JPH11175241A - 操作子の応答制御方法および操作子の応答制御プログラムを記録した記録媒体および操作子の応答制御装置 - Google Patents

操作子の応答制御方法および操作子の応答制御プログラムを記録した記録媒体および操作子の応答制御装置

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JPH11175241A
JPH11175241A JP9356381A JP35638197A JPH11175241A JP H11175241 A JPH11175241 A JP H11175241A JP 9356381 A JP9356381 A JP 9356381A JP 35638197 A JP35638197 A JP 35638197A JP H11175241 A JPH11175241 A JP H11175241A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の操作態様では応答せず、意図的な操作
態様の場合に限り応答することにより誤操作されにくい
操作子の応答制御方法を提供する。 【解決手段】 複数の音色スイッチ4は、対応する音色
の楽音発生を指示する。各音色スイッチ4は、シングル
クリックおよび誤操作されにくいダブルクリックの操作
態様を有する。ノーマルモードとパネルロックモードと
を有し、ノーマルモードは通常の応答状態でありパネル
ロックオフ状態21に対応する。パネルロックモード
は、パネルロックの待機状態22,パネルロックオン状
態23に対応する。パネルロックオン状態23において
は、音色スイッチ4のシングルクリックを検出しても操
作された音色スイッチ4に対応する音色設定の実行指示
をロックして、この音色設定を実行しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作子に対応する
機能の実行を指示したりこの実行指示を解除する操作子
の応答制御技術に関するものである。特に、電子楽器に
おける操作子に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】電子楽器の鍵盤を操作してリアルタイム
で演奏している間において、操作するつもりのない操作
子に誤って指が触れてしまい、電子楽器の各種設定が意
図しない状態に変化してしまう場合があった。パネルス
イッチの中で、演奏中に頻繁に、あるいは、素早く操作
を行う必要のある、例えば、音色スイッチに関しては、
鍵盤の近傍に配置されているため、鍵盤を操作してリア
ルタイムで演奏しているときに指が触れると、音色が演
奏途中で急に切り替わってしまうことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
誤操作を防ぐためになされたもので、各種の操作子が通
常の操作態様では応答せず、誤操作されにくい意図的な
操作態様の場合に限り応答する操作子の応答制御方法お
よび操作子の応答制御プログラムを記録した記録媒体お
よび操作子の応答制御装置を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、1または複数の操作子に対する通常の第1の
操作態様および該第1の操作態様とは異なる意図的な第
2の操作態様を検出して、操作された前記操作子に対応
する機能の実行指示をする操作子の応答制御方法であっ
て、前記第1の操作態様を検出して操作された前記操作
子に対応する機能の実行指示を有効にする第1のモード
と、前記第1の操作態様を検出しても操作された前記操
作子に対応する機能の実行指示をロックする第2のモー
ドとを有するものである。したがって、通常の操作態様
では応答せず、意図的な操作態様の場合に限り応答する
ようして誤操作を防ぐことができる。この応答制御方法
は、より具体的には、例えば、意図的な操作態様を検出
して第1のモードから第2のモードに切り替わり、直前
に第2の操作態様で操作された操作子によって指示され
た機能を実行指示する同じ操作子に対し、再び第2の操
作態様を検出して第2のモードから第1のモードに切り
替えることにより実現される。通常の操作態様では応答
しないようにしたり、応答するようにしたりする切り替
えを、機能の実行指示を行う操作子自体によって比較的
簡単に行うことができる。
