JPH11198744A - 車載用装置の実行制御方式 - Google Patents

車載用装置の実行制御方式

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JPH11198744A
JPH11198744A JP1503898A JP1503898A JPH11198744A JP H11198744 A JPH11198744 A JP H11198744A JP 1503898 A JP1503898 A JP 1503898A JP 1503898 A JP1503898 A JP 1503898A JP H11198744 A JPH11198744 A JP H11198744A
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Tomomi Watanabe
友美 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続された各種装置の操作性を向上させた車
載用装置の実行制御方式を提供すること。 【解決手段】 オーディオ装置に接続されたディスプレ
イ装置の表示画面の一部には全機能表示指示領域が設け
られており、利用者がこの領域を指し示すと、タッチパ
ネルによってこの指し示された位置が検出され、その時
点で選択可能な全機能を含む操作領域76が画面上に表
示される。利用者によっていずれかの機能が直接指し示
されて機能選択が行われると、タッチパネルによってそ
の指し示された位置が検出され、該当する機能が実行さ
れる。OFF領域78を指し示すことにより、この全機
能表示を終了させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
各種装置の操作画面を表示する車載用装置の実行制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の車両には、ナビゲーション装置、
CDプレーヤ、TV/FM/AMチューナ等の各種装置
が搭載されている。一般にこれらの各種装置は、ディス
プレイ装置を共用していることが多く、利用者が所定の
操作を行うことによって、ディスプレイ装置には、自車
位置周辺の地図画像や演奏中のCDに関する情報等が表
示されたり、各種装置の機能を選択するための操作画面
が表示されたりする。
【0003】図9〜図14は、従来の車載用ディスプレ
イ装置における画面遷移の一例を示す図であり、各種装
置としてナビゲーション装置とCDプレーヤが車両に搭
載されている場合を示す。なお、CDプレーヤは、CD
チェンジャーの機能を備えており、搭載された6枚のC
Dの中から選択して演奏するものとする。
【0004】図9に示すように、車載用ディスプレイ装
置は、「SOURSE」キー60、ファンクションキー
62−1〜62−6、「FUNC」キー64、「NEX
T」キー66、ロータリスイッチ68を備えており、走
行時の画面として、通常はナビゲーション装置が出力す
る自車位置周辺の地図画像を含むナビメイン画面が表示
されている。
【0005】利用者によって「SOURCE」キー60
が押下されるとソースメニューが表示され、ロータリス
イッチ68を左右に回してCDチェンジャを選択した後
に押下(PUSH動作)して決定すると、表示画面がナ
ビゲーション装置の画面からCDプレーヤの画面に切り
替わり、図10に示すように、演奏中のCDに関する情
報とCD選択のCDメイン画面が表示される。この状態
で、例えばファンクションキー62−3が押下される
と、演奏中のCDがDISC3に対応するCDに切り替
えられる。また、図9に示すナビメイン画面が表示され
ているときに「FUNC」キー64が押下されると、図
11に示すように、早送りや巻き戻し等の機能を選択す
るためのCDカレント1画面が表示され、それぞれのフ
ァンクションキー62−1〜62−6に対応する機能が
示される。例えば、ファンクションキー62−1には早
送りの機能が、ファンクションキー62−2には巻き戻
しの機能がそれぞれ対応している。ここで、ファンクシ
ョンキー62−1〜62−6のいずれかが押下される
と、対応する早送りや巻き戻し等の動作が行われる。な
お、ファンクションキー62は6個しか用意されていな
いため、機能が多い場合は「NEXT」キー66を押下
することによって、図12に示すように他の機能を選択
するためのCDカレント2画面が表示される。また、上
述したCDメイン画面、CDカレント1画面、CDカレ
ント2画面のいずれかが表示されているときに、ロータ
リスイッチ68を操作することにより、CDの再生・一
旦停止、1曲早送り・巻き戻しといった動作が行われ
る。
【0006】また、図9に示すナビメイン画面が表示さ
れているときに、利用者によってファンクションキー6
2、「FUNC」キー64、「NEXT」キー66の押
下やロータリスイッチ68の操作がされると、図13に
示すように、ルート変更等の機能を選択するためのナビ
