JPH11194144A - ネットワーク・アナライザ測定方法 - Google Patents

ネットワーク・アナライザ測定方法

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JPH11194144A
JPH11194144A JP10293456A JP29345698A JPH11194144A JP H11194144 A JPH11194144 A JP H11194144A JP 10293456 A JP10293456 A JP 10293456A JP 29345698 A JP29345698 A JP 29345698A JP H11194144 A JPH11194144 A JP H11194144A
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    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/28Measuring attenuation, gain, phase shift or derived characteristics of electric four pole networks, i.e. two-port networks; Measuring transient response

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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置パラメータのフル・セットを探索しない場
合、または、装置パラメータの少なくとも1つの特性表
示において、測定感度を犠牲にすることが可能な場合
に、ダイナミック・レンジの広い装置の測定速度を速め
るネットワーク・アナライザ測定方法を提供すること。 【解決手段】ネットワーク・アナライザの対応する各掃
引毎に、IFフィルタの帯域幅を調整するステップが含
まれており、それに基づいて、装置パラメータのサブセ
ットが探索される。ダイナミック・レンジの広い装置の
散乱パラメータS21等の順方向伝送パラメータを高測
定感度で探索する場合、第1のIF帯域幅を、第2のI
F帯域幅より狭く選択し、該装置の散乱パラメータS1
2等の逆方向伝送パラメータを高測定感度で探索する場
合、第2のIF帯域幅を第1のIF帯域幅より狭く選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク・ア
ナライザの測定技術に関し、より詳細には、IF帯域幅を
選択的に変更することのできるネットワーク・アナライ
ザの測定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】最新のネットワーク・アナライザにおい
て、測定速度は、ますますクリティカルな性能的特徴に
なってきた。高速な測定速度は製造環境において極めて
望ましい場合があるので、ネットワーク・アナライザの
ユーザは、測定速度において対応する向上を実現するこ
とができれば、順方向伝送パラメータまたは逆方向伝送
パラメータといった装置のパラメータの特性を明らかに
する場合に、測定感度を犠牲にすることをいとわない可
能性がある。代わりに、測定速度において対応する向上
を実現できる場合、ユーザは、テストを受ける装置すな
わち被試験対象(DUT)に関して測定される特性表示
パラメータのフル・セットより少ないパラメータの抽出
を選択することも可能である。測定用途によっては、D
UTの性能を検証するために、逆方向伝送散乱パラメー
タS12のような装置パラメータの特性を明らかにする
必要がない場合もあり得る。しかし、市販のネットワー
ク・アナライザに固有の測定エラーあるいは測定誤差の
ため、DUTの順方向伝送パラメータの特性表示は、D
UTの順方向伝送特性の測定だけでなく、DUTの逆方
向伝送特性及び順方向及び逆方向反射特性の測定にも依
存する。従って、装置の順方向伝送パラメータだけが探
索される測定用途であっても、ただ単にDUTの逆方向
伝送パラメータ及び反射パラメータの測定を省略するだ
けでは、測定速度を増すことはできない。測定速度は、
DUTでの減衰が大きいか、または、ダイナミック・レ
ンジが広いために、ネットワーク・アナライザに低レベ
ルの信号が生じる場合にとりわけ影響を受ける。
【0003】現在利用可能な測定方法では、測定感度を
向上させようとして、ダイナミック・レンジの広いDU
Tの順方向と逆方向の伝送及び反射特性を測定する場
合、ネットワーク・アナライザに狭いIF(中間周波
数)帯域幅が無差別に用いられている。IF帯域幅が狭
いために、ネットワーク・アナライザの測定応答時間が
遅延するので、DUTの伝送及び反射パラメータのフル
・セットの測定に狭いIF帯域幅をこのように無差別に
