JPH11184566A - 電子装置の冷却制御方法 - Google Patents

電子装置の冷却制御方法

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JPH11184566A
JPH11184566A JP9354998A JP35499897A JPH11184566A JP H11184566 A JPH11184566 A JP H11184566A JP 9354998 A JP9354998 A JP 9354998A JP 35499897 A JP35499897 A JP 35499897A JP H11184566 A JPH11184566 A JP H11184566A
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JP
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fan
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temperature
cooling
electronic device
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JP9354998A
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Tsukasa Kaneko
司 金子
Junichi Takuri
順一 田栗
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ高精度な制御にて短時間に変化する
装置内の発熱部位の発熱量に対応した最適な冷却効果と
低騒音化を実現すること。 【解決手段】 電子装置内で発熱を生じる発熱部位を冷
却するファンの制御を電子装置の発熱部位内の構成要素
情報と各構成要素の動作情報と電子装置の発熱部位内の
温度情報とを収集し、その収集された構成要素情報、動
作情報、及び温度情報を基に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子装置の冷却制
御方法に関し、特に、発熱部位が複数点在する電子装置
の冷却制御方法に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な電子装置で冷却(空冷)能力を
制御する機能がある場合においては、例えば、特開平6
−42494号公報に開示されているように、温度セン
サにより収集した筐体内の温度変化データより、ファジ
ィ理論の推論法を用い、周囲温度と発熱量を推量して冷
却ファンの回転数を決定して冷却効果と低騒音化を実現
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。一般
的な空冷式電子装置では、装置の周囲(入気)温度が最大
規定値であって、被冷却部位が最大構成、かつ最大発熱
動作時に必要な冷却能力を確保できる様に冷却設計す
る。
【0004】しかしながら、実使用状態では必ずしも上
記の条件ではなく(周囲温度が規定値より低い、被冷却
部位が最大構成でない、または最大発熱動作でない)、
その場合には過剰冷却状態となり必要以上の騒音を伴う
ことになる。
【0005】上述した特開平6−42494号公報で開
示されているものでは、装置内で発熱量が多い部位の温
度を計測し、温度変化要因(装置の周囲温度、装置内の
発熱部位の構成および動作等)による温度変化データか
ら必要とする冷却能力を推論し、冷却ファンの回転制御
を実施し、適切な冷却効果と低騒音化を実現しようとし
ている。
【0006】しかしながら、一般的な電子装置では発熱
部位が装置内に点在し、また必ずしも単純な配置機構で
ないため、必要とする冷却能力を適正に推論するために
は複数の温度測定点が必要であり、また測定点によって
温度変化要因が測定値に影響する条件が異なることによ
り複雑な推論となる。
【0007】また、比較的短時間に変化する発熱量に対
しては、発熱部位周囲の温度変化が鈍い等により、推論
精度が期待できない場合が有るという問題点があった。
【0008】本発明は温度変化要因を推論するのではな
く、上記問題点を解決するためになされたものであり、
簡単かつ高精度な制御にて短時間に変化する装置内の発
熱部位の発熱量に対応した最適な冷却効果と低騒音化を
