JPH1115476A - 通気型遮音壁構造 - Google Patents

通気型遮音壁構造

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JPH1115476A
JPH1115476A JP9184411A JP18441197A JPH1115476A JP H1115476 A JPH1115476 A JP H1115476A JP 9184411 A JP9184411 A JP 9184411A JP 18441197 A JP18441197 A JP 18441197A JP H1115476 A JPH1115476 A JP H1115476A
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wall base
channel
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Mitsuhiro Takeda
充弘 武田
Onori Ajioka
大典 味岡
Isao Satsukawa
勲 薩川
Keijirou Gen
桂二郎 厳
Yasuyuki Asahara
康之 浅原
Yuji Shinpo
雄二 新保
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Yamakawa Industrial Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Yamakawa Industrial Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作・成形しやすく安価で、しかも設計自由
度を増すと共に、減衰させる音波の周波数領域に容易に
適合させることができる通気型遮音壁構造を提供する。 【解決手段】 角形パイプの側壁に長手方向に延在する
帯状溝部4を形成した一対のチャンネル形材2,3を一
単位とした遮音壁基材1を複数個有し、各遮音壁基材に
おける前記両チャンネル形材の帯状溝部同士を対向させ
た形で両チャンネル形材を離間配置して、短管部7を構
成すると共に、互いに異なる単位の遮音壁基材1におけ
る帯状溝部4に対向する各チャンネル形材2,3の側壁
同士を離間して対向させると共に、互いに異なる単位の
遮音壁基材1における帯状溝部4に対向する各チャンネ
ル形材2,3の側壁同士を離間して対向させて長管部8
を構成し、遮音壁基材1の両チャンネル形材2,3の両
端開口部を板材にて閉塞して全遮音壁基材1を連結し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車エンジンのアンダ
ーカバーなどに用いられて騒音エネルギーを吸収減衰さ
せて騒音を低減する通気型遮音壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の騒音低減装置としては、例
えば実開昭59−188722号公報に記載されたもの
は公知である。この公報の騒音低減装置は、図16の
(a)及び(b)に示すように騒音源であるエンジンa
の直下に、車体bに固定されたエンジンアンダカバーc
を設けて、このエンジンアンダカバーcによりエンジン
aの騒音が外部へ漏れるのを防止するように構成されて
いる。
【0003】またエンジンアンダカバーcは、多数の吸
音孔dを有する内側アンダカバーeと、その下側に配置
された外側アンダカバーfより構成されていて、内側ア
ンダカバーeと外側アンダカバーfの間には空気層gが
形成されている。
【0004】そして、上記の構造により、エンジンaよ
り発生された騒音エネルギーを、まず吸音孔dの内周面
との摩擦により消耗させ、次に空気層gにより音を繰返
し反射させて騒音エネルギーをさらに減衰させると共
に、密閉構造を有する外側アンダカバーfにより騒音が
外側へ漏れるのを防止することにより騒音を低減させて
いる。
【0005】しかし、この騒音低減装置では、外側アン
ダカバーfが密閉構造となっているため、エンジンaの
冷却に必要な冷却空気を遮断してしまう。その結果、遮
音効果は得られても、エンジンaの冷却性能を劣化させ
てエンジンaのオーバヒートの原因となるなどの不具合
があった。
【0006】また、他の従来の通気型遮音壁構造21と
して、特開平7−175485号公報に記載されたよう
に、これによれば、図17(a)及び(b)に示すよう
に、上板22と下板23との2枚以上の有孔板と、この
有孔板に貫通して設けられた長管部25を有し、前記有
孔板に設けられた孔部24の空気質量27と、これに対