用いる結果として、測定速度が甚だしく制限されること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、装置パラメータのフル・セットを探索しない場合、
または、装置パラメータの少なくとも1つの特性表示に
おいて、測定感度を犠牲にすることが可能な場合に、ダ
イナミック・レンジの広い装置の測定速度を速めるネッ
トワーク・アナライザ測定方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の望ましい実施態
様による測定方法では、ダイナミック・レンジの広い装
置に関する測定速度を増すため、ネットワーク・アナラ
イザのIF帯域幅が選択的に変更される。テストを受け
る装置(DUT)に関する順方向と逆方向の伝送及び反
射パラメータのフル・セットより少ないパラメータを探
索するか、または、1つ以上の装置パラメータの測定感
度を犠牲にする場合には、測定速度が増すことになる。
ダイナミック・レンジの広いDUTの場合、逆方向伝送
パラメータに対するノイズの影響は、DUTの順方向伝
送パラメータの測定確度にほとんど影響を及ぼさない。
本発明の第1の望ましい実施態様によれば、測定方法に
は、ネットワーク・アナライザの対応する各掃引毎に、
IFフィルタの帯域幅を調整するステップが含まれてお
り、それに基づいて、装置パラメータのサブセットが探
索される。テストを受ける装置の順方向伝送及び反射特
性は、第1のIF帯域幅を利用して測定され、テストを
受ける装置の逆方向伝送及び反射特性は、第2のIF帯
域幅を利用して測定される。ダイナミック・レンジの広
い装置の散乱パラメータS21のような順方向伝送パラ
メータを高測定感度で探索する場合、第1のIF帯域幅
は、第2のIF帯域幅より狭くなるように選択される。
該装置の散乱パラメータS12のような逆方向伝送パラ
メータを高測定感度で探索する場合、第2のIF帯域幅
は、第1のIF帯域幅より狭くなるように選択される。
第1のIF帯域幅と第2のIF帯域幅が大きく異なる場
合、2つの独立したIF帯域幅の選択によって、測定速
度を約2倍に増すことができる。
【0006】本発明の第2の望ましい実施態様によれ
ば、順方向伝送パラメータ、逆方向伝送パラメータ、順
方向反射パラメータ、及び、逆方向反射パラメータのそ
れぞれについて、別個の測定掃引が用いられる。この測
定方法によれば、ネットワーク・アナライザの4つの独
立した測定掃引のそれぞれについて、IF帯域幅を別個
に選択することが可能になる。一般に、順方向反射パラ
メータ及び逆方向反射パラメータは、振幅が大きく、比
較的広いIF帯域幅を用いて測定される。順方向と逆方
向の伝送パラメータの一方だけを測定するために、狭い
IF帯域幅が選択される場合、4つの個別DUT測定の
1つだけのために狭いIF帯域幅を選択することによっ
て、測定速度を約4倍に増すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の望ましい実施
態様に従って構成された測定方法に用いられるネットワ
ーク・アナライザ20が示されている。信号源22が、
テストを受ける装置あるいは被測定装置(DUT)に対
して刺激信号あるいはスティミュラス信号21、23を
加える。受信機R1ないしR4は、信号源22によって
加えられた刺激信号21、23に対するDUTの応答信
号を測定し、応答信号のそれぞれを固定した中間周波数
(IF)に変換する。中間周波数(IF)フィルタF1
ないしF4は、固定IFにおいて測定された応答信号に
フィルタリングを施す。各IFフィルタF1ないしF4
の帯域幅は、帯域幅制御信号を介して選択される。ノー
ドN1ないしN4におけるフィルタリングを施された信
号は、検出/処理装置24に供給される。一般に、散乱
パラメータ(Sパラメータ)S11のような順方向反射
パラメータは、主として、ノードN1に生じる信号対ノ
ードN2に生じる信号の比によって決まる。Sパラメー
タS22のような逆方向反射パラメータは、主として、
ノードN3に生じる信号対ノードN4に生じる信号の比
によって決まる。SパラメータS21のような順方向伝
送パラメータは、主として、ノードN3とN1に生じる
信号の比によって決まる。SパラメタS12のような逆
方向伝送パラメータは、主として、ノードN2とN4に
生じる信号の比によって決まる。
【0008】ネットワーク・アナライザ20内における
不整合エラーあるいは不整合誤差E1ないしE4のた
め、Sパラメータは、それぞれ、測定されたSパラメー
タS11m、S21m、S12m、及び、S22mによ
って決まる。例えば、順方向伝送SパラメータS21の
ような所望のSパラメータの抽出は、測定された順方向
伝送特性S21m、測定された順方向反射特性S11
m、測定された逆方向伝送特性S22m、測定された逆