実現することが可能な技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。電子装置内で発熱を生じる発熱部
位を冷却するファンの制御を電子装置の発熱部位内の構
成要素情報と各構成要素の動作情報と電子装置の発熱部
位内の温度情報とを収集し、その収集された構成要素情
報、動作情報、及び温度情報を基に行う。
【0010】また、電子装置の発熱部位内の消費電力情
報と温度情報を収集し、その収集された消費電力情報と
温度情報とを基にファンの動作を制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る冷却制御方法を実現する機能を有する冷却制御装置
と、電子装置とから構成される電子システムを図面を参
考にして説明する。なお、本実施形態では、電子システ
ムとしてコンピュータを例に挙げ、プロセッサとメモリ
部分を冷却する冷却制御装置について詳細に説明する。
【0012】また、本実施形態では、電子装置内で発熱
を生じる部位(以下、被冷却部と記す)の構成要素数、
及び動作モードによる消費電力変動、及び周囲温度変動
を関数として冷却能力を制御する冷却制御装置(第1の
実施の形態)と、被冷却部の電源の出力電流変動、及び
周囲温度変動を関数として冷却能力を制御する冷却制御
装置(第2の実施の形態)とについて説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、被冷却部の
構成要素数、及び動作モードによる消費電力変動、及び
周囲温度変動を関数として冷却能力を制御する冷却制御
装置を有する電子システムの構成を説明するための図で
ある。
【0014】第1の実施の形態における電子システム
は、4台のメモリ15とプロセッサ16とを含むCPU
ユニット13を有する電子装置(ただし、図1には電子
装置の被冷却部11にあたるCPUユニット13のみ図
示してある)と、そのCPUユニット13内に設けら
れ、被冷却部11の温度を計測する温度センサ17、被
冷却部11に冷却風23を送る4台のファン22、メモ
リ/プロセッサからの構成情報18、プロセッサからの
動作情報19、及び温度センサ17からの周囲温度情報
20を収集して計算処理して後述するファン制御テーブ
ル120を基に適正なファン回転制御を行うファン制御
部12からなる冷却制御装置と、2台の電源ユニット1
4がそれぞれファン21と温度検出機能(図示せず)を
搭載し、電子装置の被冷却部11及び冷却制御装置のフ
ァン制御部12とへ電源を供給する電源部10と、から
構成される。
【0015】上述した被冷却部11のCPUユニット1
3では、構成要素(メモリ/プロセッサ)が常に最大搭
載されているわけでなく、その状態を構成情報18とし
てファン制御部12に報告する。
【0016】また、プロセッサには、それぞれアクティ
ブ(動作状態)とスタンバイ(待機状態)があり、その
状態を動作情報19としてファン制御部12に報告す
る。
【0017】さらに、温度センサ17は、被冷却部11
への入気温度を測定し、その状態を周囲温度情報20と
してファン制御部12に報告する。
【0018】CPUユニット13内の4台のメモリ1
5、4台のプロセッサ16等の最大搭載/最大動作かつ
最大入気温度時に必要なファン22の最大冷却能力は定
常回転のファン4台である。
【0019】第1の実施の形態では、構成要素数、動作
モード、周囲温度情報を2分類(2分類以外でも可能)
とし、構成要素数はプロセッサ3台以上またはメモリ3
台以上を重装備、プロセッサ2台以下かつメモリ2台以
下を軽装備と定義する。構成要素数は、メモリ/プロセ
ッサをスロットに搭載することで、メモリ/プロセッサ
から搭載信号をもらうことによって検出する。
【0020】また、動作モードはアクティブをプロセッ
サが処理動作中であること、スタンバイはプロセッサが
待機状態であることと定義し、プロセッサ2台以上がア
クティブ状態時を重稼働、プロセッサ1台がアクティブ
状態、またはプロセッサ4台がスタンバイ時を軽稼働と
定義する。この動作モードは、各プロセッサ16から信
号をもらい検出する。
【0021】さらに、周囲温度情報は、30℃以上をH
igh,30℃以下をLowと設定する。周囲温度は、
温度センサ17から信号をもらい検出する。なお、第1
の実施の形態では、被冷却部の周囲温度を用いたが、こ
れに限定されず被冷却部の各動作部分(プロセッサ,メ
モリ等)の温度でもよい。また、周囲温度は被冷却部の
入気温度、排気温度を加味した温度としてもよい。
【0022】そして、ファンの回転制御には定常回転・
