JPH11162106A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH11162106A
JPH11162106A JP32171097A JP32171097A JPH11162106A JP H11162106 A JPH11162106 A JP H11162106A JP 32171097 A JP32171097 A JP 32171097A JP 32171097 A JP32171097 A JP 32171097A JP H11162106 A JPH11162106 A JP H11162106A
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external device
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Application number
JP32171097A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Etsuno
俊治 越野
Yoshitaka Yaguchi
義孝 矢口
Toshikazu Kamikado
俊和 神門
Junichi Komeno
潤一 米野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器から記録再生装置に小サイズのデー
タが間欠的に転送される場合に、記録再生装置内のバッ
ファメモリを有効利用することによって実質的な記録再
生速度を向上する。 【解決手段】 外部機器からの転送データをバッファメ
モリ18に一時記憶し、外部機器から受け取ったデータ
多重化情報にしたがって、バッファメモリ18に格納さ
れているデータを並び替え、多重化処理し、必要に応じ
て付加データを付加して固定長のデータブロックとす
る。このデータブロックを書き込み手段20,12,2
1等によって記憶媒体11に書き込む。記憶媒体11か
ら読み出したデータは、付加データを取り除いて可変長
データとしてバッファメモリ18に一時記憶した後、外
部機器に転送する。書き込み及び読み出しのいずれの場
合も外部機器と記録再生装置との間は可変長データが転
送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
のような記録再生装置に関し、詳しくは、記録再生装置
に内蔵された一時記憶回路を有効活用することによって
記録再生速度を高めた記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置、光ディスク装
置等のディスク装置は、記録容量及び転送速度に関する
急速な性能向上に伴い、動画像データの記録再生に用い
られることが多くなってきている。ディスク装置を用い
た多チャンネル動画像データ記録再生システムも開発さ
れている。
【0003】ディスク装置を用いて動画像データの記録
再生を行う場合、データが途切れなく連続して記録再生
できることを保証する必要がある。このような目的で、
ディスク装置は一般にバッファメモリ、つまり一時記憶
回路を備えている。例えば、米国特許第5465343
号に開示されているディスク装置は、記録再生性能を向
上させるための内蔵バッファメモリを備え、外部機器と
ディスク装置本体との間のバッファ又はキャッシュメモ
リとして使用している。
【0004】図8に、上記のような従来のディスク装置
におけるバッファメモリの使用法、特にバッファメモリ
の分割制御方法を示す。図8(a)は、適応型セグメン
ト分割方法を示しており、図8(b)は、固定セグメン
ト分割方法を示している。
【0005】図8(a)の適応型セグメント分割方法で
は、バッファメモリを複数のセグメントに分割し、書き
込みデータのバッファ、読み出しデータのキャッシュに
割り当てる。この方法では、各セグメントのサイズを書
き込み・読み出しコマンドの転送データサイズに応じて
変更することができる。
【0006】また、図8(b)の固定セグメント分割方
法では、外部機器からの設定コマンドに応じてバッファ
メモリを複数の固定サイズのセグメントに分割する。例
えば、SCSI−3(SCSI:Small Comp
uter System Interface)規格対
応のディスク装置では、バッファメモリのセグメント
数、セグメントサイズを設定することができる。各セグ
メントのサイズは同一の固定サイズである。
【0007】このように、従来のディスク装置はバッフ
ァメモリをセグメント分割して使用することにより、マ
ルチタスク処理に対応すると共に記録再生速度の向上を
図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】動画像、音声等のアナ
ログ信号から生成したディジタル信号をディスク装置に
記録する場合、小単位に分割されたデータが間欠的に転
送される場合が多い。
【0009】このような間欠的に生成されるデータをデ
ィスク装置に順次記録しようとすると、ディスク上の連
続領域に順次書き込む場合であっても、図9に示すよう
に、各データに対する書き込み時間が長くなる。
【0010】また、ディスク装置を用いてアナログ映像
・音声信号を記録再生するシステムでは、アナログ映像
・音声信号を非同期のサンプリングクロックでアナログ
・ディジタル変換した後、各々異なる圧縮アルゴリズム
で高能率符号化を行い、記録すべきディジタル映像デー
タ及びディジタル音声データを生成している。これらの
映像・音声データは、生成された順序と異なる順序に並
べ替えて多重化され、ディスク上に格納される。
【0011】従来のディスク装置において、ディジタル
データを生成順に記録しようとすれば、外部機器からデ
ィスク装置に転送される順番とディスク上の記録順序が
異なるために、トラックシーク、回転待ち等のアクセス
時間がデータ転送ごとに発生することになり、記録再生
速度が低下してしまう。
【0012】また、広く使用されているMPEG、JP
EG等の規格では、圧縮処理によって生成した可変長サ
イズのデータの後端にスタッフィングバイトと呼ばれる
付加データを付加して伝送する。一方、ディスク装置
は、所定のデータサイズ単位で外部機器とのデータ転送
を行っている。例えば、磁気ディスク装置は512バイ
ト等、光ディスク装置は2048バイト等の単位で外部
機器とデータ転送を行っている。このため、外部機器に
おいて、記録すべきデータの後端にスタッフィングバイ
トを付加してセクタ単位の量子化を行っている。
【0013】上記のスタッフィングバイトは、データ再
生時には外部機器で破棄されるデータである。すなわ
ち、外部機器で実際に利用されるデータに対するディス
ク装置のデータ転送能力は、スタッフィングバイトを転
送する分だけ低下することになる。
【0014】本発明は、上記のような従来の課題に鑑
み、記録再生装置内のバッファメモリを有効利用する新
規なバッファメモリ制御方式を採用することにより、実
質的な記録再生速度を向上した記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による記録再生装
置の第1構成は、データを記録再生する記憶媒体(磁気
ディスク等)と、データを一時的に記憶する一時記憶回
路(すなわちバッファメモリ)と、外部機器から発行さ
れたデータ転送要求に応じて外部機器からの転送データ
を一時記憶回路に格納するデータ転送手段と、データ転
送要求に対応するデータ多重化情報を外部機器から受け
取る多重化情報受付手段と、データ多重化情報に基づい
てデータを多重化してデータブロックを生成するデータ