【0005】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の操作子の応答制御方法において、前記第2の
操作態様の設定を予め行っておくものである。したがっ
て、演奏者であるユーザが好みに応じて自由に第2の操
作態様を決めることができる。
【0006】請求項3に記載の発明においては、操作子
の応答制御方法において、1または複数の操作子に対す
る通常の第1の操作態様を検出することにより、操作さ
れた前記操作子に対応する機能の実行指示をする操作子
の応答制御方法であって、前記第1の操作態様を検出し
て操作された前記操作子に対応する機能の実行指示を有
効にする第1のモードと、前記第1の操作態様を検出し
ても操作された前記操作子に対応する機能の実行指示を
ロックする第2のモードとを有し、前記第1の操作態様
とは異なる意図的な第2の操作態様を検出することによ
り前記第1のモードから前記第2のモードに切り替わる
ものである。したがって、通常の操作態様では応答しな
いようにして誤操作を防ぐために、機能の実行指示を行
う操作子自体によって比較的簡単に行うことができる。
【0007】請求項4に記載の発明においては、請求項
1ないし3のいずれか1項に記載の操作子の応答制御方
法において、第3のモードを有し、該第3のモードにお
いては、前記第1の操作態様を検出したときに操作され
た前記操作子に対応する機能の実行指示を有効にすると
ともに、ロックモード設定手段がロックモードの設定を
指示したときに前記第1のモードに切り替わり、前記第
1,第2のモードにおいては、前記ロックモード設定手
段がロックモードの設定解除を指示したときに前記第3
のモードに切り替わるものである。したがって、従来と
同様な通常の操作態様で応答するモードを、応答しない
ようにするモードとは別に設けて残すことができる。
【0008】請求項5に記載の発明においては、1また
は複数の操作子に対する通常の第1の操作態様および該
第1の操作態様とは異なる意図的な第2の操作態様を検
出して、操作された前記操作子に対応する機能の実行指
示をする操作子の応答制御をコンピュータに処理させる
ための操作子の応答制御プログラムを記録した記録媒体
であって、前記第1の操作態様を検出し操作された前記
操作子に対応する機能の実行指示をロックするステップ
を含む処理モードを有するものである。したがって、通
常の操作態様では応答せず、意図的な操作態様の場合に
限り応答して誤操作を防ぐ処理プログラムを実行させる
ことができる。
【0009】請求項6に記載の発明においては、1また
は複数の操作子に対する通常の第1の操作態様および該
第1の操作態様とは異なる意図的な第2の操作態様を検
出する操作態様検出手段、および、操作された前記操作
子に対応する機能の実行指示をする機能実行指示手段を
有する操作子の応答制御装置であって、前記機能実行指
示手段は、第1および第2のモードを有し、前記第1の
モードにおいて、前記操作態様検出手段が前記第1の操
作態様を検出したとき操作された前記操作子に対応する
機能の実行指示を有効にするとともに、前記第2のモー
ドにおいて、前記操作態様検出手段が前記第1の操作態
様を検出しても操作された前記操作子に対応する機能の
実行指示をロックするものである。したがって、通常の
操作態様では応答せず、意図的な操作態様の場合に限り
応答するようして誤操作を防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の操作子の応答制
御方法の第1の実施の形態を用いた電子楽器の平面図で
ある。この実施の形態は、各スイッチが特定の音色の楽
音発生を指示する複数の音色スイッチ4に対する応答制
御装置である。電子楽器本体のパネル1の下部には鍵盤
3が設けられ、***部には液晶表示装置のような表示
器2が設けられている。鍵盤3の近傍上部には複数の音
色スイッチ4、さらに各音色スイッチ4の上に発光ダイ
オード5が設けられ、表示器2の左右には、他の操作子
群A6,他の操作子群B7が配置されている。発光ダイ
オード5は、その下の音色スイッチ4と対応し、これが
押されて対応する機能が実行選択されると点灯する。
【0011】他の操作子群A6,他の操作子群B7とし
ては、スイッチのようなON,OFFタイプに限らず、
音量ボリューム、ピッチベンドホイール、あるいは、モ
ジュレーションホイールのようなアナログタイプの操作
子の場合もある。また各種のパラメータの値を事前に設
