JPH11167554A - 電子卓上計算機 - Google Patents

電子卓上計算機

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Publication number
JPH11167554A
JPH11167554A JP9335368A JP33536897A JPH11167554A JP H11167554 A JPH11167554 A JP H11167554A JP 9335368 A JP9335368 A JP 9335368A JP 33536897 A JP33536897 A JP 33536897A JP H11167554 A JPH11167554 A JP H11167554A
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JP
Japan
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counter
calculation
time
key
display
Prior art date
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Application number
JP9335368A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Nakayama
人氏 中山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがIC(アイテムカウンタ),DC
(日数計算カウンタ),TC(時間計算カウンタ)の中
から選択したカウンタのカウント数を表示できる電子卓
上計算機を提供する。 【解決手段】 通常の計算を行う通常計算モード、日数
による計算を行う日数計算モード、時間による計算を行
う時間計算モードの3つのモードを有し、各モード毎
に、所定の演算子キーが押されるごとにカウントを行う
カウンタ(それぞれアイテムカウンタ(IC),日数計
算カウンタ(DC),時間計算カウンタ(TC))が設
定される。スイッチ部4には、カウンタ切替スイッチが
備えられ、このカウンタ切替スイッチにより選択された
カウンタのカウント数を表示器2に表示する。これによ
り、各モードで演算子キーを入力して何回計算を行った
かを、容易に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子卓上計算機に
関し、より詳細には各種カウンタを表示可能な電子卓上
計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書において記載される3種のカウ
ンタは、以下の定義で用いるものとする。 IC(アイテムカウンタ):通常の計算モードにおい
て、演算子キー(〔+〕,〔−〕,〔×〕,〔÷〕,
〔=〕,〔√〕,〔税込〕,〔税抜〕,〔%〕,〔M
+〕,〔M−〕)を入力する毎にカウントする。 DC(日数計算カウンタ):日数計算モードにおいて、
〔=〕キーを入力して日数計算結果を求める毎にカウン
トする。 TC(時間計算カウンタ):時間計算モードにおいて、
〔=〕キーを入力して時間計算結果を求める毎にカウン
トする。
【0003】図9は、従来の電子卓上計算機の一例を示
す外観図である。従来の電子卓上計算機に備えられたカ
ウンタは、アイテムカウンタであった。特開昭50−1
1496号公報,特開昭57−136270号公報,及
び特開昭49−115627号公報には上記カウンタの
訂正方法が開示されている。また、特開昭51−738
55号公報では、カウンタ動作の有無の切り替え方法
が、さらに特開昭52−63042号公報では、カウン
タ内容を演算で使用できるようにする方法が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカウント機能を
備える電子卓上計算機では、IC(アイテムカウンタ)
の表示のみが行われ、例えば、DC(日数計算カウン
タ)の表示,TC(時間計算カウンタ)の表示は行われ
ず、これらをユーザが任意に指定して確認することはで
きなかった。また従来は、1つのカウンタの表示箇所に
異なる別々のカウンタのカウント数を表示することはで
きなかった。
【0005】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、ユーザがIC(アイテムカウンタ),DC
(日数計算カウンタ),TC(時間計算カウンタ)の中
から選択したカウンタのカウント数を表示できる電子卓
上計算機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、異な