多重化手段と、データブロックに対応するデータ書き込
み許可情報を外部機器から受け取る書き込み許可受付手
段と、データ書き込み許可情報にしたがってデータブロ
ックを記憶媒体に書き込むデータ書き込み手段とを備え
ていることを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、外部機器からの
転送データをバッファメモリに蓄積し、バッファメモリ
上で蓄積データを多重化してからディスクに書き込むこ
とができるので、ディスク装置内のアクセス動作を低減
して、記録速度を大幅に向上することができる。なお、
データ書き込み許可情報は、独立の書き込みコマンドで
もよいし、又は転送データの末尾に付加されたビット情
報であってもよい。
【0017】本発明による記録再生装置の第2構成は、
データを記録再生する記憶媒体と、データを一時的に記
憶する一時記憶回路と、外部機器から発行されたデータ
転送要求に応じて外部機器からの転送データを一時記憶
回路に格納するデータ転送手段と、データ転送要求に対
応するデータ多重化情報を外部機器から受け取る多重化
情報受付手段と、データ書き込み許可情報を外部機器か
ら受け取る書き込み許可受付手段と、データ書き込み許
可情報にしたがって記憶媒体に書き込むべきデータを選
択する書き込みデータ選択手段と、書き込みデータ選択
手段によって選択されたデータをデータ多重化情報にし
たがって多重化してデータブロックを生成するデータ多
重化手段と、データブロックを記憶媒体に書き込むデー
タ書き込み手段とを備えている。
【0018】この構成の場合も、外部機器からの転送デ
ータをバッファメモリに蓄積し、バッファメモリ上で蓄
積データを多重化してからディスクに書き込むことがで
きるので、ディスク装置内のアクセス動作を低減して、
記録速度を大幅に向上することができる。更に、書き込
みデータ選択手段によってデータの並び替えを容易に行
うことができる。
【0019】上記の各構成において好ましくは、多重化
情報受付手段が、外部機器からの転送データに対応する
一時記憶回路上のデータ格納位置情報をデータ多重化情
報として外部機器から受け取り、データ転送手段が、そ
のデータ格納位置情報に基づいて一時記憶回路上のデー
タ格納位置を選択する。これによって、一時記憶回路に
データを一時記憶する際にデータの並び替えを行うこと
ができる。あるいは、多重化情報受付手段が、外部機器
からのデータ転送要求に対応する書き込み順序をデータ
多重化情報として外部機器から受け取り、データ書き込
み手段が、その書き込み順序に基づいて一時記憶回路上
のデータを並べ替えて記憶媒体に書き込むようにしても
よい。
【0020】更に具体的な構成として好ましくは、一時
記憶回路が、外部機器から転送されたデータを順番に一
時記憶し、一時記憶したデータを外部機器から転送され
た順番でデータ書き込み手段に転送可能な複数の記憶部
を有し、記録再生装置は外部機器から通知された記憶回
路選択情報に基づいて複数の記憶部の中からデータ転送
元となるべき記憶部を選択する記憶回路選択手段を更に
備え、データ書き込み手段は、外部機器からのデータ書
き込み要求に応じて、記憶回路選択手段が選択した2つ
以上の記憶部に格納されているデータを多重化して記憶
媒体に書き込む。
【0021】また、外部機器からのデータ破棄要求に応
じて破棄すべきデータの格納領域を検索する手段と、検
索されたデータ格納領域をデータが格納されていない空
き領域として登録する空き領域管理手段とを更に備えて
いることが好ましい。これにより、一時バッファメモリ
に記憶されたデータの一部を記録媒体に書き込む前に削
除することが容易になる。
【0022】本発明による記録再生装置の第3構成は、
データを記録再生する記憶媒体と、データを一時的に記
憶する一時記憶回路と、外部機器から発行されたデータ
転送要求に応じて外部機器からの転送データを一時記憶
回路に格納するデータ転送手段と、書き込みデータサイ
ズ情報を外部機器から受け取る書き込みサイズ情報受付
手段と、書き込みデータサイズ情報に応じて一時記憶回
路上のデータ格納領域を特定する領域特定手段と、外部
機器からのデータ書き込み要求に応じてデータ格納領域
に格納されたすべてのデータを記憶媒体に書き込むデー
タ書き込み手段とを備えている。
【0023】この構成によれば、記録媒体に固定長デー
タブロックが記録される場合であっても、外部機器から
記録再生装置へ転送されるデータは可変長データでよ
い。つまり、外部機器から記録再生装置へ転送されるデ
ータサイズを低減することができ、実質的な記録速度を
向上することができる。
【0024】本発明による記録再生装置の第4構成は、
データを記録再生する記憶媒体と、データを一時的に記
憶する一時記憶回路と、外部機器から発行されたデータ
転送要求に応じて外部機器からの転送データを一時記憶
回路に格納するデータ転送手段と、外部機器からの付加
データ情報に応じて付加データを生成する付加データ生
成手段と、一時記憶回路に格納されているデータに付加
データを付加したデータブロックを生成するデータ多重
化手段と、外部機器からのデータ書き込み要求に応じて
データブロックを記憶媒体に書き込むデータ書き込み手
段とを備えている。
【0025】この構成の場合も外部機器から記録再生装
置へ転送されるデータは可変長データでよい。スタッフ
ィングバイト等の付加データは記録再生装置の内部で記
録媒体への書き込みの際に付加される。したがって、外
部機器から転送されるデータサイズを低減することがで
き、実質的な記録速度を向上することができる。
【0026】本発明による記録再生装置の第5構成は、
データを記録再生する記憶媒体と、データを一時的に記
憶する一時記憶回路と、外部機器から発行されたデータ
読み出し要求に応じて記憶媒体からデータを読み出すデ
ータ読み出し手段と、破棄データ情報を外部機器から受
け取る破棄データ情報受付手段と、破棄データ情報にし
たがって、記憶媒体から読み出したデータのうち所定の
データを破棄し、残りの抽出されたデータを一時記憶回
路に格納するデータ抽出手段とを備えている。
【0027】上記の構成によれば、外部機器からの読み
出し要求に応じて記録再生装置が記憶媒体からデータを
読み出す際、読み出したデータの末尾の付加データが記
録再生装置の内部で破棄され、抽出された有効データの
みがバッファメモリに一時記憶されると共に、有効デー
タ長が外部機器に通知される。したがって、外部機器
は、読み出しデータを受け取るためのメモリ領域の確保
等において、必要最小限の領域を確保すればよい。ま
た、記録再生装置から外部機器へ転送される読み出しデ
ータは付加データが破棄された可変長データとなってい
るので、実質的に読み出し速度が向上する。
【0028】本発明による記録再生装置の第6構成は、
データを記録再生する記憶媒体と、データを一時的に記
憶する一時記憶回路と、外部機器からのデータ転送要求
に応じて、外部機器からの転送データを一時記憶回路に
格納するデータ転送手段と、外部機器から設定された一
時記憶回路上の特定領域に格納されているデータを周期
的に記憶媒体に書き込むデータ書き込み手段とを備えて
いる。
【0029】上記の構成によれば、例えば不定期に更新
される制御パラメータ等のデータが一時記憶回路の特定
領域に記憶される場合、この特定領域の記憶データを周
期的にディスクに書き込むことにより、停電等の異常時
にもデータの消失を防止し、システムの信頼性を高める
ことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。 (実施形態1)図1に、本発明の実施形態1に係るディ