定する設定操作子の他、演奏中に設定する演奏操作子の
場合もある。この例では、演奏スタイルなどの設定操作
や各種のユーティリティーの設定は、メニュー方式で行
う。表示器3にメニュー画面が表示され、他の操作子群
A6または他の操作子群B7に含まれたカーソルキーに
よって設定項目を選択し、テンキーによって設定値を選
択するなどして設定データを入力する。
【0012】図2は、本発明の操作子の応答制御方法の
第1の実施の形態を用いた電子楽器の概要ブロック図で
ある。バスライン11には、CPU12、RAM13、
ROM14、入力装置15、音源16、表示器17、M
IDIインターフェース18の各ブロックが接続されて
いる。CPU12は、ROM14からプログラムを読み
出しRAM13に書き込み、RAM13上でプログラム
を実行する。CPU15は、図1に示した鍵盤2,音色
スイッチ4,他の操作子群A6,他の操作子群B7等の
操作子を含む、各種の入力装置15からの情報を取り込
み、音源16において楽音信号を生成し、MIDI(Mu
sical Instrument Digital Interfase)インターフェー
ス18を通して外部の機器にMIDIデータを出力す
る。この図では省略したが、音源16が生成した波形デ
ータをA/D変換部を通し、内蔵スピーカから楽音信号
を放音するようにしてもよい。
【0013】図3は、図1に示した電子楽器の音色スイ
ッチ4に対する応答の状態遷移を説明する図である。複
数の音色スイッチ4は、操作子群を構成し、各音色スイ
ッチ4は、対応する音色の楽音発生を指示する。各音色
スイッチ4は、通常の操作態様であるシングルクリッ
ク、および、誤操作されにくい意図的な操作態様である
ダブルクリックの操作態様を有する。このダブルクリッ
クとは、パーソナルコンピュータの入力装置の1つであ
るマウスボタンの操作において用いられているダブルク
リックと同じ操作態様である。音色スイッチ4の応答制
御の状態としては、通常の応答状態であるノーマルモー
ドとパネルロックモードとを有する。ノーマルモードは
パネルロックオフ状態21に対応する。パネルロックモ
ードには2つのサブモードがあり、各サブモードは、パ
ネルロックの待機状態22,パネルロックオン状態23
に対応する。
【0014】この実施の形態では、ノーマルモードにお
いて、パネルロックオフ状態21にあり、操作態様検出
手段がシングルクリックを検出すると操作された音色ス
イッチ4に対応する音色設定の実行指示を有効にする。
そして、パネルからロックモードの設定を指示したとき
にパネルロックモードの第1のサブモードとなり、パネ
ルロックの待機状態22に切り替わる。パネルロックモ
ードの第1,第2のサブモードからノーマルモードへ切
り替えるには、パネルロックの待機状態22またはパネ
ルロックオン状態23において、パネルからロックモー
ドの設定解除をする。パネルからロックモードの設定、
および、設定解除を行うには、例えば、システムメニュ
ーの設定時に行う。すなわち、図1に示した表示器3の
メニュー画面を見ながら他の操作子群A6,他の操作子
群B7に含まれる操作子を用いて行う。あるいは、ロッ
クモードの設定,設定解除のために専用のスイッチをパ
ネル1上に設けてもよい。
【0015】次に、パネルロックモードにおける操作子
の応答制御方法を説明する。パネルロックの待機状態2
2においては、音色スイッチ4のシングルクリックを検
出して操作された音色スイッチ4に対応する音色設定の
実行指示を有効にする。パネルロックオン状態23にお
いては、音色スイッチ4のシングルクリックを検出して
も操作された音色スイッチ4に対応する音色設定の実行
指示をロックし、この音色設定を実行しない。パネルロ
ックの待機状態22において、音色スイッチ4のダブル
クリックを検出すると、操作された音色スイッチ4に対
応する音色設定の実行指示を有効にするとともに、パネ
ルロックオン状態23に切り替わる。
【0016】パネルロックオン状態23において、現在
の音色と同じ音色のの設定を実行指示する音色スイッチ
4のダブルクリックを検出すると、言い換えれば、直前
にダブルクリックで操作された音色スイッチ4に対して
再びダブルクリックを検出すると、パネルロックオン状
態23のサブモードからパネルロックの待機状態22の
モードに切り替わる。その際、この音色スイッチ4に対
応する音色設定の実行指示を改めて行うこともできるが
特にその必要はない。また、パネルロックオン状態23
