JPH11159182A - 車止め装置及び車止めブロックの固定方法 - Google Patents

車止め装置及び車止めブロックの固定方法

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JPH11159182A
JPH11159182A JP34226297A JP34226297A JPH11159182A JP H11159182 A JPH11159182 A JP H11159182A JP 34226297 A JP34226297 A JP 34226297A JP 34226297 A JP34226297 A JP 34226297A JP H11159182 A JPH11159182 A JP H11159182A
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SAIKON KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置作業を容易かつ迅速にに行うことができ
るとともに経済的な、車止め装置及び車止めブロックの
固定方法を提供する。 【解決手段】 車輪転動面S上に設置されて該面S上を
転動する車輪Wを受け止めるブロック2と、該ブロック
2を前記車輪転動面S上に固定する固定手段と、を備え
てなる車止め装置であって、前記ブロック2は、上下方
向に貫通する貫通孔1を有し、前記固定手段は、突進力
を与えられて前記貫通孔1を通して前記車輪転動面S下
に突入する棒部材3を備え、該棒部材3と前記ブロック
2との間に、互いに適合して前記ブロック2を不動状態
に固定せしめる嵌合部5,6を対にして備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、駐車場の
地面に設置されて該地面を転動する車輪を受け止め、該
車輪の移動を阻止する車止め装置と、その設置方法とに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記の如き車止め装置は、一般に、駐車
場の地面に設置されて該地面を転動する車輪を受け止め
るブロックと、該ブロックを前記地面に固定するための
アンカーボルトと、を備えている。そして、前記ブロッ
クの設置作業は、次のようにして行われていた。
【0003】まず、ドリルを用いて前記地面に前記アン
カーボルトよりやや大きいアンカーボルト埋込穴を開け
る。次いで、該埋込穴内に、例えば接着モルタルを供給
し、該接着モルタルの中に前記アンカーボルトの下部側
を埋没させる。前記接着モルタルが固まると、前記アン
カーボルトの下部側が地面に固定される。そこで、適宜
の方法により、前記アンカーボルトの地面から突出して
いる部分に前記ブロックを固着すれば、該ブロックの設
置作業が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の車止め装置及びその設置方法によれば、前記アンカ
ーボルト埋込穴を形成する工程や該埋込穴に前記接着モ
ルタルを供給する工程を含むので、前記ブロックの設置
作業に比較的長時間を要する。
【0005】また、地面に前記アンカーボルト埋込穴を
真っ直ぐに開けるのが難しかった。これは、当初前記ド
リルを地面上に真っ直ぐに立てていても、地面の硬さに
対抗して前記ドリルを下方へ強く押圧しなければならな
いので、どうしても前記ドリルが揺動して傾いてしまう
からである。
【0006】前記アンカーボルト埋込穴を、前記アンカ
ーボルトの径より十分に大きく開けるようにすれば、該
アンカーボルト埋込穴が多少傾いて形成されても、その
中に前記アンカーボルトを真っ直ぐに立てることができ
るので問題はないように見えるが、この場合には、前記
アンカーボルト埋込穴の容量が大きくなっているので、
そこに供給すべき前記接着モルタルの使用量が多くな
り、不経済である。
【0007】本発明は、こうした事情に鑑みてなされた
もので、設置作業を容易かつ迅速にに行うことができる
とともに経済的な、車止め装置及び車止めブロックの固
定方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明に係る車止め装置は、車輪
転動面上に設置されて該面上を転動する車輪を受け止め
るブロックと、該ブロックを前記車輪転動面上に固定す
る固定手段と、を備えてなる車止め装置であって、前記
ブロックは、上下方向に貫通する貫通孔を有し、前記固
