JPH11179501A - 連続鋳造用モールドフラックス - Google Patents

連続鋳造用モールドフラックス

Info

Publication number
JPH11179501A
JPH11179501A JP36388197A JP36388197A JPH11179501A JP H11179501 A JPH11179501 A JP H11179501A JP 36388197 A JP36388197 A JP 36388197A JP 36388197 A JP36388197 A JP 36388197A JP H11179501 A JPH11179501 A JP H11179501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
casting
continuous casting
carbon
slab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36388197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3269798B2 (ja
Inventor
Yasuo Minagawa
安生 皆川
Akira Matsuo
晶 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Metal Products Co Ltd filed Critical Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority to JP36388197A priority Critical patent/JP3269798B2/ja
Publication of JPH11179501A publication Critical patent/JPH11179501A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3269798B2 publication Critical patent/JP3269798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鋼の連続鋳造の際に鋳片の表面欠
陥発生を防止するために、適切な溶融特性を有する鋼の
連続鋳造用モールドフラックスを提供するものである。 【解決手段】 SiO2 :0.5〜45.0wt%、C
aO:20.0〜45.0wt%、Al23 :1.0
〜45.0wt%、R2 O+RO+F:1.0〜45.
0wt%、F・C:0.2〜15.0wt%を主体と
し、これに酸化剤としてNaNO3 、KNO3 、NH4
NO3 、NaClO3 、KClO3 、KClO4 のうち
1種または2種以上を、酸化剤とF・Cの比(酸化剤/
F・C)を5.0未満とした連続鋳造用モールドフラッ
クス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼の連続鋳造の際
に、スラグベアの発生を防止し、安定な鋳造を確保する
と共に、鋳片の表面欠陥発生を防止するために、適切な
溶融特性を有する鋼の連続鋳造用モールドフラックスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼の連続鋳造時に鋳型内に添加するモー
ルドフラックス(以下単にフラックスと称す)は種々の
役割を担っている。すなわち、鋳造される溶鋼表面を
保温すること、鋳型内溶鋼表面の酸化防止および浮上
する介在物を迅速溶解すること、鋳型の鋳片間の潤滑
をつかさどること、鋳片より最適な抜熱量をコントロ
ールすることなどの働きを課せられている。フラックス
のこれらの作用によって鋳片の表面欠陥をなくし、美麗
な鋳肌を形成できる効果を有し、特に連続鋳造操業の鋳
込作業の安定性の確保と鋳片鋳造歩留り向上を図るため
には必要不可欠なものである。
【0003】フラックスは、通常粉体あるいは顆粒状で
あり、その成分は一般にCaO、SiO2 を主成分と
し、他にAl23 、アルカリ土類金属およびアルカリ
金属の化合物(酸化物、炭酸塩、弗化物等)を加えてな
るものであり、溶融温度、粘度等を調整し、さらに、溶
融速度を調整するためにカーボンを添加してフラックス
組成が構成されており、顆粒状の場合は、有機、無機質
のバインダー等が用いられ一定の形状を保持している。
【0004】最近の厳しい品質要求の中で、コストの低
減も要求され、熱片での加熱炉への直接装入または、直
接圧延を円滑に保証するためには、ブレークアウト、鋳
片表面品位のみならず、鋳片の内質特にフラックスの巻
き込みがなく介在物の少ない鋳片を製造する必要があ
る。近年、鋼の連続鋳造は、鋳造歩留りの向上、省資源
および省エネルギー等の点において有利なことから急速
に普及し、極低炭素鋼、低炭アルミキルド鋼の連鋳比率
は確実に増加し、その大部分を占めている。
【0005】さらに生産性向上、コストダウンのため
に、また連続鋳造法の優位性を発展拡大した工程として
無手入れ熱片の加熱炉装入−圧延、さらには、製鋼−圧
延の直結プロセスすなわち、直送圧延への技術が確立
し、安定した高温鋳片の製造供給のためには高速鋳造化
は必須であり、一部の低グレードの低炭アルミキルド鋼
においては実施されている。
【0006】しかしながら、高速鋳造である1.4m/
min以上(偏平鋳型の使用)で鋳造した場合は、フラ
ックスの使用量が鋳造速度に比例して増大していかなけ
ればならないが、従来の高速鋳造用フラックスは、溶融
速度が遅いため溶融の湯面に溶融フラックス層を必要量
確保することができず、鋳片と鋳型との間に適量の溶融
フラックスが供給されないためフラックスフィルムが薄
くなっていると推定され、したがって、鋳片から抜熱度
が非常に高く、このため、鋳片の表面品位については、
極低炭素鋼、低炭Al−K鋼とはいえ、コーナー部の割
れ、表面割れが発生し、熱片無手入れ圧延の時、表面疵
の原因となり、品質の劣化となっていた。このように、
鋳片の表面品位については、充分に満足する成品は得ら