において、現在の音色とは異なる音色の設定を実行指示
する音色スイッチ4のダブルクリックを検出すると、言
い換えれば、直前にダブルクリックで操作されたものと
は異なる音色スイッチ4に対してダブルクリックを検出
すると、パネルロックオン状態23にとどまるが、この
音色スイッチ4に対応する異なる音色を設定するための
実行指示を行う。
【0017】上述した説明から明らかなように、パネル
ロックモードにおいても、シングルクリックに完全に応
答しないようにするのではない。応答しないようにする
場合でも、機能の実行指示を行う音色スイッチ4自体を
操作することにより、比較的簡単に応答しないロック状
態および応答する状態の切り替えができるようにされて
いる。そして、通常の操作態様であるシングルクリック
とは異ならせて、誤操作されにくい特別の操作態様であ
るダブルクリックを設定し、通常の操作態様に対しては
音色スイッチ4に割り当てられた機能を阻止し、誤操作
されにくい特別の操作態様に限り音色スイッチ4の音色
設定の機能を実行するようにしたものであるから、誤操
作のおそれが少なくなる。
【0018】なお、上述したダブルクリックの操作態様
は、シングルクリックの通常の操作態様に対する、誤操
作されにくい意図的な操作態様の単なる一例であり、意
図的な操作態様としては、このほかにもトリプル以上の
クリックを用いることができる。クリック回数やクリッ
ク間隔は任意に設定可能である。あるいは、音色スイッ
チ4を押す時間の長さを通常よりも長い例えば数秒間押
し続けるような操作態様を採用することもできる。
【0019】上述した操作子の応答制御方法を実現する
には、図2に示したハードウエア構成で、複数の音色ス
イッチ4のシングルクリックなどの操作態様を検出する
操作態様検出手段、複数の処理モードを有し、操作され
た音色スイッチ4に対応する音色設定の実行指示を有効
にしたりロックしたりする動作指示手段、ロックモード
の設定,設定解除を指示する手段を用いればよい。そし
て、このような機能を実現するための操作子の応答制御
プログラムを含む電子楽器のプログラムをROM14に
記憶しておく。
【0020】上述した説明では、鍵盤2の近傍に配置さ
れた音色スイッチ4に対する応答制御について説明し
た。図1の他の操作子群A6,他の操作子群B7を含め
た操作子全体、一部の特定の機能の操作子群、あるい
は、単一の操作子に対して、上述した音色スイッチ4に
対する応答制御と同様な応答制御をさせることもでき
る。演奏者の癖に応じて演奏者が誤操作しやすい特定の
操作子に関し、同様な応答制御をすれば、演奏者が演奏
中に誤って無意識に操作子を操作してしまっても操作子
は機能の実行指示がロックされて応答せず、演奏者が意
図的に操作子を操作したときのみ、その操作子の応答が
あり機能の実行が行われる状態を提供することができ
る。
【0021】図4は、本発明の応答制御方法の第2の実
施の形態として、1つの機能スイッチの応答の状態遷移
を説明する図である。図中、図3と同様な部分には同じ
符号を付して説明を省略する。この実施の形態では、パ
ネルロックオン状態23からパネルロックの待機状態2
2に切り替えるのも、機能スイッチのダブルクリックで
行う。その際、この機能スイッチが他の機能スイッチと
は独立して機能のON,OFFを行うものであれば、こ
の機能スイッチのダブルクリックに対応してはこの機能
スイッチに対応した機能の実行を停止させる指示を行
う。あるいは、この機能スイッチが他の機能スイッチと
共同して機能のON,OFFをするものであれば、機能
を実行するタスク側には何も指示をしないようにする。
後者の1例としては、他の音色スイッチが押されると初
めて音色が切り替わるような音色スイッチ群をあげるこ
とができる。
【0022】図5ないし図8は、図1に示した電子楽器
の音色スイッチ4に対する応答制御方法の処理ステップ
の一例を説明するためのフローチャートである。図5
は、電子楽器の立ち上げ時の初期化処理およびパネルロ
ックモードの設定処理のフローチャートである。図6
は、スイッチの操作態様検出処理のフローチャートであ
る。図7は、図の6のS54におけるシングルクリック
の場合(スイッチ処理1)のより詳細なフローチャート
である。図8は、図6のS53におけるダブルクリック
の場合(スイッチ処理2)のより詳細なフローチャート
である。パネルロックの状態は、パネルロックフラグの