方向反射特性S12mと、下記の関係式(1)に基づ
く、検出/処理装置24における較正エラー項あるいは
キャリブレーション誤差項E1ないしE4による補正か
ら実現される:
【0009】(1)S21=S21m(1+S22m*
E1)/((1+S11m*E2)(1+S22*E
3)−(S21m*S12m*E4))
【0010】式(1)に示すように、SパラメータS2
1は、測定された順方向伝送SパラメータS21mだけ
ではなく、測定された4つのSパラメータ全てによって
決まる。従って、SパラメータS21だけが探索されて
いる測定環境であっても、SパラメータS21を抽出
し、DUTの順方向伝送特性を正確に表すため、測定さ
れたSパラメータS22m、S11m、S12mも取得
される。
【0011】DUTの減衰が大きいか、あるいは、ダイ
ナミック・レンジが広い場合、順方向伝送Sパラメータ
S21m及び逆方向伝送SパラメータS12mの測定に
は、一般に、ネットワーク・アナライザ20における低
レベル信号の処理が必要になる。測定されたSパラメー
タS21m及びS12mが、両方とも、低レベル信号を
含んでいる場合、方程式(1)における積S21m*S
12mは小さく、この積自体は、順方向伝送Sパラメー
タS21にほとんど影響を及ぼすことはない。測定され
たSパラメータS12mの低測定感度に起因する付加ノ
イズがSパラメータS21に及ぼす影響は、積S21m
*S12mが小さい測定周波数においてはわずかであ
る。というのも、この付加ノイズの影響は、前記積によ
って軽減されるためである。信号レベルが高い測定周波
数の場合、測定されたSパラメータS21mとS12m
のS/N比(SNR)が大きく、これらの測定には高測
定感度は不要である。従って、ダイナミック・レンジが
広いDUTの場合、IFフィルタF2の帯域幅は、逆方
向伝送SパラメータS12mの測定に備えて、比較的広
くなるように調整される。SパラメータS21に対する
二次影響のある測定されたSパラメータS12mとは異
なり、測定されたSパラメータS21mは、順方向伝送
SパラメータS21に対して一次影響を及ぼす。従っ
て、IFフィルタF4の場合、測定されたSパラメータ
S21mについて高い測定感度と大きいS/N比(SN
R)を実現するため、比較的狭い帯域幅が選択される。
一般に、順方向及び逆方向反射パラメータS11m及び
S22mには、振幅の大きい信号の測定を伴うので、高
測定確度を実現するのに高測定感度を必要としない。従
って、IFフィルタF1及びIFフィルタF4について
は、比較的広いIF帯域幅を選択する ことが可能であ
る。一般に、高測定感度を必要としない装置パラメータ
は、ネットワーク・アナライザ20の測定速度を増すた
め、対応するIFフィルタに広い帯域幅を利用して、測
定することが可能である。
【0012】図2には本発明の第1の望ましい実施態様
に従って構成されたネットワーク・アナライザ測定方法
100の流れ図が示されている。測定方法100のステ
ップ102において、IFフィルタF1、F2、及び、
F4のそれぞれについて第1の帯域幅が選択され、IF
フィルタF1、F3、及び、F4のそれぞれについて第
2の帯域幅が選択される。IFフィルタF1、F2、及
び、F4のそれぞれの第1のIF帯域幅は、互いに等し
くなるように、または、異なるように選択することが可
能である。同様に、IFフィルタF1、F3、及び、F
4のそれぞれの第2のIF帯域幅は、互いに等しくなる
ように、または、異なるように選択することが可能であ
る。図1に示す特定のネットワーク・アナライザ20の
場合、IFフィルタF1、F2、及び、F4は、DUT
の順方向伝送及び反射パラメータの測定に対応するIF
フィルタであり、IFフィルタF1、F3、及び、F4
は逆方向伝送及び反射パラメータの測定に対応するIF
フィルタである。本発明の望ましい実施態様に用いられ
るネットワーク・アナライザ20の特定のハードウェア
構成に従って、IFフィルタ数の増減を各測定パラメー
タに対応させることが可能である。
【0013】測定方法100のステップ104におい
て、IFフィルタF1、F2、及び、F4は、それぞ
れ、それらの第1のIF帯域幅に合わせることが可能で
ある。測定方法100のステップ106では、順方向伝
送パラメータS21m及び順方向反射パラメータS11
mが、同時に測定される。これらの測定値は、信号源2
2の単一周波数で取得される。代替案では、測定値は、
予め定められた周波数範囲にわたる信号源の周波数掃引
内において取得される。測定方法100のステップ10
8では、フィルタF1、F3、及び、F4は、それぞ
れ、その第2のIF帯域幅に合わせられる。測定方法1
00のステップ110では、逆方向伝送パラメータS1
2m及び逆方向反射パラメータS22mが同時に測定さ
れる。これらの測定値は、信号源22の単一周波数で取
