JPH11174859A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11174859A
JPH11174859A JP9340445A JP34044597A JPH11174859A JP H11174859 A JPH11174859 A JP H11174859A JP 9340445 A JP9340445 A JP 9340445A JP 34044597 A JP34044597 A JP 34044597A JP H11174859 A JPH11174859 A JP H11174859A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体を用いた電子写真方式の画像形成
装置において、中間転写体ユニットの取り出しを容易に
することでメンテナンス性を向上させた画像形成装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 中間転写体ユニット5を、引き出しユニ
ット17に着脱可能な状態で搭載する。引き出しユニッ
ト17は、レール18a,19によって略水平方向にス
ライドさせることで装置外に引き出し可能な状態に支持
されている。中間転写体ユニット5への電力供給は、引
き出しユニット17に設けた接点を通じて行う。該接点
の接続は、引き出しユニット17の画像形成装置本体1
4への押し込み動作に伴って行われるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置において、特に、中間転写体の交換性、ジャ
ム処理等のメンテナンス性に優れ且つ、小型の画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来中間転写体等を用いたカラー画像形
成装置は、図22に示すように、定着器、給搬送装置等
を含んで構成された下側ユニット63と、回転軸65を
中心に回転して開く上側ユニット64とから構成されて
いる。
【0003】上側ユニット64には、現像装置4、露光
装置3、感光体ドラム1等が含まれており重い。従っ
て、開閉時の負荷を軽減するためにダンパー機構を備え
られている。
【0004】一方、中間転写体ユニット5は、図22に
示したように、下側ユニット63の上に略位置決めされ
て置かれ、この時点で中間転写体ユニット5に供給され
る各高圧電流の接点と各信号接点が接続されるように位
置決めされ、上側ユニット64を閉めることで上側ユニ
ットに設けられた板バネ等の押え板で中間転写体ユニッ
ト5を押えて中間転写体ユニット5の位置決めと各高圧
接点部及び各信号接点を本体側接点と接続する構成とな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカラー
画像形成装置(図22参照)においては、中間転写体の
交換メンテナンスやジャム処理の際には、上側ユニット
64を開閉しなくてならない。しかし、ダンパー機構が
備わっているとはいえ、重い上側ユニット64を開閉す
るのはユーザーにとって重労働である。
【0006】また、重量の大きい上側ユニット64を開
閉可能な状態で支持するには、構造的にも装置全体の剛
性を高める必要がある。また、ダンパー機構等を必要と
する分だけ装置が大型化してしまう。
【0007】更に、中間転写体ユニット5の着脱,ジャ
ム処理等を、装置の上面側から行うのは作業性が非常に
悪い。更に、中間転写体ユニット5を画像形成装置本体
に載せて仮り置きする際にも、画像形成装置本体の所定
位置にきちんと置かなければ、中間転写体ユニット5と
画像形成装置本体との各高圧接点部,各信号接点部が接
続されず動作不良を起したり、上側ユニット64が閉ま
らないといった事態になりかねない。
【0008】本発明は中間転写体ユニット等の着脱が容
易でメンテナンス性に優れた電子写真方式の画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、像担持体上に現像剤の
像を形成し、該現像剤の像を、中間転写体に1次転写し
たうえで、改めて、該中間転写体から転写材に2次転写
する画像形成装置において、前記中間転写体を含んで構
成された中間転写体ユニットと、前記中間転写体ユニッ
トを着脱可能な状態で搭載される支持体と、前記像担持
体、前記中間転写体ユニットおよび前記支持体を収容す
る筐体と、前記支持体およびこれに搭載された中間転写
体ユニットを、略水平方向にスライドさせつつ前記筐体
から引き出し可能な状態で支持した支持機構と、を有す
ることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0010】前記支持体に設けられた導体回路と、前記
導体回路を通じて前記中間転写体ユニットと電気的に接
続される電気回路と、を有することが好ましい。
【0011】前記中間転写体ユニットは、前記導体回路
と接続される第1の接点部を備えたものであり、前記導
体回路は、前記第1の接点部と接続される第2の接点部
を備えたものであり、前記支持体および前記中間転写体
ユニットの前記筐体への収容・引き出しに伴って、前記
第1の接点部と前記第2の接点部とを接続・離間させる
接続機構を有することが好ましい。
【0012】前記第1の接点部および/または前記第2
の接点部を、その姿勢の変動を許した状態で支持する接
点支持機構を有することが好ましい。
【0013】前記第1の接点部と前記第2の接点部との
接触圧を一定に保つ接触安定機構を有することが好まし
い。
【0014】前記電気回路は、前記導体回路を通じて前
記中間転写体ユニットに電力を供給するものであること
が好ましい。
【0015】前記電気回路は、前記導体回路を通じて前
記中間転写体ユニットとの間で電気信号を授受するもの
であることが好ましい。
【0016】作用を説明する。
【0017】支持体およびこれに搭載された中間転写体
ユニットを、支持機構によって略水平方向にスライドさ
せつつ筐体から引き出すことができる。従って、中間転
写体ユニットの支持体からの着脱作業が容易である。
【0018】電気回路は、支持体の備える導体回路を介
して中間転写体ユニットと電気的に接続される。但し、
単に、中間転写体ユニットが支持体に搭載されただけで
は、該導体回路の第2の接点と、中間転写体ユニットの
第1の接点とは、接続されない。接続機構は、支持体お
よび中間転写体ユニットの筐体へ収容する際に第1の接
点部と前記第2の接点部とを接続させる。この場合、第
1の接点部,第2の接点部は、接点支持機構によってそ
の姿勢の変動を許した状態で支持されている。また、接
触安定機構が、第1の接点部と前記第2の接点部との接
触圧を一定に保つ。従って、接続は確実である。
【0019】逆に、接続機構は、支持体および中間転写
体ユニットを筐体から引き出す際には、第1の接点部と
第2の接点部とを離間させる。
【0020】なお、電気回路としては、例えば、中間転