識別で行い、「オフ」、「待機中」、「オン」の3状態
がある。「オフ」はパネルロックが行われない状態、
「待機中」は音色スイッチ4に所定の操作をすればパネ
ルロック状態に入ることができる状態、「オン」はパネ
ルロック状態を示す。パネルロックを行う操作手順とし
ては、システム立ち上げ後、システムメニューによりモ
ード設定を行う際に、待機状態にし、演奏の前に音色ス
イッチ4をダブルクリックする。
【0023】図5の左に示す電子楽器の立ち上げ時の初
期化処理は、電子楽器システムの電源を立ち上げると起
動される。S31においては、図2に示したRAM13
をはじめとする内部のメモリの初期化を行い、S32に
処理を進める。S32においては、音源16や表示器1
7等のデバイスの初期化を行い、S33に処理を進め
る。S33においては、パネルロックフラグをオフと
し、音色スイッチ4の応答状態を一般の電子楽器と同じ
ノーマルモードに設定して、立ち上げ時の処理を終え
る。
【0024】図5の右に示すパネルロックモードの設定
処理は、演奏者がシステムメニューを開いてノーマルモ
ードあるいはパネルロックモードを設定するときに起動
する。演奏者は、この段階で、パネルロックモードを使
用するが否かの意思表示を電子楽器に対して行うことに
なる。パネルロックモードを使用したいときには、時と
場合によって使うことができる待機状態にする。S41
において、パネルロックフラグを「待機中」にすること
によりパネルロックモードになり、パネルロックフラグ
を「オフ」にすることにより初期化時と同様のノーマル
モードになる。
【0025】図6は、スイッチトリガイベントを検出す
ると起動する。全てのスイッチタイプの操作子(以下、
単にスイッチという)はスキャニングされるなどして、
スイッチのオンオフ情報がスイッチナンバーあるいは各
スイッチに対応するフラグとしてRAM13に取り込ま
れ、スイッチトリガイベントの検出および操作されたス
イッチが特定される。S51においては、特定されたス
イッチのスイッチトリガイベントの発生時間間隔をカウ
ントし、S52に処理を進める。S53においては、所
定時間内に再度同じスイッチの押下(オン)が検出され
たか否かを判定し、検出されたときにはスイッチがダブ
ルクリックされたと判断してS53に処理を進め、検出
されなかったときにはシングルクリックされたと判断し
てS54に処理を進める。
【0026】図7におけるスイッチ処理1においては、
S61においてパネルロックフラグが「オン」か否かを
判定し、「オン」のときはS62に処理を進め、「オ
フ」のときにはS63に処理を進める。S62において
は、特定されたスイッチが音色スイッチ4であるか否か
を判定し、音色スイッチ4であるときには音色設定を行
うタスクへの実行指示をロックしこのタスクに音色設定
を実行させることなく処理を終え、音色スイッチ4でな
ければS63に処理を進める。S63においては、特定
されたスイッチに対応する機能をタスクが実行するよう
に指示してスイッチの応答制御処理を終える。
【0027】図8におけるスイッチ処理2においては、
S71においてパネルロックフラグを判定し、「オン」
であればS72に処理を進め、「待機中」であればS7
3に処理を進め、「オフ」であればS74に処理を進め
る。S72においては、特定された音色スイッチ4に対
応する切り替え音色が現在の音色と一致するか否かを判
定し、一致するときにはS75に処理を進め、パネルロ
ックフラグを「待機中」にセットし、音色設定を行うタ
スクにその機能を実行させずに処理を終える。一致しな
い場合には、S74に処理を進める。S73において
は、パネルロックフラグを「オン」にセットし、S74
に処理を進める。S74においては、音色の切り替えを
実行するように操作された音色スイッチ4に対応する音
色の設定を行うタスクに対し、音色設定の実行を指示し
て音色スイッチ4の応答制御処理を終える。
【0028】上述した説明から明らかなように、図3に
示したパネルロックオン状態23に入ると、音色の切り
替えは、音色スイッチ4をダブルクリックしなければ行
われない。パネルロックオン状態23を解除してパネル
ロックの待機状態22にするには、現在選択されている
音色に対応する音色スイッチ4をダブルクリックすれば
よい。現在選択されている音色は、図1に示した発光ダ
イオード5が点灯していることによって容易に認識する
ことができる。音色スイッチ4の1番をダブルクリック
