JPH11168948A - 樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法 - Google Patents

樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法

Info

Publication number
JPH11168948A
JPH11168948A JP36190697A JP36190697A JPH11168948A JP H11168948 A JPH11168948 A JP H11168948A JP 36190697 A JP36190697 A JP 36190697A JP 36190697 A JP36190697 A JP 36190697A JP H11168948 A JPH11168948 A JP H11168948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
net sheet
rope
trunk
trees
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36190697A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Hayakawa
真弘 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayakawa & Co Ltd
HAYAKAWA SHOJI KK
Original Assignee
Hayakawa & Co Ltd
HAYAKAWA SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayakawa & Co Ltd, HAYAKAWA SHOJI KK filed Critical Hayakawa & Co Ltd
Priority to JP36190697A priority Critical patent/JPH11168948A/ja
Publication of JPH11168948A publication Critical patent/JPH11168948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹木からの落下物を傷が付きにくい状態で自
動的に一か所に集めることができるとともに雑草によっ
て当該寄せ集めが邪魔されることのない樹木用落下物受
け集めネットを提供すること。 【解決手段】 ネットシートの内部に幹嵌挿用孔を形成
するとともにこのネットシートの周囲に取付け用ロープ
を設け、且つ、前記ネットシートの外周端縁と前記幹嵌
挿用孔の内周端縁との間に切り込みを形成し、この切り
込みの両端縁に適宜連結手段を介在させ、この連結手段
によって前記切り込みの両端縁を連結したりこの連結を
解除したりすることが可能な樹木用落下物受け集めネッ
トである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は樹木用落下物受け集め
ネット及びその使用方法に関し、果実全般、特に、梅の
実、栗の実等の大量収穫の必要な果実の受け集め、およ
び、植木剪定等における剪定された枝類の受け集めの際
に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、梅の実、栗の実等の大量
収穫の必要な果実のを収穫する際には、幹の周囲に数枚
のビニールシート等を隙間無く敷き、その上に当該果実
を落として、一か所に集めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法にあっては、複数のビニールシートを使用し
ていたため、当該果実を一か所に集める際にこぼれやす
く、また、手作業で集めていたため集めるのに手間がか
かるという不都合を有するとともに、ビニールシートを
地面に直接敷いていたため、落下した梅の実が傷つきや
すいという不都合を有した。更に、シートの間から雑草
が伸びて来る為、この雑草が雑草がシート上の果実の寄
せ集めの邪魔になり、よって、この点からも当該果実の
寄せ集め作業に手間がかかるという不都合を有した。
【0004】この発明の課題はこれらの不都合を解消す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る樹木用落下物受け集めネットにおい
ては、ネットシートの内部に幹嵌挿用孔を形成するとと
もにこのネットシートの周囲に取付け用ロープを設け、
且つ、前記ネットシートの外周端縁と前記幹嵌挿用孔の
内周端縁との間に切り込みを形成し、この切り込みの両
端縁に適宜連結手段を介在させ、この連結手段によって
前記切り込みの両端縁を連結したりこの連結を解除した
りすることが可能であるため、前記連結手段を解除して
