JPH11162953A - シリコンウェーハのエッチング方法 - Google Patents

シリコンウェーハのエッチング方法

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JPH11162953A
JPH11162953A JP24526498A JP24526498A JPH11162953A JP H11162953 A JPH11162953 A JP H11162953A JP 24526498 A JP24526498 A JP 24526498A JP 24526498 A JP24526498 A JP 24526498A JP H11162953 A JPH11162953 A JP H11162953A
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Mitsuhiro Endo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンウェーハのマクロな形状精度である
平坦度とミクロな形状精度である表面粗さの双方を良好
にする。 【解決手段】 NH4OH水溶液、NaOH水溶液、K
OH水溶液又はエチレンジアミン水溶液のようなアルカ
リ水溶液にCu,Ni又はFeの硝酸塩、硫酸塩又は塩
化物のような金属塩、アニオン界面活性剤、カチオン界
面活性剤、両性界面活性剤又は極性基を有する有機高分
子を添加して調製されたエッチング液を20〜60℃の
温度にした後、このエッチング液にシリコンウェーハを
浸漬してエッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコンウェーハの
マクロな形状精度である平坦度とミクロな形状精度であ
る表面粗さの双方を良好にする化学エッチング方法に関
する。更に詳しくはシリコン単結晶インゴットを切断し
て得た薄円板をラッピングして洗浄した後のシリコンウ
ェーハをエッチングするのに適した方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェーハはシリコン単結晶イン
ゴットを引上げ、そのインゴットを切断して得た薄円板
をラッピング、エッチング、ポリッシングの順に加工さ
れる。近年、デバイスの集積度が向上するにつれて、超
LSI用ウェーハに極めて高い形状精度が要求されてい
る。従来、図2に示すようにラッピングしたシリコンウ
ェーハはラッピング後洗浄が行われ、次いでエッチング
前洗浄、エッチング、エッチング後洗浄が行われた後、
酸素ドナー消去のための熱処理が行われる。ここで、ラ
ッピング後洗浄はラッピングパウダ、ラッピングスラリ
ー等を除去することを目的とする。ラッピング後洗浄で
は界面活性剤を添加したアルカリ性洗浄液又はアンモニ
ア過水を主要成分とする洗浄液が用いられ、5槽の洗浄
槽に順次シリコンウェーハを浸漬して洗浄している。ま
たエッチング前洗浄は有機物及びラッピング後の残留物
を取り除くことを目的とする。ここではアルカリ水溶液
を主要成分とする洗浄液が用いられ、7槽の洗浄槽に順
次シリコンウェーハを浸漬して洗浄している。更にエッ
チング後洗浄は酸素ドナー消去の前洗浄の意味もあり、
清浄度が必要とされ、そのためアンモニア過水を主要成
分とする洗浄液が用いられ、8槽の洗浄槽に順次シリコ
ンウェーハを浸漬して洗浄している。
【0003】エッチングには、酸エッチング又はアルカ
リエッチングのいずれかの方法が採られる。このエッチ
ング工程では、1〜2槽からなるエッチング槽を用い
て、ラッピング工程で両面を同時に研磨することにより
平坦度、板厚ともに精度高く加工したシリコンウェーハ
に対して、残留砥粒と加工変質層を除く目的で、ウェー
ハ表面を20〜50μm程度化学的に除去している。酸
エッチングは、シリコンウェーハに対して選択エッチン
グ性がなく、表面粗さが小さいためミクロな形状精度が
