JPH11161520A - バスアナライザ - Google Patents

バスアナライザ

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Publication number
JPH11161520A
JPH11161520A JP9325816A JP32581697A JPH11161520A JP H11161520 A JPH11161520 A JP H11161520A JP 9325816 A JP9325816 A JP 9325816A JP 32581697 A JP32581697 A JP 32581697A JP H11161520 A JPH11161520 A JP H11161520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
bus
circuit
time axis
recording device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9325816A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nagata
和生 永田
Yasushi Furukawa
靖 古川
Takeshi Ito
伊藤  猛
Kazuya Kuriyama
和也 栗山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP9325816A priority Critical patent/JPH11161520A/ja
Publication of JPH11161520A publication Critical patent/JPH11161520A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各信号の波形測定を行うに当たり波形表示装
置側で最適な表示が行えるように時間軸及び電圧レンジ
を自動設定するバスアナライザを提供すること。 【解決手段】 2本の信号線を一又は二組以上有し、各
組の信号線においては差動電圧により所定速度のビット
列信号を伝送するバスと、このバスの信号線毎に設けら
れたバッファ回路と、このバッファ回路の信号を入力し
て差動電圧やコモン電圧を演算する演算回路と、この演
算回路の出力信号を表示する表示記録装置に対して制御
信号を出力する制御回路を有するバスアナライザにおい
て、前記制御回路は、前記表示記録装置で表示記録する
最適な時間軸と電圧レンジで初期設定を行うことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE1394
に規定されるパケット通信に用いられるバスアナライザ
に掛り、特に波形解析機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394は、動画像、静止画
像、音声及び文字等のマルチメディア情報をコンピュー
タ、周辺機器及びデジタルビデオカメラ等の一般向けの
AV機器との間で高速に通信するための通信プロトコル
で、高速シリアルバスにより通信が行われ、通信される
パケットデータは一定の時間間隔で送受信される。この
ような1394バスのインターフェイスを持つ機器の開
発において、そのデバッグを行う為にバス上の波形を観
測する必要がある。そこで、従来はバスの波形測定のた
めディジタル・オシロスコープを制御し、トリガの原因
となった波形を画面中央に表示していた。
【0003】図6は従来のバスの波形測定の説明図であ
る。1394バスでは4本の信号線TPA±、TPB±
を用いて信号を伝送している。演算回路は、バッファ回
路を介して入力されるTPA+とTPA−の組のコモン
信号(TPA++TPA-)と差動信号(TPA+−TPA-)、TPB+と
TPB−の組のコモン信号(TPB++TPB-)と差動信号(TPB
+−TPB-)を演算して波形出力する。物理層PHYは、1
394バスの信号をドライブする物理的回路である。リ
ンク層LINKは、トランザクション層と物理層のイン
ターフェイスを受け持つ。尚、トランザクション層は1
394バス全体を制御するもので、リクエスト/応答プ
ロトコルを定義し、読み込み/書込み、ロック機能を果
たす層である。オシロスコープでの観測を容易にするた
め、トリガ信号を発生するトリガ回路30と、制御信号
を発生する制御回路40がバスアナライザに設けられて
いる。
【0004】このように構成された装置において、13
94バスの機器の解析は各モード毎に行われる。例え
ば、次の各モードがある。 バスリセット・・・物理層はバスをリセットして初期化
すると共に、リンク層とトランザクション層は処理中の
動作を中止する。シリアルバスからのデータは受信しな
くなる。 サイクルペリオッド・・・アイソクロナス・サイクル(is
ochronous cycle)の周期であって、サイクル起動信号の
送信で始まり、サブアクションギャップの検出で終わる
バスの動作モードの一つで、通常125μs毎に繰り返さ
れる。
【0005】コンフィグレーション・・・リンク層とト
ランザクション層は処理中の動作を中止すると共に、シ
リアルバスからのデータの受信を開始する。 アービトレーション・・・複数のノードがバスの所有権
を競うプロセス。調停の競走が完了すると、ただ一つの
ノードがデータパケットを送信することができる。 サブアクションギャップ・・・一つのサブアクションと
次のサブアクションの間に発生するバスのアイドル時間
を言う。
【0006】アービトレーションリセットギャップ・・
・フェアプロトコルを使うソースが調停の競争に勝った
後、再度バスの所有権を争うようになるまでのバスの最
短アイドル時間を言う。 アクノリッジギャップ・・・パケットの終了からアクノ