れていなかった。また、溶融フラックスの流入が不足し
て潤滑不良を起こしブレークアウトに至ることもあっ
た。
【0007】このような現象を克服するためには、フラ
ックスの溶融速度を調整している骨材としてのカーボン
量を少なくし、フラックスの溶融速度を早め、鋳造速度
に見合ったフラックスフィルム膜厚を保持するための溶
融フラックス量を湯面上に確保すればよいが、この骨材
を減少させるとフラックスの溶融過程で焼結性が増し、
スラグベアの異常発達やデッケルの生成が起こり、これ
が原因となってフラックスの溶融速度が逆に遅くなり、
前記したフラックスフィルム膜厚が薄くなることを助長
する結果となる。
【0008】従来からフラックス中におけるカーボン
が、連続鋳造鋳片の表面に浸炭という悪影響を及ぼすこ
とについては知られており、特に極低炭素鋼、ステンレ
ス鋼などにおいては、問題視されていた。このためフラ
ックス中のカボーン質原料の使用量を極力抑えるとの発
想から、溶融速度調整材の代替としてSi34 、Ti
N、SiCなどの窒化物、炭化物または金属などが提案
され、また、2CaO・SiO2 を用いる方法も提案さ
れている。これらの溶融速度調整材を併用することによ
りカーボン質原料の使用量の少ないフラックスが開発さ
れている。
【0009】しかし、このフラックスは保温性の低下や
滓化不良等の問題を引き起こし、実作業上問題なしとは
言い難い。なぜなら、カーボン質原料は滓化溶融速度調
整材としての役割を果たすだけでなく、未溶融のフラッ
クス層内においては、前述した如く種々の原料相互の焼
結抑制材として寄与し、低熱伝導の層を維持すると共
に、酸化時の発熱反応により溶鋼の保温性に果たす役割
が大きく、上記のフラックスは、これらの役割を充分果
たせないためである。従って、フラックスにおいては骨
材としてのカーボンは必要不可欠の組成であるとの認識
が一般化されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにフラック
ス中におけるカーボン量を減少せしめることは、連続鋳
造操業において鋳造される鋳片の表面および内部欠陥の
発生を惹起せしめることに繋がるため、フラックス中の
カーボン量を通常の範囲で維持したうえでフラックスの
溶融速度を早めなけれなならない課題が残されていた。
本発明はこのような従来の課題を解決を図るために考え
を出されたものでそのための適切な手段を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、下記手段をとるものであ
る。 (1)SiO2 :0.5〜45.0wt%、CaO:2
0.0〜45.0wt%、Al23 :1.0〜45.
0wt%、R2 O+RO+F:1.0〜45.0wt
%、F・C:0.2〜15.0wt%を主体とし、これ
に酸化剤としてNaNO3 、KNO3 、NH4 NO3
NaClO3 、KClO3 、KClO4 のうち1種また
は2種以上を酸化剤とF・Cの比(酸化剤/F・C)で
5.0未満とした連続鋳造用モールドフラックス。 (2)前記フラックスの形状が常温で中空顆粒状を呈し
ている(1)記載の連続鋳造用モールドフラックス。 (3)前記フラックスの形状が常温で中実顆粒状または
粉末状を呈している(1)記載の連続鋳造用モールドフ
ラックス。
【0012】(4)鋳片断面が偏平であるスラブ(厚さ
50〜300mm、幅500〜3000mm)の連続鋳
造において、鋳造速度1.4m/min以上の鋳造に適
用する(1)ないし(3)のいずれかに記載の連続鋳造
用モールドフラックス。 (5)鋳片断面が角形であるブルーム(厚さ200〜5
00mm、幅200〜600mm)あるいは丸ブルーム
(直径220〜500mm)の連続鋳造において、鋳造
速度1.5m/m以上の鋳造に適用する(1)ないし
(3)記載の連続鋳造用モールドフラックス。 (6)鋳片断面の一辺が220mm以下である角ビレッ
トあるいは直径220mm以下の丸ビレットの連続鋳造
において、鋳造速度1.6m/min以上の鋳造に適用
する(1)ないし(3)のいずれかに記載の連続鋳造用
モールドフラックス。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明者らは骨材のカーボンを減
ぜずにフラックスの溶融速度を早めることについて種々
の実験研究を重ねた結果、酸化剤はカーボンが酸化開始
する温度より低い温度で分解して酸素を供給すること、
この酸素でもってフラックスの溶融過程で不要のカーボ
ンを燃焼(酸化)せしめれば、通常のフラックス中に含
まれるカーボン量を確保し、カーボン減少による種々の
弊害を回避したうえ、不要となったカーボンを消失させ
ることが可能となり、低温で分解生成した組成物はフラ
ックスの溶融を助長するので、適正な溶融速度が得ら
れ、その結果、フラックスの均一な厚みの溶融層を保つ
ことができ、鋳型と鋳片間へのフラックスの流入が絶え
ず一定量供給されて鋳片の表面欠陥の発生やブレークア
ウトを惹起することがないとの結論を得た。
【0014】このようなカーボンを酸化せしめる作用を
有する物質をフラックス中に含有せしめれば、カーボン
量を減少することなく通常のフラックス組成のままで連
続鋳造鋳片の製造が容易に可能になることを見出すに至
った。
【0015】本発明のフラックスは上記知見を基にして
なされたものである。すなわち、フラックス中にカーボ
ンを酸化させるための物質として硝酸ナトリウム(硝酸
ソーダ、NaCO3 )、硝酸カリウム(硝酸カリ、KN
3 )、硝酸アンモニウム(硝安、NH4 NO3 )、塩
素酸ナトリウム(塩素酸ソーダ、NaClO3 )、塩素
酸カリウム(塩素酸カリ、KClO3 )、過塩素酸カリ
ウム(過塩素酸カリ、KClO4 )のうち1種または2
種以上を適量含有せしめることにより、カーボンを安定
に、かつ酸化させることができる。
【0016】ここで本発明と異なった目的で(鋳片への
浸炭の防止)でフラックス中のカーボンの消滅を図るた
めに、カーボンの燃焼促進剤として例えば本発明中の一
部の物質を取り上げた特開平4−294849号公報が
存在する。該公報を要約して記すと「連続鋳造用モール
