JPH11196271A - 画像データ変換方法およびその装置並びに画像データ変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像データ変換方法およびその装置並びに画像データ変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11196271A
JPH11196271A JP9336085A JP33608597A JPH11196271A JP H11196271 A JPH11196271 A JP H11196271A JP 9336085 A JP9336085 A JP 9336085A JP 33608597 A JP33608597 A JP 33608597A JP H11196271 A JPH11196271 A JP H11196271A
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edge
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JP9336085A
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English (en)
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Tsutomu Yamazaki
勉 山崎
Naoki Toyokichi
直樹 豊吉
Kentaro Katori
健太郎 鹿取
Shinichi Takemoto
晋一 竹本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度と階調再現性とを共に満足させたプリ
ント画像を得ること。 【解決手段】 1画素分のRGBデータを入力して(S
1)、これを明度データと濃度データに変換する(S
2)。注目画素が非エッジ部であると判断されている場
合には(S3)、注目画素の座標(X,Y)から、X/
3の余りlとY/3の余りmを求める計算をすることに
よって、非エッジ用ディザパターンの9画素の内のどの
画素を抽出するかを算出し(S4)、その位置d(l,
m)を抽出画素に当てはめる(S5)。一方、注目画素
がエッジ部である判断されている場合には(S3)、注
目画素の濃度に対応するエッジ用ディザパターンを単に
その注目画像に割り当てる(S6)。S5及びS6に示
すような処理を、読み取った全ての画素について行い、
その変換データを出力する(S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の非エッジ部
の階調再現性を維持しつつ、エッジ部や細線の解像度を
向上させることが可能な画像データ変換方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、スキャナ等の画像読取装置で
読み取った原稿画像をプリント画像としてできるだけ忠
実に再現できるようにするための種々の技術が提案され
ている。
【0003】この技術の1つとして、たとえば特開平9
−191402号公報に開示されているものは、二値化
処理のための閾値行列として、解像力の異なる同サイズ
の二種類の行列を用意しておいて、画像に要求される特
性に応じていずれかの行列を選択し、解像力が必要とさ
れる領域では解像力を保持し、階調再現性が必要とされ
る領域では必要な階調再現性が得られるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
面積階調再現方法を用いた場合、一般的に広範囲で階調
再現性が得られるようにするとエッジ部や細線はぎざぎ
ざした感じの不連続な輪郭となってしまい、これらの解
像度が下がってしまう。逆に、解像度を重視すると、エ
ッジ部や細線はくっきりとした輪郭で再現されるが、階
調再現性が悪くなるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解消す
るために成されたものであり、画像中に存在するエッジ
部を検出することによって、エッジ部では解像度を重視
した面積階調処理をし、また、非エッジ部では階調再現
性を重視した面積階調処理をすることによって解像度と
階調再現性とを共に満足させたプリント画像を得ること
ができる画像データ変換方法およびその装置並びに画像
データ変換方法を記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は以下のように構成される。請求項1に記載の
発明は、多値データからなる画像データをx倍の2値デ
ータからなる画像データに変換する画像データ変換方法
であって、多値データからなる画像データの注目画素が
非エッジ部に位置するかエッジ部に位置するかを判断
し、前記注目画素が非エッジ部に位置する場合には、前
記注目画素の画像データをその濃度に応じてN階調の階