向上し、かつエッチング能率の高い利点がある。この酸
エッチングのエッチング液には、フッ酸(HF)と硝酸
(HNO3)の混酸を水(H2O)或いは酢酸(CH3
OOH)で希釈した3成分素によるエッチング液が主と
して用いられている。酸エッチングで上記利点が得られ
るのは、上記エッチング液により拡散律速の条件に基づ
いてエッチングが進行し、この拡散律速の条件下では、
結晶表面の面方位、結晶欠陥等に反応速度は依存せず、
結晶表面における拡散が主たる効果を持つためと考えら
れている。一方、アルカリエッチングは、平坦度に優れ
マクロな形状精度が向上し、かつ金属汚染が少なく、酸
エッチングにおけるNOxのような有害副産物の問題や
取扱い上の危険性もない特長がある。このアルカリエッ
チングのエッチング液には、KOHやNaOHが用いら
れている。アルカリエッチングで上記特長が得られるの
は、このエッチングが基本的に表面反応律速の条件に基
づいて進行するためであると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酸エッ
チングにしても、アルカリエッチングにしても上記組成
のエッチング液を用いた場合、ウェーハの形状精度の制
御が非常に難しい問題点があった。即ち、酸エッチング
はシリコンウェーハの表面粗さを良好にする反面、酸エ
ッチングが進行するにつれ、ウェーハ外周部がだれて、
マクロな形状精度である平坦度が損なわれ、薬液のコス
トが高く、しかもエッチング液の組成を制御しかつ維持
することが困難な欠点があった。
【0005】また、アルカリエッチングは、シリコンウ
ェーハの平坦度を良好にする反面、異方性エッチングで
あるため、ミクロな形状精度である表面粗さに劣る不具
合があった。このアルカリエッチングは上述したように
反応律速であり、エッチング速度はシリコンウェーハの
結晶面方位に強く依存し、次の式(1)の特性があり、
【0006】
【数1】
【0007】このため、特に{100}ウェーハをアル
カリエッチングすると、ミクロな形状精度である表面粗
さが悪化していた。更に、従来のラッピングからエッチ
ング後洗浄まで、20有余の洗浄槽及びエッチング槽が
配置されるため、取扱いが複雑になる上、薬液量、設
備、時間、操作員等を多く要し、比較的エッチングコス
トが高くなる問題点もあった。本発明の目的は、マクロ
な形状精度である平坦度とミクロな形状精度である表面
粗さの双方を良好にするシリコンウェーハの化学エッチ
ング方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
アルカリ水溶液に金属塩、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤又は極性基を有する有機
高分子を添加して調製されたエッチング液を20〜60
℃の温度にした後、このエッチング液にシリコンウェー
ハを浸漬してエッチングすることを特徴とするシリコン
ウェーハのエッチング方法である。金属塩、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤又は極
性基を有する有機高分子を含まないエッチング液にシリ
コンウェーハを浸漬した場合には、ラッピング後のダメ
ージ及び粗さによって、このウェーハの表面電位は不均
一になると推察される。しかし、本発明の金属塩、アニ
オン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤
又は極性基を有する有機高分子を含んだアルカリ水溶液
でエッチングすると、エッチング液中で金属塩の金属イ
オン、界面活性剤又は有機高分子の極性基がマイナス電
位のウェーハ表面に付着するため、ウェーハの表面電位
は均一化する。これは付着による表面電位の均一化とエ
ッチング反応とが平衡状態を作り出し、見かけ上、表面
電位の分布を均一にしたエッチングサイクルを実現した
ものと考えられる。この状態でエッチングが進行する
