JPH11157095A - 改良した位置表示目印を備えた液体収容デスペンス器具 - Google Patents

改良した位置表示目印を備えた液体収容デスペンス器具

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JPH11157095A
JPH11157095A JP10268703A JP26870398A JPH11157095A JP H11157095 A JPH11157095 A JP H11157095A JP 10268703 A JP10268703 A JP 10268703A JP 26870398 A JP26870398 A JP 26870398A JP H11157095 A JPH11157095 A JP H11157095A
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ケニス ウォーリス ジェイ
Susan M Hmelar
エム メラー スーザン
William Contaxis Iii
コンタクシーズ ザ サード ウィリアム
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 インクジェットプリンタにインクを収容し、
供給するのに有用な器具。 【解決手段】 インク収容デスペンス器具１０には、可
撓性ポーチ形態の主溜部が設けられ、この主溜部は一方
向弁を経て可変容積の室に結合されてる。室は常時閉鎖
された流体出口に連結されている。室はインク供給源を
設けたポンプ１８の一部であり、ポンプ１８を作動して
インクを溜部からプリンタへ供給することができる。ポ
ンプ１８は線形作用する圧送部材と、圧送部材に重なる
ダイヤフラム４４とを有し、ダイヤフラム４４はダイヤ
フラムを通る酸素および湿分の透過に対して不透過性で
ある。可撓性ポーチは、対向対の長い側部とともに散在
した対向対の短い側部を有する剛性の外側シェル１２内
に収容され、カップ状シェルの閉鎖端部の領域における
シェルの短い側部は把持するように、且つシェルの閉鎖
端部の位置を確認するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の少量の液体を供
給（デスペンス）するための内蔵ポンプ付きの液体収容
器具に関する。より詳細には、本発明は供給量の印刷イ
ンクを収容し、内蔵ポンプを作動すると、印刷インクを
印刷ヘッドに供給するのにインクジェットプリンタに有
用な上記特徴の交換可能な収容器具に関する。
【０００２】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】Bruce
CowgerおよびNorman Pawlowski, Jr.により出願された
「インクジェットプリンタ用のインク供給源」と称する
出願中の米国特許出願が、プリンタのインクペンとは別
体であり、且つプリンタインクペンを交換する必要なし
に空になると交換することができるインクジェットプリ
ンタ用インク供給源を述べている。上記米国特許出願の
インク供給源は圧送室からインクを供給するための内蔵
圧送器具を組み入れており、またこのような圧送器具の
具体例としてベローズポンプを述べている。しかしなが
ら、ベローズポンプはポリマー材料のような半剛性の材
料の比較的大きい延長表面を必要としており、ベローズ
の材料を通る比較的高い速度の酸素および湿分の移動を
受けやすい。この酸素酸素および湿分の移動の結果、特
に稀にのみ使用されるプリンタでは、インク供給源内の
インクが悪化してしまう。更に、ベローズはインク供給
源の他の部分へのその取付け位置で漏れを受けやすい。
上記出願中の米国出願第 08/429,987 号によれば、ベロ
ーズの使用と関連したこれらの問題および他の問題は、
好ましくはインク供給源の関連シャーシ構造と一体に形
成された剛性の周壁部と、剛性壁部により構成された圧
送室内でインクを加圧するためにこの圧送室内で移動可
能である線形に作用する圧送部材と、連続的に周壁部の
縁部に熱シールされた圧送部材の上に位置する可撓性湿
分／酸素バリアフィルムとを有する圧送器具に使用によ
り回避することができる。
【０００３】上記米国出願第 08/429,987 号によるイン
ク供給源は、これを使用すべきインクジェットプリンタ
のドッキングベイに挿入する前に適切に配向しなければ