定手段は、突進力を与えられて前記貫通孔を通して前記
車輪転動面下に突入する棒部材を備え、該棒部材と前記
ブロックとの間に、互いに適合して前記ブロックを不動
状態に固定せしめる嵌合部を対にして備えたものであ
る。
【0009】前記ブロックを前記車輪転動面上に固定す
る際には、前記ブロックを前記車輪転動面上に置き、前
記ブロックの前記貫通孔に上から前記棒部材を挿入し、
該棒部材に下方への突進力を与えて前記車輪転動面下に
強制的に突入せしめる。このとき、前記棒部材は、前記
貫通孔の内周面に案内されながら、前記車輪転動面下に
突入する。よって、該車輪転動面下に前記棒部材を真っ
直ぐに突入させ易い。そして、該棒部材が前記車輪転動
面下に所定量だけ突入したときに、前記棒部材と前記ブ
ロックとの間に対にして設けられた前記嵌合部が互いに
適合し、前記ブロックが不動状態に固定される。
【0010】請求項2に記載の本発明に係る車止め装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記固定手段とし
て、前記棒部材のほかに、前記車輪転動面と前記ブロッ
クとの間に介装される接着材を備えたものである。この
場合、前記ブロックを前記車輪転動面上に置くときに、
それらの間に前記接着材を介装すれば、該接着材により
前記ブロックが仮止めされるので、前記棒部材を前記車
輪転動面下へと突入せしめる作業や、後述するアンカー
部材の受け穴形成作業等が容易となる。
【0011】請求項3に記載の本発明に係る車止め装置
は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記棒部
材の下端に尖り部を設けたものである。この場合には、
前記棒部材を打撃することにより下方への突進力を与え
て、前記車輪転動面下に突入せしめればよい。よって、
従来のような穴開け作業は不要となり、前記棒部材を前
記車輪転動面下へ突入せしめる作業が容易となる。
【0012】請求項4に記載の本発明に係る車止め装置
は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記棒部
材の下端に尖り部を設けるとともに、前記棒部材の少な
くとも前記車輪転動面下に突入する部分の外周にねじ部
を設けたものである。この場合には、前記棒部材を打撃
しながら回転させて該棒部材に突進力を与え、前記車輪
転動面下に突入せしめる。従来のような穴開け作業が不
要であるほか、前記ねじ部の作用により、前記棒部材が
前記車輪転動面下に積極的に進入するので、前記棒部材
を前記車輪転動面下へ突入せしめる作業が一層容易とな
る。また、前記ねじ部が抜け防止作用を奏するので、前
記棒部材が抜けにくくなり、前記ブロックの固定状態が
より強固となる。
【0013】請求項5に記載の本発明に係る車止め装置
は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記棒部
材を、互いにねじ結合するねじ棒とアンカー部材とから
構成したものである。この場合、例えば、前記ブロック
を前記車輪転動面上に置き、前記貫通孔にドリルを挿通
して、前記車輪転動面下に前記アンカー部材の受け穴を
形成する。このとき、前記ドリルは、前記貫通孔の内周
面に案内されながら、前記車輪転動面下に穿孔する。よ
って、前記受け穴を真っ直ぐに容易に形成することがで
きる。
【0014】該受け穴ができたら、ねじ結合部に余りを
残して一部量だけ互いにねじ結合せしめた前記ねじ棒と
前記アンカー部材とを、該アンカー部材を下にして前記
貫通穴に挿通し、前記ねじ棒に下方への突進力を与え
て、前記アンカー部材を前記受け穴内に突入せしめる。
これにより、前記アンカー部材がアンカー作用を発揮す
るので、前記棒部材は前記受け穴から抜けなくなる。そ
こで、前記ねじ棒をねじ回し、前記嵌合部が互いに適合
するまで、前記アンカー部材に対する前記ねじ棒のねじ
結合量を増大させる。これにより、前記ブロックが固定
される。
【0015】請求項5に記載のものは、例えば、コンク
リート舗装面等、棒部材を打撃して突入せしめることが
困難な堅固な舗装面に前記ブロックを固定する場合に、
特に好適である。
【0016】ところで、請求項4に記載のものによれ
ば、前記棒部材を前記車輪転動面下にねじ込むと、前記
ねじ溝に沿って、前記車輪転動面から、アスファルト等
のねじ屑が上がってくることがある。そして、前記棒部
