JPH11197096A - 拡大微細観察用電子内視鏡装置 - Google Patents

拡大微細観察用電子内視鏡装置

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JPH11197096A
JPH11197096A JP10006222A JP622298A JPH11197096A JP H11197096 A JPH11197096 A JP H11197096A JP 10006222 A JP10006222 A JP 10006222A JP 622298 A JP622298 A JP 622298A JP H11197096 A JPH11197096 A JP H11197096A
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JP
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observation
magnification
electronic endoscope
image
television monitor
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JP10006222A
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Keiji Itou
慶時 伊藤
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モニタ画面に表示される内視鏡観察画像の観察
倍率を術者が容易に把握することができて、拡大微細観
察時の診断を確実に行うことができる拡大微細観察用電
子内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】対物光学系20,21の少なくとも一部を
遠隔操作により移動させてズーミングを行うことができ
るようにした拡大微細観察用電子内視鏡装置において、
挿入部1の先端内において対物光学系20,21の移動
状態を検出するための移動センサ70と、移動センサ7
0からの出力信号を受け、それをテレビモニタ100に
表示される内視鏡観察画像の観察倍率に変換してテレビ
モニタ100に表示する観察倍率表示手段82,92,
94とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、対物光学系を移
動させてズーミングを行うことができるようにした拡大
微細観察用電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡は、一般に、挿入部の先端に
内蔵された対物光学系による被写体の結像位置に固体撮
像素子が配置され、固体撮像素子により撮像された内視
鏡観察像の撮像信号が挿入部外に伝送されてテレビモニ
タに内視鏡観察画像が表示されるようになっている。
【0003】そのような内視鏡による体腔内粘膜の観察
において、粘膜の微細構造を精密に観察したい場合が少
なくない。そこで、挿入部の手元側に連結された操作部
からの遠隔操作によって、対物光学系の少なくとも一部
を光軸方向に移動させてズーミングを行い、固体撮像素
子に結像される内視鏡観察像の倍率を拡大させることが
できるようにした拡大微細観察用電子内視鏡装置が用い
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば胃と大
腸等のように臓器が異なったり、同じ臓器でも病変の種
類が異なると粘膜の微細構造が異なるので、粘膜の精密
観察に適切な倍率が各々に相違し、モニタ画面に表示さ
れる被写体像を見ただけではどの程度の倍率で観察して
いるか判断できない場合が多い。
【0005】そのため、観察倍率を大きくする操作を行
う際には、目的とする患部をその周辺の状態と比較観察
しながらゆっくりと倍率を拡大させて、最終的な観察が
どの程度の倍率になっているのかを推測していた。しか
し、そのような操作はまだるっこくて時間がかかるの
で、術者と患者の双方に負担がかかっていた。
【0006】そこで本発明は、モニタ画面に表示される
内視鏡観察画像の観察倍率を術者が容易に把握すること
ができて、拡大微細観察時の診断を確実に行うことがで
きる拡大微細観察用電子内視鏡装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の拡大微細観察用電子内視鏡装置は、挿入部
の先端に内蔵された対物光学系による被写体の結像位置