リッジを開始するまでのバスのアイドル期間。
【0007】スピード信号・・・シリアルバスが使う様
々なビット転送速度を示すもので、例えば100Mbit
/s、200Mbit/s、400Mbit/s等がある。 パケット・・・クロックに同期しているデータビットの
シリアルストリームを言い、リンク層ではパケットの内
容はプロトコルデータユニットである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オシロスコー
プでは各信号の波形測定を行うに当たり、すべて同一の
時間軸及び電圧レンジで初期設定が行われている。そこ
で、測定目的により時間軸や電圧レンジを手動で変更す
る必要が生じて、操作が煩雑になるという課題があっ
た。本発明はこのような課題を解決したもので、各信号
の波形測定を行うに当たり波形表示装置側で最適な表示
が行えるように時間軸及び電圧レンジを自動設定するバ
スアナライザを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、発明の請求項1記載のバスアナライザは、2本の
信号線を一又は二組以上有し、各組の信号線においては
差動電圧により所定速度のビット列信号を伝送するバス
と、このバスの信号線毎に設けられたバッファ回路と、
このバッファ回路の信号を入力して差動電圧やコモン電
圧を演算する演算回路と、この演算回路の出力信号を表
示する表示記録装置に対して制御信号を出力する制御回
路を有するバスアナライザにおいて、前記制御回路は前
記表示記録装置で表示記録する最適な時間軸と電圧レン
ジで初期設定を行うことを特徴としている。
【0010】本発明の請求項1によれば、制御回路は表
示記録装置で表示記録する最適な時間軸と電圧レンジで
初期設定を行うので、測定波形に応じた最適な波形観測
用の表示が行われ、測定時間の短縮が行える。
【0011】ここで、請求項2のように表示記録装置を
オシロスコープで構成すると、波形観測がリアルタイム
で行える。また、請求項3のように前記制御回路は、前
記演算回路の出力する信号が、前記表示記録装置の電圧
軸方向に収まると共に、若しくは信号の変化状態が認識
できる電圧レンジを選択する構成とすると、最適な波形
表示の具体的な態様が明らかとなる。
【0012】また、請求項4のように前記制御回路は、
パケット全体の測定にあっては、前記リンク回路から送
られるパケット長さやビット転送速度等の情報にもとづ
いて、前記演算回路の出力する信号が、前記表示記録装
置の時間軸方向に収まると共に、若しくは信号の変化状
態が認識できる時間軸を選択する構成とすると、パケッ
トの波形表示に最適な制御信号が表示記録装置に送られ
る。さらに、請求項5のように、前記制御回路は、コン
フィグレーションの測定にあっては、前記リンク回路か
ら送られるノード数の情報にもとづいて、前記演算回路
の出力する信号が、前記表示記録装置の時間軸方向に収
まると共に、若しくは信号の変化状態が認識できる時間
軸を選択する構成とすると、コンフィグレーションの測
定に適する表示が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。尚、図1において前記図6と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。図において、時
間・電圧軸最適化演算部50は、オシロスコープで観測
する波形に適合する最適な時間軸と電圧レンジの初期設
定値を演算するものである。
【0014】このように構成された装置の動作を測定対
象となる解析モード毎に分けて説明する。図2はサイク
ルペリオッドの説明図で、TPA+とTPA−の組のコ
モン信号(TPA++TPA-)と差動信号(TPA+−TPA-)、TPB
+とTPB−の組のコモン信号(TPB++TPB-)と差動信号
(TPB+−TPB-)が4個並べて表示してある。サイクルペリ
オッドは、通常125μsなので、時間軸を20[μs
/div]にすると、オシロスコープの表示画面の時間軸全
体が200μsとなり、波形表示として好ましい。サイ
クルペリオッドは、差動信号(TPA+−TPA-)、(TPB+−TPB
-)に現れている。
【0015】図3はアービトレーションの説明図であ
る。アービトレーションは、差動信号(TPA+−TPA-)、(T
PB+−TPB-)において、パケット1の送信が完了した後、
パケット2の送信開始までの期間に存在している。サブ
アクションギャップは、バスのアイドル時間で、時間軸
を1[μs/div]に選択している。
【0016】図4はパケット全景の説明図である。パケ
ットはクロックに同期しているデータビットのシリアル
ストリームなので、時間軸を500[ns/div]に選択し
ている。尚、パケット全体の測定においては、リンク層
からのパケット長、スピードの情報により時間軸を変化
させる。即ち、パケット長さ[byte]x8/スピード[bps]
を画面に充分に収まるように時間軸を決定するようにし
てもよい。
【0017】図5はスピードシグナルの説明図である。
スピードシグナルは、バスにおけるデータ転送速度が1
00Mbps、200Mbps、400Mbpsの何れかなの
で、これを観測するモードである。時間軸を200[ns
/div]に選択し、コモン信号(TPA++TPA-)と差動信号(T
PA+−TPA-)から、データ転送速度を求めることができ
る。
【0018】尚、上記実施例の他、コンフィグレーショ
ンの測定においては、リンク層からのノード数の情報に
より、時間軸を変化させるとよい。つまり、ノード数が
多くなるにつれて、コンフィグレーション時間が長くな
るため、それに応じ時間軸を変化させてもよい。この他
のモードにあっても、リンク層から得られる情報に基づ
いて時間軸を適宜の値に選定することで、オシロスコー
プに最適な波形表示が行える。