ならない。これは、インク供給源製造業者のサービス員
のように交換技術の面で適切に訓練されていない使用者
が交換インク供給ユニットを装着することがあるので交
換可能なインク供給源の場合に特に重要である。インク
供給源の保護シェルおよびキャップを、使用者がプリン
タのドッキングベイに挿入する前に交換インク供給源を
適切に配向するのを容易にする外部特徴を有するインク
供給源の保護シェルおよびキャップを製造することがで
きることが現在わかった。従って、本発明の目的は、改
良した液体収容デスペンス器具を提供することであり、
インクジェットプリンタにインクを収容し、供給するの
に有用な上記特徴の改良した器具を提供することであ
る。
【０００４】より詳細には、本発明の目的は、この液体
収容デスペンス器具が使用されるう組立体への挿入工程
中、正しい位置を示すための改良した目印を有する液体
収容デスペンス器具を提供することであり、インクジェ
ットプリンタの中でインクを収容し、供給するのに有用
な上記特徴の器具を提供することである。
【０００５】
【実施例】前述した米国特許出願第 08/429,987 号に記
載の本発明の実施例によるインク収容デスペンス器具を
参照番号１０で図１に示す。この器具１０はインクを収
容するための可撓性ポーチ１４を収容する硬質の保護シ
ェル１２を有している。シェル１２はポンプ１８および
流体出口２０を収容するシャーシ１６に取付けられてい
る。このシャーシ１６には保護キャップ２２が取付けら
れており、シェル１２、シャーシ１６およびキャップ２
２を互いにしっかり固定するために、器具１０のシェル
１２およびキャップ２２要素の外側にラベル２４が貼付
けられている。キャップ２２には、ポンプおよび流体出
口へのアクセスを可能にする孔が設けられている。
【０００６】器具１０はインクジェットプリンタ内のド
ッキングベイ（図示せず）に取外し可能に挿入されるよ
うになっている。器具１０をプリンタに挿入すると、ド
ッキングベイの流体入口が流体出口２０に係合してイン
クを器具１０からプリンタへ流す。ドッキングベイにお
けるアクチュエータ（図示せず）がポンプ１８に係合す
るようになっている。アクチュエータの作動により、ポ
ンプ１８が可撓性ポーチ１４から流体出口２０を通じて
少量の所定量を連続的にドッキングベイの流体入口へ、
次いでプリンタへ供給する。シャーシ１６には、その一
端に充填ポート３２が設けられ、他端に排気ポート３４
が設けられている。インクは、充填ポート３２を通じて
インク供給源に加えられ、その一方で、加えたインクに
よって空気が排気ポート３４から追い出される。インク
供給源が一杯になると、ボール３５が充填ポート３２に
圧入した状態となって、この充填ポート３２は密封され
る。
【０００７】開放した底部を有する圧送室３６が、好ま
しくはシャーシ１６と一体の形成された剛性の周壁部３
７内でシャーシ１６の底部に形成されている。以下に詳
細に説明するように、室３６を加圧することで、ポーチ
１４の内部空間を加圧しないで、インクをプリンタに供
給することができる。室３６の頂部には、入口ポート３
８が設けられており、インクは重力及び／又は室３６内
の負圧により入口ポート３８を通してインクをポーチ１
４から室３６に入ることができる。また、室３６からイ
ンクを追い出す際に通る出口ポート４０が設けられてい
る。入口ポート３８の底部に配置された一方向フラッパ
弁４２が室３６からポーチ１４へのインクの戻りを制限
するように機能する。このフラッパ弁４２は可撓性材料
からなる矩形形状の部材である。図示の実施例では、弁
４２は入口ポート３８の底部の方に配置されており、シ
ャーシ１６にその短い側部の中間に熱固定されている。
室３６内の圧力がポーチ１４内の圧力よりも降下する
と、弁４２の固定されていない側が各々曲がって入口ポ
ート３８を通じて室３６にインクを流す。弁４２をその
対向する一対の側部に沿ってシャーシ１６に熱固定する
ことによって、弁４２の一の側部に沿ってだけ熱固定し
た場合よりも、弁４２があまり曲がらないようにするこ
とができ、これにより弁４２はより確実に閉じ、この効
果は、長い側部に比べて、短い側部の中間に熱固定する
ことによって高められる。
【０００８】図示の実施例では、フラッパ弁４２は２層
材料で製造されている。外層は厚さ0.0038 cm (0.0015
インチ) の低密度ポリエチレンの層である。内層は厚さ
