JPH1118057A - 映像信号再生装置及び映像信号再生方法 - Google Patents

映像信号再生装置及び映像信号再生方法

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JPH1118057A
JPH1118057A JP9170742A JP17074297A JPH1118057A JP H1118057 A JPH1118057 A JP H1118057A JP 9170742 A JP9170742 A JP 9170742A JP 17074297 A JP17074297 A JP 17074297A JP H1118057 A JPH1118057 A JP H1118057A
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signal
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JP9170742A
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Inventor
Naohisa Arai
尚久 荒井
Masami Tomita
真巳 冨田
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号の高速再生時における検索性の向上
及び疲労感、不快感の軽減を図る。 【解決手段】 映像信号再生装置10は、記録媒体1に
映像信号とともに記録された映像信号の内容に関する付
加情報を再生する付加情報再生手段8と、記録媒体1か
ら映像信号を通常の再生速度よりも高速で再生する場合
にこの映像信号を再生速度に応じた所定フレーム間隔毎
に間欠的に読み出し間欠信号として出力する映像信号読
出し手段2と、出力された1フレーム分の間欠信号を所
定回数繰り返して出力する間欠信号処理手段3と、付加
情報再生手段8により再生された付加情報に応じて映像
信号読出し手段2の読み出すフレームの間隔及び間欠信
号処理手段3の間欠信号を出力する繰り返しの回数を制
御する制御手段7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号再生装置
及び映像信号再生方法に関し、詳しくは高速再生時にお
ける効率的な検索が可能な映像信号再生装置及び映像信
号再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスクやハードディスク等の
記録媒体からアナログ又はデジタル信号を読み出して映
像信号や音声信号として再生する映像信号再生装置にお
いては、2倍速、あるいは3倍速程度の高速再生をする
場合に、2フレーム、あるいは3フレーム間隔毎に1フ
レーム分の映像信号を間欠的に読み出して、その間欠的
な映像信号を1フレーム毎に出力していた。
【0003】また、従来のこのような映像信号再生装置
において、検索の迅速性を図るべく10倍速、20倍速
といったさらなる高速再生をする場合には、例えば映像
信号及び音声信号(以下、単に映像信号という。)が記
録された光ディスクを再生する映像信号再生装置では、
光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させるシ
ーク動作により間欠的な画像を読み出す方式が採用され
ていた。ここで、このような高速再生をする場合には、
その再生倍率に応じて一定のフレーム間隔毎に間欠的に
読み出された前後1フレーム分の映像信号が相互に相関
性の低いものになることから、これを1フレーム毎に出
力すると、出力される画像が急激に変化し非常に検索し
難いものとなる。そこで、従来は、上述のようなさらな
る高速再生を行う場合には、一定のフレーム間隔毎に間
欠的に読み出された1フレーム分の映像信号を複数フレ
ーム分連続的に出力して再生する方法が一般に用いられ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の再生方法では、上述の10倍速、20倍速レ
ベルの高速再生時において、画像の変化量(動き量)の
大小、シーンチェンジの有無等の再生画像の内容とは無
関係に、再生倍率に応じた一定のフレーム間隔毎に記録
媒体から映像信号が読み出される。したがって、従来の
再生方法では、検索や早見等を目的とした高速再生時に
おいて、例えば画像の変化が激しいところでは前後の相
関の少ない画像が連続して再生されることになり、その
内容を理解することが困難になるという問題があった。
【0005】なお、例えば映像信号を30フレーム/秒
の方式で再生する場合、無相関の画像の表示枚数の上限
は、1秒あたり約5枚であることが知られている。すな
わち、1秒間に5種類の相互に相関性のない画像を6フ
レーム分ずつ繰り返し表示することが上限となる。この
値は平均的な値で個人差があるが、一般に、これ以上に
情報を増やす(例えば6種類の相互に相関性のない画像
を5フレーム分ずつ繰り返し表示する。)と、見るのに
疲れるもしくは内容を判断できなくなることが知られて
いる。
【0006】また、このような従来の再生方法では、画
像の変化の多いところで再生画像の急激な変化が連続し
て発生し人間の視覚等にストレスを与えるため、連続的
あるいは長時間の使用に適していなかった。このため、
従来のこのような再生方法では、検索時の再生倍率が制