調を再現するn*x個の2値データのマトリックスから
なる画像データの一部(1/n)の画像データに変換す
る一方、前記注目画素がエッジ部に位置する場合には、
前記注目画素の画像データをその濃度に応じてx階調の
階調を再現するx個の2値データのマトリックスからな
る画像データに変換することを特徴とする画像データ変
換方法である。ただし、Nは、2値データからなる画像
データの再現階調数(整数) N≦n*x…(1) x、nは、上記の式(1)を満たす2以上の整数であ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像データ変換方法において、前記n*x個の2値デ
ータのマトリックスは、前記x個の2値データのマトリ
ックスに対してa倍(縦方向)*b倍(横方向)の大き
さであることを特徴とする。ただし、a、bは、以下の
(2)、(3)式を満たす1以上の整数 n=a*b…(2) a−1≦b≦a+1…(3)である。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の画像データ変換方法において、前記n*x個の2値デ
ータのマトリックスと前記x個の2値データのマトリッ
クスのスクリーン角は同一であることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、多値データから
なる画像データをx倍の2値データからなる画像データ
に変換する画像データ変換装置であって、多値データか
らなる画像データの注目画素が非エッジ部に位置するか
エッジ部に位置するかを判断する判断手段と、当該判断
手段によって前記注目画素が非エッジ部に位置すると判
断された場合には、前記注目画素の画像データをその濃
度に応じてN階調の階調を再現するn*x個の2値デー
タのマトリックスからなる画像データの一部(1/n)
の画像データに変換する一方、前記注目画素がエッジ部
に位置すると判断された場合には、前記注目画素の画像
データをその濃度に応じてx階調の階調を再現するx個
の2値データのマトリックスからなる画像データに変換
する面積階調処理手段とを有することを特徴とする画像
データ変換装置である。ただし、Nは、2値データから
なる画像データの再現階調数(整数) N≦n*x…(1) x、nは、上記の式(1)を満たす2以上の整数であ
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、多値データから
なる画像データをx倍の2値データからなる画像データ
に変換させる手順をコンピュータに実行させる画像デー
タ変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、多値データからなる画像データの
注目画素が非エッジ部に位置するかエッジ部に位置する
かを判断させる手順と、前記注目画素が非エッジ部に位
置する場合には、前記注目画素の画像データをその濃度
に応じてN階調の階調を再現するn*x個の2値データ
のマトリックスからなる画像データの一部(1/n)の
画像データに変換させる一方、前記注目画素がエッジ部
に位置する場合には、前記注目画素の画像データをその
濃度に応じてx階調の階調を再現するx個の2値データ
のマトリックスからなる画像データに変換させる手順と
をコンピュータに実行させる画像データ変換プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。ただし、Nは、2値データからなる画像データの再
現階調数(整数) N≦n*x…(1) x、nは、上記の式(1)を満たす2以上の整数であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像
データ変換方法を実施する画像データ変換装置の概略構
成を示すブロック図である。なお、本実施の形態ではデ
ジタルカラー複写機10を一例として説明するが、モノ
クロのディジタル複写機の場合はもちろんのこと、これ
以外の、たとえば、スキャナ・プリンタやパソコン等の
他の画像処理装置(カラー、モノクロの別を問わない)
においても適用可能である。
【0012】図に示すように、デジタルカラー複写機1
0は、CPU12、操作パネル14、RAM16、RO
M18、読取部20、プリンタエンジン30、画像処理
部40を備えている。
【0013】CPU12は、デジタルカラー複写機10
の動作を総括的に制御する機能を有するものであり、R
OM18に記憶されている動作プログラムに基づいて種
々の制御を行う。
【0014】操作パネル14は、デジタルカラー複写機
10の動作を具体的に指示する部分であって、たとえ
ば、プリント枚数や拡大縮小の指示をする。RAM16
は、操作パネル14の設定などを一時記憶しておくため
のものである。
【0015】ROM18は、本発明方法における面積階
調処理を行うための非エッジ部ディザパターンおよびエ
ッジ部ディザパターンをディザパターン用ルックアップ