0.0127cm (0.0005インチ) のポリエチレンテレフタレー
ト（ＰＥＴ）の層である。図示のフラッパ弁４２は幅が
略５．５ｍｍであり、長さが８．７ｍｍである。このよ
うな材料は、弁４２がその閉鎖位置にあるときには、イ
ンクの流れを通過させない。室３６の底部は可撓性のダ
イヤフラム４４で覆われている。ダイヤフラム４４は室
３６の底部の開口部よりわずかに長く、室３６を構成す
る周壁部３７の自由端部のまわりにシールされている。
サイズの大きなダイヤフラム４４の過剰な材料によっ
て、ダイヤフラムは上下に曲がって室３６の容積を変化
させることができる。図示の器具では、ダイヤフラム４
４の変位により室３６の容積を約 0.7立方メートルだけ
変化させる。図示の室36の十分に拡大した容積は約 2.2
立方センチメートルないし2.5立方センチメートルであ
る。
【０００９】図示の実施例では、ダイヤフラム４４は厚
さ0.0127cm (0.0005インチ) の低密度ポリエチレンの層
と、厚さ 0.00122 cm(0.00048 インチ) の金属被覆ポリ
エチレンテレフタレート（ＰＥＴ）の層と、接着剤層
と、厚さ 0.0127cm (0.0005 インチ) の低密度ポリエチ
レンの層とを有する多層材料で製造されている。もちろ
ん、ダイヤフラム４４を形成するのに他の適当な材料を
使用してもよい。図示の実施例におけるダイヤフラム４
４は在来の方法を使用して室３６の壁部３７の自由縁部
に熱固定されている。熱固定工程中、ダイヤフラム４４
の低密度ポリエチレンは、ダイヤフラム４４のにヒダま
たは皺をシールする。かくして、ダイヤフラム４４は、
酸素および湿気が透過することができず、これにより、
室３６内のインクが、このような物質への露出によって
品質低下することから保護する。
【００１０】室３６内には、圧力板４６がダイヤフラム
４４に隣接して設けられており、この圧力板４６は、室
３６に関してピストンとして機能する。図示の実施例に
あっては、ステンレス鋼製のポンプばね４８が圧力板４
６を付勢して、室３６のサイズを拡大するようにダイヤ
フラム４４を外方に押圧している。ポンプばね４８を所
定位置に保持するために、ポンプばね４８は、その一端
が、室３６の頂部に形成されたスパイク５０に受け止め
られ、ポンプばね４８の他端は、圧力板４６に形成され
たスパイク５２に受け止められている。図示の実施例に
おける圧力板４６は高密度ポリエチレンで成形されてい
る。中空円筒形のボス５４がシャーシ１６から下方に延
びて流体出口２０のハウジングを形成しており、ボス５
４はシャーシ１６と一体に形成されている。中空のボス
５４の孔５６はその化端部に幅狭い喉部５４ａを有して
いる。図示の実施例ではステンレス鋼製のシール用ボー
ル５８が孔５６内の位置決めされている。このシール用
ボール５８は、孔５６内を自由に移動することができる
が、その幅狭い喉部分５４ａを通ることができないよう
に寸法決めされている。孔５６内にシール用ばね６０が
位置決めされてシール用ボール５８を幅狭い喉部分５４
ａに押し当て、それによりシールを形成し、且つ流体出
口からのインクの流れを防いでいる。図示の実施例では
ステンレス鋼製の保持ボール６２が孔の頂部に圧嵌めさ
れてシール用ばね６０を適所に保持している。孔５６は
保持ボール６２を通過して孔５６内へのインクの自由な
流れを許容するように構成されている。
【００１１】シャーシ１６の頂部には、***マニフォー
ルド６４が構成されている。マニフォールド６４は充填
ポート３２の頂部のまわりに円筒形ボスを構成してお
り、且つ入口ポート３８のまわりに同様なボスを構成し
ており、これらのポートの各々が隔離されるようになっ
ている。マニフォールド６４は流体出口２０の基部およ
び出口ポート４０のまわりに延びていて２つの出口を接
合する頂部が開口した導管６６を構成している。可撓性
インクポーチ１４は導管６６用の頂カバーを構成するよ
うにマニフォールド６４の頂部に取付けられている。図
示の実施例では、これは導管６６を包囲するように矩形
のプラスチックシート６８をマニフォールド６４の頂面
に熱固定することによって達成される。図示の実施例で
は、シャーシ１６は高密度ポリエチレンで成形されてお
り、プラスチックシートは厚さ 0.00508 cm (0.002イン
チ) の低密度ポリエチレンで成形されている。これらの