写体ユニットに電力を供給するための回路、中間転写体
ユニットとの間で電気信号を授受する回路等が挙げられ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面に沿って、本発明の実施
の形態について説明する。
【0022】本実施形態の画像形成装置Aは、4色フル
カラーのレーザービームプリンターである。該画像形成
装置Aは、中間転写体ユニット5をITB引き出しユニ
ット17に搭載することで、スライドさせて装置該引き
出し可能に構成したことを特徴の一つとしている。
【0023】まず、画像形成装置Aの概要を、図1を用
いて説明する。なお、図1は本発明に係る画像形成装置
全体の概略構成を示す縦断面の模式図である。
【0024】画像形成装置Aは、第1の像担持体として
のドラム型の電子写真感光体(以下、“感光体ドラム”
という)1を備えている。感光体ドラム1は、駆動手段
(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動さ
れる。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従っ
て順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置
2、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体
ドラム1上の静電潜像を形成する露光装置3、静電潜像
にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置
4、感光体ドラム1上のトナー像が転写(1次転写)さ
れる第二の像担持体としての中間転写体ユニット5、1
次転写後も感光体ドラム1表面に残ったトナー(転写残
トナー)を除去するクリーニング装置6等が配設されて
いる。ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、トナーを
除去するクリーニング装置6は一体的にカートリッジ化
されプロセスカートリッジBを形成し画像形成装置Aの
装置本体14に着脱可能なものとなっている。
【0025】その他に、記録媒体(転写材)Sを中間転
写体ユニット5に向けて給送するとともに、転写材Sを
搬送する給搬送装置7、2次転写後の転写材Sにトナー
像を定着させる定着機8が配設されている。
【0026】以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
【0027】感光体ドラム1は、像担持体である。本実
施形態では、直径47mmのアルミニウムシリンダの外
周面に、有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布して構
成されている。感光体ドラム1は、その両端部を支持部
材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆
動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることによ
り、図1に示した矢印方向に回転駆動されるようになっ
ている。
【0028】帯電装置2は、感光体ドラム1を帯電させ
るためのものである。本実施形態における帯電装置2
は、いわゆる接触帯電方式のものを採用している。すな
わち、該帯電装置2は、帯電部材(本実施形態では、ロ
ーラ状に形成された導電性ローラ)を、感光体ドラム1
表面に当接させるとともに、電源(不図示)によってこ
の帯電部材に帯電バイアス電圧を印加することにより、
感光体ドラム1表面を一様に帯電させるようになってい
る。なお、このような接触帯電方式の帯電装置2につい
ては例えば、特開昭63−149669号公報に示され
ている。
【0029】露光装置3は、帯電済みの感光体ドラム1
表面を選択的に露光して静電潜像を形成するものであ
る。該露光装置3は、具体的には、レーザーダイオード
(不図示)によって画像信号に対応する画像光を発射
し、これをポリゴンミラー3a,結像レンズ3b,反射
ミラー3c等を介して、感光体ドラム1上に照射する構
成となっている。この場合、スキャナーモーター(不図
示)によってポリゴンミラー3aを高速で回転させるこ
とで、照射する画像光を感光体ドラム1上において走査
させる。
【0030】現像装置4は、軸4dを中心に割出回転可
能な回転体4Aと、これに搭載された4個の現像器、す
なわちイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色の
トナーを夫々収納した現像器4Y,4M,4C,4Bk
を備えている。
【0031】感光体ドラム1上の静電潜像の現像時に
は、その静電潜像に付着すべき色の所定の現像器が現像
位置に配置される。すなわち、所定の現像器が回転体4
Aの割出回転によって感光体ドラム1に対向した現像位
置に止まり、さらにその現像器の現像スリーブ4bが感
光体ドラム1に対して微小間隙(300μm程度)をも
って対向するように位置決めされる。
【0032】この後、当該現像器は、感光体ドラム1上
の静電潜像を現像する。この現像は次のようにして行
う。すなわち、現像する色に対応する現像器の容器内の
トナーを、送り機構によって塗布ローラ4Aに送り込
む。そして、回転する塗布ローラ4a及びトナー規制ブ
レード4cによって、回転する現像スリーブ4bの外周
にトナーを薄層塗布すると共にトナーヘ電荷を付与(摩
擦帯電)する。
【0033】この現像スリーブ4bと、静電潜像が形成
された感光体ドラム1との間に現像バイアスを印加する
ことにより、静電潜像にトナーを付着させてトナー像と
して現像することができる。該現像バイアスの印加は、
各現像器4Y,4M,4C,4Bkの現像スリーブ4b
が、当該現像器が現像位置に配置された時に、画像形成
装置本体14に設けられた各色ごとの現像用高圧電源と
接続されることで、各色の現像毎に選択的になされる。
尚、各現像器4Y,4M,4C,4Bkは、回転体4A
に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0034】第二の像担持体としての中間転写体ユニッ
ト5は、感光体ドラム1から順次に1次転写されて重ね
られた複数のトナー像を、一括して転写材Sに2次転写
するものである。中間転写体ユニット5は、矢印R5方
向に走行する中間転写べルト5aを備えている。本実施
の形態の中間転写ベルト5aは周長約440mmのベル
トであり、駆動ローラ5b、2次転写対向ローラ5c、
従動ローラ5dの3本のローラに掛け渡されている。中
間転写ベルト5aは、駆動ローラ5bの回転によって矢
印R5方向に走行するようになっている。該中間転写体
ユニット5は、更に該中間転写ベルト5aを感光ドラム
1に接触/離間させるための押さえローラ5jを備えて
いる。該押さえローラ5jは、その位置を変更すること
で、中間転写ベルト5aを感光ドラム1に接触/離間さ
