JPH11159429A - 船舶推進機 - Google Patents

船舶推進機

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JPH11159429A
JPH11159429A JP13148298A JP13148298A JPH11159429A JP H11159429 A JPH11159429 A JP H11159429A JP 13148298 A JP13148298 A JP 13148298A JP 13148298 A JP13148298 A JP 13148298A JP H11159429 A JPH11159429 A JP H11159429A
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JP
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circuit
engine
internal combustion
combustion engine
abnormality
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JP13148298A
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Kazuhiro Nakamura
和広 中村
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関を停止することなく、確実に内燃機関
の異常やバッテリの外れ等の警告を行なうことが可能で
ある。 【解決手段】船舶推進機は、内燃機関により発電する交
流発電機と、この交流発電機との間に接続した制御ユニ
ット5とを備え、この制御ユニット5は、交流発電機の
交流出力により駆動されて異常警告を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関を搭載
した船舶推進機に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を搭載した船舶推進機におい
て、例えばオーバヒートやオイルレベルの低下等の内燃
機関に生じる異常を機関異常検出回路で検出し、この検
出信号により機関異常警報回路を作動させ、例えば内燃
機関の回転速度を低下させて警報するものがある。
【0003】ところで、船舶においては、メータやラン
プ等の航海装置の消費電力が大きいため、例えば一対の
バッテリを備え、一方のバッテリを内燃機関の運転で充
電し、他方のバッテリは航海装置や内燃機関の異常を検
出する機関異常検出回路等の駆動電源として使用し、こ
の両者を適当な時期に切換えるものがある。
【0004】このようにバッテリを頻繁に切換えるもの
にあっては、切換る時や、切換え間違い、或いは途中で
バッテリが外れる場合があり、このときに生じるバッテ
リの負荷変動やノイズが機関異常警報回路の作動に影響
を及ぼすおそれがある。
【0005】このため、この出願人は先に特開昭63ー
227961号公報に開示されるような船舶推進機の制
御装置を提案しており、このものはバッテリの外れ状態
を検出するための専用の検出回路を設け、この検出回路
でバッテリはずれを検出し、内燃機関の回転制御やブザ
ー等の警告手段によって運転者に知らせている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、船舶推進
機においては、内燃機関の異常やバッテリの外れが生じ
ることがあるが、この場合には航海中であり、内燃機関
を停止することなく、確実に内燃機関の異常やバッテリ
の外れの警告を行なう必要がある。
【0007】この発明はこのような課題を解消すべくな
されたもので、内燃機関を停止することなく、確実に内
燃機関の異常やバッテリの外れ等の警告を行なうことが
可能な船舶推進機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0009】請求項1記載の発明は、『内燃機関により
発電する交流発電機と、この交流発電機との間に接続し
た制御ユニットとを備え、この制御ユニットは、前記交
流発電機の交流出力により駆動されて異常警告を行なう
ことを特徴とする船舶推進機。』である。
【0010】この請求項1記載の発明によれば、内燃機
関により発電する交流発電機の交流出力により駆動し
て、内燃機関を停止することなく、確実に内燃機関の異
常やバッテリの外れ等の警告を行なうことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の船舶推進機を図
面に示す実施例に基づいて説明する。図1は船舶推進機
の回路図、図2は機関異常警報回路の詳細ブロック図、
図3は機関異常警報回路への入力電圧を示す図、図4は
平滑回路の出力電圧を示す図である。
【0012】図1において、符号1はフライホイールマ
グネトウで、船舶推進機の内燃機関の運転で駆動され、
これによりチャージコイル2、パルサコイル3及びライ
トコイル4が出力する。このチャージコイル2の交流電
力は、制御ユニット5に設けられた点火回路6のダイオ
ードD1で整流されてコンデンサC1に充電され、この
充電電荷はサイリスタSCR1の導通で放電され、点火
コイル7の二次側に高電圧を発生して、点火プラグ8を
スパークさせる。
【0013】サイリスタSCR1のゲートはコンデンサ
C2を介してアースされ、このコンデンサC2とゲート
との間にはパルサコイル3が接続され、このコンデンサ
C2に並列に抵抗R1が接続されている。また、パルサ
コイル3には機関停止回路9と機関異常警報回路10と
が接続されている。機関停止回路9はそのトランジスタ
Tr1のエミッタがパルサコイル3に接続され、コレク
タがアースされ、ベースには抵抗R2を介してキルスイ
ッチ11が接続されている。キルスイッチ11の操作で
トランジスタTr1が導通して、パルサコイル3の出力
側がアースされ、パルサコイル3の出力が消滅する。
【0014】このため、特に、遠隔操作を行なう船舶で
はキルスイッチ11と機関停止回路9との間隔が長くな
り、これにより信号線が長くなる場合でも、機関停止回
路9が作動すると、パルス信号は制御ユニット5内を通
り、すぐにパルサコイル3に戻るため、パルス信号が流
れる線長が短縮されてノイズが入り込みにくい。従っ
て、点火回路6を誤動作させることがなく、内燃機関を
速やかに停止することができる。
【0015】また、キルスイッチ11によって制御され
る制御信号はトランジスタTr1を作動させるだけでよ
いため、トランジスタTr1の作動電圧を高くして、ノ
イズに強い回路にすることができる。
【0016】前記機関異常警報回路10は失火回路1
2、回転速度制御回路13及び保持回路14で構成され
ている。
【0017】機関異常警報回路10の保持回路14には