スク装置のブロック図を示す。図1において、11は円
盤状の記憶媒体である磁気ディスク、12はデータを記
録再生するヘッド、13はヘッド12の位置決めを行う
位置決め機構、14は外部機器(コンピュータ等)に接
続される入出力バス、15は入出力バス14を介して外
部機器との間でコマンド、データ、及びパラメータを送
受信する外部機器インターフェース回路、16はCPU
(中央処理装置)、17はCPUからのコマンド及びデ
ータを送受信するCPUインターフェース回路、18は
一時記憶回路であるバッファメモリ、19はバッファメ
モリに対するデータ入出力を制御するバッファ制御回
路、20は磁気ディスク11に対するデータ入出力を制
御するリード・ライト信号処理回路、21は位置決め機
構13のアクチュエータに駆動信号を与えて磁気ヘッド
12の位置決め制御を行うアクチュエータ駆動回路であ
る。なお、ディスク11はモータによって回転する。
【0031】外部機器インターフェース回路15は、多
重化情報受付手段として、転送データサイズ(TDS)
レジスタ、転送データ格納アドレス(TDA)レジス
タ、転送セクタサイズ(TSS)レジスタ、及びディス
ク転送アドレス(LBA)レジスタからなるレジスタ群
を内蔵している。更に、外部機器インターフェース回路
15は、外部機器から入力される下記のようなコマンド
を受け付けるコマンドレジスタも内蔵している。
【0032】(イ)データ転送(CW)コマンド:外部
機器から入力されたデータをバッファメモリに格納す
る。 (ロ)データ転送(CR)コマンド:バッファメモリか
ら読み出したデータを外部機器へ転送する。
【0033】(ハ)データ書き込み(DW)コマンド:
バッファメモリに格納されたデータをディスクに書き込
む。 (ニ)データ読み出し(DR)コマンド:ディスクから
読み出したデータをバッファメモリに格納する。
【0034】(ホ)自動データ保存コマンド:バッファ
メモリに格納されたデータを定期的にディスクに書き込
む。 本実施形態のディスク装置を構成する外部機器インター
フェース回路15は、外部機器から入出力バス14を介
して入力されたコマンド、データ及びパラメータを受け
取り、データはバッファ制御回路19に、コマンド及び
パラメータはCPUインターフェース回路17に出力す
る。また、外部機器インターフェース回路15は、バッ
ファメモリ18からの読み出しデータ及びCPU16か
らのコマンド応答を入出力バス14を介して外部機器に
出力する。
【0035】CPU16は、外部機器からのコマンド及
びパラメータを外部機器インターフェース回路15及び
CPUインターフェース回路17を介して受け取り、コ
マンドを解釈し、その結果にしたがってバッファ制御回
路19、リード・ライト信号処理回路20及びアクチュ
エータ駆動回路21を制御する。これにより、外部機器
とバッファメモリ18との間のデータ転送、及び、バッ
ファメモリ18とディスク11との間のデータ書き込み
・読み出し処理が実行される。また、応答を要するコマ
ンドの場合は、CPUインターフェース回路及び外部機
器インターフェース回路15を介して外部機器にコマン
ド応答を伝送する。
【0036】バッファ制御回路19は、CPU16から
通知された転送データサイズ及び転送データ格納アドレ
スに基づいて、バッファメモリ18に対するデータの入
出力制御を行う。リード・ライト信号処理回路20は、
バッファメモリ18からの書き込みデータをバッファ制
御回路19を介して入力し、入力データを変調してヘッ
ド12に与える。変調データが記録信号としてディスク
11に記録される。また、リード・ライト信号処理回路
20は、ヘッド12によってディスク11から読み出さ
れた信号を復調して、読み出しデータとしてバッファ制
御回路19に出力する。アクチュエータ駆動回路21
は、位置決め機構13のアクチュエータに駆動信号を出
力してアクチュエータを駆動し、位置決め機構13を介
してヘッド12を移動させる。
【0037】以上のように構成されたディスク装置にお
ける各コマンドの処理動作について順番に説明する。 [データ転送(CW)コマンド]データ転送(CW)コ
マンドに対応してディスク装置はつぎの動作を実行す
る。
【0038】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ及び転送データ格納アドレス(TD
A)レジスタの値を読み込み、転送データサイズ、転送
データ格納アドレスをバッファ制御回路19に通知す
る。
【0039】(2)バッファ制御回路19は、転送デー
タサイズ及び転送データ格納アドレスに基づいて、外部
機器からの入力データを順次バッファメモリ18に格納
し、格納データ数が転送データサイズに一致した時点で
CPU16に対してデータ転送終了通知を行う。
【0040】(3)CPU16は、バッファ制御回路1
9のデータ転送終了通知に応じて外部機器に対してデー
タ転送の終了を通知し、コマンド処理を終了する。上記
の動作は、データ転送(CW)コマンドに対応して行わ
れ、外部機器から転送されたデータが外部機器の設定し
たパラメータに基づいてバッファメモリ18上に配置さ
れる。外部機器から転送されるデータの転送順序とバッ
ファメモリ18上の格納順序が異なる場合の例を図2に
示す。データは、外部機器の設定したパラメータに基づ
いてバッファメモリ18上で並べ替えられる。
【0041】[データ書き込み(DW)コマンド]デー
タ書き込み(DW)コマンドは、少なくとも一つのデー
タ転送(CW)コマンドが発行された後に外部機器から
発行される。データ書き込み(DW)コマンドに対応し
てディスク装置はつぎの動作を実行する。
【0042】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ、転送データ格納アドレス(TD
A)レジスタ、転送セクタサイズ(TSS)レジスタ、
及びディスク転送アドレス(LBA)レジスタの値を読
み出す。
【0043】(2)CPU16は、レジスタ群から読み
出した転送データサイズ、転送データ格納アドレス、転
送セクタサイズ、及びディスク転送アドレスに基づい
て、バッファ制御回路19、リード・ライト信号処理回
路20、及びアクチュエータ駆動回路21を制御し、バ
ッファメモリ18の連続領域に格納されているデータを
順次ディスク11に書き込む。
【0044】転送データサイズ、転送データ格納アドレ
スで指定されたバッファメモリ18上の格納領域のう
ち、データ転送(CW)コマンドに対応したデータが格
納されていない領域(以下、ブランク領域という)に
は、バッファメモリ18の初期化動作によって格納され
たデータ又は前回発行されたコマンドに応じて格納され
たデータがそのまま残留している。したがって、データ
書き込み(DW)コマンドによって、外部機器から転送
されたデータにブランク領域のデータを付加したデータ
ブロックがディスク11に書き込まれる。
【0045】また、バッファ制御回路19は、転送デー
タサイズが転送セクタサイズに満たない場合、バッファ
メモリ18上のデータに特定パターンのデータ(以下、
スタッフィングバイトという)を付加したデータブロッ
クをリード・ライト信号処理回路に順次出力する。この
処理によって、リード・ライト信号処理回路20は、現
行の記録方法との互換性を保ちながらセクタ単位のデー
タをディスク11に書き込むことができる。
【0046】(3)CPU16は、外部機器から要求さ
れたデータの書き込みを完了した時点で外部機器にコマ
ンド終了を通知する。 [データ読み出し(DR)コマンド]データ読み出し
(DR)コマンドに対応してディスク装置はつぎの動作
を実行する。