限され、効率的な検索を行うことができなかった。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
提案されたものであり、高速再生時における検索性の向
上及び疲労感や不快感の軽減を図り、効率的な検索を行
うことのできる映像信号再生装置及び映像信号再生方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る映像信号再生装置は、記録媒体に映像信号とと
もに記録された映像信号の内容に関する付加情報を再生
する付加情報再生手段と、記録媒体から映像信号を通常
の再生速度よりも高速で再生する場合にこの映像信号を
再生速度に応じた所定フレーム間隔毎に間欠的に読み出
し間欠信号として出力する映像信号読出し手段と、出力
された1フレーム分の間欠信号を所定回数繰り返して出
力する間欠信号処理手段と、付加情報再生手段により再
生された付加情報に応じて映像信号読出し手段の読み出
すフレームの間隔及び間欠信号処理手段の間欠信号を出
力する繰り返しの回数を制御する制御手段とを備える。
【0009】映像信号再生装置によれば、再生された付
加情報に応じて映像信号読出し手段の読み出し間隔と間
欠信号処理手段の間欠信号を出力する繰り返しの回数を
制御することで、映像信号の内容に応じた高速再生処理
が行われる。
【0010】また、この目的を達成した本発明に係る映
像信号再生方法は、映像信号とともに記録された映像信
号の内容に関する付加情報を記録媒体から再生し、記録
媒体から映像信号を通常の再生速度よりも高速で再生す
る場合にこの映像信号を再生速度及び再生された付加情
報に応じた所定フレーム間隔毎に間欠的に読み出して間
欠信号として出力し、出力された1フレーム分の上記間
欠信号を再生された付加情報に応じて所定回数繰り返し
て出力する。
【0011】映像信号再生方法によれば、再生された付
加情報に応じて映像信号を読み出すフレームの間隔と間
欠信号を出力する繰り返しの回数が決定されることで、
高速再生時において記録媒体から読み出された画像がそ
れぞれ一定時間ずつ表示される。
【0012】さらに、この目的を達成した本発明に係る
映像信号再生装置は、記録媒体から映像信号を通常の再
生速度よりも高速で再生する場合にこの映像信号及び映
像信号とともに記録された映像信号の内容に関する付加
情報を再生速度に応じた所定フレーム間隔毎に間欠的に
読み出し間欠信号として出力する映像信号読出し手段
と、映像信号読出し手段から出力される間欠信号から付
加情報を検出する付加情報検出手段と、映像信号読出し
手段から出力される間欠信号を格納する記憶手段と、記
憶手段から1フレーム分の上記間欠信号を所定回数繰り
返し読み出す間欠信号処理手段と、検出された付加情報
に応じて間欠信号処理手段により記憶手段から新たな間
欠信号を読み出すフレームの間隔と記憶手段から1フレ
ーム分の間欠信号を繰り返し読み出す回数とを制御する
制御手段とを備える。
【0013】映像信号再生装置によれば、間欠信号から
検出された付加情報に応じて、映像信号読出し手段が記
録媒体から間欠的に読み出すフレーム間隔と、間欠信号
処理手段が記憶手段から新たな間欠信号を読み出すフレ
ームの間隔と上記記憶手段から1フレーム分の上記間欠
信号を繰り返し読み出す回数とを制御することで、映像
信号の内容に応じた高速再生処理が行われる。
【0014】さらにまた、この目的を達成した本発明に
係る映像信号再生方法は、記録媒体から映像信号を通常
の再生速度よりも高速で再生する場合にこの映像信号及
び映像信号とともに記録された映像信号の内容に関する
付加情報を再生速度に応じた所定フレーム間隔毎に間欠
的に読み出すことにより間欠信号として出力し、出力さ
れた間欠信号を記憶するとともに出力された間欠信号か
ら付加情報を検出し、記憶された1フレーム分の間欠信
号を付加情報に応じて所定回数繰り返して読み出し、付
加情報に応じたフレーム間隔で出力する。
【0015】映像信号再生方法によれば、検出された付
加情報に応じて映像信号を読み出すフレームの間隔と間
欠信号を出力する繰り返しの回数が決定されることで、
高速再生時において記録媒体から読み出された画像がそ
れぞれ一定時間ずつ表示される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。本発明の第1の実
施の形態を示す図1において、映像信号再生装置10
は、映像信号読出し部2と、映像信号再生処理部3と、
出力信号処理部4と、操作入力処理部6と、主制御部7
と、付加情報再生処理部8とを備えている。なお、この
映像信号再生装置10は、リモートコントローラ5から
の操作入力に基づいて動作するようになっている。
【0017】映像信号読出し部2は、主制御部7からの
制御信号に基づいて記録媒体1から映像信号及び付加情
報を読み出す。この映像信号読出し部2は、例えば光ピ
ックアップ等により構成されており、記録媒体1から読
み出した映像信号及び付加情報について2値化処理、エ
ラー訂正処理等を行った後、この映像信号を映像信号再
生処理部3に、付加情報を付加情報再生処理部8にそれ
ぞれ供給するようになっている。また、映像信号読出し
部2は、映像信号から同期信号を検出し、この同期信号
を主制御部7に供給する。
【0018】なお、映像信号読出し部2は、リモートコ
ントローラ5で選択された再生倍率に応じたフレーム間
隔で記録媒体1から映像信号を読み出すようになってい
る。すなわち、映像信号再生装置10においては、高速