材のねじ込み作業により次々と発生する舗装材料等のね
じ屑は、前記棒部材の外周面と前記貫通孔の内周面との
間の隙間を押し上げられ、前記棒部材と前記ブロックと
の間の前記嵌合部に入り込んでしまい、該嵌合部がぴっ
たりと適合するのを妨げる場合がある。
【0017】また、請求項5に記載のものによれば、前
記アンカー部材の受け穴形成作業に際して、前記ドリル
により舗装材料等が掘り起こされる。この舗装材料等
は、前記ドリルを引き抜くと、前記受け穴内に落下する
場合がある。
【0018】その他の請求項に記載のものでも、例え
ば、前記ブロックと前記車輪転動面との間に前記接着材
を介装した場合には、前記棒部材の突入により前記接着
材の一部が押しのけられて盛り上がり、前記ブロックを
押し上げてしまう等の問題が予想される。
【0019】そこで、こうした問題を解決するようにし
たのが、請求項6乃至8に記載の本発明である。
【0020】すなわち、請求項6に記載の本発明に係る
車止め装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載のもの
において、前記ブロックの底面に、前記貫通孔の一部を
構成する広がり孔部を設けたものである。このようにす
れば、前記車輪転動面下から上がってくる舗装材料や前
記接着材等が前記広がり孔部内に逃されて留まるので、
前記のような不都合は生じない。
【0021】また、請求項7に記載の本発明に係る車止
め装置は、請求項4に記載のものにおいて、前記棒部材
側の前記嵌合部に、前記棒部材の軸部の外周面と前記貫
通孔の内周面との間の隙間を前記ブロック側の前記嵌合
部との間で外部へと連通せしめる溝を形成したものであ
る。このようにすれば、前記棒部材のねじ込み作業に伴
い、前記ねじ屑が前記溝を通って、外部へと排出され
る。よって、前記嵌合部に不適合が生ずる等の問題は生
じない。
【0022】請求項8に記載の本発明に係る車止め装置
は、請求項7に記載のものにおいて、ねじ屑排出用の前
記溝を、前記棒部材のねじ回転方向後方へと上向きに延
びるように形成したものである。このようにすれば、前
記棒部材のねじ込み作業に伴う前記ねじ屑の排出効率が
良好となり、一層好適である。
【0023】請求項9に記載の本発明に係る車止め装置
は、請求項1乃至8のいずれかに記載のものにおいて、
前記棒部材側の前記嵌合部を前記棒部材に着脱自在にせ
しめたものである。このようにすれば、例えば、前記棒
部材として既成の有頭軸体を用い、前記嵌合部を有する
部品のみを特別に作製して、前記既成の有頭軸体に装着
して使用することができる。よって、前記嵌合部を一体
に備えた棒部材を特別に作製する場合に比べて、コスト
を低減せしめることができる。
【0024】請求項10に記載の本発明に係る車止め装
置は、請求項1乃至9のいずれかに記載のものにおい
て、前記嵌合部をテーパー状部としたものである。この
ようにすれば、前記棒部材を前記車輪転動面下へ突入さ
せることにより、前記棒部材側のテーパー部と前記ブロ
ック側のテーパー状部とが隙間なくぴったりと接触する
ので、前記ブロックの横移動を確実に防止することがで
きる。
【0025】請求項11に記載の本発明に係る車止めブ
ロックの固定方法は、車輪転動面上に車止めブロックを
置き、該車止めブロックを上下方向に貫通する貫通孔
に、その下端に尖り部を有する棒部材を挿通し、該棒部
材に突進力を与えて前記車輪転動面下に突入せしめて、
前記棒部材と前記ブロックとの間に対にして設けられた
嵌合部を互いに適合せしめるようにしたものである。
【0026】請求項12に記載の本発明に係る車止めブ
ロックの固定方法は、請求項11に記載のものにおい
て、前記棒部材を打撃して前記車輪転動面下に突入させ
るようにしたものである。
【0027】請求項13に記載の本発明に係る車止めブ
ロックの固定方法は、請求項12に記載のものにおい
て、前記棒部材は、少なくとも前記車輪転動面下に突入
する部分の外周にねじ部を備え、前記棒部材を打撃しな
がら回転せしめて前記車輪転動面下に突入させるように
したものである。
【0028】請求項14に記載の本発明に係る車止めブ
ロックの固定方法は、車輪転動面上に車止めブロックを
置き、該車止めブロックを上下方向に貫通する貫通孔に
ドリルを挿通して前記車輪転動面下に受け穴を形成し、
前記ドリルを前記貫通孔から抜いて、互いにねじ結合し
たねじ棒とアンカー部材とからなる棒部材を前記アンカ
ー部材の側から前記貫通孔に挿通し、前記ねじ棒を打撃
