JPH11165460A - インクジェット記録用シート - Google Patents

インクジェット記録用シート

Info

Publication number
JPH11165460A
JPH11165460A JP9345762A JP34576297A JPH11165460A JP H11165460 A JPH11165460 A JP H11165460A JP 9345762 A JP9345762 A JP 9345762A JP 34576297 A JP34576297 A JP 34576297A JP H11165460 A JPH11165460 A JP H11165460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
resin
jet recording
recording sheet
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9345762A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakamura
村 篤 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
Priority to JP9345762A priority Critical patent/JPH11165460A/ja
Priority to US09/197,417 priority patent/US6294243B1/en
Publication of JPH11165460A publication Critical patent/JPH11165460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
    • B41M5/506Intermediate layers

Landscapes

  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 本発明は、油性インクによる優れた記録
画像が形成でき、特に石油系高沸点溶剤を含む油性イン
クの定着性及び発色性に優れた新たなインクジェット記
録用シートを提供すること。 【解決手段】 基材1の少なくとも片面に中間層2とイ
ンク受理層3を積層してなるインクジェット記録用シー
トにおいて、前記中間層2を形成する樹脂は、石油系高
沸点溶剤により溶解又は膨潤するか若しくは溶解及び膨
潤する樹脂を含むインクジェット記録用シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油性インクを用い
てインクジェット記録を行う記録用シートに関し、特に
石油系高沸点溶剤を含む油性インクの定着性及び発色性
に優れたインクジェット記録用シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、インクジェ
ットプリンターのインク吐出口(ノズル)から、インク
の小滴を発生,飛散させ、それらを被記録材の表面に付
着させて記録画像を形成する方式のものであるが、高速
印字が可能なこと、多色化が容易なこと、大型画像の記
録に適すること、記録時の音が静かであること、ランニ
ングコストが安いこと等から、近年、特に注目され、そ
のための新たな技術が盛んに開発されている。
【0003】この記録方式における技術開発は、インク
ジェットプリンターの構造や機構等の装置の開発と並行
して、又は、個別にインク自体の開発が行われ、更に、
使用するインクに適した被記録材の開発も盛んに行われ
ている。
【0004】インクに関しては、乾燥によるプリンター
のノズルの詰まりが多かったことから、従来は、油性イ
ンクよりも水性インクの開発が優先され、被記録材の開
発もこの水性インクに対するものが優先的に行われてい
た。
【0005】しかし乍ら、最近になって、顔料の分散性
が良い等の優れた特性を有する油性インクが開発される
と共に、このような油性インクに適した優れたプリンタ
ー装置が開発されるに及び、上記のようなノズルの詰ま
りの問題も徐々に解決されつつあることから、油性イン
クを用いたインクジェット記録方式が、最近、特に注目
されている。
【0006】油性インクを用いた記録方式が注目される
のは、上記の理由以外に、被記録材のインク受理層に形
成された記録画像が本質的に耐水性に優れているため、
特に耐水化等の処理を施すことなく、屋外で使用される
ポスター,看板,ラベル等の用紙としてそのまま使用で
きるからでもある。
【0007】この油性インクを用いたインクジェット記
録方式において使用される被記録材については、現状で
はまだ優れた性能を有するものが開発提供されていない
ため、水性インク用の被記録材が使用されている。
【0008】そのような被記録材として、例えば、吸水
性の低い支持体上にインクジェット記録層として水溶性
高分子塗布層を設けてなるインクジェット記録シート
(特開昭55-146786号公報)、プラスチックフィルムな
どの非吸水性支持体上に水溶性高分子の皮膜を設けた記
録シートにおいて、この支持体上に水性共重合ポリエス
テルを主成分とするアンカーコート層を設けた記録シー
ト(特開昭60-46289号公報)、基材上に水溶性有機溶剤
