JPH11165320A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

タイヤ加硫装置

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JPH11165320A
JPH11165320A JP33267397A JP33267397A JPH11165320A JP H11165320 A JPH11165320 A JP H11165320A JP 33267397 A JP33267397 A JP 33267397A JP 33267397 A JP33267397 A JP 33267397A JP H11165320 A JPH11165320 A JP H11165320A
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JP
Japan
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tire
tread
rubber
vulcanizing apparatus
vulcanization
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Makoto Ishiyama
誠 石山
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Bridgestone Corp
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0662Accessories, details or auxiliary operations
    • B29D2030/0675Controlling the vulcanization processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29D2030/0675Controlling the vulcanization processes
    • B29D2030/0677Controlling temperature differences

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気入りタイヤのゴムの剛性を部分的に変更
可能なタイヤ加硫装置を提供すること。 【解決手段】 上側モールド18及び下側モールド20
には、トレッド形成面の幅方向外側部分の近傍に、管路
42が埋設されている。管路42には冷却水が循環する
ようになっている。ジャケット、上側プラテン及び下側
プラテンによって上側モールド18及び下側モールド2
0は所定温度に加熱されるが、管路42に冷却水を循環
させることによって、トレッド形成面の幅方向外側部分
近傍の温度が他の部分よりも下がり、これにより、タイ
ヤのトレッド部の幅方向外側部分の加硫度をトレッド部
の他の部分よりも低下させることができ、同一のゴム部
材であるにもかかわらず加硫後のトレッド部の幅方向外
側部分のゴム硬度をトレッド部の他の部分のゴム硬度よ
りも低下させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの加硫を行
うタイヤ加硫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ加硫装置は、ヒーターを内蔵し、
内側に環状空間を形成するモールドに生タイヤを装填
し、高温のガスまたはスチーム等により膨張したブラダ
ーが生タイヤの内面に押圧され、内外から加熱し、加硫
がなされる。
【0003】従来のタイヤ加硫装置では、モールドに内
蔵されるヒーターは、ゴムの加硫度合いが一定となるよ
うに設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空気入りタ
イヤの偏摩耗、例えばブロックに生じるヒール・アンド
・トゥ摩耗を抑制する方法として、ブロックの踏み込み
端の剛性よりも蹴り出し端の剛性を高くして、蹴り出し
端側の摩耗を抑制することが考えられる。
【0005】また、トレッド幅方向両側の剛性を低く、
幅方向中央の剛性を高くしてコーナリング特性を向上す
ることが考えられる。
【0006】トレッドの所定の領域毎に剛性を付ける方
法として、異なる種類のゴムを所定の領域毎に配置する
ことが考えられるが、実際にはモールド内でゴムが流動
して所望の位置に所望のゴムが配置されない虞れがあ
る。
【0007】また、所定の領域毎に異なる種類のゴムを
配置して生タイヤのトレッドを形成することも困難であ
る。
【0008】さらに、異なる種類のゴムを用いた場合、
加硫後に、ゴムの境界部分でセパレーションを生じる虞
れもある。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、単一の種類の
ゴムを用いた場合であっても部分的に剛性を変えること
のできるタイヤ加硫装置を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のタイヤ
加硫装置は、未加硫ゴムからなる生タイヤを装填する環
状空間と、前記環状空間内に装填された生タイヤ全体を
所定の加硫度に加硫する加熱手段と、前記環状空間内に
