JPH11157026A - 積層体およびその製法 - Google Patents

積層体およびその製法

Info

Publication number
JPH11157026A
JPH11157026A JP9328459A JP32845997A JPH11157026A JP H11157026 A JPH11157026 A JP H11157026A JP 9328459 A JP9328459 A JP 9328459A JP 32845997 A JP32845997 A JP 32845997A JP H11157026 A JPH11157026 A JP H11157026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyimide
layer
laminate
mol
metal foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9328459A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamaguchi
裕章 山口
Fumio Aoki
文雄 青木
Shuichi Hirano
修一 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP9328459A priority Critical patent/JPH11157026A/ja
Publication of JPH11157026A publication Critical patent/JPH11157026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0346Organic insulating material consisting of one material containing N
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/036Multilayers with layers of different types

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低熱線膨張係数のポリイミド基体と低温圧着
が可能な熱融着性ポリイミドとの構成を有するポリイミ
ド積層体、低熱線膨張係数のポリイミドフィルムと金属
箔と熱融着性ポリイミドを介して強固に積層した金属箔
積層体およびその製法を提供することである。 【構成】 低熱線膨張係数のポリイミド基体の片面また
は両面に、半硬化以前の状態でビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)エ−テル二無水物などのテトラカルボン
酸二無水物と1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−
2,2−ジメチルプロパンとから得られるポリイミドあ
るいはポリアミックの溶液を積層、イミド化、乾燥して
多層ポリイミドフィルムを得る、また金属箔とのホット
メルト法により金属箔積層体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層体およびそ
の製法に関するものであり、特に低熱線膨張性のポリイ
ミド層に金属箔が特定のポリイミド層を介して強固に接
着した金属箔積層体、それに使用できるポリイミド積層
体およびその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ、パソコン、液晶ディスプレイな
どの電子機器類への用途として芳香族ポリイミドは広く
使用されている。芳香族ポリイミドをフレキシブルプリ
ント板(FPC)やテ−プ・オ−トメイティッド・ボン
ディング(TAB)などの基板材料として使用するため
には、エポキシ樹脂などの接着剤を用いて銅箔を張り合
わせる方法が採用されている。
【0003】芳香族ポリイミドは耐熱性、機械的強度、
電気的特性などが優れているが、接着剤の耐熱性等が劣
るため、本来のポリイミドの特性を損なうことが指摘さ
れている。このような問題を解決するために、接着剤を
使用しないでポリイミドフィルムに銅を電気メッキした
り、銅箔にポリアミック酸溶液を塗布し、乾燥、イミド
化したり、熱可塑性のポリイミドを熱圧着させたオ−ル
ポリイミド基材も開発されている。
【0004】また、ポリイミドフィルムと金属箔との間
にポリイミド接着剤をサンドイッチ状に接合させたポリ
イミドラミネ−トおよびその製法が知られている(米国
特許第4543295号)。しかし、このポリイミドラ
ミネ−トおよびその製法は、ポリイミドフィルムと金属
箔との剥離強度が小さいという問題がある。
【0005】さらに、多層の芳香族ポリイミドフィルム
と金属箔とを熱圧着する方法が知られている(特開平4
−33847号、特開平4−33848号)。しかし、
これの方法では熱圧着に比較的高温、高圧を必要とす
る。特に、ポリイミド積層体と金属箔とをロ−ルを使用
して連続的に積層する場合には、強固な接着のためには
300℃以上の加熱温度を必要とするので、ロ−ル(ゴ
ムロ−ルが一般的に使用される。)の耐久性の点から実
用的とはいえない。つまり、従来公知の多層芳香族ポリ
イミドフィルムを使用したのでは、金属箔とポリイミド
フィルムとの積層をロ−ルを使用して実用的(生産性:
長時間運転可能性)なレベルで連続的に行うことは困難
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、低
