JPH11161118A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11161118A
JPH11161118A JP9340857A JP34085797A JPH11161118A JP H11161118 A JPH11161118 A JP H11161118A JP 9340857 A JP9340857 A JP 9340857A JP 34085797 A JP34085797 A JP 34085797A JP H11161118 A JPH11161118 A JP H11161118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
door
forming apparatus
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9340857A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Maeda
直之 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9340857A priority Critical patent/JPH11161118A/ja
Publication of JPH11161118A publication Critical patent/JPH11161118A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 除電手段や濃度検知手段が汚れることを防止
し、さらに除電手段や濃度検知手段を清掃し易く清掃性
が向上する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 開閉カバー42aに外空気を取り込むフ
ァン(不図示)を備えたダクト49とそのダクト先端近
傍に前露光ユニット51と光学センサ50が設けられ、
ダクト49の空気の送り込みによりトナー等による汚れ
を防ぐと共に、開閉カバー42aは、支持部材46を回
動の支点として筐体40に取り付けられ、ロック機構を
解除して、2点鎖線で示す開放位置まで開くことで、前
露光ユニット51と光学センサ50が筐体40の外側に
出てきて清掃が容易に行えるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式或は静電記録方式等のカラー複写機、カラープリンタ
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば電子写真方式或は静電記録方式等のカラー複写
機、カラープリンタ等がある。
【0003】カラーレーザビームプリンタについて説明
すると、クリーナ容器と一体のホルダに像担持体として
の感光ドラムを保持したドラムユニット等で構成される
像担持ユニットがある。
【0004】また、感光ドラムの表面電位を安定化させ
る除電手段としての前露光ユニット、トナー濃度を安定
させる濃度検知手段としての光学センサ、一次帯電手段
で構成される帯電手段を備える。
【0005】画像信号に応じてレーザダイオードで発光
する画像光をポリゴンミラー及び結像レンズ及び反射ミ
ラーを介して像担持体に導くスキャナ部で等で構成され
る露光手段も備える。
【0006】スリーブ及びブレードを有する固定現像器
と、回転軸を中心として回転する現像ロータリーに取り
付けられた、塗布ローラ及びスリーブ及びブレードを有
する複数色の回転現像器等で構成される現像手段を備え
る。
【0007】さらに、感光ドラム上の残トナーをクリー
ニングするクリーナブレード付きのクリーナ容器等を有
するクリーニング手段を備えている。
【0008】カセット内のシートをローラによって供給
ガイドにガイドさせながら画像形成部に給送するカセッ
ト供給部と、装置外よりシートを供給するための供給装
置等を有する供給部と、を備える。
【0009】各色の現像器により可視像化されたトナー
画像の多重転写を受ける中間転写体に担持された多重の
トナー画像をシートに転写させるための転写ローラ等で
構成される転写部、ヒータを内蔵した定着ローラとヒー
タを内蔵した加圧ローラとの間のニップ部にトナー画像
を担持したシートが通過することにより、トナー画像を
シートに定着させる定着部等を備えている。
【0010】定着部を通過したシートは排出ローラによ
り排出トレイ上に排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術において、シート挿通枚数が増えていくと
光学センサや前露光ユニットのLED表面に装置内に飛
散しているトナーや紙粉が付着し、光学センサやLED
表面が汚れた場合、清掃するにしても中間転写体と各セ
ンサ間のスペースが狭く清掃しにくいものであった。
【0012】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、除電
手段や濃度検知手段が汚れることを防止し、さらに除電
手段や濃度検知手段を清掃し易く清掃性が向上する画像
形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体上の残量電荷の除電を行
う除電手段と、中間転写体上の画像濃度を検知する濃度
検知手段と、を備えた画像形成装置において、前記除電
手段及び前記濃度検知手段のうち少なくとも一方に空気
