JPH1120176A - インクジェットヘッド製造方法及びインクジェットヘッド並びにインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットヘッド製造方法及びインクジェットヘッド並びにインクジェットプリンタ

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JPH1120176A
JPH1120176A JP17243297A JP17243297A JPH1120176A JP H1120176 A JPH1120176 A JP H1120176A JP 17243297 A JP17243297 A JP 17243297A JP 17243297 A JP17243297 A JP 17243297A JP H1120176 A JPH1120176 A JP H1120176A
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head
straight line
unit
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Hisayoshi Morioka
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/20Modules

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の解像度を有するフルラインタイプのイ
ンクジェットヘッドを簡易に歩留りよく製造することが
可能なインクジェットヘッド製造方法等を提供する。 【解決手段】 単位ヘッド10aにおける一端側のイン
ク吐出口11aと、隣接して配置すべき単位ヘッド10
bにおける他端側のインク吐出口11bとを含む直線
と、各単位ヘッド10a又は10bにおけるインク吐出
口11が含まれる直線とが直角となるように各単位ヘッ
ド10a又は10bを接続してインクジェットヘッド1
を構成すると共に、接続された各単位ヘッドにおけるイ
ンク吐出口11が含まれる直線と、記録用紙12の搬送
方向に垂直な直線とのなす角度がcosθ=D/Pである
θとなるようにインクジェットヘッド1を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタにおけるインクジェットヘッドであって、 インク吐出口(ノズル)が複数個一列に形成された単位
ヘッドを複数個含んで構成される、いわゆるフルライン
タイプのインクジェットヘッドの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記フルラインタイプのインクジ
ェットヘッドにおいては、記録用紙等の記録媒体の搬送
方向に垂直な方向の全幅よりも大きな幅を有する記録ヘ
ッド(複数のインク吐出口が幅方向に一列に並んで構成
されている。)を、当該記録媒体の搬送方向に対して当
該搬送方向に平行な面内で傾けることにより記録媒体上
におけるドット(インク吐出口から吐出されるインクに
より一のドットが記録媒体上に形成される。)の間隔を
所定の間隔として所望の解像度を得ていた。
【0003】また、この他に、記録媒体の全幅よりも小
さな記録ヘッドであって、幅方向に一列に配置された上
記インク吐出口を有する記録ヘッド(以下、単位ヘッド
という。)を複数個上記全幅方向に並べることにより、
記録媒体の全幅に渡ってインク吐出口が配置されるよう
に構成された記録ヘッドも一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記記
録媒体の全幅よりも大きな記録ヘッドを用いた場合に
は、当該記録ヘッドそのものが長尺で大型となるため、
精度よく製造することが困難であり、製造上の歩留りが
著しく低下するという問題点がある。
【0005】また、単位ヘッドを複数個用いて記録媒体
の全幅に渡って記録ヘッドを形成する場合、当該単位ヘ
ッドにおけるノズルピッチよりも記録媒体におけるドッ
ト間隔を狭めて解像度を向上させるためには、夫々の単
位ヘッドを記録媒体の搬送方向に対して傾けて配置し、
ドット間隔を狭める手法が一般的である。しかしなが
ら、この手法による場合には、隣接する単位ヘッド同士
を所望のドット間隔に対応して厳密に位置決めする(よ