装填された生タイヤの一部の加硫度を変更する変更手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項1に記載のタイヤ加硫装置では、環
状空間に生タイヤを装填し、環状空間内に装填された生
タイヤ全体が加熱手段によって加熱され、全体が所定の
加硫度に加硫される。また、このタイヤ加硫装置では、
変更手段によって生タイヤの一部のゴムの加硫度を変更
することができ、一部のゴムの加硫度を変更することに
よって、加硫後のタイヤの硬度を部分的に変更すること
ができる。
【0012】例えば、ゴムの加硫度を上げることによっ
て硬度は高くなり、加硫度を下げることによって硬度は
下がる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のタイヤ加硫装置において、前記変更手段は、トレッド
形成面に設けられたブロック形成用凹部のタイヤ蹴り出
し端近傍または踏み込み端近傍に設けられていることを
特徴としている。
【0014】請求項2に記載のタイヤ加硫装置では、ト
レッド形成面に設けられたブロック形成用凹部のタイヤ
蹴り出し端近傍または踏み込み端近傍に変更手段が設け
られているので、ゴムブロックのタイヤ蹴り出し端近傍
の剛性と踏み込み端近傍の剛性とに差を付けることがで
きる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のタイヤ加硫装置において、前記変更手段は、トレッド
形成面のタイヤ幅方向中央部分またはタイヤ幅方向両側
部分に設けられていることを特徴としている。
【0016】請求項3に記載のタイヤ加硫装置では、変
更手段がトレッド形成面のタイヤ幅方向中央部分または
タイヤ幅方向両側部分に設けられているので、トレッド
のタイヤ幅方向中央部分の剛性とタイヤ幅方向両側部分
の剛性とに差を付けることができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載のタイヤ加硫装置において、
前記変更手段は、前記加熱手段よりも前記生タイヤを高
温に加熱するヒーターであることを特徴としている。
【0018】請求項4に記載のタイヤ加硫装置では、ヒ
ーターにより生タイヤの一部を他の部分よりも高温とし
て加硫を促進させることができ、これにより、一部のゴ
ム硬度を他の部分よりも高くすることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載のタイヤ加硫装置において、
前記変更手段は、冷却手段であることを特徴としてい
る。
【0020】請求項5に記載のタイヤ加硫装置では、冷
却手段により生タイヤの一部を他の部分よりも低温とし
て加硫を遅らせることができ、これにより、一部のゴム
硬度を他の部分よりも低くすることができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載のタイヤ加硫装置において、
前記変更手段によって変更されるゴムの温度が20°以
上であることを特徴としている。
【0022】請求項6に記載のタイヤ加硫装置では、変
更手段によって変更されるゴムの温度が20°以上とな
るので、例えば、一般的な乗用車用タイヤのトレッドに
用いるゴム部材を用いた場合、145°Cで加硫する場
合に対して165°Cで加硫することによりゴム硬度を
3度程度高くすることができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載のタイヤ加硫装置において、
前記変更手段によって変更されるゴムの温度が50°以
上であることを特徴としている。
【0024】請求項7に記載のタイヤ加硫装置では、変
更手段によって変更されるゴムの温度が50°以上とな
るので、例えば、一般的な乗用車用タイヤのトレッドに
用いるゴム部材を用いた場合、145°Cで加硫する場
合に対して195°Cで加硫することによりゴム硬度を
5度程度高くすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明のタイ
ヤ加硫装置の第1の実施形態を図1及び図2にしたがっ
て説明する。
【0026】図1に示すように、タイヤ加硫装置10
は、モールドユニット12と、膨張・縮小可能なブラダ
ー14を有するブラダユニット16とを備えている。
【0027】モールドユニット12は、金属製の上側モ
ールド18及び下側モールド20を備えており、上側モ
ールド18と下側モールド20との間に生タイヤ46を
装填する。
【0028】モールドユニット12の外周は、加熱手段
としてのジャケット22によって覆われている。このジ
ャケット22には、通路24が設けられ、パイプ26を
介して加熱流体(スチーム、ガス、温水等)が流動する
構成となっている。
【0029】このジャケット22によって、モールドユ
ニット12のタイヤ周面に対応する側が加熱される。
【0030】また、モールドユニット12の端面側を加
熱するために、これらの上側及び下側には、加熱手段と
しての上側プラテン25及び下側プラテン27が配設さ
れている。
【0031】上側プラテン25には通路25Aが、下側
プラテン27には通路27Aがそれぞれ形成されてお
り、パイプ(図示せず)を介して加熱流体を流動させる
ようになっている。
【0032】ブラダー14は、上側リング28及び下側
リング30に取り付けられ、上側リング28はセンタポ