得される。代替案では、測定値は、予め定められた周波
数範囲にわたる信号源の周波数掃引内において取得され
る。順方向伝送パラメータS21が探索される場合、第
1のIF帯域幅は、第2のIF帯域幅に対して狭くなる
ように調整される。逆方向伝送パラメータS12が探索
される場合、第1のIF帯域幅は、第2のIF帯域幅に
対して広くなるように調整される。測定されたSパラメ
ータS21m、S22m、S12m、及び、S11mを
取得すると、S21のような所望のSパラメータが、測
定されたSパラメータから、測定方法100のステップ
112におけるネットワーク・アナライザ20のエラー
項E1ないしE4の補正によって抽出される。方程式
(1)によって、エラー項E1ないしE4を補正し、測
定されたSパラメータS21m、S22m、S12m、
及び、S11mから所望のSパラメータS21を抽出す
るための手段の一例が得られる。エラー項E1ないしE
4は、U.S.P.N.あるいは米国特許番号4,81
6,767においてCannonによって教示されてい
るような既知の較正技法を用いて導き出される。一般
に、例えばS21のような抽出されたSパラメータまた
は装置係数は、ディスプレイまたは他の出力装置(不図
示)に対して出力される。第1のIF帯域幅及び第2の
IF帯域幅が大きく異なる場合、ネットワーク・アナラ
イザ20の測定数の半分について、広いIF帯域幅を選
択する結果として、測定速度を約2倍に増すことができ
る。
【0014】図3には、本発明の第2の実施態様に従っ
て構成されたネットワーク・アナライザ測定方法200
の流れ図が示されている。さまざまなネットワーク・ア
ナライザ測定用途において、ネットワーク・アナライザ
20による個別測定を利用して、順方向伝送パラメー
タ、逆方向伝送パラメータ、順方向反射パラメータ、及
び、逆方向反射パラメータのそれぞれについて特性を明
らかにすることが望ましい可能性がある。例えば、信号
クロス・トークを低減させ、ネットワーク・アナライザ
20内におけるダイナミック・レンジの広いDUTの伝
送測定と反射測定との間の信号分離を大きくするため、
ネットワーク・アナライザ20の個別の測定掃引または
個別の単一周波数ステップ式測定を利用して、伝送測定
及び反射測定を行うことが可能である。図3の測定方法
によれば、DUTの測定された特性の取得に用いられ
る、4つの個別測定掃引または周波数ステップ式測定の
それぞれに対応するIFフィルタF1ないしF4のそれ
ぞれの帯域幅を個別に選択することが可能になる。
【0015】測定方法200のステップ202では、第
1のIF帯域幅が、IFフィルタF2及びF4のために
選択され、第2のIF帯域幅が、IFフィルタF1及び
F2のために選択され、第3のIF帯域幅が、IFフィ
ルタF1及びF3のために選択され、第4のIF帯域幅
が、IFフィルタF3及びF4のために選択される。I
FフィルタF2及びF4は、DUTの順方向伝送パラメ
ータS21mの測定に対応する、ネットワーク・アナラ
イザ20内のIFフィルタである。IFフィルタF1及
びF2は、DUTの順方向反射パラメータS11mの測
定に対応する、ネットワーク・アナライザ20内のIF
フィルタである。IFフィルタF1及びF3は、DUT
の逆方向伝送パラメータS12mの測定に対応する、ネ
ットワーク・アナライザ20内のIFフィルタである。
IFフィルタF3及びF4は、DUTの逆方向反射パラ
メータS22mの測定に対応する、ネットワーク・アナ
ライザ20内のIFフィルタである。
【0016】測定方法200のステップ204では、I
FフィルタF2及びF4が、第1のIF帯域幅に合わせ
られ、ステップ206では、順方向伝送パラメータS2
1mが、第1のIF帯域幅を利用して測定される。測定
方法200のステップ208では、IFフィルタF1及
びF2が、第2のIF帯域幅に合わせられ、ステップ2
10では、順方向反射パラメータS11mが、第2のI
F帯域幅を利用して測定される。測定方法200のステ
ップ212では、IFフィルタF1及びF3が、第3の
IF帯域幅に合わせられ、ステップ214では、逆方向
伝送パラメータS12mが、第3のIF帯域幅を利用し
て測定される。測定方法200のステップ216では、
IFフィルタF3及びF4が、第4のIF帯域幅に合わ
せられ、ステップ218では、逆方向反射パラメータS
22mが、第4のIF帯域幅を利用して測定される。測
定されたSパラメータS21m、S22m、S12m、
および、S11mを取得すると、S21のような所望の
Sパラメータまたは装置係数が、測定方法200のステ
ップ220において、測定されたSパラメータから抽出
される。装置係数は、測定されたSパラメータS21
m、S11m、S12m、および、S22mから、ネッ
トワーク・アナライザ20のエラー項E1ないしE4の
補正によって抽出される。一般に、例えばS21のよう