に不溶性のアンカーコート層を介してインク受容層を設
けてなる被記録材(特開昭62-134285号公報)等があ
る。
【0009】しかし乍ら、上記の被記録材やシートは、
いずれも水性インクに対するものとして開発されている
ため、油性インクを用いて記録を行うとインク溶剤の吸
収性が劣り、画像流れ等の印画不良が生じてしまうとい
う問題点があった。
【0010】また、油性インクを用いた場合は、水性イ
ンクを用いた場合と比較し、インクの溶剤を被記録材や
記録用シート側でどのように吸収等、処理するかは、イ
ンクの定着性や発色性ときわめて密接に関連するが、こ
のような問題点を解決した油性インクに対する被記録材
や記録用シートは未だ提案されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記のように従来のインクジェット記録用シート(被記録
材)が主に水性インクに対するものであることに鑑み、
油性インクによる優れた記録画像が形成でき、特に石油
系高沸点溶剤を含む油性インクの定着性及び発色性に優
れた新たなインクジェット記録用シートを提供すること
を、その課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、基材の少なくと
も片面に中間層とインク受理層を積層してなるインクジ
ェット記録用シートにおいて、前記中間層を形成する樹
脂は、石油系高沸点溶剤により溶解又は膨潤するか若し
くは溶解及び膨潤する樹脂を含むことを特徴とするもの
である。
【0013】即ち、本発明の発明者は、最近のインクジ
ェット記録方式において、油性インクに適する優れた性
能を有するプリンター装置が開発提供されつつある現状
に鑑み、油性インクに対し優れたインク定着性と発色性
を発揮し得るインクジェット記録用シートを開発するこ
とを目的に鋭意研究した結果、記録用シ−ト側で油性イ
ンクの溶剤をいかに好適に吸収等、処理することができ
るかがきわめて重要であることを知得し、その役割を中
間層に担わせることとし、本発明を完成するに至った。
【0014】上記の中間層を形成する樹脂としては、ス
チレン系樹脂又はゴム系樹脂若しくはこれらの樹脂を混
合したものが挙げられる。
【0015】また、中間層を形成する樹脂のうち、ゴム
系樹脂には、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂又はポ
リノルボ−ネンが代表例として挙げられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録用シートの実施の形態例について説明する。図1は本
発明の一例のインクジェット記録用シートの層構成を模
式的に示す断面図である。図1において、1は基材、2
はこの基材1の片面に設けた中間層、3はこの中間層2
の上に設けたインク受理層である。なお、2aは中間層2
に吸収されたインク溶剤,3aはインク受理層3に捕捉さ
れて定着した色材を示す。図示しないが、中間層2とイ
ンク受理層3は基材1の両面に設けてもよい。
【0017】本発明シートに使用される基材1として
は、ポリエチレンテレフタレート,ポリプロピレン,ポ
リスチレン,ポリ塩化ビニル,ポリメチルメタクリレー
ト,ポリエチレン,ポリカーボネート等のフィルムやそ
れらの発泡体又はそれらに炭酸カルシウムのような無機
フィラーを含有させたものである。
【0018】次に、本発明シートにおける中間層2は、
主にバインダー樹脂より構成され、ブロッキング防止や
不透明性向上を目的として、シリカ,酸化チタン等のフ
ィラーを混入させてもよい。また、基材1に対する密着
性を向上させるために、基材1の表面にコロナ放電加工
等を施してもよい。
【0019】この中間層2を主に構成するバインダー樹
脂は、油性インクの溶剤である高沸点石油系溶剤を吸収
し保持し得るものであることを要し、そのためには高沸
点石油系溶剤に溶解する性質のもの、又は、高沸点石油
系溶剤によって膨潤する性質のもの、或は、これらの性
質を併せ持つものであることが必要である。このような
樹脂としては、スチレン系樹脂,ゴム系樹脂等が挙げら
れるが、スチレン系樹脂単独でも、ゴム系樹脂単独でも
よく、また、これらを適宜割合で混合したものでもよ
い。中間層2に含有させる樹脂としては、これらスチレ
ン系樹脂又はゴム系樹脂に加え、例えば、アクリル樹
脂,ポリエステル樹脂,ウレタン樹脂等の樹脂を含有さ
せてもよい。
【0020】スチレン系樹脂としては、スチレン化アル
キッド樹脂,スチレン−アクリル酸エステル共重合体樹
脂又はこれらの置換誘導体等が挙げられる。置換誘導体
としては、例えばカルボキシル化したもの又はそれをア
ルカリ反応性にしたものなどがある。
【0021】また、ゴム系樹脂としては、スチレン−ブ
タジエン共重合体樹脂,アクリロニトリル−ブタジエン
共重合体樹脂,メタクリル酸エステル−ブタジエン共重
合体樹脂,アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共
重合体樹脂,メタクリル酸エステル−スチレン−ブタジ
エン共重合体樹脂,ウレタンアクリレートゴム,ポリノ
ルボーネン樹脂又はこれらの置換誘導体等である。置換
誘導体としては、例えばカルボキシル化したもの又はそ
れをアルカリ反応性にしたものなどがある。