再生を行う場合に通常再生時の映像信号から画像を間引
いて再生するため、この高速再生時に映像信号読出し部
2が記録媒体1から1フレーム分の映像信号を間欠的に
読み出すようになっている。
【0019】記録媒体1は、例えば光ディスク、光磁気
ディスク等である。この記録媒体1には、映像信号及び
この映像信号の内容を示す付加情報が記録されている。
【0020】ここで、付加情報とは、記録媒体1の画像
以外のデータとして映像信号を記録媒体1に記録する際
に予め付加的に記録された情報である。この実施の形態
では、付加情報として画像特徴量と識別情報が記録され
ている。このうち、画像特徴量とは、動き検出によって
得られる動き量や、シーンチェンジ点検出によって得ら
れるシーンチェンジ情報などを言う。一方、識別情報と
は、映像信号のうち画像データ以外の垂直帰線期間など
に挿入された情報やパイロット信号などの映像信号に重
畳されている情報を言い、具体的には、番組の内容、ジ
ャンル、文字情報の有無、音楽の有無等についての情報
を言う。なお、識別情報は、記録媒体1の先頭部分(光
ディスクや光磁気ディスクならば、TOC部分)に記録
される。また、識別情報としては、例えば上記ジャンル
情報の下の階層にハイライト部分等の分類を施して、そ
の分類情報を記録しても良い。
【0021】映像信号再生処理部3は、映像信号読出し
部2で読み出された映像信号を再生する処理を行う。こ
の映像信号再生処理部3は、例えば、必要であればアナ
ログ/デジタル変換処理をし、また、MPEG等の画像
圧縮処理が施されている場合にはその伸張処理を行う。
さらに、映像信号再生処理部3は、高速再生処理時に、
映像信号読出し部2から間欠的に供給される1フレーム
分の映像信号を主制御部7からの制御信号に基づいて所
定回数繰り返して出力するようになっている。映像信号
再生処理部3は、このような再生処理を行った映像信号
を出力信号処理部4に供給する。
【0022】出力信号処理部4は、映像信号再生処理部
3から供給された映像信号をモニタにより再生できるよ
うにするため、増幅処理等を行う。映像信号再生装置1
0では、この出力信号処理部4からの出力をモニタ等に
供給することにより、映像信号を種々の再生モードで見
ることができるようになっている。なお、出力信号処理
部4からは、1秒あたり30フレーム分の映像信号が出
力されるようになっている。
【0023】リモートコントローラ5は、映像信号再生
装置10に対して種々の動作命令を与えるものであり、
例えば、映像信号再生装置10全体の電源のオン/オ
フ、映像信号の再生/停止、映像信号の再生時における
高速再生/スロー再生/一時停止、及び高速再生時にお
ける再生速度の設定/変更等の命令を操作入力信号とし
て出力するようになっている。リモートコントローラ5
からのこの操作入力信号は、操作入力処理部6で受信さ
れる。
【0024】操作入力処理部6は、リモートコントロー
ラ5からの操作入力信号を受信して命令の種類を検出
し、その検出信号を主制御部7に供給する。
【0025】主制御部7は、操作入力処理部6からの検
出信号に基づき、映像信号読出し部2、映像信号再生処
理部3、出力信号処理部4、及び付加情報再生処理部8
を制御する。
【0026】また、主制御部7は、映像信号再生処理部
3から同期信号を検出してこの同期信号からクロックを
生成する。主制御部7は、生成したこのクロックを映像
信号読出し部2、映像信号再生処理部3、出力信号処理
部4等に供給する。
【0027】付加情報再生処理部8は、映像信号読出し
部2から供給された上述の付加情報を再生する。付加情
報再生処理部8によって再生された付加情報は、主制御
部7に入力されることにより高速再生時の制御に利用さ
れる。なお、MPEGの場合、上述の画像特徴量の動き
量を表す動き情報は、ビットストリーム内に存在するた
め、読み出しフレームの動き情報もしくはその近傍の情
報、例えば、ランダムアクセス用のI−picture
に続く、P,B−picture内の動き情報を検出す
るようにする。この動き情報は、画面を細かいブロック
(マクロブロック)に分割した単位で存在するため、そ
の取得した動き量の大きさ(方向は無視できる)の1画
面平均を取る。さらに、この動き量の平均を取得フレー
ムの数フレームにわたり平均を取ることにより付加情報
として再生する。
【0028】次に、映像信号再生装置10における主制
御部7の動作を図2のフローチャートを参照して説明す
る。電源投入後のステップS1において、主制御部7
は、映像信号読出し部2、映像信号再生処理部3、操作
入力処理部6等のイニシャル処理すなわち初期化を行っ
てステップS2に進む。
【0029】主制御部7は、ステップS2において、リ
モートコントローラ5からの操作入力信号を待つ操作入
力待ち状態になる。具体的には、主制御部7は、操作入
力処理部6からの検出信号の有無を検出することによ
り、操作入力があったか否かの判定を行い、操作入力が
あるまでステップS2で待機し、操作入力があった場合
はステップS3に進む。このステップS3において、主
制御部7は、この操作入力によって高速再生に指定され
たかどうかの判定を行い、高速再生でないと判定された
場合にはステップS4に進み、映像信号についての通常
の再生処理を行う。
【0030】主制御部7は、ステップS3で高速再生で
あると判定された場合にはステップS5に進み、以下の
高速再生処理を行う。
【0031】ステップS5において、主制御部7は、こ