熱線膨張性の基体ポリイミドフィルムと強固に接合可能
でしかも金属箔とも強固に接合し、金属箔とポリイミド
フィルムとの積層をロ−ルを使用して連続的に行うこと
ができ、しかも金属箔積層体がポリイミドを使用するこ
とによる耐熱性を維持するという相反する機能を発揮し
うるポリイミド積層体、金属箔積層体およびその製法を
提供することである。この発明者らは、前記課題につい
て鋭意検討した結果、特定の熱融着性ポリイミドを使用
することによって、230−280℃という低温積層が
可能であり、しかも得られる金属箔積層体の半田耐熱性
が良好であることを見いだし、この発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
単一の層として50−200℃での熱膨張係数が1×1
-5−2×10-5cm/cm/℃を発現できる基体ポリ
イミド(X)層の片面または両面に、下記のイミド単位
(A)および(B)からなり、
【化8】 〔式(A)および(B)において、R,R’はそれぞれ
4価および2価の芳香族基または脂肪族基を表す。〕 (A)が30−100モル%、(B)が70−0モル%
であるポリイミド(Y)層を有する複合ポリイミドフィ
ルムであるポリイミド積層体に関する。
【0008】また、この発明は、単一の層として50−
200℃での熱膨張係数が1×10 -5−2×10-5cm
/cm/℃を発現できる基体ポリイミド(X)層が半硬
化以前の状態で、その片面または両面に、前記のポリイ
ミド(Y)層を与えるポリアミック酸あるいはポリイミ
ドの溶液を積層した後、ポリイミド(Y)のガラス転移
温度以上で劣化温度以下の温度まで加熱して、乾燥およ
びイミド化して複合ポリイミドフィルムを得ることを特
徴とするポリイミド積層体の製法に関する。
【0009】また、この発明は、単一の層として50−
200℃での熱膨張係数が1×10 -5−2×10-5cm
/cm/℃を発現できる基体ポリイミド(X)層の片面
または両面に、前記のポリイミド(Y)層を有するポリ
イミド積層体に、前記ポリイミド(Y)層を有するポリ
イミド積層体に、前記ポリイミド(Y)層を介して金属
箔が積層されていることを特徴とする金属箔積層体に関
する。
【0010】また、この発明は、前記基体ポリイミド
(X)層の片面または両面に、前記のポリイミド(Y)
層を有するポリイミド積層体に、前記ポリイミド(Y)
層を介して金属箔をホットメルト法により張り合わせる
ことを特徴とする金属箔積層体の製法に関する。
【0011】また、この発明は、金属層とポリイミドと
の接合部を有する積層体において、単一の層として50
−200℃での熱膨張係数が1×10-5−2×10-5
m/cm/℃を発現できる基体ポリイミド(X)層を有
し、前記のポリイミド(Y)層を介して金属箔とポリイ
ミドとを積層してなる積層体の製法に関する。
【0012】この発明における基体ポリイミド(X)と
しては、単一の層として50−200℃での熱膨張係数
が1×10-5−2×10-5cm/cm/℃を発現できる
ポリイミドであれば制限はなく、例えば、3,4,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以
下単にs−BPDAと略記することもある。)とパラフ
ェニレンジアミン(以下単にPPDと略記することもあ
る。)、あるいはピロメリット酸二無水物と3,4,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物また
はベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物とパラフェ
ニレンジアミン、またはパラフェニレンジアミンと4,
4’−ジアミノジフェニルエ−テル(以下単にDADE
と略記することもある。)とから製造されるポリイミド
が好適に使用される。共重合体の場合、PPD/DAD
E(モル比)は100/0−15/85であることが好
ましい。基体ポリイミド(X)の合成は、最終的に各成
分の割合が前記範囲内であれば単独重合、ランダム重
合、ブロック重合、あるいはあらかじめ2種類のポリア
ミック酸を合成しておき両ポリアミック酸溶液を混合後
反応条件下で混合する、いずれの方法によっても達成さ
れる。この発明において基体ポリイミド(X)として、
単一の層における50−200℃での熱膨張係数が1×
10-5−2×10-5cm/cm/℃を発現できるポリイ
ミドを使用することによって、最終的に得られる金属箔
積層体をエッチング処理、半田処理しても大きな剥離強
度を保持することができ、良好な寸法精度を保持するこ
とができ、電子分野等において好適である。
【0013】前記各成分を使用し、ジアミン成分とテト
ラカルボン酸二無水物の略等モル量を、有機溶媒中で反
応させてポリアミック酸の溶液(均一な溶液状態が保た
れていれば一部がイミド化されていてもよい)とし、該
ポリアミック酸の溶液からフィルム化・イミド化・乾燥
することによって製造することができる。前記ポリイミ
ド(X)の物性を損なわない種類と量の他の芳香族テト
ラカルボン酸二無水物、例えばビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)エ−テル二無水物(オキシジフタル酸二
無水物)等、芳香族ジアミン、例えば4,4’−ジアミ
ノジフェニルメタン等を使用してもよい。
【0014】この発明におけるポリイミド(Y)として
はは、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−2,2
−ジメチルプロパン(以下、単にDANPGと略記する