向する有孔板間の空気ばね28とにより構成される音響
的な振動系を介し通過される音と、前記長管部25の空
気質量26を通過される音との相互作用により遮音効果
と通気性の両方を両立させた構造のものもある。
【0007】通気型遮音壁構造21をこのように構成す
ることにより、上板22側に入射波xが到達すると、一
部は上板22に反射されて反射波x′となるが、残りは
孔部24及び長管部25を通過してそれぞれ透過波A及
び透過波Bとなり、合成されて透過波A十透過波Bが入
射波x側と反対側に達する。従って図18に示すよう
に、孔部24に形成される空気質量27と有孔板間に形
成される空気ばね28とによる音響的な振動系の共振周
波数f1と、長管部25の一次気柱共鳴の周波数f2の
間の周波数領域を遮音壁として機能する領域にすること
ができる。
【0008】このように構成する通気型遮音壁構造21
を製作する場合、インジェクション工法によって2分割
で成形した後組み立てて製造する場合が考えられるが、
このインジェクション工法では高精度の金型を要するた
め金型費が高く、また大きな製品では金型が大きくなっ
てさらに費用が増大することから、従来では、上型と下
型との間の成形空間が開放されているオープン金型によ
る成形法がとられていた。
【0009】これによれば、図19に示すように、長管
部25の中央で有孔板を上下2分割して上板22と下板
23とをそれぞれオープン金型で成形し、上板22と下
板23とを長管部25の相互のインロー部25aで嵌合
させて製造する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成する通気型遮音壁構造では、金型成形である為、狙っ
た周波数領域に対しては有効に機能するが、多少狙いが
ずれた周波数に対しては別に金型を製作して、その狙う
周波数に合わせて製作しなければならなかった。この為
に多数の金型を準備しなければならず、この分費用上の
問題が生起する。
【0011】また、自動車エンジンのアンダーカバー等
において、種々の騒音対策に必要とされる遮音壁として
要求される形状・大きさ或いは減衰周波数領域によっ
て、多くの種類の通気型遮音壁構造を用意する必要があ
って、コスト的にも不利であることは否めない。
【0012】本発明は、上記の点を考慮し、実際に自動
車のエンジンアンダーカバー等で使用する場合を想定
し、製作しやすく安価で、しかも設計自由度を増すと共
に、成形し易いが遮音性能を確保できる通気型遮音壁構
造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の通気型遮音壁構造は、第1に、パイプの側壁
に長手方向に延在する帯状溝部を形成した一対のチャン
ネル形材を一単位とした遮音壁基材を複数個有し、各遮
音壁基材における前記両チャンネル形材の帯状溝部同士
を対向させた形で両チャンネル形材を離間配置すると共
に、互いに異なる単位の遮音壁基材における前記帯状溝
部に対向する各チャンネル形材の側壁同士を離間して対
向させると共に、互いに異なる単位の遮音壁基材におけ
る前記帯状溝部に対向する各チャンネル形材の側壁同士
を離間して対向させ、これら遮音壁基材の両チャンネル
形材の両端開口部を閉塞部材にて閉塞して全遮音壁基材
を連結し、前記各遮音壁基材を構成する両チャンネル形
材同士で短管部を形成すると共に、遮音壁基材同士で長
管部を形成するように構成した。
【0014】そして、前記遮音壁基材の両端部全体が連
続した湾曲形状を描くように配置して、この湾曲形状に
合うように前記閉塞部材を長手方向に湾曲させて、前記
全遮音壁基材の両チャンネル形材の両端開口部を閉塞し
て構成することも考えられる。
【0015】本発明は、第2に、パイプの側壁に長手方
向に延在する帯状溝部を形成した一対のチャンネル形材
を一単位とした遮音壁基材を複数個有し、各遮音壁基材
における前記両チャンネル形材の帯状溝部同士を対向さ
せた形で両チャンネル形材を離間配置すると共に、互い
に異なる単位の遮音壁基材における前記帯状溝部に対向
する各チャンネル形材の側壁同士を離間して対向させ
て、1つの枠体内に配置し、該枠体の側壁の一部により
前記遮音壁基材の両チャンネル形材の両端開口部を閉塞
して全遮音壁基材を連結すると共に、前記枠体の側壁の
他の部位とこれに対向する遮音壁基材の側壁との間を離
間させて、前記各遮音壁基材を構成する両チャンネル形
材同士で短管部を形成すると共に、相隣り合う遮音壁基
材同士および前記枠体の側壁の他の部位とこれに対向す
る遮音壁基材同士で長管部を形成するように構成してい
る。
【0016】本発明は、第3に、パイプの側壁に長手方
向に延在する帯状溝部を形成した一対のチャンネル形材