して前記受け穴内に前記アンカー部材を固定した後、該
アンカー部材に前記ねじ棒をねじ込んで、前記棒部材と
前記ブロックとの間に対にして設けられた嵌合部を互い
に適合せしめるようにしたものである。
【0029】請求項15に記載の本発明に係る車止めブ
ロックの固定方法は、請求項11乃至14のいずれかに
記載のものにおいて、前記車輪転動面と前記車止めブロ
ックとの間に接着材を介装したものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を説明する。
【0031】<第一実施形態>本発明の第一実施形態に
係る車止め装置は、特に、アスファルトによる舗装面に
設置するのに好適な例であり、図1に示すように、上下
方向に延びる貫通孔1を有する車止めブロック2と、該
ブロック2を車輪転動面(地面)Sに固定するための固
定手段と、を備えている。該固定手段は、突進力を与え
られて前記貫通孔1を通して地面Sに突入する棒部材3
と、前記ブロック2と地面Sとの間に仮止め材として介
装される接着材4とからなる。前記棒部材3と前記ブロ
ック2との間には、互いに適合して前記ブロック2を不
動状態に固定せしめる嵌合部5,6が対をなして設けら
れている。
【0032】前記ブロック2は、車輪転動面である駐車
場の地面Sに左右方向に対にして横長に設置されて、該
地面S上を移動する自動車の左右一対の車輪Wを受け止
め、駐車位置を画定するものである。前記ブロック2
は、例えば、60cm程度の長さに成形される。前記ブ
ロック2は、地面Sに密着する平坦な底面2aを備える
とともに、車輪Wが当接する傾斜面2bを備えている。
該傾斜面2bを設けたことにより、車輪Wを受け止めた
ときに前記ブロック2及び車両に加わる衝撃を、ともに
和らげることができる。
【0033】前記ブロック2の前記貫通孔1は、前記ブ
ロック2の平坦な上面2cから前記底面2aへと垂直に
延びている。ここでは、前記ブロック2内に、上下方向
に延びる筒部材7を埋設することにより、前記貫通孔1
を形成している。すなわち、前記ブロック2は、例え
ば、該ブロック2の前記底面2aが上向きとなる型枠を
用い、コンクリートを主たる材料として成形される。前
記型枠内に、前記筒部材7を配置しておき、コンクリー
トを供給すれば、前記ブロック2ができ上がる。
【0034】前記筒部材7は、図2に示すように、前記
ブロック2の長さ方向両端寄りの位置にそれぞれ設ける
等、地面Sへの必要固定強度を勘案して、その個数およ
び形成位置を適宜に決定することができる。
【0035】前記筒部材7は、図1に示すように、上下
方向に真っ直ぐに延びて前記棒部材3の軸部3aをわず
かな遊びをもって挿通し得る程度の内径を有する筒本体
部7aと、該筒本体部7aの上部に一体に形成された四
角形の皿状部7bとを備えている。前記筒部材7は、例
えば、ポリプロピレンやポリエチレン等のプラスチック
で成形される。前記筒本体部7aと前記皿状部7bとの
間には、前記ブロック側の前記嵌合部を構成する嵌合受
部としてのテーパー状凹部6が形成されている。該テー
パー状凹部6の内部は、前記皿状部7bの内部と前記筒
本体部7aの内部とにともに連通していて、それらによ
り、前記貫通孔1が形成されている。
【0036】前記筒部材7の前記皿状部7bには、前記
ブロック2の固定作業が終了した後に、反射機能付のキ
ャップ8が取り付けられる。該キャップ8は、前記貫通
孔1の上端を閉塞して該貫通孔1への雨水の侵入を防止
するとともに、自動車のテールランプ等を反射して夜間
の視認性を向上せしめる。
【0037】次に、前記棒部材3について述べると、該
棒部材3は、例えば丸鋼棒を主体としてなり、前記軸部
3aの下端に尖り部9を有するとともに、前記軸部3a
の上端に、頭部10を有している。該頭部10の周囲に
は、前記棒部材3側の前記嵌合部を構成するテーパー状
部5が下向きに細くなるように形成されている。前記棒
部材3は、外部から下方への突進力を与えられて、地面
Sに強制的に突入せしめられる。前記棒部材3の長さ
は、前記テーパー状部5が前記筒部材7の前記テーパー
状凹部6に適合するまで地中に打ち込んだときに、通常
の使用状態では前記ブロック2が地面Sから離脱しない
ように、地中に十分に突入し得る寸法である。例えば、
前記ブロックの厚みを12cm程度とすると、地面に8
cm程度突入するような長さにする。
【0038】前記ブロック2の設置方法は、例えば、次
の通りである。
