JPH11194836A - 通電制御手段、定着装置及びこれらを備える画像形成装置 - Google Patents

通電制御手段、定着装置及びこれらを備える画像形成装置

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JPH11194836A
JPH11194836A JP9368995A JP36899597A JPH11194836A JP H11194836 A JPH11194836 A JP H11194836A JP 9368995 A JP9368995 A JP 9368995A JP 36899597 A JP36899597 A JP 36899597A JP H11194836 A JPH11194836 A JP H11194836A
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Japan
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power supply
control means
intermittent operation
digital information
heating element
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JP9368995A
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Atsushi Wada
厚志 和田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コストの低減化を図りながら1次
回路と2次回路との絶縁間隔を確保することができる通
電制御手段、定着装置或いはこれらを備える画像形成装
置の提供を目的とする。 【解決手段】 サーミスタ感温検知センサ113の検知
温度に応じて前記サーミスタ感温検知センサ113から
出力されたアナログ情報をアナログ−デジタルコンバー
タ110がデジタル情報に変換して出力し、コンデンサ
115、電源メイントランス101及びコンデンサ12
0を介して前記デジタル情報をCPU120に伝達する
ことにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源から加熱
手段への通電を制御する通電制御手段、定着装置及びこ
れらを備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記通電制御手段の一例として、従来に
あっては、図10に示す通電制御回路が知られており、
実用に供されている。尚、図10は、前記通電制御回路
の概略構成を示す模式的回路図である。
【0003】前記通電制御回路において、商用電源30
1は、加熱手段305に設けられた発熱体307に駆動
回路311を介して接続されていると共に、スイッチン
グ電源302に接続されている。
【0004】前記スイッチング電源302は、トランス
により商用電源301から絶縁されている断続動作制御
手段たるCPU320にDC電源を供給するよう設定さ
れており、以て、前記DC電源の供給によりCPU32
0が断続手段たる駆動回路311による発熱体307の
駆動を制御して加熱手段305の温度設定を行う。
【0005】前記CPU320にあっては、温度検知体
306の温度検知による前記温度検知体306からのア
ナログ情報がアナログ−デジタルコンバータ310(以
下、A/D変換回路310と称する。)においてデジタ
ル情報に変換されたのちパルストランス313を介して
入力されるよう設定されている。
【0006】即ち、前記CPU320は、前記デジタル
情報により駆動回路311を制御して加熱手段305の
温度設定を行うよう設定されてる。
【0007】次に、前記加熱手段305の一例たるセラ
ミックヒータ400に関して図11に基づき説明する。
尚、図11は、前記セラミックヒータ400の概略構成
を示す表裏面図である。
【0008】前記セラミックヒータ400は、薄板状の
基板の一方の面401には導伝パターン403,404
に温度検知体たるチップサーミスタ402が実装された
2次回路が組まれ、前記基板の他方の面405には発熱
体たる抵抗パターン407,408等から構成される1
次回路が組まれており、以て、抵抗パターン407,4
08の両端に電圧が印加されることにより発熱して加熱
工程を行うようになっている。
【0009】前記一方の面401には低電圧である2次
回路が組まれており、一方、他方の面405には高電圧
である1次回路が組まれていることから、前記1次回路
と前記2次回路との間隔を安全な値に採る必要が生じ、
以て、基板の幅を本来必要とされるセラミックヒータの
幅よりも必要となり前記基板の定尺からの取り数が減少
し高価なセラミックヒータとなることがあった。
【0010】そこで、従来にあっては、パルストランス
313により1次回路と2次回路とが電気的に分離絶縁
されているため、前記1次回路と前記2次回路との間隔
を改めて採る必要が無くなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保する
ために前記1次回路と前記2次回路との間に新たにパル
ストランス等の絶縁素子を追加する必要があることか
ら、コストの低減化が困難であった。
【0012】そこで、本発明は、コストの低減化を図り