【0019】また、上記実施例では、時間軸を例に説明
したが、電圧レンジについても画面に表示する信号の数
や、信号レベルに応じて適宜のレンジを選択すること
で、最適な表示が行える。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、制御回路は表示記録装置で表示記録する
最適な時間軸と電圧レンジで初期設定を行うので、測定
波形に応じた最適な波形観測用の表示が行われ、測定時
間の短縮が行える。
【0021】ここで、請求項2のように表示記録装置を
オシロスコープで構成すると、波形観測がリアルタイム
で行える。また、請求項3のように前記制御回路は、前
記演算回路の出力する信号が、前記表示記録装置の電圧
軸方向に収まると共に、若しくは信号の変化状態が認識
できる電圧レンジを選択する構成とすると、最適な波形
表示の具体的な態様が明らかとなる。
【0022】また、請求項4のように前記制御回路は、
パケット全体の測定にあっては、前記リンク回路から送
られるパケット長さやビット転送速度等の情報にもとづ
いて、前記演算回路の出力する信号が、前記表示記録装
置の時間軸方向に収まると共に、若しくは信号の変化状
態が認識できる時間軸を選択する構成とすると、パケッ
トの波形表示に最適な制御信号が表示記録装置に送られ
る。さらに、請求項5のように、前記制御回路は、コン
フィグレーションの測定にあっては、前記リンク回路か
ら送られるノード数の情報にもとづいて、前記演算回路
の出力する信号が、前記表示記録装置の時間軸方向に収
まると共に、若しくは信号の変化状態が認識できる時間
軸を選択する構成とすると、コンフィグレーションの測
定に適する表示が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】サイクルペリオッドの説明図である。
【図3】アービトレーションの説明図である。
【図4】パケット全景の説明図である。
【図5】スピードシグナルの説明図である。
【図6】従来のバスの波形測定の説明図である。
【符号の説明】
10 物理層(PHY) 20 リンク層(LINK) 30 トリガ回路 40 制御回路 50 時間・電圧軸最適化演算部
フロントページの続き (72)発明者 栗山 和也 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の信号線を一又は二組以上有し、各組
    の信号線においては差動電圧により所定速度のビット列
    信号を伝送するバスと、 このバスの信号線毎に設けられたバッファ回路と、 このバッファ回路の信号を入力して差動電圧やコモン電
    圧を演算する演算回路と、 この演算回路の出力信号を表示する表示記録装置に対し
    て制御信号を出力する制御回路を有するバスアナライザ
    において、 前記制御回路は、前記表示記録装置で表示記録する最適
    な時間軸と電圧レンジで初期設定を行うことを特徴とす
    るバスアナライザ。
  2. 【請求項2】前記表示記録装置はオシロスコープである
    ことを特徴とする請求項1記載のバスアナライザ。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、前記演算回路の出力する
    信号が、前記表示記録装置の電圧軸方向に収まると共
    に、若しくは信号の変化状態が認識できる電圧レンジを
    選択することを特徴とする請求項1記載のバスアナライ
    ザ。
  4. 【請求項4】前記制御回路は、パケット全体の測定にあ
    っては、前記リンク回路から送られるパケット長さやビ
    ット転送速度等の情報にもとづいて、前記演算回路の出
    力する信号が、前記表示記録装置の時間軸方向に収まる
    と共に、若しくは信号の変化状態が認識できる時間軸を
    選択することを特徴とする請求項1記載のバスアナライ
    ザ。
  5. 【請求項5】前記制御回路は、コンフィグレーションの
    測定にあっては、前記リンク回路から送られるノード数
    の情報にもとづいて、前記演算回路の出力する信号が、
    前記表示記録装置の時間軸方向に収まると共に、若しく
    は信号の変化状態が認識できる時間軸を選択することを
    特徴とする請求項1記載のバスアナライザ。
JP9325816A 1997-11-27 1997-11-27 バスアナライザ Pending JPH11161520A (ja)

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JP9325816A JPH11161520A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 バスアナライザ

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JP (1) JPH11161520A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085710A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Yokogawa Electric Corp 波形測定装置
JPWO2011122401A1 (ja) * 2010-03-31 2013-07-08 株式会社日立メディコ 検査情報表示装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085710A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Yokogawa Electric Corp 波形測定装置
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