化させるようにされている。
【００１４】表示部２１にはバックライト、液晶パネ
ル、表示回路、光学手段が内蔵され、装着フレーム２２
に支持部材２３を介して取り付けられている。表示部２
１の出力はケーブル２４を介して図示しないビデオテー
プデッキやパーソナルコンピュータ等の信号源に接続さ
れており、ケーブル２４はフック２５により装着フレー
ム２２に固定されている。装着フレーム２２は例えばチ
タンの棒材を曲げ加工して作られており、装着者の頭部
前面にほぼ沿った形状とされ、略中央に合成樹脂やチタ
ンから成る支持部材２３がねじ止め等で固定されてい
る。また、装着フレーム２２の両端には、第１、第２の
ヒンジ２６、２７がろう付けやかしめ等により取り付け
られている。
ル、表示回路、光学手段が内蔵され、装着フレーム２２
に支持部材２３を介して取り付けられている。表示部２
１の出力はケーブル２４を介して図示しないビデオテー
プデッキやパーソナルコンピュータ等の信号源に接続さ
れており、ケーブル２４はフック２５により装着フレー
ム２２に固定されている。装着フレーム２２は例えばチ
タンの棒材を曲げ加工して作られており、装着者の頭部
前面にほぼ沿った形状とされ、略中央に合成樹脂やチタ
ンから成る支持部材２３がねじ止め等で固定されてい
る。また、装着フレーム２２の両端には、第１、第２の
ヒンジ２６、２７がろう付けやかしめ等により取り付け
られている。
【００１５】支持部材２３には第１、第２の回転軸２３
ａ、２３ｂが設けられ、第１の回転軸２３ａは表示部２
１を所定の摩擦力により前後方向に回転可能に軸支して
いる。また、第２の回転軸２３ｂは第１、第２の額パッ
ド２８、２９を回動軸２８ａ、２９ａを介して、上下方
向に所定の角度範囲で回転可能に軸支している。そし
て、第１、第２の回動軸２８ａ、２９ａは、それぞれ第
１、第２の額パッド２８、２９を視軸に略直角な面内で
回動することができ、その位置がクリック等により選択
的に決まるように支持されている。
ａ、２３ｂが設けられ、第１の回転軸２３ａは表示部２
１を所定の摩擦力により前後方向に回転可能に軸支して
いる。また、第２の回転軸２３ｂは第１、第２の額パッ
ド２８、２９を回動軸２８ａ、２９ａを介して、上下方
向に所定の角度範囲で回転可能に軸支している。そし
て、第１、第２の回動軸２８ａ、２９ａは、それぞれ第
１、第２の額パッド２８、２９を視軸に略直角な面内で
回動することができ、その位置がクリック等により選択
的に決まるように支持されている。
【００１６】ヒンジ２６、２７の他端には、例えばステ
ンレス合金、チタン、チタン合金、超弾性合金で作られ
た第１、第２のつる３０、３１が連結されており、つる
３０、３１はヒンジ２６、２７によって装着フレーム２
２に対して所定の角度範囲で回転できるようにされてい
る。更に、つる３０、３１の他端には、第１、第２の後
頭部装着パッド３２、３３が取り付けられている。
ンレス合金、チタン、チタン合金、超弾性合金で作られ
た第１、第２のつる３０、３１が連結されており、つる
３０、３１はヒンジ２６、２７によって装着フレーム２
２に対して所定の角度範囲で回転できるようにされてい
る。更に、つる３０、３１の他端には、第１、第２の後
頭部装着パッド３２、３３が取り付けられている。
【００１７】第１、第２のヒンジ２６、２７は、それぞ
れ装着フレーム２２の延長上に第１、第２のつる３０、
３１が位置する位置で、装着フレーム２２の端面と第１
のつる３０、３１の端面が当接する位置に取り付けられ
ており、第１、第２のつる３０、３１は装着フレーム２
２に対してその延長上よりも外側には開かず、内側には
折り畳めるようになっている。
れ装着フレーム２２の延長上に第１、第２のつる３０、
３１が位置する位置で、装着フレーム２２の端面と第１
のつる３０、３１の端面が当接する位置に取り付けられ
ており、第１、第２のつる３０、３１は装着フレーム２
２に対してその延長上よりも外側には開かず、内側には
折り畳めるようになっている。
【００１８】このような構成により、表示部２１は眼鏡
のように容易に装着することができ、装着した際に視軸
と表示部２１の高さが一致していないように感じたとき
には、第１、第２の額パッド２８、２９の回転位置を適
切な位置に選択することによって、実質的に額パッド２
８、２９が額に当接する上下方向の位置を変更し、個人
個人の顔や頭の形状に対応させることができる。このよ
うに、最適位置に表示部２１を位置調節した後に、表示
部２１は図示しない例えばビデオテープデッキのような
映像信号発生手段からの電気信号に基づいた映像を表示
すれば、観察者は拡大映像を見ることができる。
のように容易に装着することができ、装着した際に視軸
と表示部２１の高さが一致していないように感じたとき
には、第１、第２の額パッド２８、２９の回転位置を適
切な位置に選択することによって、実質的に額パッド２
８、２９が額に当接する上下方向の位置を変更し、個人
個人の顔や頭の形状に対応させることができる。このよ
うに、最適位置に表示部２１を位置調節した後に、表示
部２１は図示しない例えばビデオテープデッキのような
映像信号発生手段からの電気信号に基づいた映像を表示
すれば、観察者は拡大映像を見ることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る頭部装
着型表示装置は、使用時に装着者が画像の表示部と眼球
との視軸調節を行う際に、表示部を移動することなく、
装着パッドを上下方向に可動して行うことができるの
で、画像を観察しながら最適に視軸調節を簡便に行うこ
とが可能となり、装着者に対し表示部が前後方向に移動
することがないので、眼球と装着手段との距離が常に一
定となり、重量モーメントが変化することなく安定した
装着感が得られる。また、少ない部品点数で視軸調節部
を構成できるので、組立工数の削減や軽量化が可能で、
装着者に対して簡便な調節で長期に渡って最適な視軸調
節位置を維持することができる。
着型表示装置は、使用時に装着者が画像の表示部と眼球
との視軸調節を行う際に、表示部を移動することなく、
装着パッドを上下方向に可動して行うことができるの
で、画像を観察しながら最適に視軸調節を簡便に行うこ
とが可能となり、装着者に対し表示部が前後方向に移動
することがないので、眼球と装着手段との距離が常に一
定となり、重量モーメントが変化することなく安定した
装着感が得られる。また、少ない部品点数で視軸調節部
を構成できるので、組立工数の削減や軽量化が可能で、
装着者に対して簡便な調節で長期に渡って最適な視軸調
節位置を維持することができる。
【００２０】また、本発明に係る頭部装着型表示装置
は、複数の装着者が使用する場合に、各装着者が自分の