ドパウダーは、比表面積95BET装入管−m2 /g以
上で、かつpH8未満のカーボンブラック60重量%以
上を含むカーボン質原料を0.5〜5重量%、カーボン
の燃焼促進剤として炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、硝酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウ
ム、硝酸カリウム、炭酸リチウムの1種または2種以上
を3〜35重量%、及び適宜シリカ含有量60重量%以
上のシリカ質原料を10重量%未満含有し、シリカ質原
料を添加する場合には、燃焼促進剤とシリカ質原料の配
合比が重量比で1.5以上であり、かつ燃焼促進剤とカ
ーボン質原料の配合比が重量比で5.0以上であること
を特徴とする。」とある。
【0017】しかし、本発明で使用される硝酸ナトリウ
ム等の使用量はその使用目的が異なるため相違し、本発
明の目的を達成することはできない。本発明のフラック
ス組成はSiO2 :0.5〜45.0wt%、CaO:
20.0〜45.0wt%、Al23 :1.0〜4
5.0wt%、R2 O+RO+F:1.0〜45.0w
t%、FC:0.2〜15.0wt%を主体としこのフ
ラックスにNaNO3 、KNO3 、NH4 NO3 、KC
lO3 、KClO4 のうち1種または2種以上を、カー
ボン酸化剤とカーボン含有量の配合比が重量比で5.0
未満になるよう規制したものである。
【0018】本発明のフラックス組成の依ってきたる根
拠はフィルム膜厚が適切な厚さをもって絶えず鋳型と鋳
片間で存在しなければならないが、そのためには溶融し
ているフラックス層厚を適正量確保しておかなければな
らない。このフラックス層厚はいかなる鋳造速度におい
ても同様であるが、鋳造速度が速くなれば消費されるフ
ラックス量が多くなるので、鋳造速度とフラックス消費
量の間では許容される適正範囲が存在する。例えば図1
は寸法(幅1500mm×厚さ250mm)の鋳片を鋳
造したときの鋳造速度とフラックス消費量の関係を示し
たもので、図中斜線で表している範囲が略適正条件と見
倣せる。
【0019】しかしてこの消費量に見合った溶融フラッ
クス厚としては7〜25mmを必要とし、常時この溶融
厚みを保持できれば鋳片の表面欠陥を最小に維持するこ
とができる。このためにはスラグベアやデッケルの発生
を抑制するために必要なカーボンを確保すると共にフラ
ックス中に前記カーボン酸化剤を含有せしめたものであ
る。
【0020】本発明で用いるカーボン酸化剤はその使用
目的からみてフラックス中に含有されるカーボン量に見
合った酸素量を含有するだけでよく、従って使用される
酸化剤の種類によってその配合量を本発明で規制した範
囲内で適宜調整し実施する。本発明で用いる酸化剤の酸
素発生量の比較を表1に示したが、酸素供給物質単位重
量当たりの酸素発生量としてはNaNO3 が最大であ
り、最も使用に適していることが判る。
【0021】
【表1】
【0022】このカーボン酸化剤の配合量は複合添加で
あってもよく、カーボン酸化剤とカーボンの配合比は重
量比で5.0未満で充分カーボンを酸化することがで
き、余分な配合は徒に酸素源の増加を招き、必要なカー
ボンまで酸化させることになる。また、過剰な溶融フラ
ックス層厚みとなり、過剰な溶融フラックス層厚になっ
た場合は、溶鋼湯面コントロールが困難となることか
ら、溶融フラックスの汲み出しを行うか、未溶融フラッ
クス層が存在しない赤熱状態の操業を余儀なくされる。
【0023】本発明で用いるカーボン酸化剤は前述の如
き物質を全て使用することができるが、通常取扱い上の
優位性(使用時のカーボンとの反応の容易性、価格の低
廉性、搬送時の爆発の危険性、反応による発生ガスの環
境汚染等)を考慮するとNaNO3 、KNO3 が最も好
ましい。さらに、フラックスはその製造方法によって中
実状(押出成形)、中空状の成品が得られるが本発明の
適用に当たってはどちらでもよく、また顆粒状、粉末状
のいずれであってもその可否を問わない。
【0024】また、一般的に偏平鋳片の鋳造において鋳
造速度が1.4m/min以上の高速鋳造においては、
その操業条件が厳しくなるため、フラックスもそれに適
応した性質が要求されるが、本発明においては前記した
如き組成をフラックスに付与することにより、スラブで
は断面厚さ50〜300mm、幅500〜3000mm
の鋳片を1.4m/min以上、断面が角形である厚さ
200〜500mm、幅200〜600mmのブルー
ム、あるいは直径220〜500mmの丸ブルームを鋳
造速度1.5m/m以上、断面の一辺が220mm以下
である角ビレットあるいは直径220mm以下の丸ビレ
ットを1.6m/min以上の高速で鋳造を行うことが
できる。
【0025】さらに、本発明のカーボン酸化剤は、フラ
ックス中に含有する割合が少なく前記した特開平4−2
94849号のフラックスより取扱い上での爆発の危険
性は少ないが、酸化剤中に例えば塩素系の物質は毒性の
ガスを発生するものもあるので、該酸化剤を使用するに
際しては、鋳型近傍の集気、換気等に充分留意する必要
がある。
【0026】
【実施例】本発明の実施例に用いたフラックスの化学組
成を表2に示し、そのフラックスを用いて鋳片の鋳造を
行った操業条件と鋳造時のフラックスの状態およびそれ
によって得られた鋳片の品質状況を表3および表4に示
した。なお、比較のために従来のフラックス、鋳造操業
条件、鋳造時フラックス状態、鋳片品質状況も併せてそ
れぞれ表2と表4に併記した。
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、フラックス中の溶融速
度調整剤である骨材としてのカーボンを減ずることな
く、カーボン酸化剤を含有せしめることによって高速鋳
造においても、鋳型と鋳片間のフィルム膜厚を安定に、
かつ均一に保つことができ、鋳片の表面品質を高位に保
つことができ、鋳造操業の安定化に寄与すること大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続鋳造速度とフラックス消費量の関係を示す