り具体的には、隣接する単位ヘッドにおける最外部のイ
ンク吐出口同士の間隔を正確にとる)必要があり、この
ときは、単位ヘッド自体が非常に小さい(例えば、30
0dpi(dot per inch)の解像度を実現する場合、イ
ンク吐出口の間隔は75μm程度に設定される。)こと
にも起因して、精度よく(より具体的には、例えば、±
1μm程度の精度が必要である。)各単位ヘッドを配置
することが困難であるという問題点があった。
【0006】更に、各単位ヘッドの傾き角度の誤差によ
り部分的に解像度が異なったり、記録用紙の全幅に渡っ
てインク吐出口を配置できない場合があるという問題点
もあった。
【0007】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑み
てなされたもので、その課題は、所定の解像度を有する
フルラインタイプのインクジェットヘッドを簡易に歩留
りよく製造することが可能なインクジェットヘッド製造
方法及びインクジェットヘッド並びに当該インクジェッ
トヘッドを備えたインクジェットプリンタを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、記録用紙等の記録媒体
上にドットを形成して記録を行うためのインクを吐出す
るインク吐出口が等間隔に一列に並んで形成された吐出
口列を有する単位ヘッドを複数個含んで形成されるイン
クジェットヘッドを製造するためのインクジェットヘッ
ド製造方法であって、一の前記単位ヘッドにおける前記
吐出口列の一方の最外部に位置する前記インク吐出口
と、一の前記単位ヘッドに隣接する他の一の前記単位ヘ
ッドにおける前記吐出口列の前記一方とは反対方向の最
外部に位置する前記インク吐出口とを結ぶ直線である接
続直線が、前記吐出口列を含む直線に垂直となると共
に、夫々の前記単位ヘッドにおける前記吐出口列を含む
直線が相互に平行となるように複数の前記単位ヘッドを
一方向にずらしつつ接続して前記インクジェットヘッド
を形成する形成工程と、一の前記単位ヘッドにおける前
記インク吐出口同士の間隔をPとし、前記記録媒体上に
おける前記ドット同士の間隔をDとした場合に、複数の
前記ドットが一列に並んで構成されるドット列を含む直
線と前記吐出口列を含む直線とのなす角度θが、cos
θ=D/Pとなるように前記形成されたインクジェット
ヘッドを据え付けて固定する固定工程と、を備える。
【0009】請求項1に記載の発明の作用によれば、形
成工程において、接続直線が吐出口列を含む直線に垂直
となると共に、夫々の単位ヘッドにおける吐出口列を含
む直線が相互に平行となるように複数の単位ヘッドを一
方向にずらしつつ接続してインクジェットヘッドを形成
する。
【0010】そして、固定工程において、記録媒体上の
ドット列を含む直線と吐出口列を含む直線とのなす角度
θが、cosθ=D/Pとなるようにインクジェットヘ
ッドを据え付けて固定する。
【0011】よって、複数の単位ヘッドを、接続直線が
吐出口列を含む直線に垂直となるように接続するだけで
インクジェットヘッドが形成できるので、単位ヘッド接
続の際の位置決め工程を簡素化してインクジェットヘッ
ドの製造の工程全体を簡略化できると共に、インクジェ
ットヘッド製造における歩留りが向上する。
【0012】また、角度θを変化させることにより、記
録媒体上において任意のドットピッチを簡単に実現する
ことができる。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットヘッド
製造方法において、前記形成工程において、前記接続直
線に含まれる二つの前記インク吐出口間の距離をLとす
るとき、tanθ=P/Lとなるように複数の前記単位
ヘッドを接続して前記インクジェットヘッドを形成する
ように構成される。
【0014】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、形成工程におい
て、接続直線に含まれる二つのインク吐出口間の距離を
Lとするとき、tanθ=P/Lとなるように複数の単
位ヘッドを接続してインクジェットヘッドを形成する。
【0015】よって、複数の単位ヘッドを接続してイン
クジェットヘッドを形成した場合でも、記録媒体上のド
ット列における全てのドット間隔を一定とすることがで