こともある)と、ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)エ−テル二無水物(以下、単にODPAと略記する
こともある)あるいは2,3,3’,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物(以下単に、a−BPDAと
略記することもある)、またはODPA/a−BPDA
との混合酸二無水物と、場合により他のテトラカルボン
酸二無水物およびジアミン成分とを使用し、製造した熱
融着性のポリイミドを好適に使用することができる。
【0015】前記のポリイミド(Y)は、前記の酸成分
およびジアミン成分、さらに場合により他のテトラカル
ボン酸二無水物および他のジアミンとを、有機溶媒中、
約100℃以下、特に20−60℃の温度で反応させて
ポリアミック酸の溶液とし、このポリアミック酸の溶液
をド−プ液として使用し、そのド−プ液の薄膜を形成
し、その薄膜から溶媒を蒸発させ除去すると共にポリア
ミック酸をイミド環化することにより製造することがで
きる。
【0016】また、前述のようにして製造したポリアミ
ック酸の溶液を150〜250℃に加熱するか、または
イミド化剤を添加して150℃以下、特に15〜50℃
の温度で反応させて、イミド環化した後溶媒を蒸発させ
る、もしくは貧溶媒中に析出させて粉末とした後、該粉
末を有機溶液に溶解してフィルム化・乾燥するいずれの
方法によってもポリイミド(Y)を製造することができ
る。
【0017】この発明でポリイミド(Y)に使用するこ
とができるテトラカルボン酸二無水物としては、ODP
A、a−BPDAの単独使用あるいは併用が最も好まし
いが、その20モル%以下、好ましくは10モル%以下
が他の芳香族テトラカルボン酸二無水物で置換されてい
てもよい。例えば、ピロメリット酸二無水物、3,
3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン
酸二無水物、2,2−ビス(3、4−ジカルボキシフェ
ニル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシ
フェニル)スルホン二無水物あるいは2,3,6,7−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物など、好適には
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物によって置き換えられてもよい。
【0018】この発明でポリイミド(Y)に使用するこ
とができるジアミンとしては、前記のDANPGは全ジ
アミン成分中30モル%以上であることが必要であり、
70モル%未満の範囲で好ましくは1,3−ビス(4−
アミノフェノキシ)ベンゼンを使用することができる。
この併用によって、DANPG単独使用の場合と比較し
てポリイミド(Y)の熱分解温度などの耐熱性を向上さ
せることができる。その他のジアミンは20モル%以
下、特に、10モル%以下が他のジアミンで置換されて
いてもよい。例えば、4,4’−ジアミノジフェニルエ
−テル、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、
4,4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミ
ノジフェニルメタン、2,2−ビス(4−アミノフェニ
ル)プロパン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)
ベンゼン、4,4’−ビス(4−アミノフェニル)ジフ
ェニルエ−テル、4,4’−ビス(4−アミノフェニ
ル)ジフェニルスルホン、4,4’−ビス(4−アミノ
フェニル)ジフェニルスルフィド、4,4’−ビス(4
−アミノフェニル)ジフェニルメタン、4,4’−ビス
(4−アミノフェノキシ)ジフェニルエ−テル、4,
4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホ
ン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニ
ルスルフィド、4,4’−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ジフェニルメタン、2,2−ビス〔4−(アミノフ
ェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ヘキサフルオロプ
ロパンなどの複数のベンゼン環を有する柔軟な芳香族ジ
アミン、1,4−ジアミノブタン、1,6−ジアミノヘ
キサン、1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジアミ
ノデカン、1,12−ジアミノドデカンなどの脂肪族ジ
アミン、キシレンジアミンなどのジアミンによって置き
換えられてもよい。複数のベンゼン環を有する柔軟な芳
香族ジアミンの使用割合は全ジアミンに対して20モル
%以下、特に10モル%以下であることが好ましい。ま
た、脂肪族ジアミンの使用割合は全ジアミンに対して2
0モル%以下であることが好ましい。この割合を越すと
ポリイミド(Y)の耐熱性が低下する。
【0019】この発明におけるポリイミド(Y)を得る
ためには、前記の有機溶媒中、ジアミン(アミノ基のモ
ル数として)の使用量が酸無水物の全モル数(テトラ酸
二無水物とジカルボン酸無水物の酸無水物基としての総
モルとして)に対する比として、好ましくは0.92−
1.0、特に0.98−1.0、そのなかでも特に0.
