JPH11187307A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

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JPH11187307A
JPH11187307A JP9348302A JP34830297A JPH11187307A JP H11187307 A JPH11187307 A JP H11187307A JP 9348302 A JP9348302 A JP 9348302A JP 34830297 A JP34830297 A JP 34830297A JP H11187307 A JPH11187307 A JP H11187307A
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JP
Japan
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image data
mode
shooting
photographing
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Withdrawn
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JP9348302A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Shiomi
泰彦 塩見
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の撮影方法及び撮影された画像データの
保存方法を適切に設定することは、ユーザにとって煩雑
な作業であった。 【解決手段】 S107において、ユーザによって予め
設定された撮影モードが「スポーツモード」であれば、
S109の「撮影・記憶モード1」においてノーマル撮
影、可逆圧縮を行い、「ポートレートモード」であれば
S111の「撮影・記憶モード2」において高詳細撮
影、非可逆圧縮を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置及び撮像方
法に関し、特に、撮影画像を電気信号として装置内に保
存する撮像装置及び撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理技術の発達に伴い、該技
術を適用したデジタルスチルカメラ等の撮像装置の発達
も目覚ましいものがある。
【0003】ここで、従来のデジタルスチルカメラの構
成を図18に示し、その動作について簡単に説明する。
【0004】同図において、91はカメラ操作スイッチ
であり、カメラのメインスイッチ及びレリーズスイッチ
等で構成されている。カメラ操作スイッチ91はユーザ
によって操作されるが、その状態変化を全体制御部80
が検出し、その他の各構成ブロックヘの電源供給を開始
する。
【0005】撮影画面範囲内の被写体像は、主撮影光学
系81を通して撮像部82上に結像し、撮像部82から
の電気信号を各画素毎に順次A/D変換部83を介して
所定のデジタル信号に変換した後、プロセス処理部84
へ入力する。プロセス処理部84では、撮像部82から
の各画素データに基いてRGBの各色信号を生成する。
通常撮影前の状態では、この色信号をメモリ制御手段8
5を介してビデオメモリ89に定期的(各フレーム毎)
に転送する事で、モニタ表示部90を介したファインダ
表示等を行っている。
【0006】また、ユーザがカメラ操作スイッチ91を
操作することにより撮影動作を行った場合には、全体制
御部80からの制御信号によって、プロセス処理部84
からの1フレーム分の各画素データをフレームメモリ8
6に記憶し、続いてフレームメモリ86内のデータを、
メモリ制御部85及び作業用のワークメモリ87によっ
て所定の圧縮フォーマットに基づいてデータ圧縮し、そ
の結果を、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ
によって構成される外部メモリ88に記憶する。尚、近
年の撮像装置開発技術の発達により、上記通常の撮影の
みならず、より詳細な画像データを得ることが選択的に
可能なカメラも登場しているが、この高詳細な画像デー
タについても、上記と同様に所定フォーマットにより圧
縮され、外部メモリ88に記憶される。
【0007】又、ユーザが既に撮影済みの画像データを
観察する場合には、上記外部メモリ88に圧縮記憶され
たデータを、メモリ制御部85において通常の撮影画素
毎のデータに伸張し、その結果をビデオメモリ89へ転
送する事で、モニタ表示手段90を介して該画像を観察
することが出来る。
【0008】この様に、従来のデジタルスチルカメラに
おいては、撮影後の画像データをメモリ等へ記憶する
際、その撮影条件や撮影シーンに拘らず、予め定められ
た特定の圧縮形式や圧縮率によって画像データを記憶す
るか、若しくは、ユーザ自身によって設定された圧縮方
法及び圧縮率によって、画像データの圧縮が行われてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のデジタルスチルカメラにおいては、撮影された画像デ
ータの保存は、撮影画像の内容に拘らずカメラ側で一律
に行われるため、必ずしも最適な状態(圧縮形態)で保
存されるとは限らない。これは、上記高詳細な画像デー
タを得るような撮影を行なった場合、即ち、画像データ
量がより大量となった場合でも同様である。
【0010】又、ユーザ自身が撮影画像の保存方法を事
前に設定できる場合でも、撮影の度毎に、画像の圧縮方
法を撮影画像に応じて適切に設定することは非常に繁雑
な作業である。従って、特に緊急に撮影動作を行なうこ
とが困難となり、所謂シャッターチャンスを逃がしてし
まうことになる。また、この撮影画像の保存方法の設定
を、画像の撮影方法を設定することと同時に行なう場
合、特に熟達したユーザでない限り、更に困難な作業と
なる。
【0011】本発明は上記問題点、即ち、画像の撮影方
法及び撮影された画像データの保存方法設定の煩雑さを
解消する為になされたものであり、本発明の第1の目的
は、撮影モードに応じて、撮影方法及び画像データの保
存方法を変更する撮像装置及び撮像方法を提供すること
である。
【0012】また、第2の目的は、撮影時の装置状態に
応じて、撮影方法及び画像データの保存方法を変更する
撮像装置及び撮像方法を提案することである。
【0013】また、第3の目的は、メモリ等へのデータ
保存状況に応じて、撮影方法及び画像データの保存方法
を変更する撮像装置及び撮像方法を提案することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の撮像装置は以下の構成を備え
る。
【0015】即ち、被写体像を結像し、光電変換により
画像信号を生成する撮像手段と、該撮像手段上に結像す
る被写体像の位置を所定量平行移動させる画素ずらし手
段と、該画素ずらし手段による複数回の移動毎に前記撮
像手段において得られた複数画面の画像データを合成す
る合成手段と、該合成手段により合成された画像データ
を所定形式に変換する形式変換手段と、該形式変換手段
により所定形式に変換された画像データを保持する保持
手段と、撮像装置の撮影モードを設定する設定手段と、
前記撮影モードに応じて、前記画像合成手段による画像
合成を制御する制御手段と、を有することを特徴とす
る。
【0016】例えば、前記制御手段は、前記撮影モード
に応じて、前記画像合成手段における画像合成を行なう
か否かを制御することを特徴とする。
【0017】更に、前記制御手段は、前記撮影モードに
応じて前記形式変換手段における変換方法を制御するこ
とを特徴とする。
【0018】例えば、前記形式変換手段は、画像データ
を圧縮することを特徴とする。
【0019】例えば、前記制御手段は、前記撮影モード
が第1のモードであった場合に前記画像合成手段におけ
る画像合成を行なわないように制御し、前記撮影モード
が第2のモードであった場合に前記画像合成手段におけ
る画像合成を行ない、前記形式変換手段において前記第
1のモード時よりも高い圧縮率による圧縮を行なうよう
に制御することを特徴とする。
【0020】また、被写体像を結像し、光電変換により
画像信号を生成する撮像手段と、該撮像手段上に結像す
る被写体像の位置を所定量平行移動させる画素ずらし手
段と、該画素ずらし手段による複数回の移動毎に前記撮
像手段において得られた複数画面の画像データを合成す
る合成手段と、該合成手段により合成された画像データ
を所定形式に変換する形式変換手段と、該形式変換手段
により所定形式に変換された画像データを保持する保持
手段と、撮像装置の撮影時状態を検出する検出手段と、
前記撮影時状態に応じて、前記画像合成手段による画像
合成を制御する制御手段と、を有することを特徴とす
る。
【0021】また、被写体像を結像し、光電変換により
画像信号を生成する撮像手段と、該撮像手段上に結像す
る被写体像の位置を所定量平行移動させる画素ずらし手
段と、該画素ずらし手段による複数回の移動毎に前記撮
像手段において得られた複数画面の画像データを合成す