る計算処理の実行に対応して複数のモードが設定される
電子卓上計算機において、演算の指定または実行の命令
を行うために備えられる演算子キーのうち、所定の前記
演算子キーが操作されるごとにカウントを行うカウンタ
を前記複数のモードごとに設け、設けた前記各カウンタ
のいずれかを選択する選択手段を具備するとともに、前
記電子卓上計算機が備える表示手段に設定されるカウン
タ表示位置に、前記選択手段で選択された前記カウンタ
のカウント数を表示することを特徴とし、例えば、伝票
計算等を行っているときに計算途中で計算データの位置
が分からなくなってしまった場合であっても表示される
カウンタ数から現在の計算位置を容易に知ることがで
き、操作性が向上し、また、ユーザはカウンタの種別を
指定するだけで、この種別を反映した計算結果を直接電
子卓上計算機より得ることができるようにしたものであ
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示手段に、前記選択手段で選択されたカウン
タの種別を示す情報を表示することを特徴とし、現在ど
のカウンタを表示しているのかを表示上で容易に知るこ
とができるようになり、実用性が向上するようにしたも
のである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記選択手段として、押圧操作がなされる
ごとに前記3つのカウンタのうち選択されるカウンタを
順次切替えるカウンタ選択キーを備えることを特徴と
し、ユーザは1つのキーに対し入力操作を行う毎にカウ
ンタを切り替えて指定することができ、少ない部品点数
で安価に構成することができるようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1ないし3いず
れか1の発明において、前記複数のモードが、通常計算
モード,日数計算モード,及び時間計算モードであるこ
とを特徴とし、通常計算モードによるIC(アイテムカ
ウンタ)、日数計算モードによるDC(日数計算カウン
タ)、及び時間モードによるTC(時間計算カウンタ)
を用いることによる応用範囲が広く、かつ操作性の高い
電子卓上計算機が得られるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による卓上電子計
算機の実施例を添付された図面を参照して具体的に説明
する。 (実施例1)図1は、本発明による第1の実施例におけ
る卓上電子計算機の外観図である。電子卓上計算機1
は、表示器2,キーボード3,及びスイッチ部4を備え
ている。表示器2は、置数,及び演算結果等の数値を表
示する数値表示部と、カウンタ表示部,状態シンボルを
表示するシンボル表示部を備える。また、キーボード3
は、置数のための数値キー,小数点キー,演算子キー,
〔=〕キー等の計算実行キー,メモリキー,及びその他
本電子卓上計算機に備えられた機能を実現するためのキ
ー等からなっている。またスイッチ部4は、計算時の結
果の丸め位置を指定するTABスイッチ,丸め方法を指
定するラウンドスイッチ,及びカウンタ表示部に表示す
るカウンタを指定するカウンタスイッチ等からなってい
る。
【0011】図3は、本発明による電子卓上計算機の一
実施例のシステムを説明するためのブロック図である。
図中、11はCPUであり、キーの読み込み処理,四則
演算等を含む計算処理,カウンタの計数処理,結果の表
示処理などの制御を行う。12は表示部で、LCD及び
その駆動回路等からなり、置数中の入力あるいは演算結
果,カウンタ検算結果シンボル,状態シンボルなどが表
示される。また本実施例のカウンタは2桁の整数とし、
どの演算に対してもカウンタは正の方にしか進まないも
のする。13はキー(KEY)であり、置数,訂正,演
算子の指定などをユーザが行うためのものである。14
はスイッチであり、演算モードの切り替えの指定などを
ユーザが行うために操作するものである。15はROM
であり、上述したごとくの制御のためのプログラムなど
を記憶してある。16はRAMであり、以下に示すレジ
スタフラグ,その他動作に必要なワークエリア等が格納
されるものである。
【0012】RAM16において、16aはXレジスタ
であり、置数値,演算結果等の値が格納されている。こ
の内容が表示部12に表示される。16bはYレジスタ
であり、被演算子(演算子キーが入力される前に入力さ
れた数)等が格納されている。16cは表示カウンタで
あり、この内容が表示部12に表示される。16dはア
イテムカウンタであり、演算子キー入力により演算を実
行する回数が保持される。16eは日数計算カウンタで
あり、日数計算モードで〔=〕を入力して、日数計算結