【0022】なお、上記のスチレン系樹脂,ゴム系樹脂
等はいずれか1種でも複数種混合したものでもよい。樹
脂の中でも特にスチレン−ブタジエン共重合体樹脂,ポ
リノルボーネン樹脂が高沸点石油系溶剤に対し優れた溶
解性を示し、また、この溶剤によって良く膨潤する性質
を示す。なお、油性インクの溶剤としての高沸点石油系
溶剤には、イソパラフィン,パラフィン等が好適に用い
られる。
【0023】ここで中間層2の果たす役割について説明
すると、後に詳述するインク受理層3において受理され
たインクは、その溶剤がインク受理層3を経てこの中間
層2に至り吸収されるので、記録用シート全体としての
インクの吸収性が向上すると共に、インク受理層3にお
ける染料や顔料などの色材の定着を強固かつ安定的なも
のとすることができるという役割がある。
【0024】中間層2の厚みは、好ましくは1〜10μm
程度、より好ましくは2〜8μm程度であるが、インク
溶剤の種類やインク吸収量などとの関係でその厚みは適
宜調節可能である。なお、中間層2はここでは1層構成
であるが、スチレン系樹脂,ゴム系樹脂等から選ばれた
1種又は異なる2種以上の樹脂により2層以上の構成に
することもできる。
【0025】次に、本発明シートにおけるインク受理層
3は、主にバインダー樹脂とフィラーより構成され、イ
ンク吸収に適した十分な多孔質表層を有する層である。
このインク受理層3の厚みは、好ましくは10〜60μm程
度、より好ましくは20〜50μm程度である。
【0026】上記のインク受理層3を構成するバインダ
ー樹脂としては、ポリビニルアルコール,ポリビニルピ
ロリドン,アクリル共重合体,アクリル酸エステル,エ
チレン−酢酸ビニル共重合体等の樹脂が挙げられる。親
油性の高い樹脂が好ましい。
【0027】また、インク受理層3を構成するフィラー
としては、無機フィラー及び有機フィラーを使用でき、
無機フィラーとしては、合成シリカ,珪藻土,炭酸カル
シウム,カオリン等が、また、有機フィラーとしては、
スチレン,メタクリル酸ビーズ等が挙げられ。
【0028】本発明シートの実施の形態例は以上の通り
であるが、本発明において、基材1上に設ける中間層及
びこの中間層上に設けるインク受理層の塗工方式として
は、公知のリバースロールコート、エアナイフコート、
グラビアコート、ブレードコート等種々の方法が使用で
きる。
【0029】
【発明の効果】上記のようにして得られた本発明のイン
クジェット記録用シートは、油性インクの溶剤を中間層
において好適に吸収することができるので、顔料や染料
などの色材をインク受理層に強固かつ安定的に定着する
ことができる。従って、溶剤の移動に伴って色材が移動
したりすることはないので、記録画像が崩れたりするこ
とはなく、また、強固かつ安定的なインクの定着により
発色性に優れたものが得られるという特有の効果があ
る。
【0030】また、本発明のインクジェット記録用シー
トは、その表面に油性インクによる記録画像が形成され
るので、耐水性が高く、屋外で使用されるラベルやポス
ター,看板等の用紙として好適に使用することができ
る。
【0031】次に、本発明インクジェット記録用シート
の実施例と比較例について説明し、それらの評価結果を
示す。
【0032】(実施例1)基材として厚さ100μmの透明
ポリエステルフィルム(東洋紡社製 A8300)を用い、
その片面に中間層としてスチレン−ブタジエン共集合体
樹脂(旭化成工業社製、タフブレン912 )100重量部を
トルエン400重量部に溶解したものをリバースロールコ
ーターにて乾燥皮膜厚みが5μmになるように塗工し
た。次にインク受理層としてアクリル酸エステル共重合
体バインダー(新中村化学社製、ELポリマーWS-50AC-
11、固形分濃度36%)30重量部に顔料として焼成カオリ
ン(GeorgiaKaolin社製、アルトホワイトTE)15重量
部、珪藻土(昭和化学社製、ラチオライトF)23重量部
を加えたものを十分攪拌して、サンドグラインダーによ
り分散したものを塗工液とし、リバースロールコーター
にて上記基材の中間層上に乾燥塗膜厚みが45μmになる
ように塗工し、本発明のインクジェット記録用シートを
得た。
【0033】(実施例2)中間層としてポリノルボーネ
ン樹脂溶液(ゼオン化成社製、ノーソレックスNSX-L 、
固形分濃度1%)100重量部にトルエン400重量部を加え
て良く攪拌したものをリバースロールコーターにて乾燥
塗膜厚みが5μmとなるように塗工した他は、実施例1
と同様にして本発明のインクジェット記録用シートを得
た。
【0034】(実施例3)中間層としてスチレン−アク
リル共重合樹脂(ヘキスト合成社製、モビニール880、
固形分濃度47%)をリバースロールコーターにて乾燥塗
膜厚みが5μmとなるように塗工した他は、実施例1と
同様にして本発明のインクジェット記録用シートを得
た。
【0035】(実施例4)基材として厚さ100μmの白色
発泡ポリエステルフィルム(東洋紡社製、クリスパーG
2323)を用い、その片面に中間層としてスチレン−ブタ
ジエン共集合体樹脂(旭化成工業社製、タフプレン91
2)100重量部をトルエン400重量部に溶解したものをリ
バースロールコーターにて乾燥塗膜厚みが5μmとなる
ように塗工した。次に、インク受理層としてアクリル酸
エステル共重合体バインダー(新中村化学社製、ELポ