99−1.0であり、ジカルボン酸無水物の使用量がテ
トラカルボン酸二無水物の酸無水物基モル量に対する比
として、好ましくは0.05以下、特に0.0001−
0.02であるような割合の各成分を反応させることが
好ましい。
【0020】また、この発明においてポリイミド(Y)
のアミン末端を封止するか、酸末端とすることが好まし
く、アミン末端を酸で封止するためのジカルボン酸無水
物としては、無水フタル酸およびその置換体、ヘキサヒ
ドロ無水フタル酸およびその置換体、無水コハク酸およ
びその置換体などが挙げられる。特に、無水フタル酸が
好適に挙げられる。また、前記の芳香族テトラカルボン
酸二無水物の加水分解物であるテトラ酸も好適に使用で
きる。
【0021】この発明においてポリイミド(Y)を製造
する際に、前記のジアミンおよびジカルボン酸無水物の
使用割合が前記の範囲外であると、得られるポリアミッ
ク酸、従ってポリイミド(Y)の分子量が小さく、フィ
ルムの強度および剥離強度の低下をもたらす。また、特
にジアミン成分過剰の条件(末端封止しない場合)で
は、ポリアミック酸のイミド化あるいは溶媒の除去の際
に劣化などを生じ、フィルムの物性低下および剥離強度
の低下をもたらす。このポリイミド(Y)の加熱時のゲ
ル化を制限する目的でリン系安定剤、例えば亜リン酸ト
リフェニル、リン酸トリフェニル等をポリアミック酸重
合時に固形分(ポリマ−)濃度に対して0.01〜1%
の範囲で添加することができる。
【0022】前記のイミド化促進の目的で、原料溶液中
に塩基性有機化合物を添加することができる。例えば、
イミダゾ−ル、2−メチルイミダゾ−ル、1,2−ジメ
チルイミダゾ−ル、2−フェニルイミダゾ−ル、トリエ
チルアミン等をポリアミック酸重合時に固形分濃度に対
して0.1−10重量%の割合で使用することができ
る。これらは比較的低温でポリイミドフィルムを形成す
るため、イミド化不良(十分なイミド化が得られないこ
とを意味する)を避けるために使用される。
【0023】また、熱圧着強度の安定化の目的で、ポリ
イミド(Y)原料ド−プに有機アルミニウム化合物また
は無機アルミニウム化合物を添加することができる。例
えば、水酸化アルミニウム、アルミニウムトリアセチル
アセトナ−ト等をポリアミック酸重合時に固形分濃度に
対してアルミニウム金属として1−1000ppmの割
合で添加することができる。
【0024】前記のポリアミック酸製造に使用する有機
溶媒は、ポリイミド(X)およびポリイミド(Y)のい
ずれに対しても、N−メチル−2−ピロリドン、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N,N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチルホスホルアミド、N−メチルカプロ
ラクタムなどが挙げられる。これらの有機溶媒は単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0025】この発明のポリイミド積層体の製造におい
ては、例えば、先ず上記のようにして基体ポリイミド
(X)のポリアミック酸溶液(透明粘調な溶液)を調製
し、これをガラス板、ステンレス鏡面、ベルト面等の支
持体面上に流延塗布し、100〜200℃で半硬化状態
またはそれ以前の乾燥状態とする。200℃を越えた高
い温度で流延フィルムを処理すると、多層ポリイミドフ
ィルムの製造において、接着性の低下などの欠陥を来
す。この発明において、半硬化状態またはそれ以前の状
態とは、加熱および/または化学イミド化によって一部
ゲル化した自己支持性の状態にあるか、またはその直前
の段階で自己支持性を有する状態を意味する。
【0026】この発明において、好適には基体ポリイミ
ド(X)を与えるポリアミック酸の溶液と、ポリイミド
(Y)を与えるポリアミック酸の溶液あるいはポリイミ
ドの溶液とから、例えば特開平4−33847号公報に
記載の共押出法によって2層あるいは3層に積層した
後、乾燥およびイミド化して多層ポリイミドフィルムを
得ることができる。この発明においてポリイミド(X)
の半硬化以前の状態で、該層の片面または両面に、ポリ
イミド(Y)を与えるポリアミック酸の溶液あるいはポ
リイミド溶液を積層して多層フィルム状物を形成し、ポ
リイミド(Y)のガラス転移温度(Tg)以上で劣化が
生じる温度以下の温度、好適には400℃以下の温度、
特に好適には270−370℃の温度(表面温度計で測
定した表面温度)まで加熱して(好適にはこの温度で1
−60分間加熱して)イミド化、乾燥して多層ポリイミ
ドフィルムを製造することができる。
【0027】この発明の金属箔積層体は、ホットメルト
法により、多層ポリミドフィルムのポリイミド(Y)層
の片面あるいは両面に、金属箔を重ね合わせ、好適には
230−280℃の温度、1−100kgf/cm2
圧力、1秒−60分間加熱・加圧して製造することがで
きる。また、この発明の金属箔積層体は、前記の条件で
多層ポリイミドフィルムと金属箔とを熱ロ−ル(通常、
少なくとも一部がゴム製ロ−ルであることが好ましい)
を使用する連続的なホットメルト法により製造すること
もできる。
【0028】この発明において、基体ポリイミド(X)