を送り込む送風手段を備えたことを特徴とする。
【0014】したがって、送風により、除電手段及び濃
度検知手段のうち少なくとも一方にトナー等のごみが付
着することを防ぐことができる。
【0015】像担持体上の残量電荷の除電を行う除電手
段は、前記除電を行う使用位置から像担持体から離れる
位置へ移動可能に備えたことを特徴とする。
【0016】これにより、スペースの狭い使用位置から
除電手段を移動させて、清掃を容易に行うことができ
る。
【0017】装置内部を開放する扉に前記除電手段を設
け、前記扉を開くと、前記像担持体から離れる位置に前
記除電手段を移動させ、前記扉を閉じると、前記使用位
置に前記除電手段を移動させることが好ましい。
【0018】これにより、扉の開閉で除電手段が移動で
き、扉を開くと、外側に露出して清掃が容易に可能とな
る。
【0019】中間転写体上の画像濃度を検知する濃度検
知手段は、前記検知を行う使用位置から中間転写体から
離れる位置へ移動可能に備えたことを特徴とする。
【0020】これにより、スペースの狭い使用位置から
濃度検知手段を移動させて、清掃を容易に行うことがで
きる。
【0021】装置内部を開放する扉に前記濃度検知手段
を設け、前記扉を開くと、前記中間転写体から離れる位
置に前記濃度検知手段を移動させ、前記扉を閉じると、
前記使用位置に前記濃度検知手段を移動させることが好
ましい。
【0022】これにより、扉の開閉で濃度検知手段が移
動でき、扉を開くと、外側に露出して清掃が容易に可能
となる。
【0023】除電手段及び濃度検知手段のうち少なくと
も一方に空気を送り込む送風手段を備えたことが好まし
い。
【0024】これにより、少なくとも一方はごみの付着
を防ぐことができる。
【0025】除電手段は電力供給により発光した光を前
記像担持体に照射して除電を行うものであって、前記送
風手段の送風は前記除電手段の電力供給に同期すること
が好ましい。
【0026】これにより、電力供給の配線等の簡略化が
図れる。
【0027】前記送風手段が前記扉に備えられたことが
好ましい。
【0028】これにより、送付手段は扉の開閉で移動す
ることができる。
【0029】シートを給送するシート供給装置が前記扉
に備えられたことが好ましい。
【0030】これにより、シート供給装置は扉の開閉で
移動することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0032】(実施の形態)図1は本発明に係わる画像
形成装置の実施の形態を示すカラー画像形成装置の縦断
面図である。
【0033】本実施の形態のカラー画像形成装置は、一
定速度で回転する像担持体と固定の黒現像器と回転可能
な3つのカラー現像器とからなる画像形成部と、該画像
形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し給
送部から給送されるシート2に更に転写する中間転写体
とを有し、カラー画像を転写されたシート2を次いで定
着部25へ搬送してカラー画像をシート2に定着し、排
出ローラーによって装置上面の排出部37へ排出する。
【0034】尚、上記回転可能なカラー現像器及び固定
の黒現像器はプリンタ本体に対して個別に着脱可能に構
成されている。
【0035】本実施の形態のカラー画像形成装置の構成
を、像担持体ユニット、帯電手段、露光手段、現像手
段、クリーニング手段、カセット給紙部、マルチ給紙
部、中間転写体、転写部、定着部等に分けて、順次詳細
に説明する。
【0036】[像担持体ユニット]像担持体ユニットを
構成するドラムユニット13は、像担持体としての感光
ドラム15と感光ドラム15のホルダーを兼ねるクリー
ニング装置のクリーナー容器14と一体的に構成され、
このドラムユニット13はプリンター本体に対して着脱
自在に支持され、感光ドラム15の寿命に合わせて容易
にユニット交換可能であるよう構成されている。
【0037】本実施の形態に係わる感光ドラム15は、
直径約60mmのアルミシリンダーの外側に有機光導電
体層を塗布して構成し、感光ドラム15のホルダーを兼
ねるクリーニング装置のクリーナ容器14に回転自在に
支持されている。
【0038】感光ドラム15の周上には、クリーナブレ
ード16、一次帯電手段17が配置されている。
【0039】また、駆動モーター(不図示)が配置さ
れ、この駆動モーターの駆動力が感光ドラム15に伝達
されることにより、感光ドラム15を画像形成動作に応
じて図示反時計回りに回転させるようにしている。
【0040】[帯電手段]帯電手段を構成する帯電器1
7は、接触帯電方法を用いたものであり、導電性ローラ
を感光ドラム15に当接させ、この導電性ローラに電圧
を印加することによって感光ドラム15の表面を一様に
帯電させるものである。
【0041】[露光手段]感光ドラム15への露光は、
露光手段を構成するスキャナ部30から行われる。
【0042】画像信号がレーザダイオード(不図示)に
与えられると、このレーザダイオードは画像信号に対応
する画像光をポリゴンミラー31へ照射する。
【0043】このポリゴンミラー31はスキャナモータ
によって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射した画
像光が結像レンズ32及び反射ミラー33を介して一定
速度で回転する感光ドラム15の表面を選択的に露光
し、その結果、感光ドラム上に静電潜像を形成する。
【0044】[現像手段]現像手段は、上記静電潜像を