に固体撮像素子を配置し、上記固体撮像素子により撮像
された内視鏡観察像の撮像信号を上記挿入部外に伝送し
てテレビモニタに内視鏡観察画像を表示するようにした
電子内視鏡装置であって、上記対物光学系の少なくとも
一部を遠隔操作により移動させてズーミングを行うこと
ができるようにした拡大微細観察用電子内視鏡装置にお
いて、上記挿入部の先端内において上記対物光学系の移
動状態を検出するための移動センサと、上記移動センサ
からの出力信号を受け、それを上記テレビモニタに表示
される内視鏡観察画像の観察倍率に変換して上記テレビ
モニタに表示する観察倍率表示手段とを設けたことを特
徴とする。
【0008】なお、上記テレビモニタに表示される観察
倍率をそのテレビモニタの画面サイズに対応して切り換
えるための表示倍率切換手段が設けられていてもよく、
上記テレビモニタに観察倍率が表示されないようにする
ための観察倍率非表示切換手段が設けられていてもよ
い。
【0009】また、ズーミングにより上記対物光学系に
連動して上記固体撮像素子が移動し、上記移動センサが
直接的には上記固体撮像素子の移動状態を検出するよう
にしてもよい。
【0010】
【発明の実態の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は電子内視鏡を示しており、可撓管
状の挿入部1の基端に操作部2が連結され、挿入部1の
先端部分に形成された湾曲部4は、操作部2に設けられ
た湾曲操作ノブ3を回転操作することによって、任意の
方向に任意の角度だけ屈曲させることができる。
【0011】湾曲部4の先端には、対物光学系等が内蔵
された先端部本体10が連結されている。また、挿入部
1と操作部2との連結部付近には、挿入部1内に挿通配
置された処置具挿通チャンネルの入口である処置具挿入
口5が突出配置されている。6は、ズーミングの操作を
行うためのズーム操作レバーである。
【0012】操作部2の後部に連結された可撓性連結管
7の先端にはコネクタ8が連結されており、このコネク
タ8は、照明用ライトガイドファイババンドルに対する
照明光の供給、及び先端部本体10に内蔵されている固
体撮像素子で撮像された映像信号の処理等を行うための
光源装置兼ビデオプロセッサに接続される。
【0013】図3は、先端部本体10の部分側面断面図
である。観察窓11には、対物光学系の第1レンズであ
るカバーレンズ20が嵌め込まれており、その内側に、
対物レンズ群21と固体撮像素子24等が配置されてい
て、カバーレンズ20と対物レンズ群21とによって結
像される内視鏡観察像が固体撮像素子24によって撮像
される。22はYAGレーザカットフィルタ、23はカ
バーガラスである。
【0014】先端部本体10に軸線方向に形成された孔
に嵌挿固定された固定外筒27に対して、固定内筒28
が後側で直接嵌合して固定ネジ29で固定され、前側に
おいては両者27,28の間にスペース環30が介挿固
着されていて、両者27,28の間には両端部を除く全
長にわたって一定の隙間が確保されている。
【0015】カバーレンズ20は固定内筒28の先端に
水密的にカシメ固定されていて、カバーレンズ20の側
面と先端部本体10との間を塞ぐように前蓋31がスペ
ース環30に接合されている。32は、シール用のOリ
ングである。
【0016】固定内筒28内には、対物レンズ群21が
取り付けられた対物枠34と、観察像を撮像するための
固体撮像素子24が取り付けられた受像部枠35とが、
互いに独立して軸線方向に進退自在に嵌挿されている。
33はOリングである。
【0017】対物レンズ群21はレンズ筒36内に組み
付けられてカシメ固定されており、そのレンズ枠36が
対物枠34に接合されている。ただし、レンズ枠36を
対物枠34にネジ固定してもよい。
【0018】37は、不要周辺光をカットするための遮
光マスクである。明るさ絞りは対物レンズ群21の前端
面に配置されている。対物枠34と受像部枠35との間
には、両者34,35を遠ざける方向に付勢する第1の
圧縮コイルバネ47が介装されていて、ガタつきが防止
されている。
【0019】固体撮像素子24は、例えばTAB(テー
プオートメイティングボンディング)基板等の可撓性基
板44の先端に固着されていて、カバーガラス23が固
体撮像素子24の前端面に接合され、YAGカットフィ
ルター22がカバーガラス23の前端面に接合されてい
る。
【0020】可撓性基板44内には、固体撮像素子24
の駆動回路等を構成する電子部品が搭載されたバッファ
基板43が配置されていて、その後方に信号ケーブル4
5が引き出されている。