のフィルム(層)の厚さは10−150μmであること
が好ましい。10μm未満では作成した多層ポリイミド
フィルムの機械的強度、寸法安定性に問題が生じる。ま
た150μmより厚くなると溶媒の除去、イミド化に難
点が生じる。また、この発明において、柔軟なポリイミ
ド(Y)層の厚さは0.5−25μm、特に2−10μ
mが好ましい。下限未満では接着性能が低下し、上限を
超えても使用可能であるがとくに効果はなく、むしろ金
属箔積層体の耐熱性が低下する。基体ポリイミド(X)
のフィルム(層)の厚さは全体の多層フィルムの50%
以上、特に60%以上であることが好ましい。この割合
より小さいと作成した多層フィルムの機械的強度、寸法
安定性などの問題が発生する。
【0029】この発明において使用する金属箔としては
単一金属あるいは合金、例えば、銅、アルミニウム、
金、銀、ニッケル、ステンレス、シリコン金属の箔、メ
ッキ層など各種金属箔、メッキ層が挙げられるが、好適
には圧延銅、電解銅などがあげられる。金属箔の厚さは
特に制限はないが、0.1μm−10mm、特に10〜
60μmが好ましい。
【0030】この発明においては、ポリイミド(X)と
ポリイミド(Y)との特定の組合せを選択することによ
って、比較的低温での圧着によって接着強度の大きい金
属箔積層体を得ることができ、しかも、金属箔積層体が
半田耐熱性によって評価される優れた耐熱性を示すので
ある。また、この発明によれば、比較的低温度でキュア
を行うことができるため、ポリイミド(Y)の劣化を来
すことなく、多層ポリイミドフィルムのイミド化、乾燥
を完了させることができ、優れた性能を有するポリイミ
ド積層体を得ることができる。従って、これらは電子部
品材料あるいは電気材料分野に好適に使用することがで
きる。
【0031】
【実施例】以下、この発明を実施例および比較例により
さらに詳細に説明する。熱膨張係数は昇温速度10℃/
分にて測定した。
【0032】基体ポリイミド(X)製造用ド−プの合成
例 攪拌機、窒素導入管および還流管を備えた300mlガ
ラス製反応容器に、N,N−ジメチルアセトアミド(D
MAc)183gを加え、攪拌および窒素流通下、パラ
フェニレンジアミン(PPD)10.81g(0.10
00モル)を添加し、50℃に保温し完全に溶解させ
た。この溶液に3,3’,4,4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物(s−BPDA)29.229g
(0.09935)を発熱に注意しながら徐々に添加
し、添加終了後50℃を保ったまま5時間反応を続け
た。この後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカ
ルボン酸2水和物(s−BPTA)0.2381g
(0.00065モル)を溶解させた。得られたポリア
ミック酸溶液は褐色粘調液体であり、25℃における溶
液粘度は約1500ポイズであった。この溶液(ド−
プ)をXと称する。このド−プから別途製造したポリイ
ミドフィルムの単一の層(25μm)として50−20
0℃での熱膨張係数は1.7×10-5cm/cm/℃で
あった。
【0033】ポリイミド(Y)製造用ド−プの合成−1 攪拌機、、温度計、窒素導入管および還流管付分留管を
備えた500mlのガラス製反応容器に、DMAc23
9gを加え、攪拌および窒素流通下、1,3−ビス(4
−アミノフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン(D
ANPG)28.644g(0.1000モル)、2−
メチルイミダゾ−ル(2MZ)1.78gおよび水酸化
アルミニウム0.6mgを加え、30℃に保温し溶解さ
せた。この溶液にビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)エ−テル二無水物(ODPA)30.90g(0.
09960モル)を発熱に注意しながら徐々に添加し、
添加終了後30℃に保ったままで5時間反応を続けた。
この後s−BPTA0.330g(0.0009モル)
を溶解させた。この段階でのジアミンと酸成分との比は
1:1.005(モル比)である。得られたポリアミッ
ク酸溶液は、褐色粘調液体であり、25℃における溶液
粘度は約1500ポイズであった。この溶液をY−1と
称する。
【0034】ポリイミド(Y)製造用ド−プの合成−2 DMAc239gをDMAc232gに、2MZ1.7
8gを2MZ1.74gに、ODPA30.90g
(0.09960モル)をa−BPDA29.38g
(0.09985モル)に、s−BPTA0.330g
(0.0009モル)をs−BPTA0.238g
(0.00065モル)に変更した他は上記合成−1と
同様に実施した。得られたポリアミック酸溶液は褐色粘
調液体であり、25℃における溶液粘度は約1500ポ
イズであった。この溶液をY−2と称する。
【0035】接着ポリイミド(Y)製造用ド−プの合成
−3 DMAc239gをDMAc240gに、DANPG2
8.64g(0.10000モル)をDANPG14.
32g(0.050000モル)および1,3−ビス
(4−アミノフェノキシ)ベンゼン(TPE−R)1
4.61g(0.05000モル)に、ODPA30.