果を求める回数が保持される。16fは時間計算カウン
タであり、時間計算モードで〔=〕を入力して、時間計
算結果を求める回数が保持される。16gはメモリであ
る。16hは演算フラグであり、〔+〕,〔−〕,
〔×〕,及び〔÷〕の各演算子のうち、どの演算子が入
力されたかを示している。16iは状態フラグであり、
置数状態か、演算子キーが押されて計算が行われる前の
状態か、または演算実行後かを示す。
【0013】図4は、本発明による実施例における機器
の操作例を説明するための図で、アイテムカウンタを表
示する場合の操作例を1−1〜1−14に、日数計算カ
ウンタを表示する場合の操作例を2−1〜2−12に、
また時間計算カウンタを表示する場合の操作例を3−1
〜3−12に示す。図5は、図4に示す日数計算例と時
間計算例の入力キーと表示を示す図である。図4におい
て1−1,2−1,3−1は、演算前の初期状態の画面
である。このときの数値部,カウンタ部は共に0を表示
する。
【0014】まずアイテムカウンタの表示操作例につい
て図4に従って説明する。 1−2:演算する式の最初の置数として、〔1〕を入力
した後の状態である。カウンタはそのまま0を表示す
る。 1−3:さらに置数〔2〕〔3〕を入力し、123とし
た後の状態である。カウンタはそのまま0を表示する。 1−4:式の最初の演算子である〔+〕を入力した後の
状態である。アイテムカウンタに1を表示する。 1−5:次の置数として〔4〕〔5〕〔6〕を入力した
状態である。カウンタは1を保っている。 1−6:演算結果を求めるために〔=〕を入力した後の
状態である。
【0015】1−7:次の演算処理における最初の置数
として
〔9〕を入力した後の状態である。カウンタは2
を保っている。 1−8:以後演算を継続して〔8〕〔7〕〔−〕を入力
した後の状態である。カウンタは+1され、3を表示す
る。 1−9:演算を継続して〔6〕〔5〕〔4〕〔=〕を入
力した後の状態である。カウンタは+1され、4を表示
する。 1−10:〔+〕を入力した後の状態である。アイテム
カウンタは+1され、5を表示する。 1−11:演算を継続し、〔3〕〔2〕〔1〕〔=〕を
入力した状態である。カウンタは+1され、6を表示す
る。
【0016】1−12:一旦クリアのため〔C〕を入力
した時の状態である。数値部,及びカウンタ部は共に0
を表示する。 1−13:次の演算処理として2の2乗を計算するため
に〔2〕〔×〕〔=〕を入力した後の状態である。演算
子が2個入力されてるので、カウンタは2となる。 1−14:さらに〔=〕を入力することにより2の乗算
を繰り返し、2のN乗(ここでは2の3乗)が計算され
る。カウンタは+3され、5を表示する。
【0017】次いで、日数計算カウンタの表示操作例を
説明する。なお、以下の日数計算例を図5の(1)に示
している。 2−2:日数計算モードにするために初期状態で〔C〕
〔日数(月、日)〕を入力した後の状態である。カウン
タはそのまま0である。 2−3:期間計算の基礎となる月日データを6月30日
とするために〔6〕〔日数(月、日)〕〔3〕
〔0〕
〔〜〕を入力した後の状態である。カウンタはそのまま
0である。 2−4:基礎となる月日データからの経過期間を求める
月日データを9月13日とするために
〔9〕〔日数
(月、日)〕〔1〕〔3〕を入力した後の状態である。
カウンタはそのまま0である。 2−5:期間計算の演算結果を求めるために〔=〕を入
力した後の状態である。カウンタは、演算結果を求めた
カウント数である1を表示する。
【0018】2−6:次の演算処理として期間計算の基
礎となる月日データを6月17日とするために〔6〕
〔日数(月・日)〕〔1〕〔7〕〔−〕を入力した後の
状態である。カウンタはそのまま1を表示する。 2−7:基礎となる月日から50日前を求めるための
〔5〕
〔0〕を入力した後の状態である。カウンタはそ
のまま1を表示する。 2−8:期間計算の演算結果を求めるために〔=〕を入
力した後の状態である。カウンタは+1され、2を表示
する。
【0019】2−9:次の演算処理として期間計算の基
礎となる月日データを6月17日とするために〔6〕
〔日数(月、日)〕〔1〕〔7〕〔+〕を入力した後の
状態である。カウンタはそのまま1を表示する。 2−10:基礎となる月日から50日後を求めるための
〔5〕
〔0〕を入力した後の状態である。カウンタはそ
のまま2を表示する。 2−11:期間計算の演算結果を求めるために〔=〕を
入力した後の状態である。カウンタは+1され、3を表
示する。 2−12:クリアするため〔C〕を入力した後の状態で
ある数値部,及びカウンタ表示部は共に0を表示する。
【0020】次いで、時間計算カウンタの表示操作例を