の映像信号読出し部2とともに付加情報再生処理部8を
作動させるように制御する。この制御により、付加情報
再生処理部8が付加情報を再生し、この付加情報を映像
信号の再生に先だって主制御部7に供給する。なお、付
加情報の再生は、記録媒体1に記録された映像信号のす
べてのフレーム数分について行うが、映像信号の再生動
作に早く移行するため一定範囲のフレーム分についての
み行うようにしてもよい。
【0032】次のステップS6において、主制御部7
は、高速再生の再生倍率に応じて記録媒体1から映像信
号を一定時間当たりに読み出すフレーム数を選択する。
これにより映像信号再生装置10では、リモートコント
ローラ5で選択された再生倍率に応じて、記録媒体1に
記録されている映像信号を映像信号読出し部2で読み出
すフレームの間隔(以下、読出し間隔という。)が選択
されることになる。
【0033】続くステップS7において、主制御部7
は、付加情報再生処理部8から供給された付加情報を上
記読出し間隔に反映させることによりこの読出し間隔を
付加情報に応じて適宜変更する。映像信号再生装置10
では、ステップS7のこの処理により、高速再生時に出
力される画像の最終的なフレーム数、すなわち、単位時
間当たりに間欠的に読み出す映像信号のフレーム数(以
下、読出しフレーム数という。)とこの読み出された1
フレーム分の映像信号を繰り返し出力するフレーム数
(以下、表示フレーム数という。)が決定される。な
お、読出しフレーム数と表示フレーム数との関係は、再
生倍率を固定させた場合には反比例の関係となる。
【0034】そして、次のステップS8において、主制
御部7は、決定された読出しフレーム数に基づいて映像
信号読出し部2をスキップ再生するように制御して必要
な映像信号を記録媒体1から間欠的に読み出す。このス
テップS8は、とびとびの画像を順次読み出す処理であ
る。
【0035】さらに、次のステップS9において、主制
御部7は、この読み出し処理によって読み出された画像
を上記表示フレーム数の数だけ繰り返し出力するように
映像信号再生処理部3を制御する。
【0036】この一連の制御により、映像信号再生装置
10においては、リモートコントローラ5で選択された
再生倍率によって映像信号の高速再生が行われる動作モ
ードに入り、その後ステップS2に戻って次の操作入力
を待機する状態となる。
【0037】以下、この映像信号再生装置10の高速再
生処理におけるさらに具体的な制御方法について説明す
る。主制御部7は、上記ステップS6において、再生の
倍率に応じて映像信号を一定時間当たりに読み出すフレ
ーム数を選択することにより、映像信号の出力方法を決
定する。
【0038】図3では、10倍速再生を行う場合の例を
示しており、以下、図3(A)に示す1200フレーム
40秒分の映像信号を120フレーム4秒で高速再生す
る場合について説明する。なお、この高速再生につき、
説明の便宜上、図3(B)乃至(G)に3種類のパター
ンのみを示しているが、本発明はこの3種類のパターン
に限定されるものではない。また、この高速再生につ
き、10倍速再生の場合のみについて説明するが、本発
明は高速再生につきこの10倍速に限定されるものでは
なく、10倍速以下あるいは10倍速以上の高速再生の
場合にも適用できることは勿論である。
【0039】この映像信号再生装置10では、10倍速
再生時に、例えばA,B,Cの3つのパターンの読み出
し間隔(読出しフレーム数)が選択できるようになって
いる。Aパターンの場合は、読み出し間隔が150フレ
ーム毎であり、40秒間あたりの読出しフレーム数が8
となっている。具体的には、図3(B)に示すように、
1200フレーム分の映像信号から150フレーム間隔
で合計8フレーム分の映像信号A1,B1,C1,D1,・・
・H1を読み出す。そして、Aパターンでは、表示フレー
ム数が15となっており、図3(E)に示すように、読
み出されたこれら各映像信号A1乃至H1をそれぞれ連続
して15回(15フレーム分)ずつ出力することによ
り、4秒間で8×15=120フレームを構成する。
【0040】また、Bパターンの場合は、読み出し間隔
が300フレーム毎であり、40秒間あたりの読出しフ
レーム数が4となっている。具体的には、図3(C)に
示すように、1200フレーム分の映像信号から300
フレーム間隔で合計4フレーム分の映像信号A1,C1
1,及びG1を読み出す。そして、Bパターンでは、表
示フレーム数が30となっており、図3(F)に示すよ
うに、読み出されたこれら各映像信号A1,C1,E1
及びG1をそれぞれ連続して30回(30フレーム分)
ずつ出力することにより、4秒間で4×30=120フ
レームを構成する。
【0041】さらに、Cパターンの場合は、読み出し間
隔が600フレーム毎であり、40秒間あたりの読出し
フレーム数が2となっている。具体的には、図3(D)
に示すように、1200フレーム分の映像信号から60
0フレーム間隔で合計2フレーム分の映像信号A1及び
1を読み出す。そして、Cパターンでは、表示フレー
ム数が60となっており、図3(F)に示すように、読
み出されたこれら各映像信号A1及びE1をそれぞれ連続
して60回(60フレーム分)ずつ出力することによ
り、4秒間で2×60=120フレームを構成する。
【0042】映像信号再生装置10では、このように再
生速度が10倍速の場合に、主制御部7によって上述の
ステップS6において、上述した3つのパターンのいず