る合成手段と、該合成手段により合成された画像データ
を所定形式に変換する形式変換手段と、該形式変換手段
により所定形式に変換された画像データを保持する保持
手段と、前記保持手段における画像データの保持状況に
応じて、前記画像合成手段による画像合成を制御する制
御手段と、を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】<第1実施形態>図1に、本実施形態にお
けるデジタルスチルカメラ(以下、単にカメラと称す
る)の全体構成を示すブロック図である。同図に於い
て、1はカメラ全体の制御を司るCPUを含んだ全体制
御部である。2はカメラ自身の撮影モードを設定する為
の撮影モード設定部であり、ユーザによって、例えば動
体の撮影に最適な「スポーツモード」や、静止物の撮影
に最適な「ポートレートモード」等の設定を可能とする
スイッチ等により構成されている。18はカメラの撮影
開始を指示するカメラ操作スイッチであり、メインスイ
ッチ及びレリーズスイッチ等を備える。
【0024】3はカメラの主撮影光学系、4は後述する
様に撮像部6上に結像する被写体像を、空間的に平行に
ずらす為の光学手段である。この光学手段4としては、
特開平3−186823に示される様な、いわゆるシフ
ト補正光学系を使用している。通常、このシフト補正光
学系はカメラ全体の手ブレ防止機構において使用される
ものである。また、17はブレセンサであり、通常、振
動ジャイロと呼ばれる角速度センサを2個使用し、異な
る2軸周りの角度ブレを別々に検出することにより、カ
メラ全体のブレ量を検出する。本実施形態のカメラにお
いては、全体制御部1においてブレセンサ17の出力を
シフト補正光学系4を駆動するためのデータに変換し、
レンズ駆動部5を介してシフト補正光学系4内のレンズ
を動かすことにより、手持ち動作であっても被写体像が
ぶれずに常に所定の結像面で安定させることができる。
【0025】撮像部6上に結像した被写体像信号は、モ
ニタ表示部16において表示されるまでの各構成におい
て、全体制御部1の制御に基づいて以下に示す一連の映
像信号処理が施され、所定のデジタルデータに変換され
る。
【0026】まず、CCD等により構成される撮像部6
で所定時間にわたって蓄積された電荷(被写体像に対
応)を各画素毎に順次読み出すと同時に、A/D変換部
7で該電荷量に相当する被写体輝度情報をデジタルデー
タに変換する。尚、撮像部6上にはRGB等の各色信号
等を生成するための光学色フィルタが貼り付けてある。
従って、撮像部6からの出力信号はRGB各色を交互に
示す信号となる。
【0027】A/D変換部7からの出力値は、実際の撮
影前の段階では、まずプロセス処理回路8へ入力されて
ダークレベル補正やγ変換等を行った後に、画像合成部
9へ入力される。
【0028】ここで、画像合成部9における画像処理に
ついて、図2を参照して説明する。
【0029】画像合成部9では図2に示す様な光学的フ
ィルタの配列に対して、グリーン(G)、及びレッド
(R)/ブルー(B)それぞれ異なる補間フィルタを使
用して、各画素毎のRGBデータを合成している。ここ
で、この光学的フィルタの配列は一般的なベイヤー配列
であり、Gが市松、R/Bが線順次の、それぞれ異なる
配列となっている。一般に、撮像部6を構成する撮像素
子が単板であった場合、該撮像素子では例えば図2の左
側に示されるような配列となる。従って、該撮像素子か
ら入力された画像データの全ての画素に、RGBの全て
の色情報があるわけではないため、画像合成部9では図
2の中央に示した様な3×3のマトリクス行列を使用し
た補間フィルタ演算により、撮像素子上の全画素ポイン
トにおけるRGB色情報を作成する。
【0030】ここで、図2の左側に示す撮像素子の画素
配列において、画素aにおけるGデータを作り出す場合
について説明する。この場合、画素aとその周辺8画素
の各輝度データに、Gの補間フィルタの各係数をそれぞ
れ掛け合わせることにより、画素aにおけるGデータ値
を求める事が出来る。同図においては、画素aの位置の
G出力に対する係数は「1」で、その上下左右は「0.
25」、斜め方向は「0」である。従ってこの場合は、
実質的にはこの画素aの位置の出力値のみでGデータは
決定される。
【0031】一方、画素bにおけるGデータを作り出す
場合、同様に画素b及びその周辺8画素の各輝度データ
に、Gの補間フィルタの係数をそれぞれ掛け合わせて求
める。この場合、画素bにおけるG出力は「0」である
ため、上下左右4画素のG出力の平均により、画素bに
おけるGデータが決定される。
【0032】R/Bの補間フィルタについても同様に
(但し、補間フィルタの形式は図示した様に異なってい
る)、全画素ポイントに対するR/Bデータを決定す
る。この様にして、最終的には図2の右側に示した様に
全画素ポイントに対するRGB各色毎の出力データを生
成する事が出来る。
【0033】以上説明した様にして画像合成部9におい
て算出されたRGBの各データは各フレーム毎にビデオ
メモリ15に転送され、モニタ表示部16によって撮影
画面のファインダ表示が行われる。
【0034】以上が撮影前の画像処理である。次に、実
際の撮影時の画像処理について説明する。
【0035】実際の撮影時には、プロセス処理回路8か
らの各出力値を、まずフレームメモリ1〜Nを有するフ
レームメモリ部11へ直接転送し、全画面データを一旦
記憶する。次いで、画像合成部9においてこのフレーム
メモリ部11の内容を上述した方法により合成し、出力
された各画素毎のRGBデータをワークメモリ13へ転
送する。更に、メモリ制御部10においては、ワークメ
モリ13の内容を所定の圧縮フォーマットに基いて圧縮
し、その結果をフラッシュメモリ等の不揮発性メモリに
より構成される外部メモリ14に保存する。
【0036】次に、既に撮影済みの画像をユーザが観察
する場合について説明する。外部メモリ14に保存して
ある画像データを一旦メモリ制御部10へ転送し、ここ
で所定の圧縮フォーマットに対応する伸張処理を行って
から、その結果をワークメモリ13へ転送する。更にワ
ークメモリ13上のデータを、画像合成部9を介してビ
デオメモリ15ヘ転送する。これにより、モニタ表示部
16を介して、既に撮影済みの画像をファインダ等へ表
示することができる。
【0037】次に、本実施形態のカメラにおける撮影シ
ーケンスについて、図3のフローチャートを参照して簡
単に説明する。尚、以下の撮影シーケンスは、全体制御
部1によって制御されている。
【0038】まず最初のステップS100において、カ
メラ操作スイッチ18内のメインスイッチ(メインS
W)が「オン」であるか否かの判定を行う。ユーザの操
作によりメインSWがオンになった場合には、直ちにス
テップS101へ進んで、図1に示したカメラの構成全
体への電源供給を行う。続いて、ステップS102でブ
レセンサ17を起動することによりカメラ全体のユーザ
による手ブレ量の検出を開始する。そしてステップS1
03で上述した様にレンズ駆動部5を介してシフト補正
光学系4を駆動する事で、実際のブレ補正を開始する。
【0039】次にステップS104では、上述した様に
撮像部6からの信号をA/D変換部7、プロセス処理部
8、及び画像合成部9を介してビデオ信号に変換し、ス
テップS105で該ビデオ信号に対するモニタ表示を開
始する。従って、このステップS104、S105以降
は、各フレーム毎に上記映像信号処理動作を繰り返す事
になる。上記動作の後、ステップS106ではユーザに
よるレリーズ操作が行われたか否かを判定する為に、カ
メラ操作スイッチ18内のレリーズスイッチ(レリーズ
SW)が「オン」であるか否かを検出し、オンであれば
直ちに撮影動作を開始する。
【0040】本実施形態において実際の撮影動作を開始
する場合、まずステップS107に於いてカメラの撮影
モードの設定を判定する。本実施形態のカメラにおいて
は、撮影モード設定部2より、主として動いている被写
体等を投影する為のいわゆる「スポーツモード」か、又
は、主として止まっている被写体等を撮影する為のいわ
ゆる「ポートレートモード」がユーザにより設定され
る。ステップS107において「スポーツモード」が設
定されている場合にはステップS108へ進んで、実際
の撮影を行なう際のモードとして通常の「ノーマル撮影
モード」を設定する。そしてステップS109において
「撮影・記憶モード1」による実際の撮影及び該撮影デ
ータのフレームメモリ部11への記憶を行なう。この
「撮影・記憶モード1」の動作については後述する。
【0041】一方、ステップS107で「ポートレート
モード」が設定されている場合にはステップS110へ
進んで、実際の撮影を行なう際のモードとして「画素ず
らし撮影モード」を設定する。そしてステップS111
において「撮影・記憶モード2」による実際の撮影及び
該撮影データのフレームメモリ部11への記憶を行な
う。この「撮影・記憶モード2」の動作については後述
する。
【0042】以上のようにして、撮影データがいずれか
のモードによりフレームメモリ部11に記憶された後、
ステップS112においてレリーズSWがオフであるか
否かの判定を行う。レリーズSWがオンのままなら処理