と、ウェーハ表面は均一にエッチングされ、ウェーハの
ミクロな形状精度である表面粗さを劣化させない。この
エッチングはアルカリエッチングであるため、反応律速
で行われ、ウェーハのマクロな形状精度である平坦度を
良好にする。なお、本明細書で「平坦度」とはシリコン
ウェーハのマクロな形状精度であって、「平坦度が良好
である」とはウェーハの厚み分布が均一であることを意
味し、「表面粗さ」とはシリコンウェーハのミクロな形
状精度であって、「平坦度が良好である」とはウェーハ
の表面のラフネスアベレージ(Roughness average: R
a)が小さいことを意味する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のシリコンウェーハの化学
エッチングは、ウェーハの平坦度と表面粗さの双方を良
好にする必要があるときに行われる。例えばシリコン単
結晶インゴットを切断して得た薄円板をラッピング(機
械研磨)した後で、又はシリコンウェーハを酸素ドナー
消去熱処理してポリッシング(機械的化学的研磨)した
後で、或いは仕上った後で、行われる。好ましくはラッ
ピング後に行われる。本発明のエッチング液は、アルカ
リ水溶液に金属塩、アニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤又は極性基を有する有機高分子
を添加して調製される。アルカリ水溶液としてはNH4
OH水溶液、NaOH水溶液、KOH水溶液又はエチレ
ンジアミン水溶液が挙げられる。このときNH4OH水
溶液、NaOH水溶液、KOH水溶液又はエチレンジア
ミン水溶液は容積比でNH4OH/H2O=0.01〜
1.0、重量比でNaOH/H2O=0.2〜0.5、
重量比でKOH/H2O=0.2〜0.5又は重量比で
2NCH2CH2NH2/H2O=0.2〜0.5の組成
を有する。NH4OH(アンモニア水)の濃度は20〜
40%の中から選択され、特に市販されている29%濃
度のNH4OHが容易に入手できるため好ましい。Na
OH(水酸化ナトリウム液)の濃度は10〜60%の中
から選択され、特に市販されている48%濃度のNaO
Hが容易に入手できるため好ましい。またKOH(水酸
化カリウム液)の濃度は10〜60%の中から選択さ
れ、特に市販されている48%濃度のKOHが容易に入
手できるため好ましい。更にH2NCH2CH2NH2(エ
チレンジアミン液)の濃度は10〜50%の中から選択
され、特に市販されている40%濃度のH2NCH2CH
2NH2が容易に入手できるため好ましい。
【0010】NH4OH/H2O、NaOH/H2O、K
OH/H2O又はH2NCH2CH2NH2/H2Oを容積比
又は重量比で規定するのは、エッチングの特性を決定す
る第1の因子であり、主にエッチング速度、ウェーハの
表面状態等を決定するためである。ここでNH4OH/
2Oの容積比が0.01未満、NaOH/H2O又はK
OH/H2Oの重量比がO.2未満、H2NCH2CH2
2/H2Oの重量比が0.2未満では、本来のアルカリ
エッチングが行わず、所望のエッチング量が得られな
い。またNH4OH/H2Oの容積比が1.0を超える
か、又はNaOH/H2O又はKOH/H2Oの重量比が
0.5を超えるか、或いはH2NCH2CH2NH2/H2
Oの重量比が0.5を超えると、エッチング過多とな
り、ウェーハの表面が荒れる。好ましい割合はNH4
H/H2O=0.05〜0.5(容積比)、NaOH/
2O=0.25〜0.35(重量比)、KOH/H2
=0.25〜0.35(重量比)又はH2NCH2CH2
NH2/H2O=0.25〜0.35(重量比)である。
アルカリ水溶液に添加する金属塩としては、Cu,Ni
又はFeの硝酸塩、硫酸塩又は塩化物が挙げられる。具
体的には、Cu(NO3)2、CuSO4、Ni(NO3)2
FeCl2等が例示される。この場合、エッチング液は
アルカリ水溶液がNH4OH水溶液であるときには0.