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SiO2 :0.5〜45.0wt%、C
    aO:20.0〜45.0wt%、Al23 :1.0
    〜45.0wt%、R2 O+RO+F:1.0〜45.
    0wt%、F・C:0.2〜15.0wt%を主体と
    し、これに酸化剤としてNaNO3 、KNO3 、NH4
    NO3 、NaClO3 、KClO3 、KClO4 のうち
    1種または2種以上を酸化剤とF・Cの比(酸化剤/F
    ・C)で5.0未満としたことを特徴とする連続鋳造用
    モールドフラックス。
  2. 【請求項2】 前記フラックスの形状が常温で中空顆粒
    状を呈していることを特徴とする請求項1記載の連続鋳
    造用モールドフラックス。
  3. 【請求項3】 前記フラックスの形状が常温で中実顆粒
    状または粉末状を呈していることを特徴とする請求項1
    記載の連続鋳造用モールドフラックス。
  4. 【請求項4】 鋳片断面が偏平であるスラブ(厚さ50
    〜300mm、幅500〜3000mm)の連続鋳造に
    おいて、鋳造速度1.4m/min以上の鋳造に適用す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の連続鋳造用モールドフラックス。
  5. 【請求項5】 鋳片断面が角形であるブルーム(厚さ2
    00〜500mm、幅200〜600mm)あるいは丸
    ブルーム(直径220〜500mm)の連続鋳造におい
    て、鋳造速度1.5m/m以上の鋳造に適用することを
    特徴とする請求項1ないし請求項3記載の連続鋳造用モ
    ールドフラックス。
  6. 【請求項6】 鋳片断面の一辺が220mm以下である
    角ビレットあるいは直径220mm以下の丸ビレットの
    連続鋳造において、鋳造速度1.6m/min以上の鋳
    造に適用することを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の連続鋳造用モールドフラックス。
JP36388197A 1997-12-18 1997-12-18 連続鋳造用モールドフラックス Expired - Fee Related JP3269798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36388197A JP3269798B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 連続鋳造用モールドフラックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36388197A JP3269798B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 連続鋳造用モールドフラックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11179501A true JPH11179501A (ja) 1999-07-06
JP3269798B2 JP3269798B2 (ja) 2002-04-02