な抽出されたSパラメータは、ディスプレイまたは他の
出力装置(不図示)に対して出力される。
【0017】一般に、順方向及び逆方向反射パラメータ
S11m及びS22mには、振幅の大きい信号の測定を
伴うので、高測定感度を必要としない可能性がある。従
って、該反射パラメータの測定に対応するネットワーク
・アナライザ20のIFフィルタF1ないしF4につい
ては、比較的広いIF帯域幅を選択することが可能であ
る。順方向伝送パラメータS21を探索する場合、第2
のIF帯域幅は、第3のIF帯域幅に対して狭くなるよ
うに調整される。逆方向伝送パラメータS12を探索す
る場合、第3のIF帯域幅は、第2のIF帯域幅に対し
て狭くなるように調整される。順方向と逆方向の伝送パ
ラメータの一方だけを測定するために、狭いIF帯域幅
が選択される場合、4つの個別DUT測定の1つだけの
ために狭いIF帯域幅を選択する結果として、測定速度
を約4倍に増すことができる。
【0018】本発明の望ましい実施態様に従って構成さ
れたネットワーク・アナライザ測定方法100、200
は、さまざまなやり方で実施される。測定方法100、
200は、一般に、ファームウェアまたはソフトウェア
を用いて、コントローラ26(図1に示す)にプログラ
ミングすることによって実施される。コントローラ26
は、ネットワーク・アナライザ20内部のマイクロプロ
セッサとすることもできるし、あるいは、代わりに、ネ
ットワーク・アナライザ26外部のマイクロプロセッサ
またはコンピュータとすることも可能である。コントロ
ーラ26が外部にある場合、測定方法100、200
は、コントローラ26とネットワーク・アナライザ20
の間におけるローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)、ヒューレット・パッカード・インターフェイス・
バス(HPIB)、VXI(ブイ・エックス・アイ)イ
ンターフェイス、または、他のタイプのインターフェイ
スを介して実行される。
【0019】2つのポートを備えるDUTに関する測定
方法100、200が例示されているが、該方法では、
探索される装置パラメータに従ってネットワーク・アナ
ライザ内におけるIFフィルタの帯域幅を調整すること
によって、任意の数のポートを備える装置に対して容易
に適応する。
【0020】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0021】(実施態様1)テストを受ける装置の順方
向伝送パラメータ及び順方向反射パラメータを測定する
ための少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタと、
テストを受ける装置の逆方向伝送パラメータ及び逆方向
反射パラメータを測定するための少なくとも1つの第2
の可調整IFフィルタを備えたネットワーク・アナライ
ザ(20)の測定方法(100)であって、少なくとも
1つの第1の可調整IFフィルタに関して第1の予め定
められた帯域幅を選択するステップ(102)と、少な
くとも1つの第2の可調整IFフィルタに関して第2の
予め定められた帯域幅を選択するステップ(102)
と、少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタの帯域
幅を第1の予め定められた帯域幅に合わせるステップ
(104)と、テストを受ける装置の順方向伝送パラメ
ータ及び順方向反射パラメータを測定するステップ(1
06)と、少なくとも1つの第2の可調整IFフィルタ
の帯域幅を第2の予め定められた帯域幅に合わせるステ
ップ(108)と、テストを受ける装置の逆方向伝送パ
ラメータ及び逆方向反射パラメータを測定するステップ
(110)と、測定された順方向伝送パラメータ、測定
された順方向反射パラメータ、測定された逆方向伝送パ
ラメータ、及び、測定された逆方向反射パラメータか
ら、テストを受ける装置の順方向伝送係数、順方向反射
係数、逆方向伝送係数、及び、逆方向反射係数のうちの
少なくとも1つを抽出するステップ(112)とを含む
方法。
【0022】(実施態様2)順方向伝送係数及び順方向
反射係数のうちの少なくとも1つが抽出される場合、第
1の予め定められた帯域幅が、第2の予め定められた帯
域幅より狭いことを特徴とする、実施態様1に記載の方
法(100)。
【0023】(実施態様3)逆方向伝送係数及び逆方向
反射係数のうちの少なくとも1つが抽出される場合、第
1の予め定められた帯域幅が、第2の予め定められた帯
域幅より広いことを特徴とする、実施態様1に記載の方
法(100)。
【0024】(実施態様4)順方向伝送パラメータ及び
順方向反射パラメータの測定ステップ(106)に、単
一周波数における順方向伝送パラメータ及び順方向反射
パラメータの測定が含まれることを特徴とする、実施態
