JPH11161484A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH11161484A
JPH11161484A JP9323003A JP32300397A JPH11161484A JP H11161484 A JPH11161484 A JP H11161484A JP 9323003 A JP9323003 A JP 9323003A JP 32300397 A JP32300397 A JP 32300397A JP H11161484 A JPH11161484 A JP H11161484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bios
parameter
ram
flash
rom
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9323003A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Oka
義美 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP9323003A priority Critical patent/JPH11161484A/ja
Publication of JPH11161484A publication Critical patent/JPH11161484A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハードウェアの構成やBIOSの動作を用途に
よって変更する必要のある情報処理装置のBIOS実装
に関する。通常書き換えが困難なBIOSパラメータの
書き換えを容易にし、開発能率の向上と出荷後のBIO
S動作変更を容易にする情報処理装置を提供すること。 【解決手段】BIOSの実行コードをDataBloc
k420や430として記憶するFlash−ROM4
00と、それらのBIOS実行コードを複写されSha
dow−RAMとして働くRAM450を備える。Fl
ash−ROM400の空き領域410にParame
terBlockを追記し、ParameterBlo
ckに含まれるパラメータテーブル名と一致するパラメ
ータテーブルを、RAM450に複写されたBIOS実
行コード460と470から探し出して、Parame
terBlockを上書きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ハードウェアの構成やBIO
Sの動作を用途によって変更する必要のある情報処理装
置のBIOS実装に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンには、BIOSと呼ばれるプロ
グラムがあらかじめ組み込まれている。BIOSは、パ
ソコンの電源が切られていてもプログラムを保持できる
ようFlash−ROMに書き込まれており、パソコン
の電源を投入した直後に実行が開始される。BIOS
は、パソコンのCPU・RAM・周辺装置の初期設定を
してそれらを利用可能にし、また、その後もOSやアプ
リケーションプログラムの要求に応じて入出力処理やメ
モリのデータを転送するなどの種々のサービスを提供す
る。
【0003】パソコンは、応用の場においてさまざまな
周辺装置を接続されたり、ソフトウェア的な動作の変更
を要求されたりする。たとえば、ハードディスクドライ
ブの有無や、セットアッププログラムの実行の有無など
がある。特に組み込み用に使用されるパソコンは、これ
ら以外にも、立ち上げ時間の短縮やメモリテストの方法
など、実に細かいところまで柔軟に変更できることを要
求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、これらの変更
は、BIOSの実行コード内に書き込まれているパラメ
ータの変更によって実現される。BIOSの実行コード
は、前述のようにFlash−ROMに書き込まれてお
り、一度書き込まれたパラメータを容易に変更すること
ができない。Flash−ROMが使われているのでB
IOS全体ならば書き直すことができるが、BIOS全
体を書き直す操作は、数分という長い時間が必要であ
る。
【0005】パソコンを組み込んだ装置を設計する時、
BIOSのパラメータを変更してパソコンや装置の振る
舞いを調べたい場合が多い。しかし、パラメータの変更
のたびにBIOSを書き直すために数分を浪費すること
になり、設計の効率を著しく落とすことになる。
【0006】また、市場に製品が出た後にパラメータを
書き直すにはさらに困難が伴う。まず、既に書いてある
BIOSを書き直すことは、書き込みエラーにより製品
に障害をもたらすかもしれない。また、設計時にBIO
Sに追加されたモジュールを入れ忘れたり、逆に不要な
モジュールを書き込むことで、製品に障害をもたらす可
能性もある。
【0007】本発明の目的は、BIOSのモジュール構
成に影響を与えず、かつ、非常に短時間でBIOSのパ
ラメータを変更する手段を提供することにより、パラメ
ータ変更による設計時の能率低下を避け、また、パラメ
ータ変更により製品が障害を起こす可能性を軽減する手
段を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】Flash−ROMとR
AMとCPUを備え、Flash−ROMにはBIOS
と、そのBIOSをRAMに複写するBootBloc
kと呼ばれるプログラムが書き込まれており、CPU
は、前記BootBlockを電源投入直後に実行し、
前記BootBlockの動作終了後前記RAMに複写
された前記BIOSの実行を開始する機能を持った情報
処理装置において、前記BIOSの動作を規定するパラ
メータが、前記BIOSの実行コード内に、その位置を