を一単位とした遮音壁基材を複数個有し、各遮音壁基材
における前記両チャンネル形材の帯状溝部同士を対向さ
せた形で両チャンネル形材を離間配置すると共に、互い
に異なる単位の遮音壁基材における前記帯状溝部に対向
する各チャンネル形材の側壁同士を離間して対向させ
て、1つの枠体内に配置し、該枠体の側壁の一部により
前記遮音壁基材の両チャンネル形材の両端開口部を閉塞
して全遮音壁基材を連結すると共に、前記枠体の側壁の
他の部位とこれに対向する遮音壁基材の側壁とを接合し
て、前記各遮音壁基材を構成する両チャンネル形材同士
で短管部を形成すると共に、相隣り合う遮音壁基材同士
で長管部を形成するようにした構成にしている。
【0017】そして、前記遮音壁基材の両端部全体が連
続した湾曲形状を形成するように配置したり、また、前
記遮音壁基材を構成する前記複数のチャンネル形材全体
を長手方向に湾曲させて構成することも考えられる。
【0018】従って、本発明は、各遮音壁基材を構成す
る両チャンネル形材同士で短管部を形成すると共に、相
隣り合う遮音壁基材同士或いは枠体の側壁の他の部位と
これに対向する遮音壁基材同士で長管部を形成し、短管
部には、帯状溝部が存在していることから、空気ばねが
形成されることとなる。
【0019】この結果、長管部によって形成される空気
質量を通過する音と短管部に形成される空気質量と空気
ばねとにより構成される音響的な振動系を通過する音と
の相互作用により、遮音効果を発揮すると共に、通気性
も確保している。
【0020】そして、遮音壁基材を構成するチャンネル
形材の断面形状、高さ、幅、太さ等寸法を種々選択した
り、遮音壁基材或いはこれを構成する一対のチャンネル
形材の離間距離を選択することにより、広範囲の周波数
領域の音波に対処でき、設計自由度が増し、チャンネル
形材は、押し出し成形等により成形できることから、成
形しやすく、遮音性能を維持しながら製作コストを低減
することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて、図面を用いて説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態による遮音壁基材の一単位を示す斜視図であり、こ
の遮音壁基材1は、一対のチャンネル形材2,3から構
成されている。このチャンネル形材2,3は、共に、断
面略長方形の長尺な角形パイプを基本形としており、そ
の一側壁部には、長手方向に延在する帯状溝部4がそれ
ぞれ形成されている。
【0023】そして、この両チャンネル形材2,3は、
帯状溝部4同士を互いに対向させた形で、離間配置され
て、1単位の遮音壁基材1を構成している。
【0024】また、両チャンネル形材2,3は、同一形
状を呈して、帯状溝部4同士を互いに向かい合わせる形
で構成しており、鉄、アルミニウム或いは樹脂材料等を
用いて、押し出し成形やロール成形することにより形成
されている。
【0025】図2は、図1に示す遮音壁基材1を用いて
構成された遮音壁構造を示す斜視図である。
【0026】図2に示す遮音壁構造は、4単位の遮音壁
基材1を用いて構成している。そして、遮音壁基材1a
における帯状溝部4に対向する一方のチャンネル形材2
aの側壁と遮音壁基材1bにおける帯状溝部4に対向す
る他方のチャンネル3bの側壁とが、離間して対向し、
遮音壁基材1bにおける帯状溝部4に対向する一方のチ
ャンネル形材2bの側壁と遮音壁基材1cにおける帯状
溝部4に対向する他方のチャンネル3cの側壁とが、離
間して対向し、且つ、遮音壁基材1cにおける帯状溝部
4に対向する一方のチャンネル形材2cの側壁と遮音壁
基材1cにおける帯状溝部4に対向する他方のチャンネ
ル3dの側壁とが、離間して対向配置されている。
【0027】このように配置されている4単位の遮音壁
基材1は、チャンネル形材2a,3a,2b,3b,2
c,3c,2d,3dの両端開口部5にそれぞれ閉塞部
材としての板材6をスポット溶接等により装着して、こ
れら両端開口部5を閉塞し、遮音壁基材1a,1b,1
cおよび1d同士を連結している。
【0028】この結果、各遮音壁基材1a,1b,1c
および1dを構成するチャンネル形材2aと3a、2b
と3b、2cと3cおよび2dと3dとが、帯状溝部4
を有する短管部7,7…を形成しており、また、遮音壁
基材1aと1b、1bと1cおよび1cと1dとが、そ
れぞれ長管部8を形成することとなる。
【0029】そして、長管部8によって形成される空気
質量を通過する音と短管部7の空気質量と帯状溝部5が
形成する空気ばねとにより構成される音響的な振動系を