可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアンの各
色現像を可能とする3個の回転現像器20Y,20M,
20Cとブラックの色現像を可能とする1個の黒現像器
21Bから構成される。
【0045】黒現像器21Bは固定現像器であり、感光
ドラム15に対向した位置にスリーブ21BSが感光ド
ラム15に対し微小間隔(300μm程度)をもって配
置され、感光ドラム15にブラックトナーによる可視像
を形成する。
【0046】ブラック現像器21Bは、容器内のトナー
送り機構によってトナーをスリーブ21BSに向けて送
り込み、スリーブ21BSの外周に圧接された塗布ブレ
ード21BBによって図示時計方向に回転するスリーブ
21BSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電
荷を付与(摩擦帯電)する。
【0047】また、スリーブ21BSに現像バイアスを
印加することにより、感光ドラム15の静電潜像に対応
してトナー現像を行う。
【0048】一方、3個の回転現像器20Y,20M,
20Cは、軸22を中心として回転する現像ロータリー
23に夫々着脱可能に保持され、画像形成に際しては各
回転現像器が現像ロータリー23に保持された状態で軸
22を中心に回動移動し、所定の現像器が、感光ドラム
15に対向した位置に止る。
【0049】更に現像スリーブが感光ドラム15に対し
微小間隔(300μm程度)をもって対向するように位
置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像に対応して
可視像を形成する。
【0050】カラー画像形成時には、中間転写体9の1
回転毎に現像ロータリー23が回転し、イエロー現像器
20Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、
次いで黒現像器20Bの順で現像工程がなされる。
【0051】図1はイエローの回転現像器20Yが感光
ドラム15に対向した位置に位置決め静止している状態
を示している。
【0052】回転現像器20Yは、容器内のトナーを送
り機構によってトナーを塗布ローラー20YRへ向けて
送り込み、図示時計方向に回転する塗布ローラー20Y
R及びスリーブ20YSの外周に圧接されたブレード2
0YBによって図示時計方向に回転するスリーブ20Y
Sの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付
与(摩擦帯電)する。
【0053】潜像が形成された感光ドラム15と対向し
たスリーブ20YSに現像バイアスを印加することによ
り、潜像に応じて感光ドラム15上にトナー現像を行う
ものである。マゼンタ現像器20M、シアン現像器20
Cについても上記同様なメカニズムでトナー現像が行わ
れる。
【0054】また各回転現像器20Y,20M,20C
の各スリーブは、各現像器が現像位置に回転移動された
ときに、プリンター本体に設けられた各色現像用高圧電
源及び駆動装置と接続されており、各色現像毎に順次選
択的に電圧が印加され駆動力が接続される。
【0055】[クリーニング手段]クリーニング手段
は、現像手段によって感光ドラム15に可視像化された
トナーが中間転写体9に転写された後、感光ドラム15
上に残ったトナーをクリーニングするものであり、クリ
ーニングされた廃トナー(廃棄するトナー)はクリーナ
容器14に蓄えられる。
【0056】クリーナ容器14に蓄えられる廃トナーの
量は、感光ドラム15の寿命より早くクリーナ容器14
を満たすことはなく、従ってクリーナ容器14は感光ド
ラム15の寿命交換時に同時に一体で交換処理される。
【0057】[カセット供給部」カセット供給部は、画
像形成部へシート2を給送するものであり、複数枚のシ
ート2を収納したカセット1と給送ローラ3、給送ロー
ラ4、重送防止のリタードローラ5、供給ガイド6、レ
ジストローラ8から主に構成される。
【0058】画像形成時には給送ローラ3が画像形成動
作に応じて駆動回転し、カセット1内のシート2を一枚
ずつ分離給送すると共に、供給ガイド6によってガイド
し、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至る。
【0059】画像形成動作中にレジストローラ8は、シ
ート2を静止待機させる非回転の動作とシート2を中間
転写体に向けて搬送する回転の動作と所定のシーケンス
を行い、次工程である転写工程時の画像とシート2との
位置合わせを行う。
【0060】[マルチ供給部]供給部は、上記のカセッ
ト供給部以外に、マルチ供給部も有する。マルチ供給部
42は画像形成部へシート2を給送するものであり、複
数枚のシート2を積載したトレイ45と給送ローラ4
3、重送防止の分離パッド44から主に構成され、筐体
40の手前側に形成された開口40aを開閉可能に覆う
扉としての開閉カバー42aにマルチ供給部を構成する
これらの部材が取り付けられている。
【0061】また、開閉カバー42aには外空気を取り
込むファン(不図示)を備えた送風手段としてのダクト
49とそのダクト先端近傍に像担持体の残量電荷の除電
を行う除電手段としての前露光ユニット51と、中間転
写体上の画像形成濃度を検知する濃度検知手段としての
光学センサ50と、が設けられている。
【0062】これにより、使用位置での前露光ユニット