機関異常検出回路15が接続され、この機関異常検出回
路15の駆動電源としてのバッテリ16はメインスイッ
チ17を介してレクチファイアレギュレータ18に電源
線L1により接続されている。レクチファイアレギュレ
ータ18はライトコイル4の出力を整流すると共に、所
定の電圧に調整してバッテリ16の充電を行なうと共
に、ブザー19とランプ20の並列回路を介して機関異
常検出回路15に異常検出線L2を介して電圧を印加す
る。
【0018】この機関異常検出回路15はオーバヒート
検出回路21、オイルレベル検出回路22及び2機掛の
アラーム検出回路23とから構成されている。
【0019】オーバーヒート検出回路21は内燃機関の
冷却水の温度が所定の温度異常になると、接点24が閉
じて検出信号を出力する。オイルレベル検出回路22は
オイルレベルが所定の位置になると、接点25が閉じて
サイリスタSCR2が導通して検出信号を出力する。ま
た、アラーム検出回路23は推進機が例えば2機掛され
ている場合に、他方の内燃機関に異常が生じると、正常
に運転される推進機の内燃機関の運転を制御する(例え
ば、停止させる)システムにおいて、その異常を制御す
るものである。例えば他方の推進機の内燃機関の異常信
号で接点26が閉じると、これによりトランジスタTr
2が導通し、正常に作動する内燃機関を停止させる検出
信号を出力する。
【0020】機関異常検出回路15の異常検出線L2に
は、機関異常警報回路10が接続され、この接続点Aか
らの検出信号の出力で機関異常警報回路10が作動する
と共に、ブザー19及びランプ20で警報される。
【0021】機関異常警報回路10は制御ユニット5に
組込まれており、機関異常警報回路10の回転速度制御
回路13は図2に示すように、レクチファイアレギュレ
ータの出力電圧を平滑にする平滑回路131、この平滑
にされた電圧を予め設定された電圧判別レベルV0と比
較して判別を行なう判別回路132、判別回路132か
らの制御信号に基づき失火回路12を作動させる失火制
御回路133から構成されている。
【0022】この機関異常警報回路10は保持回路14
の作動で回転速度制御回路13を介して失火回路12を
作動させると、例えばパルサコイル3のパルサ信号がま
びかれる。これにより、サイリスタSCR1の導通の時
間間隔が長くなり、点火プラグ8のスパークがまびかれ
て内燃機関の回転速度が低下し、内燃機関の異常の警報
が行なわれる。
【0023】機関異常警報回路10の作動を図3及び図
4に基づいて説明する。
【0024】バッテリ16が接続され、しかも機関異常
検出回路15が作動していない正常時には、接続点Aの
電圧V1は平滑回路131で平滑され、この電圧は判別
回路132で設定された電圧判別レベルV0以上である
から、失火制御回路133は作動しない。
【0025】ところで、バッテリ16が接続された状態
で、機関異常検出回路15が作動すると、アースされる
から接続点Aの電圧V2はほぼゼロ電圧になり、判別回
路132で設定された電圧判別レベルV0以下である。
従って、判別回路132から制御信号で失火制御回路1
33は作動し、失火回路12が作動して点火回路6のサ
イリスタSCR1の導通の時間間隔が長くなり、内燃機
関の回転速度が低下し、これにより警報される。
【0026】また、機関異常検出回路15が作動しない
状態で、バッテリ16が外れると、レクチファイアレギ
ュレータ18の出力電圧のみが印加されるため、接続点
Aの電圧V3はパルス波形となり、この出力電圧V3の
平滑回路131で平滑にされた平均電圧は判別回路13
2で設定された電圧判別レベルV0以下である。従っ
て、判別回路132から制御信号で失火制御回路133
は作動し、失火回路12が作動して同様に点火回路6の
サイリスタSCR1の導通の時間間隔が長くなり、内燃
機関の回転速度が低下し、これにより警報する。
【0027】また、前記の平滑回路131を設けない
で、図3に示すように、バッテリ外れ時のレクチファイ
アレギュレータ18の出力電圧がOVになる部分とを検
出し、この検出で失火制御回路133を作動させて、バ
ッテリ16の外れを検出することも可能である。
【0028】このように、機関異常警報回路10では機
関異常検出回路15の作動による電圧と、バッテリ16
の外れによる電圧を、これらの異常が生じない正常時の
電圧とを判別して、この異常状態が解除されるまで内燃
機関の異常として保持回路14を介して、失火回路12
を作動させて警報する。
【0029】この保持回路14の保持の解除はニュート
ラルスイッチや図示しないスロットル全閉時の回転数を
検出して行なわれる。この異常の警報を行なう保持回路
14は、ニュートラルスイッチや図示しない全閉回転速
度の検出で解除され、内燃機関を停止することなく安全
に解除することができ、バッテリ16の負荷変動やノイ
ズ等によって解除されることがない。
【0030】また、この実施例では機関異常警報回路1
0を制御ユニット5に組込んでいるが、機関異常警報回
路10は独立にユニット化したものでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、内燃機関により発電する交流発電機の交流出力
により駆動して、内燃機関を停止することなく、確実に
内燃機関の異常やバッテリの外れ等の警告を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船舶推進機の回路図である。
【図2】機関異常警報回路の詳細ブロック図である。
【図3】機関異常警報回路への入力電圧を示す図であ
る。
【図4】平滑回路の出力電圧を示す図である。
【符号の説明】
1 フライホイールマグネトウ 2 チャージコイル 3 パルサコイル 4 ライトコイル 5 制御ユニット 6 点火回路 7 点火コイル 8 点火プラグ 10 機関異常警報回路 15 機関異常検出回路 16 バッテリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関により発電する交流発電機と、こ
    の交流発電機との間に接続した制御ユニットとを備え、
    この制御ユニットは、前記交流発電機の交流出力により
    駆動されて異常警告を行なうことを特徴とする船舶推進
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208522A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 内燃機関点火装置
GB2496207A (en) * 2011-11-07 2013-05-08 Ec Power As Engine generator having misfire detection and safety mode

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