低速回転・停止の3つの回転モードを設定し、それぞれ
構成要素数、動作モード、周囲温度を関数としたファン
制御テーブル120で定義する。
【0023】図2は、構成要素数、動作モード、周囲温
度を関数とした場合のファン4台の稼働状態の関係を示
したファン制御テーブル120を示す図である。
【0024】ファン制御テーブル120は、図2に示す
ように、構成要素数121、動作モード122、周囲温
度123、ファン1,2,3,4の回転制御124,1
25,126,127で構成される。
【0025】図2に示すファン制御テーブル120にお
いて、たとえば、構成要素数121が「重装備」、動作
モード122が「軽稼働」、周囲温度123が「Hig
h」の場合は、ファン4台の稼働状態は2台が「定常回
転」、2台が「低速回転」となる。
【0026】また、構成要素数121が「軽装備」、動
作モード122が「重稼働」、周囲温度123が「Lo
w」の場合は、ファン4台の稼働状態は3台が「低速回
転」、1台が「停止」となる。
【0027】なお、ファン4台の回転状態が同一でない
場合が存在するため、冷却の偏り防止用のエアタンク等
によるエアミキシングを考慮する。
【0028】また、第1の実施の形態では回転モード機
能のあるファンを対象としているためその制御は信号制
御で行われるが、回転モード機能なしのファンに対して
も同様に適応でき、そのときは供給電圧で制御する。こ
のときのファン制御テーブル120のファン1,2,
3,4の回転制御124,125,126,127の項
目は、ファン1,2,3,4の供給電圧となる。
【0029】次に、ファン制御部12の処理について説
明する。図3は、第1の実施の形態におけるファン制御
部12の処理を説明するためのフローチャートである。
【0030】第1の実施の形態におけるファン制御部1
2の処理は、図3に示すように、まず、メモリ/プロセ
ッサから搭載信号等の構成情報18を取得する(ステッ
プ301)。
【0031】そして、プロセッサまたはメモリがそれぞ
れ3台以上か否かの判定を行い(ステップ302)、そ
れぞれ3台以上である場合には構成要素数を「重装備」
として格納しておき(ステップ303)、それぞれ3台
未満である場合には構成要素数を「軽装備」として格納
しておく(ステップ304)。
【0032】続いて、各プロセッサから動作情報19を
取得し(ステップ305)、プロセッサが2台以上アク
ティブであるか否かを判定し(ステップ306)、2台
以上がアクティブである場合には動作モードを「重稼
動」として格納しておき(ステップ307)、2台未満
がアクティブである場合には動作モードを「軽稼動」と
して格納しておく(ステップ309)。
【0033】続いて、温度センサ17から周囲温度情報
20を取得し(ステップ309)、温度が30℃以上で
あるか否かの判定を行い(ステップ310)、30℃以
上である場合には周囲温度を「High」として格納し
ておき(ステップ311)、30℃未満である場合には
周囲温度を[Low」として格納しておく(ステップ3
12)。
【0034】そして、それぞれ格納された構成要素数、
動作モード、及び周囲温度を基にファン制御テーブル1
20から回転モードを決定してファン22それぞれを制
御する(ステップ313)。
【0035】したがって、装置内の被冷却部の構成要素
数と動作モードを直接的なデータとして取り扱って被冷
却部に発生する発熱量を求め、かつその周囲温度の計測
データと合わせて冷却ファンの回転制御を行うことによ
り、簡単かつ高精度な制御にて短時間に変化する装置内
の被冷却部の発熱量に対応した最適な冷却効果を実現す
ることが可能となる。
【0036】また、被冷却部の構成要素数変動、動作モ
ード変動、及び周囲温度変動に即した冷却により、過剰
騒音(過剰冷却)を排除して電子装置を低騒音化するこ
とが可能になる。
【0037】(第2の実施の形態)図4は、被冷却部の
電源の出力電流変動、及び周囲温度変動を関数として冷
却能力を制御する冷却制御装置を有する電子システムの
構成を説明するための図である。
【0038】第2の実施の形態における電子システム
は、4台のメモリ35とプロセッサ36とを含むCPU
ユニット33を有する電子装置(ただし、図4には電子
装置の被冷却部31にあたるCPUユニット33のみ図
示してある)と、CPUユニット33内に設けられ被冷
却部31の温度を計測する温度センサ38、被冷却部3
1に冷却風43を送る4台のファン42、被冷却部31