前記切り込みを離した状態で、前記幹嵌挿用孔を樹木の
幹に外嵌めし、その後、前記連結手段によって前記切り
込み連結させ、且つ、前記取付け用ロープを適宜位置に
連結すれば、前記一枚のネットシートを地上から離れた
状態で当該幹の周囲に設置して、当該樹木からの落下物
を、前記ネットシートの弾力性によって落下の衝撃を吸
収しながら、当該ネットシート上に受け集めすることが
できるものである。
【0006】なお、前記ネットシートにおけ前記幹嵌挿
用孔の内周端部に締め付用ロープを設置し、この締め付
け用ロープによって前記幹嵌挿用孔の径を調節可能とす
れば、前記幹嵌挿用孔を樹木の幹に外嵌めした際、幹の
外周縁と前記幹嵌挿用孔の内周縁とが略隙間なく密着す
るため、落下する実が、幹の外周縁と前記幹嵌挿用孔の
内周縁との間に侵入することがない結果、収穫の作業能
率は向上する。
【0007】また、前記ネットシートにおける取付け用
ロープの設置部と前記幹嵌挿用孔の内周端縁との間に高
さ調節用ロープを設置し、この高さ調節用ロープを前記
ネットシートの網目に適宜嵌挿させ、且つ、この高さ調
節用ロープの一端を前記幹嵌挿用孔の内周端縁に固定す
るとともにこの高さ調節用ロープの他端を前記ネットシ
ートの外周端縁より突出するように延ばすようにすれ
ば、この高さ調節用ロープにおける前記取付け用ロープ
の設置部端の連結する位置によってネットシートの高
さ、傾斜角度等を調節することができる結果、当該樹木
用落下物受け集めネットを設置する場所に適正に対応さ
せることができる。
【0008】また、前記ネットシートにおける前記幹嵌
挿用孔を囲むように支持用ロープを設置し、この支持用
ロープを前記ネットシートの網目に適宜嵌挿させ、且
つ、この支持用ロープに所要数の引き寄せ用ロープの一
端を連結するとともにこの引き寄せ用ロープの他端を前
記ネットシートの外周端縁より突出するように延ばせ
ば、この引き寄せ用ロープを引くことによって前記支持
用ロープを引き寄せ、前記ネットシートの傾斜を変える
ことによって前記ネットシートに落ちた梅の実等を前記
ネットシートの周縁部に移動させることができる。ま
た、断続的に引きよせ、前記ネットシート10を往復動さ
せることによって、慣性の法則に基づき、前記梅の実を
前記ネットシートの周縁部に移動させることもできる
【0009】更に、この発明に係る樹木用落下物受け集
めネットの使用方法においては、ネットシートの内部に
幹嵌挿用孔を形成するとともにこのネットシートの周囲
に取付け用ロープを設け、且つ、前記ネットシートの外
周端縁と前記幹嵌挿用孔の内周端縁との間に切り込みを
形成し、この切り込みの両端縁に適宜連結手段を介在さ
せ、この連結手段によって前記切り込みの両端縁を連結
したりこの連結を解除したりすることが可能な樹木用落
下物受け集めネットにあって、前記連結手段を解除して
前記切り込みを離した状態で、前記幹嵌挿用孔を樹木の
幹の地面から離れた部分に外嵌めし、その後、前記連結
手段によって前記切り込みの両端縁を連結させ、且つ、
前記ネットシートが地上から離れた状態で前記取付け用
ロープを適宜取付部材に連結するものであるため、落下
物はネットシートの弾力性によって落下の衝撃を吸収さ
れる結果、落下した実は傷つきにくいものである。
【0010】
【実施例】以下、一例として、梅の樹木に設置された場
合を採り上げ、図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る樹木用落下物受け集めネット
の平面図、図2は使用状態の平面図、図3は図における
III-III 線断面図、図4は他の実施例の図である。な
お、この実施例では、樹木として梅の樹木を採り上げた
が、他の樹木、例えば、果実全般の樹木、および、剪定
の対象となる植木等、すべての樹木に使用することがで
きるものである。
【0011】図1において、Mは本発明に係る収穫用ネ
ット(この発明の「樹木用落下物受け集めネット」に相
当する)、10はそのネットシートである。11,11,…は周
囲ロープであり、前記ネットシート10の外周囲における
網目にジグザク状に嵌挿されている。12,12,…は取付け
用ロープであり、前記周囲ロープ11,11,…における前記
ネットシート10から延びだした部分である。また、13,1
3,…は前記周囲ロープの途中に設置された取付け用ロー
プである。これらの取付け用ロープ12,13 の機能は後記
する。
【0012】20は幹嵌挿用孔であり、前記ネットシート
10の略中心部に形成されている。この幹嵌挿用孔20は実
を収穫すべき樹木(図2及び図3を参照のこと)Tの幹
が嵌挿する部分である。
【0013】21は切り込みであり、前記幹嵌挿用孔20と
前記ネットシート10の外周端縁との間に形成されてい
る。このため、この切り込み21を広げて、梅の樹木Tを
取り囲むようにして、当該樹木Tを前記幹嵌挿用孔20に