通過する音との相互作用により、遮音効果を発揮すると
共に、通気性も確保している。
【0030】そして、遮音壁基材1a,1b,1cおよ
び1dを構成するチャンネル形材の2a,3a,2b,
3b,2c,3c,2d,3dの断面形状、太さ等寸法
を種々選択したり、遮音壁基材1a,1b,1cおよび
1d或いはこれを構成する一対のチャンネル形材2aと
3a、2bと3b、2cと3cおよび2dと3dの離間
距離を選択することにより、広範囲の周波数領域の音波
に対処でき、設計自由度が増し、チャンネル形材2a,
3a,2b,3b,2c,3c,2d,3dは、押し出
し成形等により成形できることから、成形しやすく、遮
音性能を維持しながら製作コストを低減することが可能
となる。
【0031】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2を示す斜視図であり、実施の形態1における閉塞
部材が平板状の板材6で構成しているのに対し、断面コ
字状に折曲して形成した板材61 で構成し、その折曲部
1 aが遮音壁基材1a,1b,1cおよび1dの上下
壁側を連結している点、異なっている。
【0032】ただ、チャンネル形材2a,3a,2b,
3b,2c,3c,2d,3dの形状は、実施の形態1
と同一形状のものを使用して、異種形状の遮音壁構造に
構成している。
【0033】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3を示す斜視図であり、実施の形態1とは、遮音壁
基材1a,1b,1cおよび1dが略矩形を呈する閉塞
部材としての枠体9内に配置されており、この枠体9の
互いに対向する一方の側壁10,10によって、チャン
ネル形材2a,3a,2b,3b,2c,3c,2d,
3dの両端開口部5を閉塞して遮音壁基材1a,1b,
1cおよび1d同士を連結しており、また、枠体9の他
方の側壁11,11とチャンネル形材3a,2dとをそ
れぞれ離間させて配置して、長管部8を形成している
点、異なっている。
【0034】ただ、チャンネル形材2a,3a,2b,
3b,2c,3c,2d,3dの形状は、実施の形態1
と同一形状のものを使用して、異種形状の遮音壁構造に
構成したものである。
【0035】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4を示す斜視図であり、実施の形態3の一方の側壁
101 ,101 が、断面コ字状に折曲101 aされて、
この折曲部101 aが遮音壁基材1a,1b,1cおよ
び1dの上下壁側を連結している点、異なっている。
【0036】ただ、チャンネル形材2a,3a,2b,
3b,2c,3c,2d,3dの形状は、実施の形態3
と同一形状のものを使用して、異種形状の遮音壁構造に
構成している。
【0037】これにより、遮音壁構造を取付ける場所の
形状に適合させている。
【0038】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の
形態5を示す斜視図であり、実施の形態1の各遮音壁基
材1a,1b,1cおよび1dの一側壁121 側の長手
方向を凹状に形成し、他側壁122 側を凸状に形成した
点が異なっているも、その他の構成は、実施の形態1と
略同一である。
【0039】これにより、遮音壁構造を取付ける場所の
形状に適合させている。
【0040】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態6を示す斜視図であり、実施の形態1の各遮音壁基
材1a,1b,1cおよび1dの下壁131 側から上壁
132 側に凸湾曲状に形成した点が異なるも、その他の
構成は、実施の形態1と略同一である。
【0041】これにより、遮音壁構造を取付ける場所の
形状に適合させている。
【0042】(実施の形態7)図8は、本発明の実施の
形態7を示す斜視図であり、実施の形態6の変形例とし
て、遮音壁基材1aに対して1b,1cおよび1dの一
端部を徐々に傾斜するように、一点鎖線示の部分を切欠
いて構成するもので、これにより遮音壁構造を取付ける
場所の形状に適合させている。
【0043】(実施の形態8)図9は、本発明の実施の
形態8を示す斜視図であり、主構成は図2に示す実施の
形態1と主要構成を略同一としているが、チャンネル形
材2aおよび3aが構成する遮音壁基材1aとチャンネ
ル形材2bおよび3bが構成する遮音壁基材1bとによ
る2対の遮音壁基材で構成しており、各チャンネル形材
2a,3a,2bおよび3bが互いに長手方向に湾曲さ
せて、遮音壁構造を取付ける場所の形状に適合し、効率
よく、遮音効果をあげるように意図している。