材料は在来の方法を使用して容易に互いに熱固定するこ
とができ、また、容易にリサイクル可能である。
【００１２】プラスチックシート６８をシャーシ１６に
取付けた後、このシート６８を折り曲げ、その２つの側
部のまわりにシールして可撓性インクポーチ１４を構成
する。また、図示の実施例では、熱固定を使用して可撓
性ポーチ１４の周囲をシールすることができる。これら
のポートを通るインクの流れを遮断しないように充填ポ
ート３２および入口ポート３８の上方のプラスチックシ
ートに穴をあけたり、或いはプラスチックシートを取り
除いたりすることができる。可撓性ポーチ１４はインク
を収容する理想的な方法をもたらすが、ポーチ１４は簡
単に穴があいたり破損したりし、またポーチ１４はイン
クからの比較的多量の水を損失させる。従って、ポーチ
１４を保護し且つ水の損失を制限するために、ポーチ１
４は保護シェル１２内に包囲されている。図示の実施例
では、シェル１２は、プリンタの適切な作動のために適
当量のインクが残留するようにポーチ１４内のインクを
調べるのに十分透明である透明ポリエチレンで製造され
ている。約１ｍｍの厚みは、強固の保護を提供すると共
に許容できないインクからの水の損失を防止することが
分かった。しかしながら、シェルの材料および厚さは、
他の実施例では、これと異なっていってもよい。
【００１３】シェル１２の頂部は、シェルをドッキング
ベイに対して挿入したり抜き取ったりするときにシェル
１２を把持し易くするために多数の***リブ７０を有し
ている。垂直リブ７２がシェル１２の各側部から横方向
に突出している。垂直リブ７２はプリンタ内に位置決め
するときにインク供給源に横方向の支持および安定性を
もたらすためにドッキングベイのスロット（図示せず）
内に受入れられるのがよい。シェル１２の底部には、シ
ェル１２をシャーシ１６にスナップ嵌めで取付けるため
にシャーシ１６の垂下周壁部７９に形成された２つの周
リブつまりビーズ７８に係合する２つの周溝つまり凹部
７６が設けられている。シェル１２とシャーシ１６との
取付けは、好ましくは、シェル１２からのシャーシの偶
発的な分離を防止し、且つ、可撓性溜部が漏れを起こし
たとしても、シェルからのインクの流出を阻止するよう
に十分に密接であるべきである。しかしながら、この取
付けは、気密シールを構成しないで、インクが溜部１４
から減ったときにシェル１２の中に空気がゆっくりと入
ることができて、シェル１２の内部圧力を大気圧とほぼ
同じに維持するのが望ましい。さもなければ、シェルの
内側に負圧が発生し、溜部からのインクの流れを阻止し
てしまう。しかしながら、シェル内の高い湿度を維持
し、且つインクからの水の損失を最小にするために空気
の侵入を制限すべきである。
【００１４】図示の実施例では、シェル１２と、これが
収容する可撓性ポーチ１４とはほぼ３０立方センチメー
トルのインクを保持するような容量を有している。シェ
ル１２は幅がほぼ６７ｍｍ、厚さが１５ｍｍ、高さが６
０ｍｍである。可撓性ポーチ１４は不当な過剰材料なし
でシェルを満たすように寸法決めされている。もちろ
ん、所定のプリンタの特定の必要性に応じて他の寸法お
よび形状を採用してもよい。器具１０に充填するには、
充填ポート３２を通じてインクを注入するのがよい。イ
ンクが充填されると、可撓性ポーチ１４は膨らんで実質
的にシェル１２を満たす。インクがポーチに導入される
と、シール用ボール５８が押し下げられて流体出口２０
を開き、この流体出口２０に部分真空を与えることがで
きる。流体出口２０の部分真空によって、ポーチ１４か
らのインクは、室３６、導管６６、円筒形ボス５４の孔
を満たし、仮に存在していれば、僅かな空気がインクと
接触状態で維持される。流体出口２０に加えられた部分
真空は、また、充填工程の速度を速める。ポーチの迅速
な充填を更に容易にするために、溜部が膨らむとシェル
から空気を逃がす排気ポート３４が設けられている。イ
ンク供給源が一杯になると、ボール３５は充填ポート３
２に圧入して、インクの逃げまたは空気の侵入を阻止す
る。
【００１５】勿論、このインク収容デスペンス器具を満
たすのに他の様々な方法を用いることができる。或る場
合には、器具にインクを充填する前に器具全体を二酸化
炭素で洗浄するのが望ましいかも知れない。この方法で
は、充填工程中に器具内に捕獲されるいずれのガスも二
酸化炭素であって、酸素ではない。これは、二酸化炭素