せるようになっている。本実施形態における中間転写体
ユニット5は、後述するとおりITB引き出しユニット
17によって、略水平方向にスライドされて画像形成装
置本体14の匡体140の外に引き出されるようになっ
ている。この点は本実施形態の特徴の一つであり、後ほ
ど詳細に説明する。
【0035】画像形成装置本体14に収容された状態に
おける中間転写体ユニット5の下方には、2次転写ロー
ラ5nが配置されている。2次転写ローラ5nは、中間
転写ベルト5a上のトナー像を転写材に一括転写させる
ものである。
【0036】中間転写ベルト5aの外側の所定の位置に
は、クリーニングユニット5eが設けられている。該ク
リーニングユニット5eは、後述する2次転写後にも中
間転写ベルト5aに残っているトナー(転写残トナー)
を除去するためのものである。クリーニングユニット5
eは、中間転写ベルト5aの表面に接離可能に構成され
た帯電ローラ5fを備えて構成されている。該クリーニ
ングユニット5eは、この帯電ローラ5fを2次転写後
の中間転写ベルト5aに当接させることで、転写残トナ
ーに転写時と逆の電荷を与える。このようにして逆の電
荷を付与された転写残トナーは、感光体ドラム1に静電
的に付着され、その後、感光体ドラム1用のクリーニン
グ装置6によって回収されることになる。尚、中間転写
ベルト5aのクリーニング方法としては、上述の静電ク
リーニングに限らず、ブレードやファーブラシなどの機
械的方法や、これらを併用したもの等でもよい。
【0037】さらに、中間転写体ユニット5には、後述
する高圧接点板を備えた高圧接点ユニット51が設けら
れている(図9参照)。また、この他にも、中間転写ベ
ルト5aの画像書出し位置等を決めるための、ホームポ
ジションセンサの信号を授受するためのコネクター55
が設けられている(図11参照)。これらについては後
ほど更に詳細に説明する。
【0038】クリーニング装置6は、現像装置4によっ
て感光体ドラム1上に現像されたトナーが中間転写ベル
ト5aに1次転写された後、1次転写されないで感光体
ドラム1表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去する
ものである。本実施形態のクリーニング装置6では、転
写残トナーはクリーニング容器11aの中に蓄積されて
いく。
【0039】給搬送装置7は、画像形成部に転写材Sを
給送するものであり、複数枚の転写材Sが収納されてい
る。画像形成時にはピックアップローラ7e(半月ロー
ラ)、フィードローラ7f、リタードローラ7g、が画
像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット7a内の
転写材Sを1枚毎分離給送するとともに、搬送ローラ対
7bによってガイド板7cに沿って搬送される。転写材
S先端はレジストローラ対7dに突き当たり一旦停止
し、ループを形成した後中間転写ベルト5aの回転と画
像書出し位置の同期を取って、レジストローラ対7dに
よって中間転写体ユニット5へと再給紙されていく。
【0040】定着器8は、転写材Sに2次転写されたト
ナー像を定着させるものであり、図1に示すように駆動
回転する加熱ローラ8bと、これに圧接して転写材Sに
熱及び圧力を印加する加圧ローラ8aとを備えて構成さ
れる。2次転写ローラ5nを通過した転写材Sは搬送ベ
ルトユニット12上を搬送され、定着器8を通過する際
に定着ローラ対で搬送されるとともに、加熱ローラ8b
によって熱及び圧力を印加される。これによってトナー
像が転写材S表面に定着される。
【0041】電源回路72は、上記各部を作動させるた
めの電力、電圧を供給するものである。
【0042】制御装置70は、この画像形成装置の全体
を制御統括するものであり、制御プログラム、制御デー
タなどを格納されたメモリ、制御プログラムを実行する
プロセッサ等を含んで構成されている。
【0043】次に、上述構成の画像形成装置の画像形成
動作について説明する。
【0044】感光体ドラム1は、中間転写ベルト5aの
回転と同期して図1の矢印方向(反時計回り)に回転す
る。そして、この感光体ドラム1表面を、帯電装置2が
均一に帯電させてゆく。
【0045】このとき、露光装置3は、第1色(本実施
形態では、イエロー)目の画像に対応して感光体ドラム
1に光を照射させることで、該感光体ドラム1上にイエ
ロー画像の静電潜像を形成させる。
【0046】この静電潜像形成と同時に、現像装置4は
イエローの現像器4Yを現像位置に移動させる。そし
て、この現像器4Yによって感光体ドラム1上の静電潜
像を現像する。つまり、感光体ドラム1の帯電極性と同
極性でほぼ同電位の電圧を印加させて、静電潜像にイエ
ロートナーを付着させる。
【0047】その後、押えローラ(1次転写ローラ)5
jには、トナーと逆極性の電圧を印加される。これによ
り、感光体ドラム1上のイエローのトナー像は、中間転
写ベルト5a上に1次転写される。
【0048】以上のようにして第1色(ここではイエロ
ー)のトナー像の1次転写が終了すると。同様にして、
マゼンダ、シアン、そしてブラックの各色について、静
電潜像の形成、現像、1次転写が順次行われる。その結
果、中間転写ベルト5a上には、4色のトナー像が重ね
あわせて形成されることになる。
【0049】この間、図1に示すように2次転写ローラ
5nは、中間転写ベルト5aとは非接触状態(位置P
1)にある。また、帯電ローラ5fも中間転写ベルト5
aとは非接触状態にある。
【0050】中間転写ベルト5a上に4色のトナー像が
形成された後、2次転写ローラ5nが、中間転写ベルト
5aに圧接させられる(位置P2)。更に、レジストロ
ーラ対7d近辺の所定の位置に待機させていた転写材S
が、中間転写ベルト5aの回転と同期して、中間転写ベ
ルト5aと2次転写ローラ5nのニップ部に送り出され
る。
【0051】ここで、2次転写ローラ5nには、トナー
と逆極性の電圧を印加されている。従って、中間転写ベ
ルト5a上のトナー像は、一括して搬送されてきた転写
材Sの表面に2次転写されてゆく。
【0052】このようにして2次転写された転写材S
は、搬送ベルト12によって定着器8に搬送され、ここ
でトナー像が定着される。そして、その後、排紙ローラ
対13,16によって排紙ガイド15に沿って搬送さ
れ、排出ローラ対9によって画像形成装置14上部の排
紙トレー10に排出されて、画像形成を完了する。
【0053】以上で画像形成装置Aの概要説明を終わ
る。
【0054】次に、本実施形態の特徴部分についてさら
に詳細に説明する。
【0055】ここでは、以下の1〜6に分けて説明を行
う。
【0056】1.[ITB引き出しユニット17の引き
出しおよび位置決め機構] 2.[中間転写体ユニット5とITB引き出しユニット
17との電気的接続構成] 3.[中間転写体ユニット5のITB引出しユニット1
7からの着脱] 4.[中間転写体ユニット5と画像形成装置本体14と