【0044】(実施の形態9)図10は、本発明の実施
の形態9を示す斜視図であり、主構成は図4に示す実施
の形態3と主要構成を略同一としているが、チャンネル
形材2aと3a、2bと3b、2cと3cおよび2dと
3dとを互いに上下方向にずらした形で、遮音壁基材1
a,1b,1cおよび1dがそれぞれ構成されており、
更に、これら遮音壁基材1a,1b,1cおよび1d
は、その両端部の一方が長手方向中央部が凹形状とな
り、他方が凸形状となる連続した湾曲形状に形成される
ように配置している点特徴であり、遮音壁構造を取付け
る場所の形状に適合し、効率よく、遮音効果をあげるよ
うに意図している。
【0045】(実施の形態10)図11は、本発明の実
施の形態10を示す一部破断した正面図であり、遮音壁
基材1a,1b,1cおよび1dを、枠体9内に配置し
た点は、実施の形態2と同様であるが、遮音壁基材1
a,1b,1cおよび1dは、それぞれチャンネル形材
2aと3a、2bと3b、2cと3cおよび2dと3d
が形成するチャンネル形状が順次小さく形成されてお
り、チャンネル形材2aおよび3aが形成する遮音壁基
材1aの寸法に、枠体9の形状を合わせている。
【0046】このことは、遮音壁基材1a,1b,1c
および1dの上端面を合わせて、枠体9内に配置した場
合、遮音壁基材1b,1cおよび1dの下端面と枠体9
の下端部との間に隙間が空くこととなるが、これは、遮
音対策上各周波数特性に合わせて、チャンネル形状を組
み合わせて選択した為である。
【0047】このように構成した結果、各遮音壁基材1
a,1b,1cおよび1dは、それぞれ異なる周波数領
域の音波に対処でき、広範囲な周波数特性を有すること
となる。
【0048】(実施の形態11)図12は、本発明の実
施の形態11を示す一部破断した斜視図であり、チャン
ネル形材2a,3a,2b,3b,3c,3c,2dお
よび3dをそれぞれ楕円形のパイプにより形成した点が
特徴であり、この結果、短管部7,7…および各遮音壁
基材1aと1b、1bと1cおよび1cと1dが形成す
る長管部8,8…の両開口端が、スロート形状になっ
て、空気整流部を形成することとなる。
【0049】即ち、例えば長管部8に直接向かった空気
流Aは、当然短管部7を直接通過して、下方に排出され
ることとなる。これに対して、チャンネル形材2b或い
は3bの上壁面に衝突した空気流Bは、空気整流部によ
って、壁面に沿って滑流して短管部7を通過し、下方に
排出されることとなる。
【0050】この結果、短管部7を通過する空気流B
は、短管部7の壁面を滑流するために、短管部7の中心
に収束して、壁面を滑流しない所謂剥離現象を抑制する
ことができ、これにより、通気の抵抗を抑制すると共
に、短管部7の帯状溝部4,4における笛吹き音の発生
を抑えることができる。
【0051】なお、チャンネル形材2および3は、円形
のパイプを使用しても良く、又、図13(a)に示すよ
うに、角部を丸形状とした角形のパイプを使用したり、
又、図13(b)に示すように図13(a)に示すチャ
ンネル形材2および3の帯状溝部4,4の先端がそれぞ
れ内側に折曲されるような形状とすることも考えられ
る。
【0052】(実施の形態12)図14は、本発明の実
施の形態12を示す斜視図であり、実施の形態1の各遮
音壁基材1a,1b,1cおよび1dがそれぞれ長手方
向軸を中心に同一角度分傾斜して配置された点を特徴と
するもので、これにより、当該傾斜角度に平行な方向か
らは、遮音壁外側からの視界が確保され、それ以外から
の視界は遮蔽されることとなって、道路の路肩に設置す
る遮蔽壁等に好適に使用できる。
【0053】(実施の形態13)図15は、本発明の実
施の形態13を示す斜視図であり、実施の形態2におい
て、遮音壁基材1b,1cおよび1dが形成する短管部
7および長管部8の一部、即ち音源に近い部分を遮蔽板
15により遮蔽して構成しており、これにより一層の遮
音効果を向上させるべく意図している。
【0054】以上の実施の形態においては、自動車用エ
ンジンアンダーカバーを例として説明したが、これに限
定されるものでなく、例えば、より面積の広い建築物或
いは道路等の遮音壁等、通気と遮音とを必要とする対象
であれば、全てのものへ活用可能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、各遮音壁基材を
角形或いは楕円形又は丸形のパイプにより一対のチャン
ネル形材で構成し、このチャンネル形材同士で短管部を
形成すると共に、相隣り合う遮音壁基材同士或いは枠体
の側壁の他の部位とこれに対向する遮音壁基材同士で長
管部を形成して、短管部には、帯状溝部が存在している