51と光学センサ50はダクト49の空気の送り込みに
よりトナー等による汚れから防がれるようになってい
る。52は、エアフィルターで装置外からのほこり等の
侵入を防ぐものである。
【0063】また、前露光ユニット51と光学センサ5
0の使用位置ではスペースが狭く、清掃できるものでは
なかったが、この開閉カバー42aは、図2に示すよう
に、中間転写体9の回転軸と同方向に回転軸を有する支
持部材46を回動の支点として筐体40に取り付けら
れ、不図示のロック機構を解除して、図1の2点鎖線で
示す開放位置まで開くと、前露光ユニット51と光学セ
ンサ50を移動させ、筐体40の外側に出てきて清掃が
容易に行えるようになっている。
【0064】画像形成時には給送ローラ43が画像形成
動作に応じて駆動回転し、トレイ45上のシート2を一
枚ずつ分離給送すると共に、ガイド板41によってガイ
ドし、レジストローラ8に至る。画像形成動作中にレジ
ストローラ8は、シート2を静止待機させる非回転の動
作とシート2を中間転写体に向けて搬送する回転の動作
とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時
の画像とシート2との位置合わせを行う。
【0065】尚、送風手段に備えられたファンの入電又
は断電は、除電手段としての前露光ユニットのLED点
灯又は消灯と電気的タイミングを同期させる構成とし
て、配電線の簡略化を図ってもよい。
【0066】[中間転写体]中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各現像器により可視化された感光ドラ
ム15上のトナー画像を4回(Y、M、C、Bの4色の
各画像)にわたり多重転写を受けるために、感光ドラム
15の外周速度と同期して図示時計回りに回転し、また
多重転写を受けた中間転写体9は電圧を印加された転写
ローラ10とによってシート2を挟み込み搬送すること
によりシート2に中間転写体上の各色トナー像を同時多
重転写する。
【0067】本実施の形態に係わる中間転写体9は直径
180mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポ
ンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしてい
る。
【0068】この中間転写体9は、回転自在に両側の中
間転写体保持部材(図示せず)に支持され、一体的に固
定されるギヤ(図示せず)に駆動を受けて回転する。
【0069】[転写部]転写部は揺動可能な転写ローラ
10等で構成されている。本実施形態の転写ローラ10
は、金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いて形成されてお
り、図中上下方向に不図示の駆動機構により移動可能と
なっている。
【0070】上記中間転写体9上に4色のトナー像を形
成している間、即ち中間転写体9が複数回回転する間は
その画像を乱さぬよう、図示実線で示すように転写ロー
ラ10は下方に位置し、中間転写体9とは離れている。
【0071】上記中間転写体9上に4色のトナー像が形
成し終わった後シート2にカラー画像を転写するタイミ
ングに合わせて転写ローラ10は位置に図示しないカム
部材により図示細線で示す上方の位置、即ちシート2を
介して中間転写体9に所定の圧で押しつけられる。
【0072】この時同時に転写ローラ10にはバイアス
が印加され中間転写体9上のトナー画像はシート2に転
写される。
【0073】ここで中間転写体9と転写ローラ10とは
夫々回転駆動されているため、両者に挟まれた状態のシ
ート2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所
定の速度で搬送され次工程である定着器にむけて送られ
る。
【0074】[定着部]定着部25は、上記回転現像器
20Y,20M,20Cと固定現像器21により形成さ
れたトナー画像を中間転写体9を介してシート2上に形
成したトナー画像を定着させるものであり、図1に示す
ように、シート2に熱を加えるための定着ローラ26と
シート2を定着ローラ26に圧接させるための加圧ロー
ラ27とを有し、各ローラは中空ローラであり内部に夫
々ヒータ28,29を有し回転駆動され同時にシート2
を搬送するように構成されている。
【0075】即ち、トナー像を保持したシート2は定着
ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に
熱及び圧力を加えられることによりトナーがシート2に
定着される。
【0076】ここで特に、本発明に深く関する部分につ
いて再度説明する。
【0077】[前露光ユニット]除電手段としての前露
光ユニットは、主にLEDで構成され、LEDの点灯、
消灯に同期してダクトに備えられたファンを回転させ
る。そして、LEDで発光した光を感光体ドラムに照射
することにより、感光体ドラム表面の残量電荷の除電を
行い、電位を安定させ画像を安定化させる。
【0078】[光学式センサ]濃度検知手段としての光
学式センサ50はLEDとフォトダイオードで構成さ
れ、中間転写体9上で作成した濃度検知パターンにLE
Dで発行した光を反射させフォトダイオードで受光し濃
度を検知する。
【0079】その検知された濃度から、最適な現像バイ
アスを決定し、感光ドラム劣化、環境の変化、トナー劣
化などによる画像濃度変動をおさえる。
【0080】この構成において、マルチ供給部では、ダ