れかが選択されるようになっている。そして、この選択
の仕方は、以下に説明する固定モードと可変モードとで
異なる。映像信号再生装置10において、固定モードと
可変モードのどちらによって高速再生を行うかについて
は、操作入力処理部6を介してリモートコントローラ5
からの操作入力信号により選択される。
【0043】ここで、固定モードとは、高速再生処理を
いずれかのパターンに固定して行うモードをいう。例え
ば、上記Aパターンのみ、Bパターンのみ、あるいはC
パターンのみといった具合であり、高速再生処理をいず
れのパターンによって行うかについては、リモートコン
トローラ5からの操作入力信号により選択される。した
がって、この固定モードでは、ユーザーがリモートコン
トローラ5を操作することにより高速再生中に表示のパ
ターンを任意に変更することも可能である。
【0044】なお、この固定モードでは、付加情報を反
映させないため、上記ステップS5、ステップS7等の
処理が不要となる。もっとも、この固定モードにおいて
も付加情報を反映させた制御を行うことは可能であり、
例えばステップS5で上述のジャンル情報が再生された
場合に、ステップS7でこのジャンルに応じて上記A乃
至Cのいずれのパターンによって高速再生の始動を行う
かを決定すれば良い。これにより、映像信号再生装置1
0においては、ジャンルに応じた最適な設定で高速再生
が始まり、その後はユーザーの動態視力等に応じてリモ
ートコントローラ5の操作によりパターンを任意に切り
換えることが可能となる。
【0045】一方、可変モードとは、高速再生処理をい
ずれかのパターンに固定せずに、付加情報に応じてパタ
ーンを随時切り換えて(移行して)ゆくモードをいう。
この実施の形態では、上述のステップS6において再生
倍率が10倍であった場合の基本設定をBパターンとし
ておき、次のステップS7で付加情報に応じてパターン
を順次変化させることとしている。すなわち、例えば動
き量が大きい場合はステップS7でBパターンからAパ
ターンに移行し、逆に動き量が小さい場合はCパターン
に移行することにより、動き量等の付加情報の内容に応
じて随時表示フレームの構成を変えるようになってい
る。
【0046】以下、この可変モードにおける主制御部7
の制御方法について具体例を挙げて説明する。付加情報
再生処理部8から供給された付加情報が上述の画像特徴
量のうちの動き量であった場合、一般に動きの多い映像
ほど内容を把握するために読出しフレーム数を多くする
必要が生じる。したがって、主制御部7は、動き量の値
が大きい場合には上記ステップS7において読出しフレ
ーム数を多くすべく例えばAパターンに移行し、一方、
動き量の値が小さい場合には読出しフレーム数を少なく
すべく例えばCパターンに移行するように制御する。
【0047】したがって、この可変モードにおいては、
動きの多い例えばスポーツ番組のような映像については
主にAパターンで再生されることとなり、比較的相関性
の高い画像が連続して再生されることにより検索の容易
性が実現できる。一方、ほとんど動きのない天気予報の
ような映像については主にCパターンで再生されること
となり、同一の画像が60フレーム(2秒間)に亘って
再生されることにより検索時の疲労感が減少される。
【0048】また、付加情報再生処理部8から供給され
た付加情報が上述の画像特徴量のうちのシーンチェンジ
情報であった場合、一般にシーンチェンジの多い映像ほ
ど内容を把握するために読出しフレーム数を多くする必
要が生じる。したがって、主制御部7は、シーンチェン
ジ情報が供給された場合には上記ステップS7において
読出しフレーム数を多くすべく例えばAパターンに移行
するように制御する。
【0049】したがって、可変モードにおいては、シー
ンチェンジの多い例えばアクション映画のような映像に
ついては主にAパターンで再生されることとなり、シー
ンチェンジの前後の画像が再生されることにより検索の
容易性が達成される。一方、シーンチェンジの少ない例
えば恋愛映画のような映像については主にCパターンで
再生されることとなり、上述の如く検索時の疲労感が減
少される。
【0050】さらに、付加情報再生処理部8から供給さ
れた付加情報が上述の番組の内容、ジャンル、文字情報
の有無、音楽の有無等の識別情報であった場合、主制御
部7は、それらの情報を参照することにより読出しフレ
ームを以下のように制御する。
【0051】例えばニュース番組は、上述のスポーツ番
組等と比較して一般に動きが少なく、また文字情報が挿
入されているシーンが多い。したがって、映像信号再生
装置10では、付加情報再生処理部8を介して番組内容
がニュース番組である旨の識別情報が主制御部7に入力
された場合に、この主制御部7が上記ステップS7にお
いて、読出しフレームの数を少なくすべく例えばCパタ
ーンで高速再生を始めるように制御する。これにより、
ニュース番組の高速再生においては、同一の画像が60
フレーム(2秒間)に亘って再生されることにより検索
時の疲労感が減少するとともに、静止画像が2秒間続く
ことから文字情報をはっきり読み取ることが可能となる
等の効果が生じる。
【0052】さらに、この可変モードにおいて、主制御
部7は、この識別情報を上記画像特徴量の動き量等に反
映させて制御を行うようになっている。例えば、同じ動
き量であっても、例えばスポーツ番組の動きシーンはニ
ュース番組の動きシーンよりも重要なことが多い。した
がって、主制御部7は、映像信号がスポーツ番組である