90g(0.09960モル)をODPA30.88g
(0.09955モル)に、s−BPTA0.330g
(0.0009モル)をs−BPTA0.348g
(0.00095モル)に変更した他は上記合成−1と
同様に実施した。得られたポリアミック酸溶液は、25
℃における溶液粘度は約1500ポイズであった。この
溶液をY−3と称する。
【0036】実施例1 ガラス板上にアプリケ−タ−を用いてド−プXを塗布
し、120℃にて15分間乾燥してフィルムを得た。こ
の被膜上にさらにアプリケ−タ−を用いてド−プY−1
を塗布し、120℃にて15分間乾燥した。この2層被
膜を一旦冷却し、ガラス面から剥離し、ステンレス製の
金枠に固定し、200℃で5分、250℃で5分、35
0℃で3分の熱処理を行い、X/Y−1の2層ポリイミ
ドフィルム(25μm/7μm、全厚み32μm)を得
た。240℃に保った熱プレスを用い、三井金属鉱業社
製の電解銅箔〔3EC−3〕(厚み35μm)を上記2
層ポリイミドフィルムのポリイミド(Y−1)側で重ね
合わせ、5分間予熱後、30kgf/cm2 の圧力で1
分間プレスを行い、銅箔積層板を得た。得られた積層板
はほとんど反りが見られなかった。この積層板について
未処理の90°剥離強度、銅を1mmごとのライン ア
ンド スペ−スにエッチングした後の90°剥離強度、
280℃の半田に1分間浸漬した後(半田処理)の外観
および90°剥離強度の各項目について評価した。評価
結果を表1に示す。剥離はすべて銅とポリイミドとの界
面で生じていた。
【0037】実施例2〜3 表1に示した基体ポリイミド(X)用ド−プおよびポリ
イミド(Y)用ド−プの組合せで、実施例1と同様に2
層ポリイミドフィルムを製造し、これらの各フィルムに
ついて表1に示した温度にて電解銅箔と張り合わせたと
ころ、いずれも反りはほとんど見られなかった。各評価
項目についての評価結果をまとめて表1に示す。剥離は
すべて銅とポリイミドとの界面で生じていた。
【0038】
【表1】
【0039】比較例1 ポリイミドフィルム(宇部興産製、ユ−ピレックス−
S、25μm)にアプリケ−タ−を用いてド−プY−1
を塗布し、120℃で15分、200℃で5分、350
℃で3分熱処理した。この膜厚は7μmであり、2層ポ
リイミドの全厚みは32μmであった。このフィルムに
ついて、実施例1と同様に電解銅箔と張り合わせた。得
られた金属箔積層体は、未処理の90°剥離強度が0.
5kgf/cmで、実用的なレベルの剥離強度がなかっ
た。また剥離はポリイミドフィルム(ユ−ピレックス−
S)とポリイミド(Y)との界面で生じていた。
【0040】実施例4 基体ポリイミド(X)製造用ド−プの合成例3に準じ
て、s−BPDA/PPDをDMAc中で重合し、ポリ
マ−濃度18重量%、溶液粘度1500ポイズのポリア
ミック酸溶液を調製した。ポリイミド(Y)製造用ド−
プの合成例1に準じて、ODPA/DANPG/TPE
R(100/50/50)をDMAc中で重合し、ポリ
マ−濃度20重量%、溶液粘度1500ポイズのポリア
ミック酸溶液を調製した。このド−プに剥離剤としてセ
パ−ル365(中京油脂社製)をポリマ−重量の0.2
5%溶解した。
【0041】特開平4−33847号公報に記載の方法
で、前記ポリアミック酸溶液を3層押出ダイスを使用し
て平滑な金属製支持体上に流延し、140℃の熱風で連
続的に乾燥し、固化フィルムを形成した。この固化フィ
ルムを支持体から剥離した後加熱炉で180℃から35
0℃まで徐々に昇温して溶媒の除去、イミド化を行い長
尺状3層押出フィルムを製造した。このポリイミド積層
体の厚み構成は4.0/17.0/4.0μmである。
次いで、特開平4−33847号公報に記載の方法で、
このフィルムの両面にに電解銅箔3EC−VLP(三井
金属鉱業社製、厚み18μm)を熱ロ−ル温度270
℃、ロ−ル圧力24kg/cm、ラミネ−ト速度1m/
分の条件で熱ラミネ−トし、長尺状金属箔積層体を得
た。反りは見られなかった。この金属箔積層体の評価結
果は、未処理の90°剥離強度が流延時の空気面側およ
び金属製支持体側のいずれでも1.3kgf/cm、エ
ッチング処理後および半田処理後も同じ90°剥離強度
を示した。剥離はすべて銅とポリイミドとの界面で生じ
ていた。また、この金属箔積層体の銅箔を全面エッチン
グして取り除いた後の、エッチング前の寸法に対する変
化率はMD方向で+0.04%、TD方向で−0.03
%であり、寸法安定性に優れるものであった。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、比較的低温での圧着
によって接着強度の大きい金属箔積層体を得ることがで
き、しかも、金属箔積層体が半田耐熱性によって評価さ
れる優れた耐熱性を示すのである。
【0043】また、この発明によれば、比較的低温度で
キュアを行うことができるため、ポリイミド(Y)の劣
化を来すことなく、多層ポリイミドフィルムのイミド
化、乾燥を完了させることができ、優れた性能を有する
ポリイミド積層体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 79:00 B29L 9:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の層として50−200℃での熱膨
    張係数が1×10-5−2×10-5cm/cm/℃を発現
    できる基体ポリイミド(X)層の片面または両面に、下
    記のイミド単位(A)および(B)からなり、 【化1】 〔式(A)および(B)において、R,R’はそれぞれ
    4価および2価の芳香族基または脂肪族基を表す。〕 (A)が30−100モル%、(B)が70−0モル%
    であるポリイミド(Y)層を有する複合ポリイミドフィ
    ルムであるポリイミド積層体。
  2. 【請求項2】 基体ポリイミド(X)層が下記のイミド
    単位 【化2】 を有する請求項1記載のポリイミド積層体。
  3. 【請求項3】 単一の層として50−200℃での熱膨
    張係数が1×10-5−2×10-5cm/cm/℃を発現
    できる基体ポリイミド(X)層が半硬化以前の状態で、
    その片面または両面に、下記のイミド単位(A)および