ことから、空気ばねが形成され、この結果、長管部によ
って形成される空気質量を通過する音と短管部の空気質
量と空気ばねとにより構成される音響的な振動系を通過
する音との相互作用により、遮音効果を発揮すると共
に、通気性も確保している。
【0056】そして、遮音壁基材を構成するチャンネル
形材の断面形状、高さ、幅、太さ等寸法を種々選択した
り、遮音壁基材或いはこれを構成する一対のチャンネル
形材の離間距離を選択することにより、広範囲の周波数
領域の音波に対処でき、又、大きな遮音壁から小さな遮
音壁に至るまで騒音源の大きさに最適な遮音壁を得るこ
とができ、設計自由度が増し、チャンネル形材は、押し
出し成形等により成形できることから、成形しやすく、
遮音性能を維持しながら製作コストを低減することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による遮音壁基材の一単位
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す遮音壁基材1を用いて構成された遮
音壁構造の実施の形態1を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態2を示す一部破断斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態3を示す一部破断斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態4を示す一部破断斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態5を示す一部破断斜視図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態6を示す一部破断斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態7を示す一部破断斜視図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態8を示す一部破断斜視図で
ある。
【図10】本発明の実施の形態9を示す一部破断斜視図
である。
【図11】本発明の実施の形態10を示す一部破断した
正面図である。
【図12】(a) 本発明の実施の形態11を示す一部
破断斜視図である。 (b) 同要部を拡大して示す正面図である。
【図13】(a)および(b)はいずれも図12に示す
実施の形態11の変形例を示す遮音壁基材の正面図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態12を示す一部破断斜視
図である。
【図15】本発明の実施の形態13を示す一部破断斜視
図である。
【図16】(a)従来のエンジン騒音低減装置を示す説
明図である。 (b)同騒音低減装置の斜視図である。
【図17】(a)従来の通気型遮音構造の斜視図であ
る。 (b)同通気型遮音構造のメカニズムを示す説明図であ
る。
【図18】同通気型遮音構造の遮音効果の低下した例を
示す線図である。
【図19】同通気型遮音壁構造の長管部の溶着構造の断
面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 単一の遮音壁基材 2,2a,2b,2c,2d チャンネル形材 3,3a,3b,3c,3d チャンネル形材 4 帯状溝部 5 両端開口部 6,61 板材(閉塞部材) 7 短管部 8 長管部 9 枠体(閉塞部材) 10 一方の側壁 11 他方の側壁 15 遮蔽板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薩川 勲 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株式 会社内 (72)発明者 厳 桂二郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 浅原 康之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 新保 雄二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの側壁に長手方向に延在する帯状
    溝部を形成した一対のチャンネル形材を一単位とした遮
    音壁基材を複数個有し、各遮音壁基材における前記両チ
    ャンネル形材の帯状溝部同士を対向させた形で両チャン
    ネル形材を離間配置すると共に、互いに異なる単位の遮
    音壁基材における前記帯状溝部に対向する各チャンネル