カレント1画面が表示され、ファンクションキー62−
1〜62−6に対応する機能が示される。ここで、いず
れかのファンクションキー62が押下されると、対応す
る機能の動作が行われる。なお、この場合も、機能が多
い場合は「NEXT」キー66を押下することによっ
て、図14に示すように、他の機能を選択するためのナ
ビカレント2画面が表示される。また、図13、図14
に示すカレント1、2画面のいずれかが表示されている
ときに、ロータリスイッチ68を操作することにより、
表示されている地図画像の詳細表示・広域表示が行われ
る。また、上述したCDメイン画面、CDカレント1、
2画面、ナビカレント1、2画面のいずれかが表示され
ているときに所定時間以上操作しなかった場合は、再び
図9に示したナビメイン画面が表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の車載用ディスプレイ装置における表示方式は、階層
構造を有しているため、利用者は、表示されている画面
を切り替えて様々な機能を選択するという煩わしい操作
を行う必要があった。また、表示画面の切り替え方法や
切り替え先の画面に表示される機能をあらかじめ了知し
ておかないと、所望の機能を選択することが困難であっ
た。特に、購入した直後や普段利用しない利用者が操作
する場合は、マニュアル等を参考にする必要も生じ、非
常に煩わしいものとなっていた。このように、従来の車
載用ディスプレイ装置を用いた操作は、操作手順自体が
煩わしかったり、所望の機能を選択するためにマニュア
ル等を調べる必要があり、操作性が良好であるとはいえ
なかった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みて創作された
ものであり、その目的は、車載用装置の操作性を向上さ
せた車載用装置の実行制御方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の車載用装置の実行制御方式は、表示画
面の一部に形成された機能表示指示領域が指し示された
ときに、この時点で選択可能な車載用装置の複数の機
能、好ましくは全機能を画面に表示させ、これらの機能
の中のいずれかが利用者によって指し示されたときに、
この指し示された機能が実行される。したがって、利用
者は機能表示指示領域をタッチパネル等を用いて指し示
すだけで所望の機能の有無を知ることができ、しかもそ
の中に実行しようとする機能が含まれている場合にはそ
の機能を指し示すだけで機能の実行を指示することがで
きるため、表示画面を何面も切り替える等の操作が不要
であり、車載用装置の操作性を向上させることができ
る。
【0010】特に、上述した機能表示指示領域は、表示
画面の所定位置に画面表示を遮らない状態で形成するこ
とが好ましい。機能表示指示領域によって表示画面が妨
げられないため、機能表示を行っていない状態では画面
上に従来通りの操作画面や映像を表示させることができ
る。
【0011】また、機能表示指示領域が指し示されたと
きに現れる機能表示は、同じ画面内に表示された機能表
示終了指示領域が指し示されたときに、あるいはいずれ
の機能も指し示されない状態で所定時間経過したときに
終了させることが好ましい。機能表示終了指示領域を設
けることにより、利用者の自由意志によって操作を中断
することができ、一定時間経過の後に機能表示を終了さ
せることにより、利用者は何らかの操作を行うことなく
操作を中断することができ、操作手順の簡略化が可能に
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を適用した一実施形態のオ
ーディオシステムは、車両に搭載されたオーディオ装置
を利用しているときに、簡易な操作によってこれらの装
置の選択可能なすべての機能を画面に表示し、その画面
の一部に触れることによって各種の機能を選択すること
ができる点に特徴がある。以下、一実施形態のオーディ
オシステムについて図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の車載用装置の実行制御方
式を適用した一実施形態のオーディオシステムの構成を
示す図である。同図に示すオーディオシステムに含まれ
るディスプレイ装置1は、利用者が各種の指示を入力す
るキー入力部2およびタッチパネル4と、リモートコン
トロール(リモコン)ユニット6から送られてくる利用
者の操作指示に対応した信号を受光するリモコン受光部
8と、利用者の指示に応じた動作指示をオーディオ装置
20に送るとともに表示画面の作成指示を行う制御部1
0と、制御部10から送られる映像信号を表示画素毎の
画像データに変換する映像信号処理部12と、映像信号
処理部12から出力される画像データに制御部10から
出力されるグラフィックデータを合成して表示画面に対
応した画像データを出力するグラフィック処理部14
と、この画像データを表示するLCD(液晶表示装置)