ながら1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保すること
ができる通電制御手段、定着装置或いはこれらを備える
画像形成装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願に依れば、上記目
的は、商用電源から発熱体への通電を制御する通電制御
手段であって、商用電源から発熱体への通電を断続可能
な断続手段と、断続手段による前記通電の断続動作を制
御して発熱体の発熱温度を調整する断続動作制御手段
と、商用電源と断続動作制御手段とを絶縁するよう配置
された電源トランス手段とを備える通電制御手段におい
て、発熱体を備える加熱手段の温度を検知する温度検知
体の検知温度に応じて前記温度検知体から出力されたア
ナログ情報をデジタル情報に変換して出力する変換手段
と、電源トランス手段を介して前記デジタル情報を断続
動作制御手段に伝達するデジタル情報伝達手段とを備え
るという第一の発明により達成される。
【0014】又、本出願に依れば、上記目的は、本出願
に係る第一の発明において、変換手段からのデジタル情
報の断続動作制御手段への伝達は、電源トランス手段の
スイッチング周波数に同期して行われるよう設定されて
いるという第二の発明によっても達成される。
【0015】更に、本出願に依れば、上記目的は、本出
願に係る第一の発明又は第二の発明において、変換手段
は互いに切換自在な複数のチャンネルが設けられてお
り、全チャンネルのうちの任意のチャンネルは温度検知
体に接続され、残りのチャンネルは電源トランス手段に
接続されており、温度検知体に接続されたチャンネルへ
のアナログ情報の入力と電源トランス手段に接続された
チャンネルへのアナログ情報の入力とが交互に行われる
よう設定されているという第三の発明によっても達成さ
れる。
【0016】又、本出願に依れば、上記目的は、本出願
に係る第一の発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、
断続動作制御手段は、変換手段から出力されたデジタル
情報に応じて断続手段による商用電源から発熱体への通
電の断続動作を制御して発熱体の発熱温度を調整すると
いう第四の発明により達成される。
【0017】更に、本出願に依れば、上記目的は、互い
に圧接された定着体と加圧体との間に未定着像を担持し
たシート状の記録媒体を通紙しながら加熱手段により前
記記録媒体を加熱する定着装置であって、加熱手段の温
度検知体を備え、加熱手段は商用電源からの通電を受け
て発熱する発熱体が設けられ、発熱体は本出願に係る第
一の発明に記載の通電制御手段により商用電源からの通
電を制御されるようになっているという第五の発明によ
っても達成される。
【0018】又、本出願に依れば、上記目的は、本出願
に係る第五の発明において、変換手段からのデジタル情
報の断続動作制御手段への伝達は、電源トランス手段の
スイッチング周波数に同期して行われるよう設定されて
いるという第六の発明によっても達成される。
【0019】更に、本出願に依れば、上記目的は、本出
願に係る第五の発明又は第六の発明において、変換手段
は互いに切換自在な複数のチャンネルが設けられてお
り、全チャンネルのうちの任意のチャンネルは温度検知
体に接続され、残りのチャンネルは電源トランス手段に
接続されており、温度検知体に接続されたチャンネルへ
のアナログ情報の入力と電源トランス手段に接続された
チャンネルへのアナログ情報の入力とが交互に行われる
よう設定されているという第七の発明によっても達成さ
れる。
【0020】又、本出願に依れば、上記目的は、本出願
に係る第五の発明乃至第七の発明のいずれかにおいて、
断続動作制御手段は、変換手段から出力されたデジタル
情報に応じて断続手段による商用電源から発熱体への通
電の断続動作を制御して発熱体の発熱温度を調整すると
いう第八の発明によっても達成される。
【0021】更に、本出願に依れば、上記目的は、外部
からの画像情報に応じた画像をシート状の記録媒体に形
成する画像形成装置にあって、本出願に係る第一の発明
に記載の通電制御手段と、本出願に係る第五の発明に記
載の定着装置とを備えるという第九の発明によっても達
成される。
【0022】又、本出願に依れば、上記目的は、本出願
に係る第九の発明において、変換手段からのデジタル情
報の断続動作制御手段への伝達は、電源トランス手段の
スイッチング周波数に同期して行われるよう設定されて
いるという第十の発明によっても達成される。
【0023】更に、本出願に依れば、上記目的は、本出
願に係る第九の発明又は第十の発明において、変換手段
は互いに切換自在な複数のチャンネルが設けられてお
り、全チャンネルのうちの任意のチャンネルは温度検知
体に接続され、残りのチャンネルは電源トランス手段に
接続されており、温度検知体に接続されたチャンネルへ
のアナログ情報の入力と電源トランス手段に接続された
チャンネルへのアナログ情報の入力とが交互に行われる
よう設定されているという第十一の発明によっても達成
される。
【0024】又、本出願に依れば、上記目的は、本出願
に係る第九の発明乃至第十一の発明において、断続動作
制御手段は、変換手段から出力されたデジタル情報に応
じて断続手段による商用電源から発熱体への通電の断続
動作を制御して発熱体の発熱温度を調整するという第十
二の発明によっても達成される。
【0025】即ち、本出願に係る第一の発明にあって