01〜1.0ppm、好ましくは0.05〜0.2pp
mのCu,Ni又はFeの金属イオンを含んで調製され
る。またアルカリ水溶液がNaOH水溶液又はKOH水
溶液であるときには0.2〜0.5ppm、好ましくは
0.3〜0.4ppmのCu,Ni又はFeの金属イオ
ンを含んで調製される。更にアルカリ水溶液がH2NC
2CH2NH2水溶液であるときには0.2〜0.5p
pm、好ましくは0.3〜0.4ppmのCu,Ni又
はFeの金属イオンを含んで調製される。
【0011】アルカリ水溶液に添加する界面活性剤とし
ては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤又は両
性界面活性剤がある。これらの界面活性剤を上記アルカ
リ水溶液に0.1〜2.0重量%、好ましくは0.2〜
1.0重量%添加することによりエッチング液が調製さ
れる。アニオン界面活性剤としてはアルキルナフタレン
スルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジ
スルホン酸ナトリウム、アルキルリン酸カリウムが、カ
チオン界面活性剤としてはラウリルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ステアリルアミンアセテートが、また両性界
面活性剤としてはラウリルベタインが挙げられる。更に
極性基を有する有機高分子としてはポリスルホン酸型高
分子、ポリカルボン酸型高分子、ポリスルホン酸型高分
子が挙げられる。金属塩、界面活性剤などの添加物の濃
度が上記下限値未満ではウェーハの表面電位を均一化す
るまでには至らず、上記上限値を超えるとエッチング後
にウェーハ表面に残留する金属塩、界面活性剤などの量
が多くなり過ぎ、洗浄して除去することが困難になる。
このように調製されたエッチング液は、エッチング時に
は20〜60℃に維持される。20℃未満ではエッチン
グ速度が極めて遅くなり、60℃を超えるとウェーハの
面粗さが増大する。この温度は好ましくは30〜50℃
である。エッチング時間は全エッチング量が20〜50
μm程度になるように決められる。このエッチング量は
残留砥粒の多寡及び加工変質層の厚さによる。
【0012】本発明のエッチング液でシリコンウェーハ
をエッチングすると、次の式(2)の反応が行われる。 Si+2H2O+2OH-→Si(OH)2(O-)2+2H2↑ ……(2) 図1に示すように、ラッピングしたシリコンウェーハ
は、ラッピング後洗浄を兼ねたエッチング前洗浄が行わ
れ、上記エッチング液によるエッチングが行われ、エッ
チング後洗浄が行われた後、酸素ドナー消去のための熱
処理が行われる。このエッチング前洗浄とエッチング後
洗浄のために3〜6槽の洗浄槽が用いられ、エッチング
には1〜4槽のエッチング槽が用いられる。エッチング
槽を多槽にして、エッチング工程を数回に分けて行う
と、化学反応により発生する反応熱を分散させることが
でき、この反応熱に起因したウェーハ表面におけるエッ
チング速度のばらつきを最小限に抑えることができる。
ここで、図2に示した従来のエッチングプロセスにおけ
る洗浄槽と比べて、図1に示した洗浄槽の数がより少な
いのは次の理由による。即ち、本発明では、従来のよう
な混酸エッチングがエッチング工程中になく、反応速度
が比較的小さいアルカリエッチングが主体であるため、
液中で基板の表面電位をマイナスにし易い環境になる。
従って、持込まれたパーティクル及びラッピングパウダ
ーなどは、表面電位が同一となるため、除去し易い環境
になり、エッチング前後の洗浄槽を減らすことができ
る。エッチング前洗浄では洗浄液としてKOH又はNa
OH水溶液などのアルカリ水溶液が用いられ、主として
サイズの大きなパーティクルが除去される。またエッチ
ング後洗浄では洗浄液としてアンモニア過水が用いら
れ、主として小さなパーティクルが除去される。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに説明す
る。 <実施例1〜4>直径6インチ、抵抗率8〜11Ωcm
のシリコン単結晶インゴットをスライスし、ベベリング
し、その後両面をラッピングし、結晶面方位が(10
0)のラッピングウェーハを用意した。エッチングはこ
のラッピングウェーハをKOH水溶液で洗浄した後、乾
燥して行った。NH4OH/H2O=0.2(容積比)の
組成を有する溶液にCu(NO3)2を添加し、0.02p
pm、0.05ppm、0.1ppm、0.9ppmの
Cu2+イオンを含む4種類のエッチング液を用意した。
各エッチング液を4槽のエッチング槽に入れ、30℃の
温度に維持した後、これらのエッチング液に上記ラッピ
ングウェーハを順次浸漬してエッチングを行った。全エ
ッチング量が約30μmになるように、エッチング時間