16と、LCD16の裏面に配置されたバックライト1
8とを含んで構成されている。
【0014】また、このディスプレイ装置1は、外部に
接続されたオーディオ装置20との間で利用者の操作指
示や画像に関するデータ等の各種のデータ通信を行うた
めに入出力インタフェース(IF)部19を備えてい
る。
【0015】キー入力部2は、利用者が各種の指示を入
力するために操作するキーやロータリスイッチから構成
されている。図2は、ディスプレイ装置1におけるキー
入力部2の構成の一例を示す図である。同図に示すよう
に、ディスプレイ装置1は、キー入力部2として「SO
URSE」キー60、ファンクションキー62−1〜6
2−6、「FUNC」キー64、「NEXT」キー6
6、ロータリスイッチ68を備えており、利用者はこれ
らを操作することによってオーディオ装置20の機能の
選択等を行う。
【0016】タッチパネル4は、LCD16の表示画面
の表面に取り付けられており、利用者がLCD16の表
示画面のどの位置を指し示したかを検出する。タッチパ
ネル4には、例えば複数の赤外線センサが用いられる。
これらの赤外線センサは、互いに直交した発光部と受光
部の対を複数組備えており、利用者がLCD16の表示
画面に触れると、発光部から照射されて受光部に到達す
る赤外線が遮断され、この状態が検出されることによっ
て接触位置の検出が行われる。また、タッチパネル4に
は、透明電極が形成された圧電パネルが用いられること
もある。圧電パネルを用いた場合は、利用者がこの圧電
パネルを押圧したときの抵抗変化を検出することによっ
て接触位置の検出が行われる。リモコン受光部8は、利
用者が各種の操作指示を入力するためにリモコンユニッ
ト6を操作すると、その操作指示に応じた赤外線信号を
受光する。
【0017】制御部10は、キー入力部2、タッチパネ
ル4、リモコン受光部8から出力される利用者の操作指
示に応じた信号をオーディオ装置20に送るとともに、
オーディオ装置20から送られてくる映像信号やグラフ
ィックデータに基づいてLCD16に表示する画像の制
御を行う。例えば、利用者がLCD16に表示された操
作領域に触れると、タッチパネル4によってこの接触位
置が検出され、制御部10によってこの検出位置を示す
信号が入出力IF部19を介してオーディオ装置20に
送られる。オーディオ装置20では、ディスプレイ装置
1から送られてくる利用者の接触位置を示す信号に基づ
いて、利用者による指示内容(接触位置に対応してLC
D16に表示されている操作内容)を判定し、この指示
内容に対応する操作画面等の画像データをディスプレイ
装置1に送り返す。この画像データは制御部10からグ
ラフィック処理部14に送られ、グラフィック処理部1
4ではLCD16に所定の操作画面等を表示する。
【0018】また、図1に示すオーディオシステムに含
まれるオーディオ装置20は、各種の音声信号や映像信
号等を出力する各種のオーディオソースとしてのCDプ
レーヤ21、TV(テレビジョン)チューナ22、FM
/AMチューナ23と、これらの動作を制御するととも
にこれらから入力される音声信号や映像信号を選択出力
する制御部24と、制御部24によって選択された音声
信号を増幅するアンプ25と、この増幅された音声信号
を出力するスピーカ26とを含んで構成されている。ま
た、オーディオ装置20には、図1に示した車載用ディ
スプレイ装置1との間で各種の信号を送受するために入
出力インタフェース(IF)部27を備えている。
【0019】上述したタッチパネル4および制御部24
が機能表示指示検出手段、選択機能検出手段に、制御部
10、24、グラフィック処理部14、LCD16が機
能表示手段に、制御部24が機能実行手段にそれぞれ対
応する。また、後述する全機能表示指示領域70が機能
表示指示領域に、OFF領域78が機能表示終了指示領
域にそれぞれ対応する。
【0020】次に、本実施形態のオーディオシステムの
動作を説明する。図3は、本実施形態のオーディオシス
テムの動作手順を示す流れ図であり、利用者が上述した
タッチパネル4を用いて各種の操作指示を行う場合の動
作手順が示されている。なお、オーディオ装置20のC
Dプレーヤ21が動作中であり、図4に示すように、デ
ィスプレイ装置1のLCD16にはCDプレーヤ21の
操作画面としてのCDメイン画面が表示されているもの
とする。
【0021】オーディオ装置20内の制御部24は、利
用者によって全機能表示が指示されたか否かを判定して
いる(ステップ100)。具体的には、制御部24は、
ディスプレイ装置1の制御部10から送られてくるタッ
チパネル4の検出信号を監視しており、利用者がLCD
16の所定領域、例えば図4に示すLCD16の表示画
面左下の全機能表示指示領域70を指し示すと、このと
き出力されるタッチパネル4の検出信号に基づいて、利
用者によって全機能表示が指示されたものと判断する。
【0022】利用者によって全機能表示が指示される
と、次に制御部24は、現在動作中のCDプレーヤ21