きる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、記録用紙等の記録媒体上にドットを形成
して記録を行うためのインクを吐出するインク吐出口が
等間隔に一列に並んで形成された吐出口列を有する単位
ヘッドを複数個含むインクジェットヘッドであって、一
の前記単位ヘッドにおける前記吐出口列の一方の最外部
に位置する前記インク吐出口と、一の前記単位ヘッドに
隣接する他の一の前記単位ヘッドにおける前記吐出口列
の前記一方とは反対方向の最外部に位置する前記インク
吐出口とを結ぶ直線である接続直線が、前記吐出口列を
含む直線に垂直となると共に、夫々の前記単位ヘッドに
おける前記吐出口列を含む直線が相互に平行となるよう
に複数の前記単位ヘッドが一方向にずれて接続されてお
り、更に、一の前記単位ヘッドにおける前記インク吐出
口同士の間隔をPとし、前記記録媒体上における前記ド
ット同士の間隔をDとした場合に、複数の前記ドットが
一列に並んで構成されるドット列を含む直線と前記吐出
口列を含む直線とのなす角度θが、cosθ=D/Pと
なっている。
【0017】請求項3に記載の発明の作用によれば、接
続直線が吐出口列を含む直線に垂直となると共に、夫々
の単位ヘッドにおける吐出口列を含む直線が相互に平行
となるように複数の単位ヘッドが一方向にずれて接続さ
れており、更に、記録媒体上のドット列を含む直線と吐
出口列を含む直線とのなす角度θが、cosθ=D/P
となっている。
【0018】よって、複数の単位ヘッドを、接続直線が
吐出口列を含む直線に垂直となるように接続するだけで
インクジェットヘッドが形成できるので、単位ヘッド接
続の際の位置決め工程を簡素化してインクジェットヘッ
ドの製造の工程全体を簡略化できると共に、インクジェ
ットヘッド製造における歩留りが向上する。
【0019】また、角度θを変化させることにより、記
録媒体上において任意のドットピッチを簡単に実現でき
る。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項3に記載のインクジェットヘッド
において、前記接続直線に含まれる二つの前記インク吐
出口間の距離をLとするとき、tanθ=P/Lとなる
ように複数の前記単位ヘッドが接続されている。
【0021】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、接続直線に含まれ
る二つのインク吐出口間の距離をLとするとき、tan
θ=P/Lとなるように複数の単位ヘッドが接続されて
いるので、複数の単位ヘッドを接続してインクジェット
ヘッドを形成した場合でも、記録媒体上のドット列にお
ける全てのドット間隔を一定とすることができる。
【0022】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項3又は4に記載のインクジェット
ヘッドと、前記インクジェットヘッドに前記インクを供
給するポンプ等の供給手段と、記録すべき記録情報に基
づいて前記インクジェットヘッドを駆動し、前記記録媒
体に対して記録を行うヘッド駆動部等の駆動手段と、を
備える。
【0023】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項3又は4に記載の発明の作用に加えて、供給手段
は、インクジェットヘッドにインクを供給する。
【0024】そして、駆動手段は、記録情報に基づいて
インクジェットヘッドを駆動し、記録媒体に対して記録
を行う。
【0025】よって、インクジェットヘッドを簡易に製
造してインクジェットプリンタを取得することができ
る。
【0026】また、インクジェットヘッドにおける角度
θを変更することにより任意の解像度で記録することが
できる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明す
る実施の形態は、記録用紙の全幅に渡ってインク吐出口
を配置した、いわゆるフルラインタイプのインクジェッ
トヘッドを備えたプリンタに対して本発明を適用した場
合の実施形態である。
【0028】(I)プリンタの全体構成及び概要動作 始めに、実施形態に係るプリンタの全体構成について、
図1を用いて説明する。
【0029】図1に示すように、実施形態に係るプリン