【0047】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ、転送データ格納アドレス(TD
A)レジスタ、転送セクタサイズ(TSS)レジスタ、
及びディスク転送アドレス(LBA)レジスタの値を読
み出す。
【0048】(2)CPU16は、レジスタ群から読み
出した転送セクタサイズ及びディスク転送アドレスに基
づいて、リード・ライト信号処理回路20及びアクチュ
エータ駆動回路21を制御し、ディスク11に書き込ま
れているデータブロックを読み出す。また、CPU16
は転送データサイズ(TDS)及び転送データ格納アド
レス(TDA)に基づいてバッファ制御回路19を制御
し、ディスク11から読み出したデータをバッファメモ
リ18に順次格納する。
【0049】バッファメモリ制御回路19は、バッファ
メモリ18に格納されたデータ数を計数し、データ転送
サイズ(TDS)に一致した時点で後続の読み出しデー
タを破棄する。このような処理によって、ディスク11
に書き込まれたデータブロックの一部を抽出してバッフ
ァメモリ18に格納することができる。
【0050】(3)CPU16は、外部機器から要求さ
れたデータの読み出しを完了した時点で、外部機器にコ
マンド終了を通知する。 [データ転送(CR)コマンド]データ転送(CR)コ
マンドに対応してディスク装置はつぎの動作を実行す
る。
【0051】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ及び転送データ格納アドレス(TD
A)レジスタの値を読み込み、転送データサイズ及び転
送データ格納アドレスをバッファ制御回路19に通知す
る。
【0052】(2)バッファ制御回路19は、転送デー
タサイズ及び転送データ格納アドレスに基づいてバッフ
ァメモリ18のデータを順次外部機器に出力する。出力
したデータ数が転送データサイズに一致した時点でCP
U16にデータ転送終了を通知する。
【0053】(3)CPU16は、バッファ制御回路1
9からのデータ転送終了通知に応じて外部機器に対して
コマンド終了を通知し、コマンド処理を終了する。上記
の動作において、転送データ格納アドレスはバッファメ
モリ18上の任意のアドレスを指定することができるの
で、ディスク11から読み出したデータを並べ替えて外
部機器に転送することが可能である。ディスク11から
読み出したデータを読み出し順序と異なる順序で外部機
器に転送する場合の例を図3に示す。
【0054】[自動データ保存コマンド]自動データ保
存コマンドに対応してディスク装置は次の動作を実行す
る。 (1)CPU16は、転送データサイズ(TDS)レジ
スタ及び転送データ格納アドレス(TDA)レジスタの
値を読み込み、転送データサイズ及び転送データ格納ア
ドレスを記憶する。
【0055】(2)CPU16は定期的に、転送データ
サイズ、転送データ格納アドレスをバッファ制御回路1
9に通知すると共に、アクチュエータ駆動回路21及び
リード・ライト信号処理回路20を制御し、バッファメ
モリ18の特定領域に格納されたデータをディスク11
に書き込む。
【0056】以上のように、本実施形態によれば、外部
機器から転送されたデータをバッファメモリに蓄積し、
バッファメモリ上で蓄積データを多重化してからディス
クに書き込むことができるので、ディスク装置内のアク
セス動作を低減して、記録速度を大幅に向上することが
できる。
【0057】また、スタッフィングバイト等の付加デー
タをディスク装置内部で付加するので、外部機器から転
送されるデータサイズを低減することができ、実質的な
記録速度を向上することができる。更に、外部機器から
指定されたバッファメモリ上の特定領域に格納されたデ
ータを定期的にディスクに書き込むことにより、停電等
の異常時にもデータの消失を防止し、システムの信頼性
を高めることができる。
【0058】なお、本実施形態においては、データ読み
出しコマンドに対応して、ディスクから読み出したデー
タブロックの中から抽出したデータのみをバッファメモ
リに格納したが、ディスクから読み出したデータをすべ
てバッファメモリに格納し、破棄すべきデータを格納し
た領域に、次にディスクから読み出したデータを上書き
して格納することによっても同様の効果が得られる。
【0059】また、本実施形態においては、自動データ
保存コマンドに対応して、定期的にバッファメモリ上の
特定領域に格納されたデータをディスクに書き込んだ
が、特定領域に転送されたデータサイズ又はデータ転送
コマンド数に応じて、ディスクに対するデータ書き込み
処理の開始タイミングを制御することもできる。
【0060】また、本実施形態においては、データ書き
込みコマンドに応じてディスクに対するデータ書き込み
処理の開始タイミングを制御したが、データ転送コマン
ドにディスクに対する書き込み処理の開始許可を通知す
る書き込み許可識別子を付加し、書き込み許可識別子に
応じてデータ書き込み開始タイミングを制御することも
できる。
【0061】(実施形態2)次に、本発明の実施形態2
に係るディスク装置について説明する。本実施形態のデ
ィスク装置のハードウェア構成は、図1に示した実施形
態1の構成と同様である。本実施形態のディスク装置を
構成する外部機器インターフェース回路は、多重化情報
受付手段として、転送データサイズ(TDS)レジス
タ、転送データ格納アドレス(TDA)レジスタ、転送
セクタサイズ(TSS)レジスタ、及びディスク転送ア
ドレス(LBA)レジスタからなるレジスタ群を内蔵し
ている。更に、外部機器インターフェース回路15は、
外部機器から入力されるコマンドを受け付けるコマンド
レジスタも内蔵している。コマンドには以下のようなも
のがある。
【0062】(イ)データ転送(CW)コマンド:外部
機器から入力されたデータをバッファメモリに格納す
る。 (ロ)データ転送(CR)コマンド:バッファメモリか
ら読み出したデータを外部機器へ転送する。
【0063】(ハ)データ書き込み(DW)コマンド:
バッファメモリに格納されたデータをディスクに書き込
む。 (ニ)データ読み出し(DR)コマンド:ディスクから
読み出したデータをバッファメモリに格納する。
【0064】(ホ)データ破棄(DP)コマンド:バッ
ファメモリに格納されたデータを破棄する。なお、上記
の各コマンドにはデータブロック識別子及びデータ書き
込み順序識別子が付加されている。
【0065】本実施形態のディスク装置を構成する外部
機器インターフェース回路、リード・ライト信号処理回
路、アクチュエータ駆動回路、及びバッファ制御回路の
基本動作は実施形態1と同様である。
【0066】本実施形態におけるCPU16は、実施形
態1におけるCPU16と同様に、外部機器からのコマ
ンド及びパラメータを外部機器インターフェース回路1
5及びCPUインターフェース回路17を介して受け取
り、コマンドを解釈してバッファ制御回路19、リード
・ライト信号処理回路20及びアクチュエータ駆動回路
21を制御する。これにより、外部機器とバッファメモ
リ18との間のデータ転送、及び、バッファメモリ18
とディスク11との間のデータ書き込み・読み出し処理
が実行される。また、応答を要するコマンドの場合は、
CPUインターフェース回路及び外部機器インターフェ
ース回路15を介して外部機器にコマンド応答を伝送す
る。
【0067】本実施形態におけるCPU16が実施形態
1と大きく異なるのは、バッファメモリ18上のデータ
を格納していない領域(以下、空き領域という)を管理
する空き領域管理テーブル備えている点である。空き領
域管理テーブルは、図4に示すように、連続した空き領
域(以下、空きブロックという)ごとに空きブロックの