スト32に固着されている。このセンタポスト32は、
スリーブ34によって移動自在に指示されている。この
ため、ブラダー14はセンタポスト32の上下動に応じ
て移動することができる。
【0033】下側リング30には、ブラダー14を経て
加熱流体を循環させるためのパイプ36,38が連結さ
れている。これにより、ブラダー14が加熱される。
【0034】図2に示すように、上側モールド18及び
下側モールド20には、トレッド形成面(内周面)の幅
方向外側部分の近傍に、管路42が埋設されている。こ
の管路42は、周方向に延びている。
【0035】管路42には冷却水を生成する冷却水生成
装置(ウォータークーラー等)とパイプ(共に図示せ
ず)を介して連結しており、冷却水生成装置で生成され
た冷却水が管路42を循環するようになっている。
【0036】次に、本実施形態のタイヤ加硫装置10の
作用を説明する。先ず、上側モールド18と下側モール
ド20との間に生タイヤ46を装填し、上側モールド1
8と下側モールド20とを閉じ合わせる。
【0037】次に、ブラダー14にスチーム等の加熱流
体を供給して膨張させ、生タイヤ46をモールドユニッ
ト12の内面に押圧する。
【0038】なお、ジャケット22、上側プラテン25
及び下側プラテン27にも加熱流体を供給し、モールド
ユニット12全体を所定温度に加熱する。
【0039】このようにして、生タイヤ46を内外から
加熱し、全体を均一に加硫することができる。
【0040】ここで、本実施形態のタイヤ加硫装置10
では、管路42に冷却水を循環させることによって、上
側モールド18及び下側モールド20のトレッド形成面
(内周面)の幅方向外側部分近傍の温度を他の部分より
も下げることができる。
【0041】これにより、タイヤのトレッド部の幅方向
外側部分の加硫度をトレッド部の他の部分よりも低下さ
せることができ、同一のゴム部材であるにもかかわらず
加硫後のトレッド部の幅方向外側部分のゴム硬度をトレ
ッド部の他の部分のゴム硬度よりも低下させることがで
きる。
【0042】コーナリング時では、トレッド部のタイヤ
幅方向外側部分の負担が大きくなるので、その部分のゴ
ム硬度が低ければ路面との接地性が向上し、コーナリン
グ性能が向上する。
【0043】即ち、生タイヤ46を本実施形態のタイヤ
加硫装置10を用いて加硫することによって、コーナリ
ング性能に優れた空気入りタイヤを成形することができ
る。
【0044】なお、本実施形態では、生タイヤ46の加
硫度を部分的に低下させる、即ち、加硫済タイヤのゴム
硬度を部分的に低めるために管路42に冷却水を循環さ
せたが、生タイヤ46の加硫度を部分的に高める、即
ち、加硫済タイヤのゴム硬度を部分的に高めるために管
路42に加熱流体(ジャケット22、上側プラテン25
及び下側プラテン27に供給する加熱流体よりも高温)
を循環させても良い。
【0045】こうすることにより、トレッド部の幅方向
外側部分の加硫度をトレッド部の他の部分よりも高める
ことができ、同一のゴム部材であるにもかかわらず加硫
後のトレッド部の幅方向外側部分のゴム硬度をトレッド
部の他の部分のゴム硬度よりも高めることができる。
【0046】なお、空気入りタイヤにおいて、トレッド
部の幅方向外側部分のゴム硬度が高まると、ショルダー
部の摩耗(いわゆる、肩落ちを摩耗)を抑制することが
できる。
【0047】また、管路42は、上側モールド18及び
下側モールド20のトレッド形成面の幅方向内側部分の
近傍に埋設しても良い。この場合、管路42に冷却水を
循環させることにより、トレッド部の幅方向内側部分の
加硫度をトレッド部の他の部分よりも低下させることが
でき、同一のゴム部材であるにもかかわらず加硫後のト
レッド部の幅方向内側部分のゴム硬度をトレッド部の他
の部分のゴム硬度よりも低下させることができる。
【0048】なお、上側モールド18及び下側モールド
20のトレッド形成面の幅方向内側部分の近傍に埋設し
た管路42に、ジャケット22、上側プラテン25及び
下側プラテン27に供給する加熱流体よりも高温の加熱
流体を循環させても良く、この場合、トレッド部の幅方
向内側部分の加硫度をトレッド部の他の部分よりも高め
ることができ、同一のゴム部材であるにもかかわらず加
硫後のトレッド部の幅方向内側部分のゴム硬度をトレッ
ド部の他の部分のゴム硬度よりも高めることができる。 [第2の実施形態]本発明のタイヤ加硫装置に第2の実
施形態を図3にしたがって説明する。なお、第1の実施
形態と同一構成には同一符号を付しその説明は省略す
る。
【0049】本実施形態のモールドユニット12には、
ブロックパターンを形成するための複数のブロック形成
用凹部48が形成されており、ブロックの蹴り出し側の
近傍に管路42が埋設されている。
【0050】管路42に、ジャケット22、上側プラテ
ン25及び下側プラテン27に供給する加熱流体よりも
高温の加熱流体を循環させることにより、蹴り出し端側
の剛性が他の部分よりも高いブロックを成形することが
できる。
【0051】ブロックの蹴り出し端側のゴム硬度を高め
ることにより、踏み込み端側よりも蹴り出し端側の摩耗
を抑制することができ、ヒール・アンド・トウ摩耗を抑
制することができるようになる。
【0052】なお、管路42は、成形されるブロックの
踏み込み端側の近傍に埋設しても良い。この場合、管路