の位置決めおよび電気的接続] 5.[中間転写体ユニット5への回転駆動力の伝達、解
除機構] 6.[中間転写体ユニット5の画像形成装置本体への装
着完了状態から画像形成状態への移行]以下、順に説明
する。 1.[ITB引き出しユニット17の引き出しおよび位
置決め機構] 図2、図3は、ITB引き出しユニット17の引き出し
および位置決め機構の概略構成を示す縦断面の模式図で
ある。
【0057】本実施形態における中間転写体ユニット5
は、画像形成装置本体の外部に引き出し可能に構成され
たITB引き出しユニット(中間転写体引き出しユニッ
ト)17に略位置決めして搭載されている。従って、該
ITB引き出しユニット17を画像形成装置本体の外部
に引き出すことで、中間転写体ユニット5を装置外に引
き出せるようになっている。以下、ITB引き出しユニ
ット17の引き出し機構について図2、図3を用いて詳
細に説明する。
【0058】ITB引き出しユニット17は、第一レー
ル18aおよび第二レール19によって、図面における
左右方向にスライド可能な状態で支持されている。
【0059】第一レール18aは、画像形成装置本体1
4の備えるレールステー18に固定的に設けられてい
る。
【0060】第二レール19は、第一レール18aに対
して図2における左右方向にスライド可能に取り付けら
れている。該取り付けは、第二レール19の端部の2カ
所に設けられたコロ19aを、スライド可能な状態で第
一レール18aのガイド部にはめ込むことでなされてい
る。
【0061】該ITBユニット17は、左引き出し側板
17a、右引き出し側板17b、下引き出しフレーム1
7c、前引き出しフレーム17d等を備えて構成されて
いる。
【0062】左引き出し側板17aにはガイドピン17
eが2カ所設けられている。このガイドピン17eは、
スライド可能な状態で、第二レール19の溝19bには
め込まれている。右引き出し側板17bも、左引き出し
側板17aと同様の構成、つまり、第二レール19の溝
19bに2つのガイドピン17eがはめ込まれている。
これにより、ITB引き出しユニット17は、第二レー
ル19に対してスライド可能になっている。
【0063】左引き出し側板17aおよび右引き出し側
板17bの外側には、それぞれロックレバー20が設け
られている。ロックレバー20は、ITB引き出しユニ
ット17が不用意に引き出されてしまうのを防止するた
めのものである。ロックレバー20によるロックは、そ
の先端のテーパー面21aに、レールステー18に設け
られたロックピン18cが掛かることでなされる。すな
わち、左右のロックレバー20は、取っ手22を備えた
連結板23によって互いに連結されており、左右同軸の
位置決めピン21を中心に回転可能に構成されている。
また、図2の位置に来るように、引っ張りバネ24によ
って時計方向に付勢されている。ロックレバー20によ
るロック及びロックの解除は、引っ張りバネ24の付勢
力に逆らってロックレバー20が回動することでなされ
る。該回動は、引き出し動作時には使用者が取っ手22
を操作することで、又、画像形成装置本体14への押し
込み動作時はロックレバー20の先端のテーパ面21b
にロックピン18cが当接することでなされるようにな
っている。
【0064】また、ITB引き出しユニット17の位置
決めの機構として、下引き出しフレーム17cには左右
に位置決めピン17dが、また、レールステー18に
は、位置決め溝18b,位置決め穴18f,位置決めス
トッパー18gが設けられている。また、位置決めピン
21が設けられている。
【0065】この他ITB引き出しユニット17には、
給紙装置の一部である搬送ローラ対7b、レジストロー
ラ対7dも備えられている。
【0066】引き出し動作を説明する。
【0067】ITB引き出しユニット17を引き出すに
は、まず、取っ手22を引いてロックレバー20を反時
計方向に回動させることでロックを解除する。そして、
そのまま、ITB引き出しユニット17を図2における
右方向に引く。すると、ITB引き出しユニット17お
よび第二レール19は、第一レール18a上においてス
トッパー18dからストッパー18eまでスライドす
る。さらに、ITB引き出しユニット17は、第二レー
ル19上における、ストッパー19cからストッパー1
9dまでスライドする。その結果、中間転写体ユニット
5は、完全に画像形成装置本体14の外部に引き出され
ることになる。本実施形態においては約300mm近く
引き出される。
【0068】ITB引き出しユニット17を画像形成装
置本体に収容する際には、図2における左方向に押し込
んでいく。すると、位置決めピン17dが位置決め穴1
8fに嵌合する。また、位置決めピン21は、位置決め
溝18bに嵌合する。これにより、紙面に垂直な面内に
おける位置決めがなされる。
【0069】また、このとき、ロックレバー20は、そ
のテーパー面21bが、ロックピン18cに当接するこ
とで、引っ張りバネ24の付勢力に逆らって反時計方向
に回動しこれ(ロックピン18c)を乗り越える。その
結果、ロックピン18cはテーパー面21aに落ち込
む。この状態では、テーパー面21aとロックピン18
cとの当接部において、ITB引き出しユニット17を
矢印R18の方向へ押し付ける力が働く(注:この押し
つけ力は、引っ張りバネ24に起因している)。この押
しつけ力によって、ITB引き出しユニット17は位置
決めストッパー18gに押し付けられて、図面における
左右方向の位置決めがなされる。このようにしてITB
引き出しユニット17を画像形成装置本体14に押し込
んで装着した状態を図4に示した。この状態において、
ITB引き出しユニット17の前面壁17fは、画像形
成装置本体14の匡体140と同一面位置にあり、匡体
140とともに画像形成装置本体14を覆う匡体の一部
を構成している。 2.[中間転写体ユニット5とITB引き出しユニット
17との電気的接続構成] 中間転写体ユニット5とITB引き出しユニット17と
の電気的接続は、中間転写体ユニット5の備える高圧接
点ユニット51と、ITB引き出しユニット17の備え
る高圧中継接点ユニット42とによってなされる(図9
参照)。高圧接点ユニット51および高圧中継接点ユニ
ット42の詳細を、図5、図6に示す。なお、図5、図
6には、装置右側から見た様子を示した。
【0070】高圧接点ユニット51は、中間転写体ユニ
ット5の右側板46に設けられている(図9参照)。図
5に示すとおり、高圧接点ユニット51には、高圧接点
板43a、1次転写高圧接点板43b、アース高圧接点
板43c、高圧接点板43d、がモールド基台に設けら
れている。高圧接点板43aは、2次転写後も中間転写
ベルト5aに残っているトナー(転写残トナー)を除去
する為の、クリーニング帯電(ICL帯電)用の電圧を
伝えるためのものである。該電圧は、クリーニングユニ
ット5eの帯電ローラ5fにトナーと逆電荷を与えるの
に使用される。1次転写高圧接点板43bは、1次転写