を決めた。エッチング後、アンモニア過水と塩酸過水を
主要成分とする洗浄液で各ウェーハを洗浄し、乾燥し
た。
【0014】<実施例5>実施例1と同一のラッピング
ウェーハについて、NH4OH/H2O=0.1(容積
比)の組成を有する溶液にCuSO4を添加し、0.0
8ppmのCu2+イオンを含むエッチング液を用意し、
実施例1と同様にエッチングした。エッチング前後の洗
浄と乾燥は実施例1と同様に行った。 <実施例6>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、NH4OH/H2O=0.5(容積比)の組成を有
する溶液にNi(NO3)2を添加し、0.8ppmのNi
2+イオンを含むエッチング液を用意し、実施例1と同様
にエッチングした。エッチング前後の洗浄と乾燥は実施
例1と同様に行った。 <実施例7>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、NH4OH/H2O=0.8(容積比)の組成を有
する溶液にFeCl2を添加し、0.5ppmのFe2+
イオンを含むエッチング液を用意し、実施例1と同様に
エッチングした。エッチング前後の洗浄と乾燥は実施例
1と同様に行った。
【0015】<比較例1〜3>実施例1と同一のラッピ
ングウェーハについて、NH4OH/H2O=0.2(容
積比)の組成を有する溶液にCu(NO3)2を添加し、
0.009ppm、1.2ppm、2.0ppmのCu
2+イオンを含む3種類のエッチング液を用意し、実施例
1と同様にエッチングした。エッチング前後の洗浄と乾
燥は実施例1と同様に行った。 <比較例4>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、従来のNH4OH/H2O=0.2(容積比)の組
成を有する溶液によるアルカリエッチングを行った。即
ち、金属イオンも界面活性剤も含まないエッチング液を
単一のエッチング槽に入れ、80℃に維持した後、この
エッチング液に上記ラッピングウェーハを浸漬してエッ
チングを行った。全エッチング量が約30μmになるよ
うに、10分間ラッピングウェーハを浸漬した。エッチ
ング前洗浄はKOH水溶液で行い、エッチング後洗浄は
アンモニア過水で行った。
【0016】<実施例8>実施例1と同一のラッピング
ウェーハについて、KOH/H2O=0.35(重量
比)の組成を有する溶液にCu(NO3)2を添加し、0.
25ppmのCu2+イオンを含むエッチング液を用意
し、実施例1と同様にエッチングした。エッチング前後
の洗浄と乾燥は実施例1と同様に行った。 <実施例9>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、KOH/H2O=0.35(重量比)の組成を有
する溶液にCuSO4を添加し、0.7ppmのCu2+
イオンを含むエッチング液を用意し、実施例1と同様に
エッチングした。エッチング前後の洗浄と乾燥は実施例
1と同様に行った。 <比較例5>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、金属イオンも界面活性剤も含まない、従来のKO
H/H2O=0.6(重量比)の組成を有する溶液によ
るアルカリエッチングを比較例4と同様に行った。 <比較例6>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、従来の混酸による酸エッチングを行った。即ち、
金属イオンも界面活性剤も含まない、HF/HNO3
CH3COOH=3/5/3(容積比)のエッチング液
を用意し、このエッチング液を単一のエッチング槽に入
れ、40℃に維持した後、このエッチング液に上記ラッ
ピングウェーハを浸漬してエッチングを行った。全エッ
チング量が約30μmになるように、7分30秒間ラッ
ピングウェーハを浸漬した。エッチング前洗浄及び後洗
浄は比較例4と同様に行った。
【0017】<実施例10>実施例1と同一のラッピン
グウェーハについて、NH4OH/H2O=0.1(容積
比)の組成を有する溶液にアルキルナフタレンスルホン
酸ナトリウムを0.8重量%の割合で添加することによ
りエッチング液を用意し、実施例1と同様にエッチング
した。エッチング前後の洗浄と乾燥は実施例1と同様に
行った。 <実施例11>実施例1と同一のラッピングウェーハに
ついて、KOH/H2O=0.25(重量比)の組成を
有する溶液にアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム
を0.3重量%の割合で添加することによりエッチング
液を用意し、実施例1と同様にエッチングした。エッチ