はこのままステップS112にとどまり、オフが検出さ
れるとステップS100へ戻る。
【0043】以上のように本実施形態においては、ユー
ザによって設定される「スポーツモード」や「ポートレ
ートモード」等の撮影モード設定に応じて、自動的に実
際の撮影を「ノーマル撮影」又は「画素ずらし撮影」の
いずれかに切り替えると共に、フレームメモリ部11ヘ
の保存方法(圧縮方法)を切り替える。
【0044】以下、上記「撮影・記憶モード1」及び
「撮影・記憶モード2」のそれぞれの動作について、詳
細に説明する。
【0045】まず「スポーツモード」が設定された場合
の「撮影・記憶モード1」の動作について、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0046】プロセス処理部8からの出力は、フレーム
メモリ部11内の複数のフレームメモリのいずれかに一
時的に記憶される。そこでまずステップS200におい
て、フレームメモリを選択する為のパラメータKに1を
セットすることにより、即ちフレームメモリ1を指定す
る。次にステップS201では、撮像部6での像データ
の蓄積動作が完了したか否かの判定を行って、蓄積が完
了する迄待機する。ここで、撮像部6が通常のCCD等
で構成されていた場合、所定時間の蓄積動作が完了する
と、その光電変換動作によって発生した電荷は直ちに転
送部へ転送されるため、その発生電荷を順次読み出して
いる最中であっても、次の電荷蓄積動作は行われている
ものとする。
【0047】次にステップS202において、プロセス
処理部8において上述したように各画素データ毎のプロ
セス処理が行われ、その結果を順次フレームメモリK
(この場合フレームメモリ1)内に記憶していく。そし
てステップS203で1フレーム内の全ての画素データ
がフレームメモリKに記憶された事を検出した時点で、
次のステップS204へ進む。
【0048】ステップS204では、このフレームメモ
リKの内容をまず画像合成部9へ転送し、ここで上述し
た様な補間処理により各画素毎のRGBデータを生成
し、ステップS205にて該RGBデータを一旦ワーク
メモリ13に転送する。この動作を1フレーム分連続し
て行い、ステップS206にて1フレーム分の処理が完
了した事を検出すると、ステップS207へ進む。
【0049】ステップS207〜S211においては、
実際の撮影画像の圧縮及びデータ保存が行われる。まず
ステップS207では、メモリ制御部10に対して実際
の画像を圧縮する方法として可逆圧縮の実行を設定す
る。この可逆圧縮のタイプとしては、静止画の圧縮の規
格を定めているJPEG形式であるところのDPCM
(Differential PCM)方式等を使用する。このDPCM
方式は、画像データに含まれる画素の内、隣り合う画素
同士の差分のみを伝送符号化するという考えに基づいて
おり、この方法に依れば、原画像に対する圧縮率(作成
された画像サイズ/原画像サイズ×100)は50%程
度迄にしかならないが、どのような被写体の撮影データ
であっても完全に元の画像を復元出来る。従って、原画
像をこれ以上劣化させたくない場合等に利用するのに向
いている。
【0050】ここで、DPCM方式による圧縮の具体例
を図6に示し、説明する。ここで原画像の輝度信号(若
しくはRGB各色信号毎)の2次元配列が図6の上側に
示す様になっているとした場合、原画像の配列をまず図
6の下側に示す様に、1次元の配列に変換する。この変
換は、図示されるように原画像の画素を左上から順に右
ヘサーチし、一番右端へ達したら今度はその真下の画素
データから左へ向かってサーチする。この様に原画像の
各画素データを順次1次元配列に変換し、次にこの1次
元上で1個前の画素データとの差分を取って符号化する
ことにより、圧縮を実現する。
【0051】従って、図4のステップS208では上記
DPCM方式等の可逆圧縮を原画像のブロック毎に実行
し、ステップS209では圧縮された画像データをハフ
マン符号化等を利用して実際の圧縮符号データに変換す
る。尚、上記可逆圧縮は必ずしもブロック単位で行なわ
なくてもよい。ここでハフマン符号化とは、発生確率の
高い符号に短い符号長を、発生確率の低い符号に長い符
号長を割り当てることにより符号化効率を高めた符号化
方法である。次にステップS210において、符号化さ
れた画像データを順次外部メモリ14に記憶していき、
ステップS211で全画像(全ブロック)の圧縮及び外
部メモリヘの保存が完了した事を検出して、「撮影・記
憶モード1」の処理を終了する。
【0052】次に、「ポートレートモード」が設定され
た場合の「撮影・記憶モード2」の動作について説明す
る。
【0053】まず、図7を参照して本実施形態における
画素ずらし撮影について説明する。図7において、上側
の図はオリジナル画像のRGB各配列を模式的に表した
ものであり、前述したベイヤー配列となっている。この
オリジナル画像のデータを次の1フレーム期間中に、図
1に示す補正光学部4を図中X方向に所定量偏心させる
事で、図7の下側左端の図に示すような、オリジナル画
像に対して水平方向に1画素ピッチ分だけずれた画像デ
ータを得る事が出来る。これを一回ずらしと称する。こ
の1回ずらしによって、原理的には各色毎に対して水平
方向の画像の空間周波数を2倍に向上する事が可能であ
る。
【0054】次に、上記1回ずらし状態のまま、今度は
補正光学部4を図中X方向及びY方向に所定量偏心させ
る事で、図7の下側中央の図に示したような、オリジナ
ル画像に対して斜め方向に半画素ピッチ分ずれた画像デ
ータを得る事が出来る。これを2回ずらしと称する。更
に、2回ずらし状態のまま、補正光学部4を再びX方向
のみ偏心させる事で、図7の下側右端の図に示したよう
な、オリジナル画像に対して斜め方向に半画素ピッチ分
だけずれた画像データを得る事が出来る。これを3回ず
らしと称する。
【0055】このように、オリジナル画像に対して各フ
レーム毎に所定画素ピッチずつずらしていき、オリジナ
ル、1回ずらし、2回ずらし、3回ずらしの計4枚の撮
影画像データを合成して組み合わせる事により、水平・
垂直方向共に画像の空間周波数を約2倍近く迄向上させ
る事が可能となる。
【0056】次に、この画素ずらし撮影を行なう「撮影
・記憶モード2」の動作について、図5のフローチャー
トを参照して説明する。
【0057】まずステップS250において、プロセス
処理部8からの出力を記憶するフレームメモリを選択す
る為のパラメータKに1をセットすることにより、即ち
フレームメモリ1を指定する。次にステップS251で
は、撮像部6において像データの蓄積動作が完了したか
否かの判定を行って、蓄積が完了する迄待機する。
【0058】撮像部6において、図7に示した様なオリ
ジナル画像の像蓄積動作が終了すると、次にステップS
252及びステップS253において、1回目の画素ず
らしを実現する為の補正光学部4の偏心データ量△X
(K)及び△Y(K)を設定し、レンズ駆動部5を介して実際
に補正光学部4を偏心駆動する。この場合、最初の偏心
量△X(1)は、オリジナル画像に対して1画素ピッチだ
け撮像面上で被写体がずれるような量であり、△Y(1)
はY方向に偏心させない為、0である。
【0059】次にステップS254において、プロセス
処理部8において上述したように各画素データ毎のプロ
セス処理が行われ、その結果を順次フレームメモリK
(この場合フレームメモリ1)内に記憶していく。そし
てステップS255で1フレーム内の全ての画素データ
がフレームメモリKに記憶された事を検出した時点で、
次のステップS256へ進む。
【0060】ステップS256では、上記フレームメモ
リ設定パラメータKの値がN(この場合4)に等しいか
否かの判定を行い、等しくない場合はステップS257
でKの値を1だけカウントアップして、再びステップS
251で次の1フレームの蓄積が完了したか否かの判定
を実行する。そして像蓄積の完了を検出すると、今度は
ステップS252及びステップS253で、△X(2)及
び△Y(2)に対してオリジナル画像に対して斜め方向に
半画素ピッチずらすような値を設定してから、前記ステ
ップS254〜S257の動作を繰り返す。更にもう一
度ステップS252及びS253を実行する場合には、
今度は△X(3)は前記2回目の画素ずらしに対して水平
方向に1画素ピッチずらすような値を設定し、△Y(3)
は0とする。
【0061】以上の様にして、ステップS256でKの
値がN(この場合4)に等しくなる迄処理を繰り返すこ
とにより、図7に示した様な、各フレーム毎にX,Y方
向に所定画素ピッチずつずれた4フレームの画像を得る
事が出来る。
【0062】ここで、上記画素ずらし撮影に伴う補正光
学部4の動きを図8に示し、更に詳細に説明する。図8
においては、補正光学部4におけるX及びY方向の実際
の動きを時間軸tに対して示している。
【0063】実際の撮影動作よりも前の段階では手ブレ
補正動作を行う為、図8の時間tが有効撮影期間以前に
おいて、補正光学部4はブレセンサ17(実際にはX及
びY方向のそれぞれのブレを検出するため、2個を備え
る)からの出力に応じて、X及びY方向のぞれぞれに図
8に示す様に動いている。
【0064】そして1回目の撮影(像蓄積終了)後、補