して、音色をピアノに切り替えたとする。演奏途中で、
4番の音色に切り替えたいときには、4番の音色スイッ
チ4をダブルクリックすればよい。一方、パネルロック
オン状態23を解除してパネルロックの待機状態22に
したい場合には、1番の音色スイッチを再度ダブルクリ
ックすればよい。
【0029】ここで、例えば、図3,図4に示したパネ
ルロックオン状態23における、図2に示したMIDI
インターフェース18を通して入力される種々の制御情
報について説明する。MIDIインターフェース18を
通して、外部から制御情報が入力されたときには、その
まま、この制御情報を認識して応答処理をする。あるい
は、外部からの制御情報にこの制御情報の入力態様に応
じて個別に特別の入力態様を定義して設定しておき、制
御情報の入力態様が予め設定された特別の入力態様と一
致すれば応答処理を行うようにしてもよい。例えば、音
色設定の制御情報である「プログラムチェンジ」につい
て、ある音色の設定を実行指示する「プログラムチェン
ジ」が複数回連続して入力されるという特別の入力態様
に応答して、この音色の設定を実行する指示を行い、こ
の音色を設定する。
【0030】この場合、パネルロックオン状態23を解
除してパネルロックの待機状態22にしたい場合には、
図3,図4に示した状態遷移図の場合と同様に、入力さ
れた制御情報によって実行指示された現在の機能と同じ
機能を実行指示する操作子を演奏者がダブルクリックす
ればよい。例えば、入力された「プログラムチェンジ」
によって変更された現在の音色と同じ音色の設定を実行
指示する音色スイッチ4を、演奏者がダブルクリックす
ればよい。
【0031】一方、MIDIインターフェース18か
ら、現在の機能と同じ機能を実行指示する制御情報が特
別の入力態様で入力されても、例えば、現在の音色と同
一音色の設定を実行指示する「プログラムチェンジ」が
特別の入力態様で入力されても、パネルロックの待機状
態22に切り替わらずパネルロックが解除されないよう
にすることが好ましい。同様に、パネルロックの待機状
態22からパネルロックオン状態23への切り替えも、
制御情報が特別の入力態様で入力されても切り替わらな
いようにすることが好ましい。
【0032】次に、パネルロックオン状態23におい
て、図2に示したMIDIインターフェース18を通し
て出力される種々の制御情報について説明する。パネル
ロックオン状態23においても、パネル1上の操作子に
対する応答制御に従って制御情報を出力する。すなわ
ち、操作子のダブルクリックにより異なる機能の実行指
示がなされたときには、外部にこの異なる機能を実行指
示する制御情報を出力する。例えば、音色スイッチのダ
ブルクリックにより現在の音色とは異なる音色の設定の
実行指示がなされたときには、外部にこの異なる音色の
設定を実行指示する「プログラムチェンジ」を出力す
る。
【0033】上述した説明では、主としてパネルロック
を音色スイッチ4に行った例を説明した。図1のパネル
1に設けられたスイッチをその機能に応じて、あるいは
パネル上の位置、例えば、鍵盤からの距離に応じて、複
数のスイッチ群、例えば、音色スイッチ4,他の操作子
群A6,他の操作子群B7に分割し、それぞれの群毎に
パネルロックの状態フラグを用意し、群毎に応答制御を
別管理してもよい。さらにスイッチ単位にパネルロック
の状態フラグを用意してスイッチを個別に応答制御して
もよい。また、意図的な操作態様をこれらの群またはス
イッチ単位に異ならせることもできる。機能と位置の組
み合わせによって応答制御および意図的な操作態様を決
めてもよい。
【0034】次に、上述した意図的な操作態様を演奏者
が自由に設定できるような構成を説明する。演奏者が予
め意図的な操作態様を設定する手段を設ける。例えば、
複数の操作態様を予め操作子の応答制御装置側で用意し
ておき、演奏者がその中から好みのものを選択して設定
する。または、スイッチ単位、あるいは群単位で記憶部
を設けておいて、演奏するユーザが自由にそのスイッチ
単位あるいは群の応答を書き込むようにしておく。演奏
者が予め音色スイッチ4等の操作子を実際に用いて意図
的な操作態様の操作を行い、その操作のシーケンスを記
憶部に書き込む。そして、操作された音色スイッチ4の
操作態様と上述した記憶手段に記憶された操作態様とを
比較し、一致を見れば自由に設定された意図的な操作態
様を検出することができる。
【0035】その際、意図的な操作態様としては、単な