クト49先端の近傍に光学センサユニット50と前露光
ユニット51が配置され、図1の破線で示す風路により
トナー等による汚れの付着を防止する。
【0081】この時、送風手段のファンの回転数(速
度)は、比較的低速で装置内に向ってわずかでも確実に
風路が確保されていれば良く、このことは騒音の観点か
らも望ましい。
【0082】そして、センサ等が汚れた場合、マルチ供
給部42の開閉カバー42aを支持部材46を支点とし
て図1の2点鎖線で示す開放位置に回動させる。
【0083】図2で示す開放された開閉カバー42a上
の光学センサユニット50と前露光ユニット51は容易
に清掃可能となる。
【0084】
【発明の効果】本発明は、前記除電手段及び前記濃度検
知手段のうち少なくとも一方に空気を送り込む送風手段
を備えたことで、トナー等のごみが付着することを防ぐ
ことができる。
【0085】像担持体上の残量電荷の除電を行う除電手
段は、除電を行う使用位置から像担持体から離れる位置
へ移動可能に備えたことで、スペースが狭く除電手段の
清掃が困難な使用位置から除電手段を像担持体から離れ
る位置に移動させて、スペースを広げて清掃を容易に行
うことができる。
【0086】装置内部を開放する扉に除電手段を設け、
扉を開くと、像担持体から離れる位置に除電手段を移動
させ、扉を閉じると、使用位置に除電手段を移動させれ
ば、扉を開くと、除電手段が外側に露出し、清掃が容易
に可能となる。
【0087】中間転写体上の画像濃度を検知する濃度検
知手段は、検知を行う使用位置から中間転写体から離れ
る位置へ移動可能に備えたことで、スペースが狭く濃度
検知手段の清掃が困難な使用位置から濃度検知手段を中
間転写体から離れる位置に移動させて、スペースを広げ
て清掃を容易に行うことができる。
【0088】装置内部を開放する扉に濃度検知手段を設
け、扉を開くと、中間転写体から離れる位置に濃度検知
手段を移動させ、扉を閉じると、使用位置に濃度検知手
段を移動させれば、扉の開閉で濃度検知手段が移動で
き、扉を開くと、濃度検知手段が外側に露出し、清掃が
容易に可能となる。
【0089】除電手段及び濃度検知手段のうち少なくと
も一方に空気を送り込む送風手段を備えたことで、ごみ
の付着を防ぐことができる。
【0090】除電手段は電力供給により発光した光を像
担持体に照射して除電を行うものであって、送風手段の
送風は除電手段の電力供給に同期すれば、電力供給の配
線等の簡略化が図れる。
【0091】送風手段が扉に備えられたことで、送風手
段は扉が開くと外側に露出することができ、送風手段の
清掃が容易となる。
【0092】シートを給送するシート供給装置が扉に備
えられたことで、シート供給装置は扉が開くと外側に露
出することができ、シート供給手段の清掃が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施の形態に係る画像形成装置を示した
概略断面図である。
【図2】図2は実施の形態に係る画像形成装置の扉が開
放された状態を示した概略断面図である。
【符号の説明】
2 シート 9 中間転写体 15 感光ドラム 40 筐体 40a 開口 42 マルチ供給部 42a 開閉カバー 43 給送ローラ 44 分離パッド 45 トレイ 46 支持部材 49 ダクト 50 光学センサ 51 前露光ユニット 52 エアフィルタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の残量電荷の除電を行う除電
    手段と、中間転写体上の画像濃度を検知する濃度検知手
    段と、を備えた画像形成装置において、 前記除電手段及び前記濃度検知手段のうち少なくとも一
    方に空気を送り込む送風手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上の残量電荷の除電を行う除電
    手段は、前記除電を行う使用位置から像担持体から離れ
    る位置へ移動可能に備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 装置内部を開放する扉に前記除電手段を
    設け、 前記扉を開くと、前記像担持体から離れる位置に前記除
    電手段を移動させ、前記扉を閉じると、前記使用位置に
    前記除電手段を移動させることを特徴とする請求項2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 中間転写体上の画像濃度を検知する濃度
    検知手段は、前記検知を行う使用位置から中間転写体か
    ら離れる位置へ移動可能に備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 装置内部を開放する扉に前記濃度検知手
    段を設け、 前記扉を開くと、前記中間転写体から離れる位置に前記
    濃度検知手段を移動させ、前記扉を閉じると、前記使用
    位置に前記濃度検知手段を移動させることを特徴とする
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 除電手段及び濃度検知手段のうち少なく
    とも一方に空気を送り込む送風手段を備えたことを特徴
    とする請求項2、3、4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 除電手段は電力供給により発光した光を