(感光体ドラム1から中間転写ベルト5aへのトナー像
の転写)用の一次転写バイアス電圧を伝達するためのも
のである。該一次転写バイアス電圧は、トナーと逆極性
であり、押えローラ5jおよび従動ローラ5dに印加さ
れている。アース高圧接点板43cは、中間転写体ユニ
ット5自体のアースをとるためのものである。高圧接点
板43dは、中間転写ベルト5a上を一様に帯電するポ
スト帯電用の電圧を伝達するためのものである。以下、
高圧接点板43a、1次転写高圧接点板43b、アース
高圧接点板43cおよび高圧接点板43d、を総称し
て、“高圧接点板43”と呼ぶ場合がある。
【0071】高圧中継接点ユニット42は、ITB引き
出しユニット17の右側引き出し側板17bに設けられ
ている(図9参照)。図6に示すとおり、該高圧中継接
点ユニット42には、高圧接点板43に接触する先端部
が球面状の、ICL高圧接点ピン41a、1次転写高圧
接点ピン41b、アース接点ピン41cおよびポスト帯
電高圧接点ピン41dが、モールド基台に設けられてい
る(図6参照)。以下、 ICL高圧接点ピン41a、
1次転写高圧接点ピン41b、アース接点ピン41c、
ポスト帯電高圧接点ピン41dを総称して“高圧接点ピ
ン41”と呼ぶ場合がある。各高圧接点ピン41は、そ
れぞれ水平方向(図面における左右方向)にスライド可
能になっている。そして、圧縮ばね44(44a,44
b,44c,44d)によって図6における右方向に付
勢されている。
【0072】ICL高圧接点ピン41a,1次転写高圧
接点ピン41bおよびポスト帯電高圧接点ピン41d
は、それぞれ、圧縮ばね44a,44b,44dを介し
て、配線板49a,49b,49dと、接触している。
そして、この配線板49a,49b,49dは、それぞ
れ、サージ対策用の保護抵抗素子45a,45b,45
dを介して、各接点板50a,50b,50dと接続さ
れている。なお、この接点50a,50b,50dは、
画像形成装置本体14の高圧供給端子ばね60a,60
b,60dとの接続をなすためのものである。
【0073】アース接点ピン41cは、圧縮ばね44c
を介して配線板48に接続されている。そして、この配
線板48は、右引き出し側板17bにビス止めされてい
る。この他、中間転写体ユニット5の左側板52には、
ホームポジションセンサー53及び、該ホームポジショ
ンセンサー53のコネクタ54が固定されている(図1
1参照)。ホームポジションセンサ53は、中間転写ベ
ルト5aの画像書出し位置等を決めるためのものであ
る。
【0074】一方、ITB引出しユニット17の左引出
し側板17aには、ホームポジションセンサー53のコ
ネクタ54に接続される中継フローティングコネクタ5
5が設けられている(図11参照)。
【0075】コネクタ54との接続を確実にするため、
この中継フローティングコネクタ55は、その姿勢の変
動を許容して支持されている。該支持の具体的構成は、
以下の通りである。中継フローティングコネクタ55
は、その取り付け孔(直径D)を、図7に示すように、
コネクタ取付け基板59にカシメられた2本のガイドピ
ン56に差し込まれている。この場合、ガイドピン56
(直径d)は、中継フローティングコネクタ55の取り
付け孔(直径D)より細くされており、ガイドピン56
と取り付け孔の内壁面との間に一定の隙間が残るように
されている。また、コネクタ取付け基板59と中継フロ
ーティングコネクタ55との間には、ガイドピン56を
通して圧縮ばね57が設置されている。さらに、コネク
タ取付け基板59は、左引出し側板17aのコネクタ取
付け面58にガイドピン56を差し込んで所定の位置に
固定されている。これにより、中継フローティングコネ
クタ55は図8に示すように揺動することができる。
【0076】なお、この中継フローティングコネクタ5
5は、別途設けられたコネクタ61と電気的に接続され
ている(図3参照)。コネクタ61は、ITB引き出し
ユニット17が画像形成装置14に装着された状態で
は、画像形成装置本体14側のフローティングコネクタ
62と接続されるようになっている。そして、さらにこ
のフローティングコネクタ62は、最終的には所定の配
線によって制御装置70と電気的に接続されている。 3.[中間転写体ユニット5のITB引出しユニット1
7からの着脱] 図9、図10、図11、図12に中間転写体ユニット5
をITB引き出しユニット17から着脱する動作、構成
を示す。なお、図9,図10は、装着の際における、高
圧接点43と中継高圧接点ピン41との状態について描
いたものである。一方、図11,図12は、装着の際に
おける、コネクタ54と中継フローティングコネクタに
ついて描いたものである。
【0077】まず、該装着に関係した部分についての構
成を説明する。
【0078】左引き出し側板17aおよび右引き出し側
板17bには、ITBガイド板26、押圧スライドユニ
ット25が、それぞれ対称に設けられている(図9参
照)。このITBガイド板26は、図9に示すとおり、
それぞれ中間転写体ユニット5の脱着の際に、中間転写
体ユニット5のガイド軸27を案内するためのガイド溝
26aを備えている。このガイド溝26aの底部分は、
図9における左右方向に広くされている。従って、ガイ
ド軸27が該底部分に位置している状態においては、中
継転写ユニット5は左右に所定量スライド可能である。
【0079】また、ITB引き出しユニット17の上部
には押圧スライドユニット25が設置されている。該押
圧スライドユニット25は、ITB引き出しユニット1
7に搭載された中間転写体ユニット5を図9における左
方向に付勢することで、前述の高圧接点43およびコネ
クタ54と、中継高圧接点ピン41および中継フローテ
ィングコネクタ55との接続を制限するものである。該
押圧スライドユニット25は、具体的には、中間転写体
ユニット5に直接接する押圧部材25cと、該押圧部材
25cを左方向に付勢する圧縮ばね25bと、押圧部材
25cを案内する押圧部材ガイド部25aから構成され
ている。
【0080】装着動作を説明する。
【0081】中間転写体ユニット5を装着するには、2
次転写対向ローラ5cと同軸に左右に設けられたガイド
軸27を、ITBガイド板26のガイド溝26aに沿っ
て挿入する(図9、図11、矢印R26参照)。ガイド
軸27がガイド溝26aの底部26bに到達すると、つ
づいて、中間転写体ユニット5全体を矢印R6の方向に
回転させて、駆動ローラ5bの両端に駆動ローラ5bと
同軸上に設けられた軸受部28を、左右引出し側板17
a,17bに設けられた台座部分17eに載せる(図1
0、図12参照)。これにより、中間転写体ユニット5
のITB引出しユニット17への装着は完了する。
【0082】この状態(図10、図12)において、軸
受部28は、押圧部材25cによって左方向に付勢され
ている。そのため、中間転写体ユニット5は、ガイド軸
27が、ガイド溝26aの底部分の左側に位置する状態
にある。このような位置においては、各高圧接点板43
と高圧中継接点ピン41、また、コネクタ54と中継フ
ローティングコネクタ55は、接触することなく完全に
切り離されている。これらの接続は、後述する画像形成
装置本体14への押し込み動作に伴って行われるように
なっている。
【0083】中間転写体ユニット5をITB引き出しユ
ニット17からの取り外しは、装着の場合とは逆に操作
する。 4.[中間転写体ユニット5と画像形成装置本体14と
の位置決めおよび電気的接続] 既に述べたとおりITB引き出しユニット17は、画像
形成装置本体14への位置決めされている。さらに、こ
れとは別に、ITB引き出しユニット17に搭載された
中間転写体ユニット5は、中間転写体ユニット位置決め
29,30等によって画像形成装置本体14に対する直
接的な位置決めおよび電気的接続がなされるようになっ
ている。以下、詳細に説明する。
【0084】まず、位置決めおよび電気的接続動作に関
係した部分の構成を説明する。
【0085】中間転写体ユニット位置決め29,30
は、画像形成装置本体14の左右に設けられている。そ
の位置は、中間転写体ユニット5およびITB引き出し
ユニット17を画像形成装置本体14に装着した状態に
おいて、軸受部28と同軸となる位置である。また、そ
の形状は、装置前面側(図17における右側)半分が切
り欠かれたパイプ状である(図18、図19参照)。
【0086】次に、位置決めおよび電気的接続動作を説
明する。
【0087】中間転写体ユニット5が装着されたITB
引出しユニット17を画像形成装置本体14に押し込ん
でいくと、まず前述した位置決めピン17d,21等に
よってITB引き出しユニット17の位置決めがなされ
る。すなわち、位置決めピン17dおよび位置決めピン
21が、位置決め穴18fおよび位置決め溝18bに嵌
合する。これにより、ITB引出しユニット17の押し
込み方向が安定してくる。この時点で、高圧接点板43
およコネクタ54は、高圧中継接点ピン41および中継
フローティングコネクタ55と接続を開始する。
【0088】その後、軸受部28が、中間転写体ユニッ
ト位置決め29,30に突き当たることで、中間転写体
ユニット5の位置決めがなされる。より詳細には、図1
7に示すように、左右の軸受部28は、中間転写体ユニ
ット位置決め29,30の内曲面29a,30aに突き
当たり、中間転写体ユニット5はこの位置で止まる。中
間転写体ユニット位置決め29,30は、台座部分17
e(図9参照)から軸受部28が若干浮くような位置に
設けられている。従って、中間転写体ユニット5の駆動
ローラ5b側は、ITB引出しユニット17から浮いた
状態で、中間転写体ユニット位置決め29,30に位置
決めされることになる。
【0089】その後さらに、ITB引出しユニット17
を押し込んでゆく。この場合、中間転写体ユニット5
は、既に軸受部28が中間転写体ユニット位置決め2
9,30に当接しているため、それ以上押し込まれるこ
とはない。従って、このときには、 押圧スライドユニ
ット25の圧縮バネ25bが圧縮されつつ、 ITB引
き出しユニット17だけが左方向に移動されることにな
る。つまり、 ITB引出しユニット17上において、
中間転写体ユニット5は、 図10,図12の位置か
ら、図13,図15の位置までスライドする(注:実際
に移動しているのは、中間転写体ユニット5ではなくI
TB引き出しユニット17である)。そして、その結
果、各高圧接点板43と高圧中継接点ピン41とが、ま
た、コネクタ54と中継フローティングコネクタ55と
が、接触接続される。また、このとき、高圧中継接点ユ
ニット42の接点板50a,50b,50dは、画像形
成装置本体14の高圧供給端子ばね60a,60b,6
0dと接続されている。なお、図13は、高圧接点43
と中継高圧接点ピン41との状態について描いたもので
ある。一方、図15は、コネクタ54と中継フローティ
ングコネクタについて描いたものである。
【0090】最終的には、ITB引出しユニット17
は、ロックレバー20でロックされるまで画像形成装置
本体14に押し込まれることになる。 5.[中間転写体ユニット5への回転駆動力の伝達、解
除機構] 中間転写体ベルト5aを回転させるための回転駆動力
は、上述した中間転写体ユニット位置決め29内に設置
された機構によって、中間転写体ユニット5の軸受部2
8に支持された駆動ローラ5bの軸に伝達されるように
なっている。以下、図17、図18、図19、図20、
図21を用いて詳細に説明する。なお、図17、図1
8、図19、図20、図21は、中間転写体ユニット5
への回転駆動力の伝達、解除を行う機構を示した図であ
る。
【0091】中間転写体ユニット位置決め29内には、
軸受36,37によって支えられた駆動軸34が、その
軸方向にスライド可能な状態で配置されている。そし
て、その(駆動軸34)一端側にはギア35が、一方、
中間転写体ユニット5の側には駆動カップリング33が
固定的に取り付けられている。
【0092】駆動カップリング33は、中間転写体ベル
ト5に備えられた後述する従動カップリング32と連結
されることで、その回転を該従動カップリング32に伝
達するものである。該駆動カップリング33の従動カッ
プリング32との対向面には、従動カップリング32と
連結するための斜面構造の爪部33aが数個設けられて
いる。
【0093】また、軸受36と軸受37との間には、戻
しバネ39が設けられており、該戻しバネ39の付勢力
によって駆動軸34(すなわち、駆動カップリング3
3)は、中間転写体ユニット5の側(図17における下
方、図18,図19における左方向)に付勢されてい
る。
【0094】駆動軸34の駆動側カップリング33のす
ぐ後(図18,図19における右側)には、連結解除カ
ム38が固定されている。従って、戻しバネ39の付勢
力に逆って連結解除カム38を軸方向に押すことで、駆
動軸34(すなわち、駆動カップリング33)を、外側
(図17における上方、図18,図19における右方
向)に向けて移動させることができるようになってい
る。実際には、後述する固定カム31が、該連結解除カ
ム38に当接することで、駆動軸34すなわち駆動カッ
プリング33をスライドさせるようになっている。
【0095】一方、中間転写体ユニット5の中間転写体
ユニット位置決め29と当接する側の軸受部28に支持
されている軸(駆動ローラ5b)には、従動カップリン
グ32が固定的に設けられている。該従動カップリング
32は、前述の駆動カップリング33と連結されること
で、駆動カップリング33の回転駆動力を駆動ローラ5
bに伝達するものである。該従動カップリング32の駆
動カップリング33との対向面には、前述の爪部33a
がはまり込ませるための穴が設けられている。また、中
間転写体ユニット5には、図17における軸受部28よ
りも左側には固定カム31が設けられている。固定カム
31は、ITB引き出しユニット17の押し込み/引き
出しの際に連結解除カム38に当接することで、駆動カ
ップリング33をスライドさせるためのものである。該
固定カム31は、従動カップリング32の直前領域では
高くされている。また、軸受部28の領域においては該
固定カム31は低くなっている。
【0096】動作を説明する。
【0097】ITB引き出しユニット17が画像形成装
置本体14から引き出されている状態では、駆動カップ
リング33等は、図18,図19に示した状態にある。
すなわち、圧縮ばね39の作用によって、駆動カップリ
ング33は図面における左側に位置している。
【0098】ITB引き出しユニット17を押し込んで
ゆくと、従動側カップリング32が駆動カップリング3
3の直前位置に到達した時点でまず固定カム31が連結
解除カム38に当接する。これにより、駆動カップリン
グ33が図面における右方向にスライドされ退避されて
ゆく。この状態を図20、図21に示した。また、この
ときにはギア35も、図20における右側に移動されて
おり、ギア40との噛み合いが解除されている。従っ
て、ギア35(すなわち、駆動軸34)には回転駆動力
が伝達されなくなっている。
【0099】さらにITB引き出しユニット17を押し
込んでゆくと、中間転写体ユニット5が画像形成装置本
体14に位置決めされた状態となる(図17参照)。こ
の状態において、連結解除カム38の位置にある固定カ
ム31の領域は低くなっているため、駆動側カップリン
グ33は、戻しバネ39により押し戻されて、従動カッ
プリング32に押しつけられる。さらに、中間転写体ユ
ニット5は、この戻しバネ39の作用により、左側の中
間転写体ユニット位置決め30の端部30bに押し付け
られる。
【0100】この後、駆動側カップリング33が回転す
ると、爪部33aが従動側カップリング32の穴に落ち
込み、連結が完了する。この連結状態においては、ギア
35に入力された回転駆動力は、駆動軸34、駆動カッ
プリング33および従動カップリング32を通じて、軸
受部28に支持されている駆動ローラ5bへ入力され、
中間転写ベルト5aを回転させることになる。 6.[中間転写体ユニット5の画像形成装置本体への装
着完了状態から画像形成状態への移行] 中間転写体ユニット5のITB引き出しユニット17へ
の装着は、中間転写体ユニット5の画像形成装置本体1
4への出し入れの際に中間転写体ユニット5と感光体ド
ラム1が接触して傷つかないような状態でなされてい
る。つまり、画像形成装置本体14への出し入れの際に
は、中間転写体ユニット5の外装部5mに設けた突起部
5kが感光体ドラム1の外装部(不図示)と接触し中間
転写体ユニット5を下方に押し下げる。従って、感光体
ドラム1と中間転写ベルト5aとが接触する事はない。
2次転写ローラ5nも、中間転写体ユニット5に接触し
ないように下方に待避している(図13、図15参
照)。
【0101】画像形成装置本体14への装着が完了した
この状態では、中間転写ベルト5aは、感光体ドラム1
と非接触状態となっている(図4、図13、図15)。
【0102】従って、画像形成時には、まず、リフト機
構(不図示)が、中間転写***置決め29,30を中心
に中間転写体ユニット5を回転させることで、中間転写
体ユニット5を持ち上げる。これにより、中間転写体ベ
ルト5aは、感光体ドラム1に所定の圧力で圧接される
ことになる(図1、図14、図16参照)。この場合、
圧縮バネ44の作用によって、高圧接点板43は高圧中
継接点ピン41に一定の接触圧での接触を保つ(図14
参照)。コネクタ54と中継フローティングコネクタ5
5とも、フローティング機構の作用によって接続を保ち
続け、外れることはない(図16参照)。
【0103】この後は、前述したように中間転写体ユニ
ット5上に4色のトナー像を重ね合わせる。続いて、2
次転写ローラ5nは、これを支える支持機構が軸5pを
中心に回転することで、位置P1から位置P2まで移動
する(図14、図16参照)。この状態において、2次
転写ローラ5nは、所定の圧力で中間転写ベルト5aに
接触している。そのため、トナー像は、中間転写ベルト
5aの回転と同期して送られてきた転写材Sに2次転写
される。
【0104】以上説明した実施形態では、中間転写体ユ
ニット5を搭載したITB引き出しユニット17が、画
像形成装置の外側に引き出されるため、中間転写体ユニ
ット5の取り外しが容易である。また、高圧接点、コネ
クタ等は、確実に接続される。
【0105】本実施形態におけるコネクタは中間転写体
ユニットの状態を示す信号を、中間転写体ユニット外
(例えば、制御装置)に出力するためのものであった。
しかし、中間転写体に対して所定の制御信号等を入力す
るためのものであってもよい。コネクタ等のフローティ
ング機構等は、中間転写体ユニット5と、ITB引き出
しユニット17とのいずれの側に設けてもよい。
【0106】なお、本発明における“支持体”とは、本
実施形態におけるITB引き出しユニット17(特に、
中間転写ユニット5の搭載される部分)に相当する。
“支持機構”とは、本実施形態におけるITB引き出し
ユニット17(特に、レール18a、レール19等)に
相当する。“匡体”とは、画像形成装置本体14の匡体
140に相当する。“像担持体”とは、感光体ドラム1
に相当する。“中間転写体ユニット”とは、中間転写体
ユニット5に相当する。“導体回路”とは、高圧中継接
点ユニット42に相当する。“電気回路”とは、画像形
成装置本体14の備える制御回路70、電源回路72な
どに相当する。“第1の接点部”とは、高圧接点ユニッ
ト51(特に、高圧接点板43、コネクタ54に相当す
る。“第2の接点部”とは、高圧中継接点ユニット42
(特に、高圧接点ピン41)、中継フローティングコネ
クタ55に相当する。“接続機構”とは、押圧スライド
ユニット25、ITBガイド板26(特に、底部分が左
右方向に広くされたガイド溝26a)、位置決め29,
30等によって実現されている。“接点支持機構”と
は、ガイドピン56、圧縮バネ57、コネクタ55に設
けられたガイドピン56よりも径の大きな取り付け孔等
によって実現されている。“接触安定機構”とは、圧縮
バネ44に相当する。
【0107】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、中
間転写体ユニットを画像形成装置本体の外部に引き出す
のが容易である。また、引き出しユニット部(可動体)
への中間転写体ユニットの着脱も容易である。中間転写
体ユニットの挿入ミス、各高圧接点及び信号コネクタの
接触不良、接続ミスを解消出来る。画像形成装置本体側
の接点部の構成が簡単で組立が容易である。
【0108】さらに、本発明によれば中間転写体ユニッ
トを載せて画像形成装置本体の外部に引出す可動体に、
画像形成装置本体の各高圧供給端子から中間転写体ユニ
ットに供給される高圧電流を中継して供給する高圧中継
接点部を設け、又中間転写体ユニットからのホームポジ
ション信号を中継して、画像形成装置本体に伝達する信
号中継コネクタを設け、可動体を画像形成装置本体に押