るダブルクリックに限らず、演奏者が好みの応答方法を
入力できるようにして、あたかも「パスワード」のよう
に複雑な操作シーケンスとすることも可能である。意図
的な操作態様として、複数のスイッチ群に対して共通に
同じ応答制御をさせる場合には、設定モードにおいて、
押す順番、同時に押すスイッチなどを記憶部に書き込ん
でこれを用いることができる。1つのスイッチを押して
いる間に他の複数のスイッチを同時に押したり、1つの
スイッチを押して他のスイッチをダブルクリックするな
どのシーケンスとする。このような意図的な操作態様に
対して機能の実行指示を割り当てるには、例えば、最初
に押したスイッチ,1つ押しのスイッチに対応する機能
を割り当てればよい。操作シーケンスの書き込みには、
電子楽器において用いられることがある、鍵盤2や各種
演奏操作子などの操作を時間の進行に従って記録して行
くシーケンサプログラムの機能を用いてもよい。
【0036】上述した説明では、意図的な操作態様に対
しても、操作されたスイッチに対応する機能の実行指示
を行うようにした。しかし、意図的な操作態様によって
は、パネルロックの待機状態22とパネルロックオン状
態23との間の切り替えのみを行うようにしてもよい。
また、パネルロックの待機状態22からパネルロックオ
ン状態23への切り替えと、逆のパネルロックオン状態
23からパネルロックの待機状態22への切り替えに、
相異なる意図的な操作態様を用いるようにしてもよい。
意図的な操作態様を上述したようにモード状態の切り替
えのみに用いる場合には、複数のスイッチ群に対して同
一の意図的な操作態様を決めることができる。例えば、
スイッチ群の中で、任意のスイッチを同時に2つ押すこ
とを意図的な操作態様とし、どのスイッチが押されたか
を問わないようにすることができる。シーケンサを用い
てこの意図的な操作態様を設定する場合には、マジック
ナンバー入りのシーケンサーとなる。
【0037】上述した説明では、ON,OFFスイッチ
タイプの操作子について応答制御を行った。しかし、こ
れに加えて、アナログ出力タイプの操作子についても、
通常の操作態様に対して誤操作しにくい操作態様、例え
ば、操作量の変化の大きい操作や、変化率の大きい操作
を意図的な操作態様と決めることにより、同様な応答制
御が可能となる。上述した説明では、ノーマルモードを
有しているが、パネルロックモードのみにして、パネル
ロックの待機状態22とパネルロックのオン状態23と
の間でのみ状態が切り替わるようにしてもよい。上述し
た説明では、電子楽器の操作子を具体例として操作子の
応答制御方法を説明した。しかし、電子楽器とは異なる
装置における操作子の応答制御に適用することもでき
る。特に、使用者の誤操作が好ましくない結果を与える
装置に適用すると好適である。上述した説明では、RO
Mに操作子の応答制御用プログラムを記録したが、装置
がハードディスクドライブ(HDD)を備える場合に
は、ハードディスクに記録してもよい。また、外部ネッ
トワークから、または、PCカード形式のメモリーカー
ドから操作子の応答制御用プログラムを装置内部のRA
Mに供給してもよい。
【0038】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、意図的な操作態様の場合に限って応答する
モードを有することにより、操作子に誤って触れたとき
などに誤操作を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操作子の応答制御方法の第1の実施
の形態を用いた電子楽器の平面図である。
【図2】 本発明の操作子の応答制御方法の第1の実施
の形態を用いた電子楽器の概要ブロック図である。
【図3】 図1に示した電子楽器の音色スイッチ4に対
する応答の状態遷移を説明する図である。
【図4】 本発明の応答制御方法の第2の実施の形態と
して、1つの機能スイッチの応答の状態遷移を説明する
図である。
【図5】 図1に示した電子楽器の立ち上げ時の処理お
よびパネルロックモードの設定処理のフローチャートで
ある。
【図6】 図1に示した電子楽器のスイッチの操作態様
検出処理のフローチャートである。
【図7】 図6のS54におけるシングルクリックの場
合(スイッチ処理1)のより詳細なフローチャートであ
る。
【図8】 図6のS53におけるシングルクリックの場