42に冷却水を循環させることにより、踏み込み端側の
剛性を他の部分よりも低下させることができる。この場
合、ブロックが路面に踏み込む際の打撃音を低減するこ
とができる。
【0053】上記第1の実施形態及び第2の実施形態で
は、管路42に高温の加熱流体を供給してゴムの一部の
加硫度を上げたが、電気ヒーターを管路42の代わりに
埋設しても良く、ゴムを発熱させるマイクロウエーブを
照射しても良い。
【0054】また、ゴムの一部の硬度を変更するのはト
レッド部に限らず、サイド部、ビード部等であっても良
く、管路42を埋設する位置は上記実施形態で説明した
部位に限らない。
【0055】ちなみに、一般的な乗用車用タイヤのトレ
ッドに用いるゴム部材を用いた場合、145°Cで加硫
する場合に対して165°Cで加硫することによりゴム
硬度を3度程度高くすることができ、195°Cで加硫
することによりゴム硬度を5度程度高くすることができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
タイヤ加硫装置は上記の構成としたので、異なる種類の
ゴム部材を用いずに、加硫後のタイヤの硬度を部分的に
変更することができる、という優れた効果を有する。
【0057】請求項2に記載のタイヤ加硫装置は上記の
構成としたので、ゴムブロックのタイヤ蹴り出し端近傍
の剛性と踏み込み端近傍の剛性とに差を付けることがで
きる、という優れた効果を有する。
【0058】請求項3に記載のタイヤ加硫装置は上記の
構成としたので、トレッドのタイヤ幅方向中央部分の剛
性とタイヤ幅方向両側部分の剛性とに差を付けることが
できる、という優れた効果を有する。
【0059】請求項4に記載のタイヤ加硫装置は上記の
構成としたので、タイヤの一部のゴム硬度を他の部分よ
りも高くすることができる、という優れた効果を有す
る。
【0060】請求項5に記載のタイヤ加硫装置は上記の
構成としたので、タイヤの一部のゴム硬度を他の部分よ
りも低くすることができる、という優れた効果を有す
る。
【0061】請求項6に記載のタイヤ加硫装置は上記の
構成としたので、タイヤの一部のゴム硬度を他の部分よ
りも3度程度高くすることができる、という優れた効果
を有する。
【0062】請求項7に記載のタイヤ加硫装置は上記の
構成としたので、タイヤの一部のゴム硬度を他の部分よ
りも5度程度高くすることができる、という優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るタイヤ加硫装置
の概略構成図である。
【図2】モールドユニットの断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るタイヤ加硫装置
の要部断面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ加硫装置 22 ジャケット(加熱手段) 25 上側プラテン(加熱手段) 27 下側プラテン(加熱手段) 42 管路(変更手段、冷却手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加硫ゴムからなる生タイヤを装填する
    環状空間と、 前記環状空間内に装填された生タイヤ全体を所定の加硫
    度に加硫する加熱手段と、 前記環状空間内に装填された生タイヤの一部の加硫度を
    変更する変更手段と、 を備えたとを特徴としたタイヤ加硫装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、トレッド形成面に設け
    られたブロック形成用凹部のタイヤ蹴り出し端近傍また
    は踏み込み端近傍に設けられていることを特徴とした請
    求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、トレッド形成面のタイ
    ヤ幅方向中央部分またはタイヤ幅方向両側部分に設けら
    れていることを特徴とした請求項1に記載のタイヤ加硫
    装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記加熱手段よりも前
    記生タイヤを高温に加熱するヒーターであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のタイ
    ヤ加硫装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、冷却手段であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の
    タイヤ加硫装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段によって変更されるゴムの
    温度が20°以上であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5の何れか1項に記載のタイヤ加硫装置。
  7. 【請求項7】 前記変更手段によって変更されるゴムの
    温度が50°以上であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5の何れか1項に記載のタイヤ加硫装置。
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