は、温度検知体の検知温度に応じて前記温度検知体から
出力されたアナログ情報を変換手段がデジタル情報に変
換して出力したのち、デジタル情報伝達手段が電源トラ
ンス手段を介して前記デジタル情報を断続動作制御手段
に伝達する。
【0026】又、本出願に係る第二の発明にあっては、
変換手段からのデジタル情報の断続動作制御手段への伝
達は、電源トランス手段のスイッチング周波数に同期し
て行われる。
【0027】更に、本出願に係る第三の発明にあって
は、温度検知体に接続されたチャンネルへのアナログ情
報の入力と電源トランス手段に接続されたチャンネルへ
のアナログ情報の入力とが交互に行われる。
【0028】又、本出願に係る第四の発明にあっては、
断続動作制御手段は、変換手段から出力されたデジタル
情報に応じて断続手段による商用電源から発熱体への通
電の断続動作を制御して発熱体の発熱温度を調整する。
【0029】更に、本出願に係る第五の発明にあって
は、定着装置に備えられた温度検知体の検知温度に応じ
て前記温度検知体から出力されたアナログ情報を変換手
段がデジタル情報に変換して出力したのち、デジタル情
報伝達手段が電源トランス手段を介して前記デジタル情
報を断続動作制御手段に伝達する。
【0030】又、本出願に係る第六の発明にあっては、
変換手段からのデジタル情報の断続動作制御手段への伝
達は、電源トランス手段のスイッチング周波数に同期し
て行われる。
【0031】更に、本出願に係る第七の発明にあって
は、定着装置に備えられた温度検知体に接続されたチャ
ンネルへのアナログ情報の入力と電源トランス手段に接
続されたチャンネルへのアナログ情報の入力とが交互に
行われる。
【0032】又、本出願に係る第八の発明にあっては、
断続動作制御手段は、変換手段から出力されたデジタル
情報に応じて断続手段による商用電源から発熱体への通
電の断続動作を制御して発熱体の発熱温度を調整する。
【0033】更に、本出願に係る第九の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着装置の温度検知体の
検知温度に応じて前記温度検知体から出力されたアナロ
グ情報を変換手段がデジタル情報に変換して出力したの
ち、デジタル情報伝達手段が電源トランス手段を介して
前記デジタル情報を断続動作制御手段に伝達する。
【0034】又、本出願に係る第十の発明にあっては、
画像形成装置に備えられた通電制御手段の変換手段から
のデジタル情報の断続動作制御手段への伝達は、電源ト
ランス手段のスイッチング周波数に同期して行われる。
【0035】更に、本出願に係る第十一の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着装置の温度検知体に
接続されたチャンネルへのアナログ情報の入力と電源ト
ランス手段に接続されたチャンネルへのアナログ情報の
入力とが交互に行われる。
【0036】又、本出願に係る第十二の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた通電制御手段の断続動作
制御手段は、変換手段から出力されたデジタル情報に応
じて断続手段による商用電源から発熱体への通電の断続
動作を制御して発熱体の発熱温度を調整する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下の添付図面に基づき本発明に
おける実施の形態に関して説明する。
【0038】(第一の実施形態)先ず、本発明における
第一の実施形態に関して図1乃至図4に基づき説明す
る。
【0039】図1は、本実施形態における画像形成装置
を好適に示す一例たるレーザプリンタ1(以下、プリン
タ1と略称する。)の概略構成を示す模式的断面図であ
る。
【0040】プリンタ1は、プリンタ1の本体の外部に
設置されているホストコンピュータ等の外部出力装置か
ら提供された画像情報に応じて画像を記録媒体に形成す
る形態の画像形成装置である。
【0041】プリンタ1は、図1に示すように、外部出
力装置からの画像情報に応じた静電潜像を担持するドラ
ム状の潜像担持体2と、潜像担持体2の外周面に形成さ
れた静電潜像を現像剤により可視像化する現像装置3
と、現像装置3の現像処理工程により前記外周面に形成
された可視像を記録媒体に転写する転写ローラ4と、未
定着像を担持した記録媒体に定着処理を施す定着装置5
とを備えており、潜像担持体2及び現像装置3等の諸装
置は、プリンタ1の本体に搭載されたエンジンコントロ
ーラ6により統括的に制御されるようになっている。
【0042】即ち、プリンタ1にあっては、外部出力装
置からプリンタ1への画像情報等の入力に応じて、潜像
担持体2の外周面が、その周囲に配置された一次帯電ロ
ーラ7により規定電位分布に帯電せしめられる。
【0043】一方、前記外部出力装置からの画像情報に
応じてレーザスキャナユニットLYがレーザLaをラス
タスキャニングし、以て、レーザスキャナユニットLY
からラスタスキャニングされたレーザLaは、折り返し
ミラー8の屈折等を経て、潜像担持体2の外周面のうち
の帯電処理済みの部位に照射されることにより、前記画
像情報に応じた静電潜像が前記部位に形成される。
【0044】次に、潜像担持体2の外周面に形成された
静電潜像は、現像装置3から現像剤により可可視像化さ
れたのち、プリンタ1の本体にて取り外し自在に支持さ
れたペーパーカセット9(以下、カセット9と略称す
る。)から潜像担持体2と転写ローラ4との間に形成さ