タSは、本発明に係るインクジェットヘッド1と、CP
U2と、データ展開部3と、駆動手段としてのヘッド駆
動部4と、インクタンク5と、供給手段としてのポンプ
6と、ホース7と、操作部8と、表示部9とにより構成
されている。
【0030】次に、各部の概要動作を説明する。
【0031】データ展開部3は、外部から入力される記
録すべき記録情報Srを、記録用紙一枚分のいわゆるビ
ットマップデータに展開し、データ信号Sdrを生成す
る。
【0032】そして、ヘッド駆動部4は、データ信号S
drに基づき、CPU2の制御の下、後述の構成を有する
インクジェットヘッド1を駆動するための駆動信号Sd
を出力してインクジェットヘッド1にインクを吐出さ
せ、CPU2の制御によりインクの吐出と同期して搬送
される記録用紙上に記録情報Srに対応する像を形成す
る。
【0033】これと並行して、ポンプ6は、CPU2の
制御の下、インクタンク5に蓄えられているインクをイ
ンクジェットヘッド1に供給する。
【0034】一方、CPU2は、上述の動作を含むプリ
ンタS全体の動作を制御する。
【0035】このとき、操作部8は、使用者の操作に基
づいて入力信号を生成しCPU2に出力すると共に、表
示部9は、CPU2の制御の下、プリンタSの動作状態
等必要な事項を表示する。
【0036】(II)インクジェットヘッドの構成 次に、本発明に係るインクジェットヘッド1の構成につ
いて、図2を用いて説明する。なお、図2は、インクジ
ェットヘッド1のインク吐出口を含む面をインク吐出方
向から見た正面図である。
【0037】図2(a)に示すように、インクジェット
ヘッド1は、記録用紙12の全幅よりも小さい幅を有す
る四つの単位ヘッド10a乃至10dが一方向にずれる
ように接続されて構成されており、図2(a)中矢印で
示される方向に搬送される記録用紙12の搬送経路の下
側(図2(a)中記録用紙12の向こう側)にインク吐
出口11を記録用紙12方向に向けて配置されている。
【0038】また、各単位ヘッド10a乃至10dは、
夫々に複数の一列に配置されたインク吐出口11を備え
ており、当該インク吐出口11同士の間隔はPとされて
いる。更に、各単位ヘッド10a乃至10dにおける各
インク吐出口11を含む直線と記録用紙12の搬送方向
に垂直な直線とのなす角度がθとされていると共に、単
位ヘッド10a乃至10dにおける各インク吐出口11
を含む直線が相互に平行とされ、これにより、全ての単
位ヘッド10a乃至10dにおけるインク吐出口11に
より記録用紙12の全幅に渡って像が形成できるように
配置されている。また、全てのインク吐出口11を含む
面と記録用紙12の記録面とが平行となるようにインク
ジェットヘッド1が配置されている。
【0039】この構成により、記録用紙12上に形成さ
れるドット13の間隔Dは、夫々の単位ヘッド10a乃
至10dにつき、 D=P×cosθ(<P) となるので、各単位ヘッド10a乃至10dにおけるイ
ンク吐出口11の間隔Pよりも狭い間隔で(すなわち、
高い解像度で)ドット13を形成して記録用紙12上に
像を形成することができる。
【0040】次に、一の単位ヘッド10a乃至10cと
隣接する他の単位ヘッド10b乃至10dとの接続部の
構成について、単位ヘッド10aと単位ヘッド10bの
場合を例として図2(b)を用いて説明する。
【0041】図2(b)に示すように、単位ヘッド10
aと単位ヘッド10bの接続部においては、単位ヘッド
10aの一端のインク吐出口11aと単位ヘッド10b
の他端のインク吐出口11bとを結ぶ直線が、夫々の単
位ヘッド10a又は10bにおけるインク吐出口11が
含まれる直線に対して垂直となるように接続されてい
る。そして、単位ヘッド10aにおけるインク吐出口1
1が含まれる直線と単位ヘッド10bにおけるインク吐
出口11が含まれる直線との距離Lは、 tanθ=P/L となるように構成されている(すなわち、夫々の単位ヘ
ッド10a乃至10dはその厚さがLとされており、当
該単位ヘッド10a乃至10dの中心線上にインク吐出
口11が形成されている。)。
【0042】これは、単位ヘッド10aと単位ヘッド1
0bの接続部において、インク吐出口11aからのイン
クにより形成されるドット13aとインク吐出口11b
からのインクにより形成されるドット13bとの間隔も