について選択可能な全機能をLCD16に表示するため
の画像データ(グラフィックデータ)を作成する(ステ
ップ101)。例えばCDを再生中の場合は、ディスク
選択、早送り、巻き戻し、一旦停止、テレビジョン放送
・FM/AM放送受信への切り替え等の指示が選択可能
な機能となる。
【0023】これらの選択可能な全機能に対応する画像
データは、オーディオ装置20の制御部24からディス
プレイ装置1側に送られる。ディスプレイ装置1の制御
部10は、この画像データをグラフィック処理部14に
送り、LCD16に選択可能な機能に対応した操作領域
が表示される(ステップ102)。
【0024】図5は、選択可能な機能に対応した操作領
域が表示されたCDメイン画面を示す図である。図4に
示したCDメイン画面には、キー入力部2のファンクシ
ョンキー62−1〜62−6とロータリスイッチ68の
操作内容を表示する操作内容表示領域72と、演奏中の
CDに関する各種情報を表示する情報表示領域74とが
含まれるが、図5に示すように、選択可能な複数の機能
に対応する操作領域76が、操作内容表示領域72を除
く領域に重ねて表示される。図10〜図12に示したよ
うに、「FUNC」キー64あるいは「NEXT」キー
66を組み合わせることにより、ファンクションキー6
2−1〜62−6とロータリスイッチ68による多様な
動作指示が可能になるが、選択可能な機能にはこれらの
多様な動作指示が全て含まれている。また、LCD16
には、選択可能な複数の機能に対応した操作領域76の
表示とともに、この操作領域76の表示を終了させるO
FF領域78も同時に表示される。
【0025】次に、制御部24は、選択可能な機能に対
応した操作領域76が表示されてから、あるいは利用者
によって何らかの操作が行われてから所定時間が経過し
たか否か(ステップ103)、利用者によってLCD1
6の画面の一部に表示されたOFF領域78が指し示さ
れたか否かを判定する(ステップ104)。利用者が何
も操作しない状態で所定時間経過したり、利用者によっ
てOFF領域78が指し示された場合には、制御部24
は、上述したステップ102において表示した操作領域
76の表示を終了させる(ステップ105)。その後、
ステップ100に戻って、利用者によって全機能表示が
指示されたか否かの判定処理以降が繰り返される。
【0026】また、選択可能な機能に対応した操作領域
76が表示されてから所定時間が経過していない場合
に、制御部24は、操作領域76に含まれる機能のいず
れかが指し示されて機能の選択が行われたか否かを判定
する(ステップ106)。具体的には、制御部24は、
ディスプレイ装置1の制御部10から送られてくるタッ
チパネル4の検出信号を監視しており、利用者がLCD
16の操作領域76内のいずれかの機能を指し示したと
きに出力されるタッチパネル4の検出信号に基づいて、
対応する機能の動作が指示されたものと判断する。利用
者によって操作領域76内のいずれの機能も指し示され
ない場合は、ステップ103に戻って処理が繰り返され
る。
【0027】また、利用者によって操作領域76内のい
ずれかの機能が指し示された場合は、制御部24は利用
者によって選択された機能に対応する動作を実行する
(ステップ107)。例えば図5に示す操作領域76に
含まれる「DISC6」が指し示された場合には、制御
部24は、6番目のトレイに収容されたCDを所定の再
生位置に移動させて再生を開始する指示をCDプレーヤ
21に対して送り、これらの動作を実行する。また、操
作領域76に含まれる「REPEAT」が指し示された
場合には、制御部24は、現在再生中のCDの演奏が終
了したときに最初から演奏を繰り返すリピートモードに
CDプレーヤ21の演奏モードを設定する。また、操作
領域76に含まれる「TV」が指し示された場合には、
制御部24は、CDプレーヤ21の再生動作を終了させ
るとともにTVチューナ22を起動して初期状態で設定
されたいずれかのテレビジョン放送の受信が開始され
る。
【0028】このように、本実施形態の車載用オーディ
オシステムは、LCD16の画面の一部に形成された全
機能表示指示領域70を指し示すだけで、その時点で選
択可能な全機能を画面に表示させることができるため、
利用者はその時点で操作対象となる全機能を容易に知る
ことができる。また、本実施形態のオーディオシステム
では、タッチパネル4を用いることにより、これらの機
能が表示された画面の一部を指し示すだけで、各機能に
対応する動作指示の入力が可能になり、操作内容を切り
替えるために各種のキーを組み合わせて押下する等の煩
雑な操作が不要であり、操作性を向上させることが可能
となる。
【0029】また、利用者がLCD16の画面内の全機
能表示指示領域70を指し示さない限り、図5に示した
ような全機能に対応した操作領域76は表示されないた
め、従来通りの操作を希望する利用者は、従来のように
キー入力部2やリモコンユニット6による操作を行うこ