様1に記載の方法(100)。
【0025】(実施態様5)順方向伝送パラメータ及び
順方向反射パラメータの測定ステップ(106)に、予
め定められた周波数範囲にわたる順方向伝送パラメータ
及び順方向反射パラメータの測定が含まれることを特徴
とする、実施態様1に記載の方法(100)。
【0026】(実施態様6)逆方向伝送パラメータ及び
逆方向反射パラメータの測定ステップ(108)に、単
一周波数における逆方向伝送パラメータ及び逆方向反射
パラメータの測定が含まれることを特徴とする、実施態
様1に記載の方法(100)。
【0027】(実施態様7)逆方向伝送パラメータ及び
逆方向反射パラメータの測定ステップ(108)に、予
め定められた周波数範囲にわたる逆方向伝送パラメータ
及び逆方向反射パラメータの測定が含まれることを特徴
とする、実施態様1に記載の方法(100)。
【0028】(実施態様8)テストを受ける装置の順方
向伝送パラメータを測定するための少なくとも1つの第
1の可調整IFフィルタと、順方向反射パラメータを測
定するための少なくとも1つの第2の可調整IFフィル
タと、逆方向伝送パラメータを測定するための少なくと
も1つの第3の可調整IFフィルタと、逆方向反射パラ
メータを測定するための少なくとも1つの第4の可調整
IFフィルタを備えたネットワーク・アナライザ(2
0)の測定方法(200)であって、少なくとも1つの
第1の可調整IFフィルタに関して第1の予め定められ
た帯域幅を選択するステップ(202)と、少なくとも
1つの第2の可調整IFフィルタに関して第2の予め定
められた帯域幅を選択するステップ(202)と、少な
くとも1つの第3の可調整IFフィルタに関して第3の
予め定められた帯域幅を選択するステップ(202)
と、少なくとも1つの第4の可調整IFフィルタに関し
て第4の予め定められた帯域幅を選択するステップ(2
02)と、少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタ
の帯域幅を第1の予め定められた帯域幅に合わせるステ
ップ(204)と、テストを受ける装置の順方向伝送パ
ラメータを測定するステップ(206)と、少なくとも
1つの第2の可調整IFフィルタの帯域幅を第2の予め
定められた帯域幅に合わせるステップ(208)と、テ
ストを受ける装置の順方向反射パラメータを測定するス
テップ(210)と、少なくとも1つの第3の可調整I
Fフィルタの帯域幅を第3の予め定められた帯域幅に合
わせるステップ(212)と、テストを受ける装置の逆
方向伝送パラメータを測定するステップ(214)と、
少なくとも1つの第4の可調整IFフィルタの帯域幅を
第4の予め定められた帯域幅に合わせるステップ(21
6)と、テストを受ける装置の逆方向反射パラメータを
測定するステップ(218)と、測定された順方向伝送
パラメータ、測定された順方向反射パラメータ、測定さ
れた逆方向伝送パラメータ、及び、測定された逆方向反
射パラメータから、テストを受ける装置の順方向伝送係
数、順方向反射係数、逆方向伝送係数、及び、逆方向反
射係数のうちの少なくとも1つを抽出するステップ(2
20)とを含む方法。
【0029】(実施態様9)順方向伝送係数が抽出され
る場合、第2の予め定められた帯域幅が、第1の予め定
められた帯域幅、第4の予め定められた帯域幅、及び、
第3の予め定められた帯域幅のうちの少なくとも1つよ
りも狭いことを特徴とする、実施態様8に記載の方法
(200)。
【0030】(実施態様10)逆方向伝送係数が抽出さ
れる場合、第3の予め定められた帯域幅が、第1の予め
定められた帯域幅、第2の予め定められた帯域幅、及
び、第4の予め定められた帯域幅のうちの少なくとも1
つよりも狭いことを特徴とする、実施態様8に記載の方
法(200)。
【0031】(実施態様11)順方向伝送パラメータの
測定ステップ(206)に、単一周波数における順方向
伝送パラメータの測定が含まれることと、順方向反射パ
ラメータの測定ステップ(210)に、単一周波数にお
ける順方向反射パラメータの測定が含まれることと、逆
方向伝送パラメータの測定ステップ(214)に、単一
周波数における逆方向伝送パラメータの測定が含まれる
ことと、逆方向反射パラメータの測定ステップ(21
8)に、単一周波数における逆方向反射パラメータの測
定が含まれることを特徴とする、実施態様8に記載の方
法(200)。
【0032】(実施態様12)順方向伝送パラメータの
測定ステップ(206)に、予め定められた周波数範囲
にわたる順方向伝送パラメータの測定が含まれること
と、順方向反射パラメータの測定ステップ(210)
に、予め定められた周波数範囲にわたる順方向反射パラ
メータの測定が含まれることと、逆方向伝送パラメータ
の測定ステップ(214)に、予め定められた周波数範
囲にわたる逆方向伝送パラメータの測定が含まれること