Family

ID=18480428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36388197A Expired - Fee Related JP3269798B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 連続鋳造用モールドフラックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3269798B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130684A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼の連続鋳造用モールドパウダーおよび連続鋳造方法
JP2016078035A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 新日鐵住金株式会社 鋼の連続鋳造用モールドフラックス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130684A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼の連続鋳造用モールドパウダーおよび連続鋳造方法
JP4508086B2 (ja) * 2005-11-14 2010-07-21 住友金属工業株式会社 鋼の連続鋳造用モールドパウダーおよび連続鋳造方法
JP2016078035A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 新日鐵住金株式会社 鋼の連続鋳造用モールドフラックス

Also Published As

Publication number Publication date
JP3269798B2 (ja) 2002-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2000005012A1 (fr) Poudre a mouler pour coulage en continu de plaque mince
JP4337748B2 (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダー
CN1131118C (zh) 一种超低碳钢连铸用保护渣
US4508571A (en) Mold additives for use in continuous casting
JP4650452B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法
JP3226829B2 (ja) 連続鋳造用中空顆粒モールドフラックス
EP0513357B1 (en) Exothermic mold powder for continuous casting
JP3269798B2 (ja) 連続鋳造用モールドフラックス
JP3128496B2 (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダー
JP5637081B2 (ja) 高Mn鋼の連続鋳造用モールドフラックス及び連続鋳造方法
JP2917824B2 (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダー
JP5226423B2 (ja) 鋼の連続鋳造用パウダー
JPH03226341A (ja) 連続鋳造用発熱型モールドパウダー
JP4508086B2 (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダーおよび連続鋳造方法
JP7024478B2 (ja) 連続鋳造用モールドパウダー及び連続鋳造方法
JPH1190596A (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダ
JP3081067B2 (ja) 溶鋼表面保温剤
JPH09308951A (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダー
JP3519992B2 (ja) 連続鋳造用フラックス
KR100260209B1 (ko) 표면품질이 우수한 오스테나이트계 스테인레스강용 주형용제
JPH0741383B2 (ja) 連続鋳造用モールドパウダー
JPH11320057A (ja) 鋼の連続鋳造用モールドパウダー
CN115351252A (zh) 降低板坯连铸开浇缺陷的开浇渣及其制备方法
JPH08174167A (ja) 発熱型連続鋳造用モールドパウダー
JP4513162B2 (ja) 鋼の連続鋳造用パウダー

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees