JPH11169083A - 3面焼き丸きんつば及びその製造法 - Google Patents

3面焼き丸きんつば及びその製造法

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JPH11169083A
JPH11169083A JP9362330A JP36233097A JPH11169083A JP H11169083 A JPH11169083 A JP H11169083A JP 9362330 A JP9362330 A JP 9362330A JP 36233097 A JP36233097 A JP 36233097A JP H11169083 A JPH11169083 A JP H11169083A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円盤状のきんつば片の表面に夫々焼き目を設
けた3面の焼き丸きんつばを提供する。 【解決手段】 円柱状に形成した円柱羊羹7の外周に、
表面に焼き目を設けた第1表皮11を巻付けて設けたき
んつば体9を一定巾に輪切りにして円盤状のきんつば片
10を形成し、該きんつば片10の上下面に設けた第
2、3表皮12、13の表面に焼き目を設けて全表面を
3面で形成する。 【効果】 きんつばの表面を3面にして焼成工程が少な
くしたため、機械化が容易となって大量生産が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全表面を3面に形
成して焼き目をつける工程を少なくした3面焼き丸きん
つば及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼ききんつばは、水で捏ねた小麦粉を薄
くのばして餡を包み、刀の鍔のような形状に形成して平
たくし、油を引いた鉄板の上で焼いた菓子をいう。一般
的な焼きんつばは、外形がほぼ四角であるから周囲の4
面と、上下の2面との6面を有しているため、加熱した
鉄板により各表面を一面づつ焼き目が付くまで焼成し、
各表面に焼き目を付ける作業を繰り返して焼きんつばを
形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したよう
に菓子の表面が6面あるため、各面を加熱した鉄板によ
って焼き目を付ける作業を、該菓子について最低でも六
回も繰り返えさなければならない。そのため、全部の表
面に焼き目を付けるには大変な手間と時間がかかる上、
焼きんつばの製造工程数が多いため機械化するのが困難
であるという問題点を有していた。本発明は、円柱羊羹
の外周面に焼き目を設けた第1表皮を巻き付けて形成し
た円柱状のきんつば体を一定間隔毎に薄く輪切りにして
形成したきんつば片の上下両面に夫々設けた第2、3表
皮に夫々焼き目を設けた3面焼き丸きんつば及びその製
造法を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、円柱状に形成した円柱羊羹の外周に、表面に
焼き目を形成した第1表皮を巻付けて設けた円柱状のき
んつば体を一定巾に輪切りにして円盤状のきんつば片を
形成し、該きんつば片の上下面に設けた第2、3表皮の
表面に焼き目を設けて全表面を3面で形成したことを特
徴とする。また本発明は、前記成形固化させた円柱羊羹
の外周面に、餅米を焼いて粉にした副原粉と砂糖をよく
混ぜ合わせてなる寒梅粉を付着させてから、前記第1表
皮を巻き付けることを特徴とする。
【0005】本発明は、羊羹製造用の豆27.4重量%
を120〜140℃で20〜30分間加熱して該豆を割
らないように柔らかく仕上げ、該仕上げた豆にグラニュ
−糖を36.6重量%混入してさらに20〜30分間加
熱して形成した半流動状の蜜漬餡を16〜26時間室内
に自然放置して糖質を豆の中に浸透させる工程と、該蜜
漬餡を餡煉機内に収容して120〜140℃で加熱しな
がら20〜30分間撹拌し、且つ、該蜜漬餡に溶かした
寒天0.4重量%と水14.7重量%とグラニュ−糖
3.8重量%を加えてさらに20〜30分間煉り上げ、
該蜜漬餡の仕上がる直前に塩0.1重量%を加えてよく
煉り上げて仕上げた半流動状の蜜漬餡を立てかけた筒体
内に流し込んで12〜15時間室温で自然放置して成形
固化させる工程と、卵白1.1重量%と上白1.2重量
%を混合し、且つ、白玉粉0.5重量%と小麦粉4.8
重量%と水4.6重量%と必要に応じて調整水を混入し
て表皮形成用の小麦粉液を形成する工程と、表面に食用
油を塗って125〜135℃に加熱した銅板上に、該小
麦粉液を薄く方形に伸ばして50〜60秒間加熱して片
面に焼き目を設けた第1表皮を形成する工程と、前記筒
体内から取り出した円柱羊羹の外周面に餅米を焼いて粉
にした副原粉と砂糖をよく混ぜ合わせてなる寒梅粉を付
着させてから前記第1表皮を巻付け、且つ、該第1表皮
の端部に位置する重合部を3〜5秒余計に加熱焼成して
なる円柱状のきんつば体を5〜10分間自然冷却させる
工程と、該きんつば体を一定間隔毎に薄く輪切りにした
きんつば片の両面に前記小麦粉液を交互に付着させて第
2、3表皮を形成し、前記加熱した銅板で交互に加熱し
て前記表皮の表面に焼き目を形成する工程とからなるこ
とを特徴とするものである。さらに本発明に係る前記調
整水は、通常の水であって季節の温度、湿度により変化
する塩梅を調整するのに使用するものであり、最大使用
量が4.8重量%以内で使用することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明すると、1は3面焼き丸きんつばを示すもので、
羊羹製造用の材料を刀の鍔のように薄く方形に伸ばして
形成し、その周囲には表面に焼き目を付けた第1表皮1
1を巻き付けて薄型をした円盤状のきんつば片を形成す
る。ついで、該第1表皮を形成する小麦粉を該きんつば
片の上下に付着させて第2表皮12および第3表皮を設
け、且つ、各表面に焼き目を形成するため、全表面の数
を3面と少なくして機械化を容易にできる。
【0007】なお、羊羹製造用の材料としては、主とし
て大納言豆を使用したが、これに限らず一般の小豆や金
時豆や大手亡豆などの小豆等の他に、芋などを使用する
ことも勿論可能である。
【0008】5は内径が48mmで長さ360mmのス
テンレス製の筒体であって、3面焼き丸きんつばを製造
するために使用する円柱状の円柱羊羹を形成するための
もので、複数本用意しておく。本実施の形態では、寸法
巾が160mmで、長さが370mmであるが、この寸
法に限るものではない。
【0009】7は筒体5内に羊羹製造用の材料を煮込ん
で形成した半流動状の蜜漬餡を流し込んで形成固化する
円柱羊羹で、筒体5から取り出した円柱羊羹7の外周面
に第1表皮11を巻き付けて円柱状のきんつば体9(図
7)を形成する。この場合、円柱羊羹7と第1表皮11
との間に、小麦粉や餅米を焼いて粉にした副原粉と砂糖
をよく混ぜ合わせてなる寒梅粉を付着し、ついで、きん
つば体9を一定間隔毎に薄く輪切りにしてきんつば片1
0を形成するが、この場合、表面が平坦な普通のまな板
上で輪切りにすると形状が崩れたり、外周に巻き付けた
第1表皮11が円柱羊羹7から剥離するおそれがある。
そのため、図8に示すように、前記円柱状のきんつば体
9の約1/2の外周面形状と略同形にした凹溝部14a
を並列に複数設けた波形まな板14の該凹溝部に、夫々
合致させて載置させた前記円柱状のきんつば体9を前後
動するギロチンカッタ−等の刃物で一定間隔毎に輪切り
にして円盤状のきんつば片10を形成するものである。
【0010】このきんつば片10の外周面には、前記円
柱状のきんつば体9を輪切りにする前に、表面に焼き目
を付けた第1表皮11を巻き付けてあるが、輪切りにし
たきんつば片10の上下に小麦粉液を付着させて第2、
3表皮12、13を形成し、ついで、該第2、3表皮の
表面に焼き目を設けて三面焼き丸きんつば1(図1)を
形成する。
【0011】周面を円形にしたことにより側面部分を一
面に形成でき、さらに、上下2面とで合計3面と少ない
表面とからなる3面焼き丸きんつば1を製造することが
できる。このように、焼き目をつける表面の数が少なく
したことにより焼き目を付ける作業工程を少なくして機
械化を容易にし、作業性を向上させて短時間に大量に製
造することができる。
【0012】次に、蜜漬餡と表皮を形成するための材料
の配合は以下の通りである。 蜜漬餡の配合 小豆 1600g 27.4重量% グラニュ−糖 2136g 36.6重量% 寒天 25g 0.4重量% 水 856g 14.7重量% グラニュ−糖 224g 3.8重量% 塩 8g 0.1重量%
【0013】 表皮の配合 卵白 64g 1.1重量% 上白 70g 1.2重量% 白玉粉 28g 0.5重量% 小麦粉 280g 4.8重量% 水 270g 4.6重量% 調整水 280g 4.8重量%
【0014】次に、本発明に係る3面焼き丸きんつばの
製造法について説明する。第1工程において、主材料の
豆とは、通常の小豆と大納言小豆と大手亡豆と金時豆等
を使用して羊羹を製造するもので、特に大粒の大納言1
600gを120〜140℃の温度で、20〜30分間
よく煮て豆を割らないように柔らかく仕上げる。この大
納言を柔らかく煉り上げて仕上げてからグラニュ−糖2
136gを加え、さらに、20〜30分間加熱して煉り
上げると半流動状の蜜漬餡になる。この蜜漬餡の糖質を
豆の中に充分に浸透させるため、該蜜漬餡を完成させた
後室温で一夜(16〜26時間)自然放置する。このよ
うに一夜放置することによって糖質が豆の中に浸透して
甘くてまろやかな味になる。
【0015】第2工程において、前工程で形成して一夜
放置した蜜漬餡を餡煉機内に収容して120〜140℃
で20〜30分間加熱しながらそれぞれ溶かした寒天2
5g、水856g、さらにグラニュ−糖224gを加え
て20〜30分間よく練り上げる。そして、半流動状に
なった蜜漬餡の仕上がり約5分前に、塩8gを加えて加
熱しながらよく煉り上げて半流動状の蜜漬餡を仕上げ
る。この蜜漬餡の糖度は、51〜54度であるが、最も
好ましい糖度は53度である。
【0016】仕上がった半流動状の蜜漬餡を、図2に示
した複数本のステンレス製の筒体5内に流し込み、一夜
(12〜15時間)室内に自然放置して成形固化させ
る。この場合、筒体5の底部には蜜漬餡が流出しないよ
うにサランラップやビニ−ル片6a等を輪ゴム6で取外
容易に止着してある。この輪ゴムを除去すればサランラ
ップ等が外れ、該筒体5を立てかけておけば円柱羊羹7
が自重で落下して破損することなく綺麗な状態で筒体5
外に取り出すことができる。
【0017】第3工程において、卵白65gと上白70
gをよく撹拌混合し、ついで、白玉粉28gと小麦粉2
80gと水270gをよく混合して、表皮形成用の小麦
粉液を形成する。ここで、表皮の製造に用いる調整水と
は、通常の水を意味し、季節の温度、湿度によりその塩
梅が変化するので、それを調整する為に使用するもので
あるが、長年の感と経験で成り立つため一定の数値はな
く、あくまでも使用する量の最大幅を意味している。
【0018】第4工程において、図5に示すように表面
にサラダ油等の食用油を塗って加熱する銅板15を12
5〜135℃に保ち、前記配合の表皮の小麦粉液を銅板
上に薄く且つ方形に伸ばして、さらに50〜60秒間焼
成して片面に焼き目を設けて方形をした第1表皮11を
形成する。この場合、本実施の形態にあっては適宜図示
しない枠体等を用いて、寸法巾が160mmで長さが3
70mmである。
【0019】第5工程において、ステンレス製の筒体5
内に流し込んで一夜放置して成形固化させた円柱羊羹7
を該筒体5から取り出し、該円筒羊羹の外周面に小麦粉
や寒梅粉等を付着して該羊羹17と第1表皮11とが良
く馴染んで剥離しないようにする。該円柱羊羹の外周面
に小麦粉または寒梅粉をまぶすことにより焼き丸きんつ
ばを食した際に、餅米を焼いた風味が小豆の味とマッチ
して一段と美味しい味となる。さらに、第1表皮を巻き
付ける際の円柱羊羹と該第1表皮との密着性を高める効
果を有している。
【0020】さらに、焼成のため加熱されている銅板1
5上で焼成されている第1表皮の端部上に円柱羊羹7を
載置して該第1表皮11を外周に巻き付けて形成した円
柱状のきんつば体9を5〜10分間自然冷却させて第1
表皮と円柱羊羹との密着性を高める。この場合、第1表
皮11の外側面は銅板15によって焼き目模様が付けら
れ、且つ、該第1表皮が羊羹の外周面から剥離しないよ
うに該第1表皮の端部5〜10mm程度が重なるように
巻き付ける。そのため、この重合部11aが二重にな
り、第1表皮に生焼き部分が生じるのを防ぐため銅板1
5によって該重合部を3〜5秒程度余計に焼成を加え
る。
【0021】該きんつば体9を円柱状のきんつば体9の
外周面に巻き付けた第1表皮11が円柱羊羹から剥離す
るのを防ぐため、図8に示した波形まな板14の表面に
設けた凹溝部14a内に載置させ、ステンレス鋼などか
らなるギロチンカッタ−で前後に動作させながら一定間
隔毎に輪切りにして円盤状のきんつば片10を形成する
(図9)。なお、ギロチンカッタ−による連続切断を可
能にするため、該刃体の両面に付着した餡を除去する拭
取清掃手段を設けても良い。
【0022】第6工程において、前工程で略2cmの等
間隔に輪切りにした円盤状のきんつば片10の一方の断
面に表皮を形成するため、小麦粉液を付着して第2表皮
12を形成し、該第2表皮を下側にして加熱した銅板1
5により表面に焼き目を形成する。同様にしてきんつば
片10の他の断面にも表皮を形成するため小麦粉液を付
着させて第3表皮13を形成し、該第3表皮13を下側
にしてから加熱した銅板15によって表面に焼き目を形
成して3面焼き丸きんつば1(図1)を完成させるもの
である。
【0023】
【発明の効果】 第1の発明は、円柱状に形成した円
柱羊羹の外周面に、表面に焼き目を形成した第1表皮を
巻き付け、ついで所定厚さに輪切りに形成したきんつば
片の上下両面に表面に焼き目を設けた第2、3表皮を夫
々形成し、表面全体を3面と少なく形成することにより
焼成工程を少なくしたため機械化を可能にし、能率的に
作業を行うことにより短時間で大量の焼ききんつばを製
造することができる。 円柱状に形成した円柱羊羹の外周面に小麦粉や寒梅
粉をまぶすと、食した際に餅米を焼いた風味が小豆の味
とマッチして一段と美味しい味を提供すると共に、製造
中に円柱羊羹と第1表皮との剥離を防ぐ効果を有してい
る。 第2の発明は、3面焼き丸きんつばの製造法である
が、豆とグラニュ−糖とを煮込んでできた蜜漬餡を成形
前に一夜放置するため、粒餡中の豆の中に糖分を十分に
浸透させることができて小豆の味を十分に引き出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3面焼き丸きんつばの斜視図であ
る。
【図2】蜜漬餡を円柱状に成形するステンレス製の筒体
の斜視図である。
【図3】筒体内に半流動状の蜜漬餡を充填させた状態を
示す斜視図である。
【図4】蜜漬餡を筒体内で一夜放置して凝固させて形成
した円柱羊羹を筒体から取り出す状態を示す斜視図であ
る。
【図5】加熱した銅板の上に表皮を形成する小麦粉液を
流して方形に拡げて片面に焼き目を形成する状態を示す
第1表皮の斜視図である。
【図6】加熱した銅板で外表面に焼き目を付けた第1表
皮を円柱羊羹の外周に巻回させる状態を示す側面図であ
る。
【図7】円柱羊羹の外周面に第1表皮を巻付け、該第1
表皮の端部の重合部をさらに焼成する状態を示す拡大断
面図である。
【図8】外周面に巻き付けた第1表皮の剥離を防いで円
柱羊羹を一定幅に切断するための波形まな板の正面図で
ある。
【図9】外周面に第1表皮を巻き付けた円柱状の円柱羊
羹を一定幅に輪切りにしてきんつば片を形成する状態を
示す斜視図である。
【図10】きんつば片の一方の面に小麦粉液を付けて形
成した第2表皮を下側にし、銅板で焼成して表面に焼き
目を形成する状態を示す一部破断した拡大断面図であ
る。
【図11】図10に示すきんつば片を引っ繰り返して他
方の面に小麦粉液を付けて形成した第3表皮の表面を下
側にし、銅板で焼成して表面に焼き目を形成する状態を
示す一部破断した拡大断面図である。