【0039】まず、前記ブロック2の設置面Sに、前記
接着材として、例えば、ドライモルタルに乳液を添加し
て練り合わせた接着モルタル4を薄く塗り、この接着モ
ルタル4が固まる前に、該接着モルタル4上に前記ブロ
ック2を置く。これにより、前記ブロック2の前記底面
2aと地面Sとが密着するとともに、前記ブロック2が
地面S上に仮止めされる。
【0040】次に、前記ブロック2の前記貫通孔1に前
記棒部材3を上から挿通し、例えば、作業者が前記棒部
材3の前記頭部10をハンマーで繰り返し打撃したり、
該頭部10にそれ自体周知のピン打込機で連続的に強い
衝撃を与えたりして、前記棒部材3の前記テーパー状部
5が前記筒部材7の前記テーパー状凹部6に適合するま
で、前記棒部材3を地中に強制的に突入せしめる。
【0041】このとき、前記筒本体部7aの内周面が前
記棒部材3の前記軸部3aを下方へと真っ直ぐに案内す
るので、前記棒部材3が傾いて打ち込まれることはな
い。また、該棒部材3の前記軸部3aの外周面と前記筒
部材7の前記筒本体部7aの内周面との間には、図1に
示すように、不可避的にわずかな隙間Cがあるが、前記
棒部材3の前記テーパー状部5が前記筒部材7の前記テ
ーパー状凹部6に適合しているので、前記ブロック2は
地面S上に強固に固定され、前記ブロック2に前記車輪
Wが強く当接しても、該ブロック2が位置ずれ等するこ
とはない。
【0042】<第二実施形態>図3を参照して、本発明
の第二実施形態を説明する。本第二実施形態は、棒部材
3の他の具体例を示すものである。本第二実施形態の図
面において、前記第一実施形態に係るものと同一の構成
要素には、前記と同様の符号を付している。
【0043】本第二実施形態に係る棒部材は、既成の有
頭ピン3であり、該有頭ピン3には、図3に示すよう
に、棒部材側の嵌合部となるテーパー状部5を有する部
品11が着脱自在となっている。該着脱部品11は、倒
立截頭円錐形の外形を有するとともにその中央部に前記
有頭ピン3の挿通孔12を有している。
【0044】ブロック2を地面に固定する際には、図3
に示すように、前記有頭ピン3に座金13と前記着脱部
品11とを装着し、前記ブロック2の貫通孔1を通し
て、前記有頭ピン3を地面Sに打ち込む。
【0045】本第二実施形態の構成によれば、前記有頭
ピン3も前記座金13も既成品で足り、特別に作製する
必要があるのは前記着脱部品11のみであるので、テー
パー状部5を一体に備えた棒部材を作製する場合に比べ
て、コストを低減せしめることができる。
【0046】棒部材3において前記テーパー状部5を着
脱自在にせしめる本第二実施形態の構成は、後述する第
三乃至第五実施形態にも応用することができる。
【0047】本第二実施形態におけるその他の構成およ
び作用効果については、前記第一実施形態のものとほぼ
同様であるので、それらの説明は省略する。
【0048】<第三実施形態>図4乃至図6を参照し
て、本発明の第三実施形態を説明する。本第三実施形態
は、棒部材3とブロック2の構成の他の具体例と、該ブ
ロック2の固定方法の他の具体例とを示すものである。
本第三実施形態の図面において、前記各実施形態に係る
ものと同一の構成要素には、前記と同様の符号を付して
いる。
【0049】本第三実施形態の棒部材3は、図4に示す
ように、その下端に尖り部9を備えるとともに、少なく
とも地面Sに突入する部分の外周にねじ部14を備えて
いる。また、前記棒部材3は、図4乃至図6に示すよう
に、その頭部10に、ねじ屑排出用溝15を備えてい
る。該ねじ屑排出用溝15により、前記棒部材3の軸部
3aの外周面と筒部材7の筒本体部7aの内周面との間
の隙間Cが、ブロック2側のテーパー状凹部6との間で
外部へと連通される。該ねじ屑排出用溝15は、前記棒
部材3のねじ回転に伴うねじ屑排出効率を向上せしめる
ため、図5に示すように、前記棒部材3のねじ回転方向
後方へと上向きに延びるように形成されている。さら
に、前記棒部材3は、前記頭部10の上面に、ねじ回し
係合部としての六角突部16を一体的に備えている。
【0050】前記ブロック2を地面Sに固定する際に
は、前記棒部材3を前記貫通孔1に通して、例えば、そ
れ自体周知のインパクトレンチを前記棒部材3の前記六
角突部16に係合させ、前記棒部材3を打撃しながら回
転させて、該棒部材3のテーパー状部5が前記筒部材7
の前記テーパー状凹部6に適合するまで、前記棒部材3
の前記軸部3aを地中にねじ込む。このとき、前記ねじ