上記D(=P×cosθ)とする必要があるが、このと
き、 L×sinθ=D=P×cosθ であるので、これより、 P/L=sinθ/cosθ=tanθ とすれば、ドット13aとドット13bとの間隔が他の
ドット同士の間隔と同様のDとなることによる。
【0043】(III)インクジェットヘッドの製造工程 次に、本発明に係る上記インクジェットヘッド1の製造
工程について、図3及び図4を用いて説明する。
【0044】インクジェットヘッド1の製造に当たって
は、図3に示すように、始めに各単位ヘッド10a乃至
10dの位置決めを行う(ステップS1)。この位置決
めにおいては、各単位ヘッド10a乃至10dの接続部
が図2(b)に示す形状となるように、当該接続部をカ
メラ及びモニタ等を用いて拡大しつつ目視により観察し
て位置決めがなされる。このとき、例えば、単位ヘッド
10aと単位ヘッド10bの関係においては、インク吐
出口11aとインク吐出口11bとが図4(a)に示す
ように一直線上となると共に、当該直線が各単位ヘッド
10a乃至10dにおけるインク吐出口11を含む直線
に垂直となるようにして位置決めすれば、各単位ヘッド
10a乃至10dの厚さが薄い(厚さL)こともあいま
って、少なくともインク吐出口11の直径以下の精度で
単位ヘッド同士の位置決めが可能となる。
【0045】ステップS1において各単位ヘッド10a
乃至10dの位置決めが完了すると、次に夫々の単位ヘ
ッド10a乃至10dを決めた位置において接続する
(ステップS2)。これにより、インクジェットヘッド
1そのものが完成する。
【0046】次に、完成したインクジェットヘッド1
を、所望のドット13の間隔Dを得るべく、記録用紙1
2の搬送方向に垂直な直線に対して上記角度θをなすと
共に、全てのインク吐出口11を含む平面が記録用紙1
2の記録面に平行となるようにインクジェットヘッド1
を図示しない支持部に固定し(図4(b)参照。ステッ
プS3)、その後に上記ホース7の接続又はヘッド駆動
部4等の接続を行って(ステップS4)インクジェット
ヘッド1の製造が完了する。
【0047】以上説明したように、本発明のインクジェ
ットヘッド1及びその製造方法によれば、例えば、イン
ク吐出口11aとインク吐出口11bとを結ぶ直線が、
各インク吐出口11を含む直線に垂直となると共に、夫
々の単位ヘッド10a乃至10dにおけるインク吐出口
11を含む直線が相互に平行となるように複数の単位ヘ
ッド10a乃至10dを一方向にずらしつつ接続してイ
ンクジェットヘッド1を形成し、次に、記録用紙12上
のドット13を含む直線とインク吐出口11を含む直線
とのなす角度θが、cosθ=D/Pとなるようにイン
クジェットヘッドを据え付けて固定するので、インク吐
出口11aとインク吐出口11bとを結ぶ直線がインク
吐出口11を含む直線に垂直となるように接続するだけ
でインクジェットヘッド1が形成でき、単位ヘッド接続
の際の位置決め工程を簡素化してインクジェットヘッド
1の製造の工程全体を簡略化できると共に、インクジェ
ットヘッド製造における歩留りが向上する。
【0048】また、角度θを変化させることにより、記
録用紙12上において任意のドットピッチを簡単に実現
することができる。
【0049】なお、上述の実施形態においては、隣接す
る単位ヘッドにおけるインク吐出口11を一つづつ重ね
合わせて各単位ヘッドの位置決めを実行したが、これ以
外に、複数個のインク吐出口11を重ね合わせるように
してインクジェットヘッドを構成してもよい。この場合
には、一の単位ヘッドのインク吐出口11の位置を隣接
する単位ヘッドのインク吐出口11の間に千鳥状に配置
することで、より高解像度の画像形成ができることとな
る。
【0050】また、本発明は、カラー記録が可能なプリ
ンタに適用することもできる。この場合には、インクジ
ェットヘッド1とインクタンク5等を、記録に使用する
色毎(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クの各色毎)に設けることとなる。
【0051】更に、上記実施形態においては、記録用紙
12の全幅に渡ってインク吐出口11が配置されたイン
クジェットヘッド1について説明したが、これ以外に、
複数の単位ヘッドを有し、記録に際して記録用紙の幅方
向に移動しつつ記録を行うインクジェットヘッドに対し