れた転写領域へと搬送されてきた記録媒体に前記外周面
に形成された可視像が転写ローラ4により転写される。
【0045】尚、本実施形態にあっては、先ず、カセッ
ト9の近傍にて回転自在に支持されている給紙ローラ1
0により、カセット9から取り出されたのち、給紙ロー
ラ10から記録媒体搬送方向上流側の位置にて回転自在
に支持されている搬送ローラ11へと給紙される。
【0046】次に、搬送ローラ12に到達した記録媒体
は、搬送ローラ11により、搬送ローラ11から記録媒
体搬送方向に対して上流の位置に配置された給紙センサ
12へと搬送される。
【0047】そして、記録媒体の画像形成部位先端と潜
像担持体2の外周面の画像形成部位の先端とが同期する
よう給紙センサ12が前記記録媒体を転写領域へと搬送
することにより、記録媒体の転写領域への搬送タイミン
グが採られるようになっている。
【0048】更に、転写処理済みの記録媒体は、前記定
着装置5における加熱及び加圧により定着処理が施され
たのち、プリンタ1の本体に回転自在に支持された排紙
ローラ13により排紙トレイ14上に排紙されることに
より、画像形成プロセスが終了する。
【0049】次に、定着装置5に関して図2に基づき説
明する。尚、図2は、定着装置5の概略構成を示す模式
的断面図である。
【0050】定着装置5は、図2に示すように、加熱手
段たるセラミックヒータ111と、定着体たる無端帯状
のフィルム16と、加圧体たる円柱状若しくは略円柱状
の回転自在な加圧ローラ17と、セラミックヒータ11
1の支持及びフィルム16の移動方向の案内のためのホ
ルダ18とを備えている。
【0051】セラミックヒータ111は、図2及び図3
に示すように、セラミックスを主成分とする薄板上の基
板111Aの一方の面に商用電源(図示せず)からの通
電を受けて発熱する発熱体たる発熱抵抗体112が設け
られていると共に、他方の面に温度検知体たるサーミス
タ感温検知センサ113(以下、サーミスタ113と略
称する。)が当接して配置されており、前記一方の面
は、フィルム16との摩擦等から保護するための保護層
111Bが被覆されている。
【0052】尚、図3は、前記セラミックヒータ111
の概略構成を示す一部透視斜視図である。
【0053】フィルム16は、その内周長がホルダ18
の略外周長より若干長く設定されており、以て、フィル
ム16はテンションレスな状態にてホルダ18にルーズ
に外嵌されている。
【0054】加圧ローラ17は、アルミニウム等の金属
を主成分とする円柱状の芯金17Aの外周面にシリコー
ンゴム等を主成分とする被覆層17Bが被覆されてい
る。
【0055】又、加圧ローラ17は、プリンタ1の本体
に設けられた加圧機構(図示せず)からセラミックヒー
タ111の一方の面へと加圧されることによりフィルム
16と圧接することにより、未定着像を担持した記録媒
体が通紙されるためのニップ部Nがフィルム16との間
に形成されるようになっている。
【0056】更に、本実施形態にあっては、加圧ローラ
17は、プリンタ1の本体に設けられた駆動機構(図示
せず)から芯金17Aに駆動力が付与されることによ
り、規定方向に回転駆動されるようになっており、以
て、加圧ローラ17と圧接したフィルム16が加圧ロー
ラ17の回転に従動してホルダ18の案内方向に移動す
ることとなる。
【0057】即ち、定着処理工程中において、未定着像
を担持した記録媒体が、互いに圧接したフィルム16及
び加圧ローラ17によりニップ部Nを通紙されながら、
セラミックヒータ111の加熱により前記未定着像が溶
融して前記記録媒体に染み込むことにより、外部出力装
置からの画像情報に応じた画像が前記記録媒体に記録さ
れることとなる。
【0058】次に、本実施形態の通電制御手段を好適に
示す一例たる通電制御回路に関して図4に基づき説明す
る。尚、図4は、前記通電制御回路の概略構成を示す模
式的回路図である。
【0059】前記通電制御回路にあっては、101は電
源トランス手段たるスイッチング電源の電源メイントラ
ンス、102は電源メイントランス101における補助
電源巻線、103は起動抵抗、123は2次側巻線、1
04は電源メイントランス101におけるメイン電源巻
線であって、メイン電源巻線104に流れる電流のON
/OFFをスイッチング素子105により断続して2次
側に伝達される電力を調整する。
【0060】即ち、前記通電制御回路にあっては、商用
電源117からの電源出力時に起動抵抗103を介して
コンデンサ107の充電が行われ、電源コントロールI
C124の電圧が起動電圧に達することにより電源が立
ち上がる。
【0061】よって、スイッチング素子105がON/
OFFされることによりメイン電源巻線104に流れる
電流が調整されて2次側に電力が伝達される。
【0062】又、前記2次側への電力伝達時時に補助電
源巻線102からダイオード106を介してコンデンサ
107の充電が行われ、以て、入力電圧及び2次側の負
荷に応じた電圧値に維持される。
【0063】更に、前記通電制御回路において、レギュ
レータ108の電圧はコンデンサ107に蓄電される電
圧より小さい一定値に安定化されており、セラミックヒ
ータ111の温度が一定であればサーミスタ113にか
かる電圧は抵抗114の抵抗値とサーミスタ113の有
する抵抗値とに分圧されるよう設定されている。
【0064】故に、本実施形態にあっては、セラミック
ヒータ111の温度変化に応じてサーミスタ113の抵