と、逆方向反射パラメータの測定ステップ(218)
に、予め定められた周波数範囲にわたる逆方向反射パラ
メータの測定が含まれることを特徴とする、実施態様8
に記載の方法(200)。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いると、装置
パラメータのフル・セットを探索しない場合、または、
装置パラメータの少なくとも1つの特性表示において、
測定感度を犠牲にすることが可能な場合に、ダイナミッ
ク・レンジの広い装置の測定速度を速めるネットワーク
・アナライザ測定方法を提供することができる。
【0034】本発明の第1の望ましい実施態様によれ
ば、測定方法には、ネットワーク・アナライザの対応す
る各掃引毎に、IFフィルタの帯域幅を調整するステッ
プが含まれており、それに基づいて、装置パラメータの
サブセットが探索される。テストを受ける装置の順方向
伝送及び反射特性は、第1のIF帯域幅を利用して測定
され、テストを受ける装置の逆方向伝送及び反射特性
は、第2のIF帯域幅を利用して測定される。第1のI
F帯域幅と第2のIF帯域幅が大きく異なる場合、2つ
の独立したIF帯域幅の選択によって、測定速度を約2
倍に増すことができる。
【0035】本発明の第2の望ましい実施態様によれ
ば、順方向伝送パラメータ、逆方向伝送パラメータ、順
方向反射パラメータ、及び、逆方向反射パラメータのそ
れぞれについて、別個の測定掃引が用いられる。この測
定方法によれば、ネットワーク・アナライザの4つの独
立した測定掃引のそれぞれについて、IF帯域幅を別個
に選択することが可能になる。順方向と逆方向の伝送パ
ラメータの一方だけを測定するために、狭いIF帯域幅
が選択される場合、4つの個別DUT測定の1つだけの
ために狭いIF帯域幅を選択することによって、測定速
度を約4倍に増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の望ましい実施態様に従って構成された
測定方法に用いられるネットワーク・アナライザを示す
図である。
【図2】本発明の望ましい実施態様に従って構成された
ネットワーク・アナライザ測定方法の流れ図である。
【図3】本発明の第2の望ましい実施態様に従って構成
されたネットワーク・アナライザ測定方法の流れ図であ
る。
【符号の説明】 20:ネットワーク・アナライザ 21、23:刺激信号 22:信号源 24:検出/処理装置 26:コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・エス・マーザレック アメリカ合衆国カリフォルニア州 ローナ ート・パーク バレー・ハウス・ドライブ 1212 (72)発明者 スーザン・ディー・ウッド アメリカ合衆国カリフォルニア州 サン タ・ローザ ツアーマリン・コート4030

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テストを受ける装置の順方向伝送パラメー
    タ及び順方向反射パラメータを測定するための少なくと
    も1つの第1の可調整IFフィルタと、テストを受ける
    装置の逆方向伝送パラメータ及び逆方向反射パラメータ
    を測定するための少なくとも1つの第2の可調整IFフ
    ィルタを備えたネットワーク・アナライザの測定方法で
    あって、 少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタに関して第
    1の予め定められた帯域幅を選択するステップと、 少なくとも1つの第2の可調整IFフィルタに関して第
    2の予め定められた帯域幅を選択するステップと、 少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタの帯域幅を
    第1の予め定められた帯域幅に合わせるステップと、 テストを受ける装置の順方向伝送パラメータ及び順方向
    反射パラメータを測定するステップと、 少なくとも1つの第2の可調整IFフィルタの帯域幅を
    第2の予め定められた帯域幅に合わせるステップと、 テストを受ける装置の逆方向伝送パラメータ及び逆方向
    反射パラメータを測定するステップと、 測定された順方向伝送パラメータ、測定された順方向反
    射パラメータ、測定された逆方向伝送パラメータ、及
    び、測定された逆方向反射パラメータから、テストを受
    ける装置の順方向伝送係数、順方向反射係数、逆方向伝
    送係数、及び、逆方向反射係数のうちの少なくとも1つ
    を抽出するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】順方向伝送係数及び順方向反射係数のうち
    の少なくとも1つが抽出される場合、第1の予め定めら