正光学部4はX方向のみ△X(1)だけ平行に偏心移動
し、この状態で手ぶれ補正は継続したまま2回目の撮影
を行う。2回目の撮影終了後、今度はX及びY方向にそ
れぞれ△X(2)、△Y(2)だけ偏心移動し、更に3回目の
撮影を行う。再び3回目の撮影終了後、X方向のみ△X
(3)だけ偏心移動し、4回目の撮影を行った後、全ての
偏心を戻して画素ずらし撮影を完了する。
【0065】図5に戻り、以上の様にしてステップS2
58までに4フレームの画素ずらし画像を得る。次にス
テップS258以降では、実際に画素ずらしによって得
られた高密度の画像データを実際のRGB情報に変換す
る動作を行う。まずステップ258では、1回目の画素
ずらし撮影で取り込んだ画像データを記憶しているフレ
ームメモリを指定するパラメータKの値を1に設定す
る。続いて、このフレームメモリの内容を画像合成部9
へ転送し(S259)、ここでは前述した「撮影・記憶
モード1」の場合と異なり、直ちに各画素毎の不足して
いるRGB情報に対する補間動作は実行せず、そのまま
ステップS260で1フレーム分の転送が完了したか否
かの判定のみを行う。ステップS260で1フレーム分
の転送が完了した事を検出すると、今度はステップS2
61へ進み、ここで全撮影画像データの転送が完了した
事を検出する為に、Kの値がN(この場合4)に等しい
か否かを判定する。まだ全撮影画像データの転送が完了
していない場合には、ステップS262でKの値を1カ
ウントアップし、再びステップS259へ進んで次のフ
レームメモリの内容の転送を開始する。
【0066】最終的に全撮影データの転送が完了する
と、ステップS261でKの値がNに等しくなってステ
ップS263へ進み、ここで初めて全撮影画像データの
実際の合成を行う。
【0067】この画像合成の様子を、図9を参照して説
明する。図9左側は、4回の画素ずらしにより得られる
各画素データの配列を空間的に再配置したもので、図2
に示したオリジナルのベイヤー配列の撮像素子の画像デ
ータと比較すると、水平及び垂直共に略2倍近くの空間
周波数を持つ画像データ配列となる。この画像データ配
列から水平及び垂直方向共に2倍の各RGB情報を得る
為には、やはり図9中央に示したマトリクス行列で構成
される補間フィルタを使用した演算を行なう必要があ
る。
【0068】まずG成分については、図9中央上に示す
ような、従来と同様の3×3マトリクス行列で充分であ
る。例えば画素配列における画素aの位置のG信号を作
成する場合、点線で囲んだ画素a及びその周辺8画素の
各輝度データに、Gの補間フィルタの係数をそれぞれ掛
け合わせればよい。この場合、画素aの位置のG出力に
対する係数は「1」で、その上下左右は「0.25」で
あるが、この位置のG出力は「0」であるため、実質的
にはこの画素aの位置の出力値のみでGデータは決定す
る。一方、画素配列における画素bの位置のG信号を作
成する場合、同様に点線で囲んだ画素b及びその周辺8
画素の各輝度データに、Gの補間フィルタの係数をそれ
ぞれ掛け合わせればよいが、この場合、画素bの位置の
G信号はないので、上下左右のG信号の平均値を使っ
て、この位置でのGデータを決定する。
【0069】次にR/B成分については、G成分よりも
複雑な処理が必要である。図9左端の画素配列からも解
るように、R/B成分の出力値については、水平方向に
対してはすぐ隣の画素データから補間出来るが、垂直方
向に対しては多少離れた位置の画素データを使って補間
する必要がある。従って、図9中央下に示した5×5の
マトリクス行列を使用する。尚、このマトリクス行列
は、その中央を中心とした上下の係数配列と、左右の係
数配列とは同様でないことを特徴とする。以上のような
演算を、RGBそれぞれに対して全画素配列毎に行う事
により、最終的には図9右端に示す様な、全画素配列に
対してのRGB情報を算出する事が出来る。
【0070】以上のように画像合成部9において4フレ
ーム分の画素ずらし画像の合成が終了すると、次に該合
成画像データを圧縮・保存する為に、まずステップS2
64で全てのデータを一旦ワークメモリ13へ転送す
る。続いてステップS265では、圧縮タイプとして非
可逆圧縮を実行する事をメモリ制御回路10に対して設
定する。
【0071】ここで非可逆圧縮とは、原画像と全く同じ
画像への復元はできない圧縮形式である。この非可逆圧
縮の方法としては、静止画の圧縮の規格を定めているJ
PEG形式の中で、例えば8×8画素毎のブロックに分
割した上で、各画像の2次元の周波数データに変換す
る、いわゆるDCT(Discrete Cosine Transform)変
換等があり、この方法による圧縮を行なえば、原画像の
データ量をかなり減らす事が出来る。
【0072】DCT変換について図10にその動作を模
式的に示し、詳細に説明する。上述した様に、DCT変
換では画面全体を通常8×8画素毎のブロックに分割
し、各ブロック毎に同様の変換を実行する。図10左端
はこの8×8画素ブロックの画素信号レベル例を表した
もので、この各画素信号レベルを下式によって各係数に
変換したものが、図10中央上に示すブロックである。
【0073】
【数1】
【0074】この図10中央上のブロックにおける左上
の係数は画像に含まれるDC成分であり、その他の係数
は右下に向かうにつれて画像に含まれる高周波成分の程
度を表す。次に、この各係数を、図10中央下に示した
量子化テーブルの各対応する値によって量子化すること
により、図10右側に示す係数ブロックが得られる。そ
して、最終的に量子化後の係数ブロックを例えばハフマ
ン等の方式により符号化する。
【0075】ここで量子化とは、ブロックの所定係数S
を量子化テーブルの対応する位置のデータで割った商に
変換することであり、例えば図10中央上の係数ブロッ
クにおいて、i,j=0であるS00の値は「260」であ
り、これを図10中央下に示した対応する量子化テーブ
ルデータ「16」で量子化した結果は「16」となり、
図10右端に示した係数ブロックの左上角に現れる。従
って、図10中央上に示した周波数データに変換した結
果に対して、図10中央下に示した量子化テーブルデー
タの値を変化させる事により、撮影画像の圧縮の程度を
任意に設定することができる。
【0076】従って、本実施形態においては、ステップ
S266で上記画素ずらし後の合成画像に対して上記D
CT法等の非可逆圧縮を8×8画素のブロック単位に実
行し、ステップS267で上記「撮影・記憶モード1」
の場合と同様に、非可逆圧縮された画像データを、ハフ
マン符号化等により符号化する。この符号化された画像
データは、ステップS268で順次外部メモリ14に記
憶され、ステップS269で全画像(全ブロック)の圧
縮及び外部メモリヘの保存が完了した事を検出して、
「撮影・記憶モード2」の処理を終了する。
【0077】尚、本実施形態においては、画素ずらし撮
影により得た高精細な画像に対して非可逆圧縮を施して
からメモリ等へ保存する例について説明した。このよう
に、高詳細な画像に対して画質の劣化が生じるような圧
縮方法を採用することは矛盾するようであるが、通常、
DCT変換等により圧縮した場合の画質劣化は、圧縮率
を極端に上げない限り、ごくわずかである。従って、画
素ずらし撮影によりかなり高精細な画像を合成すること
により、圧縮率の設定を適当な値に設定する事で、画像
の高精細性を保つことは可能である。
【0078】尚、本実施形態においては画素ずらしによ
り4フレームを撮影して合成する例について説明を行な
ったが、もちろん画素ずらし撮影されるフレーム数はこ
の例に限定されるものではない。
【0079】以上説明したように本実施形態によれば、
ユーザの設定した撮影モードに応じて、通常撮影を行う
か、画素ずらし撮影を行うかを自動的にカメラ自体が決
定する為、ユーザの要求通りの画質での撮影が行われ
る。又、撮影した画像のメモリヘの保存もカメラ側で最
適な圧縮方法を自動的に決定する為、ユーザが圧縮率等
を判断をする必要がない。従って、デジタル画像等を熟
知しないユーザでも適切な撮影が可能となる。
【0080】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について、図11〜図14のフローチャートを
参照して説明する。尚、第2実施形態におけるデジタル
スチルカメラの構成は図1と同様であるため説明を省略
するが、各構成の番号はそのまま参照する。
【0081】上述した第1実施形態においては、ユーザ
により設定された撮影モードに応じて、撮影方法及び撮
影画像データの圧縮方法を決定する例について説明し
た。第2実施形態においては、実際の撮影時のブレ状態
に応じて、撮影方法及び撮影画像データの圧縮方法を決
定することを特徴とする。
【0082】図11は、第2実施形態のカメラにおける
撮影シーケンスを示すフローチャートである。尚、この
撮影シーケンスはカメラの全体制御部1によって制御さ
れていることは言うまでもない。
【0083】まずステップS300〜S307に示すカ
メラの撮影準備動作については、上述した第1実施形態
の図3におけるステップS100〜S107の動作と全
く同様であるため、説明を省略する。
【0084】レリーズSWがオンとなって撮影準備が整