    形材の側壁同士を離間して対向させると共に、互いに異
    なる単位の遮音壁基材における前記帯状溝部に対向する
    各チャンネル形材の側壁同士を離間して対向させ、これ
    ら遮音壁基材の両チャンネル形材の両端開口部を閉塞部
    材にて閉塞して全遮音壁基材を連結し、前記各遮音壁基
    材を構成する両チャンネル形材同士で短管部を形成する
    と共に、遮音壁基材同士で長管部を形成するようにした
    ことを特徴とする通気型遮音壁構造。
  2. 【請求項2】 前記遮音壁基材の両端部全体が連続した
    湾曲形状を描くように配置して、この湾曲形状に合うよ
    うに前記閉塞部材を長手方向に湾曲させて、前記全遮音
    壁基材の両チャンネル形材の両端開口部を閉塞したこと
    を特徴とする請求項1記載の通気型遮音壁構造。
  3. 【請求項3】 パイプの側壁に長手方向に延在する帯状
    溝部を形成した一対のチャンネル形材を一単位とした遮
    音壁基材を複数個有し、各遮音壁基材における前記両チ
    ャンネル形材の帯状溝部同士を対向させた形で両チャン
    ネル形材を離間配置すると共に、互いに異なる単位の遮
    音壁基材における前記帯状溝部に対向する各チャンネル
    形材の側壁同士を離間して対向させて、1つの枠体内に
    配置し、該枠体の側壁の一部により前記遮音壁基材の両
    チャンネル形材の両端開口部を閉塞して全遮音壁基材を
    連結すると共に、前記枠体の側壁の他の部位とこれに対
    向する遮音壁基材の側壁との間を離間させて、前記各遮
    音壁基材を構成する両チャンネル形材同士で短管部を形
    成すると共に、相隣り合う遮音壁基材同士および前記枠
    体の側壁の他の部位とこれに対向する遮音壁基材同士で
    長管部を形成するようにしたことを特徴とする通気型遮
    音壁構造。
  4. 【請求項4】 パイプの側壁に長手方向に延在する帯状
    溝部を形成した一対のチャンネル形材を一単位とした遮
    音壁基材を複数個有し、各遮音壁基材における前記両チ
    ャンネル形材の帯状溝部同士を対向させた形で両チャン
    ネル形材を離間配置すると共に、互いに異なる単位の遮
    音壁基材における前記帯状溝部に対向する各チャンネル
    形材の側壁同士を離間して対向させて、1つの枠体内に
    配置し、該枠体の側壁の一部により前記遮音壁基材の両
    チャンネル形材の両端開口部を閉塞して全遮音壁基材を
    連結すると共に、前記枠体の側壁の他の部位とこれに対
    向する遮音壁基材の側壁とを接合して、前記各遮音壁基
    材を構成する両チャンネル形材同士で短管部を形成する
    と共に、相隣り合う遮音壁基材同士で長管部を形成する
    ようにしたことを特徴とする通気型遮音壁構造。
  5. 【請求項5】 前記遮音壁基材の両端部全体が連続した
    湾曲形状を形成するように配置したことを特徴とする請
    求項3又は4記載の通気型遮音壁構造。
  6. 【請求項6】 前記遮音壁基材を構成する前記複数のチ
    ャンネル形材全体を長手方向に湾曲させたことを特徴と
    する請求項1乃至5記載の通気型遮音壁構造。
  7. 【請求項7】 前記短管部および長管部の一部端部を閉
    塞したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    通気型遮音壁構造。
  8. 【請求項8】 前記遮音壁基材をその長手方向軸を中心
    に所定角度傾斜させて配置したことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の通気型遮音壁構造。
  9. 【請求項9】 前記短管部および長管部のうち、一部短
    管部および長管部の一方端部を閉塞したことを特徴とす
    る請求項5記載の通気型遮音壁構造。
  10. 【請求項10】 前記短管部および長管部のうち、一部
    短管部および長管部の一方端部を閉塞したことを特徴と
    する請求項6記載の通気型遮音壁構造。
  11. 【請求項11】 前記遮音壁基材を、その長手方向軸を
    中心に所定角度傾斜させて配置したことを特徴とする請
    求項5記載の通気型遮音壁構造。
  12. 【請求項12】 前記遮音壁基材を、その長手方向軸を
    中心に所定角度傾斜させて配置したことを特徴とする請
    求項6記載の通気型遮音壁構造。
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