JPH11165539A - 車両用組立式テント - Google Patents

車両用組立式テント

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Publication number
JPH11165539A
JPH11165539A JP9343846A JP34384697A JPH11165539A JP H11165539 A JPH11165539 A JP H11165539A JP 9343846 A JP9343846 A JP 9343846A JP 34384697 A JP34384697 A JP 34384697A JP H11165539 A JPH11165539 A JP H11165539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
vehicle body
support
light
winding shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP9343846A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Asada
学 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASADA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ASADA SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by ASADA SEISAKUSHO KK filed Critical ASADA SEISAKUSHO KK
Priority to JP9343846A priority Critical patent/JPH11165539A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の遮光及び屋外居住空間用の屋根の仮設
の何れの用途にも支持体の付替えなしに自在に対応でき
る車両用組立式テントを提供すること。 【解決手段】 車体1上面に付設された支持体3と、支
持体3に水平に支承された巻取軸5と、巻取軸5に引出
し可能に巻回された遮光シート6とからなる車両用組立
式テントにおいて、前記支持体3が垂直方向の支持軸4
を介して車体1上面に回動可能に枢支されると共にその
回動によって巻取軸5が少なくとも車幅方向と車長方向
の配向姿勢を取り得るようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が屋外に駐車
されている場合に、車体上部に遮光シートを張設して車
体を遮光すると共に車内の高温化を防止したり、或は車
体上部と車体から離れた位置との間に遮光シートを張設
して車体近傍に屋外居住空間用の屋根を仮設するための
車両用組立式テントに関する。
【0002】
【従来の技術】前記目的の車両用組立式テントとして、
車体上面に付設された支持体と、支持体に水平に支承さ
れた巻取軸と、巻取軸に引出し可能に巻回された遮光シ
ートとからなるものが既に知られている。
【0003】しかしながら、前記従来技術に係る車両用
組立式テントでは、支持体が車体上面に着脱不能に固定
されると共に巻取軸が車幅方向のみの配向姿勢を取るも
のであるため、用途が車体の遮光に制限され、車体近傍
に屋外居住空間用の屋根を仮設することができないもの
であった。
【0004】一方、前記問題を解決するものとして、支
持体が車体上面の所要位置に吸盤で着脱自在に吸着固定
されるようにしたものが知られ、この車両用組立式テン
トでは、用途に応じて車体に対する巻取軸の位置及び方
向を自在に選択することができるが、用途の変更の度に
車体上面に対する支持体の付替えを要する問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、車体
の遮光及び屋外居住空間用の屋根の仮設の何れの用途に
も支持体の付替えなしに自在に対応できる車両用組立式
テントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用組立
式テントは、車体上面に付設された支持体と、支持体に
水平に支承された巻取軸と、巻取軸に引出し可能に巻回
された遮光シートとからなる車両用組立式テントにおい
て、前記支持体が垂直方向の支持軸を介して車体上面に
回動可能に枢支されると共にその回動によって巻取軸が
少なくとも車幅方向と車長方向との配向姿勢を取り得る
ようにしたことを特徴としている。
【0007】前記構成において、支持軸を中心とする支
持体の回動により支持体上の巻取軸が車幅方向又は車長
方向、或いは必要に応じてその他の方向の配向姿勢に調
節され、該巻取軸から引き出された遮光シートが、例え
ば、車体上部に保持されると共に、それによって車体が
その所要部分において遮光シートにより遮光される。な
お、前記遮光シートは、必要に応じて防水その他の機能
を有していてもよい。
【0008】前記の場合に、巻取軸から引き出された遮
光シートが、車体上部を覆いつつ、車体自体又は車体以
外の床、建造物その他の静止部材に係留されてもよく、
或は前記車両用組立式テントが、遮光シートを車体上部
に保持するシート受け体を備えると共に、遮光シートが