収容することができる。
【0014】201 は締め付用ロープであり、前記幹嵌挿
用孔20の内周端部に編み込まれている。そして、その両
端部は、前記切り込み21の両端部に延出しており、この
突出部を引っ張った状態で当該両端部を結べば前記樹木
Tの周囲に前記幹嵌挿用孔20の内周縁を略隙間なく位置
決めした状態で固定することができる。
【0015】211 はスライドファスナーであり、前記切
り込み21に介在した状態で設置されている。このスライ
ドファスナー211 のスライダーを操作することによって
前記切り込み21を連結したり、この連結を解除したりす
ることができる。また、212,212,…は連結用ロープであ
り、前記切り込み21の両端にそれぞれ取付けられてい
る。このため、前記切り込み21の両端における一組の連
結用ロープ212,212 を結ぶことによって前記切り込み21
を連結したり、この結びを解くことによってこの連結を
解除したりすることができる。前記スライドファスナー
211 と前記一組の連結用ロープ212,212 とは同時に使用
することもできるし、独立して使用することもできる。
なお、前記スライドファスナー211 および/又は前記一
組の連結用ロープ212,212 がこの発明の「連結手段」に
相当する。
【0016】次に、30は高さ調整用ロープであり、前記
ネットシート10における取付け用ロープ12の設置部と前
記幹嵌挿用孔20の内周端縁との間に張り巡らされてい
る。この高さ調整用ロープ30の一端は前記幹嵌挿用孔20
の内周端縁に固定され、前記ネットシート10の網目にジ
グザグ状に適宜嵌挿され、所謂、編み込まれた後、他端
は前記取付け用ロープ12の設置部から外側へ延びてい
る。この高さ調整用ロープ30における前記他端部(前記
取付け用ロープ12の設置部側)の連結する位置によって
ネットシート10の高さ、傾斜角度等を調節することがで
きる。
【0017】次に、40は支持用ロープであり、前記ネッ
トシート10における前記幹嵌挿用孔20の外周囲に環状に
張り巡らされている。この支持用ロープ40は前記ネット
シート10の網目にジグザグ状に適宜嵌挿され、所謂、編
み込まれている状態になっている。又、41,41,…は引き
寄せ用ロープであり、その一端が前記支持用ロープ40に
連結されている。そして、この引き寄せ用ロープ41,41,
…の他端は前記ネットシート10の外周端縁より突出する
ように延びている。この引き寄せ用ロープ41,41,…を引
くことによって前記支持用ロープ40を引き寄せ、前記ネ
ットシート10の傾斜を変えることによって前記ネットシ
ート10に落ちた梅の実等を前記ネットシート10の周縁部
に移動させることができる。また、断続的に引きよせ、
前記ネットシート10を往復動させることによって、慣性
の法則に基づき、前記梅の実P,P,…(図2及び図3
を参照のこと)を前記ネットシート10の周縁部に移動さ
せることもできる
【0018】なお、前記幹嵌挿用孔20を形成するにあた
って、図4に示すように、前記ネットシート10を放射状
(例えば十字状)に切り込みむことによって複数の扇形
片29,29,…を形成し、これらの扇形片29,29,…を内側に
折り曲げることによって、前記幹嵌挿用孔20を形成すれ
ば、当該幹嵌挿用孔20を簡易に形成することができる。
【0019】次に、図2及び図3に基づいて、このよう
に構成される樹木用落下物受け集めネットの使用方法を
説明する。
【0020】まず、梅の木等の樹木Tの周囲に適宜間隔
で杭51,51,…を打ち込む。その後、前記ネットシート10
における切り込み21を開放した状態で、前記幹嵌挿用穴
20を梅の樹木等Tの幹の地面から離れた部分に外嵌めす
る。その後、前記締め付けロープ201 の両端の突出部を
引っ張り前記樹木Tと前記幹嵌挿用孔20の内周縁との間
に隙間を無くした状態で、前記締め付けロープ201 の両
端部を結ぶ。その後、前記スライドファスナー211 を操
作するとともに前記一組の連結用ロープ212,212 を結
び、前記切り込み21を連結し、平面状のシートにする。
同時に、前記ネットシート10が地上から離れた状態で前
記取付け用ロープ用ロープ12,13 を前記杭(この発明の
「取付部材」に相当する)51,51,…に縛り付ける。そし
て、前記高さ調節用ロープ30の他端部(前記取付け用ロ
ープ12の設置部側)を前記杭51,51,…の適宜位置に縛り
つけることによって前記ネットシート10の高さ、傾斜角
度等を調節する。
【0021】この後、前記樹木Tを棒で叩いたり、揺す
ったりして、梅の実P,P,…を前記ネットシート10上
に落下させる。その後、前記引き寄せ用ロープ41,41,…
を引くことによって前記支持用ロープ40を引き寄せ、前
記ネットシート10の傾斜を変えたり、また、断続的に引
きよせ、前記ネットシート10を往復動させることによっ
て、前記ネットシート10に落ちた梅の実P,P,…等を