の消費電力を計測する電力計測部37、及び電力計測部
37からの消費電力情報39と温度センサ38からの周
囲温度情報40と収集して計算処理し、後述するファン
制御テーブル320を基に適正なファン回転制御を行う
ファン制御部32からなる冷却制御装置と、2台の電源
ユニット34がそれぞれファン41と温度検出機能(図
示せず)を搭載し、電子装置の被冷却部31と、冷却制
御装置のファン制御部32とへ電源を供給する電源部3
0と、から構成される。
【0039】第2の実施の形態では、CPUユニット3
3内のメモリ35、プロセッサ36等の搭載数、動作状
況により消費電力が変動することを利用し、その変動を
電力計測部37で計測(例:+5V、+3.3V等の電
流測定)して得られた消費電力情報39と温度センサ3
8からの周囲温度情報40をファン制御部32で計算す
ることでファンの回転制御を行う。なお、消費電力の測
定は、例えば、電源部30の出力電流変動にて計測す
る。
【0040】ここで、メモリ35、プロセッサ36等の
最大搭載/最大動作かつ最大入気温度時に必要なファン
42の最大冷却能力は定常回転数のファン4台であると
し、消費電力情報39を4分類(4分類以外でも可
能)、周囲温度情報40を2分類(2分類以外でも可
能)とする。
【0041】第2の実施の形態では、消費電力情報39
の値を最大電力値の80%以上、60%以上、40%以
上、40%未満と定義する。消費電力情報39は、+5
V、+3.3V等の電流測定で検出する。
【0042】また、周囲温度情報40は、30℃以上を
「High」,30℃以下を「Low」と定義する。周
囲温度は、温度センサから信号をもらい検出する。
【0043】そして、ファンの回転制御には定常回転・
低速回転・停止の3つの回転モードを設定し、それぞれ
消費電力、周囲温度を関数としたファン制御テーブル3
20で定義する。
【0044】図5は、消費電力、周囲温度を関数とした
場合のファン4台の稼働状態の関係を示したファン制御
テーブル320を示す図である。
【0045】ファン制御テーブル320は、図5に示す
ように、消費電力321、周囲温度322、ファン1,
2,3,4の回転制御323,324,325,326
で構成される。
【0046】図5に示すファン制御テーブル320にお
いて、たとえば、消費電力が「60%以上」、周囲温度
が「High」の場合は、ファン4台の稼働状態は2台
が「定常回転」、2台が「低速回転」となる。
【0047】また、消費電力が「40%以上」、周囲温
度が「Low」の場合は、ファン4台の稼働状態は3台
が「低速回転」、1台が「停止」となる。
【0048】なお、第1の実施の形態と同様に、ファン
4台の回転状態が同一でない場合が存在するため、冷却
の偏り防止用のエアタンク等によるエアミキシングを考
慮する。
【0049】また、第2の実施の形態では回転モード機
能のあるファンを対象としているためその制御は信号制
御で行われるが、回転モード機能なしのファンに対して
も第1の実施の形態と同様に適応できる。
【0050】次に、ファン制御部32の処理について説
明する。図6は、第2の実施の形態におけるファン制御
部32の処理を説明するためのフローチャートである。
【0051】第2の実施の形態におけるファン制御部3
2の処理は、図6に示すように、まず、電力計測部37
から消費電力情報39を取得する(ステップ601)。
【0052】そして、その消費電力情報39の値が最大
電力値の80%以上か否かの判定を行い(ステップ60
2)、80%以上である場合には消費電力を「80%以
上」として格納しておき(ステップ603)、80%未
満である場合には次に60%以上はあるか否かの判定を
行い(ステップ604)、60%以上である場合には消
費電力を「60%以上」として格納しておき(ステップ
605)、60%未満である場合には次に40%以上は
あるか否かの判定を行い(ステップ606)、40%以
上である場合には消費電力を「40%以上」として格納
しておき(ステップ607)、40%未満である場合に
は消費電力を「40%未満」として格納しておく(ステ
ップ608)。
【0053】続いて、温度センサ38から周囲温度情報
40を取得し(ステップ609)、温度が30℃以上で
あるか否かの判定を行い(ステップ610)、30℃以
上である場合には周囲温度を「High」として格納し
ておき(ステップ611)、30℃未満である場合には
周囲温度を[Low」として格納しておく(ステップ6
12)。
【0054】そして、それぞれ格納された消費電力及び