が或るインクに溶解し、酸素が溶解しないので、好まし
いかも知れない。一般に、泡等がプリンタヘッド或いは
これに連なる管の中に侵入しないように、出来るだけ多
くのガスを器具から除去するのが好ましい。保護キャッ
プ２２は溜部が満たされた後に器具１０に設置される。
保護キャップ２２には、キャップ２２をシャーシ１６に
取付けるためにシャーシのリブ８２を受け入れる溝８０
が設けられている。キャップ２２はシャーシへの空気の
流れを制限し、且つインクからの水の損失を低減するた
めに排気ポート３４を塞ぐプラグ８４を支持している。
シャーシ１６の各端部からスタッド８６が延びており、
このスタッド８６はキャップを整合するのを助け、且つ
キャップとシャーシとの間の結合を強化するためにキャ
ップ２２の孔内に受け入れられている。キャップの孔を
越えて延びているスタッド８６の自由端部は、好ましく
は、例えばこれらを加熱された工具を接触させてシャー
シ１６へのキャップ２２の適度な抵抗取付けを行うこと
によってキャップ２２が所定位置に位置した後に変形す
るのが好ましい。更に、ラベル２４を器具１０の側部に
貼付けてシェル１２、シャーシ１６およびキャップ２２
を互いにしっかり保持する。図示の実施例では、ホット
メルト感圧接着剤または他の接着剤を使用して、ラベル
が剥がされるの防ぎ、且つインク供給源の不正移動を阻
止するようにラベルを貼着する。
【００１６】図示の実施例におけるキャップ２２には、
各側部から突出する垂直リブ９０が設けられている。こ
のリブ９０はシェル上の垂直リブ７２の延長であり、垂
直リブ７２と同様な方法でドッキングベイに設けられた
スロット内に受け入れられる。リブ９０に加えて、キャ
ップ２２はリブ９０の各側に位置決めされた突出キー９
２を有している。色または形式により特定のインク供給
源の独特な識別を行うために、必要に応じて、キー９２
の１つまたはそれ以上を削除したり、或いは変更するこ
とができる。インク供給源の特定な形式または色を特定
する合わせキー（図示せず）をドッキングベイに形成す
ることができる。このようにして、使用者は正しくない
形式または色のインク供給源をドッキングベイに間違っ
て挿入することがない。この構成は種々の色のインク供
給源について隣接したドッキングベイがあるような多色
プリンタでは特に有利である。
【００１７】図１０の実施例では、図１ないし図９の実
施例の要素に対応する要素が１００の連数字で示されて
おり、その最後の２桁は図１ないし図９の実施例の対応
要素の２桁に相当する。図１０のインク収容デスペンス
器具は全体的に参照数字１１０で示されており、以後に
記載する以外は、図１ないし図９の器具１０に対応す
る。器具１１０は一端が開放した硬質保護シェル１１２
を有しており、開放端部１１２は保護キャップ１２２に
より常時閉じられている。シェル１１２およびキャップ
１２２を互いにしっかり保持するためにラベル１２４が
器具１１０の側部に貼付けられている。好ましくは、ホ
ットメルト感圧接着剤または他の接着剤を使用して、ラ
ベル１２４が剥がれるのを防ぎ且つ器具１１０内のイン
ク供給源の不正移動を抑制するようにしてラベル１２４
をシェル１１２およびキャップ１２２に接着する。
【００１８】キャップ１２２により閉じられた端部から
離れている方のシェル１１２の端部は、器具１１０が関
連インクジェットプリンタ（図示せず）のドッキングベ
イに挿入されて適切に配向されたときには、器具１１０
の頂部にある端部である。器具１１０の適切な配向を、
器具１１０をプリンタに装着する人にとって非常にはっ
きりさせるために、シェルには、その一対の短い側部に
沿った一対の外方に突出する対向するタブ１１２ａ、１
１２ｂが設けられている。タブ１１２ａ、１１２ｂはプ
リンタへの器具１１０の挿入のために、或いはプリンタ
からの空の器具１１０の取外しのために、人が器具１１
０を把持するのを助けるのに役立ち、当然、プリンタへ
の器具の挿入時に器具１１０の適切な向き提示する。器
具１１０のシェル１１２は簡単な設計のモールドにおい
て適当な熱可塑性材料から比較的安価に成形される。
【００１９】図１１に示した本発明の実施例では、図１
ないし図９の実施例の要素に対応する要素は２００の連
数字により示されており、その最後の２桁は図１ないし
図９の本発明の対応要素の桁である。図１１のインク収
容デスペンス器具は一般に参照数字２１０により示され