抗値が図5に示すように変化することにより、サーミス
タ113にかかる電圧は変化し、以て、変換手段たるア
ナログ−デジタルコンバータ110(以下、A/D変換
回路110と称する。)から出力されるデジタル情報が
変化する。
【0065】尚、図5は、サーミスタ113の抵抗値の
温度依存性を示すグラフである。
【0066】よって、本実施形態にあっては、A/D変
換回路110から出力されたデジタル情報は前記スイッ
チングのスイッチング周波数とは異なる周波数によりコ
ンデンサ115、電源メイントランス101及び2次側
のコンデンサ129を介して断続動作制御手段たるCP
U120に伝達され、前記デジタル情報を入力されたC
PU120は前記デジタル情報に応じて断続手段たる駆
動回路116を制御しセラミックヒータ111の温度設
定を行う。
【0067】以上に説明してきたように、本実施形態に
あっては、サーミスタ113の検知温度に応じて前記サ
ーミスタ113から出力されたアナログ情報をA/D変
換回路110がデジタル情報に変換して出力し、デジタ
ル情報伝達手段たるコンデンサ115、電源メイントラ
ンス101及びデジタル情報伝達手段たるコンデンサ1
20を介して前記デジタル情報をCPU102に伝達す
るので、1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保するた
めに前記1次回路と前記2次回路との間に新たにパルス
トランス等の絶縁素子を追加すること無く前記絶縁間隔
を確保することができ、以て、コストの低減化を図るこ
とができる。
【0068】(第2の実施形態)次に、本発明における
第二の実施形態に関して図6及び図7に基づき説明す
る。尚、本実施形態における定着装置及び画像形成装置
の概略構成等は第一の実施形態と同様であることから、
図1乃至図3の図面に代えて説明を省略する。
【0069】図6は、本実施形態における通電制御手段
を好適に示す一例たる通電制御回路の概略構成を示す模
式的回路図であり、本実施形態にあっては、変換手段た
るA/D変換回路210は互いに切換自在な複数のチャ
ンネル(図示せず)が設けられ、各チャンネルはアナロ
グスイッチ(図示せず)により切り換えられて外部から
のアナログ情報の入力に供される。
【0070】尚、本実施形態にあっては、図6における
図4との共通箇所に同符号を付与することにより説明を
省略することとする。
【0071】本実施形態にあっては、前記アナログスイ
ッチの切り換えにより、複数のチャンネルのうちの任意
のチャンネル(以下、チャンネル1と称する。)にサー
ミスタ113の検知温度に応じて前記サーミスタ113
から出力されたアナログ情報が入力されると共に、残り
の複数のチャンネルのうちの任意のチャンネル(以下、
チャンネル2と称する。)に補助電源(図示せず)から
出力された電圧たるアナログ情報が入力されるよう設定
されている。
【0072】即ち、本実施形態にあっては、A/D変換
回路210は一定時間毎にチャンネル1とチャンネル2
とをアナログスイッチにより切り換えるよう設定されて
いる。
【0073】又、図7に示すように、電源メイントラン
ス101は、入力電圧が高くなるに伴い前記電源メイン
トランス101における補助電源電圧が上昇する傾向に
あることから、本実施形態にあっては、前記補助電源電
圧が高いときには前記入力電圧が高いと判断して、以
て、過剰な電力が短時間にセラミックヒータ111に供
給されるのを防止するために前記セラミックヒータ11
1への供給電力を制限するよう設定されている。
【0074】尚、図7は、前記入力電圧と前記補助電源
電圧との対応関係を示すグラフである。
【0075】以上にて説明してきたように、本実施形態
にあっては、電源メイントランス101における補助電
源の電圧が変動しても2次側に組まれている断続動作制
御手段たるCPU120が、A/D変換回路210から
のデジタル情報に応じたセラミックヒータ111への電
力供給量の演算を行うので、サーミスタ113の検知温
度に応じて前記サーミスタ113から出力されたアナロ
グ情報を誤検知せずに正しい検知温度を読むことができ
るので、電圧レギュレータ等を設ける必要が無くなり、
以て、コストの低減化を図ることができる。
【0076】(第三の実施形態)次に、本発明における
第二の実施形態に関して図8及び図9に基づき説明す
る。尚、本実施形態における通電制御手段、定着装置及
び画像形成装置の概略構成等は第一の実施形態と同様で
あることから、図1乃至図4の図面に代えて説明を省略
する。
【0077】以下、本実施形態にあっては、第一の実施
形態に記載のスイッチング周波数を周波数F1と表すこ
ととする。
【0078】本実施形態にあっては、サーミスタ113
の検知温度に応じて前記サーミスタ113から出力され
たアナログ情報のA/D変換回路110によるデジタル
情報への変換が、図8に示すように、周波数F1と同期
して行われるよう設定されている。
【0079】尚、図8は、スイッチング素子109のO
N/OFFが行われるときにおけるタイミングチャート
図である。
【0080】即ち、本実施形態にあっては、A/D変換
回路110から出力されたデジタル情報が“1”である
ときには、スイッチング素子109がON/OFFされ
るよう設定されている。
【0081】故に、スイッチング素子109のON/O
FFのためのON/OFF信号はコンデンサ115、電
源メイントランス101及び2次側のコンデンサ129