説明する。なお、以下の時間計算例を図5の(2)に示
している。 3−2:時間計算モードにするために初期状態で〔C〕
〔時間(時、分、秒)〕を入力した後の状態である。カ
ウンタはそのまま0を表示する。 3−3:時間計算する基礎となる時間データを4時間1
5分20秒とするために〔4〕〔時間(時、分、秒)〕
〔1〕〔5〕〔時間(時、分、秒)〕〔2〕
〔0〕を入
力した後の状態であるカウンタはそのまま0を表示す
る。 3−4:基礎となる時間に加える時間を3時間50分1
8秒とするために〔3〕〔時間(時、分、秒)〕〔5〕
〔0〕〔時間(時、分、秒)〕〔1〕〔8〕を入力した
後の状態である。カウンタはそのまま0を表示する。 3−5:時間計算の演算結果を求めるために〔=〕を入
力した後の状態である。カウンタは演算結果を求めたカ
ウント数である1を表示する。
【0021】3−6:次の演算処理として、時間計算の
基礎となるデータを12時36分12秒とするために
〔1〕〔2〕〔時間(時、分、秒)〕〔3〕〔6〕〔時
間(時、分、秒)〕〔1〕〔2〕を入力した後の状態で
ある。カウンタはそのまま1を表示する。 3−7:基礎となる時間から10時23分16秒を差し
引くために〔1〕
〔0〕〔時間(時、分、秒)〕〔2〕
〔3〕〔時間(時、分、秒)〕〔1〕〔6〕を入力した
後の状態である。カウンタはそのまま2を表示する。 3−8:時間計算の演算結果を求めるために〔=〕を入
力した後の状態である。カウントはそのまま+1され、
2を表示する。
【0022】3−9:さらに次の演算処理として時間計
算の基礎となる時間データを14時間56分とするため
に、〔1〕〔4〕〔時間(時、分、秒)〕〔5〕〔6〕
〔時間(時、分、秒)〕を入力した後の状態である。カ
ウンタはそのまま2を表示する。 3−10:基礎となる時間を12分割するために〔÷〕
〔1〕〔2〕を入力した後の状態である。カウンタは2
を表示する。 3−11:時間計算の演算結果を求めるために〔=〕を
入力した後の状態である。カウンタは+1され、3を表
示する。 3−12:クリアするため〔C〕を入力した後の状態で
ある。数値部,及びカウンタ表示部は共に0を表示す
る。
【0023】図6は、第1の実施例の各キー処理におけ
るカウンタ制御の動作を説明するためのフローチャート
である。機器におけるその他の演算処理仕様は、機器に
よって異なり、本発明には特に関係しないので、ここで
は説明を省略する。まずカウンタの選択スイッチがIC
(アイテムカウンタ)を選択しているかどうかを判断す
る(ステップS1)。スイッチがICを選択していれ
ば、次に何らかの数字が入力されて置数されたかどうか
を判断する(ステップS2)。数字が入力されていれば
カウントアップがなされないので、カウンタ処理を終了
する。数字が入力されていなければ、何らかの演算子キ
ー入力がなされたかどうかを判断する(ステップS
3)。演算子キー入力がなされた場合、アイテムカウン
タは+1され(ステップS6)、表示されているカウン
タも+1される(ステップS7)。ステップS3におい
て、演算子キー入力がなされていなければ、C(クリ
ア)キー入力がなされたかどうかを判断する(ステップ
S4)。Cキー入力がなされていれば、式の最初の入力
であるので、その前に計算された式に対するカウンタ表
示をクリアするため、アイテムカウンタ0を入れ(ステ
ップS5)、ステップS7へ進む。
【0024】またステップS1でアイテムカウンタが選
択されていない場合、カウンタの選択スイッチがDC
(日数計算カウンタ)を選択しているかどうかを判断す
る(ステップS8)。DCが選択されていれば、次に日
数(月、日)キーによる入力がなされて、日数計算モー
ドになっているかどうかを判断する(ステップS9)。
日数計算モードであれば、さらに〔=〕キー入力により
日数計算の演算結果を求めたかどうかを判断する(ステ
ップS10)。日数計算の演算結果を求めた場合、DC
(日数計算カウンタ)は+1され(ステップS13)、
さらに、表示されているカウンタも+1される(ステッ
プS14)。
【0025】ステップS10で〔=〕キー入力による日
数計算結果の算出要求がなされていない場合、C(クリ
ア)キー入力がなされたかどうかを判断し(ステップS
11)、Cキー入力がなされていなければ、処理を終了
し、Cキー入力であれば、DC(日数計算カウンタ)に
0を入れ(ステップS12)、ステップS14へ進む。
またステップS9において日数計算モードでない場合に
もステップS12へ進む。
【0026】ステップS8で日数計算カウンタが選択さ
れていない場合、カウンタの選択スイッチがTC(時間
計算カウンタ)を選択しているかどうかを判断する(ス
テップS15)。TCが選択されていれば、次に時間