テーブルとして記憶するものである。なお、このディザ
パターン用ルックアップテーブルは、図2に示すように
番地が割り当てられてROM18内に記憶され、非エッ
ジ部用ディザパターンとエッジ部用ディザパターンがそ
れぞれ128種類ずつ用意されている。なお、この非エ
ッジ用ディザパターンとエッジ用ディザパターンの一例
は図5に示すようなものであり、各色ごとに用意されて
いる。
【0016】読取部20は、読み取り解像度が300d
pi×300dpiであり、一画素あたり各色(RG
B)8ビットすなわち24ビットデータで画像を読み取
ることができるものである。プリンタエンジン30は、
CMYKの4色を解像度600×2400dpiでプリ
ントすることができる2値プリンタエンジンである。画
像処理部40は、読取部20から出力される8ビットの
RGBデータをプリンタエンジン30出力用の2値デー
タに変換したり、エッジ部の検出をする機能を有するも
のである。
【0017】したがって、このデジタルカラー複写機1
0では、読取部20によって読み取られた原稿画像が、
画像処理部40によりROM18のテーブルにしたがっ
て面積階調処理されることになる。
【0018】図3は、図1の画像処理部40の構成をさ
らに詳しく示したブロック図である。
【0019】画像処理部40は、RGB→YMCK変換
部42、エッジ判別部44、面積階調処理部46が設け
られ、RGB→YMCK変換部42には読取部20から
のRGB信号が入力され、また、面積階調処理部46か
らのYMCK各色の2値信号はプリンタエンジン30に
出力されるように構成される。
【0020】RGB→YMCK変換部42は、読取部2
0から出力される解像度300dpiの8ビットのRG
Bデータを入力してYMCK各色7ビットの濃度データ
に変換するものである。
【0021】エッジ判別部44は、読取部20から出力
される解像度300dpiの8ビットのRGBデータを
入力して、その中の任意の1つの画素を注目画素(読み
取り画素)とし、その注目画素がエッジ部であるかどう
かを判断するものである。
【0022】エッジ部であるかどうかの判別は、まず入
力したRGBデータを明度データに変換し、あるマトリ
ックス内の注目画素に対して一次微分値、二次微分値を
算出し、これらの値がある閾値以上であればエッジ部で
あるというようにして行う。
【0023】このようにしてエッジ部の判別をした結
果、その注目画素がエッジ部であるならばエッジ判別結
果信号としてHI信号が出力され、その注目画素がエッ
ジ部でなければLOW信号が出力される。なお、このエ
ッジ判別結果信号は、RGB→YMCK変換部42から
出力されるYMCK各色7ビットのデータの最上位ビッ
トに付加されて面積階調処理部46に出力される。した
がって、注目画素がエッジ部であればROM18から0
X80番地以上のエッジ部用ディザが、また、エッジ部
でなければ0X7F番地以下の非エッジ部用ディザが面
積階調処理部46に入力されることになる。
【0024】なお、上記の例では、8ビットのRGBデ
ータ(256階調)を7ビットのYMCK信号(再現階
調数N=128階調)に変換しているが、このように読
み取った画像データを7ビットの濃度データに変換する
必然性は特になく、取り扱う画像データの階調数をその
まま維持して処理を行っても良い。すなわち、8ビット
のRGBデータ(256階調)をそのまま8ビットのY
MCK信号(256階調)に変換し、この8ビットの信
号とは別にエッジ判別結果信号の1ビットを加えて面積
階調処理部46に出力するようにしても良い。
【0025】面積階調処理部46は、RGB→YMCK
変換部42から出力されるYMCK各色7ビットのデー
タと、エッジ判別部44から出力された1ビットのエッ
ジ判別結果を入力して、そのエッジ判別結果からROM
18のエッジ部用ディザまたは非エッジ部用ディザを参
照し、300dpiの8ビットデータ(1ビットのエッ
ジ判別結果と7ビットの濃度データ)を2×8ドットの
ディザパターン(これについては後で詳述する)に変換
するものである。
【0026】プリンタエンジン30は、面積階調処理部
46によって変換されたYMCKそれぞれの2値データ
に基づいて600dpi×2400dpiのプリンタ最
小単位で印字する能力を有するものである。
【0027】このように本実施の形態では、図4に示す
ように、読取部20は読取最小単位(読取解像度)が3
00dpi×300dpiで読み取ることが可能であ
り、プリンタエンジン30は、プリント最小単位(印字
密度)が600×2400dpiでプリントすることが
可能である。したがって、プリントする場合には、読み
取り画素の1個あたり16ドットの印字が可能であり、
どのドットを印字させるかによって16種類のディザパ
ターンを用意しておくことによって16階調の濃度表現
(すなわち、x=16)が可能である。逆に言えば、1
6階調の表現しかできないということになる。
【0028】この階調性を上げるには、ディザパターン