【0021】カバーガラス23と固体撮像素子24と可
撓性基板44の外周面には、電気絶縁性の薄い絶縁テー
プ38が連続的に巻かれていて、導電性の筒状体からな
るシールド筒40がその外側に被嵌されている。シール
ド筒40には信号ケーブル45のシールド線が接続され
ている。
【0022】シールド筒40の先端は固体撮像素子24
の側面の途中の位置にあるので、そこからカバーガラス
23の先端位置まで、絶縁テープ38の外面部分には脱
泡した電気絶縁性のエポキシ系接着剤41が充填されて
いる。
【0023】そして、その部分からシールド筒40の外
周にわたってさらに絶縁テープ39が連続的に巻かれて
いて、シールド筒40と受像部枠35との間の電気絶縁
性が確保されている。
【0024】このようにして固体撮像素子24と電子回
路とが収容されたシールド筒40は、受像部枠35にね
じ込まれた固定ネジ42により押圧固定されている。そ
の固定ネジ42の先端面とシールド筒40の外周面との
間には絶縁テープ39が介在しており、受像部枠35と
シールド筒40との間の電気絶縁性が確保されている。
【0025】固定内筒28の外周面には、第1、第2及
び第3のカム溝51,52,53が形成された円筒形の
カム筒50が、軸線回りに回転自在に被嵌されており、
そのカム筒50を囲む位置に、操作ワイヤ25によって
駆動されて軸線方向にスライドするスライド筒55が配
置されている。
【0026】スライド筒55に穿設された孔に操作ワイ
ヤ25の先端が通されていて、その先端に抜け止め環5
7が固着されている。スライド筒55は、ズーム操作レ
バー6を操作して操作ワイヤ25を操作部2側から牽引
する動作によって、図3において右方向にスライド駆動
される。
【0027】そして、操作ワイヤ25を逆方向(即ち、
前方)に移動させると固定内筒28の外周を囲んで配置
された第2の圧縮コイルバネ58の付勢力により、図3
において左方にスライド筒55がスライド駆動される。
なお、第2の圧縮コイルバネ58の付勢力は、通常観察
状態において第1の圧縮コイルバネ47の付勢力より強
く設定されている。
【0028】62と63は、挿入部1内において操作ワ
イヤ25を案内する二重構造の案内管であり、内側が可
撓性チューブ62、外側が断面形状が矩形の密着巻きコ
イルパイプ63からなり、固定外筒27に半田付け固定
された接続パイプ61に接着固定されている。可撓性チ
ューブ62は、挿入部1内の各種内蔵物に塗布された潤
滑剤が侵入するのを防止する機能を有する。
【0029】スライド筒55には、カム筒50に形成さ
れた第1のカム溝51に先端がガタ無く移動自在に係合
する第1のピン65が、内方に向けて突出する状態にね
じ込み固定されている。
【0030】また対物枠34には、第2のカム溝52に
頭部が係合する第2のピン66が外方に向けて突出する
状態にねじ込み固定されており、受像部枠35には、第
3のカム溝53に頭部が係合する第3のピン67が外方
に向けて突出する状態にねじ込み固定されている。第2
のピン66と第3のピン67の工具付け溝66a,67
aは、いずれも溝底円弧状に形成されている。
【0031】固定内筒28には、第2のピン66と第3
のピン67が通過する直進溝68,69が軸線と平行方
向に形成されている。第2のピン66と第3のピン67
は、頭部が第2のカム溝52と第3のカム溝53に係合
する。
【0032】図4は、第1ないし第3のカム溝51,5
2,53と第1ないし第3のピン65,66,67との
係合状態を示す展開図であり、各ピン65,66,67
は図3に示される通常観察状態の位置にある。
【0033】この通常観察状態から操作部2の光学系操
作レバー6を操作して操作ワイヤ25を牽引すると、ス
ライド筒55が第2のコイルバネ58の付勢力に抗して
後方(図3において右方)にスライドし、それと共に移
動する第1のピン65と第1のカム溝51との係合によ
って、カム筒50が軸線回りに回転駆動される。
【0034】カム筒50が軸線回りに回転すると、カム
筒50に形成された第2及び第3のカム溝52,53と
係合する第2及び第3のピン66,67が軸線方向に移
動させられ、対物枠34が前方(図3において左方)に
スライドすると共に受像部枠35が後方(図3において
右方)にスライドする。
【0035】その結果、カバーレンズ20を含めた対物
レンズ群21の焦点距離が変化するズーミングが行われ
て、例えば図3に示される通常観察時には視野角が12
0°で観察距離が5〜100mmの範囲だったものが、
視野角が40°で観察距離が2〜4mmの範囲になっ
て、顕微鏡的な拡大微細観察状態になる。