(時、分、秒)キー入力により、時間計算モードになっ
ているかどうかを判断し(ステップS16)、時間計算
モードであれば、さらに〔=〕キー入力で、時間計算の
演算結果を求めたかどうかを判断する(ステップS1
7)。時間計算の演算結果を求めた場合、TC(時間計
算カウンタ)は+1され(ステップS20)、さらに表
示されているカウンタも+1される(ステップS2
1)。
【0027】ステップS17で時間計算の演算結果を求
めていない場合、C(クリア)キー入力がなされたかど
うかを判断し(ステップS18)、Cキー入力がなされ
ていなければ処理を終了する。ステップS18でクリア
キー入力がなされた場合、及びステップS16で時間計
算モードになっていない場合、TC(時間計算カウン
タ)に0を入れ(ステップS19)、ステップS21へ
進む。
【0028】(実施例2)図2は、本発明による第2の
実施例における電子卓上計算機の外観図である。図中、
図1と同じ機能を有する部分には図1と同じ符号が付し
てある。図7は、第2の実施例の各キー処理におけるカ
ウンタ制御の動作を説明するためのフローチャートであ
る。本実施例において、実施例1と重複する部分の内容
の説明は省略する。まず、表示画面がIC(アイテムカ
ウンタ)のカウントを表示しているかどうかを判断する
(ステップS31)。ICが表示されている場合、さら
にカウンタキー入力がなされたかどうかを判断し(ステ
ップS32)、カウンタキー入力がなされていなけれ
ば、IC(アイテムカウンタ)の表示モードであるの
で、図6のフローチャートにおけるステップS2へ進
む。またステップS32でカウンタキー入力がなされた
場合、日数計算カウントモードとなり、図6のフローチ
ャートにおけるステップS9へ進む。
【0029】ステップS31で、IC(アイテムカウン
タ)のカウントが表示されていない場合、DC(日数計
算カウンタ)のカウントを表示しているかどうかを判断
する(ステップS33)。DCが表示されている場合、
さらにカウンタキー入力がなされたかどうかを判断し
(ステップS34)、カウンタキー入力がなされていな
ければ、DC(日数計算カウンタ)の表示モードである
ので、図6のフローチャートにおけるステップS9へ進
む。ステップS34でカウンタキー入力がなされた場
合、時間計算カウントモードとなり、図6のフローチャ
ートにおけるステップS16へ進む。
【0030】ステップS33でDC(日数計算カウン
タ)のカウントが表示されていない場合、TC(時間計
算カウンタ)のカウントを表示しているかどうかを判断
する(ステップS35)。TCが表示されている場合、
さらにカウンタキー入力がなされたかどうかを判断し
(ステップS36)、カウンタキー入力がなされていな
ければ、TC(時間計算カウンタ)の表示モードである
ので、図6のフローチャートにおけるステップS16へ
進む。またステップS36でカウンタキー入力がなされ
た場合、アイテムカウントモードとなり、図6のフロー
チャートにおけるステップS2へ進む。
【0031】図8は、第2の実施例においてカウンタキ
ー入力がなされたときの表示画面の変化を示す図であ
る。ICが選択されていることを表示しているときにカ
ウンタキーが押されてキー入力がなされると(カウンタ
キー入力i−1)、表示画面の選択表示はDCに移動す
る。さらにDCが選択されていることを表示していると
きにカウンタキーが押されてキー入力がなされると(カ
ウンタキー入力i−2)、表示画面の選択表示はTCに
移動する。同様に、TCが選択されていることを表示し
ているときにカウンタキーが押されてキー入力がなされ
ると(カウンタキー入力i−3)、表示画面の選択表示
はICに移動する。
【0032】
【発明の効果】請求項1の効果:例えば、伝票計算等を
行っているときに計算途中で計算データの位置が分から
なくなってしまった場合であっても表示されるカウンタ
数から現在の計算位置を容易に知ることができ、操作性
が向上する。また、ユーザはカウンタの種別を指定する
だけで、この種別を反映した計算結果を直接電子卓上計
算機より得ることができる。
【0033】請求項2の効果:請求項1の効果に加え
て、現在どのカウンタを表示しているのかを表示上で容
易に知ることができるようになり、実用性が向上する。
【0034】請求項3の効果:請求項1または2の効果
に加えて、ユーザは1つのキーに対し入力操作を行う毎
にカウンタを切り替えて指定することができ、少ない部
品点数で安価に構成することができる。
【0035】請求項4の効果:請求項1ないし3いずれ
か1の効果に加えて、通常計算モードによるIC(アイ
テムカウンタ)、日数計算モードによるDC(日数計算
カウンタ)、及び時間モードによるTC(時間計算カウ