特定できる形でかかれており、前記Flash−ROM
に、前記BIOSに加えて、前記BIOS内のパラメー
タに上書きされるパラメータが、前記BIOS内のパラ
メータとは別に書き込まれており、前記BootBlo
ck実行中に、前記CPUが前記上書き用パラメータを
対応する前記RAMに複写されたBIOS内のパラメー
タに上書きすることを特徴とする。
【0009】本発明では、Flash−ROMにBoo
tBlockとBIOSの実行コードを書き込んだ後に
残る空きエリアに書き込まれた追記用のBIOSパラメ
ータを、RAMに複写されたBIOSの実行コードのパ
ラメータに上書きする。このため、元からBIOS実行
コード内に書かれていたBIOSパラメータを上書きし
たパラメータに変更することが可能である。また、上書
き用のパラメータは、Flash−ROMの空きエリア
に追記されるので、追記より前にFlash−ROMに
書き込まれていたBIOSモジュールの構成や実行コー
ドには何ら影響を与えず、また、BIOS全体を書き直
すのに比べてはるかに短時間で書き込み終えることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のハードウェアの
構成をあらわしている。Flash−ROM110に
は、BootBlockとBIOSが書き込まれてい
る。CPU100は、BootBlockやBIOSを
実行する。RAM120は、読み書き可能なメモリで、
本発明においてはその一部がShadow−RAMとし
て使用される。
【0011】BIOSの実行コードをFlash−RO
M110から複写して、CPU100が、Flash−
ROM110にあるBIOSの代わりにRAM120に
複写されたBIOSを実行する場合に、BIOSがコピ
ーされたRAM120の一部をShadow−RAMと
呼ぶ。
【0012】まず、パラメータの変更が無い場合の動作
を説明する。
【0013】図2は、Flash−ROM110に書か
れている情報を説明している。BootBlock24
0は、CPU100のリセットベクトルアドレスに配置
されており、CPU100にリセットがかかった時最初
に実行される。DataBlock220と230は、
図3に示すように、BIOSの実行コード300にSh
adow−RAMを配置すべきアドレス320とそのサ
イズ310の情報を付け足したものである。
【0014】DataBlock220と230は、B
ootBlock240によって、以下のようにRAM
120に複写される。電源を投入してCPU100にリ
セットがかかると、CPU100は、BootBloc
k240を実行する。BootBlock240は、ま
ず、RAM120を使うために必要なハードウェアの設
定をして、RAM120を使用可能な状態にする。その
後、BootBlock240は、図4に示すようにD
ataBlock430内にある配置アドレス433と
サイズ432の情報に従ってBIOSの実行コード43
1をRAM450に複写する。そして、DataBlo
ck420にも同様の操作をする。図4においては、C
BIOS460とVGA470というBIOS実行コー
ドのモジュールが、それぞれRAM450のアドレス0
F0000h−0FFFFFhとアドレス0C0000
h−0C7FFFhに複写されている様子を現してい
る。BootBlock440は、すべてのBIOSモ
ジュールの複写を終えると、RAMに複写されたBIO
Sにジャンプし、BIOSの実行を開始する。
【0015】RAM450に複写されたBIOS460
と470には、周辺装置の構成をBIOSに知らせた
り、BIOSの振る舞いを制御したりするためのパラメ
ータが書き込まれている。これらのパラメータは、BI
OSが所定の動作をするように、情報処理装置の設計時
に設定されている。パラメータは、いくつかの図5に示
すテーブル500にまとめられて、BIOS実行コード
内の適当な場所に置かれている。この場所は、BIOS
コードの変更によって移動することがありうるので、パ
ラメータテーブル500の先頭にテーブル名510の文
字列情報として付加し、BootBlockがパラメー
タテーブルを探し出せるようになっている。
【0016】RAM450が書き換え可能なメモリであ
るとはいえ、BIOSは、元々Flash−ROM40
0に書かれていたものであるから、周辺装置の構成が変
わったりBIOSの振る舞いを変更する必要が生じたか
らといって、簡単に変更することができない。RAMに
複写されたBIOSパラメータを変更することはできる
が、一度電源を切ってしまえば、また変更前のパラメー
タが使用されることになる。
【0017】DataBlock420とBootBl
ock440の間には、空き領域410がある。この領
域は、Flash−ROMを消去したあと何も書き込ま
れていない状態になっている。従って、この領域には、
データを書き込むことができる。パラメータを変更した
い場合には、空き領域410に、図6に示すParam
eterBlock600を追加して書き込む。Par
ameterBlock600は、パラメータテーブル
500と同じ構成をとっている。すなわち、先頭にパラ
メータテーブル名610が書き込まれており、それに続
けてパラメータ620が書き込まれている。Param
eterBlock600を書き込んだ結果、Flas
h−ROMの内容は、図7のように変化する。図7は、
図2に、「System Control」という名の
パラメータテーブルを書き換えるためのParamet
erBlock750が追加されている。
【0018】CPU100にリセットがかかったとき、
BootBlock740は、図2の場合と同じように
RAM120にBIOS実行コード721と731を複
写する。その後、BootBlock740は、Par
ameterBlock750として書き込まれている