ており、以後に述べる以外は、図１ないし図９の器具１
０に対応する。器具２１０は一端が開放した硬質の保護
シェル２１２を有しており、シェル２１２の開放端部は
保護キャップ２２２により閉じられている。キャップ２
２２により閉じられた端部から離れている方のシェル２
１２の端部は、器具２１０が関連インクジェットプリン
タ（図示せず）のドッキングベイへの挿入の用意ができ
ているときに、器具２１０の頂部にある端部である。器
具２１０の適切な向きを、器具２１０をプリンタに装着
する人にとって非常にはっきりさせるために、シェルに
２１２は、一対の対向する短い側部に沿って一対の対向
する長手方向に延びる突出リブ２１２ａ、２１２ｂが設
けられている。また、シェル２１２には、長手方向に延
びるリブ２１２ａと交差する複数の間隔を隔てた横方向
に延びるリブ２１２ｃ、２１２ｄ、２１２ｅ、２１２ｆ
が設けられており、同様に、シェル２１２には、長手方
向に延びるリブ２１２ｂと交差する複数の間隔を隔てた
横方向に延びるリブ２１２ｇ、２１２ｈ、２１２ｉ、２
１２ｊが設けられている。
【００２０】リブ２１２ａ、２１２ｂは、それらの関連
した横方向に延びるリブ２１２ｃ、２１２ｄ、２１２
ｅ、２１２ｆ、２１２ｇ、２１２ｈ、２１２ｉ、２１２
ｊとともに、プリンタへの器具２１０の挿入のために、
或いはプリンタからの空の器具２１０の取外しのため
に、人が器具２１０を把持するのを非常に確実に助ける
のに役立ち、当然、プリンタへの器具の挿入時に器具２
１０の適切な向きを提示する。器具２１０のシェル２１
２は成形により適当な熱可塑性材料から図示の複雑な構
成で製造し得る。図１２に示す本発明の実施例では、図
１ないし図９の要素に対応する要素は３００の連数字に
より示されており、その最後の２桁は図９の本発明の対
応要素の２桁である。
【００２１】図１２のインク収容デスペンス器具は全体
的に参照数字３１０で示されており、以後に述べる以外
は、図１ないし図９の器具に対応する。器具３１０は一
端が開放した硬質保護シェル３１２を有しており、シェ
ル３１２の開放端部は保護キャップ３２２により閉じら
れている。シェル３１２およびキャップ３２２を互いに
しっかり保持するためにラベル３２４が器具３１０の側
部に貼付けられている。図示の実施例では、ホットメル
ト感圧接着剤または他の接着剤を使用して、ラベル３２
４が剥がれるのを防ぎ且つ器具３１０内でのインク供給
源の不正移動を抑制するようにしてラベル３２４をシェ
ル３１２およびキャップ３２２に貼着する。シェル３１
２は、一対の対向する長い側部で間隔が隔てられた一対
の対向する短い側部を有しており、この短い側部の各々
は、プリンタに器具３１０を装着するのに関わる使用者
の指用の把持面を設けるために３２１ａで示すようにシ
ェル３１２の閉鎖端部の近くで内方にテーパになってい
る。更に、シェル３１２には、使用者がテーパ部分３１
２ａ及びこれとは反対側のテーパ部分（図示せず）で器
具３１０を把持するのを助けるためにテーパ部分３１２
ａの高さレベルよりも上に半径方向外方に突出したフラ
ンジ３１２ｂが設けられている。
【００２２】また、シェル３１２の対向した短い側部の
各々には、テーパ部分３１２ａの高さレベルの下に外方
に突出するフランジ、例えばフランジ３１２ｃが設けら
れている。フランジ３１２ｃの目的は、器具３１０を逆
向きにプリンタのドッキングベイに挿入するのを防止す
ることである。また、シェル３１２の対向した短い側部
の各々には、外方に突出し且つ長手方向に延びるリブ３
１２ｄが設けられている。このリブ３１２ｄの目的はプ
リンタのドッキングベイへの器具３１０の挿入を助ける
ことであり、リブ３１２ｄには、プリンタのドッキング
ベイに器具３１０を確実に係止するために、偏心して位
置決めされた切欠き３１２ｅが設けられている。シェル
３１２は成形により適当な熱可塑性材料で図示の複雑な
構成で製造し得る。
【００２３】図１３に示す本発明の実施例では、図１な
いし図９の要素に対応する要素は４００連数字により示
されており、その最後の２桁は図１ないし図９の本発明
の対応要素の２桁である。図１３のインク収容デスペン
ス器具は全体的に参照数字４１０で示されており、以後
に述べる以外は、図１ないし図９の器具１０に対応す
る。器具４１０は一端が開放した硬質保護シェル４１２
を有しており、シェル４１２の開放端部は保護キャップ