ンタ)を用いることによる応用範囲が広く、かつ操作性
の高い電子卓上計算機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例における卓上電子計
算機の外観図である。
【図2】本発明による第2の実施例における電子卓上計
算機の外観図である。
【図3】本発明による電子卓上計算機の一実施例のシス
テムを説明するためのブロック図である。
【図4】本発明による実施例における機器の操作例を説
明するための図である。
【図5】第1の実施例の各キー処理におけるカウンタ制
御の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2の実施例の各キー処理におけるカウンタ制
御の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】第2の実施例においてカウンタキー入力がなさ
れたときの表示画面の変化を示す図である。
【図8】従来の電子卓上計算機の一例を示す図である。
【図9】従来の電子卓上計算機の一例を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1…電子卓上計算機、2…表示器、3…キーボード、4
…スイッチ部、11…CPU、12…表示部、13…キ
ー(KEY)、14…スイッチ、15…ROM、16…
RAM、16a…Xレジスタ、16b…Yレジスタ、1
6c…表示カウンタ、16d…アイテムカウンタ、16
e…日数計算カウンタ、16f…時間計算カウンタ、1
6g…メモリ、16h…演算フラグ、16i…状態フラ
グ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる計算処理の実行に対応して複数の
    モードが設定される電子卓上計算機において、演算の指
    定または実行の命令を行うために備えられる演算子キー
    のうち、所定の前記演算子キーが操作されるごとにカウ
    ントを行うカウンタを前記複数のモードごとに設け、設
    けた前記各カウンタのいずれかを選択する選択手段を具
    備するとともに、前記電子卓上計算機が備える表示手段
    に設定されるカウンタ表示位置に、前記選択手段で選択
    された前記カウンタのカウント数を表示することを特徴
    とする電子卓上計算機。
  2. 【請求項2】 前記表示手段に、前記選択手段で選択さ
    れたカウンタの種別を示す情報を表示することを特徴と
    する請求項1記載の電子卓上計算機。
  3. 【請求項3】 前記選択手段として、押圧操作がなされ
    るごとに前記3つのカウンタのうち選択されるカウンタ
    を順次切替えるカウンタ選択キーを備えることを特徴と
    する請求項1または2記載の電子卓上計算機。
  4. 【請求項4】 前記複数のモードが、通常計算モード,
    日数計算モード,及び時間計算モードであることを特徴
    とする請求項1ないし3いずれか1記載の電子卓上計算
    機。
JP9335368A 1997-12-05 1997-12-05 電子卓上計算機 Pending JPH11167554A (ja)

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JP9335368A Pending JPH11167554A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 電子卓上計算機

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JP (1) JPH11167554A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278944A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Sharp Corp 買物計算処理方法および買物計算機能付情報処理装置
JP2003058513A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Sharp Corp 買物計算機能付情報処理装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2003150566A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Sharp Corp 買物計算機能付情報処理装置、買物計算プログラムおよび記録媒体

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