先頭アドレス及び格納可能なデータサイズ(空きサイ
ズ)を記憶している。CPU16は、バッファメモリ1
8にデータを格納するたびにデータが格納された領域を
空きブロックから消去する。
【0068】更に、本実施形態のCPU16は、バッフ
ァメモリ18に格納されたデータを外部機器から通知さ
れたデータブロック識別子ごとに管理するデータブロッ
ク管理テーブルを備えている。データブロック管理テー
ブルは、図5に示すように、外部機器から通知されたデ
ータブロックごとに、書き込み順序及びデータサイズを
記憶している。書き込み順序はコマンドに付加された識
別子として外部機器から通知される。
【0069】以上のように構成されたディスク装置にお
ける各コマンドの処理動作について、図1,4及び5を
参照しながら順番に説明する。 [データ転送(CW)コマンド]データ転送(CW)コ
マンドに対応してディスク装置はつぎの動作を実行す
る。
【0070】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタから読み出した転送データサイズに
基づいて、空き領域管理テーブルの中から転送データサ
イズより大きい空き領域を有するデータブロック(以
下、書き込みデータブロックという)を検索して選択す
る。
【0071】(2)CPU16は、書き込みデータブロ
ックの先頭アドレス及び転送データサイズをバッファ制
御回路19に通知し、バッファ制御回路19及び外部機
器インターフェース回路15を制御し、外部機器から転
送されたデータをバッファメモリ16に格納する。
【0072】(3)バッファ制御回路19は、外部機器
から転送されたデータを順次バッファメモリ18に格納
する。更に、バッファ制御回路19は、バッファメモリ
18に格納したデータ数を計数し、格納データ数が転送
データサイズに一致した時点でCPU16に対してデー
タ転送終了通知を行い、処理を終了する。
【0073】(4)CPU16は、バッファ制御回路1
9からのデータ転送終了通知に応じて、空き領域管理テ
ーブル及びデータブロック管理テーブルを更新すると共
に、外部機器に対するデータ転送終了通知を行い、処理
を終了する。
【0074】[データ書き込み(DW)コマンド]デー
タ書き込み(DW)コマンドは、少なくとも一つのデー
タ転送(CW)コマンドが発行された後に外部機器から
発行される。データ書き込み(DW)コマンドに対応し
てディスク装置はつぎの動作を実行する。
【0075】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ、転送セクタサイズ(TSS)レジ
スタ、及びディスク転送アドレス(LBA)レジスタの
値を読み出す。
【0076】(2)CPU16は、データブロック管理
テーブルの中から、外部機器から通知されたデータブロ
ック識別子に対応したデータブロックを選択し、データ
ブロック管理テーブルに記憶された書き込み順序に基づ
いて、ディスク11に書き込むべきデータの格納アドレ
ス及びデータサイズをバッファ制御回路19に順次通知
する。更にCPU16は、リード・ライト信号処理回路
20及びアクチュエータ駆動回路21を制御して、バッ
ファメモリ18から読み出したデータをディスク11に
順次書き込む。
【0077】(3)バッファメモリ18に格納されてい
るデータブロックに対応したデータサイズが、レジスタ
群から読み出した転送データサイズ又は転送セクタサイ
ズよりも小さい場合、CPU16はバッファ制御回路1
9に対してスタッフィングバイト出力要求を発行する。
バッファ制御回路18は、スタッフィングバイト出力要
求に応じて不足するデータサイズ分のスタッフィングバ
イトをリード・ライト信号処理回路20に出力する。
【0078】(4)CPU16は、外部機器から要求さ
れたデータの書き込みを完了した時点で外部機器にコマ
ンド終了を通知する。 [データ破棄(DP)コマンド]データ破棄(DP)コ
マンドに対応してディスク装置はつぎの動作を実行す
る。
【0079】(1)CPU16は、データブロック管理
テーブルの中からデータ破棄(DP)コマンドに付加さ
れたデータブロック識別子に応じたデータブロック(以
下、破棄データブロックという)を選択する。
【0080】(2)CPU16は、破棄データブロック
の管理情報をデータブロック管理テーブルから消去す
る。 (3)更にCPU16は、破棄データブロックに対応し
たデータ格納領域を空き領域管理テーブルの中に空き領
域として登録する。
【0081】(4)以上の処理を終了した時点で、CP
U16は外部機器に対してコマンド終了通知を行う。 [データ読み出し(DR)コマンド]データ読み出し
(DR)コマンドに対応してディスク装置はつぎの動作
を実行する。
【0082】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ、転送セクタサイズ(TSS)レジ
スタ、及びディスク転送アドレス(LBA)レジスタの
値を読み出す。
【0083】(2)CPU16は、レジスタ群から読み
出した転送セクタサイズ及びディスク転送アドレスに基
づいて、リード・ライト信号処理回路20及びアクチュ
エータ駆動回路21を制御し、ディスク11からデータ
ブロックを読み出す。また、CPU16は転送データサ
イズ(TDS)及び転送データ格納アドレス(TDA)
に基づいてバッファ制御回路19を制御し、ディスク1
1から読み出したデータをバッファメモリ18に順次格
納する。
【0084】バッファメモリ制御回路19は、バッファ
メモリ18に格納されたデータ数を計数し、データ転送
サイズ(TDS)に一致した時点で後続の読み出しデー
タを破棄する。このような処理によって、ディスク11
に書き込まれたデータブロックの一部を抽出してバッフ
ァメモリ18に格納することができる。
【0085】(3)CPU16は、バッファメモリ18
にデータブロックを格納した時点で、コマンドに付加さ
れて通知されたデータブロック識別子に基づいてデータ
ブロック管理テーブルを更新し、更に、データブロック
を格納した空きブロック領域の情報を空き領域管理テー
ブルから消去する。
【0086】(4)以上の処理後、外部機器に対してコ
マンド終了を通知する。 [データ転送(CR)コマンド]データ転送(CR)コ
マンドに対応してディスク装置はつぎの動作を実行す
る。 (1)CPU16は、転送データサイズ(TDS)レジ
スタ及び転送データ格納アドレス(TDA)レジスタの
値を読み出す。
【0087】(2)CPU16は、データブロック管理
テーブルの中からデータ転送(CR)コマンドに付加さ
れたデータブロック識別子に対応したデータブロックの
先頭アドレスを読み出す。更に、データブロックの先頭
アドレスに転送データ格納アドレスを加算して転送すべ
きデータのバッファメモリ18上の絶対アドレスを算出
する。
【0088】(3)CPU16は、転送データサイズ及
び絶対アドレスをバッファ制御回路19に通知する。 (4)バッファ制御回路19は、転送データサイズ及び
絶対アドレスに対応したバッファメモリ18のデータを
順次外部機器に出力する。出力したデータ数が転送デー
タサイズに一致した時点でCPU16にデータ転送終了
を通知する。
【0089】(5)CPU16は、バッファ制御回路1
9からのデータ転送終了通知に応じて空き領域管理テー
ブル及びデータブロック管理テーブルを更新し、外部機
器に対してコマンド終了を通知し、コマンド処理を終了
する。
【0090】以上のように、本実施形態によれば、外部
機器から転送されたデータをバッファメモリに蓄積し、
バッファメモリに蓄積したデータをデータ書き込みコマ