パラメータテーブルの名前751と一致する名前を持つ
パラメータテーブルをRAM120に複写されたBIO
S実行コードの中から探し出す。見つかれば、Para
meterBlock750に書き込まれているパラメ
ータ752を、RAMに複写されたBIOS実行コード
のパラメータテーブルに上書きする。
【0019】BootBlock740は、パラメータ
の上書きが終わったら、RAM120に複写されたBI
OSにジャンプする。BIOSは、上書きされたパラメ
ータにしたがって動作する。
【0020】ParameterBlock750は、
BIOS実行コード全体に比べると非常に小さく、BI
OS実行コード全体を書き直すと2分以上かかっても、
ParameterBlock750だけを書き換える
場合には高々1秒から2秒で済む。また、DataBl
ock720と730に影響を与えないので、実行コー
ドの書き込みミスや、必要なDataBlockが欠落
したり不要なDataBlockが書き込まれたりする
可能性も排除できる。
【0021】上記の説明からわかるように、BootB
lock740は、DataBlock720と730
やParameterBlock750を、Flash
−ROM700中で現れる順に処理していく。従って、
同じパラメータテーブル名を持つParameterB
lockが複数ある場合には、最後に現れたものが有効
となる。この性質を利用して、パラメータを少しずつ変
更してBIOSの振る舞いを観察することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のハードウェア構成を説明する図であ
る。
【図2】上書きするBIOSパラメータがない場合のF
lash−ROMの内容を説明する図である。
【図3】Flash−ROMに書き込まれているDat
aBlockを説明する図である。
【図4】BootBlockがFlash−ROMから
RAMにBIOS実行コードを複写してShadow−
RAMを作る動作を説明する図である。
【図5】パラメータテーブルの構成を説明する図であ
る。
【図6】ParameterBlockの構成を説明す
る図である。
【図7】上書きするBIOSパラメータがある場合のF
lash−ROMの内容を説明する図である。
【符号の説明】
100 CPU 110 Flash−ROM 120 RAM 210 Flash−ROMの空き領域 220 DataBlock(1) 230 DataBlock(2) 240 BootBlock 300 BIOS実行コード 310 BIOS実行コードのサイズ 320 BIOS実行コードの配置アドレス 500 パラメータテーブル 510 パラメータテーブル名 520 パラメータ 600 ParameterBlock 700 上書きするパラメータの書き込まれたFlas
h−ROM 750 Flash−ROMに書き込まれたParam
eterBlock

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Flash−ROMとRAMとCPUを備
    え、Flash−ROMにはBIOSと、そのBIOS
    をRAMに複写するBootBlockと呼ばれるプロ
    グラムが書き込まれており、CPUは、前記BootB
    lockを電源投入直後に実行し、前記BootBlo
    ckの動作終了後前記RAMに複写された前記BIOS
    の実行を開始する機能を持った情報処理装置において、
    前記BIOSの動作を規定するパラメータが、前記BI
    OSの実行コード内に、その位置を特定できる形で書か
    れており、前記Flash−ROMに、前記BIOSに
    加えて、前記BIOS内のパラメータに上書きされるパ
    ラメータが、前記BIOS内のパラメータとは別に書き
    込まれており、前記BootBlock実行中に、前記
    CPUが前記上書き用パラメータを対応する前記RAM
    に複写されたBIOS内のパラメータに上書きすること
    を特徴とする情報処理装置。
JP9323003A 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置 Withdrawn JPH11161484A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9323003A JPH11161484A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置

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JP9323003A JPH11161484A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置

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JPH11161484A true JPH11161484A (ja) 1999-06-18

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ID=18150060

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JP9323003A Withdrawn JPH11161484A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置

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JP (1) JPH11161484A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201