車体自体又は車体以外の床、建造物その他の静止部材に
設けられた前記シート受け体により車体上部に保持され
てもよい。前記遮光シートによる車体の遮光の効果をよ
り向上させるためには、遮光シートが車体上面から所要
の空隙を置いて車体上部に保持されるように構成するこ
とが好ましく、それによって前記空隙内に空気が自由に
流通すると共に遮光シートから車体上面への熱伝導が軽
減される。
【0009】また、前記と同様に巻取軸から引き出され
た遮光シートが、例えば、車体上部と車体から離れた位
置との間に保持されると共にそれによって車体近傍に屋
外居住空間用の屋根が仮設される。
【0010】前記の場合に、巻取軸から引き出された遮
光シートが必要に応じて車体上部を部分的に覆いつつ車
体から離れた位置にある車体以外の床、建造物その他の
静止部材に係留されてもよく、或は前記車両用組立式テ
ントが、巻取軸から引き出された遮光シートを車体上部
と車体から離れた位置との間に保持するシート受け体を
備えると共に、遮光シートが車体自体又は車体以外の
床、建造物その他の静止部材に設けられた前記シート受
け体により車体上部と車体から離れた位置との間に保持
されてもよい。前記遮光シートによる屋外居住空間用の
屋根の仮設に際して、車体の遮光効果も併せて奏し得る
ように、車体上部が遮光シートにより覆われるように構
成してもよい。
【0011】前記支持軸は、車体の屋根等に常設され或
いは磁力その他により任意に一時固定された公知の荷受
け台や取付け用基台等を介して車体上面に垂設されても
よい。支持軸を中心とする支持体の回動機構としては、
例えば、ばねによる圧接下に複数の回動位置で、例えば
90度の回動ごとに嵌合されるカムを支持軸と支持体と
の間に介在させ、支持体を適当な外力で支持軸に対して
所要方向に回動させることによりカムの嵌合をばねの付
勢力に抗して一旦解除させると共に別の回動位置でカム
をばねの付勢力下に再度嵌合させ、それによって支持体
における巻取軸の配向姿勢を変更し得るようにした公知
のカム構造を好適に採用することができる。前記支持体
の回動機構には、必要に応じて、支持体の不要又は過剰
な回動を制限するためのストッパ部材が設けられてもよ
い。
【0012】前記巻取軸への遮光シートの巻取り機構と
しては、例えば、巻取軸がばね機構等により巻取り方向
に常時付勢されるように構成し、それによって、遮光シ
ートが、その巻取りに際しては自動的に巻き取られると
共にその引出しに際しては前記ばね機構等の付勢力に抗
して引き出されるようにしてもよい。また、前記支持体
から遮光シートが互いに反対方向に2方向にわたって引
き出されるようにしてもよく、そのために、支持体に2
本の巻取軸が個々に遮光シートの巻回可能に平行に支承
されていてもよい。また、巻取軸を支承する前記支持体
が、必要に応じて、車体上面に複数基設けられてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面に示す車両
用組立式テントに基づいて説明する。なお、各図面は、
車両用組立式テントの各構成部材について、理解を容易
にするために必要に応じて長さ方向、径方向或は厚さ方
向等に拡大して示している。
【0014】図1は本発明の実施の形態に係る車両用組
立式テントの遮光使用時における側面図、図2は図1に
示す車両用組立式テントの平面図、図3は図1に示す車
両用組立式テントの屋根仮設使用時における正面図、図
4は図3に示す車両用組立式テントの平面図である。
【0015】同図において、ワゴン型乗用車の車体1の
屋根部両側に荷受け台2が車長方向に装備されると共に
一方の荷受け台2の後部に支持体3がその後端において
垂直方向の支持軸4を介して回動可能に水平方向に枢支
されている。前記支持軸4における支持体3の回動機構
にはカムが介設され、支持体3がばねの付勢力に抗して
一定以上の力で回動されるとカムの嵌合が一旦外れ、9
0度の回動後に次の嵌合位置がきて前記ばねの付勢力下
に再度嵌合されるように構成され、これによって、支持
体3が、車幅方向及び車長方向の各配向姿勢において一
時的に固定されることになる。
【0016】なお、前記支持体3は、必要に応じて、他
方の荷受け台2や両荷受け台2間に中間部材を介して枢
支されてもよい。また、前記以外の支持体3の回動機構
として、例えば、支持体3が垂直方向の支持軸4を介し
て回動自在に枢支されると共に、車幅方向及び車長方向
の各配向姿勢において一時的に回動不能に、係脱可能な
留め金具やストッパ等で車体1或いは荷受け台2等に一
時的に固定されるように構成されてもよい。
【0017】支持体3内部には巻取軸5が水平方向に支
承されると共に該巻取軸5に遮光シート6が前方へ引出
し可能に巻き取られ、前記巻取軸5はばねの付勢力によ
り常時巻取り方向に付勢されている。
【0018】図1及び図2に示されるものでは、支持体
3及びそれに支承された巻取軸5が車幅方向の配向姿勢
を呈する。車体1前部両側に支柱7が取付け具8で各々
略垂直方向に仮設されると共に、両支柱7間にシート受
け体9が架設されて車体1前部上方に車幅方向に所要高
さで保持され、巻取軸5から前方に引き出された遮光シ
ート6は、その引出し端部において、前記シート受け体
9にフック10で係合され、それによって車体1上部が
遮光シート6により所要の空隙11を介して覆われる。
【0019】なお、前記構成において、シート受け体9
が車体1における前記以外の個所や車体1以外の静止部