前記ネットシート10の周縁部に移動させ、作業者はこれ
を収穫する。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る樹木用落下物受け集めネ
ットにおいては、ネットシートの内部に幹嵌挿用孔を形
成するとともにこのネットシートの周囲に取付け用ロー
プを設け、且つ、前記ネットシートの外周端縁と前記幹
嵌挿用孔の内周端縁との間に切り込みを形成し、この切
り込みの両端縁に適宜連結手段を介在させ、この連結手
段によって前記切り込みの両端縁を連結したりこの連結
を解除したりすることが可能であるため、前記連結手段
を解除して前記切り込みを離した状態で、前記幹嵌挿用
孔を樹木の幹に外嵌めし、その後、前記連結手段によっ
て前記切り込み連結させ、且つ、前記取付け用ロープを
適宜位置に連結すれば、前記一枚のネットシートを地上
から離れた状態で当該幹の周囲に設置して、当該樹木か
らの落下物を、前記ネットシートの弾力性によって落下
の衝撃を吸収しながら、当該ネットシート上に受け集め
することができるものである。
【0023】よって、この樹木用落下物受け集めネット
を使用すれば、一枚のネットシート上で樹木からの落下
物を傷が付きにくい状態で自動的に一か所に集めること
ができるため、樹木からの落下物の受け集め作業の作業
能率は向上する。更に、ネットシートと地面との間に空
間が介在しているため、シートの間から雑草が突出する
ことはなく、よって、従来のように、シート上の落下物
の寄せ集めを当該雑草が邪魔するということはなくな
り、よって、この点からも当該果実の寄せ集め作業の作
業能率は向上する。
【0024】なお、前記ネットシートにおけ前記幹嵌挿
用孔の内周端部に締め付用ロープを設置し、この締め付
け用ロープによって前記幹嵌挿用孔の径を調節可能とす
れば、前記幹嵌挿用孔を樹木の幹に外嵌めした際、幹の
外周縁と前記幹嵌挿用孔の内周縁とが略隙間なく密着す
るため、落下する実が、幹の外周縁と前記幹嵌挿用孔の
内周縁との間に侵入することがない結果、収穫の作業能
率は向上する。
【0025】また、前記ネットシートにおける取付け用
ロープの設置部と前記幹嵌挿用孔の内周端縁との間に高
さ調節用ロープを設置し、この高さ調節用ロープを前記
ネットシートの網目に適宜嵌挿させ、且つ、この高さ調
節用ロープの一端を前記幹嵌挿用孔の内周端縁に固定す
るとともにこの高さ調節用ロープの他端を前記ネットシ
ートの外周端縁より突出するように延ばすようにすれ
ば、この高さ調節用ロープにおける前記取付け用ロープ
の設置部端の連結する位置によってネットシートの高
さ、傾斜角度等を調節することができる結果、当該樹木
用落下物受け集めネットを設置する場所に適正に対応さ
せることができる。
【0026】また、前記ネットシートにおける前記幹嵌
挿用孔を囲むように支持用ロープを設置し、この支持用
ロープを前記ネットシートの網目に適宜嵌挿させ、且
つ、この支持用ロープに所要数の引き寄せ用ロープの一
端を連結するとともにこの引き寄せ用ロープの他端を前
記ネットシートの外周端縁より突出するように延ばせ
ば、この引き寄せ用ロープを引くことによって前記支持
用ロープを引き寄せ、前記ネットシートの傾斜を変える
ことによって前記ネットシートに落ちた梅の実等を前記
ネットシート10の周縁部に移動させることができる。ま
た、断続的に引きよせ、前記ネットシートを往復動させ
ることによって、慣性の法則に基づき、前記梅の実を前
記ネットシートの周縁部に移動させることもできる
【0027】更に、この発明に係る樹木用落下物受け集
めネットの使用方法においては、ネットシートの内部に
幹嵌挿用孔を形成するとともにこのネットシートの周囲
に取付け用ロープを設け、且つ、前記ネットシートの外
周端縁と前記幹嵌挿用孔の内周端縁との間に切り込みを
形成し、この切り込みの両端縁に適宜連結手段を介在さ
せ、この連結手段によって前記切り込みの両端縁を連結
したりこの連結を解除したりすることが可能な樹木用落
下物受け集めネットにあって、前記連結手段を解除して
前記切り込みを離した状態で、前記幹嵌挿用孔を樹木の
幹の地面から離れた部分に外嵌めし、その後、前記連結
手段によって前記切り込みの両端縁を連結させ、且つ、
前記ネットシートが地上から離れた状態で前記取付け用
ロープを適宜取付部材に連結するものであるため、落下
物はネットシートの弾力性によって落下の衝撃を吸収さ
れる結果、落下した実は傷つきにくいものである。
【0028】よって、収穫された実の品質は向上するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹木用落下物受け集めネットの平
面図である。
【図2】使用状態の平面図である。
【図3】図におけるIII-III 線断面図である。
【図4】他の実施例の図である。
【符号の説明】