て本発明を適用することもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、接続直線が吐出口列を含む直線に垂直と
なると共に、夫々の単位ヘッドにおける吐出口列を含む
直線が相互に平行となるように複数の単位ヘッドを一方
向にずらしつつ接続してインクジェットヘッドを形成
し、次に、記録媒体上のドット列を含む直線と吐出口列
を含む直線とのなす角度θが、cosθ=D/Pとなる
ようにインクジェットヘッドを据え付けて固定する。
【0053】よって、複数の単位ヘッドを、接続直線が
吐出口列を含む直線に垂直となるように接続するだけで
インクジェットヘッドが形成できるので、単位ヘッド接
続の際の位置決め工程を簡素化してインクジェットヘッ
ドの製造の工程全体を簡略化できると共に、インクジェ
ットヘッド製造における歩留りが向上する。
【0054】また、角度θを変化させることにより、記
録媒体上において任意のドットピッチを簡単に実現する
ことができる。
【0055】従って、所定の解像度を有するインクジェ
ットヘッドを簡易に製造することができる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、形成工程において、接続
直線に含まれる二つのインク吐出口間の距離をLとする
とき、tanθ=P/Lとなるように複数の単位ヘッド
を接続してインクジェットヘッドを形成するので、複数
の単位ヘッドを接続してインクジェットヘッドを形成し
た場合でも、記録媒体上のドット列における全てのドッ
ト間隔を一定とすることができる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、接続直線
が吐出口列を含む直線に垂直となると共に、夫々の単位
ヘッドにおける吐出口列を含む直線が相互に平行となる
ように複数の単位ヘッドが一方向にずれて接続されてお
り、更に、記録媒体上のドット列を含む直線と吐出口列
を含む直線とのなす角度θが、cosθ=D/Pとなっ
ている。
【0058】よって、複数の単位ヘッドを、接続直線が
吐出口列を含む直線に垂直となるように接続するだけで
インクジェットヘッドが形成できるので、単位ヘッド接
続の際の位置決め工程を簡素化してインクジェットヘッ
ドの製造の工程全体を簡略化できると共に、インクジェ
ットヘッド製造における歩留りが向上する。
【0059】また、角度θを変化させることにより、記
録媒体上において任意のドットピッチを簡単に実現でき
る。
【0060】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、接続直線に含まれる二つ
のインク吐出口間の距離をLとするとき、tanθ=P
/Lとなるように複数の単位ヘッドが接続されているの
で、複数の単位ヘッドを接続してインクジェットヘッド
を形成した場合でも、記録媒体上のドット列における全
てのドット間隔を一定とすることができる。
【0061】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
又は4に記載の発明の効果に加えて、インクジェットヘ
ッドにインクを供給し、記録情報に基づいてインクジェ
ットヘッドを駆動し、記録媒体に対して記録を行うの
で、インクジェットヘッドを簡易に製造してインクジェ
ットプリンタを取得することができる。
【0062】また、インクジェットヘッドにおける角度
θを変更することにより任意の解像度で記録することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概要構成を示すブロ
ック図である。
【図2】実施形態に係るインクジェットヘッドの構成を
示す図であり、(a)は全体構成を示す図であり、
(b)は接続部を示す拡大図である。
【図3】インクジェットヘッドの製造工程を示すフロー
チャートである。
【図4】インクジェットヘッドの製造工程を説明する図
であり、(a)は単位ヘッドの位置決めを説明する図で
あり、(b)はインクジェットヘッドの固定を説明する
図である。
【符号の説明】