ンドに応じて並び替えながらディスクに書き込むことが
できるので、ディスク装置内のアクセス動作を低減し
て、記録速度を大幅に向上することができる。また、ス
タッフィングバイト等の付加データをディスク装置内部
で付加するので、外部機器から転送されるデータサイズ
を低減することができ、実質的な記録速度を向上するこ
とができる。
【0091】なお、本実施形態では外部機器から入力さ
れたデータブロック番号をコマンドの識別子として受け
取るが、外部機器インターフェース回路内にデータブロ
ック番号の識別用のレジスタを設け、各コマンドに応じ
てレジスタ値を読み出すようにしてもよい。
【0092】なお、本実施形態のデータ書き込みコマン
ド処理においては、CPUがバッファ制御回路に対して
スタッフィングバイト出力要求を発行した後に、バッフ
ァ制御回路のスタッフィングバイト出力処理が開始され
ているが、バッファ制御回路がCPUから通知された書
き込みデータサイズに応じてスタッフィングバイトの出
力開始タイミング及び出力数を制御することも可能であ
る。
【0093】(実施形態3)次に、本発明の実施形態3
に係るディスク装置について説明する。本実施形態のデ
ィスク装置のハードウェア構成は、図1に示した実施形
態1の構成と同様である。本実施形態のディスク装置を
構成する外部機器インターフェース回路は、多重化情報
受付手段として、転送データサイズ(TDS)レジス
タ、データバンクサイズ(DBS)レジスタ、データバ
ンクナンバー(DBN)レジスタ、及びデータセグメン
トアドレス(DSA)レジスタからなるレジスタ群を内
蔵している。
【0094】また、外部機器インターフェース回路15
は、従来の装置と同様の機能を有する転送セクタサイズ
(TSS)レジスタ及びディスク転送アドレス(LB
A)レジスタを備えている。更に、外部機器インターフ
ェース回路15は、外部機器から入力されるコマンドを
受け付けるコマンドレジスタも内蔵している。コマンド
には以下のようなものがある。
【0095】(イ)データバンク設定(DBS)コマン
ド:メモリバッファにデータ多重化用のデータバンク領
域を設定する。 (ロ)データセグメント設定(DSS)コマンド:デー
タバンク領域内にデータセグメントを設定する。セグメ
ント識別子が付加されている。
【0096】(ハ)データ転送(CW)コマンド:外部
機器から入力されたデータをバッファメモリに格納す
る。セグメント識別子、データバンク識別子が付加され
ている。
【0097】(ニ)データ転送(CR)コマンド:バッ
ファメモリに格納したデータを外部機器に転送する。セ
グメント識別子、データバンク識別子が付加されてい
る。
【0098】(ホ)データ書き込み(DW)コマンド:
バッファメモリに格納されたデータをディスクに書き込
む。データバンク識別子が付加されている。 (ヘ)データ読み出し(DR)コマンド:ディスクから
読み出したデータをバッファメモリに格納する。データ
バンク識別子が付加されている。
【0099】(ト)データ破棄(DP)コマンド:バッ
ファメモリに格納されたデータを破棄する。本実施形態
のディスク装置を構成する外部機器インターフェース回
路、リード・ライト信号処理回路、アクチュエータ駆動
回路、及びバッファ制御回路の基本動作は実施形態1と
同様である。
【0100】本実施形態におけるCPU16は、実施形
態1におけるCPU16と同様に、外部機器からのコマ
ンド及びパラメータを外部機器インターフェース回路1
5及びCPUインターフェース回路17を介して受け取
り、コマンドを解釈してバッファ制御回路19、リード
・ライト信号処理回路20及びアクチュエータ駆動回路
21を制御し、外部機器とバッファメモリ18間のデー
タ転送、及び、バッファメモリ18とディスク11との
間のデータ書き込み・読み出し処理を実行する。また、
応答を要するコマンドの場合は、CPUインターフェー
ス回路及び外部機器インターフェース回路15を介して
外部機器にコマンド応答を伝送する。
【0101】本実施形態におけるCPU16が実施形態
1と大きく異なるのは、バッファメモリ18上のデータ
多重化領域であるデータバンクを管理するためのデータ
バンク管理テーブルを備えている点である。データバン
ク管理テーブルには、図7に示すように、データバンク
に対応したセグメント番号及びデータアドレスが登録さ
れる。更にCPU16は、実施形態2と同様に、空き領
域管理テーブルを備えている。
【0102】以上のように構成されたディスク装置にお
ける各コマンドの処理動作について図1,4,6及び7
を参照しながら説明する。 [データバンク設定(DBS)コマンド]データバンク
設定コマンドに対応してCPU16は、データバンクサ
イズ(DBS)レジスタからバンクサイズを読み出し、
バンクサイズに基づいてメモリバッファ18上に図6の
ようなデータバンクを設定する。データバンクの設定
は、空き領域管理テーブルからデータバンク領域を消去
するとともに、データバンク管理テーブルに各情報を登
録することによって行う。
【0103】[データセグメント設定(DSS)コマン
ド]データセグメント設定コマンドを受けたCPU16
は、データバンクナンバー(DBN)レジスタ及びセグ
メントアドレスレジスタを読み出し、図6に示すよう
に、データバンク設定コマンドによって設定されたデー
タバンク内に複数のセグメントを設定する。セグメント
の設定は、読み出したデータバンクに対応したデータ管
理テーブルに、コマンドに付加されたセグメント識別子
に対応するセグメント番号及びデータセグメントアドレ
スを登録することによって行う。
【0104】[データ転送(CW)コマンド]データ転
送(CW)コマンドに対応してディスク装置はつぎの動
作を実行する。
【0105】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタから転送データサイズを読み出し、
更に、コマンドに付加されたセグメント識別子及びデー
タバンク識別子から対応するセグメント番号及びデータ
バンク番号を解釈する。
【0106】(2)CPU16は、データバンク管理テ
ーブルから対応するデータバンク及びセグメントのデー
タアドレスを検索し選択する。 (3)CPU16は、転送データサイズ及びデータアド
レスをバッファ制御回路18に通知し、更に、外部機器
インターフェース回路15を制御して外部機器から転送
されたデータをバッファメモリ18に格納する。
【0107】(4)バッファ制御回路19は、外部機器
から転送されたデータをバッファメモリ18内の対応す
るセグメントの先頭から順番に格納する。更に、バッフ
ァ制御回路19は、バッファメモリ18に格納したデー
タ数を計数し、格納データ数が転送データサイズに一致
した時点でCPU16に対してデータ転送終了通知を行
い、処理を終了する。
【0108】(5)CPU16は、バッファ制御回路1
9からのデータ転送終了通知に応じて、データアドレス
に転送データサイズを加算して更新し、その後、外部機
器に対するデータ転送終了通知を行い、処理を終了す
る。
【0109】[データ書き込み(DW)コマンド]デー
タ書き込み(DW)コマンドに対応してディスク装置は
つぎの動作を実行する。
【0110】(1)CPU16は、転送セクタサイズ
(TSS)レジスタ及びディスク転送アドレス(LB
A)レジスタの値を読み出す。 (2)CPU16は、データバンク管理テーブルの中か
ら、コマンドに付加されたデータバンク識別子に対応し
たデータバンクを選択し、選択したデータバンクの先頭
アドレス及びデータサイズをバッファ制御回路19に通
知する。バッファ制御回路19は、選択されたデータバ
ンク内のデータを先頭から順番に出力する。