    れた帯域幅が、第2の予め定められた帯域幅より狭いこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】逆方向伝送係数及び逆方向反射係数のうち
    の少なくとも1つが抽出される場合、第1の予め定めら
    れた帯域幅が、第2の予め定められた帯域幅より広いこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】順方向伝送パラメータ及び順方向反射パラ
    メータの測定ステップに、単一周波数における順方向伝
    送パラメータ及び順方向反射パラメータの測定が含まれ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】順方向伝送パラメータ及び順方向反射パラ
    メータの測定ステップに、予め定められた周波数範囲に
    わたる順方向伝送パラメータ及び順方向反射パラメータ
    の測定が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】逆方向伝送パラメータ及び逆方向反射パラ
    メータの測定ステップに、単一周波数における逆方向伝
    送パラメータ及び逆方向反射パラメータの測定が含まれ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】逆方向伝送パラメータ及び逆方向反射パラ
    メータの測定ステップに、予め定められた周波数範囲に
    わたる逆方向伝送パラメータ及び逆方向反射パラメータ
    の測定が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】テストを受ける装置の順方向伝送パラメー
    タを測定するための少なくとも1つの第1の可調整IF
    フィルタと、順方向反射パラメータを測定するための少
    なくとも1つの第2の可調整IFフィルタと、逆方向伝
    送パラメータを測定するための少なくとも1つの第3の
    可調整IFフィルタと、逆方向反射パラメータを測定す
    るための少なくとも1つの第4の可調整IFフィルタを
    備えたネットワーク・アナライザの測定方法であって、 少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタに関して第
    1の予め定められた帯域幅を選択するステップと、 少なくとも1つの第2の可調整IFフィルタに関して第
    2の予め定められた帯域幅を選択するステップと、 少なくとも1つの第3の可調整IFフィルタに関して第
    3の予め定められた帯域幅を選択するステップと、 少なくとも1つの第4の可調整IFフィルタに関して第
    4の予め定められた帯域幅を選択するステップと、 少なくとも1つの第1の可調整IFフィルタの帯域幅を
    第1の予め定められた帯域幅に合わせるステップと、 テストを受ける装置の順方向伝送パラメータを測定する
    ステップと、 少なくとも1つの第2の可調整IFフィルタの帯域幅を
    第2の予め定められた帯域幅に合わせるステップと、 テストを受ける装置の順方向反射パラメータを測定する
    ステップと、 少なくとも1つの第3の可調整IFフィルタの帯域幅を
    第3の予め定められた帯域幅に合わせるステップと、 テストを受ける装置の逆方向伝送パラメータを測定する
    ステップと、 少なくとも1つの第4の可調整IFフィルタの帯域幅を
    第4の予め定められた帯域幅に合わせるステップと、 テストを受ける装置の逆方向反射パラメータを測定する
    ステップと、 測定された順方向伝送パラメータ、測定された順方向反
    射パラメータ、測定された逆方向伝送パラメータ、及
    び、測定された逆方向反射パラメータから、テストを受
    ける装置の順方向伝送係数、順方向反射係数、逆方向伝
    送係数、及び、逆方向反射係数のうちの少なくとも1つ
    を抽出するステップとを含む方法。
  9. 【請求項9】順方向伝送係数が抽出される場合、第2の
    予め定められた帯域幅が、第1の予め定められた帯域
    幅、第4の予め定められた帯域幅、及び、第3の予め定
    められた帯域幅のうちの少なくとも1つよりも狭いこと
    を特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】逆方向伝送係数が抽出される場合、第3
    の予め定められた帯域幅が、第1の予め定められた帯域
    幅、第2の予め定められた帯域幅、及び、第4の予め定
    められた帯域幅のうちの少なくとも1つよりも狭いこと
    を特徴とする、請求項8に記載の方法。
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