    前記像担持体に照射して除電を行うものであって、 前記送風手段の送風は前記除電手段の電力供給に同期す
    ることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記送風手段が前記扉に備えられたこと
    を特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 シートを給送するシート供給装置が前記
    扉に備えられたことを特徴とする請求項6、7又は8に
    記載の画像形成装置。
JP9340857A 1997-11-27 1997-11-27 画像形成装置 Withdrawn JPH11161118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9340857A JPH11161118A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9340857A JPH11161118A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11161118A true JPH11161118A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18340956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9340857A Withdrawn JPH11161118A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11161118A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020552A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Seiko Epson Corp 記録装置、及び、記録方法
JP2012252039A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Brother Ind Ltd 印刷装置、光学センサの汚れ判断方法及び光学センサの汚れ判断プログラム
JP2020013032A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 キヤノン株式会社 センサユニット及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020552A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Seiko Epson Corp 記録装置、及び、記録方法
JP2012252039A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Brother Ind Ltd 印刷装置、光学センサの汚れ判断方法及び光学センサの汚れ判断プログラム
JP2020013032A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 キヤノン株式会社 センサユニット及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008310293A (ja) 画像形成装置
JP2000075764A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US6266509B1 (en) Fixing apparatus
US5742873A (en) Image forming apparatus and oil cleaning member
JPH11161118A (ja) 画像形成装置
WO2021186757A1 (ja) 画像形成装置
JP3796348B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2000275975A (ja) 廃トナー回収手段、及びこれを備えた画像形成装置
JP4077922B2 (ja) 画像形成装置
JPH09269655A (ja) 画像形成装置
JP3036144B2 (ja) 電子写真装置
JP3091112B2 (ja) 画像形成装置及び転写装置
JP4054568B2 (ja) 画像形成装置
JP3284053B2 (ja) 画像形成装置
JPH11288210A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2003316170A (ja) クリーナユニット及び画像形成装置
JP2000338832A (ja) 画像形成装置
JP2725304B2 (ja) 画像転写装置
JPH11161046A (ja) 画像形成装置
JP2558327Y2 (ja) 転写ドラムのクリ−ニング装置
JP2005164725A (ja) 画像形成装置
JP2001199592A (ja) 画像形成装置
JP2000075747A (ja) クリーニング容器又はプロセスカートリッジ又は画像形成装置
JPH05341642A (ja) 電子写真装置
JP2000098765A (ja) カラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201