合(スイッチ処理2)のより詳細なフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 パネル、2 鍵盤、3 表示器、4 音色スイッ
チ、5 発光ダイオード、6 他の操作子群A、7 他
の操作子群B、11 バスライン、12 CPU、13
RAM、14 ROM、15 入力装置、16 音
源、17 表示器、18 MIDIインターフェース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の操作子に対する通常の第
    1の操作態様および該第1の操作態様とは異なる意図的
    な第2の操作態様を検出して、操作された前記操作子に
    対応する機能の実行指示をする操作子の応答制御方法で
    あって、 前記第1の操作態様を検出して操作された前記操作子に
    対応する機能の実行指示を有効にする第1のモードと、 前記第1の操作態様を検出しても操作された前記操作子
    に対応する機能の実行指示をロックする第2のモードと
    を有することを特徴とする操作子の応答制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の操作態様の設定を予め行って
    おくことを特徴とする請求項1に記載の操作子の応答制
    御方法。
  3. 【請求項3】 1または複数の操作子に対する通常の第
    1の操作態様を検出することにより、操作された前記操
    作子に対応する機能の実行指示をする操作子の応答制御
    方法であって、 前記第1の操作態様を検出して操作された前記操作子に
    対応する機能の実行指示を有効にする第1のモードと、 前記第1の操作態様を検出しても操作された前記操作子
    に対応する機能の実行指示をロックする第2のモードと
    を有し、 前記第1の操作態様とは異なる意図的な第2の操作態様
    を検出することにより前記第1のモードから前記第2の
    モードに切り替わることを特徴とする操作子の応答制御
    方法。
  4. 【請求項4】 第3のモードを有し、該第3のモードに
    おいては、前記第1の操作態様を検出したときに操作さ
    れた前記操作子に対応する機能の実行指示を有効にする
    とともに、ロックモード設定手段がロックモードの設定
    を指示したときに前記第1のモードに切り替わり、前記
    第1,第2のモードにおいては、前記ロックモード設定
    手段がロックモードの設定解除を指示したときに前記第
    3のモードに切り替わることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の操作子の応答制御方法。
  5. 【請求項5】 1または複数の操作子に対する通常の第
    1の操作態様および該第1の操作態様とは異なる意図的
    な第2の操作態様を検出して、操作された前記操作子に
    対応する機能の実行指示をする操作子の応答制御をコン
    ピュータに処理させるための操作子の応答制御プログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 前記第1の操作態様を検出し操作された前記操作子に対
    応する機能の実行指示をロックするステップを含む処理
    モードを有することを特徴とする操作子の応答制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 1または複数の操作子に対する通常の第
    1の操作態様および該第1の操作態様とは異なる意図的
    な第2の操作態様を検出する操作態様検出手段、およ
    び、操作された前記操作子に対応する機能の実行指示を
    する機能実行指示手段を有する操作子の応答制御装置で
    あって、 前記機能実行指示手段は、第1および第2のモードを有
    し、前記第1のモードにおいて、前記操作態様検出手段
    が前記第1の操作態様を検出したとき操作された前記操
    作子に対応する機能の実行指示を有効にするとともに、 前記第2のモードにおいて、前記操作態様検出手段が前
    記第1の操作態様を検出しても操作された前記操作子に
    対応する機能の実行指示をロックすることを特徴とする
    操作子の応答制御装置。
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