を構成するマトリックスサイズを大きく取れば良いが、
これをすると解像度が逆に低下することになる。たとえ
ば、階調性を上げるために読取画素単位に縦横それぞれ
3個づつ(計9個の画素)のマトリックスサイズ(6×
24のサイズで図4のマトリックスサイズの9倍)にし
た場合には、プリント最小単位(ドット)が6×24=
144存在することになるので、144階調の表現が可
能になる。本実施の形態では、非エッジ部のディザパタ
ーンとしてこのようなマトリックスサイズを設定し(図
5(a)参照)、非エッジ部の変換処理をしている。
【0029】ところが、このような処理をエッジ部につ
いてまで行ってしまうと、読取り画素の濃度によっても
異なるが、特にその濃度が薄い場合には、ディザパター
ンを表現するドット(プリント最小単位でマトリックス
内で黒くする箇所)の間隔が広がって表現されるように
なるので、解像度が低下してしまい、文字や線のエッジ
部がぎざぎざした感じになってしまう。
【0030】そこで、本実施の形態では、エッジ部での
解像度を向上させるために、エッジ部では、読取画素単
位ごとに2×8のマトリックスサイズのエッジ部ディザ
パターンを用い(図5(b)参照)、階調性(このディ
ザパターンでは16階調しか表現できない)を多少犠牲
にしてエッジ部での解像度を向上させている。
【0031】エッジ部にこのような変換処理を行わせる
と、低濃度の文字や線であってもぎざぎざした感じがな
くなり、活字に近いプリントができるようになる。この
ように、本発明では、エッジ判別の結果により非エッジ
部とエッジ部とで面積階調再現の方法(使用するディザ
パターン)を変え、要求される階調性と解像度とを共に
満足できるようにしている。
【0032】次に、本発明にかかる画像データ変換方法
を図6のフローチャートに基づいて詳細に説明する。な
お、このフローチャートは、読取部20によって読み取
られた画像を1画素単位でディザパターンの変換を行う
処理を示したものであり、画像処理部40で行われる処
理を示したものである。また、このフローチャートに示
す手順はコンピュータに読取り可能な記録媒体(フロッ
ピーディスク、ハードディスク、CDROM等)に記憶
させてコンピュータによって処理させることができる。
【0033】この方法を図1および図3に示した装置を
参照しながら説明する。RGB→YMCK変換部42
は、読取部20から出力された1画素分、8ビットのR
GBデータ(256階調)を入力して(S1)、これを
明度データと濃度データに変換する(S2)。次に、面
積階調処理部46は、注目画素が非エッジ部と判断され
ているのかエッジ部と判断されているのかを入力されて
いるエッジ判別結果信号によって判断する。なお、非エ
ッジ部かエッジ部かの判断はエッジ判別部44によって
行われるが、このエッジ判別部44では、入力したRG
Bデータを明度データに変換し、あるマトリックス内の
注目画素に対して一次微分値、二次微分値を算出し、注
目画素に対する明度の変化量を算出して、その変化量が
予め決められている閾値以下であれば注目画像は非エッ
ジ部であると判断し、閾値以上であればエッジ部と判断
する(S3)。
【0034】注目画素が非エッジ部であるとの判断がさ
れている場合(エッジ判別結果信号がLOW)には、そ
の注目画素(1画素)の濃度データに対応する非エッジ
用ディザパターンに変換する処理が行われるが、この非
エッジ用ディザパターンは、図5(a)または図7
(a)に示すように読取画素3×3=9画素(a=b=
3、n=9)で構成されるので、プリントする際には、
その注目画素1画素に対して非エッジ用ディザパターン
の9画素の内のいずれか1画素のみを割り当てる必要が
あるので、その9画素のどれをプリントするのかを算出
する必要がある。つまり、注目画素の位置が、図7
(a)に示す非エッジ用ディザパターンの(0,0)の
位置に相当するのか、(0,2)の位置に相当するのか
を算出する必要がある。
【0035】この算出をするにあたっては、まず図7
(a)に示すように非エッジディザパターンを読取画素
単位ごとに区分けし、その位置をd(l,m)とし、ま
た、図7(b)に示すように読取原稿に対する座標を主
走査方向に読取画素単位でXとし、副走査方向に読み取
りライン単位でYとする。
【0036】このように定義すると、読み取り原稿上の
注目画素を座標(X,Y)で表すことができるようにな
り、この座標(X,Y)によって注目画素の非エッジ用
ディザパターンにおける位置d(l,m)を決定するこ
とができる。したがって、面積階調処理部46は、注目
画素の座標(X,Y)から、X/3の余りlとY/3の
余りmを求める計算をすることによって、注目画素に対
して、非エッジ用ディザパターンの9画素の内のどの画
素を抽出して当てはめるかを算出し、その算出した画素
を注目画素に当てはめてる。
【0037】例えば、図7(b)の読み取り原稿の(1
0,10)の座標にある画素を注目画素とし、その注目
画素の濃度がDであったとすると、まず、その濃度Dに
対応する非エッジ用ディザパターンをROM18から取
り出し、次に、この取り出した非エッジ用ディザパター
ンの9画素で構成されている部分のどの部分を抽出する
かを計算する。この場合、注目画素の座標が(10,1
0)であるので、この非エッジ用ディザパターンの
(1,1)の位置のパターンを、その注目画素に割り当
てることになる。取り出した非エッジ用ディザパターン
が図5(a)に示すようなパターンであった場合には、
その真ん中に位置する1画素分のパターン(同図の太い
黒枠部分)が注目画素に割り当てられる(S4)。
【0038】このようにして画素の濃度に応じて128
種類の非エッジ用ディザパターンの中から注目画素の濃
度に応じたパターンが選択されて、そのパターンの注目
画素に対応する位置の1画素分のパターンが割り当てら
れる(S5)。
【0039】ここで、本実施の形態において、非エッジ
用ディザパターンが濃度に応じてどのような規則でドッ
ト配列されるのかを説明する。非エッジ用ディザパター
ンは、図8に示すように、スクリーン角右斜め45度に
従ってドットが配列されるようにしてある。ドットは図
の太線にしたがって打たれ、画素の濃度が濃くなれば図
の太線部分を中心に図の矢印方向にさらに太らせていく
形態でドットが配列されていく。線が太っていくに従い
円A部がディザパターン外に線Aの太りが及んでいく場
合には、反対側の円B部内に示す位置にドットが打たれ
る。同様に円C部の箇所が太ってくれば、反対側の円D
内にドットが打たれるようになっている。
【0040】なお、図11は、6×6の全ての読み取り
画素が同一濃度、非エッジ部である場合の画像のプリン
ト画像を示している。この部分では解像度が犠牲になる
が、階調再現性が向上しているのがわかる。
【0041】一方、注目画素がエッジ部であるとの判断
がされている場合(エッジ判別結果信号がHI)には、
その注目画素(1画素)の濃度データに対応するエッジ
用ディザパターンに変換する処理が行われる。この場合
には、注目画素の大きさとエッジ用ディザパターンの大
きさが共に1画素分であり等しいので、注目画素の濃度
に対応するエッジ用ディザパターンを単にその注目画素
に割り当てる(S6)。
【0042】S5及びS6に示すような処理を、読み取
った全ての画素について行い、その変換データが出力さ
れる。プリンタエンジン30は、この変換データにした
がってプリントする。すなわち、プリントするディザパ
ターンが非エッジ用ディザパターンであれば、このパタ
ーンのd(l,m)を読み取り原稿の(X,Y)位置と
対応する位置にプリントし、プリントするディザパター
ンがエッジ用ディザパターンであれば、このパターンを
読み取り原稿の(X,Y)位置と対応する位置にプリン
トする(S7)。
【0043】なお、このように注目画素の1画素に対し
てエッジ用ディザパターンを割り当てる以外に、複数の
画素に対してエッジ用ディザパターンを割り当てること
も考えられる。つまり、読取解像度が印字密度よりも低
い場合には、上記のように、注目画素の濃度に対応する
エッジ用ディザパターンを単にその注目画素に割り当て
ることができるが、逆に、印字密度が読取解像度よりも
低い場合、例えば読取解像度が1200dpi×120
0dpiで、印字密度が600dpi×2400dpi
である場合には、読取解像度が細かすぎるために上記の
ような手法ではプリントできない。このような場合に
は、1200dpiの画素の16個を1つの注目画素と
みなし、それらを一括して上記の手法でエッジ用ディザ
パターンに変換する処理が考えられる。したがって、本
明細書で言う注目画素は、最小画素単位の画素を意味す
るのみに限らず、このような場合には、最小画素単位の
画素の複数集合体をも意味するものである。
【0044】ここで、本実施の形態において、エッジ用
ディザパターンが濃度に応じてどのような規則でドット
配列されるのかを説明する。エッジ用ディザパターン
は、読取画素の濃度を16に分割して作成するもので、
図9に示すように、濃度が濃くなるにしたがって、この
パターンを構成するドットを図に示す番号順に打ってい
く。例えば、濃度レベルが4であるとすれば、1〜4の
ドットに黒(K)(またはY、M、Cのいずれかの色)
が打たれる。
【0045】なお、このエッジ用ディザパターンを見れ
ばわかるように、スクリーン角右斜め45度に従ってド
ットが配列されるようにしてある。これは、非エッジ用
ディザパターンの場合と同じである。
【0046】すなわち、非エッジ用ディザパターンとエ
ッジ用ディザパターンは、スクリーン角が同一の右斜め
45度と同一の角度にしてある。このようにスクリーン
角を同じくしているのは、スクリーン角が異なる場合に
エッジ部と非エッジ部との境目で不連続な画像が現れ、
これが画像ノイズとなることを防止するためである。こ
の画像ノイズは、特に写真画像領域で顕著に現れる。な
お、ここではスクリーン角を45度としているが、その
角度は45度に限定されないのはもちろんである。ま
た、非エッジ用ディザパターンとエッジ用ディザパター
ンのスクリーン角は、同一色内で同一の角度であれば良
く、色の違いによってスクリーン角が異なっても良い。
【0047】また、上記のように、注目画素に適用する
ディザパターンは、注目画素の濃度によって決まるディ
ザパターンのレベル値と、注目画素が非エッジ部かエッ
ジ部かとの判断によって決まるが、非エッジ部のディザ
パターンとエッジ部のディザパターンとで同じレベルで
あれば、プリントした際の濃度ができるだけ同一となる
ように、以下の処理をしている。
【0048】つまり、図10に示すように、非エッジ部
の読取画像濃度(図2のディザパターン用ルックアップ
テーブル0X00〜0X7Fまで)からプリント濃度を
導く直線Aの傾きとエッジ部の読取画像濃度から(図2
のディザパターン用ルックアップテーブル0X80〜0
XFFまで)プリント濃度を導く直線Bの傾きとが同じ
くなるようにし、エッジ部と非エッジ部とのプリント濃
度を同じくしている。
【0049】このようにするのは、写真領域でエッジ部
と非エッジ部との濃度が同じである場合に、当てはめる
ディザパターン同士の濃度の差があると、差のある部分
だけが強調されてしまい、不自然な画像になる恐れがあ
るからである。また、本実施の形態では、非エッジ部の
読み取り画像の濃度が1段階上がればプリント濃度も1
段階上がるが、エッジ部の読み取り画像は濃度が8段階
上がればプリント濃度が1段階上がることになるので、
エッジ部と非エッジ部の読み取り画像の濃度によっては
プリント濃度が異なることも考えられる。しかしなが
ら、この程度の差は、画像品質に悪影響を与える程では
ない。このようにプリント濃度は細部で異なることがあ
るが、この差を縮める意味でも上記の傾きを同一にする
処理は有効である。
【0050】以上のような処理によって最終的に得られ
るプリント画像は、例えば図12に示すようなものとな
る。なお、この図において、上下左右の300dpiの
1ラインはエッジ判別部44によって判断された部分で
ある。したがって、この部分は図5(b)に示したよう
なエッジ用ディザパターンが適用され、それ以外の部分
は非エッジ用ディザパターンが適用されている。このよ
うなプリントが行われると、階調再現性と解像度とが共
に満足されるようになる。
【0051】本実施例の形態では、6*24の非エッジ
用ディザパターンで128の階調を再現させるために、
具体的には以下の手法を採用している。すなわち、原理
的には144の階調を再現できるディザパターンを用い
つつも、濃度レベルが1段階増加する毎に1つの印字ド
ットを黒くするのではなく、ある濃度レベルにおける1
段階の濃度増加に対しては、2つの印字ドットを黒くす
ることにより階調再現数を間引き、結果として128の
階調を再現させる手法が採用されている。
【0052】なお、以上の実施の形態では、ある注目画
素の多値出力値に対して、予め定められているディザパ
ターンを用いて、対応する注目画素に対して変換処理
(多値データから2値データへの変換)をするディザ法
を一例として述べたが、ディザ法のように予め定められ
ているディザパターンに従って2値化処理をするのでは
なく、所定の計算をすることによって注目画素に対して
変換処理(多値データから2値データへの変換)をする
誤差拡散法を適用することも可能である。したがって、
請求項に記載した「面積階調法」には、ディザ法と誤差
拡散法の両方を含む。
【0053】また、本実施の他の形態として、図13に
示すような複合機能を持つ構成のものも考えられる。こ
の図に示すデジタルカラー複写機10Aは、図1の場合
とは異なり、電話回線接続部50と外部インターフェー
ス52とをさらに有している。
【0054】電話回線接続部50は、デジタルカラー複
写機10Aのプリンタエンジン30をFAXエンジンと
して用いることができるようにFAX送受信をする機能
を有している。
【0055】また、外部インターフェース52は、デジ
タルカラー複写機10Aのプリンタエンジン30を外部
のパソコン等からプリンタとして動作させたり、読取部
20で読み取った画像データをパソコンに出力する機能
を有しているものであり、ネットワークに接続されてい
る。
【0056】このように構成すると、読取部20で読み
取った画像データを良好な画像データに変換してネット
ワーク上のパソコンに送信したり、逆にパソコンからの
画像データを良好な画像データに変換してプリントした
りでき、さらに、読み取った画像データを良好な画像デ
ータに変換してファクシミリ送信することができるよう
になる。
【0057】また、デジタルカラー複写機の他の構成と
しては、スキャナ部(CPU、ROM、読取部、画素処
理部、RAM、インターフェースから構成される)とプ
リンタ部(CPU、ROM、プリンタエンジン、画素処
理部、RAM、インターフェースから構成される)とが
分離した形態のものでも本発明の適用が可能である。こ
のような分離型では、さらに面積階調処理部やエッジ判
別部、YMCK変換部がスキャナ部に存在する形態と、
これらがプリンタに存在する形態とが考えられる。
【0058】さらに、別の形態として、スキャナ部(C
PU、ROM、読取部、画素処理部、RAM、インター
フェースから構成される)と、プリンタ部(CPU、R
OM、プリンタエンジン、インターフェースから構成さ
れる)と、このスキャナ部とプリンタ部の両方に接続さ
れるパソコン(CPU、CDROMドライブ、FDD、
HDD、RAM、ROM、操作部、表示部、スキャナ部
とプリンタ部に接続されるインターフェース)とが分離
した形態のものでも本発明の適用が可能である。このよ
うな分離型では、スキャナ部で読み取った画像をパソコ
ンに取り込んで、その後でプリンタに出力する形態も考
えられる。面積階調処理部やエッジ判別部、YMCK変
換部で実行されるプログラムをパソコンで実行させれ
ば、RGBのデータしか出力できないスキャナでも良好
な文字出力をプリンタから得ることができるようにな
る。
【0059】なお、請求項に示されるnの値について
は、(1)、(2)、(3)式を満たす範囲内でできる
だけ小さな値を選択することが望ましい。というのは、
nの値が大きくなればなる程、中間調濃度部分の画像再
現のきめ細かさが損なわれることになるからである。中
間調濃度部分の画像再現をきめ細かくしておくために
は、nの値をできるだけ小さな値にしておくことが必要
である。
【0060】請求項2に示される(3)式を満たすこ
と、すなわち、n*x個の2値データのマトリックスが
x個の2値データのマトリックスの相似形に近い(a=
bの場合には完全な相似形になる)ことが望ましい。と
いうのは、縦横の比率が大きく相違すればする程、中間
調濃度部分の画像再現のきめ細かさが縦横方向で相違し
てしまうからである。縦横方向でのきめ細かさの均一性
を達成するためには、上記(3)式が満たされることが
必要である。
【0061】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、各請求項
毎に次のよう効果を奏する。請求項1に記載の画像デー
タ変換方法によれば、注目画素がエッジ部に位置するか
非エッジ部に位置するかによって画像データの変換手法
を変えているので、画像の非エッジ部の階調再現性を維
持しつつ、エッジ部や細線の解像度を向上させることが
できるようになる。
【0062】請求項2に記載の画像データ変換方法によ
れば、縦方向の倍率aと横方向の倍率bをa−1≦b≦
a+1の関係が満たされるようにしているので、中間調
濃度部分のきめ細かさを均一なものとすることができ
る。
【0063】請求項3に記載の画像データ変換方法によ
れば、2値データのマトリックスのスクリーン角を同一
としたので、エッジ部と非エッジ部との境目で画像ノイ
ズが発生することがなく、連続性のある良好な画像を得
ることができる。
【0064】請求項4に記載の画像データ変換装置によ
れば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0065】請求項5に記載の画像データ変換プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によ
れば、本発明の画像データ変換方法を汎用コンピュータ
でも実施することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像データ変換装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1の装置に記憶されている非エッジ用ディ
ザ及びエッジ用ディザの格納状態を示す図である。
【図3】 図1に示す装置の画像処理部の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 プリント最小単位と読取最小単位とを説明す
るための図である。
【図5】 非エッジ用ディザパターンとエッジ用ディザ
パターンの一例を示す図である。
【図6】 本発明に係る画像データ変換方法を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 注目画素と非エッジ用ディザパターンとの対
応関係を説明するための図である。
【図8】 非エッジ用ディザパターンにおける読み取り
画素の濃度に対するドットの配置状況を説明するための
図である。
【図9】 エッジ用ディザパターンにおける読み取り画
素の濃度に対するドットの配置状況を説明するための図
である。
【図10】 非エッジ部読取画像濃度とエッジ部読取画
像濃度とに対するプリント濃度の関係を示す図である。
【図11】 非エッジ部の領域のみからなる画像に本発
明を適用した場合のプリント画像の一例を示した図であ
る。
【図12】 エッジ部と非エッジ部の領域からなる画像
に本発明を適用した場合のプリント画像の一例を示した
図である。