を介して2次回路側に組まれているCPU120伝達さ
れ、以て、前記デジタル情報を入力されたCPU120
は前記デジタル情報を“1”であると判断する。
【0082】一方、A/D変換回路110から出力され
たデジタル情報が“0”であるときときには、スイッチ
ング素子109のON/OFFが行われないよう設定さ
れている。
【0083】故に、スイッチング素子109のON/O
FFが行われないときにあっては、A/D変換回路11
0からのデジタル情報のCPU120への伝達が行われ
ないことから、前記CPU120は前記デジタル情報を
“0”であると判断する。
【0084】更に、図9に示すように情報の出入力及び
伝達等に起因するノイズの影響を抑えるため、本実施形
態にあっては、スイッチング素子109のON/OFF
のためのON/OFF信号のスイッチング波形における
ON/OFFの片方のみ(図9ではONの部分のみ)用
いると共に、スイッチング素子109がONからOFF
される、或いは、スイッチング素子109がOFFから
ONされるタイミングを避けることにより、前記ノイズ
の影響の抑制が図られている。
【0085】尚、図9は、前記ノイズの影響の抑制を図
りながらスイッチング素子109のON/OFFが行わ
れるときにおけるタイミングチャート図である。
【0086】以上にて説明してきたように、本実施形態
にあっては、第一の実施形態と同様の効果が得られると
共に、スイッチング素子109のON/OFFのための
ON/OFF信号のスイッチング波形におけるON/O
FFの片方のみ(図8ではONの部分のみ)用いると共
に、スイッチング素子109がONからOFFされる、
或いは、スイッチング素子109がOFFからONされ
るタイミングを避けることにより、前記ノイズの影響を
小さくすることができるという利点が得られる。
【0087】
【発明の効果】以上にて説明してきたように、本出願に
係る第一の発明に依れば、温度検知体の検知温度に応じ
て前記温度検知体から出力されたアナログ情報を変換手
段がデジタル情報に変換して出力したのち、デジタル情
報伝達手段が電源トランス手段を介して前記デジタル情
報を断続動作制御手段に伝達するので、1次回路と2次
回路との絶縁間隔を確保するために前記1次回路と前記
2次回路との間に新たにパルストランス等の絶縁素子を
追加すること無く前記絶縁間隔を確保することができ、
以て、コストの低減化を図ることができる。
【0088】又、本出願に係る第二の発明に依れば、変
換手段からのデジタル情報の断続動作制御手段への伝達
は、電源トランス手段のスイッチング周波数に同期して
行われるので、1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保
するために前記1次回路と前記2次回路との間に新たに
パルストランス等の絶縁素子を追加すること無く前記絶
縁間隔を確保することができ、以て、コストの低減化を
図ることができる。
【0089】更に、本出願に係る第三の発明に依れば、
温度検知体に接続されたチャンネルへのアナログ情報の
入力と電源トランス手段に接続されたチャンネルへのア
ナログ情報の入力とが交互に行われるので、電源トラン
ス手段の電源電圧を常に検知することができ、以て、入
力電圧を容易に確定することができる。
【0090】又、本出願に係る第四の発明に依れば、断
続動作制御手段は、変換手段から出力されたデジタル情
報に応じて断続手段による商用電源から発熱体への通電
の断続動作を制御して発熱体の発熱温度を調整するの
で、情報の出入力及び伝達等に起因するノイズの影響に
よる前記発熱温度の乱れの抑制を図ることができる。
【0091】更に、本出願に係る第五の発明に依れば、
定着装置に備えられた温度検知体の検知温度に応じて前
記温度検知体から出力されたアナログ情報を変換手段が
デジタル情報に変換して出力したのち、デジタル情報伝
達手段が電源トランス手段を介して前記デジタル情報を
断続動作制御手段に伝達するので、1次回路と2次回路
との絶縁間隔を確保するために前記1次回路と前記2次
回路との間に新たにパルストランス等の絶縁素子を追加
すること無く前記絶縁間隔を確保することができ、以
て、コストの低減化が図られた定着装置を提供すること
ができる。
【0092】又、本出願に係る第六の発明に依れば、変
換手段からのデジタル情報の断続動作制御手段への伝達
は、電源トランス手段のスイッチング周波数に同期して
行われるので、更に、本出願に係る第七の発明に依れ
ば、定着装置に備えられた温度検知体に接続されたチャ
ンネルへのアナログ情報の入力と電源トランス手段に接
続されたチャンネルへのアナログ情報の入力とが交互に
行われるので、1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保
するために前記1次回路と前記2次回路との間に新たに
パルストランス等の絶縁素子を追加すること無く前記絶
縁間隔を確保することができ、以て、コストの低減化が
図られた定着装置を提供することができる。
【0093】又、本出願に係る第八の発明に依れば、断
続動作制御手段は、変換手段から出力されたデジタル情
報に応じて断続手段による商用電源から発熱体への通電
の断続動作を制御して発熱体の発熱温度を調整するの
で、電源トランス手段の電源電圧を常に検知することが
でき、以て、入力電圧確定の簡易化が図られた定着装置
を提供することができる。