M … 収穫用ネット(樹木用落下物受け集めネット) 10 … ネットシート 12 … 取付け用ロープ 13 … 取付け用ロープ 20 … 幹嵌挿用孔 201 … 締め付用ロープ 21 … 切り込み 211 … スライドファスナー(連結手段) 212 … 連結用ロープ(連結手段) 30 … 高さ調節用ロープ 40 … 支持用ロープ 41 … 引き寄せ用ロープ 51 … 杭(取付部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットシートの内部に幹嵌挿用孔を形成
    するとともにこのネットシートの周囲に取付け用ロープ
    を設け、且つ、前記ネットシートの外周端縁と前記幹嵌
    挿用孔の内周端縁との間に切り込みを形成し、この切り
    込みの両端縁に適宜連結手段を介在させ、この連結手段
    によって前記切り込みの両端縁を連結したりこの連結を
    解除したりすることが可能な樹木用落下物受け集めネッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1の樹木用落下物受け集めネット
    において、前記ネットシートにおけ前記幹嵌挿用孔の内
    周端部に締め付用ロープを設置し、この締め付け用ロー
    プによって前記幹嵌挿用孔の径を調節可能としたことを
    特徴とする樹木用落下物受け集めネット。
  3. 【請求項3】 請求項1の樹木用落下物受け集めネット
    において、前記ネットシートにおける取付け用ロープの
    設置部と前記幹嵌挿用孔の内周端縁との間に高さ調節用
    ロープを設置し、この高さ調節用ロープを前記ネットシ
    ートの網目に適宜嵌挿させ、且つ、この高さ調節用ロー
    プの一端を前記幹嵌挿用孔の内周端縁に固定するととも
    にこの高さ調節用ロープの他端を前記ネットシートの外
    周端縁より突出するように延ばしたことを特徴とする樹
    木用落下物受け集めネット。
  4. 【請求項4】 請求項1の樹木用落下物受け集めネット
    において、前記ネットシートにおける前記幹嵌挿用孔を
    囲むように支持用ロープを設置し、この支持用ロープを
    前記ネットシートの網目に適宜嵌挿させ、且つ、この支
    持用ロープに所要数の引き寄せ用ロープの一端を連結す
    るとともにこの引き寄せ用ロープの他端を前記ネットシ
    ートの外周端縁より突出するように延ばしたことを特徴
    とする樹木用落下物受け集めネット。
  5. 【請求項5】 ネットシートの内部に幹嵌挿用孔を形成
    するとともにこのネットシートの周囲に取付け用ロープ
    を設け、且つ、前記ネットシートの外周端縁と前記幹嵌
    挿用孔の内周端縁との間に切り込みを形成し、この切り
    込みの両端縁に適宜連結手段を介在させ、この連結手段
    によって前記切り込みの両端縁を連結したりこの連結を
    解除したりすることが可能な樹木用落下物受け集めネッ
    トにあって、 前記連結手段を解除して前記切り込みを離した状態で、
    前記幹嵌挿用孔を樹木の幹の地面から離れた部分に外嵌
    めし、その後、前記連結手段によって前記切り込みの両
    端縁を連結させ、且つ、前記ネットシートが地上から離
    れた状態で前記取付け用ロープを適宜取付部材に連結す
    ることを特徴とする樹木用落下物受け集めネットの使用
    方法。
JP36190697A 1997-12-10 1997-12-10 樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法 Pending JPH11168948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36190697A JPH11168948A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36190697A JPH11168948A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11168948A true JPH11168948A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18475250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36190697A Pending JPH11168948A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11168948A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2195723A1 (es) * 2001-05-07 2003-12-01 Arroyo Felix Jesus Jimenez Sistema de recoleccion de aceituna y frutos similares, derribados o caidos al suelo de forma natural, mediante mantos reciclables,