周囲温度を基にファン制御テーブル320から回転モー
ドを決定してファン42それぞれを制御する(ステップ
613)。
【0055】したがって、装置内の被冷却部の消費電力
変動を直接的なデータとして取り扱って被冷却部に発生
する発熱量を求め、かつその周囲温度の計測データと合
わせて冷却ファンの回転制御を行うことにより、半導体
ジャンクション温度等の変動幅(熱ストレス)に対する
信頼性を向上することができ、簡単かつ高精度な制御に
て短時間に変化する装置内の被冷却部の発熱量に対応し
た最適な冷却効果を実現することが可能となる。
【0056】また、被冷却部の構成要素数変動、動作モ
ード変動、及び周囲温度変動に即した冷却により、過剰
騒音(過剰冷却)を排除して電子装置を低騒音化するこ
とが可能になる。
【0057】なお、第1,2の実施の形態では、構成要
素数、動作モード、消費電力、周囲温度情報から発熱量
を所定量で分類して求めてそれに対応したファン制御を
行っているが、本発明はこれに限定されることなく、こ
れら各情報から直接発熱量を求めてそれに対応するよう
にファン制御を行ってもよい。
【0058】このように、従来の温度センシングに基づ
いた冷却は、あくまでも被冷却部の温度から発熱量を推
論しているため、実際の発熱量に基づいての冷却ではな
いため、最適な冷却効果は見込まれていなかったが、本
発明のように、装置内の被冷却部の構成要素数と動作モ
ード、または消費電力変動を直接的なデータとして取り
扱って被冷却部に発生する発熱量を求めることにより、
より効果的に冷却することが可能となる。
【0059】また、本発明では、上述した第1,2の実
施の形態を組み合わせて発熱量を求めることにより、よ
り最適な冷却効果を実現することが可能となる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、簡単かつ高精度な制御
にて短時間に変化する装置内の被冷却部の発熱量に対応
した最適な冷却効果を実現することが可能となる。ま
た、過剰騒音(過剰冷却)を排除して電子装置を低騒音
化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる冷却制御装
置を有する電子システムの構成を説明するための図であ
る。
【図2】第1の実施の形態におけるファン制御テーブル
120を示す図である。
【図3】第1の実施の形態におけるファン制御部12の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態にかかる冷却制御装置を有す
る電子システムの構成を説明するための図である。
【図5】第2の実施の形態におけるファン制御テーブル
320を示す図である。
【図6】第2の実施の形態におけるファン制御部32の
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10,30…電源部、11,31…被冷却部、12,3
2…ファン制御部、13,33CPUユニット、14,
34…電源ユニット、15,35…メモリ、16,36
…プロセッサ、17、38…温度センサ、18…構成情
報、19…動作情報、20,40…周囲温度情報、2
1,22,41,42…ファン、23,43…冷却風、
37…電力計測部、39…消費電力情報。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置内で発熱を生じる発熱部位を冷
    却するファンを制御する電子装置の冷却制御方法におい
    て、 前記電子装置の発熱部位内の構成要素情報と各構成要素
    の動作情報と前記電子装置の発熱部位内の温度情報とを
    収集し、その収集された構成要素情報、動作情報、及び
    温度情報を基にファンの動作を制御することを特徴とす
    る電子装置の冷却制御方法。
  2. 【請求項2】 電子装置内で発熱を生じる発熱部位を冷
    却するファンを制御する電子装置の冷却制御方法におい
    て、 前記電子装置の発熱部位内の消費電力情報と温度情報を
    収集し、その収集された消費電力情報と温度情報とを基
    にファンの動作を制御することを特徴とする電子装置の
    冷却制御方法。
JP9354998A 1997-12-24 1997-12-24 電子装置の冷却制御方法 Pending JPH11184566A (ja)

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