材に設けられてもよく、或いは遮光シート6の引出し端
部がシート受け体9なしに車体1その他の静止部材に係
留されてもよい。また、必要に応じて、巻取軸5を車長
方向に配向させることにより、車体1上部を車幅方向に
引き出された遮光シート6により覆わせることもでき
る。
【0020】図3及び図4に示されるものでは、支持体
3及びそれに支承された巻取軸5が車長方向の配向姿勢
を呈する。車体1側面から離れた床12上に支柱17が
間隔を置いて各々略垂直方向に仮設されると共に、両支
柱17間にシート受け体19が架設されて車体1側面か
ら離れた床12上方に車長方向に所要高さで保持され、
巻取軸5から引き出された遮光シート6は、その引出し
端部において、前記シート受け体19にフック20で係
合され、それによって車体1上部と車体1側面から離れ
た位置との間に遮光シート6が張設されると共に車体1
近傍に屋外居住空間用の屋根が仮設される。
【0021】前記構成において、シート受け体19が前
記床以外の静止部材に設けられてもよく、或いは遮光シ
ート6の引出し端部がシート受け体19なしに近辺の適
当な静止部材に係留されてもよい。また、必要に応じ
て、巻取軸5を車幅方向に配向させることにより、前記
屋外居住空間用の屋根を車体1の前方や後方に形成させ
ることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る車両用組立式テントは以上
のように構成されるので、車体の遮光及び屋外居住空間
用の屋根の仮設の何れの用途にも支持体の付替えなしに
自在に対応できる。
【0023】前記構成において、車幅方向や車長方向等
の配向姿勢にある支持体上の巻取軸から引き出された遮
光シートを車体上部に保持するシート受け体を備えたも
のでは、引き出された遮光シートを他の静止部材に頼ら
ずに車体上部に容易に保持させることができる。また、
前記構成において、車幅方向や車長方向等の配向姿勢に
ある支持体上の巻取軸から引き出された遮光シートを車
体上部と車体から離れた位置との間に保持するシート受
け体を備えたものでは、引き出された遮光シートを他の
静止部材に頼らずに車体上部と車体から離れた位置との
間に容易に保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用組立式テント
の遮光使用時における側面図である。
【図2】図1に示す車両用組立式テントの平面図であ
る。
【図3】図1に示す車両用組立式テントの屋根仮設使用
時における正面図である。
【図4】図3に示す車両用組立式テントの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 車体 3 支持体 4 支持軸 5 巻取軸 6 遮光シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上面に付設された支持体と、支持体
    に水平に支承された巻取軸と、巻取軸に引出し可能に巻
    回された遮光シートとからなる車両用組立式テントにお
    いて、 前記支持体が垂直方向の支持軸を介して車体上面に回動
    可能に枢支されると共にその回動によって巻取軸が少な
    くとも車幅方向と車長方向の配向姿勢を取り得るように
    したことを特徴とする車両用組立式テント。
  2. 【請求項2】 支持体上の巻取軸から引き出された遮光
    シートを車体上部に保持するシート受け体を備えた請求
    項1記載の車両用組立式テント。
  3. 【請求項3】 支持体上の巻取軸から引き出された遮光
    シートを車体上部と車体から離れた位置との間に保持す
    るシート受け体を備えた請求項1記載の車両用組立式テ
    ント。
JP9343846A 1997-11-30 1997-11-30 車両用組立式テント Pending JPH11165539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9343846A JPH11165539A (ja) 1997-11-30 1997-11-30 車両用組立式テント

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JP9343846A JPH11165539A (ja) 1997-11-30 1997-11-30 車両用組立式テント

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JP9343846A Pending JPH11165539A (ja) 1997-11-30 1997-11-30 車両用組立式テント

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JP (1) JPH11165539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10543771B2 (en) 2016-06-05 2020-01-28 Yakima Products, Inc. Vehicle rooftop rack assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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