【0094】更に、本出願に係る第九の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着装置の温度検知体の
検知温度に応じて前記温度検知体から出力されたアナロ
グ情報を変換手段がデジタル情報に変換して出力したの
ち、デジタル情報伝達手段が電源トランス手段を介して
前記デジタル情報を断続動作制御手段に伝達するので、
1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保するために前記
1次回路と前記2次回路との間に新たにパルストランス
等の絶縁素子を追加すること無く前記絶縁間隔を確保す
ることができ、以て、コストの低減化が図られた定着装
置を備える画像形成装置を提供することができる。
【0095】又、本出願に係る第十の発明に依れば、画
像形成装置に備えられた通電制御手段の変換手段からの
デジタル情報の断続動作制御手段への伝達は、電源トラ
ンス手段のスイッチング周波数に同期して行われるの
で、1次回路と2次回路との絶縁間隔を確保するために
前記1次回路と前記2次回路との間に新たにパルストラ
ンス等の絶縁素子を追加すること無く前記絶縁間隔を確
保することができ、以て、コストの低減化が図られた定
着装置を備える画像形成装置を提供することができる。
【0096】更に、本出願に係る第十一の発明に依れ
ば、画像形成装置に備えられた定着装置の温度検知体に
接続されたチャンネルへのアナログ情報の入力と電源ト
ランス手段に接続されたチャンネルへのアナログ情報の
入力とが交互に行われるので、1次回路と2次回路との
絶縁間隔を確保するために前記1次回路と前記2次回路
との間に新たにパルストランス等の絶縁素子を追加する
こと無く前記絶縁間隔を確保することができ、以て、コ
ストの低減化が図られた定着装置を備える画像形成装置
を提供することができる。
【0097】又、本出願に係る第十二の発明に依れば、
画像形成装置に備えられた通電制御手段の断続動作制御
手段は、変換手段から出力されたデジタル情報に応じて
断続手段による商用電源から発熱体への通電の断続動作
を制御して発熱体の発熱温度を調整するので、電源トラ
ンス手段の電源電圧を常に検知することができ、以て、
入力電圧確定の簡易化が図られた定着装置を備える画像
形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る第一の実施形態の画像形成装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1に示す定着装置の概略構成を示す模式的断
面図である。
【図3】図2に示すセラミックヒータの概略構成を示す
一部透視斜視図である。
【図4】本出願に係る第一の実施形態の通電制御手段の
概略構成を示す模式的回路図である。
【図5】図4に示すサーミスタ感温検知センサの抵抗値
の温度依存性を示すグラフである。
【図6】本出願に係る第二の実施形態の通電制御手段の
概略構成を示す模式的回路図である。
【図7】本出願に係る第二の実施形態における入力電圧
と補助電源電圧との対応関係を示すグラフである。
【図8】本出願に係る第三の実施形態におけるスイッチ
ング素子のON/OFFが行われるときにおけるタイミ
ングチャート図である。
【図9】本出願に係る第三の実施形態におけるノイズの
影響の抑制を図りながらスイッチング素子のON/OF
Fが行われるときにおけるタイミングチャート図であ
る。
【図10】従来における通電制御手段の一例の概略構成
を示す模式的回路図である。
【図11】図10に示す加熱手段の一例たるセラミック
ヒータの表裏面図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ(画像形成装置) 5 定着装置 16 フィルム(定着体) 17 加圧ローラ(加圧体) 18 ホルダ 101 電源メイントランス(電源トランス手段) 102 補助電源巻線 103 起動抵抗 104 メイン電源巻線 105 スイッチング素子 106 ダイオード 107 コンデンサ 108 レギュレータ 110 アナログ−デジタルコンバータ(変換手段) 111 セラミックヒータ(加熱手段) 112 発熱抵抗体(発熱体) 113 サーミスタ感温検知センサ(温度検知体) 115 コンデンサ(デジタル情報伝達手段) 120 コンデンサ(デジタル情報伝達手段) 124 電源コントロールIC 210 アナログ−デジタルコンバータ(変換手段) 301 商用電源 302 スイッチング電源 305 加熱手段 307 発熱体 310 アナログ−デジタルコンバータ(変換手段) 311 駆動回路(断続手段) 313 パルストランス 320 CPU(断続動作制御手段) 400 セラミックヒータ(加熱手段) 402 チップサーミスタ(温度検知体) 407 抵抗パターン(発熱体) 408 抵抗パターン(発熱体) 111A 基板 111B 保護層 N ニップ部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源から発熱体への通電を制御する
    通電制御手段であって、商用電源から発熱体への通電を
    断続可能な断続手段と、断続手段による前記通電の断続
    動作を制御して発熱体の発熱温度を調整する断続動作制
    御手段と、商用電源と断続動作制御手段とを絶縁するよ
    う配置された電源トランス手段とを備える通電制御手段
    において、発熱体を備える加熱手段の温度を検知する温