【図13】 本発明が適用される他の形態の画像データ
変換装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,10A…デジタルカラー複写機、 12…CPU、 20…読取部、 30…プリンタエンジン、 40…画像処理部、 44…エッジ判別部、 46…面積階調処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿取 健太郎 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 竹本 晋一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値データからなる画像データをx倍の
    2値データからなる画像データに変換する画像データ変
    換方法であって、 多値データからなる画像データの注目画素が非エッジ部
    に位置するかエッジ部に位置するかを判断し、 前記注目画素が非エッジ部に位置する場合には、前記注
    目画素の画像データをその濃度に応じてN階調の階調を
    再現するn*x個の2値データのマトリックスからなる
    画像データの一部(1/n)の画像データに変換する一
    方、前記注目画素がエッジ部に位置する場合には、前記
    注目画素の画像データをその濃度に応じてx階調の階調
    を再現するx個の2値データのマトリックスからなる画
    像データに変換することを特徴とする画像データ変換方
    法。ただし、 Nは、2値データからなる画像データの再現階調数(整
    数) x、nは、以下の式(1)を満たす2以上の整数 N≦n*x…(1)
  2. 【請求項2】 前記n*x個の2値データのマトリック
    スは、前記x個の2値データのマトリックスに対してa
    倍(縦方向)*b倍(横方向)の大きさであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像データ変換方法。ただ
    し、 a、bは、以下の(2)、(3)式を満たす1以上の整
    数 n=a*b…(2) a−1≦b≦a+1…(3)
  3. 【請求項3】 前記n*x個の2値データのマトリック
    スと前記x個の2値データのマトリックスのスクリーン
    角は同一であることを特徴とする請求項2に記載の画像
    データ変換方法。
  4. 【請求項4】 多値データからなる画像データをx倍の
    2値データからなる画像データに変換する画像データ変
    換装置であって、 多値データからなる画像データの注目画素が非エッジ部
    に位置するかエッジ部に位置するかを判断する判断手段
    と、 当該判断手段によって前記注目画素が非エッジ部に位置
    すると判断された場合には、前記注目画素の画像データ
    をその濃度に応じてN階調の階調を再現するn*x個の
    2値データのマトリックスからなる画像データの一部
    (1/n)の画像データに変換する一方、前記注目画素
    がエッジ部に位置すると判断された場合には、前記注目
    画素の画像データをその濃度に応じてx階調の階調を再
    現するx個の2値データのマトリックスからなる画像デ
    ータに変換する面積階調処理手段とを有することを特徴
    とする画像データ変換装置。ただし、 Nは、2値データからなる画像データの再現階調数(整
    数) x、nは、以下の式(1)を満たす2以上の整数 N≦n*x…(1)
  5. 【請求項5】 多値データからなる画像データをx倍の
    2値データからなる画像データに変換させる手順をコン
    ピュータに実行させる画像データ変換プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 多値データからなる画像データの注目画素が非エッジ部
    に位置するかエッジ部に位置するかを判断させる手順
    と、 前記注目画素が非エッジ部に位置する場合には、前記注
    目画素の画像データをその濃度に応じてN階調の階調を
    再現するn*x個の2値データのマトリックスからなる
    画像データの一部(1/n)の画像データに変換させる
    一方、前記注目画素がエッジ部に位置する場合には、前
    記注目画素の画像データをその濃度に応じてx階調の階
    調を再現するx個の2値データのマトリックスからなる
    画像データに変換させる手順とをコンピュータに実行さ
    せる画像データ変換プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。ただし、 Nは、2値データからなる画像データの再現階調数(整
    数) x、nは、以下の式(1)を満たす2以上の整数 N≦n*x…(1)
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