うと、ステップS307で撮影モードが、「スポーツモ
ード」であるか「ポートレートモード」であるかの判定
を行ない、「スポーツモード」であればステップS30
8で実際の撮影を行なう際のモードとして通常の「ノー
マル撮影モード」を設定する。尚、ノーマル撮影とは1
回露光による撮影である。そしてステップS309に進
んで、「連写撮影モード」が設定されているか否かの判
定を行う。ここで、「連写撮影モード」とは、カメラの
1回のレリーズ操作によって連続した複数の画像を撮影
し、その結果をメモリ等へ保存するモードである。ステ
ップ309で「連写撮影モード」が設定されていない場
合はステップS310へ進み、「撮影・記憶モード1」
による実際の撮影及び該撮影データのフレームメモリ部
11への記憶を行なう。この「撮影・記憶モード1」の
動作については、上述した第1実施形態において図4の
フローチャートに示した処理と同様であるため、説明は
省略するが、基本的には撮影画像を可逆圧縮可能なファ
イル形式に変換してメモリ等へ保存するといった、標準
的な撮影・記憶を実行する。
【0085】一方、ステップS309で、「連写撮影モ
ード」が設定されていた場合には、ステップS311へ
進んで、「撮影・記憶モード3」を実行する。この「撮
影・記憶モード3」においては、連写により撮影された
1コマ目のみを可逆圧縮してその他は非可逆圧縮するこ
とにより、連写撮影による撮影データの保存量を最低限
にするが、その詳細については後述する。
【0086】一方、ステップS307にてカメラの撮影
モードが「ポートレートモード」に設定されている場合
には、ステップS312で実際の撮影を行なう際のモー
ドとして「画素ずらし撮影モード」を設定する。この画
素ずらし撮影は上述した第1実施形態と同様であるた
め、説明を省略する。
【0087】次に、ステップS313において、現在の
ブレ量が大きいか否かの判定を行う。ここでブレ量の判
定方法としては、ブレセンサ17の出力を参照するか、
若しくは撮像部6の各フレーム毎の画像の相関に基づい
て、撮像面上のブレを直接検出して判定を行う。尚、フ
レーム毎の画像相関に基づいてブレ判定を行なった方
が、実際に補正光学部4によってブレ補正を行った後の
ブレ残り量を正確に検出することができるが、ここでは
この判定方法についての説明は省略する。
【0088】ステップS313においてブレ量が所定レ
ベルよりも小さい場合には、ステップS314へ進んで
「撮影・記憶モード2」を実行する。この「撮影・記憶
モード2」は、上述した第1実施形態と同様であるため
説明を省略するが、基本的には複数の画素ずらし撮影に
より高精細な撮影画像を得、非可逆圧縮により保存する
ものである。
【0089】一方、ステップS313でブレ量が所定レ
ベルよりも大きい場合には、「撮影・記憶モード2」を
実行することは適当でない。
【0090】画素ずらし撮影においては、当然時系列的
に撮像手段の空間的位置をずらしていく為に、複数フレ
ームの画像データが必要であり、従って撮影時間が伸び
てしまう事で、ブレの影響を受け易い。即ち、画素ずら
しによる1画素や1/2画素のずれ量よりもブレによる
ずれ量の方が大きくなってしまった場合、画像を合成す
る際に各撮影画像の空間的な配列自身の関係が崩れるた
め、合成画像の画質はかえって劣化してしまう可能性が
あるためである。
【0091】従ってこの場合にはステップS315に進
み、「撮影・記憶モード4」を実行する。この「撮影・
記憶モード4」においては、たとえ「画素ずらし撮影モ
ード」が設定されていても、画素ずらしによる画質向上
が望めないため、「撮影・記憶モード1」の様な標準的
な撮影及び記憶を行なう。この詳細については後述す
る。
【0092】以下、上記「撮影・記憶モード3」及び
「撮影・記憶モード4」のそれぞれの動作について、詳
細に説明する。
【0093】まず「連写モード」が設定された場合の
「撮影・記憶モード3」の動作について、図12及び図
13のフローチャートを参照して説明する。
【0094】まずステップS350において、プロセス
処理部8からの出力を一時的に記憶するフレームメモリ
を選択する為のパラメータKに1を代入し、フレームメ
モリ1を指定する。次にステップS351では、撮像部
6での像データの蓄積動作が完了したか否かの判定を行
って、蓄積が完了する迄ここで待機する。第1実施形態
においても説明した様に、撮像部6がCCD等により構
成されている場合、所定時間の蓄積動作が完了すると、
その光電変換動作によって発生した電荷が直ちに転送部
へ転送されるため、その発生電荷を順次読み出している
最中であっても次の電荷蓄積動作は行っている。
【0095】従って、次のステップS352において
は、上述した様に各画素データ毎にプロセス処理した結
果を、順次にフレームメモリK(この場合フレームメモ
リ1)内に記憶していき、ステップS353で1フレー
ム内の全ての画素データがフレームメモリKに記憶され
た事を検出した時点で、次のステップS354へ進む。
【0096】ステップS354では、「連写撮影モー
ド」で所定回数の撮影が完了したか否かの判定を行う為
に、フレームメモリの指定を行うパラメータKの値がN
に等しいか否かの判定を行う。もちろん、このNは予め
ユーザによって連写する撮影枚数として設定されてい
る。ここで、Kの値がまだNに達していない場合は、ス
テップS355へ進んでKの値を1カウントアップし、
再びステップS351へ進んで、次の撮影(像の蓄積)
が完了したか否かの判定を行う。そして所定枚数の撮影
が終了すると、ステップS354でパラメータKの値が
Nに等しくなり、処理は次にステップS356へ進む。
【0097】ステップS356では、まずフレームメモ
リの指定を行う為、パラメータKに1を設定する。続い
て、ステップS357では、このフレームメモリK(フ
レームメモリ1)の内容を画像合成部9へ転送し、ここ
で第1実施形態で説明したように各画素毎の不足してい
るRGB情報に対する補間動作を実行し、その結果をス
テップS358で一旦ワークメモリ13に転送する。こ
の動作を1フレーム分連続して行い、ステップS359
にて1フレーム分の処理が完了した事を検出すると、ス
テップS360へ進む。
【0098】ステップS360では、実際の画像を圧縮
する方法として可逆圧縮の実行をメモリ制御部10に対
して設定する。この可逆圧縮の具体的方法としては、上
述した第1実施形態で示した「撮影・記憶モード1」に
おけるDPCM法を実行し、以下ステップS361〜S
364については、「撮影・記憶モード1」の動作を示
した図4のステップS208〜S211と同様であるた
め、説明を省略する。以上の処理により、連写モードで
撮影した1コマ目は、可逆圧縮されて保存される。
【0099】ステップS364において1コマ目の撮影
画像の全ブロックの保存が完了すると、今度はステップ
S365へ進み、ここで次のフレームメモリの設定を行
う為、パラメータKに2を設定する。続いて、ステップ
S366では、このフレームメモリK(フレームメモリ
2)の内容を画像合成部9へ転送し、ここで前記補間動
作を実行した後、ステップS367にてワークメモリ1
3に転送する。この動作を1フレーム分連続して行い、
ステップS368にて1フレーム分の処理が完了した事
を検出すると、次にステップS369に進む。
【0100】ステップS369では、実際の画像を圧縮
する方法として、非可逆圧縮をメモリ制御部10に対し
て設定する。この非可逆圧縮の具体的方法としては、第
1実施形態における「撮影・記憶モード2」で説明した
DCT変換等を実行する。従ってステップS370で
は、撮影画像を例えば8×8画素毎のブロックに分割し
た上でDCT変換を実行し、次にステップS371でハ
フマン符号化等の符号化処理を行ってから、ステップS
372でこの符号化データを外部メモリ14へ保存す
る。更に、ステップS373で全ブロックの圧縮・保存
が完了したか否かの判定を行う。全ブロックの圧縮・保
存が完了していない場合は再びステップS370へ戻っ
て上記動作を繰り返すが、全ブロックの外部メモリ14
ヘの保存が完了するとステップS374へ進む。
【0101】ステップS374では、全撮影画像に対す
る圧縮・保存が完了したか否かの判定を行う為、フレー
ムメモリの設定パラメータKの値が所定値Nに達したか
どうかをチェックする。まだ完了していない場合はステ
ップS375でKの値を1カウントアップした後、再び
ステップS366へ戻って次の撮影画像に対する圧縮・
保存動作を繰り返す事になる。従って、最終的に全撮影
画像に対しての圧縮・保存動作が完了した時点で、「撮
影・記憶モード3」の動作は終了する。
【0102】以上説明したように、第2実施形態の「撮
影・記憶モード3」においては、連写した1コマ目のみ
を可逆圧縮し、その他のコマは非可逆圧縮を実行する。
即ち、連写撮影モードに特化したデータ圧縮、保存を行
なう。
【0103】次に、ユーザによるブレ量が大きい場合の
「撮影・記憶モード4」の動作について、図14のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0104】まずステップS400〜S407に示す動
作は、画素ずらし撮影を行った全画像をフレームメモリ