眼に最適な位置に表示部が調節されていなくとも、自分
の眼に最適な調節位置に簡便に表示部を再調節すること
ができる。
は、複数の装着者が使用する場合に、各装着者が自分の
眼に最適な位置に表示部が調節されていなくとも、自分
の眼に最適な調節位置に簡便に表示部を再調節すること
ができる。
【図１】第１の実施例の視軸調節前の断面図である。
【図２】正面図である。
【図３】摘み調節時の正面図である。
【図４】視軸調節後の断面図である。
【図５】正面図である。
【図６】第２の実施例の斜視図である。
【図７】従来例の表示部の側面図である。
１１、２１ 表示部 １２ プリズム １３ 表示手段 １４ 照明手段 １６、２２ 装着フレーム １５ 電気回路基板 １９、２８、２９ 額パッド ２３ 支持部材 ３０、３１ つる
Claims (6)
- 【請求項１】 表示素子及び該表示素子を拡大表示する
光学手段を有する表示部と、該表示部を装着者の頭部前
面に装着する装着手段とを有する頭部装着型表示装置に
おいて、前記装着手段は少なくとも装着状態において装
着者の額に当接する装着パッドを有し、該装着パッドは
前記表示部に対して高さ方向に可動とし、前記装着パッ
ドと装着者の額の当接位置を調節可能としたことを特徴
とする頭部装着型表示装置。 - 【請求項２】 前記装着パッドは上下方向に摺動可能と
した請求項１に記載の頭部装着型表示装置。 - 【請求項３】 前記装着パッドは第１、第２のパッドか
ら成り、これらの第１、第２のパッドは装着者の視線方
向に略直角な面内で回動可能とし、回動位置を選択する
ことにより前記装着パッドと装着者の額の当接位置を調
節可能とした請求項１に記載の頭部装着型表示装置。 - 【請求項４】 表示素子及び該表示素子を拡大表示する
光学手段を有する表示部と、該表示部を装着者の頭部前
面に装着する装着手段とを有する頭部装着型表示装置に
おいて、前記装着手段は前記表示部を支持する装着フレ
ームと、該装着フレームに支持され少なくとも装着状態
において装着者の額に当接する装着パッドとを有し、該
装着パッドは前記表示部に対して高さ方向に可動とし、
前記装着パッドと装着者の額の当接位置を調節可能とし
たことを特徴とする頭部装着型表示装置。 - 【請求項５】 前記装着パッドは上下方向に摺動可能と
した請求項４に記載の頭部装着型表示装置。 - 【請求項６】 前記装着パッドは第１、第２のパッドか
ら成り、これらの第１、第２のパッドは装着者の視線方
向に略直角な面内で回動可能とし、かつ回動位置を選択
することにより前記装着パッドと装着者の額の当接位置
を調節可能とした請求項４に記載の頭部装着型表示装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1497198A JPH11202796A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 頭部装着型表示装置 |
| US09/222,775 US6388640B1 (en) | 1998-01-09 | 1998-12-30 | Head mount display |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1497198A JPH11202796A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 頭部装着型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11202796A true JPH11202796A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11875873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1497198A Pending JPH11202796A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 頭部装着型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11202796A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006506109A (ja) * | 2002-09-06 | 2006-02-23 | アールアイシー・インベストメンツ・インコーポレイテッド | 額支持装置を有する患者界面材 |
| CN100437202C (zh) * | 2005-12-23 | 2008-11-26 | 亚洲光学股份有限公司 | 可调整式观看装置 |
| JP2012186660A (ja) * | 2011-03-06 | 2012-09-27 | Sony Corp | ヘッド・マウント・ディスプレイ |
| JP2013046143A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Brother Ind Ltd | ヘッドマウント装置及び装着フレーム |
| KR20180122496A (ko) * | 2017-05-02 | 2018-11-13 | (주)그린광학 | 헬멧 장착용 헤드 마운트 디스플레이 장치 |
| JP2019101085A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | 株式会社Ｅｎｈａｎｌａｂｏ | 画像表示装置 |
| US20200233453A1 (en) | 2019-01-17 | 2020-07-23 | Apple Inc. | Head-Mounted Display and Facial Interface Thereof |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP1497198A patent/JPH11202796A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006506109A (ja) * | 2002-09-06 | 2006-02-23 | アールアイシー・インベストメンツ・インコーポレイテッド | 額支持装置を有する患者界面材 |
| US8210179B2 (en) | 2002-09-06 | 2012-07-03 | Ric Investments, Llc | Patient interface with forehead support system |
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