【0036】そして、光学系操作レバー6を中間の任意
の位置で止めれば、操作ワイヤ25とスライド筒55を
介して駆動される対物枠34と受像部枠35とが移動範
囲の中間位置で止まって、通常観察状態と拡大微細観察
状態との間の任意の倍率になる。
【0037】固定内筒28の後端部の内周面には、移動
センサ70が固着配置されていて、そこから前方に向け
て突設されたスライドピン71の先端面に受像部枠35
の後端面が当接している。72は、移動センサ70用の
信号線が挿通されている信号ケーブルである。
【0038】図5は、その移動センサ70部分を示して
おり、スライドピン71は、圧縮コイルスプリング73
によって前方に向けて付勢されている。したがって、受
像部枠35が後方に移動するとスライドピン71が移動
センサ70のケース内に押し込まれ、受像部枠35が前
方に移動すると、スライドピン71が圧縮コイルスプリ
ング73に押されて前方に移動し、スライドピン71の
先端面が受像部枠35の後端面に常に当接した状態を保
つ。
【0039】移動センサ70内には、スライドピン71
の位置を検出するポテンショメータが設けられている。
即ち、直列に接続された二つの電気抵抗体74,75の
一端には負側リード線77を介してグランド電圧が与え
られ、両電気抵抗体74,75の中間には、検出用リー
ド線78が接続されている。
【0040】そして、スライドピン71に取り付けられ
た電気接点76には、電源用リード線79が接続されて
例えば5ボルトの電源電圧が与えられており、この電気
接点76は負側リード線77が接続されていない方の電
気抵抗体75に接触していて、スライドピン71の移動
にしたがってその接触位置が変化する。
【0041】したがって、ズーミングによって受像部枠
35が移動してスライドピン71が変位すると、それに
伴って検出用リード線78の電圧が変化するので、その
電圧から受像部枠35の位置を検出することができる。
【0042】そして、受像部枠35の位置が判ればそれ
に対応してその時の対物レンズ群21の移動状態を知
り、ズーム倍率を知ることができる。ただし、実際の換
算においては、電圧を観察ズーム倍率に直接変換するの
が簡単である。
【0043】図1は、この実施の形態の拡大微細観察用
電子内視鏡装置において観察倍率を表示するための全体
的構成を示しており、90は光源装置兼ビデオプロセッ
サ、99はそれに接続されたキーボード、100はテレ
ビモニタである。
【0044】光源装置兼ビデオプロセッサ90に着脱自
在に接続される電子内視鏡のコネクタ8には、バッファ
基板81が内蔵されており、電源用リード線79と負側
リード線77とにより、光源装置兼ビデオプロセッサ9
0内に配置された電源91から電力が供給される。
【0045】また、そのバッファ基板81に取り付けら
れたROM(読み出し専用メモリ)82には、その電子
内視鏡の特性(例えば、その電子内視鏡がズーミング可
能な拡大微細観察用電子内視鏡であることの情報や、検
出用リード線78で検出される電圧をズーム倍率に変換
するためのテーブル等)が格納されている。そして、コ
ネクタ8が光源装置兼ビデオプロセッサ90に接続され
ると、ROM82内の情報は光源装置兼ビデオプロセッ
サ90内の制御部92に読み込まれる。
【0046】制御部92は、マイクロプロッセッサ等を
用いたいわゆるマイクロコンピュータであり、検出用リ
ード線78の電圧がA/D変換器93でデジタル化され
て入力される。
【0047】そして、その電圧値がROM82から入力
された変換データに基づいてズーム倍率に変換され、そ
れにテレビモニタ100の画面サイズ等を乗じてテレビ
モニタ100画面における内視鏡観察画像の観察倍率が
算出され、その観察倍率データが表示回路94に出力さ
れる。
【0048】表示回路94には、固体撮像素子24で撮
像された内視鏡観察像の映像信号等も入力され、それに
合成するかたちで観察倍率データのキャラクタ信号がテ
レビモニタ100に出力される。その結果、図1に例示
されるように、テレビモニタ100の内視鏡観察画像の
脇に、例えば「×105」というような形式で観察倍率
が表示される。
【0049】この観察倍率は、テレビモニタ100の画
面サイズが相違すればそれに比例して相違する。そこ
で、例えば制御部92に接続されたキーボード99から
の入力によって、例えば図6に示されるように、14イ
ンチ、17インチ、…が表示されたサイズ選択画面から
その時の装置設定に合わせてサイズを選択すると、その
データに基づいて制御部92で観察倍率が算出されるよ
うになっている。