リマーWS-50AC-11、固形分濃度36%)34重量部に顔料と
して合成非晶質シリカ(水澤化学工業社、ミズカスルブ
C-1 )を12重量部を加えたものを十分攪拌して、サンド
グラインダーにより分散したものを塗工液とし、リバー
スロールコーターにて上記基材の中間層上に乾燥塗膜厚
みが40μmになるように塗工し、本発明のインクジェッ
ト記録用シートを得た。
【0036】(比較例1)中間層としてコロイダルシリ
カ複合体粒子エマルジョン(ヘキスト合成社製、モビニ
ール8020、固形分濃度43%)をリバースロールコーター
にて乾燥塗膜厚みが5μm となるように塗工した他は、
実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを得
た。
【0037】(比較例2)中間層として飽和ポリエステ
ルバインダー(東洋紡社製、バイロナールMD-1200 、固
形分濃度33%)をリバースロールコーターにて乾燥塗膜
厚みが5μm となるように塗工した他は、実施例4と同
様にしてインクジェット記録用シートを得た。
【0038】以上、実施例1〜4、比較例1,2で得ら
れたインクジェット記録用シートに対し、下記の評価を
行った。
【0039】〔評価方法〕 (1) 画像濃度 油性顔料インク(シアン)を市販のインクジェットプリ
ンターで印画し、画像濃度をマクベス濃度系(RD-918)
により測定した。 (2) インクの滲み 油性顔料インク(シアン)及び(マゼンタ)を重ね打ち
した時のインクの滲みを目視により評価した。 (3) インク溶剤の滲み出し 油性顔料インク(シアン)及び(マゼンタ)を重ね打ち
し、24時間経過してから重ね打ちした部分の周囲から
のインク溶剤の滲み出しを目視により評価した。
【0040】〔評価結果〕実施例1〜4により得られた
インクジェット記録用シートは、インクの滲み、インク
溶剤の滲み出しがないのに対し、比較例1,2により得
られたインクジェット記録用シートは、インク滲み及び
インク溶剤の滲み出しが起きている。これは、比較例
1,2により得られたインクジェット記録用シートは、
中間層がインク溶剤をほとんど吸収しないため、インク
溶剤がインク受理層内に留まってしまい、インク受理層
中の色材の定着を害してしまうためである。因みに、比
較例1,2により得られたインクジェット記録用シート
は、上記のようにインク受理層内に留まったインク溶剤
が受理層表面に滲み出してきて、画像を不鮮明なものに
してしまう。
【0041】上記の評価結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のインクジェット記録用シートの
層構成を模式的に示す断面図。
【符号の説明】 1 基材 2 中間層 3 インク受理層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の少なくとも片面に中間層とインク
    受理層を積層してなるインクジェット記録用シートにお
    いて、前記中間層を形成する樹脂は、石油系高沸点溶剤
    により溶解又は膨潤するか若しくは溶解及び膨潤する樹
    脂を含むことを特徴とするインクジェット記録用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 石油系高沸点溶剤により溶解又は膨潤す
    るか若しくは溶解及び膨潤する樹脂は、スチレン系樹脂
    又はゴム系樹脂若しくはこれらの樹脂を混合したもので
    ある請求項1のインクジェット記録用シート。
  3. 【請求項3】 ゴム系樹脂は、スチレン−ブタジエン共
    重合体樹脂又はポリノルボ−ネンである請求項2のイン
    クジェット記録用シート。
JP9345762A 1997-12-02 1997-12-02 インクジェット記録用シート Pending JPH11165460A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9345762A JPH11165460A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 インクジェット記録用シート
US09/197,417 US6294243B1 (en) 1997-12-02 1998-11-23 Ink jet recording sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9345762A JPH11165460A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 インクジェット記録用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11165460A true JPH11165460A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18378809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9345762A Pending JPH11165460A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 インクジェット記録用シート