ング前後の洗浄と乾燥は実施例1と同様に行った。 <比較例7>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、KOH/H2O=0.25(重量比)の組成を有
する溶液にアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムを
1.2重量%の割合で添加することによりエッチング液
を用意し、実施例1と同様にエッチングした。エッチン
グ前後の洗浄と乾燥は実施例1と同様に行った。
【0018】<実施例12>実施例1と同一のラッピン
グウェーハについて、NH4OH/H2O=0.25(容
積比)の組成を有する溶液にラウリルトリメチルアンモ
ニウムクロライドを0.9重量%の割合で添加すること
によりエッチング液を用意し、実施例1と同様にエッチ
ングした。エッチング前後の洗浄と乾燥は実施例1と同
様に行った。 <実施例13>実施例1と同一のラッピングウェーハに
ついて、KOH/H2O=0.25(重量比)の組成を
有する溶液にラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ドを0.5重量%の割合で添加することによりエッチン
グ液を用意し、実施例1と同様にエッチングした。エッ
チング前後の洗浄と乾燥は実施例1と同様に行った。 <比較例8>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、KOH/H2O=0.3(重量比)の組成を有す
る溶液にラウリルトリメチルアンモニウムクロライドを
2.2重量%の割合で添加することによりエッチング液
を用意し、実施例1と同様にエッチングした。エッチン
グ前後の洗浄と乾燥は実施例1と同様に行った。
【0019】<実施例14>実施例1と同一のラッピン
グウェーハについて、NH4OH/H2O=0.42(容
積比)の組成を有する溶液にラウリルベタインを1.7
重量%の割合で添加することによりエッチング液を用意
し、実施例1と同様にエッチングした。エッチング前後
の洗浄と乾燥は実施例1と同様に行った。 <実施例15>実施例1と同一のラッピングウェーハに
ついて、KOH/H2O=0.3(重量比)の組成を有
する溶液にラウリルベタインを0.9重量%の割合で添
加することによりエッチング液を用意し、実施例1と同
様にエッチングした。エッチング前後の洗浄と乾燥は実
施例1と同様に行った。 <比較例9>実施例1と同一のラッピングウェーハにつ
いて、KOH/H2O=0.3(重量比)の組成を有す
る溶液にラウリルベタインを3.1重量%の割合で添加
することによりエッチング液を用意し、実施例1と同様
にエッチングした。エッチング前後の洗浄と乾燥は実施
例1と同様に行った。
【0020】<比較評価>実施例1〜9と比較例1〜6
のエッチング後の各ウェーハについて、各ウェーハに残
留するCu,Ni又はFeの量を測定した。また実施例
1〜15と比較例1〜9のエッチング後の各ウェーハに
ついて、各ウェーハを高平坦度のブロックプレートにワ
ックスで貼付けて片面研磨した後、マクロな形状精度で
ある平坦度(TTV:Total Thickness Variation)と
ミクロな形状精度である表面粗さ(SFQR:Site Foc
al Quality Range)を測定した。その結果を表1及び表
2に示す。 (a) TTV 各ウェーハをそれぞれ真空吸着盤に吸着固定した後、ウ
ェーハ表面の高さの最大値と最小値の差を求め、その値
をTTVとした。 (b) SFQR 各ウェーハを多数のサイトに分割し、各サイト内での基
準面を設け、その基準面から各サイトでのプラス側とマ
イナス側の最大変化量を測定し、このプラス側の最大変
化量の絶対値とマイナス側の最大変化量の絶対値との和
をSFQRとした。 (c) 残留するCu,Ni又はFeの量 各ウェーハの中央部にフッ酸と硝酸の混酸を滴下し、そ
の液滴がウェーハの全表面に行渡るように液滴を巡らし
た後、その液滴を回収して原子吸光分析法で分析するこ
とにより、残留するCu,Ni又はFeの量を求めた。
表1において、残留金属とは、エッチング液に含まれて
いた金属(例えばCu)がエッチングした後に残留する
当該金属(Cu)を意味する。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】金属イオンを含むエッチング液を用いてエ
ッチングした後では、残留金属の量は1×109原子/
cm2以下であることが求められる。表1から明らかな
ように、実施例1〜実施例9の金属イオンを含むエッチ
ング液のエッチング後の残留金属の量はすべて1×10
9原子/cm2以下である上、TTV及びSFQRはそれ
ぞれ1.0μm以下及び0.5μm以下の好ましい値を
示した。これに対して比較例1ではTTVが1.0μm
を上回り、比較例2では残留金属(Cu)の量が5×1
9原子/cm2であり、比較例3〜比較例6ではTT