1…インクジェットヘッド 2…CPU 3…データ展開部 4…ヘッド駆動部 5…インクタンク 6…ポンプ 7…ホース 8…操作部 9…表示部 10a、10b、10c、10d…単位ヘッド 11、11a、11b…インク吐出口 12…記録用紙 13…ドット S…プリンタ Sr…記録情報 Sdr…データ信号 Sd…駆動信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上にドットを形成して記録を行
    うためのインクを吐出するインク吐出口が等間隔に一列
    に並んで形成された吐出口列を有する単位ヘッドを複数
    個含んで形成されるインクジェットヘッドを製造するた
    めのインクジェットヘッド製造方法であって、 一の前記単位ヘッドにおける前記吐出口列の一方の最外
    部に位置する前記インク吐出口と、一の前記単位ヘッド
    に隣接する他の一の前記単位ヘッドにおける前記吐出口
    列の前記一方とは反対方向の最外部に位置する前記イン
    ク吐出口とを結ぶ直線である接続直線が、前記吐出口列
    を含む直線に垂直となると共に、夫々の前記単位ヘッド
    における前記吐出口列を含む直線が相互に平行となるよ
    うに複数の前記単位ヘッドを一方向にずらしつつ接続し
    て前記インクジェットヘッドを形成する形成工程と、 一の前記単位ヘッドにおける前記インク吐出口同士の間
    隔をPとし、前記記録媒体上における前記ドット同士の
    間隔をDとした場合に、複数の前記ドットが一列に並ん
    で構成されるドット列を含む直線と前記吐出口列を含む
    直線とのなす角度θが、 cosθ=D/P となるように前記形成されたインクジェットヘッドを据
    え付けて固定する固定工程と、 を備えることを特徴とするインクジェットヘッド製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    製造方法において、 前記形成工程において、前記接続直線に含まれる二つの
    前記インク吐出口間の距離をLとするとき、 tanθ=P/L となるように複数の前記単位ヘッドを接続して前記イン
    クジェットヘッドを形成することを特徴とするインクジ
    ェットヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 記録媒体上にドットを形成して記録を行
    うためのインクを吐出するインク吐出口が等間隔に一列
    に並んで形成された吐出口列を有する単位ヘッドを複数
    個含むインクジェットヘッドであって、 一の前記単位ヘッドにおける前記吐出口列の一方の最外
    部に位置する前記インク吐出口と、一の前記単位ヘッド
    に隣接する他の一の前記単位ヘッドにおける前記吐出口
    列の前記一方とは反対方向の最外部に位置する前記イン
    ク吐出口とを結ぶ直線である接続直線が、前記吐出口列
    を含む直線に垂直となると共に、夫々の前記単位ヘッド
    における前記吐出口列を含む直線が相互に平行となるよ
    うに複数の前記単位ヘッドが一方向にずれて接続されて
    おり、 更に、一の前記単位ヘッドにおける前記インク吐出口同
    士の間隔をPとし、前記記録媒体上における前記ドット
    同士の間隔をDとした場合に、複数の前記ドットが一列
    に並んで構成されるドット列を含む直線と前記吐出口列
    を含む直線とのなす角度θが、 cosθ=D/P となっていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインクジェットヘッド
    において、前記接続直線に含まれる二つの前記インク吐
    出口間の距離をLとするとき、 tanθ=P/L となるように複数の前記単位ヘッドが接続されているこ
    とを特徴とするインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のインクジェット
    ヘッドと、 前記インクジェットヘッドに前記インクを供給する供給
    手段と、 記録すべき記録情報に基づいて前記インクジェットヘッ
    ドを駆動し、前記記録媒体に対して記録を行う駆動手段
    と、 を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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