【0111】(3)CPU16は、バッファ制御回路1
9、リード・ライト信号処理回路20、及びアクチュエ
ータ駆動回路21を制御して、バッファメモリ18から
読み出したデータを順次ディスク11に書き込む。
【0112】(4)CPU16は、外部機器から要求さ
れたデータの書き込みを完了した時点で、外部機器にコ
マンド終了を通知する。なお、このコマンドにおいて、
バッファメモリ18に格納されているデータブロックに
対応するデータサイズが、レジスタ群から読み出した転
送データサイズ又は転送セクタサイズよりも小さい場合
は、実施形態2と同様に、外部機器から転送されたデー
タにスタッフィングバイトを付加してディスク11への
書き込み処理を行う。
【0113】[データ破棄(DP)コマンド]データ破
棄(DP)コマンドに対応してディスク装置はつぎの動
作を実行する。
【0114】(1)CPU16は、データバンク管理テ
ーブルの中からデータ破棄コマンドに付加されたデータ
バンク識別子に応じたデータバンク(以下、破棄データ
バンクという)を選択する。
【0115】(2)CPU16は、破棄データバンクの
管理情報をデータバンク管理テーブルから消去する。 (3)更にCPU16は、破棄データバンクに対応した
データ格納領域を空き領域管理テーブルの中に空き領域
として登録する。
【0116】(4)以上の処理を終了した時点で、CP
U16は外部機器に対してコマンド終了通知を行う。 [データ読み出し(DR)コマンド]データ読み出し
(DR)コマンドに対応してディスク装置はつぎの動作
を実行する。
【0117】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタ、転送セクタサイズ(TSS)レジ
スタ、及びディスク転送アドレス(LBA)レジスタの
値を読み出す。
【0118】(2)CPU16は、データバンク管理テ
ーブルの中からコマンドに付加されたデータバンク識別
子に対応したデータアドレスを検索して選択し、バッフ
ァ制御回路19に通知する。
【0119】(3)CPU16は、レジスタ群から読み
出した転送セクタサイズ、ディスク転送アドレスに基づ
いて、リード・ライト信号処理回路20、アクチュエー
タ駆動回路21を制御して、ディスク11に書き込まれ
ているデータブロックを読み出す。
【0120】一方、バッファ制御回路19は、データア
ドレスに基づいて、ディスク11から読み出されデータ
をデータバンク領域の先頭から順次格納する。更に、バ
ッファ制御回路19は、バッファ18に格納したデータ
数を計数し、データ数が転送データサイズに一致した時
点でCPU16に対してデータ転送終了通知を行う。
【0121】(4)CPU16は、バッファ制御回路1
9のデータ転送終了通知に応じてデータバンク管理テー
ブル及び空き領域管理テーブルを更新する。 (5)以上の処理後、CPU16は外部機器に対してコ
マンド終了を通知する。
【0122】[データ転送(CR)コマンド]データ転
送(CR)コマンドに対応してディスク装置はつぎの動
作を実行する。
【0123】(1)CPU16は、転送データサイズ
(TDS)レジスタの値を読み出す。 (2)CPU16は、データバンク管理テーブルの中か
らコマンドに付加されたデータバンク識別子及びセグメ
ント識別子に対応したデータアドレスを読み出す。
【0124】(3)CPU16は、データアドレス及び
転送データサイズをバッファ制御回路19に通知する。 (4)バッファ制御回路19は、転送データサイズ及び
データアドレスに基づいてバッファメモリ18上のセグ
メント内データを外部機器に順次出力する。出力したデ
ータ数が転送データサイズに一致した時点でCPU16
にデータ転送終了を通知する。
【0125】(5)CPU16は、バッファ制御回路1
9からのデータ転送終了通知に応じて外部機器に対して
コマンド終了を通知し、コマンド処理を終了する。 以上のように、本実施形態によれば、外部機器から転送
されたデータをバッファメモリに蓄積し、バッファメモ
リ上で蓄積データを多重化してからディスクに書き込む
ことができるので、ディスク装置内のアクセス動作を低
減して、記録速度を大幅に向上することができる。ま
た、スタッフィングバイト等の付加データをディスク装
置内部で付加するので、外部機器から転送されるデータ
サイズを低減することができ、実質的な記録速度を向上
することができる。
【0126】なお、本実施形態ではバッファメモリ内に
複数のデータバンクを設け、各データバンク内に複数の
データセグメントを設けたが、データセグメントごとに
専用の一時記憶回路を設けてもよい。
【0127】また、本実施形態の磁気ディスク装置は、
データ転送(CW)コマンド処理を実行する場合、転送
データサイズに基づいてデータアドレスの更新を行った
が、バッファ制御回路がコマンドに対応したデータ格納
領域の後端のアドレスをCPUに通知し、通知されたア
ドレスに基づいてCPUがデータアドレスの更新を行う
こともできる。
【0128】さらに、本実施形態の磁気ディスク装置
は、データ書き込み(DW)コマンドに応じてバッファ
メモリに格納されたデータをディスクに書き込んだが、
外部機器がデータ転送コマンドに付加した書き込み許可
識別子に応じてディスクに対するデータ書き込み動作を
開始するようにすることもできる。
【0129】また、上記の各実施形態では、外部機器と
バッファメモリ18との間のデータ転送要求と、バッフ
ァメモリ18とディスク11との間のデータ転送要求
(読み出し要求及び書き込み要求)を各別のコマンドと
して受け取るが、外部機器とディスク11との間のデー
タ転送を一つのコマンドで実行する従来のコマンドプロ
トコルを同時に備えるようにしてもよい。
【0130】さらに、上記の各実施形態では、本発明を
磁気ディスクに適用した形態について説明したが、本発
明は光ディスク装置などの他のディスク装置に適用した
場合にも、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
【0131】
【発明の効果】以上のように本発明の記録再生装置によ
れば、ディスク装置に内蔵されたバッファメモリを有効
活用して、その制御を効率よく行うことにより、書き込
み速度等の性能を大きく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るディスク装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明のディスク装置の記録時におけるデータ
転送順序とバッファメモリ上の格納順序との対応例を示
す図
【図3】本発明のディスク装置の再生時におけるバッフ
ァメモリ上の格納順序とデータ転送順序との対応例を示
す図
【図4】本発明のディスク装置の空き領域管理テーブル
を示す図
【図5】本発明のディスク装置のデータブロック管理テ
ーブルを示す図
【図6】本発明のディスク装置のデータバンク及びセグ
メント設定例を示す図
【図7】本発明のディスク装置のデータバンク管理テー
ブルを示す図
【図8】従来のディスク装置におけるバッファメモリの
分割制御方法を示す図
【図9】従来のディスク装置におけるデータ転送タイミ
ングとディスク書き込みタイミングとの対応を示す図
【符号の説明】
11 ディスク 12 ヘッド 15 外部機器インターフェース回路 16 CPU 17 CPUインターフェース回路 18 バッファメモリ 19 バッファ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米野 潤一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録再生する記憶媒体と、デー