４２２により閉じられている。シェル４１２は一対の対
向した長い側部で間隔が隔てられた一対の対向する短い
側部を有しており、その短い側部の各々は、器具４１０
の図示の向きにおいて、その上端部の近くに内方にテー
パな指把持部分を有しており、図１３に示す指把持部分
は参照数字４１２ａで示されている。部分４１２ａを含
めて、シェル４１２の内方にテーパな部分はインクジェ
ットプリンタのドッキングベイに対して器具４１０を装
着したり、取り外したりする人の指により把持される位
置をなしている。
【００２４】更に、シェル４１２の対向した短い側部の
各々には、テーパ部分の高さレベルの上に外方に突出す
るタブ、例えば、シェル４１２のテーパ部分４１２ａの
上方に配置されたタブ４１２ｂが設けられている。タブ
４１２ｂのようなタブの各々は上方に向いた凹形であ
り、器具４１０を逆方向にプリンタのドッキングベイに
挿入されるのを防ぐのに役立つ。器具４１０のシェル４
１２は成形により適当な熱可塑性材料で図示の複雑な構
成で製造し得る。本発明の種々の実施例の液体収容デス
ペンス器具は本発明の好適な実施例としてのインクジェ
ットプリンタに供給量の印刷インクを収容し、供給する
ための器具として詳細に説明した。しかしながら、本発
明を他のニュートン（低粘度）液体の収容および供給に
容易に適合することができることが意図される。
【００２５】提出データのものとして本発明を実施する
ために本発明者により意図された最良の形態をここに示
して説明したが、本発明の範囲を逸脱することなしに適
当な変更例、変形例および同等例を行うことができるこ
とは当業者には明らかであろう。かかる範囲は請求の範
囲及び法律上均等なものによってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例による液体収容デスペンス器具
の側面図である。
【図２】図１の器具の分解図である。
【図３】図１の線３−３に沿った、図１および図２の器
具の平面図である。
【図４】図５の線４−４に沿った、図１ないし図３の器
具の構成要素の平面図である。
【図５】図４の構成要素の側面図である。
【図６】図５の線６−６に沿った、図４および図５の構
成要素の平面図である。
【図７】図３の線７−７に沿った拡大部分断面図であ
る。
【図８】図１ないし図７の器具の部分分解図である。
【図９】図８の要素を互いに組付けた関係で示す図８と
同じ部分図である。
【図１０】本発明による液体収容デスペンス器具の変形
例を示す斜視図である。
【図１１】本発明による液体収容デスペンス器具の他の
変形例を示す斜視図である。
【図１２】本発明による液体収容デスペンス器具の他の
変形例を示す斜視図である。
【図１３】本発明による液体収容デスペンス器具の他の
変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０ インク収容デスペンス器具 １２ 保護シェル １４ 可撓性ポーチ １６ シャーシ １８ ポンプ ２０ 流体出口 ２２ 保護キャップ ２４ ラベル ３２ 充填ポート ３４ 排気ポート ３５ ボール ３６ 圧送室 ４０ 出口ポート ４２ フラッパ弁 ４４ ダイヤフラム ７０ ***リブ ７２ 垂直リブ ７６ 溝つまり凹部 ７８ リブつまりビーズ ９０ リブ ９２ キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイ ケニス ウォーリス アメリカ合衆国 インディアナ州 46143 グリーンウッド イーグル エンブレム コート 3647 (72)発明者 スーザン エム メラー アメリカ合衆国 オレゴン州 97333 コ ーヴァーリス サウスウェスト ホワイト サイド ドライヴ 2015 (72)発明者 ウィリアム コンタクシーズ ザ サード アメリカ合衆国 コネチカット州 06460 ミルフォード オークリッジ レーン 75

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 開放端部および閉鎖端部を備えた堅固な
    ほぼカップ状の外側シェルと、該外側シェルの開放端部
    に固定された保護キャップとを有する液体収容デスペン
    ス器具において、 前記外側シェルが、その閉鎖端部の位置に隣接した位置
    で外面に、該外側シェルの閉鎖端部の位置を特定するた
    めの手段を有する、ことを特徴とする液体収容デスペン