に取り込む迄の動作である。これは上述した第1実施形
態における「操影・記憶モード2」を示した図5のフロ
ーチャートにおいてステップS250〜S257に示し
た動作と同様であるため、説明を省略する。
【0105】画素ずらしによる所定枚数の撮影が終了す
ると、ステップS406でパラメータKの値がNに等し
くなり、ステップS408へ進む。
【0106】ステップS408では、まずフレームメモ
リの指定を行う為、パラメータKに1を設定する。続い
てステップS409では、このフレームメモリK(フレ
ームメモリ1)の内容を画像合成部9へ転送し、全画素
分のRGB情報を作成する前記補間動作を実行した結果
をステップS410で一旦ワークメモリ14に転送す
る。この動作を1フレーム分連続して行い、ステップS
411にて1フレーム分の処理が完了した事を検出する
と、ステップS412へ進む。
【0107】ステップS412では、画像を圧縮する方
法として、可逆圧縮をメモリ制御部10に対して設定す
る。この可逆圧縮の具体的方法としては、第1実施形態
の「撮影・記憶モード1」において説明したDPCM法
を実行する。以下、ステップS413〜S416につい
ては、図4に示した「撮影・記憶モード1」におけるス
テップS208〜S211と同様であるため、説明を省
略する。
【0108】ステップS416において1コマ目の撮影
画像の全ブロックの保存が完了すると、ステップS41
7へ進み、ここで全撮影画像の圧縮・保存が完了したか
否かの判定を行う。全画像分が完了していない場合に
は、ステップS418へ進んでフレームメモリの設定を
行うパラメータKの値を1カウントアップし、再びステ
ップS409へ進んで次の撮影画像に対する圧縮・保存
を行う。即ち、外部メモリ14には画素ずらし撮影され
た枚数分の撮影画像データが、そのまま可逆圧縮されて
蓄積される。
【0109】以上説明した様に第2実施形態において
は、たとえ画素ずらし撮影モードが自動的に選択された
場合でも、撮影前のブレ量が大きく、このまま画像合成
を実行しても高画質化が期待出来ない場合には、画像合
成を行なわないばかりでなく、圧縮方法も切り替える。
即ち、ブレ量に応じて各フレームデータを別々に記憶す
るか、又は各フレーム画像を合成した1つの画像データ
として記憶するかを決定する。
【0110】尚、第2実施形態においては撮影前にブレ
量を判定する例について説明を行なったが、この判定は
撮影中に行なってもよい。例えば、「撮影・記憶モード
4」を示した図14におけるステップS400〜S40
7の間に、ブレ判定を行なうこともできる。
【0111】また、検出されたブレ量が大きい場合に、
たとえ画素ずらし撮影モードが設定されていても該撮影
された複数フレームの画像合成を行なわない例について
説明を行なったが、例えばブレ量が大きい場合に、画素
ずらし撮影を行なわないようにすることももちろん可能
である。
【0112】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、カメラの撮影時においてユーザ自身の手ブレ量が大
きい場合、たとえ画素ずらし撮影モードが設定されてい
ても、画素ずらしにより撮影された複数の画像の合成は
個々枚毎に留め、撮影画像の保存方法も自動的に変更す
ることにより、撮影画像においてブレによる画質劣化の
影響を抑制することができる。
【0113】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について、図15,図16のフローチャートを
参照して説明する。尚、第3実施形態におけるデジタル
スチルカメラの構成は図1と同様であるため説明を省略
するが、各構成の番号はそのまま参照する。
【0114】上述した第1実施形態及び第2実施形態に
おいては、撮影モード及びブレ状態に応じて、撮影方法
及び撮影画像データの圧縮方法を決定する例について説
明した。第3実施形態においては、撮影画像データを記
憶するメモリの空き状況に応じて、撮影方法及び撮影画
像データの圧縮方法を決定することを特徴とする。
【0115】図15は、第3実施形態のカメラにおける
撮影シーケンスを示すフローチャートである。尚、この
撮影シーケンスはカメラの全体制御部1によって制御さ
れていることは言うまでもない。
【0116】まずステップS500〜S507に示すカ
メラの撮影準備動作については上述した第1実施形態の
図3におけるステップS100〜S107の動作と全く
同様であるため、説明を省略する。
【0117】レリーズSWがオンとなって撮影準備が整
うと、ステップS507で撮影モードが、「スポーツモ
ード」であるか「ポートレートモード」であるかの判定
を行ない、「スポーツモード」であればステップS50
8で実際の撮影を行なう際のモードとして通常の「ノー
マル撮影モード」を設定する。尚、ノーマル撮影とは1
回露光による撮影である。そしてステップS509に進
んで、「連写撮影モード」が設定されているか否かの判
定を行う。ここで、「連写撮影モード」とは、カメラの
1回のレリーズ操作によって連続した複数の画像を撮影
し、その結果をメモリ等へ保存するモードである。「連
写撮影モード」が設定されていない場合はステップS5
10へ進み、外部メモリ14の記憶容量が充分であるか
否かの判定を行なう。
【0118】ここで、外部メモリ14の記憶容量の判定
方法について、図17を参照して詳細に説明する。図1
7は、外部メモリ14に撮影画像を取り込んでいった場
合のメモリ使用状況を示したものであり、第3実施形態
においては、1回目の撮影結果をアドレス0に、2回目
の撮影結果をアドレス1にというように、アドレスの下
位のメモリから順次記憶していく。各撮影毎に撮影画面
の情報量は異なるため、アドレス値と画像の撮影番号と
は必ずしも一致しない。従って、メモリ自体の最終アド
レス(m)とポインタが現在示しているアドレス(n+
1)との値から、残りのメモリ容量がどの位あるのかを
知ることができる。尚、得られた残り容量が後続の処理
において十分であるか否かを判定するために、そのしき
い値を予め設定しておく必要がある。もちろん、該しき
い値をユーザによって変更可能としても良い。
【0119】外部メモリ14の残り容量が十分である場
合、ステップS511へ進んで「撮影・記憶モード1」
による実際の撮影及び該撮影データのフレームメモリ部
11への記憶を行なう。この「撮影・記憶モード1」の
動作については、上述した第1実施形態において図4の
フローチャートに示した処理と同様であるため、説明は
省略するが、基本的には撮影画像を可逆圧縮可能なファ
イル形式に変換してメモリ等へ保存するといった、標準
的な撮影・記憶を実行する。
【0120】一方、ステップS510で残り容量が不十
分であった場合には、強制的にステップS520へ進
み、ここで「撮影・記録モード5」を実行する。この
「撮影・記憶モード5」の動作の詳細については後述す
るが、即ち、少ないメモリ容量でも撮影画像を記憶でき
るように、撮影を1コマのみ(以下、単写撮影)とし、
その撮影画像を高圧縮率で圧縮し、記録するモードであ
る。
【0121】一方、ステップ509で「連写撮影モー
ド」が選択されていた場合には、ステップS512へ進
んで、外部メモリ14の記憶容量が充分であるか否かの
判定を行う。ここで残り容量が充分である場合にはステ
ップS513へ進んで「撮影・記憶モード3」を実行す
る。この「撮影・記憶モード3」は、上述した第2実施
形態と同様であるため説明を省略するが、基本的には撮
影した1コマ目のみ可逆圧縮を実行し、その他は非可逆
圧縮を実行するものである。
【0122】又、ステップS512で外部メモリ14の
記憶容量が所定レベル以下である場合には、やはりステ
ップS520へ進み、「撮影・記録モード5」を実行す
る。即ち、第3実施形態においては、たとえ「連写モー
ド」が設定されていても、外部メモリ13の空き容量が
少ない場合には、強制的に単写撮影を行ない、その撮影
画像の圧縮も非可逆圧縮等の圧縮率の高い圧縮方法を選
択する。
【0123】次に、ステップS507にてカメラの「撮
影モード」が「ポートレートモード」に設定されている
場合について説明する。「ポートレートモード」が選択
されている場合には、ステップS514で「画素ずらし
撮影モード」を設定する。この「画素ずらし撮影モー
ド」は、上述した第1実施例と同様であるため、説明を
省略する。
【0124】次に、ステップS515でこの時のブレ量
が大きいか否かの判定を行う。この判定処理も、上述し
た第2実施形態と同様である。
【0125】ブレ量が所定レベルよりも小さい場合には
ステップS516へ進み、まず外部メモリ14の記憶容
量が十分であるか否かの判定を行う。記憶容量が十分で
ある場合には、ステップS517へ進んで「撮影・記憶
モード2」を実行する。この「撮影・記憶モード2」は
第1実施形態と同様であり、画素ずらし撮影による複数
の撮影画像を合成し、該合成画像に対して非可逆圧縮を
行うものである。
【0126】一方、ステップS516で外部メモリ14
の記憶容量が所定レベルよりも少ない場合には、やはり
ステップS520へ進み、「撮影・記憶モード5」を実
行する。即ち、「画素ずらし撮影モード」が選択されて