ことを示す識別情報が入力された場合に、動き量に対す
る読出しフレーム数を相対的に多くするように制御す
る。
【0053】以上説明した可変モードでは、Aパター
ン,Bパターン,及びCパターンとで相互に表示フレー
ム数を異にし、読出しフレーム数との積を相互に等しく
することで再生倍率を一定としている。
【0054】これに対して、この映像信号再生装置10
では、さらに、高速再生時に付加情報の内容に応じて再
生倍率を変更して表示させること(以下、可変倍率モー
ドという。)もできるようになっている。この可変倍率
モードにおいては、読出し間隔を可変としつつその最小
値を設定し、一方で表示フレーム数を一定の値に設定し
ておくことにより、例えば動き量の小さい映像信号の範
囲については再生倍率を上げて全体としての検索時間の
短縮を図るようにすることが可能となる。この場合、読
出し間隔の最小値を定めることにより高速再生時におけ
る最低倍率が決定されることになる。
【0055】この可変倍率モードは、例えば上記可変モ
ードの状態からAパターン,Bパターン,及びCパター
ンの表示フレーム数を相互に等しく設定することのみの
変更で簡単に実現することができる。
【0056】以下、この可変倍率モードの設定例につき
図4を参照して説明する。なお、この例では、表示フレ
ーム数が上記Aパターンと同様の15に設定されてお
り、高速再生時の最小倍率が10倍速になるよう、読み
出し間隔の最小値が上記Aパターンと同様の150フレ
ームに設定されている。
【0057】なお、ここでは、図4(A)に示すよう
に、2400フレーム(80秒)分の映像信号を可変倍
率モードで高速再生する場合について説明する。また、
理解を容易にするために、図4(B)及び(D)にはそ
れぞれ図3(B)及び(E)に示したAパターンによる
10倍速の固定再生倍率の場合を再掲し、可変倍率モー
ドで高速再生した場合の一例を図4(C)及び(E)に
示す。
【0058】以下、付加情報再生処理部8から供給され
た付加情報が上述の画像特徴量のうちの動き量であった
場合の主制御部7の制御方法について説明するが、供給
された付加情報が画像特徴量のうちのシーンチェンジ情
報であった場合、番組の内容、ジャンル、文字情報の有
無、音楽の有無等の識別情報であった場合等にも同様の
制御により実現することができる。
【0059】この可変倍率モードでは、図4(C)左側
に示すように、例えば動き量が大きいことを示す付加情
報が入力された場合には図3(B)に示したAパターン
の状態となり、図4(B)の10倍速固定の場合と同様
に、150フレーム間隔で映像信号A1,B1,C1
1,及びE1が映像信号読出し部2により読み出され
る。そして、この状態では、図4(E)に示すように最
小倍率である10倍速で再生がなされることになる。
【0060】また、可変倍率モードにおいて、図4
(C)の略中央に示すように、動き量が中程度であるこ
とを示す付加情報が検出された場合は、映像信号の読み
出しは図3(C)に示したBパターンの状態となり、3
00フレーム間隔で映像信号G1,F1,及びI1が読み
出され、映像信号F1,H1は読み出されない。この結
果、再生枚数(フレーム数)が15枚に設定されている
ことから、図4(E)の略中央に示すように、出力され
る画像に関しては20倍速となる。
【0061】さらに、可変倍率モードにおいて、図4
(C)右側に示すように、動き量が小さいことを示す付
加情報が検出された場合は、映像信号の読み出しは図3
(D)に示したCパターンの状態となり、600フレー
ム間隔で映像信号M1が読み出され、映像信号J1
1,及びL1は読み出されない。したがってこの場合
は、図4(E)右側に示すように、出力される画像に関
しては30倍速となる。
【0062】以上の処理を総括すると、10倍速固定の
場合に8秒かかった再生時間が結果として4秒に短縮さ
れたことになり、20倍速で再生した場合と同じ検索時
間ですむ。しかも、この場合には、映像信号の動き量の
大きい部分について読み出す間隔を狭くし、逆に動き量
の小さい部分については読み出す間隔を広くしているの
で、相互に相関性の高い画像が再生されることになる。
したがって、映像信号を読み出す間隔を一定とした単純
な20倍速の場合と比較した場合、検索の容易性が格段
に向上する。
【0063】図5に、本発明の第2の実施の形態を示
す。本発明の第2の実施の形態において映像信号再生装
置10Aは、映像信号読出し部2と、間欠信号処理部1
1と、メモリ12と、出力信号処理部4と、操作入力処
理部6と、主制御部7Aと、付加情報再生処理部8と、
付加情報検出処理部13とを備えている。
【0064】この映像信号再生装置10Aは、上述した
映像信号再生装置10と同様に、リモートコントローラ
5からの操作入力に基づいて動作するようになってい
る。なお、上述した映像信号再生装置10と同一の符号
を付した部分については、映像信号再生装置10と構成
が同じであり、その詳細な説明を省略する。
【0065】この映像信号再生装置10Aは、映像信号
再生装置10と同一の機能を備え、かつ、高速再生時に
おいて、映像信号読出し部2により記録媒体1から映像
信号を間欠読み出しする際に付加情報検出処理部13に
よって付加情報を検出することにより、映像信号の出力
をより迅速に行えるようにしたものである。すなわち、
付加情報検出処理部13は、映像信号読出し部2による
映像信号の間欠読み出し時に供給された上述の付加情報
を検出する。付加情報検出処理部13によって検出され