    度検知体の検知温度に応じて前記温度検知体から出力さ
    れたアナログ情報をデジタル情報に変換して出力する変
    換手段と、電源トランス手段を介して前記デジタル情報
    を断続動作制御手段に伝達するデジタル情報伝達手段と
    を備えることを特徴とする通電制御手段。
  2. 【請求項2】 変換手段からのデジタル情報の断続動作
    制御手段への伝達は、電源トランス手段のスイッチング
    周波数に同期して行われるよう設定されていることとす
    る請求項1に記載の通電制御手段。
  3. 【請求項3】 変換手段は互いに切換自在な複数のチャ
    ンネルが設けられており、全チャンネルのうちの任意の
    チャンネルは温度検知体に接続され、残りのチャンネル
    は電源トランス手段に接続されており、温度検知体に接
    続されたチャンネルへのアナログ情報の入力と電源トラ
    ンス手段に接続されたチャンネルへのアナログ情報の入
    力とが交互に行われるよう設定されていることとする請
    求項1又は請求項2に記載の通電制御手段。
  4. 【請求項4】 断続動作制御手段は、変換手段から出力
    されたデジタル情報に応じて断続手段による商用電源か
    ら発熱体への通電の断続動作を制御して発熱体の発熱温
    度を調整することとする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か一項に記載の通電制御手段。
  5. 【請求項5】 互いに圧接された定着体と加圧体との間
    に未定着像を担持したシート状の記録媒体を通紙しなが
    ら加熱手段により前記記録媒体を加熱する定着装置であ
    って、加熱手段の温度検知体を備え、加熱手段は商用電
    源からの通電を受けて発熱する発熱体が設けられ、発熱
    体は請求項1の通電制御手段により商用電源からの通電
    を制御されるようになっていることを特徴とする定着装
    置。
  6. 【請求項6】 変換手段からのデジタル情報の断続動作
    制御手段への伝達は、電源トランス手段のスイッチング
    周波数に同期して行われるよう設定されていることとす
    る請求項5に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 変換手段は互いに切換自在な複数のチャ
    ンネルが設けられており、全チャンネルのうちの任意の
    チャンネルは温度検知体に接続され、残りのチャンネル
    は電源トランス手段に接続されており、温度検知体に接
    続されたチャンネルへのアナログ情報の入力と電源トラ
    ンス手段に接続されたチャンネルへのアナログ情報の入
    力とが交互に行われるよう設定されていることとする請
    求項5又は請求項6に記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 断続動作制御手段は、変換手段から出力
    されたデジタル情報に応じて断続手段による商用電源か
    ら発熱体への通電の断続動作を制御して発熱体の発熱温
    度を調整することとする請求項5乃至請求項7のいずれ
    か一項に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 外部からの画像情報に応じた画像をシー
    ト状の記録媒体に形成する画像形成装置にあって、請求
    項1に記載の通電制御手段と、請求項5に記載の定着装
    置とを備える画像形成装置。
  10. 【請求項10】 変換手段からのデジタル情報の断続動
    作制御手段への伝達は、電源トランス手段のスイッチン
    グ周波数に同期して行われるよう設定されていることと
    する請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 変換手段は互いに切換自在な複数のチ
    ャンネルが設けられており、全チャンネルのうちの任意
    のチャンネルは温度検知体に接続され、残りのチャンネ
    ルは電源トランス手段に接続されており、温度検知体に
    接続されたチャンネルへのアナログ情報の入力と電源ト
    ランス手段に接続されたチャンネルへのアナログ情報の
    入力とが交互に行われるよう設定されていることとする
    請求項9又は請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 断続動作制御手段は、変換手段から出
    力されたデジタル情報に応じて断続手段による商用電源
    から発熱体への通電の断続動作を制御して発熱体の発熱
    温度を調整することとする請求項9乃至請求項11のい
    ずれか一項に記載の画像形成装置。
JP9368995A 1997-12-26 1997-12-26 通電制御手段、定着装置及びこれらを備える画像形成装置 Pending JPH11194836A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101788830A (zh) * 2010-02-11 2010-07-28 哈尔滨工业大学 数字式温度控制电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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