V、SFQR及び残留金属(Cu)すべてについて実施
例1〜実施例9より劣っていた。また表2から明らかな
ように、実施例10及び実施例11は比較例7に比べ
て、実施例12及び実施例13は比較例8に比べて、更
に実施例14及び実施例15は比較例9に比べてTTV
及びSFQRについてそれぞれ良好な値を示した。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ルカリ水溶液に金属塩、アニオン界面活性剤、カチオン
界面活性剤、両性界面活性剤又は極性基を有する有機高
分子を添加して調製されたエッチング液を20〜60℃
の温度にした後、このエッチング液にシリコンウェーハ
を浸漬してエッチングすることにより、シリコンウェー
ハのマクロな形状精度である平坦度とミクロな形状精度
である表面粗さの双方を良好にすることができる。特
に、本発明の方法ではエッチング前後の洗浄槽及びエッ
チング槽が従来と比べて少なくて済み、エッチングコス
トを安価にすることができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエッチング工程及びエッチング前後の
工程を示す図。
【図2】従来のエッチング工程及びエッチング前後の工
程を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高石 和成 東京都千代田区大手町1丁目5番1号 三 菱マテリアルシリコン株式会社内 (72)発明者 遠藤 光弘 東京都千代田区大手町1丁目5番1号 三 菱マテリアルシリコン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ水溶液に金属塩、アニオン界面
    活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤又は極性
    基を有する有機高分子を添加して調製されたエッチング
    液を20〜60℃の温度にした後、前記エッチング液に
    シリコンウェーハを浸漬してエッチングすることを特徴
    とするシリコンウェーハのエッチング方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ水溶液がNH4OH水溶液、N
    aOH水溶液、KOH水溶液又はエチレンジアミン水溶
    液であって、容積比でNH4OH/H2O=0.01〜
    1.0、重量比でNaOH/H2O=0.2〜0.5、
    重量比でKOH/H2O=0.2〜0.5又は重量比で
    2NCH2CH2NH2/H2O=0.2〜0.5の組成
    を有する請求項1記載のエッチング方法。
  3. 【請求項3】 金属塩がCu,Ni又はFeの硝酸塩、
    硫酸塩又は塩化物であって、エッチング液がアルカリ水
    溶液に0.01〜1.0ppmの割合で前記Cu,Ni
    又はFeの金属イオンを含んで調製された請求項1又は
    2記載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】 アニオン界面活性剤がアルキルナフタレ
    ンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテル
    ジスルホン酸ナトリウム又はアルキルリン酸カリウムで
    あって、エッチング液がアルカリ水溶液に0.1〜2.
    0重量%の割合で前記アニオン界面活性剤を含んで調製
    された請求項1記載のエッチング方法。
  5. 【請求項5】 カチオン界面活性剤がラウリルトリメチ
    ルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアン
    モニウムクロライド又はステアリルアミンアセテートで
    あって、エッチング液がアルカリ水溶液に0.1〜2.
    0重量%の割合で前記カチオン界面活性剤を含んで調製
    された請求項1記載のエッチング方法。
  6. 【請求項6】 両性界面活性剤がラウリルベタイン、ス
    テアリルベタイン又はラウリルジメチルアミンオキサイ
    ドであって、エッチング液がアルカリ水溶液に0.1〜
    2.0重量%の割合で前記両性界面活性剤を含んで調製
    された請求項1記載のエッチング方法。
  7. 【請求項7】 極性基を有する有機高分子がポリスルホ
    ン酸型高分子、ポリカルボン酸型高分子又はポリスルホ
    ン酸型高分子であって、エッチング液がアルカリ水溶液
    に0.1〜2.0重量%の割合で前記有機高分子を含ん
    で調製された請求項1記載のエッチング方法。
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