た付加情報は、主制御部7Aに入力されることにより高
速再生時の制御に利用される。
【0066】間欠信号処理部11は、上記映像信号再生
装置10における映像信号再生処理部3と同様に、映像
信号読出し部2で読み出された映像信号を再生する処理
を行う。そして、必要であればアナログ/デジタル変換
処理をし、また、MPEG等の画像圧縮処理が施されて
いる場合にはその伸張処理を行う。間欠信号処理部11
は、このような再生処理を行った映像信号を、通常の再
生時にはそのまま出力信号処理部4に供給する。
【0067】一方、間欠信号処理部11は、このような
再生処理を行った映像信号を、高速再生時には一旦メモ
リ12に書き込み、主制御部7Aからの制御に基づいて
このメモリ12に書き込まれた映像信号を1フレーム分
読み出して所定回数繰り返して出力信号処理部4に供給
する。
【0068】すなわち、この映像信号再生装置10Aに
おいては、高速再生時に映像信号読出し部2によって間
欠的に再生された映像信号に含まれる付加情報を付加情
報検出処理部13によって検出し、検出された動き量等
の画像特徴量を主制御部7Aに供給する。そして、間欠
信号処理部11は、主制御部7Aからの制御信号に基づ
いて、メモリ12に書き込まれた映像信号を読み出す際
にその画像特徴量を反映させた間引き処理を行う。
【0069】この際の制御は、ある倍率で再生可能な最
大フレーム数(すなわち最小の間隔)を再生し、画像特
徴量に合わせて間引き量を可変させるようにする。この
映像信号再生装置10Aにおいては、映像信号読出し部
2によって図3(B)で上述したAパターンにより記録
媒体1から映像信号を常に読み出しておき、間欠信号処
理部11で間欠再生された映像信号をメモリ12に書き
込む。そして間欠信号処理部11は、通常はBパターン
となるように間引き処理をし、付加情報検出処理部13
により検出される付加情報に応じてAパターンあるいは
Cパターンに切り換えるようにすればよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る映像信号再生装置によれば、再生あるいは検出された
付加情報に応じて映像信号読出し手段の読み出し間隔と
間欠信号処理手段の間欠信号を出力する繰り返しの回数
を制御することで、高速再生時において映像信号読出し
手段により所定間隔で読み出された各画像がそれぞれ一
定時間ずつ表示され、映像信号の内容に応じた高速再生
処理が行われる。
【0071】したがって、映像信号再生装置によれば、
相関性の少ない画像が次々に目まぐるしく再生されるこ
とから生じる検索者のストレスが緩和され、検索性の向
上及び検索時における疲労感,不快感の軽減が図られる
とともに、さらに高速再生の一層の高倍率化を図ること
が可能となる。
【0072】また、本発明に係る映像信号再生方法によ
れば、再生あるいは検出された付加情報に応じて映像信
号を読み出すフレーム間隔と間欠信号を出力する繰り返
しの回数を制御することで、高速再生時において記録媒
体から所定間隔で読み出された画像がそれぞれ一定時間
ずつ表示され、映像信号の内容に応じた高速再生処理が
行われる。
【0073】したがって、映像信号再生方法によれば、
相関性の少ない画像が次々に目まぐるしく再生されるこ
とから生じる検索者のストレスが緩和され、検索性の向
上及び検索時における疲労感,不快感の軽減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態としての映
像信号再生装置の構成を示すブロック回路図である。
【図2】映像信号再生装置の主制御部の制御動作を示す
フローチャートである。
【図3】同装置の高速再生処理を説明するための図であ
る。
【図4】同装置の高速再生処理を説明するための図であ
る。
【図5】本発明を適用した第2の実施の形態としての映
像信号再生装置の構成を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
10,10A 映像信号再生装置、1 記録媒体、2
映像信号読出し部、3映像信号再生処理部、4 出力信
号処理部、6 操作入力処理部、7,7A主制御部、8
付加情報再生処理部、11 間欠信号処理部、12
メモリ、13 付加情報検出処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に映像信号とともに記録された
    映像信号の内容に関する付加情報を再生する付加情報再
    生手段と、 上記記録媒体から上記映像信号を通常の再生速度よりも
    高速で再生する場合にこの映像信号を再生速度に応じた
    所定フレーム間隔毎に間欠的に読み出し間欠信号として
    出力する映像信号読出し手段と、 出力された1フレーム分の上記間欠信号を所定回数繰り
    返して出力する間欠信号処理手段と、 上記付加情報再生手段により再生された付加情報に応じ
    て上記映像信号読出し手段の読み出すフレームの間隔及
    び上記間欠信号処理手段の間欠信号を出力する繰り返し
    の回数を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    映像信号再生装置。
  2. 【請求項2】 上記付加情報再生手段は、上記記録媒体
    に上記映像信号とともに記録された映像の動き量を示す
    付加情報を再生することを特徴とする請求項1に記載の