    (B)からなり、 【化3】 〔式(A)および(B)において、R,R’はそれぞれ
    4価および2価の芳香族基または脂肪族基を表す。〕 (A)が30−100モル%、(B)が70−0モル%
    であるポリイミド(Y)層を与えるポリアミック酸ある
    いはポリイミドの溶液を積層した後、ポリイミド(Y)
    のガラス転移温度以上で劣化温度以下の温度まで加熱し
    て、乾燥およびイミド化して複合ポリイミドフィルムを
    得ることを特徴とするポリイミド積層体の製法。
  4. 【請求項4】 単一の層として50−200℃での熱膨
    張係数が1×10-5−2×10-5cm/cm/℃を発現
    できる基体ポリイミド(X)層の片面または両面に、下
    記のイミド単位(A)および(B)からなり、 【化4】 〔式(A)および(B)において、R,R’はそれぞれ
    4価および2価の芳香族基または脂肪族基を表す。〕 (A)が30−100モル%、(B)が70−0モル%
    であるポリイミド(Y)層を有するポリイミド積層体
    に、前記ポリイミド(Y)層を介して金属箔が積層され
    ていることを特徴とする金属箔積層体。
  5. 【請求項5】 基体ポリイミド(X)層が下記のイミド
    単位 【化5】 を有する請求項3記載の金属箔積層体。
  6. 【請求項6】 単一の層として50−200℃での熱膨
    張係数が1×10-5−2×10-5cm/cm/℃を発現
    できる基体ポリイミド(X)層の片面または両面に、下
    記のイミド単位(A)および(B)からなり、 【化6】 〔式(A)および(B)において、R,R’はそれぞれ
    4価および2価の芳香族基または脂肪族基を表す。〕 (A)が30−100モル%、(B)が70−0モル%
    であるポリイミド(Y)層を有するポリイミド積層体
    に、前記ポリイミド(Y)層を介して金属箔をホットメ
    ルト法により張り合わせることを特徴とする金属箔積層
    体の製法。
  7. 【請求項7】 ポリイミド積層体が、基体ポリイミド
    (X)層が半硬化以前の状態で、その片面または両面に
    ポリイミド(Y)を与えるポリアミック酸あるいはポリ
    イミドの溶液を積層した後、ポリイミド(Y)のガラス
    転移温度以上で劣化温度以下の温度まで加熱して、乾燥
    およびイミド化して得られるものである請求項6記載の
    金属箔積層体の製法。
  8. 【請求項8】 ポリイミド積層体と金属箔との積層が、
    ポリイミド積層体のポリイミド(Y)面に金属箔を重ね
    合わせ、230−280℃の温度、0.1−100kg
    f/cm2 の圧力、1秒〜30分間加熱、加圧して張り
    合わせる工程とを含む請求項6記載の金属箔積層体の製
    法。
  9. 【請求項9】 ポリイミド積層体の基体ポリイミド
    (X)層の厚さが10−150μmであって、全体の厚
    さの50%以上であり、ポリイミド(Y)層の厚さが2
    〜10μmである請求項6記載の金属箔積層体の製法。
  10. 【請求項10】 金属層とポリイミドとの接合部を有す
    る積層体において、単一の層として50−200℃での
    熱膨張係数が1×10-5−2×10-5cm/cm/℃を
    発現できる基体ポリイミド(X)層を有し、下記のイミ
    ド単位(A)および(B)からなり、 【化7】 〔式(A)および(B)において、R,R’はそれぞれ
    4価および2価の芳香族基または脂肪族基を表す。〕 (A)が30−100モル%、(B)が70−0モル%
    であるポリイミド(Y)層を介して金属箔とポリイミド
    とを積層してなる積層体の製法。
JP9328459A 1997-11-28 1997-11-28 積層体およびその製法 Pending JPH11157026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9328459A JPH11157026A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 積層体およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9328459A JPH11157026A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 積層体およびその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11157026A true JPH11157026A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18210510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9328459A Pending JPH11157026A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 積層体およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11157026A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001270035A (ja) * 2000-03-28 2001-10-02 Ube Ind Ltd フレキシブル金属箔積層体
WO2002064363A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. Stratifie et son procede de production
KR100595333B1 (ko) * 1999-09-28 2006-07-03 우베 고산 가부시키가이샤 방향족 폴리이미드 적층체
JP2006232911A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toray Ind Inc 熱可塑性ポリイミド前駆体組成物およびこれを用いた積層ポリイミドフィルムの製造方法