CN103843527A (zh) * 2014-02-24 2014-06-11 浙江理工大学 可移动的伸缩式果实收集装置
CN103947381A (zh) * 2014-04-02 2014-07-30 浙江理工大学 山核桃收集装置
CN103975705A (zh) * 2014-05-16 2014-08-13 山东万路达园林科技有限公司 一种树种收集装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2195723A1 (es) * 2001-05-07 2003-12-01 Arroyo Felix Jesus Jimenez Sistema de recoleccion de aceituna y frutos similares, derribados o caidos al suelo de forma natural, mediante mantos reciclables,
CN103843527A (zh) * 2014-02-24 2014-06-11 浙江理工大学 可移动的伸缩式果实收集装置
CN103947381A (zh) * 2014-04-02 2014-07-30 浙江理工大学 山核桃收集装置
CN103975705A (zh) * 2014-05-16 2014-08-13 山东万路达园林科技有限公司 一种树种收集装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030033749A1 (en) Vineyard apparatus, system, and method for vineyard mechanization
US9526207B2 (en) Tree fruit or nut catching apparatus
US5848522A (en) Vegetable and fruit saver
JP2007166935A (ja) 椿の実の回収用網、およびこの回収用網を使用した椿の実の回収方法
US20090025357A1 (en) Tree fruit collection device v-shaped support
KR101718218B1 (ko) 과실포집장치
US10091952B2 (en) Method for controlling the planting of olive trees for the continuous mechanical harvesting of the olives
US20050120692A1 (en) Leaf monster
CN101312643B (zh) 选择性收割机
US6823565B2 (en) Sheet fastening and anchoring component and system
JPH11168948A (ja) 樹木用落下物受け集めネット及びその使用方法
EP1189501B1 (en) Sheet fastening and anchoring component
US6625926B1 (en) Tree and shrub stabilizing apparatus and method for stabilizing a tree or shrub
KR101849614B1 (ko) 원예 및 농작 재배식물의 가지 유인 결속용 타이
US6286605B1 (en) Cutting system
JPH05304804A (ja) 球根類の植付収穫方法
Khorsandi et al. The effects of shaking Frequency and amplitude on the detachment of Estahban dried fig (Ficus carica cv. Sabz)
US6539695B1 (en) Seedpod harvester
JP2002027819A (ja) 果樹落下防止受け取りネット
KR200229297Y1 (ko) 과실 수확 및 추락 방지용 그물망
US7270160B1 (en) Debris collecting device
CA2238372A1 (en) Vine cutter
AU2002301028B2 (en) Fastening System for Agricultural Materials
KR200327913Y1 (ko) 과실 수집망
EP1981328A1 (en) Device for collecting fruit