    映像信号再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記付加情報再生手段
    により再生された付加情報で示される映像の動き量が大
    きくなるほど上記映像信号読出し手段の読み出すフレー
    ムの間隔を狭くするように制御することを特徴とする請
    求項2に記載の映像信号再生装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記付加情報再生手段
    により再生された付加情報により示される映像の動き量
    が大きくなるほど上記間欠信号処理手段の間欠信号を出
    力する繰り返しの回数を少なくするように制御すること
    を特徴とする請求項3に記載の映像信号再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体から映像信号を通常の再生速度
    よりも高速で再生する場合にこの映像信号及び映像信号
    とともに記録された映像信号の内容に関する付加情報を
    再生速度に応じた所定フレーム間隔毎に間欠的に読み出
    し間欠信号として出力する映像信号読出し手段と、 上記映像信号読出し手段から出力される間欠信号から上
    記付加情報を検出する付加情報検出手段と、 上記映像信号読出し手段から出力される間欠信号を格納
    する記憶手段と、 上記記憶手段から1フレーム分の上記間欠信号を所定回
    数繰り返し読み出す間欠信号処理手段と、 検出された上記付加情報に応じて上記間欠信号処理手段
    により上記記憶手段から新たな間欠信号を読み出すフレ
    ームの間隔と上記記憶手段から1フレーム分の上記間欠
    信号を繰り返し読み出す回数とを制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする映像信号再生装置。
  6. 【請求項6】 映像信号とともに記録された映像信号の
    内容に関する付加情報を記録媒体から再生し、 上記記録媒体から上記映像信号を通常の再生速度よりも
    高速で再生する場合にこの映像信号を再生速度及び再生
    された上記付加情報に応じた所定フレーム間隔毎に間欠
    的に読み出して間欠信号として出力し、 出力された1フレーム分の上記間欠信号を再生された上
    記付加情報に応じて所定回数繰り返して出力することを
    特徴とする映像信号再生方法。
  7. 【請求項7】 上記映像信号とともに記録された映像の
    動き量を示す付加情報を上記記録媒体から再生すること
    を特徴とする請求項6に記載の映像信号再生方法。
  8. 【請求項8】 上記再生された付加情報より示される映
    像の動き量が大きくなるほど上記間欠的に読み出される
    映像信号のフレーム間隔を狭くした間欠信号として出力
    することを特徴とする請求項7に記載の映像信号再生方
    法。
  9. 【請求項9】 上記再生された付加情報より示される映
    像の動き量が大きくなるほど出力された1フレーム分の
    間欠信号の繰り返しの回数を少なくして出力することを
    特徴とする請求項8に記載の映像信号再生方法。
  10. 【請求項10】 記録媒体から映像信号を通常の再生速
    度よりも高速で再生する場合にこの映像信号及び映像信
    号とともに記録された映像信号の内容に関する付加情報
    を再生速度に応じた所定フレーム間隔毎に間欠的に読み
    出すことにより間欠信号として出力し、上記出力された
    間欠信号を記憶するとともに上記出力された間欠信号か
    ら上記付加情報を検出し、記憶された1フレーム分の上
    記間欠信号を上記付加情報に応じて所定回数繰り返して
    読み出し、上記付加情報に応じたフレーム間隔で出力す
    ることを特徴とする映像信号再生方法。
JP9170742A 1997-06-26 1997-06-26 映像信号再生装置及び映像信号再生方法 Withdrawn JPH1118057A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7693398B2 (en) 2004-06-01 2010-04-06 Hitachi, Ltd. Digital information reproducing apparatus and method
US7895634B2 (en) 2002-11-15 2011-02-22 Sony Corporation Data processing method, data processing apparatus, and program and data recording medium therefor
US8411735B2 (en) 2006-02-17 2013-04-02 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, and program
US8934550B2 (en) 2006-02-17 2015-01-13 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, and program for processing image data of a moving image

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