    ス器具。
  2. 【請求項２】 前記外側シェルが、一対の対向した長い
    側部で間隔が隔てられた一対の対向する短い側部を有し
    ており、また、前記外側シェルの閉鎖端部の位置を特定
    するための手段が、前記シェルの閉鎖端部の位置で前記
    短い側部の各々に設けられた外方に突出するタブを有す
    る、請求項１に記載の液体収容デスペンス器具。
  3. 【請求項３】 前記外側シェルが、一対の対向した長い
    側部で間隔が隔てられた一対の対向する短い側部を有し
    ており、 また、前記外側シェルの閉鎖端部の位置を特定するため
    の手段が、 前記シェルの閉鎖端部に隣接した位置に設けられた、一
    対の対向する短い側部の各々に沿った長手方向に延びる
    リブと、 前記シェルの前記一対の対向する短い側部の各々に設け
    られた、前記長手方向に延びるリブと交差する、間隔を
    隔てた複数の横方向に延びるリブとを有する、請求項１
    に記載の液体収容デスペンス器具。
  4. 【請求項４】 前記外側シェルが、一対の対向した長い
    側部で間隔が隔てられた一対の対向する短い側部を有し
    ており、 また、前記外側シェルの閉鎖端部の位置を特定するため
    の手段が、 前記シェルの閉鎖端部に隣接した位置から外方にテーパ
    する、前記一対の対向する短い側部の各々に沿ったテー
    パ部分と、 該テーパ部分に対して外方の位置で前記シェルから外方
    に突出するフランジと、 前記テーパ部分を越えた位置で前記一対の対向する短い
    側部の各々から外方に突出するフランジとを有する、請
    求項１に記載の液体収容デスペンス器具。
  5. 【請求項５】 前記外方に突出するフランジから離れて
    配置された、前記一対の対向する短い側部の各々に設け
    られた長手方向に延びるリブを更に有する、請求項４に
    記載の液体収容デスペンス器具。
  6. 【請求項６】 前記外側シェルが、一対の対向した長い
    側部で間隔が隔てられた一対の対向する短い側部を有し
    ており、 また、前記外側シェルの閉鎖端部の位置を特定するため
    の手段が、 前記一対の対向する短い側部の各々に設けられ、前記シ
    ェルの閉鎖端部に隣接した位置から外方にテーパしたテ
    ーパ部分と、 前記シェルの前記対向した側部の各々の前記各テーパ部
    分の上方で前記シェルから外方に突出するタブとを有す
    る、請求項１に記載の液体収容デスペンス器具。
  7. 【請求項７】 前記各タブが、外方に向いた凹状の形状
    を有する、請求項６に記載の液体収容デスペンス器具。
  8. 【請求項８】 開放端部および閉鎖端部を備えたほぼカ
    ップ状の外側シェルと、該シェルの前記開放端部に固定
    された保護キャップとを有する液体収容デスペンス器具
    を、受入れユニットに挿入する時に、液体収容デスペン
    ス器具を簡単に適切な向きにさせる方法において、 前記外側シェルの閉鎖端部の位置に隣接した位置に、該
    シェルの閉鎖端部の位置を特定するための、対向した外
    方に突出する手段を、前記外側シェルに設けることを特
    徴とする方法。
  9. 【請求項９】 前記外側シェルが、一対の対向する長い
    側部で間隔が隔てられた一対の対向する短い側部を有し
    ており、 また、前記対向する短い側部には、対向する外方に突出
    した手段が設けられている、請求項８に記載の方法。
JP10268703A 1997-09-22 1998-09-22 改良した位置表示目印を備えた液体収容デスペンス器具 Pending JPH11157095A (ja)

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AT (1) ATE332236T1 (ja)
BR (1) BR9803942A (ja)
CA (1) CA2247033C (ja)
CY (1) CY1107520T1 (ja)
DE (1) DE69835126T2 (ja)
DK (1) DK0903236T3 (ja)
ES (1) ES2270487T3 (ja)
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