いる場合でも、メモリ容量が少ない場合には強制的に単
写撮影を行ない、更に非可逆圧縮を実行する事でメモリ
の使用量を節約する。
【0127】また、ステップS515でブレ量が所定レ
ベルよりも大きい場合には、次にステップS518で、
外部メモリ14の記憶容量が十分であるか否かの判定を
行い、十分である場合には、ステップS519で「撮影
・記憶モード4」を実行する。この「撮影・記憶モード
4」の動作は、第2実施形態で説明した図14のフロー
チャートと同様であるため、説明は省略する。
【0128】又、ステップS518でメモリ容量が所定
レベルよりも少ない場合には、ステップS520へ進ん
で「撮影・記憶モード5」を実行する。即ち、「画素ず
らし撮影モード」が選択されている場合でも強制的に単
写撮影を行い、且つ非可逆圧縮を実行する。
【0129】以上のように第3実施形態においては、撮
影画像データを記憶する外部メモリ14における残り容
量が十分でない場合には、「撮影・記憶モード5」を実
行する。以下、「撮影・記憶モード5」の動作を図16
のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0130】図16において、ステップS550〜S5
56の動作は、第1実施形態において図4に示した「撮
影・記憶モード1」のステップS200〜S206と同
様であり、1回の撮影動作後に画像信号を全てフレーム
メモリKに記憶し、このフレームメモリK(フレームメ
モリ1)の内容を画像合成部9へ転送して前記RGB情
報の補間動作を実行し、ワークメモリ13に転送する。
【0131】次にステップS557では、実際の画像を
圧縮する方法として、非可逆圧縮をメモリ制御部10に
対して設定する。この非可逆圧縮の具体的方法として
は、第1実施形態の「撮影・記憶モード2」において説
明したDCT変換等を実行し、以下ステップS558〜
S561については、図5に示すステップS265〜S
269と同様であるため、説明を省略する。
【0132】以上のように、「撮影・記憶モード5」に
おいては、残り外部メモリ容量が少ないので、強制的に
単写撮影を行ない、更に圧縮率の高い非可逆圧縮でのデ
ータ圧縮・保存を実行する。
【0133】以上説明したように第3実施形態によれ
ば、カメラの撮影モードがどのように設定されていて
も、外部メモリ14の残り容量が少ない場合には、強制
的に単写撮影、及び高圧縮率による圧縮を行ない、記憶
すべき撮影画像データ量をより減少させることができ
る。従って、ユーザはメモリ残量を気にすることなく、
最大限の撮影が可能となる。
【0134】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,撮像装置,プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、デジ
タルスチルカメラ,デジタルビデオカメラなど)に適用
してもよい。
【0135】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0136】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0137】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0138】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0139】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像装置に設定された撮影モードに応じて撮影方法、及び
撮影画像データの圧縮方法を自動的に切り替える事によ
り、被写体に応じた最適な撮影方法、及びその撮影画像
データの保存が繁雑な作業なしに可能となる。
【0141】また、更に撮像装置の撮影時の動作状態
(手ブレ等)に応じて撮影方法及び撮影画像データの圧
縮方法を適切に切り替えることにより、撮影画像の動作
状態による影響を抑制することができる。
【0142】また、更に撮影画像データを保存するメモ
リ容量に応じて撮影方法及び撮影画像データの圧縮方法
を適切に切り替えることにより、限られたメモリ容量で
最大限の撮影が可能となる。
【0143】このように撮像装置側において自動的に適
切な撮影方法及び撮影データ保存方法を決定するため、
撮影操作に習熟していないユーザであっても、快適に撮
影を行なうことができる。
【0144】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるデジタルスチ
ルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における色合成のための補間方法を
説明する図である。
【図3】本実施形態におけるカメラシーケンス示すフロ
ーチャートである。
【図4】本実施形態における撮影・記憶モード1の動作
を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態における撮影・記憶モード2の動作
を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態における撮影画像の可逆圧縮方法を
説明する図である。
【図7】本実施形態における画素ずらし撮影の原理を説
明する図である。
【図8】本実施形態における画素ずらし撮影に伴う補正
光学系の動きを説明する図である。
【図9】本実施形態における画素ずらし撮影を行った場
合の色合成を説明する図である。
【図10】本実施形態における撮影画像の非可逆圧縮方
法を説明する図である。
【図11】本発明に係る第2実施形態におけるカメラシ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図12】第2実施形態における撮影・記憶モード3の
動作を示すフローチャートである。
【図13】第2実施形態における撮影・記憶モード3の
動作を示すフローチャートである。
【図14】第2実施形態における撮影・記憶モード4の
動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る第3実施形態におけるカメラシ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図16】第3実施形態における撮影・記憶モード5の
動作を示すフローチャートである。
【図17】第3実施形態におけるメモリの使用状態を説
明する図である。
【図18】従来のデジタルスチルカメラの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 全体制御部 2 撮影モード設定部 4 補正光学系 6 撮像部 8 プロセス処理部 9 画像合成部 10 メモリ制御部 11 フレームメモリ 14 外部メモリ 17 ブレセンサ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を結像し、光電変換により画像
    信号を生成する撮像手段と、 該撮像手段上に結像する被写体像の位置を所定量平行移
    動させる画素ずらし手段と、 該画素ずらし手段による複数回の移動毎に前記撮像手段
    において得られた複数画面の画像データを合成する合成
    手段と、 該合成手段により合成された画像データを所定形式に変
    換する形式変換手段と、 該形式変換手段により所定形式に変換された画像データ
    を保持する保持手段と、 撮像装置の撮影モードを設定する設定手段と、 前記撮影モードに応じて、前記画像合成手段による画像
    合成を制御する制御手段と、を有することを特徴とする
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記撮影モードに応じ
    て、前記画像合成手段における画像合成を行なうか否か
    を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記撮影モードに応じ
    て更に前記形式変換手段における変換方法を制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記形式変換手段は、画像データを圧縮
    することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記撮影モードが第1
    のモードであった場合に前記画像合成手段における画像
    合成を行なわないように制御し、前記撮影モードが第2
    のモードであった場合に前記画像合成手段における画像
    合成を行ない、前記形式変換手段において前記第1のモ
    ード時よりも高い圧縮率による圧縮を行なうように制御
    することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、被写体の状態に応じた
    撮影モードを任意に設定することを特徴とする請求項1
    記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 更に、撮影時における撮像装置全体のブ