部14の作用により、前記棒部材3が地中に積極的に進
入するので、前記棒部材3を地中に突入せしめる作業が
一層容易となる。また、前記ねじ部14が抜け防止作用
を奏するので、前記棒部材3が抜けにくくなり、前記ブ
ロック2の固定状態がより強固となる。
【0051】ところで、本第三実施形態のものによれ
ば、前記棒部材3のねじ込み工程で、前記ねじ部14の
回転により地面Sの舗装材料がねじ屑状に次々と掘り起
こされる。このねじ屑は、前記棒部材3の回転中連続的
に生ずるので、該棒部材3の前記軸部3aの外周面と前
記筒部材7の前記筒本体部7aの内周面との間の小さな
隙間C内を押し上げられる。やがて、前記棒部材3の前
記テーパー状部5の部分に達したねじ屑は、図5に示す
ように、前記棒部材3の回転により前記ねじ屑排出用溝
15を通って、前記棒部材3の上方へと自然に排出され
る。よって、前記棒部材3の前記テーパー状部5と前記
筒部材7の前記テーパー状凹部6との間にねじ屑がはさ
まってそれらの間の密着した適合が妨げられる等の問題
はない。しかも、前記ねじ屑排出用溝15は、前記棒部
材3の回転方向後方へと上向きに延びているので、前記
棒部材3のねじ込み作業に伴う前記ねじ屑の排出効率が
一層良好となる。
【0052】本第三実施形態におけるその他の構成およ
び作用効果については、前記各実施形態のものとほぼ同
様であるので、それらの説明は省略する。
【0053】<第四実施形態>図7を参照して、本発明
の第四実施形態を説明する。本第四実施形態は、棒部材
3とブロック2の他の具体例を示すものである。本第四
実施形態の図面において、前記各実施形態に係るものと
同一の構成要素には、前記と同様の符号を付している。
【0054】本第四実施形態の棒部材3は、ねじ屑排出
用溝15を備えていない点を除いて、前記第三実施形態
の棒部材3と同一の構成である。
【0055】一方、本第四実施形態のブロック2は、そ
の底面2aに、貫通孔1の一部を構成する広がり孔部1
7を備えている。本第四実施形態では、筒部材7の筒本
体部7aが前記各実施形態のものより短くされ、該筒本
体部7aの真下に、その内部と連通せしめて、該筒本体
部7aの内径より径の大きい前記広がり孔部17が設け
られている。該広がり孔部17は、図7に示すように、
截頭円錐形の窪みであり、例えば、地面S側の大径部が
前記棒部材3の前記軸部3aの径の二倍以上の径を有す
る大きさに形成されている。
【0056】前記ブロック2を地面Sに固定する際に
は、前記第三実施形態のものと同様に、前記棒部材3を
打撃しながら回転させ、該棒部材3のテーパー状部5が
前記筒部材7のテーパー状凹部6に適合するまで、前記
棒部材3を地中にねじ込む。このとき、ねじ屑状に掘り
起こされる地面Sの舗装材料18は、前記広がり孔部1
8に逃がされる。よって、前記第三実施形態のもののよ
うにねじ屑が上がってくることはなく、しかも、掘り起
こされる舗装材料18によって前記ブロック2の位置が
ずれたり、該ブロック2が浮き上がったりすることはな
い。
【0057】本第四実施形態におけるその他の構成およ
び作用効果については、前記各実施形態のものとほぼ同
様であるので、それらの説明は省略する。
【0058】<第五実施形態>図8乃至図10を参照し
て、本発明の第五実施形態を説明する。本第五実施形態
は、棒部材3の構成とブロック2の固定方法の他の具体
例を示すものであり、前記各実施形態のものと異なり、
例えば、コンクリート舗装面等、棒部材3を地面Sに直
接打ち込むことが困難な堅固な舗装面にブロック2を固
定する場合に、特に好適なものである。本第五実施形態
の図面において、前記各実施形態に係るものと同一の構
成要素には、前記と同様の符号を付している。
【0059】本第五実施形態の棒部材3は、図9に示す
ように、互いにねじ結合する鋼製のねじ棒19とアンカ
ー部材20とから構成されている。前記ねじ棒19は、
その軸部3aの上端部に、六角突部16を一体に有する
頭部10を備え、該頭部10の周囲には、テーパー状部
5が形成されている。
【0060】一方、前記アンカー部材20は、鋼筒製の
それ自体周知のものであり、筒状本体20aの上部内周
にねじ部20bを有するとともに、前記筒状本体20a
の下部には、その下端部から筒軸方向上方に延びる複数
本の互いに平行なスリット20cを備え、該各スリット
20cにより、上下方向に長い短冊状の複数の裾部21
が画定されている。前記アンカー部材20の前記筒状本
体20aには、その下端部から上向きに、截頭円錐形の