【0050】ただし、光源装置兼ビデオプロセッサ90
に接続されるテレビモニタ100の画面サイズデータを
制御部92が自動的に読み取って、それに基いて観察倍
率が算出されるようにしてもよい。
【0051】なお、テレビモニタ100への観察倍率表
示は、コネクタ8を光源装置兼ビデオプロセッサ90に
接続することにより常に行われるようにするとよいが、
キーボード99等から制御部92に選択信号を入力する
ことにより、テレビモニタ100に観察倍率表示を行う
か否かを選択できるようにしてもよい。
【0052】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば観察倍率は必ずしも受像部枠3
5の位置を検出する必要はなく、ズーミングの際に移動
する対物レンズ群21の移動状態を何らかの手段によっ
て検出すればよく、電気抵抗体を利用したポテンショメ
ータ以外の検出装置を用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ズーミングにより拡大
微細観察を行うことができる内視鏡において、内視鏡観
察画像の観察倍率がモニタ画面に表示されるようにした
ことにより、術者がその時々の観察倍率をリアルタイム
で容易に把握して拡大微細観察時の診断を確実に行うこ
とができ、拡大倍率を適正倍率に一気に変更しても倍率
の把握に何ら問題が生じないので、検査時間が短縮され
て術者及び患者の双方の負担が軽減され、また、観察倍
率がモニタ画面に表示されるので、薄暗い内視鏡検査室
内において極めて容易に観察倍率を把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の拡大微細観察用電子内視
鏡装置における観察倍率表示のための全体構成を略示す
るブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の電子内視鏡の側面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の電子内視鏡の挿入部先端
の部分側面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態のカム筒の展開図である。
【図5】本発明の実施の形態の移動センサの略示図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態のテレビモニタ画面の略示
図である。
【符号の説明】
1 挿入部 20 カバーレンズ 21 対物レンズ群 24 固体撮像素子 70 移動センサ 71 スライドピン 74,75,76 ポテンショメータ 78 検出用リード線 82 ROM 92 制御部 100 テレビモニタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の先端に内蔵された対物光学系によ
    る被写体の結像位置に固体撮像素子を配置し、上記固体
    撮像素子により撮像された内視鏡観察像の撮像信号を上
    記挿入部外に伝送してテレビモニタに内視鏡観察画像を
    表示するようにした電子内視鏡装置であって、上記対物
    光学系の少なくとも一部を遠隔操作により移動させてズ
    ーミングを行うことができるようにした拡大微細観察用
    電子内視鏡装置において、 上記挿入部の先端内において上記対物光学系の移動状態
    を検出するための移動センサと、 上記移動センサからの出力信号を受け、それを上記テレ
    ビモニタに表示される内視鏡観察画像の観察倍率に変換
    して上記テレビモニタに表示する観察倍率表示手段とを
    設けたことを特徴とする拡大微細観察用電子内視鏡装
    置。
  2. 【請求項2】上記テレビモニタに表示される観察倍率を
    そのテレビモニタの画面サイズに対応して切り換えるた
    めの表示倍率切換手段が設けられている請求項1記載の
    拡大微細観察用電子内視鏡装置。
  3. 【請求項3】上記テレビモニタに観察倍率が表示されな
    いようにするための観察倍率非表示切換手段が設けられ
    ている請求項1又は2記載の拡大微細観察用電子内視鏡
    装置。
  4. 【請求項4】ズーミングにより上記対物光学系に連動し
    て上記固体撮像素子が移動し、上記移動センサが直接的
    には上記固体撮像素子の移動状態を検出する請求項1記
    載の拡大微細観察用電子内視鏡装置。
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