【図12】3面焼き丸きんつばの一部を切り欠いた斜視
図である。
【符号の説明】
1 3面焼き丸きんつば 5 筒体 7 円柱羊羹 9 きんつば体 10 きんつば片 11 第1表皮 12 第2表皮 13 第3表皮

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状に形成した円柱羊羹の外周面に、
    表面に焼き目を形成した第1表皮を巻付けて設けた円柱
    状のきんつば体を一定巾に輪切りにして円盤状のきんつ
    ば片を形成し、該きんつば片の上下面に設けた第2、3
    表皮の表面に焼き目を設けて全表面を3面で形成したこ
    とを特徴とする3面焼き丸きんつば。
  2. 【請求項2】 前記成形固化させた円柱羊羹の外周面
    に、餅米を焼いて粉にした副原粉と砂糖をよく混ぜ合わ
    せてなる寒梅粉を付着させてから、前記第1表皮を巻き
    付けることを特徴とする請求項1記載の3面焼き丸きん
    つば。
  3. 【請求項3】 羊羹製造用の豆27.4重量%を120
    〜140℃で20〜30分間加熱して該豆を割らないよ
    うに柔らかく仕上げ、該仕上げた豆にグラニュ−糖を3
    6.6重量%混入してさらに20〜30分間加熱して煉
    り上げて形成した半流動状の蜜漬餡を16〜26時間室
    内に自然放置して糖質を豆の中に浸透させる工程と、 該蜜漬餡を餡煉機内に収容して120〜140℃で加熱
    しながら20〜30分間撹拌し、且つ、該蜜漬餡に溶か
    した寒天0.4重量%と水14.7重量%とグラニュ−
    糖3.8重量%を加えてさらに20〜30分間煉り上
    げ、該蜜漬餡の仕上がる直前に塩0.1重量%を加えて
    よく煉り上げて仕上げた半流動状の蜜漬餡を立てかけた
    筒体内に流し込んで12〜15時間室温で自然放置して
    円柱羊羹を成形固化させる工程と、 卵白1.1重量%と上白1.2重量%を混合し、且つ、
    白玉粉0.5重量%と小麦粉4.8重量%と水4.6重
    量%と必要に応じて調整水を混入して表皮形成用の小麦
    粉液を形成する工程と、 表面に食用油を塗って125〜135℃に加熱した銅板
    上に、該小麦粉液を薄く方形に伸ばして50〜60秒間
    加熱して片面に焼き目を設けた第1表皮を形成する工程
    と、 前記筒体内から取り出した円柱羊羹の外周面に、餅米を
    焼いて粉にした副原粉と砂糖をよく混ぜ合わせてなる寒
    梅粉を付着させてから前記第1表皮を巻付け、且つ、該
    第1表皮の端部に位置する重合部を3〜5秒余計に加熱
    焼成してなる円柱状のきんつば体を5〜10分間自然冷
    却させる工程と、 該きんつば体を一定間隔毎に薄く輪切りにしたきんつば
    片の両面に前記小麦粉液を交互に付着させて第2、3表
    皮を形成し、前記加熱した銅板で交互に加熱して前記表
    皮の表面に焼き目を形成する工程とからなることを特徴
    とする3面焼き丸きんつばの製造法。
  4. 【請求項4】 前記調整水は、通常の水であって季節の
    温度、湿度により変化する塩梅を調整するのに使用する
    ものであり、最大使用量が4.8重量%以内で使用する
    ことを特徴とする請求項5記載の3面焼き丸きんつばの
    製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110931A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Suehirodo:Kk きんつば

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JP2007110931A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Suehirodo:Kk きんつば

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