し込むことにより各高圧接点及び信号コネクタが画像形
成装置本体と接続する構成をとることで以下の効果が得
られる。 1)中間転写体ユニットを引出しユニット部に載せ、画
像形成装置本体の外部に出し入れする構成が容易に構成
できる。 2)引出しユニット部(可動体)への中間転写体ユニッ
トの着脱が容易になる。等のユーザーメンテナンスが非
常に容易に行える。 3)中間転写体ユニットの挿入ミス、各高圧接点及び信
号コネクタの接触不良、接続ミスが無くなる。 4)画像形成装置本体側の高圧接点部構成が簡単で組み
立てが容易になる。 5)中間転写体ユニット側の高圧接点部の構成が簡単で
組み立てが容易になる。 6)中間転写体ユニットの感光体ドラムへの接離動作に
伴う、高圧接点部及び信号コネクタ部の接続部の追従が
確実に行え、接点不良が無い。 7)装置本体側高圧接点、引出し部高圧中継接点、中間
転写体ユニット側高圧接点と分離されており、各高圧部
をユニットとして取り出せるのでサービスメンテナンス
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像形成装置の概要を
示す模式図である。
【図2】ITB引き出しユニットが引き出された状態を
示す、縦断面の模式図である。
【図3】ITB引き出しユニットが引き出された状態を
示す、縦断面の模式図である。
【図4】画像形成開始前の状態を示す模式図である。
【図5】高圧接点ユニットの詳細を示す模式図である。
【図6】高圧中継接点ユニットの詳細を示す模式図であ
る。
【図7】フローティングコネクタの詳細を示す模式図で
ある。
【図8】フローティングコネクタの姿勢が変動した状態
を示す模式図である。
【図9】中間転写体ユニットをITB引き出しユニット
に搭載する様子を示した模式図である。
【図10】中間転写体ユニットをITB引き出しユニッ
トに搭載する様子を示した模式図である。
【図11】中間転写体ユニットをITB引き出しユニッ
トに搭載する様子を示した模式図である。
【図12】中間転写体ユニットをITB引き出しユニッ
トに搭載する様子を示した模式図である。
【図13】中間転写体ユニットが画像形成装置本体に押
し込まれた状態における、感光ドラムおよび2次転写ロ
ーラとの位置関係を示す模式図である。
【図14】画像形成状態での中間転写体ユニットの状態
を示す模式図である。
【図15】中間転写体ユニットが画像形成装置本体に押
し込まれた状態における、感光ドラムおよび2次転写ロ
ーラとの位置関係を示す模式図である。
【図16】画像形成状態での中間転写体ユニットの状態
を示す模式図である。
【図17】中間転写体への回転駆動力の伝達、解除を行
う機構を示す平面図である。
【図18】駆動力伝達機構が連結された状態を上面側か
ら見た様子を示す模式図である。
【図19】駆動力伝達機構が連結された状態を正面側か
ら見た様子および駆動カップリングのカップリング面を
示す模式図である。
【図20】駆動力伝達機構が解除された状態を上面側か
ら見た様子を示す模式図である。
【図21】駆動力伝達機構が解除された状態を正面側か
ら見た様子および駆動カップリングのカップリング面を
示す模式図である。
【図22】従来装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 5 中間転写体ユニット 5a 中間転写ベルト 17 ITB引き出しユニット 18 レールステー 18a 第一レール 19 第二レール 20 ロックレバー 25 押圧スライドユニット 25c 押圧部材 29,30 中間転写体ユニット位置決め 39 戻しバネ 41 高圧中継接点ピン 42 高圧中継接点ピンユニット 43 高圧接点板 44 圧縮バネ 49 配線板 50 接点板 51 高圧接点板ユニット 54 コネクタ 55 中継フローティングコネクタ 60 高圧供給端子ばね 70 制御装置 72 電源回路 140 匡体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に現像剤の像を形成し、該現
    像剤の像を、中間転写体に1次転写したうえで、改め
    て、該中間転写体から転写材に2次転写する画像形成装
    置において、 前記中間転写体を含んで構成された中間転写体ユニット
    と、 前記中間転写体ユニットを着脱可能な状態で搭載される
    支持体と、 前記像担持体、前記中間転写体ユニットおよび前記支持
    体を収容する筐体と、 前記支持体およびこれに搭載された中間転写体ユニット
    を、略水平方向にスライドさせつつ前記筐体から引き出
    し可能な状態で支持した支持機構と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体に設けられた導体回路と、 前記導体回路を通じて前記中間転写体ユニットと電気的
    に接続される電気回路と、 を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写体ユニットは、前記導体回
    路と接続される第1の接点部を備えたものであり、 前記導体回路は、前記第1の接点部と接続される第2の
    接点部を備えたものであり、 前記支持体および前記中間転写体ユニットの前記筐体へ
    の収容・引き出しに伴って、前記第1の接点部と前記第
    2の接点部とを接続・離間させる接続機構を有するこ
    と、 を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の接点部および/または前記第
    2の接点部を、その姿勢の変動を許した状態で支持する
    接点支持機構を有すること、 を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の接点部と前記第2の接点部と
    の接触圧を一定に保つ接触安定機構を有すること、 を特徴とする請求項3または4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記電気回路は、前記導体回路を通じて
    前記中間転写体ユニットに電力を供給するものであるこ
    と、 を特徴とする請求項2,3,4または5記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記電気回路は、前記導体回路を通じて
    前記中間転写体ユニットとの間で電気信号を授受するも
    のであること、 を特徴とする請求項2,3,4または5記載の画像形成
    装置。
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JP2017194490A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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