JPH11200455A - 便器の排臭装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器内の臭気を吸引しながら排水管に排出し
臭気の拡散を無くする。Ｕ配管の溜まり水は、換気扇の
停止時に起こる排水管からの排水と臭気の逆流を遮断す
る。よって、便所内に悪臭が漂わないので、後から使用
する人に迷惑が掛からない、便器の排臭装置を提供す
る。 【解決手段】 洗浄水の一部がＵ配管で溜まり水（３）
となり、排水管からの排水と臭気の逆流を遮断する、便
器（５）と便座（４）の隙間を殆ど密閉にすると吸引力
が強まり、小型化できた防水の吸引機（１）、送風機、
換気扇等を配管（２）に取り付けて運転すると、洗浄水
口より便器内の臭気を吸引しながら排水管に排出し臭気
の拡散を無くする、便器の排臭装置である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、便器の排臭装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の便器には排臭装置がない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらには次のような
欠点があった。 （イ）便器内の臭気は排出できずに、便所内に拡散す
る。 （ロ）換気扇は、便所内に拡散した臭気を素早く排出で
きない。 （ハ）消臭剤や脱臭剤は、便所内に拡散した臭気を素早
く消せない。 （ニ）便所内の臭気は悪臭のため、後から使用する人に
迷惑を掛ける。 以上の欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】洗浄水の一部がＵ配管で
溜まり水（３）となり、排水管からの排水と臭気の逆流
を遮断する、便器（５）と便座（４）の隙間を殆ど密閉
にすると吸引力が強まり、小型化できた防水の吸引機
（１）、送風機、換気扇等を配管（２）に取り付けて運
転すると、洗浄水口より便器内の臭気を吸引しながら排
水管に排出し臭気の拡散を無くする、便器の排臭装置で
ある。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）配管（２）にＵ配管を設け、溜まり水（３）を止
める。 （ロ）配管に、小型で防水の吸引機（１）、送風機、換
気扇等を取り付ける。 （ハ）便器（５）と便座（４）の隙間は殆ど密閉にす
る。 （ニ）便器の外壁に穴を開け、吸引側は上の洗浄水用の
空洞に、排出側は下の排水管用の空洞に配管を取り付け
る。

【０００６】

【発明の効果】（イ）便器内の臭気を吸引しながら排水
管に排出し、臭気の拡散を無くする。 （ロ）Ｕ配管の溜まり水は、換気扇の停止時に起こる排
水管からの排水と臭気の逆流を遮断する。 （ハ）便所内に悪臭が漂わないので、後から使用する人
に迷惑が掛からない。 （ニ）便器と便座は殆ど密閉なので吸引力が強まり、吸
引機等は小型化できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の左側面図

【図２】本発明の各部品の左側面図

【図３】本発明の設置正面図

【符号の説明】

１ 吸引機 ２ 配管 ３ 溜まり水 ４ 便座 ５ 便器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗浄水の一部がＵ配管で溜まり水（３）
   となり、排水管からの排水と臭気の逆流を遮断する、便
   器（５）と便座（４）の隙間を殆ど密閉にすると吸引力
   が強まり、小型化できた防水の吸引機（１）、送風機、
   換気扇等を配管（２）に取り付けて運転すると、洗浄水
   口より便器内の臭気を吸引しながら排水管に排出し臭気
   の拡散を無くする、便器の排臭装置。