    レによる影響を補正する手ブレ補正手段を有し、 前記画素ずらし手段は、前記手ブレ補正手段によって画
    素ずらしを行なうことを特徴とする請求項1記載の撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 被写体像を結像し、光電変換により画像
    信号を生成する撮像手段と、 該撮像手段上に結像する被写体像の位置を所定量平行移
    動させる画素ずらし手段と、 該画素ずらし手段による複数回の移動毎に前記撮像手段
    において得られた複数画面の画像データを合成する合成
    手段と、 該合成手段により合成された画像データを所定形式に変
    換する形式変換手段と、 該形式変換手段により所定形式に変換された画像データ
    を保持する保持手段と、 撮像装置の撮影時状態を検出する検出手段と、 前記撮影時状態に応じて、前記画像合成手段による画像
    合成を制御する制御手段と、を有することを特徴とする
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記撮影時状態に応じ
    て、前記画像合成手段における画像合成を行なうか否か
    を制御することを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、撮影時における撮像
    装置全体のブレの度合を検出することを特徴とする請求
    項9記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記ブレの度合が所
    定値以上であった場合に前記画像合成手段における画像
    合成を行なわないように制御し、前記ブレの度合が所定
    値未満であった場合に前記画像合成手段における画像合
    成を行なうように制御することを特徴とする請求項10
    記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記ブレの度合に応
    じて前記形式変換手段における変換方法を制御すること
    を特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記形式変換手段は、画像データを圧
    縮することを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 更に、前記ブレによる撮影時の影響を
    補正する手ブレ補正手段を有し、 前記画素ずらし手段は、前記手ブレ補正手段によって画
    素ずらしを行なうことを特徴とする請求項8記載の撮像
    装置。
  15. 【請求項15】 被写体像を結像し、光電変換により画
    像信号を生成する撮像手段と、 該撮像手段上に結像する被写体像の位置を所定量平行移
    動させる画素ずらし手段と、 該画素ずらし手段による複数回の移動毎に前記撮像手段
    において得られた複数画面の画像データを合成する合成
    手段と、 該合成手段により合成された画像データを所定形式に変
    換する形式変換手段と、 該形式変換手段により所定形式に変換された画像データ
    を保持する保持手段と、 前記保持手段における画像データの保持状況に応じて、
    前記画像合成手段による画像合成を制御する制御手段
    と、を有することを特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記保持手段におけ
    る画像データの保持状況に応じて、前記画像合成手段に
    おける画像合成を行なうか否かを制御することを特徴と
    する請求項15記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記保持手段の未使
    用容量に応じて、前記画像合成手段による画像合成を行
    なうか否かを制御することを特徴とする請求項16記載
    の撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記保持手段の未使
    用容量が所定値未満であった場合に前記画像合成手段に
    おける画像合成を行なわないように制御し、前記保持手
    段の未使用容量が所定値以上であった場合に前記画像合
    成手段における画像合成を行なうように制御することを
    特徴とする請求項17記載の撮像装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記保持手段の未使
    用容量に応じて前記形式変換手段における変換方法を制
    御することを特徴とする請求項18記載の撮像装置。
  20. 【請求項20】 前記形式変換手段は、画像データを圧
    縮することを特徴とする請求項19記載の撮像装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記保持手段の未使
    用容量が所定値未満であった場合に、前記形式変換手段
    において該未使用容量が所定値以上であった場合よりも
    高い圧縮率による圧縮を行なうことを特徴とする請求項
    20記載の撮像装置。
  22. 【請求項22】 更に、前記ブレによる撮影時の影響を
    補正する手ブレ補正手段を有し、 前記画素ずらし手段は、前記手ブレ補正手段によって画
    素ずらしを行なうことを特徴とする請求項15記載の撮
    像装置。
  23. 【請求項23】 撮像手段上に被写体像を結像し、光電
    変換により画像信号を生成する撮像装置における撮像方
    法であって、 操作者が撮影モードを設定するモード設定工程と、 操作者が前記撮像手段による撮影開始を指示する撮影指
    示工程と、 前記モード設定工程において第1のモードが設定された
    場合に、前記撮像手段により1画面の画像データを得る
    ノーマル撮影工程と、 前記ノーマル撮影工程において得られた画像データを第
    1の形式に変換する第1の変換工程と、 前記モード設定工程において第2のモードが設定された
    場合に、前記撮像手段上に結像する被写体像の位置を所
    定量平行移動させて複数画面の画像データを得る画素ず
    らし撮影工程と、 該画素ずらし工程において得られた複数画面の画像デー
    タを合成する合成工程と、 前記前記合成工程において合成された画像データを第2
    の形式に変換する第2の変換工程と、 前記第1及び第2の形式に変換された画像データを記憶
    手段に保存する保存工程と、を有することを特徴とする
    撮像方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の変換工程においては画像デ
    ータを前記第1の形式に圧縮し、 前記第2の変換工程においては、画像データを前記第1
    の形式よりも高い圧縮率となる第2の形式に圧縮するこ
    とを特徴とする請求項23記載の撮像方法。
  25. 【請求項25】 更に、撮像装置のブレの度合を検出す
    るブレ検出工程を有し、 前記ブレの度合が所定値以上であった場合に、前記合成
    工程における画像データの合成を行なわないことを特徴
    とする請求項24記載の撮像方法。
  26. 【請求項26】 更に、前記記憶手段の未使用容量を検
    知する容量検知工程を有し、 前記記憶手段の未使用容量が所定値未満であった場合
    に、前記ノーマル撮影工程による撮影を行ない、更に、
    前記第2の変換工程において前記ノーマル撮影工程にお
    いて得られた画像データを前記第2の形式に変換するこ
    とを特徴とする請求項25記載の撮像方法。
  27. 【請求項27】 撮像手段上に被写体像を結像し、光電
    変換により画像信号を生成する撮像装置における撮像方
    法のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メ
    モリであって、 操作者が撮影モードを設定するモード設定工程のコード
    と、 操作者が前記撮像手段による撮影開始を指示する撮影指
    示工程のコードと、 前記モード設定工程において第1のモードが設定された
    場合に、前記撮像手段により1画面の画像データを得る
    ノーマル撮影工程のコードと、 前記ノーマル撮影工程において得られた画像データを第
    1の形式に変換する第1の変換工程のコードと、 前記モード設定工程において第2のモードが設定された
    場合に、前記撮像手段上に結像する被写体像の位置を所
    定量平行移動させて複数画面の画像データを得る画素ず
    らし撮影工程のコードと、 該画素ずらし工程において得られた複数画面の画像デー
    タを合成する合成工程のコードと、 前記前記合成工程において合成された画像データを第2
    の形式に変換する第2の変換工程のコードと、 前記第1及び第2の形式に変換された画像データを記憶
    手段に保存する保存工程のコードと、を有することを特
    徴とするコンピュータ可読メモリ。
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