くさび22が嵌め込まれている。
【0061】本第五実施形態のブロック2は、前記第四
実施形態のものと同一の構成である。
【0062】前記ブロック2を地面Sに固定する際に
は、図8に示すように、接着モルタル4を塗った地面S
に前記ブロック2を置き、前記筒部材7内にインパクト
ドリル装置23のドリル24を挿通して、地面Sに受け
穴25を形成する(図9参照)。このとき、前記ドリル
24は、前記筒部材7の筒本体部7aの内周面に案内さ
れながら穿孔するので、前記受け穴25を真っ直ぐに容
易に形成することができる。また、前記ドリル24の穿
孔作用により舗装材料の切り屑18が発生するが、この
切り屑18は、前記ブロック2の広がり孔部17に自然
に収容されるので、前記ブロック2が位置ずれしたり、
前記ドリル24を抜くときに前記切り屑18が前記受け
穴25を塞いでしまう等の問題はない。
【0063】なお、前記受け穴25の深さは、前記アン
カー部材20を打ち込んだときに有効にアンカー作用を
奏するように、該アンカー部材20の長さに対応した深
さにする。
【0064】前記受け穴25ができたら、ねじ結合部に
余りを残して一部量だけ互いにねじ結合せしめた前記ね
じ棒19と前記アンカー部材20とを、図9に示すよう
に、該アンカー部材20を下にして前記筒部材7内に挿
通し、例えばハンマー等で前記ねじ棒19の前記頭部1
0を打撃して、前記アンカー部材20を前記受け穴25
内に突入せしめる。これにより、図10に示すように、
前記アンカー部材20の前記くさび22が前記受け穴2
5の底25aで相対的に押し上げられて、前記アンカー
部材20の前記複数の短冊状裾部21が外方へと押し開
かれ、前記アンカー部材20が地中に強固に固着され
る。そこで、前記六角突部16を利用して前記ねじ棒1
9をねじ回し、前記テーパー状部5が前記ブロック2側
のテーパー状凹部6に適合するまで、前記アンカー部材
20に対する前記ねじ棒19のねじ結合量を増大させ
る。
【0065】なお、本第五実施形態のものは、前記の通
り、例えば、コンクリート舗装面等にブロック2を設置
する場合に特に有効であるが、その固定強度の観点から
すれば、アスファルト舗装面にブロックを設置する場合
にも極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る車止め装置の要部
縦断面図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係る車止め装置の分解
斜視図である。
【図3】本発明の第二実施形態に係る車止め装置の要部
縦断面図である。
【図4】本発明の第三実施形態に係る車止め装置の要部
縦断面図である。
【図5】本発明の第三実施形態に係る車止め装置の要部
の斜視図である。
【図6】本発明の第三実施形態に係る車止め装置を構成
する棒部材の平面図である。
【図7】本発明の第四実施形態に係る車止め装置の要部
縦断面図である。
【図8】本発明の第五実施形態に係る車止め装置の設置
方法の説明図である。
【図9】本発明の第五実施形態に係る車止め装置の要部
分解縦断面図である。
【図10】本発明の第五実施形態に係る車止め装置の設
置方法の説明図である。
【符号の説明】
1 貫通孔 2 ブロック 2a ブロックの底面 3 棒部材 3a 棒部材の軸部 4 接着材 5 テーパー状部(嵌合部) 6 テーパー状凹部(嵌合部) 9 尖り部 14 ねじ部 15 ねじ屑排出用溝 17 広がり孔部 19 ねじ棒 20 アンカー部材 24 ドリル 25 受け孔 C 隙間 S 地面(車輪転動面) W 車輪

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪転動面(S)上に設置されて該面
    (S)上を転動する車輪(W)を受け止めるブロック
    (2)と、該ブロック(2)を前記車輪転動面(S)上
    に固定する固定手段と、を備えてなる車止め装置であっ
    て、前記ブロック(2)は、上下方向に貫通する貫通孔
    (1)を有し、前記固定手段は、突進力を与えられて前
    記貫通孔(1)を通して前記車輪転動面(S)下に突入
    する棒部材(3)を備え、該棒部材(3)と前記ブロッ
    ク(2)との間に、互いに適合して前記ブロック(2)
    を不動状態に固定せしめる嵌合部(5,6)を対にして
    備えてなる、車止め装置。
  2. 【請求項2】 前記固定手段として、前記棒部材(3)