    タを一時的に記憶する一時記憶回路と、外部機器から発
    行されたデータ転送要求に応じて外部機器からの転送デ
    ータを前記一時記憶回路に格納するデータ転送手段と、
    前記データ転送要求に対応するデータ多重化情報を外部
    機器から受け取る多重化情報受付手段と、前記データ多
    重化情報に基づいてデータを多重化してデータブロック
    を生成するデータ多重化手段と、前記データブロックに
    対応するデータ書き込み許可情報を外部機器から受け取
    る書き込み許可受付手段と、前記データ書き込み許可情
    報にしたがって前記データブロックを前記記憶媒体に書
    き込むデータ書き込み手段とを備えている記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 データを記録再生する記憶媒体と、デー
    タを一時的に記憶する一時記憶回路と、外部機器から発
    行されたデータ転送要求に応じて外部機器からの転送デ
    ータを前記一時記憶回路に格納するデータ転送手段と、
    前記データ転送要求に対応するデータ多重化情報を外部
    機器から受け取る多重化情報受付手段と、データ書き込
    み許可情報を外部機器から受け取る書き込み許可受付手
    段と、前記データ書き込み許可情報にしたがって前記記
    憶媒体に書き込むべきデータを選択する書き込みデータ
    選択手段と、前記書き込みデータ選択手段によって選択
    されたデータを前記データ多重化情報にしたがって多重
    化してデータブロックを生成するデータ多重化手段と、
    前記データブロックを前記記憶媒体に書き込むデータ書
    き込み手段とを備えている記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記多重化情報受付手段は、外部機器か
    らの転送データに対応する一時記憶回路上のデータ格納
    位置情報を前記データ多重化情報として外部機器から受
    け取り、前記データ転送手段は、前記データ格納位置情
    報に基づいて一時記憶回路上のデータ格納位置を選択す
    る請求項1又は2記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記多重化情報受付手段は、外部機器か
    らのデータ転送要求に対応する書き込み順序を前記デー
    タ多重化情報として外部機器から受け取り、前記データ
    書き込み手段は、前記書き込み順序に基づいて一時記憶
    回路上のデータを並べ替えて記憶媒体に書き込む請求項
    1又は2記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記一時記憶回路は、外部機器から転送
    されたデータを順番に一時記憶し、一時記憶したデータ
    を外部機器から転送された順番でデータ書き込み手段に
    転送可能な複数の記憶部を有し、前記記録再生装置は外
    部機器から通知された記憶回路選択情報に基づいて前記
    複数の記憶部の中からデータ転送元となるべき記憶部を
    選択する記憶回路選択手段を更に備え、前記データ書き
    込み手段は、外部機器からのデータ書き込み要求に応じ
    て、前記記憶回路選択手段が選択した2つ以上の記憶部
    に格納されているデータを多重化して記憶媒体に書き込
    む請求項1又は2記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 外部機器からのデータ破棄要求に応じて
    破棄すべきデータの格納領域を検索する手段と、検索さ
    れたデータ格納領域をデータが格納されていない空き領
    域として登録する空き領域管理手段とを更に備えている
    請求項1又は2記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 データを記録再生する記憶媒体と、デー
    タを一時的に記憶する一時記憶回路と、外部機器から発
    行されたデータ転送要求に応じて外部機器からの転送デ
    ータを前記一時記憶回路に格納するデータ転送手段と、
    書き込みデータ情報を外部機器から受け取る書き込みサ
    イズ情報受付手段と、前記書き込みデータ情報に応じて
    前記一時記憶回路上のデータ格納領域を特定する領域特
    定手段と、外部機器からのデータ書き込み要求に応じて
    前記データ格納領域に格納されたすべてのデータを記憶
    媒体に書き込むデータ書き込み手段とを備えている記録
    再生装置。
  8. 【請求項8】 データを記録再生する記憶媒体と、デー
    タを一時的に記憶する一時記憶回路と、外部機器から発
    行されたデータ転送要求に応じて外部機器からの転送デ
    ータを前記一時記憶回路に格納するデータ転送手段と、
    外部機器からの付加データ情報に応じて付加データを生
    成する付加データ生成手段と、前記一時記憶回路に格納
    されているデータに前記付加データを付加したデータブ
    ロックを生成するデータ多重化手段と、外部機器からの
    データ書き込み要求に応じて前記データブロックを前記
    記憶媒体に書き込むデータ書き込み手段とを備えている
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】 データを記録再生する記憶媒体と、デー
    タを一時的に記憶する一時記憶回路と、外部機器から発
    行されたデータ読み出し要求に応じて前記記憶媒体から
    データを読み出すデータ読み出し手段と、破棄データ情
    報を外部機器から受け取る破棄データ情報受付手段と、
    前記破棄データ情報にしたがって、前記記憶媒体から読
    み出したデータのうち所定のデータを破棄し、残りの抽
    出されたデータを前記一時記憶回路に格納するデータ抽
    出手段とを備えている記録再生装置。
  10. 【請求項10】 データを記録再生する記憶媒体と、デ
    ータを一時的に記憶する一時記憶回路と、外部機器から
    のデータ転送要求に応じて、外部機器からの転送データ
    を前記一時記憶回路に格納するデータ転送手段と、外部
    機器から設定された前記一時記憶回路上の特定領域に格
    納されているデータを周期的に前記記憶媒体に書き込む
    データ書き込み手段とを備えている記録再生装置。
JP32171097A 1997-11-21 1997-11-21 記録再生装置 Pending JPH11162106A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031332A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Fujitsu Ltd ディスクアレイ制御プログラム、方法及び装置
JP2009129201A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Hitachi Ltd 記憶制御装置及び記憶制御装置の制御方法
US7716438B2 (en) 2004-03-31 2010-05-11 Hitachi, Ltd. Storage system and back-up method for storage system

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