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6294243B1 (ja)
JP (1) JPH11165460A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025723A (ja) * 2001-04-27 2003-01-29 Dainippon Ink & Chem Inc 顔料分散油性インク用インクジェット受理層樹脂組成物、被記録材、及びそれを用いた印刷物
JP2004533945A (ja) * 2001-06-29 2004-11-11 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー プライマー処理された表面を有する基材を含む画像形成された物品
DE10057083B4 (de) * 1999-11-18 2004-11-25 Mitsubishi Paper Mills Limited Tintenstrahl-Aufzeichnungsmaterial für eine nicht-wässrige Tinte
US7387381B2 (en) 2002-09-10 2008-06-17 Konica Corporation Ink jet recording sheet and image forming method

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1014572C2 (nl) * 2000-03-07 2001-09-10 Steinhart B V Volumemeter, in het bijzonder voor het meten van het volume van rasteruitsparingen in een druktoestel.
JP2002240416A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Nisshinbo Ind Inc インクジェット記録用シート
US20070196623A1 (en) * 2006-02-21 2007-08-23 Avery Dennison Corporation Laser or ink jet printable sheet assembly
CN103338940B (zh) 2011-01-31 2016-10-05 惠普发展公司,有限责任合伙企业 图形介质及其制造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2183723C (en) * 1995-08-21 2006-11-21 Bo Liu Ink jet recording material and producing process thereof

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10057083B4 (de) * 1999-11-18 2004-11-25 Mitsubishi Paper Mills Limited Tintenstrahl-Aufzeichnungsmaterial für eine nicht-wässrige Tinte
JP2003025723A (ja) * 2001-04-27 2003-01-29 Dainippon Ink & Chem Inc 顔料分散油性インク用インクジェット受理層樹脂組成物、被記録材、及びそれを用いた印刷物
JP2004533945A (ja) * 2001-06-29 2004-11-11 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー プライマー処理された表面を有する基材を含む画像形成された物品
US7387381B2 (en) 2002-09-10 2008-06-17 Konica Corporation Ink jet recording sheet and image forming method

Also Published As

Publication number Publication date
US6294243B1 (en) 2001-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0997314B1 (en) Ink-jet recording sheet containing silica particles, and method for its' use
JP2614281B2 (ja) 被記録材
JPH11165460A (ja) インクジェット記録用シート
JPS6365037B2 (ja)
JP3123268B2 (ja) インクジェット記録用シート
JP3225674B2 (ja) インクジェット記録用紙
JPH11291647A (ja) 熱転写記録用受像シートおよび熱転写記録方式
JP3228416B2 (ja) インクジェット記録方法
JP2002002088A (ja) インクジェット記録用シート
JPS6285980A (ja) インクジエツト記録用シ−ト
JP2002052812A (ja) インクジェット記録用シート
JP2001058462A (ja) インクジェット記録用シート
JPH11138983A (ja) インクジェット記録用シート
JP2002254841A (ja) 熱転写受像シート
JPH08187935A (ja) インク記録媒体
JPH1199741A (ja) インクジェット記録シート
JP2002240416A (ja) インクジェット記録用シート
JPH0781210A (ja) インクジェット記録用シート
JP2002103799A (ja) インクジェット記録用シート
JPH1199738A (ja) インクジェット記録シート
JP2925557B2 (ja) 記録用フィルム
WO2000041889A1 (en) Receiver medium for ink jet printing
JPH10157278A (ja) インクジェット記録用シ−ト
JPH08230308A (ja) インクジェットプリントシート及び原図用シート
JPH06171201A (ja) 感熱孔版印刷用記録シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061212