    のほかに、前記車輪転動面(S)と前記ブロック(2)
    との間に介装される接着材(4)を備えてなる、請求項
    1に記載の車止め装置。
  3. 【請求項3】 前記棒部材(3)は、その下端に尖り部
    (9)を備えてなる、請求項1または2に記載の車止め
    装置。
  4. 【請求項4】 前記棒部材(3)は、その下端に尖り部
    (9)を備えるとともに、少なくとも前記車輪転動面
    (S)下に突入する部分の外周にねじ部(14)を備え
    てなる、請求項1または2に記載の車止め装置。
  5. 【請求項5】 前記棒部材(3)は、互いにねじ結合す
    るねじ棒(19)とアンカー部材(20)とを備えてな
    る、請求項1または2に記載の車止め装置。
  6. 【請求項6】 前記ブロック(2)の底面(2a)に、
    前記貫通孔(1)の一部を構成する広がり孔部(17)
    を設けてなる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    車止め装置。
  7. 【請求項7】 前記棒部材(3)側の前記嵌合部(5)
    に、前記棒部材(3)の軸部(3a)の外周面と前記貫
    通孔(1)の内周面との間の隙間(C)を前記ブロック
    (2)側の前記嵌合部(6)との間で外部へと連通せし
    める溝(15)を形成してなる、請求項4に記載の車止
    め装置。
  8. 【請求項8】 前記溝(15)を、前記棒部材(3)の
    ねじ回転方向後方へと上向きに延びるように形成してな
    る、請求項7に記載の車止め装置。
  9. 【請求項9】 前記棒部材(3)側の前記嵌合部(5)
    を前記棒部材(3)に着脱自在にせしめてなる、請求項
    1乃至8のいずれか一項に記載の車止め装置。
  10. 【請求項10】 前記嵌合部をテーパー状部(5,6)
    としてなる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の車
    止め装置。
  11. 【請求項11】 車輪転動面(S)上に車止めブロック
    (2)を置き、該車止めブロック(2)を上下方向に貫
    通する貫通孔(1)に、その下端に尖り部(9)を有す
    る棒部材(3)を挿通し、該棒部材(3)に突進力を与
    えて前記車輪転動面(S)下に突入せしめて、前記棒部
    材(3)と前記ブロック(2)との間に対にして設けら
    れた嵌合部(5,6)を互いに適合せしめるようにして
    なる、車止めブロックの固定方法。
  12. 【請求項12】 前記棒部材(3)を打撃して前記車輪
    転動面(S)下に突入させるようにしてなる、請求項1
    1に記載の車止めブロックの固定方法。
  13. 【請求項13】 前記棒部材(3)は、少なくとも前記
    車輪転動面(S)下に突入する部分の外周にねじ部(1
    4)を備え、前記棒部材(3)を打撃しながら回転せし
    めて前記車輪転動面(S)下に突入させるようにしてな
    る、請求項11に記載の車止めブロックの固定方法。
  14. 【請求項14】 車輪転動面(S)上に車止めブロック
    (2)を置き、該車止めブロック(S)を上下方向に貫
    通する貫通孔(1)にドリル(24)を挿通して前記車
    輪転動面(S)下に受け穴(25)を形成し、前記ドリ
    ル(24)を前記貫通孔(1)から抜いて、互いにねじ
    結合したねじ棒(19)とアンカー部材(20)とから
    なる棒部材(3)を前記アンカー部材(20)の側から
    前記貫通孔(1)に挿通し、前記ねじ棒(19)を打撃
    して前記受け穴(25)内に前記アンカー部材(20)
    を固定した後、該アンカー部材(20)に前記ねじ棒
    (19)をねじ込んで、前記棒部材(3)と前記ブロッ
    ク(2)との間に対にして設けられた嵌合部(5,6)
    を互いに適合せしめるようにしてなる、車止めブロック
    の固定方法。
  15. 【請求項15】 前記車輪転動面(S)と前記車止めブ
    ロック(2)との間に接着材(4)を介装してなる、請
    求項11乃至14のいずれか一項に記載の車止めブロッ
    クの固定方法。
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