とも可能であり、利用者の操作方法の選択の幅を広げる
ことができる。例えば長期間使用している場合などで選
択可能な機能を熟知している場合や、図4に示すような
既に表示されている内容の操作のみを行う場合等におい
ては、操作の度に全機能表示指示領域70を指し示して
操作領域76を表示させることは却って煩わしい場合も
あるため、従来通りの操作方法を選択することもでき
る。特に、全機能表示指示領域70として表示画面内の
所定領域を対応させてあるだけであり、その位置に表示
された他の画像表示を妨げないため、この全機能表示指
示領域70を指し示して操作領域76を表示させない場
合には、従来と全く同じ操作画面や映像を表示すること
ができ、利用者は、本発明によって追加された機能を意
識することなくオーディオ装置20の操作指示を行うこ
とができる。
【0030】また、全機能表示指示領域70が指し示さ
れたときに現れる操作領域76は、同じ画面内に表示さ
れたOFF領域78が指し示されたときに、あるいは操
作領域76内のいずれの機能も指し示されない状態で所
定時間経過したときに、表示が終了するようになってお
り、利用者の自由意志によって操作を中断することがで
きる。特に、一定時間経過の後に機能表示を終了させる
ことにより、利用者は何らかの操作を行うことなく操作
を中断することができ、操作手順の簡略化が可能にな
る。
【0031】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、車載用
のオーディオシステムとしてディスプレイ装置1とこれ
に接続されるオーディオ装置20を考えたが、これらの
ディスプレイ装置1とオーディオ装置20を一体型構成
としてもよい。また、オーディオシステムに含まれない
他の車載用装置、例えばナビゲーション装置をディスプ
レイ装置1に接続した場合にも本発明を適用することが
できる。
【0032】図6は、図1に示した構成にナビゲーショ
ン装置を接続した車載用システムの構成を示す図であ
る。図6に示すディスプレイ装置1に含まれる入出力イ
ンタフェース(IF)部19には、オーディオ装置20
とナビゲーション装置40の双方が接続されており、デ
ィスプレイ装置1内の制御部10は、入出力インタフェ
ース部19を介してこれらの装置との間で各種の信号や
データの送受を行う。
【0033】また、ナビゲーション装置40は、経路誘
導等のナビゲーション動作を行うための地図データが記
録されたCD−ROMの読み取りを行うCD−ROM読
取り装置41と、車両位置、方位、走行距離を検出する
ためのGPS受信機42、方位センサ43、距離センサ
44と、地図の表示制御やマップマッチング処理等を行
うナビゲーションコントローラ50とを含んで構成され
ている。また、上述したナビゲーションコントローラ5
0は、地図データを一時的に格納する地図データメモリ
51と、各種の演算処理を行う制御部52と、制御部5
2による処理結果を格納するメモリ53とを含んで構成
されている。また、ナビゲーションコントローラ50に
は、ディスプレイ装置1との間で各種の信号やデータの
送受を行うために入出力インタフェース部54が備わっ
ている。
【0034】例えば、図7に示すナビメイン画面が表示
されているときに、LCD16の左下の全機能表示指示
領域70を利用者が指し示すと、ナビゲーションコント
ローラ50内の制御部52は、現在動作中のナビゲーシ
ョン装置40について選択可能な全機能をLCD16に
表示するための画像データを作成する。この画像データ
がディスプレイ装置1側に送られ、図8に示すように、
その時点で「NEXT」キー66や「FUNC」キー6
4と組み合わせて選択可能なファンクションキー62−
1等に対応した全機能の表示が行われる。利用者によっ
てその中のいずれかが選択されてその表示場所が指し示
されると、その指し示された位置がタッチパネル4によ
って検出され、ナビゲーションコントローラ50内の制
御部52は、この検出位置に表示していた機能を実行す
る。
【0035】このように、オーディオ装置20に限ら
ず、ナビゲーション装置40等の他の車載用装置をディ
スプレイ装置1に接続することもでき、表示画面の一部
の全機能表示指示領域70が指し示されたときに、その
時点で選択可能な各種車載用装置の全機能を表示させ、
この中のいずれかを利用者が直接指し示すことによりそ
の機能を実行することができる。したがって、数々の車
載用装置の各機能を覚えておかなくても表示を見ながら
確認することができ、しかも選択したい機能を直接指し
示すだけで実行させることができるため、煩雑な操作が
不要であって操作性を向上させることができる。
【0036】また、上述した実施形態では、キー入力部
2にファンクションキー62−1〜62−6やロータリ
スイッチ68を含ませることにより、従来通りの操作方
法によって各種の操作を行うこともできるが、これらの
ファンクションキー62−1等を省いて、本発明による
機能選択のみを行うようにしてもよい。
【0037】また、上述した実施形態では、利用者がL