JP2007087663A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Furukawa Electric Co Ltd:The フラットケーブル
JP2008162290A (ja) * 2008-02-15 2008-07-17 Ube Ind Ltd フレキシブル金属箔積層体の製造法
US7951251B2 (en) 2004-01-13 2011-05-31 Kaneka Corporation Adhesive film, flexible metal-clad laminate including the same with improved dimensional stability, and production method therefor
KR102217103B1 (ko) * 2019-12-31 2021-02-18 전북대학교산학협력단 미세복합 표면구조의 제조방법 및 이를 이용한 미세복합 표면 탄성 폴리머 필름의 제조방법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595333B1 (ko) * 1999-09-28 2006-07-03 우베 고산 가부시키가이샤 방향족 폴리이미드 적층체
JP2001270035A (ja) * 2000-03-28 2001-10-02 Ube Ind Ltd フレキシブル金属箔積層体
WO2002064363A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. Stratifie et son procede de production
JP2002240193A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Nippon Steel Chem Co Ltd 積層体及びその製造方法
US7338716B2 (en) 2001-02-16 2008-03-04 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. Laminate and process for producing the same
KR100898920B1 (ko) * 2001-02-16 2009-05-27 신닛테츠가가쿠 가부시키가이샤 적층체 및 그의 제조 방법
JP4508441B2 (ja) * 2001-02-16 2010-07-21 新日鐵化学株式会社 積層体及びその製造方法
US7951251B2 (en) 2004-01-13 2011-05-31 Kaneka Corporation Adhesive film, flexible metal-clad laminate including the same with improved dimensional stability, and production method therefor
JP2006232911A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toray Ind Inc 熱可塑性ポリイミド前駆体組成物およびこれを用いた積層ポリイミドフィルムの製造方法
JP2007087663A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Furukawa Electric Co Ltd:The フラットケーブル
JP2008162290A (ja) * 2008-02-15 2008-07-17 Ube Ind Ltd フレキシブル金属箔積層体の製造法
KR102217103B1 (ko) * 2019-12-31 2021-02-18 전북대학교산학협력단 미세복합 표면구조의 제조방법 및 이를 이용한 미세복합 표면 탄성 폴리머 필름의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4147639B2 (ja) フレキシブル金属箔積層体
JP4362917B2 (ja) 金属箔積層体およびその製法
US6379784B1 (en) Aromatic polyimide laminate
JP5035220B2 (ja) 銅張積層板及びその製造方法
US5741598A (en) Polyimide/metal composite sheet
WO2005111165A1 (ja) 接着フィルムの製造方法
JP2004098659A (ja) 銅張積層板及びその製造方法
TWI408202B (zh) Followed by sheet and copper foil laminated board
JP3267154B2 (ja) 積層体およびその製法
JPH10138318A (ja) 多層押出しポリイミドフィルムの製法
JP3580128B2 (ja) 金属箔積層フィルムの製法
JP2001270034A (ja) フレキシブル金属箔積層体
JP3938058B2 (ja) 熱融着性を有するポリイミドフィルム、それを用いた積層板およびそれらの製造法
JP2001270036A (ja) フレキシブル金属箔積層体
JP4345188B2 (ja) フレキシブル金属箔積層体およびその製造方法
JP3444035B2 (ja) ポリイミドフィルム
JP4901509B2 (ja) ポリイミド前駆体溶液の多層膜、多層ポリイミドフィルム、片面金属張積層板、および多層ポリイミドフィルムの製造方法
JPH11157026A (ja) 積層体およびその製法
JPH04239637A (ja) 可撓性両面金属張基板及びその製造方法
JP4123665B2 (ja) 耐熱性樹脂ボ−ド及びその製造法
JP4193461B2 (ja) 熱融着性ポリイミドおよび該ポリイミドを使用した積層体
JP4360025B2 (ja) 補強材を有するポリイミド片面積層体およびその製造法
TW202225276A (zh) 聚醯亞胺膜、覆金屬層疊板、覆金屬層疊板的製造方法及電路基板
JP2001270033A (ja) フレキシブル金属箔積層体の製造法
JP2000123512A (ja) 磁気ヘッドサスペンションおよびその製造方法