CD16内の全機能表示指示領域70を指し示したとき
に、その時点で選択可能な全機能を表示するようにした
が、この中からほとんど使用しない機能等を除いて一部
の機能のみを表示表示するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、表示
画面の一部に形成された機能表示指示領域が指し示され
たときに、この時点で選択可能な車載用装置の複数の機
能を画面に表示させ、これらの機能の中のいずれかが利
用者によって指し示されたときに、この指し示された機
能が実行される。したがって、利用者は機能表示指示領
域を指し示すだけで所望の機能の有無を知ることがで
き、しかもその中に実行しようとする機能が含まれてい
る場合にはその機能を指し示すだけで機能の実行を指示
することができるため、表示画面を何面も切り替える等
の操作が不要であり、車載用装置の操作性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のオーディオシステムの構成を示す
図である。
【図2】図1に示すディスプレイ装置におけるキー入力
部の構成の一例を示す図である。
【図3】本実施形態のオーディオシステムの動作手順を
示す流れ図である。
【図4】本実施形態のCDメイン画面を示す図である。
【図5】選択可能な機能に対応した操作領域が表示され
たCDメイン画面を示す図である。
【図6】図1に示した構成にナビゲーション装置を接続
した車載用システムの構成を示す図である。
【図7】本実施形態のナビメイン画面を示す図である。
【図8】選択可能な機能に対応した操作領域が表示され
たナビメイン画面を示す図である。
【図9】従来の車載用装置のナビメイン画面を示す図で
ある。
【図10】従来の車載用装置のCDメイン画面を示す図
である。
【図11】従来の車載用装置のCDカレント1画面を示
す図である。
【図12】従来の車載用装置のCDカレント2画面を示
す図である。
【図13】従来の車載用装置のナビカレント1画面を示
す図である。
【図14】従来の車載用装置のナビカレント2画面を示
す図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 2 キー入力部 4 タッチパネル 6 リモコンユニット 8 リモコン受光部 10、24 制御部 12 映像信号処理部 14 グラフィック処理部 16 LCD 18 バックライト 19、27 入出力インタフェース(IF)部 20 オーディオ装置 21 CDプレーヤ 22 TVチューナ 23 FM/AMチューナ 40 ナビゲーション装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面の一部に形成された機能表示指
    示領域が指し示されたことを検出する機能表示指示検出
    手段と、 前記機能表示指示領域が指し示されたときに、その時点
    で選択可能な車載用装置の複数の機能を前記表示画面に
    表示させる機能表示手段と、 前記機能表示手段によって表示された前記複数の機能の
    中のいずれかが指し示されて機能選択が行われたとき
    に、この選択された機能を検出する選択機能検出手段
    と、 前記選択機能検出手段によって検出された機能を実行す
    る機能実行手段と、 を備えることを特徴とする車載用装置の実行制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記機能表示指示領域は、前記表示画面の所定位置に画
    面表示を遮らない状態で形成されていることを特徴とす
    る車載用装置の実行制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記機能表示手段によって表示される前記複数の機能に
    は、その時点で選択可能な車載用装置の全ての機能が含
    まれることを特徴とする車載用装置の実行制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記機能表示指示領域が指し示されたときに前記機能表
    示手段によって表示される画面には、その時点で選択可
    能な車載用装置の複数の機能の表示の終了を指示する機
    能表示終了指示領域が含まれており、 前記機能表示手段は、前記機能表示終了指示領域が指し
    示されたときに、前記複数の機能の表示を終了させるこ
    とを特徴とする車載用装置の実行制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記機能表示手段は、前記選択機能検出手段によって選
    択機能の検出が行われない状態が所定時間経過したとき
    に、前記複数の機能の表示を終了させることを特徴とす
    る車載用装置の実行制御方式。
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